JPH028657B2 - - Google Patents

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JPH028657B2
JPH028657B2 JP56070802A JP7080281A JPH028657B2 JP H028657 B2 JPH028657 B2 JP H028657B2 JP 56070802 A JP56070802 A JP 56070802A JP 7080281 A JP7080281 A JP 7080281A JP H028657 B2 JPH028657 B2 JP H028657B2
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guide rail
holder
pipe
handle
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Shigeru Kajama
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Hitachi Ltd
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Priority to DE8282104078T priority patent/DE3276967D1/de
Priority to US06/377,159 priority patent/US4515018A/en
Publication of JPS57186165A publication Critical patent/JPS57186165A/ja
Publication of JPH028657B2 publication Critical patent/JPH028657B2/ja
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/22Details, e.g. general constructional or apparatus details
    • G01N29/26Arrangements for orientation or scanning by relative movement of the head and the sensor
    • G01N29/265Arrangements for orientation or scanning by relative movement of the head and the sensor by moving the sensor relative to a stationary material

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  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば原子力発電所配管中の管溶接
部検査用の走行式超音波深傷装置等の案内用とし
て適用され、エルボ等の複雑な形状を有する配管
部でのガイドレールに特に好適する配管周囲走行
案内用ガイドレール装置に関する。
〔従来の技術〕 例えば原子力発電所では、定期的に圧力容器、
配管等の溶接部の漏洩検査が実施される。この検
査方法として非破壊検査方法、特に超音波検査方
法が最も多く利用されている。この場合、従来手
作業を主体に検査が実施されてきたが、最近検査
の効率化等のために探触子を遠隔から走査するこ
とによる自動化を図ることが考えられている。即
ち、探触子を走査する駆動装置を、位置情報を正
確に得るために予め配管の外周に取付けたリング
状のガイドレール装置に沿つて案内するようにし
ている。ところが、これまでのガイドレール装置
は、配管の直管部に取付けるようにしたものが主
であり、このため全配管の数割の個所にしか適用
できない場合が多かつた。つまり原子力発電所の
配管中の溶接部は通常、(1)軸心が屈曲する個所、
(2)配管径が異なる個所、(3)機器が接続される個
所、(4)分岐、分散する個所、等に多い。一般の原
子力発電所の配管では特に(1)の場合が多く、従つ
てエルボ配管等の複雑な形状部分にガイドレール
装置を取付けるようにすればかなりの割合で適用
率を向上できることが考えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ここで第1図によつて従来の直管部に取付ける
タイプの探触子の駆動装置を説明する。割リング
状のガイドレール1を直管2の個所の溶接線3に
平行して閉着し、このガイドレール1に駆動装置
