JPH08280577A - トイレットペーパーホルダー - Google Patents

トイレットペーパーホルダー

Info

Publication number
JPH08280577A
JPH08280577A JP11529295A JP11529295A JPH08280577A JP H08280577 A JPH08280577 A JP H08280577A JP 11529295 A JP11529295 A JP 11529295A JP 11529295 A JP11529295 A JP 11529295A JP H08280577 A JPH08280577 A JP H08280577A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
cutter
holder
cut
saw blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11529295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2777979B2 (ja
Inventor
Tomiji Takayama
富治 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP11529295A priority Critical patent/JP2777979B2/ja
Publication of JPH08280577A publication Critical patent/JPH08280577A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2777979B2 publication Critical patent/JP2777979B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロール紙1から繰り出される紙端2をホルダ
ー本体3,30の背面側から下面側に垂れ下げ、この紙
端2を片手で摘んで適当の長さに引き出して、ホルダー
本体3の前面下方部のカッター12,32に当接した状
態で斜め上方へ引き上げることで、片手だけで切断操作
を行えるトイレットペーパーホルダーを提供する。 【構成】 ホルダー本体3,30の前面下部における両
側壁5,35間に刃先12aを下側に向けた鋸刃状カッ
ター12,32と、前記ホルダー本体3,30の内奥部
下面には、両端が前記両側壁5,35間に固定されたシ
ャフト15の外周に内径が前記シャフトの外径の二倍以
上で、切断された紙端2を鋸刃状カッター12,32か
ら下方へ引き剥がすことのできる重さをもったパイプ1
6を回転自在に嵌合した紙端引降しガイドロール14,
34とを備えて、カッター12,32により切断された
後の紙端2を前記ガイドロール14,34により確実に
ホルダー本体の下面側に垂れ下げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トイレットペーパーホ
ルダー、詳細には、ロール紙から繰り出される紙端をホ
ルダー本体の背面側から下面側を通して前面下方側へ導
き出してカットする方式のトイレットペーパーホルダー
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より知られる普及型のトイレットペ
ーパーホルダーとしては、ロール紙を両側壁間に回転自
在に軸着するホルダー本体に、前縁のカッターをロール
紙の前面上部に延出させた上蓋を、後辺部がホルダー本
体の背面上部に回転可能なるように軸着し、ロール紙の
紙端をホルダー本体の上部側から正面側へ所定の長さ分
だけ繰り出した状態で、前記上蓋の前縁カッターにより
切断する形式のものが知られている。
【0003】既に知られるように、この形式のトイレッ
トペーパーホルダーでは、所定の長さ分だけ繰り出され
たロール紙が、上蓋の前縁カッターにより切断されるの
で、切断された後の紙端が上蓋の裏側に完全に隠れてし
まうことになる。そのため、次の使用の際には、直接紙
端を摘んで引き出すことができないので、片方の手で上
蓋を上方に回動して、他方の手で紙端を摘んで適当な長
さだけ引き出し、再び上蓋を閉じて押さえた状態で前縁
のカッターにより切断するという手順を必要とし、手間
がかかる上に両手を使用しなければならないという煩わ
しさがある。
【0004】このような理由から、従来においても、カ
ッターによりペーパーを切断した後に紙端が少しの長さ
分だけカッターの下方に垂れ下がり、次の使用の際に、
一方の手で紙端を摘んで片手だけで切断できるようにし
たペーパーホルダーが、実開昭60−17197号,特
