JPH08281767A - 自動車用ウェザーストリップの製造方法 - Google Patents

自動車用ウェザーストリップの製造方法

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JPH08281767A
JPH08281767A JP7108153A JP10815395A JPH08281767A JP H08281767 A JPH08281767 A JP H08281767A JP 7108153 A JP7108153 A JP 7108153A JP 10815395 A JP10815395 A JP 10815395A JP H08281767 A JPH08281767 A JP H08281767A
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JP
Japan
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weather strip
body side
gradually
length
movable plates
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7108153A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Nakajima
勉 中島
Kazuo Kawai
一夫 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP7108153A priority Critical patent/JPH08281767A/ja
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  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車本体(ボデー)側取付部ドア側取付部
及び両者をつなぐ長手方向の直線状平面部よりなる自動
車用ウェザーストリップの1箇所又は2箇所以上を同時
又は別々に徐変(逓減、逓増)する。 【構成】 断面形状の異なる複数の部分を有する自動車
用ウェザーストリップを連続して成形する方法におい
て、成形ダイス型本体の押出用開口部に複数の可動移動
プレートを付設し、複数の可動移動プレートをラック
(Rack 歯ざお)及び又はピニオン(Pinion
小歯車)を連動することで断面形状の異なる複数の部
分を徐変(逓減、逓増)する自動車用ウェザーストリッ
プの製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ウェザーストリ
ップの製造方法に関するものである。特に本発明は大き
くなったヘッド部で終結しているウェーブの形をした切
断面を有する部分を含むと共に、上記部分のウェーブの
大きさが、上記ウェザーストリップの長手に沿って予め
定められた最小値と最大値の間及びボデー側の取付部を
最小値と最大値の間で変えられるようになっているウェ
ザーストリップの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
1)特開昭61−230930号は膨らんだ端部ないし
ヘッド部を備えたウェーブの形状を呈する横断面を有す
る所定の形状の部分を含んでいるウェザーストリップで
あって、上記部分のウェーブの大きさが上記ウェザース
トリップの長手方向に沿って予め定められた最小値と最
大値の間で変えられるようになっているウェザーストリ
ップの製造方法において、上記最大値を越える横方向大
きさを有するタブ部を含んでいる成形体を押し出し、押
し出し後直ちに上記タブを押し出された材料を第1の流
れと第2の流れに分割し、上記第1の流れの横断面が少
なくとも成形される上記ウェザーストリップの上記部分
の横断面の面積に等しい面積を有するようにし、所定形
状を有する有する部分のウェーブの横方向の大きさの変
化に対応し、且つ押し出しの進行に従って上記タブが第
1の流れと第2の流れに分割される際の比率を変更し、
上記部分のヘッド部の横断面を形成するように上記第1
の流れの横方向の端部を漸次成形する各ステップを含む
ことを特徴とするウェザーストリップの製造方法であ
る。 2)本出願人の特開平5−104604号は押出機先端
の押出用口金の製品開孔を通じて成形体押し出し、ウェ
ザーストリップの幅変化に対応して摺動部材により前記
製品開孔の開孔面積を調節すると共に、摺動部材の摺動
による前記開孔面積の調節変化によって起こる押し出し
直前の粘稠性エラストマー材の背圧を検知し、該背圧を
製品開孔と背圧調整用開孔とに配分して各開孔への前記
エラストマーの送出割合を調節する方法並びにそのため
の装置である。 3)本出願人の特開平5−104605号は押出機先端
の押出用口金の製品開孔を通じて成形体押し出し、ウェ