4を抱き込みローラ5によつて装着し、軌道に沿
つて円周方向に駆動するようにしている。そし
て、探触子6を溶接線3近傍で周方向、軸方向に
沿つて走査するようにしている。なお、探触子6
はホルダー7によつてスプリング8を介して被検
面に押付けるとともに、アーム9の他端のホルダ
ー7、スプリング8、ボール10との反力によつ
ても押付けるようにしている。しかるに、このも
のでは一定の長さを有する直管がエルボ11の近
接に必要であるため、直管部のない個所には適用
できない欠点がある。
また第2図によつて異なる装置を説明する。こ
のものではエルボ11の外面にガイドレール1を
取付けるようにして、溶接線3の近傍で探触子6
を走査する場合、ガイドレール1の動きに伴つて
軸方向の長さを変化させるようにしている。この
ものでは、ガイドレール1とアーム9の角度を回
転軸14を中心に変化させる必要があること、及
び被検面とアーム9の角度を変化させる必要があ
ること等の理由から、操作が複雑になり、取扱い
にくいこと、及び探触子6の位置に検出するため
の信号処理が複雑になる欠点がある。
また、回動アームで連結された2個のリング状
の移動部材を用いるものとして特開昭57−73671
号公報に示される配管の超音波探傷装置が知られ
ているが、この装置は超音波探触子が取付けられ
た従動側移動部材と、直線移動機構によつて配管
の直線部分に沿つて移動される駆動側移動部材と
を回動アームで連結したもので、一定の直管部が
ないと適用できないこと、また移動部分や駆動機
構が多いため構造上大型になることなどの欠点が
ある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、直管部のない配管にも探触子駆
動装置等の走行体を取付けることができ、走行体
の適用範囲の拡大が図れると共に走行安定性、信
号処理、操作性等の簡単化、及び小型、軽量化が
図れかつ探触子の位置決め精度の高い配管周囲走
行体案内用ガイドレール装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、走行体
を配管の外周面の周方向に沿わせて案内するガイ
ドレール装置であつて、前記配管の曲面に沿つて
着脱可能に被着される割リング状のガイドレール
と、該ガイドレールと割方向を一致させて支持す
る割リング状のホルダと、該ガイドレールを一体
的に連結する複数の連結体と、該ガイドレール又
は該ホルダの少なくともいずれか一方に具備させ
た管体締付具とからなることを特徴とするもので
ある。
また、本発明は、ガイドレール及びホルダが
夫々管体締付具を有し、この各締付具を互いに可
撓性のフレキシブルシヤフトによつて連結し、か
つ前記ガイドレール又はホルダのいずれか一方に
そのフレキシブルシヤフトを介して前記締付操作
するハンドルを取付けていることを望ましい構成
とするものである。
〔作用〕
このような構成とすれば、ガイドレールとホル
ダとの組合せによりエルボ等の曲管部に取付ける
ことが可能となる。したがつて、直管部のない配
管にも取付けることができ走行体の適用範囲が拡
大されると共にエルボ等の曲管部だけでも取付け
可能なため小型、軽量化が図られる。また、連結
体により連結されたこれらガイドレール及びホル
ダの少くとも一方に管体締付具を設け、ガイドレ
ールを固定して使用するので、探触子の位置決め
精度が高められる。
また、ガイドレール及びホルダに夫々管体締付
具を設け、各締付具をフレキシブルシヤフトで連
結すると共にそのフレキシブルシヤフトを介して
クランプ操作するハンドルを取付けることによ
り、一本のハンドル操作でガイドレール及びホル
ダの両方を同時にクランプすることが可能とな
る。したがつて、後述する実施例に示すように、
そのハンドルの往復操作と切換ハンドルによる切
換操作とによりクランプとその解除がガイドレー
ル及びホルダについて同時に行われ、短時間の着
脱が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第3図〜第14図を
参照して説明する。まず第3図によつて装置全体
を概略的に説明する。即ち、第3図は超音波探触
子駆動装置並びにガイドレールを軸心が互いに逆
方向に屈曲する一対の連続したエルボの配管に取
付けた例を示している。ここでガイドレール34
は溶接線31に沿つて取付けるものとし、このガ
イドレール34をホルダ35によつてリブ36を
介してエルボ部分に固定するようにしている。こ
のホルダ35は、後述する可動爪によつてエルボ
上にクランプすると共に、その可動爪をフレキシ
ブルシヤフト43を介してガイドレール34の可
動爪に連動し、同一ハンドル44によつてエルボ
面へ爪を押し付け、固定操作できるようにしてい