開平2−167121号等により知られている。
【0005】
【発明が解決すべき課題】上記のペーパーホルダーのう
ち、実開昭60−17197号のペーパーホルダーは、
紙端をホルダー本体の背面側から下面側を通して前面下
方側へ繰り出してカットする方式であって、ホルダーの
底板2によってロール紙9を支えて、上蓋3の先端のカ
ッター5によりペーパーを切断する。ところで、このよ
うに紙端をホルダー本体の背面側から下面側を通して前
面下方側へ繰り出して、上蓋3の先端のカッター5によ
りペーパーを切断する方式では、カッター5に対してペ
ーパーを上方へ引き上げることで切断するので、切断さ
れた後のロール側の紙端がカッター5に付着したままと
なって、下方へ垂れ下がらないという状態が生ずること
がある。
【0006】そのため、前記の考案のペーパーホルダー
では、切断された後のロール側の紙端がカッター5に付
着したままとならないようにするために、カッター5の
後方に左右のアームにより回動するガイド棒7を設けて
おき、ペーパーをカッター5により切断するときはこの
ガイド棒7が上方へ押し上げられていて、カッター5に
よりペーパーが切断されるとガイド棒7が下方へ回動し
て、切断された紙端がホルダーの下方へ垂れ下がるよう
な構造になっている。
【0007】しかしながら、このペーパーホルダーで
は、カッター5によるペーパーの切断後に、カッター5
の後方に設けた左右のアームにより回動するガイド棒7
を自重で下方の垂直位置へ回動させることで、切断され
た紙端をホルダーの下方へ垂れ下がらせるので、ペーパ
ーを切断するときはガイド棒7を斜め上方へ大きく持ち
上げるように回動しなければならず、しかも上蓋3の先
端のカッター5を斜め上方へ大きく持ち上げられたガイ
ド棒7の回動半径よりも前方に位置させなければならな
いので、ホルダーがカッター5を前方に大きく突出した
形状となり、カッター5により手を怪我するという危険
性を有している。
【0008】一方、特開平2−167121号の、ペー
パーホルダーは、ロール紙の紙端をホルダー本体の上部
側から正面下方側へ所定の長さ分だけ繰り出してカット
する方式であり、フレーム1における一対の側面壁13
間の前方位置で、かつカバー3の下方位置に設けたカッ
ター機構5が、ペーパーに所定量の遊びをもたせ状態で
切断し、切断後にペーパーの先端部を一対の側面壁13
の下方に垂下させるものである。
【0009】しかし、このペーパーホルダーでは、カバ
ー3の下方位置に設けるカッター機構5として、カバー
3の下端内側に、ペーパーに所定量の遊びを与えて切断
するための凸部45を有するガイド板41を設けなけれ
ばならず、しかもこのガイド板41はロール紙の下方に
設けなければならないため、ホルダーの上下方向の長さ
が大きくなるという問題と、カバーの下端内側に設ける
ペーパーに所定量の遊びを与えて切断するための前記凸
部45とカッター47との距離をよほど大きなものとし
ておかないと、切断後にカッターの下方に垂れ下がるペ
ーパーの長さを充分に大きなものとすることができない
という問題がある。
【0010】更に、前記カッター機構5によりペーパー
を切断するときに、カッター機構5を固定しておかなけ
ればならないが、このペーパーホルダーではそのための
手段として、フレーム1内にロール紙27を前方へ適当
な押圧力で押し出す押し板機構7を設けて、この押し板
機構7によってカッター機構5にペーパーを切断すると
きの抵抗力を与えるという構造を採用しているので、ど
うしても機構が複雑になるという問題点を有している。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
従来のトイレットペーパーホルダーの問題点をを解消
し、簡単な機構によりカッターでペーパーを切断した後
に紙端が充分な長さ分だけカッターの下方に垂れ下が
り、次の使用の際に、一方の手で紙端を摘んで片手だけ
で切断できるようにしたペーパーホルダーの提供を目的
としたものであり、以下、本発明の概要を実施例に対応
する図面の符号を用いて説明する。
【0012】請求項1のトイレットペーパーホルダー
は、そのための具体的手段として、ロール紙1の紙端2
を、ホルダー本体3,30の背面側から下面側を通して
前面下方側へ繰り出してカットする方式のトイレットペ
ーパーホルダーであって、ホルダー本体3,30の前面
下部における両側壁5,35間に刃先12aを下側に向
けた鋸刃状カッター12,32を設け、前記ホルダー本
体3,30の内奥部下面には、両端が前記両側壁5,3
5間に固定されたシャフト15と、このシャフト15の
外周に回転自在に嵌合された内径が少なくとも前記シャ
フトの外径の二倍以上を有し、かつ、切断された紙端2
を鋸刃状カッター12,32から下方へ引き剥がすこと