ザーストリップの幅変化に対応して摺動部材により前記
製品開孔の開孔面積を調節すると共に、摺動部材の摺動
による前記開孔面積の調節変化によって起こる押し出し
直前の粘稠性エラストマー材の背圧を検知し、該背圧に
より押出機のスクリュー回転数を加減調節して前記エラ
ストマーの送出割合を調節するウェザーストリップの製
造方法である。 4)本出願人の特開平5−104606号は押出機先端
の押出用口金部又はその近傍に背圧調整用開孔を設け、
押出用口金の製品開孔を通じて成形体を押出し、ウェザ
ーストリップの幅変化に対応して可動部材により前記製
品開孔の開孔面積を調節すると共に、可動部材の可動に
よる該可動部材の移動距離を読み取り、この読み取った
データーに基づいて製品開孔と背圧調整用開孔への粘稠
性エラストマー材の送出割合を調節する方法並びにその
ための装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
1)横断面積の面積に応じて第1の流れと第2の流れに
分割される比率を変更し、横方向の端部を漸次成形して
所要部位を微調整で変更するものであるが、一つの部位
しか変更出来ない。 2)開孔面積の調節変化によって起こる粘稠性エラスト
マー材の背圧検知で該エラストマーの送出割合を調節す
るものであるが、1箇所の変更しか可能でない。 3)開孔面積の調節変化によって起こる粘稠性エラスト
マー材の背圧検知で該エラストマーの押出機のスクリュ
ー回転数を加減して送出割合を調節するものであるが、
1箇所の変更しか出来ない。 4)可動部材の移動距離を読み取り背圧調整用開孔への
粘稠性エラストマー材の送出割合を調節するものである
が、1個所の変更しか対応出来ない欠点がある。
【0004】自動車用ウェザーストリップは、自動車本
体(ボデー)側取付部B及びドア側取付部Cをつなぐ長
手方向の直線状平面部Aからなっているが、場所によっ
てA、B、C部の何れかを1箇所又は2箇所変更するこ
とが要望されることがある。複数箇所を徐変(逓減、逓
増)することを研究して本発明に到達したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】断面形状の異なる複数の
部分を有する自動車用ウェザーストリップを連続して成
形する方法において、成形ダイス型本体の押出用開口部
に複数の可動移動プレートを付設し、複数の可動移動プ
レートをラック(Rack歯ざお)及び又はピニオン
(Pinion小歯車)を連動することで断面形状の異
なる複数の部分を徐変(逓減又は逓増)する自動車用ウ
ェザーストリップの製造方法である。
【0006】本発明を図面に基づいて説明する。自動車
用ウェザーストリップは図1のようにボデーフランジ保
持部Hとボデー側取付部Bを長手方向直線状平面部Aか
ら成り立っている。所で、図15及び図16のようにボ
デー側パネル9及びドア側パネル10の形状は一定の平
面でなく、複雑な曲面から成り立っていて、ウェザース
トリップ1をボデー側パネル及びドア側パネル形状に添
着、密着させる必要がある。それ故に図2のように必要
に応じて長手方向直線状平面部Aの幅aをa’、a>
a’のように徐々に短くし、ボデー側取付部長さbを
b’、b>b’と徐々に短くする場合がある。a(減
少)、b(減少)である。
【0007】図3及び図4はa>a’、b<b’のウェ
ザーストリップの断面図を示している。a(減少)、b
(増加)の場合である。
【0008】図1〜図4に図示しなかったが、 a<a’ (増加)、 b<b’ (増加) a<a’ (増加)、 b>b’ (減少) のように4通りの場合がある。
【0009】図5〜図8は本発明のウェザーストリップ
の長手方向直線状平面部Aの幅aを徐々に短く(逓減)
し、ボデー側取付部Bの長さbを徐々に短く(逓減)す
る装置の断面図である。図5は本発明の押出ダイス型2
の断面図である。すなわち図1及び図2の 長手方向直線状平面部幅 a>a’(逓減) ボデー側取付部長さ b>b’(逓減) の徐変を目的とするものである。両者を徐々に減少する
ために、図6の移動プレート3を押出ダイス型開口部2
aに付設する。図7はウェザーストリップの最初の形状
を示すもので、図8は最終の形状を示している。移動プ
レート3を徐々に移動させることにより、最初の長手方
向直線状平面部幅aはa’にまで減少(逓減)するもの
である。すなわち移動プレート3は破線矢印のように
(a−a’)だけ矢印方向に移動する。尚、ボデー側取
付部長さbは押出ダイス型2の非定形部2bにおいて、
最終ボデー側取付部の形状に形成しておき、最初のボデ
ー側取付部Bの長さbの形状にした移動プレート2の移
動によってbはb’に徐々に減少するものである。図示
しなかったが、a<a’(増加)、b<b’(増加)の
逓増の場合はこの逆の方法で可能である。
【0010】図9〜図14は本発明の別の方法を示して
いる。すなわち、長手方向直線状平面部Aの幅aをa’
に減少(逓減)し、ボデー側取付部Bの長さbをb’に