る。これによつてガイドレール34をホルダ35
による保持力を補い、またホルダ35及びガイド
レール34を含む全保持力を高めるようにしてい
る。また、リブ36は左右ネジ38とナツトとに
よつて長さ調整可能とし、溶接線31とガイドレ
ール34との距離を予め目的に応じて調整し得る
ようにしている。ホルダ35及びガイドレール3
4は互いに同一側を開閉する割リング状で、各々
ヒンジ39,52を介して接合され、また割端部
を開閉するためのハンドル40,41を有してい
る。そしてガイドレール34に駆動装置32を装
着し、この駆動装置32をガイドレールに沿つて
動作させ、この駆動装置32の探触子33をエル
ボ部分の周方向に走査させると共に、アーム51
に沿つて探触子33を軸方向に走査することがで
きるようにしている。
第4図は、第3図の裏面側の状態を図示してい
る。ホルダ35とガイドレール34との開口軸心
がエルボ軸心に沿つて互いに異なるため、裏面側
リブ49をガイドレール34のホルダ48とフツ
ク47で着脱自在に接続するものにしている。
次に第5図及び第6図によつてホルダ35を詳
細に説明する。第5図に示すように、ホルダ35
はヒンジ39を中心に開口するようにし、エルボ
部分への着脱用の保持あるいは開口操作をハンド
ル40の操作によつて行うようにしている。そし
て第6図に示すように、ハンドル40を回転軸6
2を中心に回動可能とし、このハンドル40を実
線に示す如く一方の位置に回転すれば、回転軸6
2と一体になつた変形ピン66がピン66の開口
部に入り、ホルダ35a,35bの両端をロツク
することができるようにしている。逆に開口させ
る場合は、ハンドル40を2点鎖線の位置にする
ことにより、変形ピン66が180度回転し、ピン
65と干渉しなくなるようにして穴から抜き出す
ことができるようにしている。これによつてホル
ダ35a,35bを開口させることができる。
次に、第7図によつてヒンジ部分を説明する
と、ヒンジ39はピン73を中心に開口し、固定
軸71に固定されたワイヤ72によつてその開口
する角度を規制するようしている。一方、クラン
プ機構は、ラチエツト方式のハンドル44を回転
軸63を中心に回転を与えることによつてフレキ
シブルシヤフト61a,61b,61cを回転さ
せ、可動爪60a,60b,60cを出入させて
被検面にクランプするものにしている。
第8図は、ハンドル44及び回転伝達機構を示
している。即ち、ハンドル44を往復操作するこ
とによりラチエツト80によつてギヤ81を一定
方向だけに回転するようにし、これによつて、シ
ヤフト85を回転させ、ホルダ35内のフレキシ
ブルシヤフトを回転させ、可動爪を出入させるよ
うにしている。つまりシヤフト85からガイドレ
ール34に連結したフレキシブルシヤフト43に
回転を与え、ガイドレール34側の可動爪を同時
に出入させるようにしている。また、逆回転させ
る場合は、ハンドル82を逆に操作し、ラチエツ
ト80を押している押しピン83の押す位置を変
えることによつてラチエツト80の別なラチエツ
ト80bをギヤ81に押付け、シヤフト85に逆
回転を与えるようにしている。
第9図はホルダ35内の伝達機構を示してい
る。ラチエツトによつて回転を与えられたシヤフ
ト85は、ベベルギヤ88を介して、これと噛合
うベベルギヤ87a,87b、シヤフト86a,
86bに回転を伝え、さらにカツプリング90
a,90bの各々に接続したフレキシブルシヤフ
ト61a,61bに回転を与える。これによつ
て、第5図に示す可動爪60a,60b,60c
を出入させる機構に回転が与えられるようにして
いる。
第10図は可動爪を動かす機構を示している。
フレキシブルシヤフト61cはカツプリング90
cを介して左右ネジ91を回転させるようにして
いる。これによつて、ナツト92を移動させ、こ
のナツト92に連結したアーム93の角度を変え
ることによつて、このアーム93に接続した可動
爪60cを出入させることができる。この可動爪
60cには被検面の形状に合せて変形するフレキ
シブルジヨイント94を設け、これによつてこの
爪95の向きを変えることができるようにしてい
る。また、この爪95には滑り止めのためのゴム
96が設けてある。なお、他の可動爪60a,6
0bを出入させる機構は前記と同様である。
次に第11図〜第13図によつてガイドレール
の構成を説明する。第11図はガイドレール34
の全体構成を示している。このガイドレール34
はホルダ35と同じくヒンジ52を中心に開口可
能としている。そして、ハンドル41を操作する
ことによつて第6図に示すものと全く同様の機構
によつて固定及び開口することができるようにし