のできる重さをもったパイプ16とからなる紙端引降し
ガイドロール14,34を備えたことを特徴とする。
【0013】請求項2のトイレットペーパーホルダー
は、ホルダー本体3,30の両側壁5,35間に両端が
固定される鋸刃状カッター12,32の前面に、両側に
内径の大きな遊孔18を開設した鋸刃状カッター12,
32の安全カバー17,37を配置して、前記遊孔18
内に前記鋸刃状カッター12,32の固定螺子13を挿
通することにより、前記鋸刃状カッター12,32の前
面に前記安全カバー17,37が上下方向に遊動可能に
軸着されていることを特徴とする。
【0014】
【作用】このトイレットペーパーホルダーでは、ロール
紙1の紙端2をホルダー本体3,30の背面側から下面
側を通して前面下方側へ繰り出してカットする方式なの
で、ホルダー本体3,30の背面部下方に所定の長さで
垂れ下がっているロール紙の紙端2を摘んで、ホルダー
本体3,30の背面側から下面側を通して前方へ引き出
しながら前記紙端引降しガイドロール14,34の外側
に接触させた状態で、前面下方側の鋸刃状カッター1
2,32に当接し、斜め上方へ引っ張ることでロール紙
1を適当の長さに切断する。
【0015】ホルダー本体3,30の内奥部下面に設け
られた紙端引降しガイドロール14,34は、両端が前
記両側壁5,35間に固定されたシャフト15と、この
シャフト15の外周に回転自在に嵌合された内径が少な
くとも前記シャフト15の外径の二倍以上ある太いパイ
プ16とからなっているので、前記のように、紙端2が
ホルダー本体3,30の下方から前面下方側の鋸刃状カ
ッター12,32に当接された切断の直前では、パイプ
16が移動するロール紙1よりシャフト15を中心とし
て上方へ持ち上げられるように偏心した状態となり、そ
の状態でロール紙1が鋸刃状カッター12,32により
切断される。
【0016】また、前記紙端引降しガイドロール14の
パイプ15は、繰り出されたロール紙1が鋸刃状カッタ
ー12により切断された後に、紙端2をこの鋸刃状カッ
ター12,32から下方へ引き剥がすことのできる重さ
を有しているので、ロール紙1が鋸刃状カッター12,
32により切断された後、前記パイプ16が自重により
シャフト15を中心として下方へ吊り下がるように偏心
して、ロール側の後方ロール紙1が前記パイプ16のシ
ャフト15を中心とした下方への移動量分だけ下方へ押
し下げられて、ロール紙1の切断部をカッター12,3
2から確実に引き離して、ホルダー本体3,30の背面
方向へ充分な長さをもって垂れ下げて次の使用に備え
る。
【0017】
【実施例】次に、本発明に係るトイレットペーパーホル
ダーの構成を図面に示した実施例により説明すると、こ
のペーパーホルダーは図1に示すように、ロール紙1か
ら繰り出される紙端2を、ホルダー本体3の背面側から
下面側を通して前面下方側へ導き出してカットする方式
であり、基本的にロール紙1を回動自在に支持するホル
ダー本体3の前面下部に刃先を下側に向くようにして設
けた鋸刃状カッター12と、ホルダー本体3の内奥部下
面に設けられた紙端引降しガイドロール14とによって
構成されている。
【0018】前記ホルダー本体3は、背面板4とこの背
面板4の両側から前面へ突出する左右の両側壁5とから
なり、両側壁5間にロール紙1を回転自在に支持する支
軸6が着脱可能に取付けられており、かつ、ホルダー本
体3の上部には、後辺7aを背面板4の上辺における両
側壁5間に回動可能に軸着したロール紙1の蓋状制動板
7が設けられている。
【0019】図3aに示すように、前記両側壁5の下縁
5aは、前記ロール紙支軸6の位置から見て、使用前の
ロール紙1の外径よりも下方へ突出する高Hさを有する
ように背面板4から水平に延出していると共に、前記両
側壁5の前面下部5bは、使用前のロール紙1の外径と
同じ位置かやや内側に位置するような長さLを有してい
る。
【0020】ホルダー本体3における背面板4の下縁4
aには、適宜の幅で設けた一対の切込み線10により前
記下縁4aを前方へ折り曲げたガイド板9を有し、ホル
ダー本体3の背面板4側から下面側を通して前面下方側
へ導き出すように前記支軸6に軸着された使用開始直後
のロール紙1の紙端2が、前記ガイド板9により背面板
4よりも前方へ垂れ下がって、紙端2が摘み易くなって
いる。
【0021】また、ホルダー本体3の内奥部下面には、
前記鋸刃状カッター12によりロール紙1が切断された
後に、ロール紙側の紙端2が鋸刃状カッター12から分
離して下方へ垂れ下がるようにするための前記紙端引降
しガイドロール14が設けられている。この紙端引降し
ガイドロール14は、両端が前記両側壁5間に軸着され
たシャフト15と、このシャフト15の外周に回転自在
