JPH0828103A - 配電ボックスなどの扉用施錠装置 - Google Patents

配電ボックスなどの扉用施錠装置

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JPH0828103A
JPH0828103A JP15905194A JP15905194A JPH0828103A JP H0828103 A JPH0828103 A JP H0828103A JP 15905194 A JP15905194 A JP 15905194A JP 15905194 A JP15905194 A JP 15905194A JP H0828103 A JPH0828103 A JP H0828103A
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JP
Japan
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claw
sliding shaft
door
engaged
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP15905194A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoo Takeshita
豊雄 竹下
Shuji Takahashi
修二 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JIYOO PRINCE TAKESHITA KK
Original Assignee
JIYOO PRINCE TAKESHITA KK
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Publication date
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Publication of JPH0828103A publication Critical patent/JPH0828103A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】振動などにより爪金が係止孔から不測に外れる
のを確実に防止できるようにした扉用施錠装置を提供す
る。 【構成】配電ボックスなどの扉に取り付けられた扉用施
錠装置であって、前端部に鍵穴37を有する頭部38を備え
内部が空洞となった本体部40と、前端部に鍵穴37に合致
する凹部41が形成されるとともに後端部に角筒部42が形
成されて本体部40の内部に収納される摺動軸体43と、こ
の摺動軸体43の角筒部42を摺動軸体43の長さ方向にスラ
イド自在に係合させる凹部44が前端部に形成されて本体
部40に対し回転自在な回転軸50と、回転軸50に取り付け
られこの回転軸50の回転により配電ボックスなどに形成
された係止孔に対して係脱自在な爪金34とを備え、さら
に本体部40内には摺動軸体43を前方へ付勢するばね52を
設けるとともに摺動軸体43が前端位置にあるときに摺動
軸体43の前記凹部41に係合するピン51を本体部40に設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば配電ボックス、
ガスメーターなどを収納する点検ボックス、あるいはキ
ャビネットなどの扉を施錠する扉用施錠装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種扉用施錠装置としては例え
ば図6〜図9に示すように構成されたものが知られてい
る。
【0003】以下、図面に基づきこの従来の扉用施錠装
置について説明すると、1は配電ボックス2に取り付け
られた扉で、この扉1は幅方向一端が配電ボックス2に
対して鉛直軸芯の周りに回転自在に支持され、この扉1
の幅方向他端には配電ボックス2の係止孔3に対して係
脱自在な爪金4を備えた施錠装置5が取り付けられてい
る。この施錠装置5は前端部に蓋6により開閉自在な鍵
穴7を有する頭部8を備えるとともにこの頭部8の後側
に頭部8よりも小径の雄ねじ部9を備え前記鍵穴7より
後側において内部が空洞となった本体部10と、前端部に
前記鍵穴7に合致する凹部11が形成され前記本体部10の
内部に前端部が収納されるとともに後端雄ねじ部12が本
体部10から後方に突出し中間部に角軸部13を備えて本体
部10に対し回転自在な回転軸14と、前記角軸部13に係合
する前記爪金4と、前記本体部10の後端切り欠き部に係
合する凸部15を備え前記角軸部13に係合するストッパー
16と、前記ストッパー16および爪金4の抜け落ちを防止
するために前記雄ねじ部12に螺合する締め付けナット17
およびこの締め付けナット17と爪金4との間に介在され
た座金18と、前記本体部10の雄ねじ部9を前記扉1の幅
方向他端の孔部(図示せず)に貫通させた後、この孔部
の後方に突出する雄ねじ部9に螺合して本体部10を扉1
に取り付けるための締め付けナット19などから構成され
ている。
【0004】この構成により、前記爪金4を回転させて
配電ボックス2の係止孔3に対して係脱させるときは、
前記蓋6を開いて鍵穴7より凹部11にハンドル20の先端
を係合させて回転軸14を回転させることにより爪金4も
回転し、爪金4が係止孔3に係脱する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の従来例で
は、前記爪金4が配電ボックス2の係止孔3から外れて
いるときは先端が下に向いており、扉1を閉じた状態で
ハンドル20により回転軸14を回転させて爪金4を水平に
向けることにより爪金4が係止孔3に係止するのである
が、前記回転軸14に爪金4が取り付けられていることに
より爪金4の重量が回転軸14に掛かり、回転軸14に本体
部10の内面に圧接するOリング21が嵌められているにも
かかわらず、振動などにより回転軸14と一体に爪金4が