増大(逓増)させる方法を示すもので、図9の押し出し
ダイス型2(下プレート)、図10の移動プレート1・
3a及び図11の移動プレート2・3bの3種類のプレ
ートを使用するものである。図12はウェザーストリッ
プ1の最初の形状を示している。移動プレート1・3a
及び移動プレート2・3bは押し出しダイス型2の開口
部に一体的に付設するものである。今、長手方向直線状
平面部幅aをa’に減少(逓減)するために移動プレー
ト1・3aを破線矢印方向に(a−a’)、ボデー側取
付部長さbからb’に増大(逓増)させるために移動プ
レート2・3bを破線部から実線部まで(b’−b)だ
け移動させる。移動量は(a−a’)<(b’−b)で
移動プレートA・3a及び移動プレートB・3bを移動
させるものである。図示しなかったが、a<a’、b>
b’も同様な方法で可能である。
【0011】移動プレートA・3a及び移動プレートB
・3bの移動は図14のラック(Rack 歯ざお)
4、5及びピニオン(Pinion 小歯車)6、7で
連動させ、移動プレートA・3aの主動により移動プレ
ートB・3bが動作する。ピニオン6、7のギヤ比は
(a−a’)と(b’−b)の移動量で適時設定するも
のである。
【0012】本発明の徐変(逓減、逓増)可能な寸法と
しては |a−a’|= 0〜10mm |b−b’|= 0〜 4mm 可能である。
【0013】
【作用】ウェザーストリップを連続して成形する成形ダ
イス型本体の押出用開口部に複数の可動移動プレートを
付設し、複数の可動移動プレートをラック及び又はピニ
オンを連動することで断面形状の異なる複数の部分を徐
変(逓減又は逓増)する。
【0014】
【発明の効果】自動車用ルーフサイドのウェザーストリ
ップをボデー側パネルとドア側パネルの面間距離の変化
に対し、ウェザーストリップ断面形状を連続的に変化さ
せる事により適正なシール性能を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用ウェザーストリップの拡大断面図。
【図2】図1の長手方向の直線状平面部及びボデー側取
付部を短くした拡大断面図。
【図3】自動車用ウェザーストリップの他の拡大断面
図。
【図4】図3の徐変した拡大断面図。
【図5】本発明の成形ダイス型の断面図。
【図6】本発明の徐変用移動プレートの断面図。
【図7】本発明の成形ダイス型、成形ダイス型に付設し
た徐変用移動プレートの断面図。
【図8】図7の徐変用移動プレートを移動した断面図。
【図9】本発明の他の成形ダイス型の断面図。
【図10】本発明の成形ダイス型に付設する徐変用移動
プレート1の断面図。
【図11】本発明の成形ダイス型に付設する徐変用移動
プレート2の断面図。
【図12】本発明の成形ダイス型に徐変用移動プレート
1及び徐変用移動プレート2を付設した断面図。
【図13】図12を徐変した断面図。
【図14】徐変機構を説明するための概略斜視図。
【図15】本発明の自動車用ウェザーストリップを装備
した断面図。
【図16】本発明の徐変用ウェザーストリップを装備し
た断面図。
【符号の説明】
1 自動車用ウェザーストリップ 1a 押し出し自動車用ウェザーストリップ 2 押し出し成形ダイス型(下プレート) 2a 押し出し成形ダイス型開口部 2b 押し出し成形ダイス型非定形部 3 移動プレート 3a 移動プレートA 3b 移動プレートB 4 ラック1(Rack歯ざお) 5 ラック2(Rack歯ざお) 6 ピニオン1(Pinion小歯車) 7 ピニオン2(Pinion小歯車) 8 油圧シリンダー 9 ボデー側パネル 10 ドア側パネル A 長手方向直線状平面部 B ボデー側取付部 C ドア側取付部 H ボデーフランジ保持部 a 長手方向直線状平面部幅 a’ 徐変長手方向直線状平面部幅(逓減、逓増) b ボデー側取付部長さ b’ 徐変ボデー側取付部長さ(逓減、逓増)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面形状の異なる複数の部分を有する自
    動車用ウェザーストリップを連続して成形する方法にお
    いて、成形ダイス型本体の押出用開口部に複数の可動移
    動プレートを付設したことを特徴とする自動車用ウェザ
    ーストリップの製造方法。
  2. 【請求項2】 複数の可動移動プレートをラック(Ra
    ck歯ざお)及び又はピニオン(Pinion小歯車)
    を連動することで断面形状の異なる複数の部分を徐変
    (逓減又は逓増)することを特徴とする請求項1記載の
    自動車用ウェザーストリップの製造方法。
JP7108153A 1995-04-07 1995-04-07 自動車用ウェザーストリップの製造方法 Withdrawn JPH08281767A (ja)

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Effective date: 20020702