に嵌合された内径が少なくとも前記シャフト15の外径
の二倍以上を有し、かつ、切断された紙端1aを鋸刃状
カッター12から下方へ引き剥がすことのできる適度の
重さをもった金属製パイプ16とからなっている。
【0022】また、ホルダー本体3における両側壁5の
前面下部5bには突片11が内側方向へ折り曲げられて
いて、これらの突片11に、両端に軸孔8を設けた前記
鋸刃状カッター12が刃先12aを下側に向くようにし
て螺子13により取付けられている。このカッター12
の刃先12aは、図2に示すように、前記鋸刃状カッタ
ー12によりロール紙1を切断した後に、紙の繊維が刃
先に引っ掛かることを極度に低減するために、刃先12
aの下面に僅かな水平面23bが残されるようにして、
前面に傾斜状切削面23aを設けた形状とすることが好
ましい。
【0023】前記鋸刃状カッター12の前面には安全カ
バー17が設けられている。この安全カバー17は、図
4及び図5に示すように、下縁17aの断面を丸く加工
した長さが鋸刃状カッター12と同じで、板幅は鋸刃状
カッター12とほぼと同じか若干大きい金属板からなっ
ていて、両端に図6に示すような内径を縦方向に大きく
した遊孔18が開設されている。
【0024】この安全カバー17を取付ける際は、両側
壁5の突片11の前面にまず前記鋸刃状カッター12を
配置し、次いで安全カバー17を配置してから、座金2
0と安全カバー17の板厚より若干長いスリーブ19を
挿通した螺子13を、前記安全カバー17の両端の遊孔
18よりカッター12の軸孔8及び突片11の軸孔内に
挿通し、突片11の裏側で座金21を介してナット22
により螺着する。
【0025】鋸刃状カッター12の前面に安全カバー1
7を設けた場合には、図5aのように、安全カバー17
は、両端の大きな遊孔18がその板厚より若干長いスリ
ーブ19を配置した螺子13により軸着されるので、常
時は自重により下縁17aが鋸刃状カッター12の下方
へ位置しており、ペーパーをカッター12により切断し
ない不使用時には鋸刃状カッター12が安全カバー17
により遮蔽され、従って、不用意に鋸刃状カッター12
に触れても怪我をすることがない。
【0026】また、使用時には、図5bのように、ロー
ル紙の紙端2をホルダー本体3の背面側から下面側を通
して繰り出しながら前記紙端引降しガイドロール14の
外側に接触させた状態で、鋸刃状カッター12に当接し
て上方へ引っ張ると、安全カバー17が上方へ押し上げ
られて、遮蔽されていた鋸刃状カッター12が露呈しロ
ール紙1を切断する。
【0027】なお、図1に示した実施例のホルダーは、
両側壁5間にロール紙1を回転自在に支持する支軸6
と、背面板4の上辺における両側壁5間にロール紙1の
蓋状制動板7の後辺7aが回動可能に軸着した構成とな
っているが、本考案の要旨は、ホルダー本体3の前面下
部における両側壁5間に前記鋸刃状カッター12と、ホ
ルダー本体3の内奥部下面に切断された紙端2を鋸刃状
カッター12から下方へ引き剥がすことのできる重さを
もった前記紙端引降しガイドロール14とを備えている
ことを特徴とするので、必ずしも図1の実施例のホルダ
ーのように、両側壁5間に設けられるロール紙1を回転
自在に支持するための支軸6と、両側壁5間の上部に後
辺7aを回動可能に軸着するロール紙1の蓋状制動板7
とは必要としない。
【0028】例えば、図7に示す実施例のホルダーのよ
うに、ホルダー本体30を構成する両側壁35にはロー
ル紙を支持する前記支軸6と、前記蓋状制動板7に相当
するものは設けずに、両側壁35間の間隔を、その内側
に既存の両側壁Aと蓋状カッターBのみからなるトイレ
ットペーパーホルダーがそのまま収まるような大きさと
して、ロール紙の支軸6と蓋状制動板7は既存のトイレ
ットペーパーホルダーの支軸6と蓋状カッターBをその
まま利用し、両側壁35の前面下方に鋸刃状カッター3
2と安全カバー37、また、背面板34の下縁にガイド
板39及びホルダー本体30の内奥部下面に紙端引降し
ガイドロール34を設けるようにしたものであってもよ
い。
【0029】
【発明の効果】上記のように、この発明のトイレットペ
ーパーホルダーでは、ホルダー本体3,30の前面下部
における両側壁5間に刃先12aを下側に向けた鋸刃状
カッター12,32が固定されているので、ホルダー本
体3,30の背面部下方に垂れ下がったロール紙1の紙
端2を摘んで、前方へ引き出して鋸刃状カッター12,
32に当接し、そのまま斜め上方へ引っ張ることでロー
ル紙1を片手で簡単に切断することができる。
【0030】また、前記ホルダー本体3,30の内奥部
下面には、両端が前記両側壁5,35間に設けられたシ
ャフト15の外周に、内径が少なくとも前記シャフト1