僅かづつ回転して爪金4が係止孔3から不測に外れると
いう問題があった。そこで、上記のように爪金4を下か
ら水平に回転させて係止孔3に係止させるものでは、振
動などにより爪金4が係止孔3から不測に外れるという
問題があるので、これを解決するために爪金を上から水
平に回転させて係止孔に係止させるものも知られてい
る。しかし、何れのタイプにおいても、配電ボックス2
と扉1との間の僅かな隙間22(図9参照)から物差しな
どを入れて爪金を押し下げたり、押し上げたりして爪金
を回転させることにより、爪金を係止孔から簡単に外さ
れるという問題があった。
【0006】本発明はこのような課題を解決するもの
で、爪金を下から水平に回転させて係止孔に係止させる
タイプにおいても、振動などにより爪金が係止孔から不
測に外れるようなことなく、また物差しなどによって爪
金を係止孔から外されるのを防止できるようにした扉用
施錠装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、配電ボックスなどの扉に取り付けられ扉を
施錠する施錠装置であって、前端部に鍵穴を有する頭部
を備え内部が空洞となった本体部と、前端部に前記鍵穴
に合致する凹部が形成されるとともに後端部に角軸部が
形成されて前記本体部の内部に収納される摺動軸体と、
この摺動軸体の角軸部を摺動軸体の長さ方向にスライド
自在に係合させる凹部が前端部に形成されて本体部に対
し回転自在な回転軸と、前記回転軸に取り付けられこの
回転軸の回転により前記配電ボックスなどに形成された
係止孔に対して係脱自在な爪金とを備え、さらに前記本
体部内には摺動軸体を前方へ付勢するばねを設けるとと
もに摺動軸体が前端位置にあるときに摺動軸体を本体部
に係合させて周り止めする手段を設けたことを要旨とす
るものである。
【0008】
【作用】この構成により、爪金が係止孔に係止された施
錠状態において、摺動軸体を本体部に係合させて周り止
めすることができ、爪金を下から水平に回転させて係止
孔に係止させるタイプにおいても、振動などによって摺
動軸体延いては回転軸が勝手に回転せず、爪金が係止孔
から不測に外れるのを確実に防止できる。また、摺動軸
体が前端位置にあるときは摺動軸体は本体部に係合して
周り止めされているので、爪金が係止孔に係止した状態
で物差しなどにより爪金を押し下げたり、押し上げたり
して爪金を回転させようとしても爪金は回転せず、爪金
を係止孔から外されるのを防止できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面に基
づいて説明する。図1〜図5において、31は配電ボック
ス32に取り付けられた扉で、この扉31は幅方向一端が配
電ボックス32に対して鉛直軸芯の周りに回転自在に支持
され、この扉31の幅方向他端には配電ボックス32の係止
孔33に対して係脱自在な爪金34を備えた施錠装置35が取
り付けられている。この施錠装置35は前端部に蓋36によ
り開閉自在な鍵穴37を有する頭部38を備えるとともにこ
の頭部38の後側に頭部38よりも小径の雄ねじ部39を備え
前記鍵穴37より後側において内部が空洞となった本体部
40と、前端部に前記鍵穴37に合致するように中央が円形
で外周が十字状の凹部41が形成されるとともに後端部に
外形が正方形の角筒部42が形成されて前記本体部40の内
部に収納される摺動軸体43と、この摺動軸体43の角筒部
42を摺動軸体43の長さ方向にスライド自在に係合させる
凹部44が前端頭部45に形成されるとともにこの頭部45の
長さ方向2箇所に環状の溝部46,47が形成されこの頭部
45の後側に形成された正方形の角軸部48から後方に突出
する雄ねじ部49を備えてこれら角軸部48および雄ねじ部
49が本体部40から後方に突出する状態で本体部40内に収
納され本体部40に対し回転自在な回転軸50と、前記摺動
軸体43の凹部41の外周十字状部分に係合するように前記
本体部40に内方に突出するように設けられた一対のピン
51と、摺動軸体43の凹部41の外周十字状部分がピン51に
係合する方向に摺動軸体43を付勢すべく前記本体部40の
内部で前記摺動軸体43の角筒部42と回転軸50の頭部45の
凹部44との間に設けられたばね52と、前記回転軸50の前
側の溝部46に外嵌し前記本体部40の内面に圧接するOリ
ング53と、前記回転軸50の後側の溝部47に回転軸50が回
転自在に係合するように前記本体部40に内方に突出する
ように設けられた一対のピン54と、前記角軸部48に一端
の孔部55が係合する前記爪金34と、前記本体部40の後端
凸部56に係合する凸部57を備え前記角軸部48に係合する
ストッパー58と、前記ストッパー58および爪金34の抜け
落ちを防止するために前記雄ねじ部49に螺合する締め付
けナット59およびこの締め付けナット59と爪金34との間
に介在された座金60,61と、前記本体部40の雄ねじ部39
を前記扉31の幅方向他端の孔部62に貫通させた後、この
孔部62の後方に突出する雄ねじ部39に螺合して本体部40
を扉31に取り付けるための締め付けナット63とから構成
されている。
【0010】この構成により、前記爪金34を回転させて
配電ボックス32の係止孔33に対して係脱させるときは、
前記蓋36を開いて鍵穴37より前記摺動軸体43の凹部41に
ハンドル64の先端を係合させて摺動軸体43を前記ばね52
の力に抗して回転軸50側に押しつけることにより、前記
摺動軸体43の凹部41の外周十字状部分とピン51との係合
を外し、この状態でハンドル64により摺動軸体43を介し
て回転軸50を回転させることにより爪金34が回転し、爪
金34が係止孔33に係脱する。
【0011】前記爪金34は配電ボックス32の係止孔33か
ら外れているときは先端が下に向いており、扉31を閉じ
た状態でハンドル64により回転軸50を回転させて爪金34
を水平に向けることにより爪金34が係止孔33に係止する
のであり、この係止孔33に対する爪金34の係止状態にお