ている。ここに設けたヒンジ52は、ホルダ35
のヒンジ39と方式が異なつている。即ち、第1
2図に示すように半円部分のガイドレール35
a,35bはヒンジ52によつて連結されて円形
を形作つている。このため、ガイドレール35
a,35bの角度を変える場合は、ヒンジ52を
中心にスライド面107,108に沿つて開閉動
させ、ガイドレールを開口あるいはリング状に固
定することができる。この場合、ガイドレール3
5bに固定されたピン105もホール106に沿
つて摺動するが、ホール106によつて摺動する
角度が規制される。すなわち、ガイドレールの開
口する角度が規制される。しかして、エルボ配管
30からガイドレール34及びホルダ35を取外
す場合は、駆動装置32をガイドレール34から
外した後、ホルダ48からリブ49を取外し、ユ
ニバーサルジヨイント46を基点に回転させ、板
バネ50の間に固定させる。次にハンドル40,
41を操作して、ホルダ35、ガイドレール34
をヒンジ39,52を中心に開口させる。逆にエ
ルボ配管30にホルダ35、ガイドレール34を
取付ける場合は、ヒンジ39,52を中心に開口
させた状態でエルボ配管30の外面に沿つて取付
けた後、ハンドル40,41で各々リング状にす
る。この後、リブ49先端のフツク47をホルダ
48に引掛ける。なお、リブの長さは予めナツト
45、左右ネジ53によつて調整する。この状態
から第3図のハンドル44を操作してホルダ3
5、ガイドレール34の可動爪によつてエルボ配
管30上にクランプする。この後、駆動装置32
をガイドレールに取付ける。
第13図は回転軸101を詳細に示している。
ホルダからフレキシブルシヤフト43によつて伝
えられた回転力が、シヤフト110、ネジギヤ1
11からネジギヤ112に伝わり、可動爪に連ら
なるフレキシブルシヤフトを回転させる。なお、
駆動装置32はガイドレール34にアーム114
先端のローラ113によつて取付けられると共に
ローラ115,118及びモータ(図示せず)か
らの駆動力がピニオン116に伝えられ、ガイド
レール34のラツク117と噛合つて走行する。
駆動装置32は、ローラ113,115,118
によつて保持されると共にローラ118によつて
横ずれが防止される。
ホルダからの回転力は、フレキシブルシヤフト
43を介してシヤフト110、ネジギヤ111,
112に伝えられる。これを側面からみた状態を
第14図に示している。ネジギヤ111,112
の回転力は、カツプリング120a,120bと
フレキシブルシヤフト102a,102bに伝え
られ、これに連なる第10図と全く同じ左右ネジ
を動かし、可動爪を出入させ、クランプ及び解除
を行うことができる。
第11図の可動爪100bは、他の可動爪10
0a,100cと異なり、エルボ外表面の曲率部
のため、一定の傾斜をもたせて取付けている。そ
して、ガイドレール34の外周にて取付けられる
駆動装置32は、アーム114に連なるローラ1
13と外表面に接するローラ115,118及び
ラツク117と噛合うピニオンによつて走行する
ようにしている。この場合、ローラ118はガイ
ドレール34の外表面に設けられたV字状溝に入
つて走行するためガイドレール34の円周方向と
直角の方向の位置決めがなされる。
以上で詳述したように、本実施例によれば、直
管部のないエルボ等の複雑形状の配管にも通用で
きるため、従来のものに比べて適用率を大幅に向
上させることができ、自動化率を向上できる。ま
た、溶接線に平行な状態でガイドレールを取付け
るようにしたことから、駆動装置による探触子の
動きを単純化できる。この結果、駆動装置の駆動
軸数の低減、機構の単純化及び各種センサの低減
ができる。そしてまた、位置信号及び角度信号も
数の減少に伴い信号処理を容易なものにすること
ができる。しかも、着脱及びクランプの操作をそ
れぞれワンタツチ化できるので、操作時間を短縮
化でき、放射線の被膜を低減できる。よつて、従
来に比して配管への適用率、操作性、及び検査精
度等の点が大幅に向上できるものである。
なお、前記実施例ではエルボ配管に適用した場
合について説明したが、他の複雑な形状を有する
配管にも適用することができる。例えば、第15
図に示す如く曲り配管についても前記実施例と同
様に適用することができる。
また、前記実施例ではガイドレール34とホル
ダ35とと伸縮可能なリブ36によつて接続した
機構について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものでなく、例えば、第15図に示すリブ1
37のように、剛体とすることも可能である。
さらに、前記実施例ではハンドル44を操作す
ることによつてホルダ35とガイドレール34の