5の外径の二倍以上を有し、かつ、切断された紙端2を
鋸刃状カッター12,32から下方へ引き剥がすことの
できる重さをもったパイプ16を嵌合した紙端引降しガ
イドロール14,34を設けたので、ロール紙1を鋸刃
状カッター12,32により切断するべく前方へ引き出
したときには、このガイドロール14,34のパイプ1
6をロール紙1の張力だけで軽く持ち上げられるので、
ロール紙1をごく自然な操作でカッター12,32に当
接することができると共に、ロール紙1が鋸刃状カッタ
ー12,32により切断された後は、ガイドロール1
4,34のパイプ16が自重でシャフト15を中心とし
て下方へ垂れ下がるので、切断された紙端2の鋸刃状カ
ッター12,32からの確実な引き離しによる下方への
垂れ下がりと、片手だけによるペーパーの簡便で確実な
切断操作を期待することが可能となる。
【0031】また、カッター12,32の前面に安全カ
バー17,37を設けるた場合には、ペーパーの切断前
はカバー17,37の下縁がカッター12,32の刃先
より下がって、刃先を確実に遮蔽しているので、ホルダ
ー本体3,30の下方への垂れ下がった紙端2を摘むべ
くホルダー本体3,30の下方へ手を差し出した際に、
誤って手の一部がカバー17,37に触れてもカッター
12,32の刃先により怪我をすることがなく、しかも
切断時にはペーパーの引き上げによりカバー17,37
が上昇して確実に切断できるので、安全な切断操作を期
待することができる。
【0032】更に、カッター12,32によるぺーパー
の切断後は、安全カバー17,37が自重で下方へ垂れ
下がることによっても、切断されたペーパーの紙端がカ
ッター12,32に付着することを防ぐことができるの
で、前記ガイドロール14,34による切断紙端2の分
離作用と相まって、常に切断された後の紙端2のカッタ
ー12,32からの引き離しを確実なものとして、紙端
の適正な下方への垂下状態を期待することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトイレットペーパーホルダーの構
成を示す一部欠切斜視図。
【図2】鋸刃状カッターの形状を示す部分斜視図。
【図3】ペーパーホルダーの構成とペーパーの切断前、
切断時及び切断後の状態を説明する側面図。
【図4】鋸刃状カッターの構成を示す図3のX−X線の
断面図。
【図5】鋸刃状カッターの構成とペーパーの切断時の状
態を示す図4のY−Y線の断面図。
【図6】安全カバーの一端の形状を示す部分斜視図。
【図7】別の実施例の構成を示す斜視図。
【符号の説明】
1:ロール紙 2:紙端 3,30:ホルダー本体 4,34:背面板 5,35:両側壁 6:支軸 7:蓋状制動板 8:軸孔 9,39:ガイド板 10:切り込み線 11:突片 12,32:鋸刃状カッター 13:螺子 14,34:ガイドロール 15:シャフト 16:パイプ 17,37:安全カバー 18:遊孔 19:スリーブ 20,21:座金 22:ナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール紙1の紙端2を、ホルダー本体
    3,30の背面側から下面側を通して前面下方側へ繰り
    出してカットする方式のトイレットペーパーホルダーで
    あって、ホルダー本体3,30の前面下部における両側
    壁5,35間に刃先12aを下側に向けた鋸刃状カッタ
    ー12,32を設け、前記ホルダー本体3,30の内奥
    部下面には、両端が前記両側壁5,35間に固定された
    シャフト15と、このシャフト15の外周に回転自在に
    嵌合された内径が少なくとも前記シャフトの外径の二倍
    以上を有し、かつ、切断された紙端2を鋸刃状カッター
    12,32から下方へ引き剥がすことのできる重さをも
    ったパイプ16とからなる紙端引降しガイドロール1
    4,34を備えたことを特徴とするトイレットペーパー
    ホルダー。
  2. 【請求項2】 ホルダー本体3,30の両側壁5,35
    間に両端が固定される鋸刃状カッター12,32の前面
    に、両側に内径の大きな遊孔18を開設した鋸刃状カッ
    ター12,32の安全カバー17,37を配置して、前
    記遊孔18内に前記鋸刃状カッター12,32の固定螺
    子13を挿通することにより、前記鋸刃状カッター1
    2,32の前面に前記安全カバー17,37が上下方向
    に遊動可能に軸着されている請求項1のトイレットペー
    パーホルダー。