いて、前記摺動軸体43は前記ばね52により押されて摺動
軸体43の凹部41の外周十字状部分がピン51に係合してい
るので、爪金34の重量が回転軸50に掛かった状態で振動
などが生じても前記摺動軸体43延いては回転軸50が勝手
に回転せず、爪金34が係止孔33から不測に外れるような
ことがない。また、爪金34が係止孔33に係止している状
態で配電ボックス32と扉31との間の僅かな隙間65(図
4,図5参照)から物差しなどを入れて爪金34を押し下
げようとしても、回転軸50は前記凹部41の外周十字状部
分がピン51に係合している摺動軸体43の角筒部42に前記
凹部44が係合していることにより、爪金34を回転させる
ことができず、爪金34は係止孔33から外されることがな
い。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、爪金が係
止孔に係止された施錠状態において、摺動軸体を本体部
に係合させて周り止めすることができ、爪金を下から水
平に回転させて係止孔に係止させるタイプにおいても、
振動などによって摺動軸体延いては回転軸が勝手に回転
せず、爪金が係止孔から不測に外れるのを確実に防止で
きる。また、摺動軸体が前端位置にあるときは摺動軸体
は本体部に係合して周り止めされているので、爪金が係
止孔に係止した状態で物差しなどにより爪金を押し下げ
たり、押し上げたりして爪金を回転させようとしても爪
金は回転せず、爪金を係止孔から外されるのを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における扉用施錠装置の分解
斜視図である。
【図2】同扉用施錠装置の完成斜視図である。
【図3】同扉用施錠装置の断面図である。
【図4】同扉用施錠装置の使用状態を示す要部拡大斜視
図である。
【図5】同扉用施錠装置の使用状態を示す要部拡大平面
図である。
【図6】従来例における扉用施錠装置の分解斜視図であ
る。
【図7】同扉用施錠装置の完成斜視図である。
【図8】同扉用施錠装置の断面図である。
【図9】同扉用施錠装置の使用状態を示す要部拡大斜視
図である。
【符号の説明】
31 扉 32 配電ボックス 33 係止孔 34 爪金 35 施錠装置 36 蓋 37 鍵穴 38 頭部 39 雄ねじ部 40 本体部 41 凹部 42 角筒部 43 摺動軸体 44 凹部 45 頭部 46 溝部 47 溝部 48 角軸部 49 雄ねじ部 50 回転軸 51 ピン 52 ばね 54 ピン 55 孔部 59 締め付けナット 62 孔部 63 締め付けナット 64 ハンドル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配電ボックスなどの扉に取り付けられ扉
    を施錠する施錠装置であって、前端部に鍵穴を有する頭
    部を備え内部が空洞となった本体部と、前端部に前記鍵
    穴に合致する凹部が形成されるとともに後端部に角軸部
    が形成されて前記本体部の内部に収納される摺動軸体
    と、この摺動軸体の角軸部を摺動軸体の長さ方向にスラ
    イド自在に係合させる凹部が前端部に形成されて本体部
    に対し回転自在な回転軸と、前記回転軸に取り付けられ
    この回転軸の回転により前記配電ボックスなどに形成さ
    れた係止孔に対して係脱自在な爪金とを備え、さらに前
    記本体部内には摺動軸体を前方へ付勢するばねを設ける
    とともに摺動軸体が前端位置にあるときに摺動軸体を本
    体部に係合させて周り止めする手段を設けたことを特徴
    とする配電ボックスなどの扉用施錠装置。
JP15905194A 1994-07-12 1994-07-12 配電ボックスなどの扉用施錠装置 Pending JPH0828103A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15905194A JPH0828103A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 配電ボックスなどの扉用施錠装置

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JP15905194A JPH0828103A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 配電ボックスなどの扉用施錠装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0828103A true JPH0828103A (ja) 1996-01-30

Family

ID=15685159

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15905194A Pending JPH0828103A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 配電ボックスなどの扉用施錠装置

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JP (1) JPH0828103A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014047557A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Takigen Mfg Co Ltd 錠装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5245499A (en) * 1975-10-06 1977-04-09 Takigen Seizo Kk Device for removing wheel

Patent Citations (1)

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