両方の可動爪を連動させるようにし、これらを同
時にプランプ及び解除できるものにしたが、本発
明はそのようなものに限らず、各々ハンドルを設
けて、別々にクランプ及びその解除をしてもよい
し、一方をゴム等の弾性体を配管表面との間に入
れてもよい。
さらにまた、ガイドレールの構造についても前
記実施例に限定されるものでなく、他の方式のガ
イドレールを応用することもできる。
なお、前記実施例ではリブ36の数を片側2本
としたが、この数に限定されるものではないこと
は勿論であり、また、ホルダはリング状に限定さ
れず目的に応じて形を変えることができることも
勿論である。そしてまた、前記実施例ではホルダ
35及びガイドレール34のヒンジ及び開口部を
リング中心に対向して取付ける方式について説明
したが、これに限定されることなく、配管に着脱
できる範囲だけを開口するようにしてもよい。す
なわち、ヒンジと開口部が180度以上の角度を有
してもよく、180度以内の角度であつてもよい、
例えば第16図に示すように、バルブ142とポ
ンプ141の間に設けられたレジユーサ配管14
0の溶接線149を検査をする場合等において
は、レジユーサ配管140とバルブ142の接続
部付近にホルダ143を取付け、ガイドレール1
44が傾斜部に配置されたものに対し、ガイドレ
ール144を確実に固定することができる。かく
して、このような個所にも駆動装置147を取付
けることができる。
その他、本発明は、自動溶接機や作業ロボツト
等のガイドレール装置として広く応用することが
できる。
ここで本実施例を配管検査に適用した場合につ
いて、図面を用いて詳細に説明する。
原子力発電所では定期的に供用期間中検査
(ISI、Inservice Inspection)を実施しているが、
この検査は日本電気協会の電気技術規定「軽水型
原子力発電所機器の供用期間中検査」に基づいて
いる。この検査規定の一部に検査方法が規定され
ている。これによれば、探触子を走査して第17
図の斜線で示す検査範囲Z(熱影響部)に超音波
ビーム201を入射させ検査する必要がある。こ
の場合の超音波ビーム201の入射方向は、第1
8図に示すa〜dの4方向である。配管2の周溶
接部3の探傷では、a,bが軸方向、c,dが周
方向になる。
このような場合、本実施例によれば、第18図
に示す超音波ビームの方向a〜dと同じ方向に超
音波ビーム201を入射させて検査することがで
きる。
即ち、第19図に示すように、溶接部3に平行
してガイドレール34を取付け、これに従つて走
行体を走行させ、かつこれと直交した方向の長さ
のアーム51に沿つて探触子33をG〜H間を往
復走査する。すなわち、探触子33を走査軌跡2
02は、配管30の軸方向と周方向に交互に移動
させるので矩形波状で示すようになる。このよう
に矢印で示す方向に超音波ビーム201を入射
(第18図のaに相当)させながら全周を検査す
る。また、第18図のbに相当する場合は、手動
又は自動で探触子33の方向を矢印の方向から
180度施回させた後、同様に第19図の走査軌跡
202に従つて全周を走査する。この結果、(イ)同
時に2軸以上を駆動する必要がない。(ロ)超音波ビ
ームの平面方向の角度が一定なので制御も容易で
かつ、欠陥同定の信号処理も単純である。(ハ)現
在、実際に適用されている直管用検査装置と全く
同じ走査方法なので、現在の信号処理装置にその
まま連結できる。などの効果が得られる。
次に周方向の検査方法(第18図のc,d方
向)について説明する。本実施例を用いた周方向
走査の場合は、第19図に示すように、溶接部3
に平行したガイドレール34が設置されているの
で、探触子33の走査も第20図に示すように、
溶接線3に平行した走査軌跡202になる。この
ため検査範囲Z内だけの探触子33の走査でよ
い。また、送りピツチPも配管形状に関係なく一
定にできるので、この点も走査効率がよい。ま
た、第18図のc,dの走査の場合も軸方向の走
査と同様であり、探触子33だけを予めそれぞれ
の方向に施回させておけば、同じ走査軌跡で検査
ができる。
また本実施例によれば、第15図、第16図に
示す如く、直管部がなくとも何ら問題なく適用で
きるばかりか、更に別の例を第21図に示す。通
常の配管は数個所の支持サポート203によつて
支持される構造になつている。したがつて第21
図のような場所もあり、このような個所にも何ん
ら問題なく適用することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したことから明らかなように、本発明
は以下の効果を奏するものである。
割方向を一致させた夫々割リング状のガイドレ
ールとホルダとを複数の連結体で一体的に連結す
ると共にそれらの少くとも一方に管体締付具を設
けたので、ガイドレールとホルダの組合せにより
エルボ等の曲管部に取付けることができる。した
がつて、直管部のない配管にも取付けることがで
き走行体の適用範囲が拡大されると共に、エルボ
等の曲管部だけでも取付け可能なため小型、軽量
化が図れる。また、連結体により連結されたガイ
ドレール及びホルダの少くとも一方に管体締付具
を設けガイドレールを固定して使用するので、探
触子の位置決め精度を高めることができる。
また、ガイドレール及びホルダに夫々管体締付
具を設け、各締付具をフレキシブルシヤフトで連
結すると共にそのフレキシブルシヤフトを介して
クランプ操作するハンドルを取付けることによ
り、一本のハンドル操作でガイドレール及びホル
ダの両方を同時にクランプすることができる。し
たがつて、このハンドルに付帯して切換ハンドル
を組込めば、クランプとその解除をガイドレール
及びホルダについて同時に行うことができ、短時
間の着脱が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のガイドレール装置を示す概略構
成図、第2図は従来の異なるガイドレール装置を
示す概略構成図、第3図〜第14図は本発明の一
実施例を示すもので、第3図及び第4図は装置概
略を夫々異なる側面から示す側面図、第5図はホ
ルダの構成を示す正面図、第6図Aはホルダのヒ
ンジ部を示す拡大図、第6図Bは第6図Aの中央
部の断面図、同ホルダのヒンジ部分を示す拡大
図、第8図Aはハンドル部を一部断面にして示す
部分拡大図、第8図Bは同側面図、第9図はホル
ダの回転力伝達部分を一部断面にして示す拡大
図、第10図は可動爪部を一部断面にして示す拡
大図、第11図はガイドレールの全体構成を示す
正面図、第12図Aはガイドレールのヒンジ部分
を示す拡大図、第12図Bは第12図Aの中央部
の断面図、第13図は回転力伝達機構部を一部断
面にして示す拡大図、第14図は一部断面にして
示す第13図の側面図、第15図及び第16図は
各々本発明の他の実施例を示す概略的構成図、第
17図及び第18図は溶接部の検査方法説明図、
第19図及び第20図は本実施例を曲管の溶接部
に適用した検査方法の説明図、第21図は支持サ
ポートで支持された曲管に本実施例を適用した例
を示す説明図である。 30……配管(エルボ)、32……走行体(駆
動装置)、34……ガイドレール、35……ホル
ダ、44……ハンドル、43,61,102……
フレキシブルシヤフト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 走行体を配管の外周面の周方向に沿わせて案
    内するガイドレール装置であつて、 前記配管の曲面に沿つて着脱可能に被着される
    割リング状のガイドレールと、該ガイドレールと
    割方向を一致させて支持する割リング状のホルダ
    と、該ガイドレールを一体的に連結する複数の連
    結体と、該ガイドレール又は該ホルダの少なくと
    もいずれか一方に具備させた管体締付具とからな
    ることを特徴とする配管周囲走行体案内用ガイド
    レール装置。 2 ガイドレール及びホルダが夫々管体締付具を
    有し、この各締付具を互いに可撓性のフレキシブ
    ルシヤフトによつて連結し、かつ前記ガイドレー
    ル又はホルダのいずれか一方にそのフレキシブル
    シヤフトを介して前記締付操作するハンドルを取
    付けていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の配管周囲走行体案内用ガイドレール装
    置。
JP56070802A 1981-05-13 1981-05-13 Guide rail device for guiding body running around piping Granted JPS57186165A (en)

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DE8282104078T DE3276967D1 (en) 1981-05-13 1982-05-11 Guide rail apparatus for object running around piping
US06/377,159 US4515018A (en) 1981-05-13 1982-05-11 Guide rail apparatus for an object running around piping

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