JP11529295A 1995-04-18 1995-04-18 トイレットペーパーホルダー Expired - Fee Related JP2777979B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11529295A JP2777979B2 (ja) 1995-04-18 1995-04-18 トイレットペーパーホルダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11529295A JP2777979B2 (ja) 1995-04-18 1995-04-18 トイレットペーパーホルダー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08280577A true JPH08280577A (ja) 1996-10-29
JP2777979B2 JP2777979B2 (ja) 1998-07-23

Family

ID=14659051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11529295A Expired - Fee Related JP2777979B2 (ja) 1995-04-18 1995-04-18 トイレットペーパーホルダー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2777979B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007014363A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Sumio Asayama トイレットペーパーホルダー
RU195017U1 (ru) * 2019-11-11 2020-01-13 Зиннатулла Каримуллович Яруллин Держатель рулонной бумаги
JP2021030028A (ja) * 2019-08-20 2021-03-01 慎一 牧瀬 ロールペーパー切断器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007014363A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Sumio Asayama トイレットペーパーホルダー
JP2021030028A (ja) * 2019-08-20 2021-03-01 慎一 牧瀬 ロールペーパー切断器
RU195017U1 (ru) * 2019-11-11 2020-01-13 Зиннатулла Каримуллович Яруллин Держатель рулонной бумаги

Also Published As

Publication number Publication date
JP2777979B2 (ja) 1998-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4826063A (en) Roll holder
JPH06144448A (ja) ペーパータオルディスペンサー及びペーパータオルシートの取出方法
JPH08280577A (ja) トイレットペーパーホルダー
GB2294681A (en) Paper roll holders
GB2173141A (en) Safety cutter box for sheet material
JP2006263404A5 (ja)
CN205963924U (zh) 连续性断纸卷纸盒
JPH047829Y2 (ja)
JP3226428U (ja) トイレットペーパーホルダー
JP3234263U (ja) トイレットペーパーホルダー
JPH0316557Y2 (ja)
JP2007014363A (ja) トイレットペーパーホルダー
US4079874A (en) Roll dispenser
JPH0126316Y2 (ja)
WO2020170383A1 (ja) トイレットペーパーホルダー
JPH047831Y2 (ja)
JP3247121U (ja) トイレットペーパーホルダー
KR900005530Y1 (ko) 주방용 다목적 걸이대
JP6023377B1 (ja) ロール紙引出装置
JP3118011U (ja) ロールペーパーホルダー
KR20190130978A (ko) 절취가 용이한 화장지 케이스
JPH0141359Y2 (ja)
JP2005013317A (ja) ロールペーパホルダ
JP3022608U (ja) ロールペーパの切断装置
JPH08173346A (ja) トイレットペーパーホルダー

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees