JPH0316557Y2 - - Google Patents

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JPH0316557Y2
JPH0316557Y2 JP4766087U JP4766087U JPH0316557Y2 JP H0316557 Y2 JPH0316557 Y2 JP H0316557Y2 JP 4766087 U JP4766087 U JP 4766087U JP 4766087 U JP4766087 U JP 4766087U JP H0316557 Y2 JPH0316557 Y2 JP H0316557Y2
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JP
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paper roll
core
case
roll
paper
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JP4766087U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は中心部にロール状のトイレツトペー
パ、タオルペーパー、テイツシユペーパーなどの
紙ロールを回転自在に保持し、紙を全長引き出し
て紙が尽きると、芯を下の芯受けに落下させ、再
使用する様にした紙ロールのホルダーに関する。
〈従来の技術〉 中心部に芯を貫通した紙ロールを内部に収容す
るケースの底部に上記芯がその間を落下できる間
隔を保つて紙ロールを下から受け止める一対の間
隔部材を設けると共に、前記ケースの相対向した
両側壁の内面には該紙ロールの両端中心部から突
出する芯の各端部を受入れて間隔部材間の間隔に
導く上下方向の相対向したガイド溝を設け、且つ
間隔部材の下方にはその間隔を落下する芯を受け
る芯受けを設けた紙ロールのホルダーは実開昭59
−59195号公報で公知である。このホルダーでは
次に使用する予備の紙ロール(予備ロールとも記
す。)が、間隔部材上に受け止められている使用
中の紙ロールの上に乗る様になつている。
又、使用中の紙ロールから上に離して次に使用
する予備ロールを支持するホルダーは実開昭57−
123098号公報、実開昭58−24294号公報、実開昭
58−139997号公報で公知である。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記実開昭59−59195号公報では予備ロールが
使用中の紙ロール上に乗つて加重するため、使用
中の紙ロールの直径が小さくなつてくると紙を手
繰り出すのに力を要し、所要量を手繰り出さない
うちに紙が千切れてしまうことがあある。
又、実開昭57−123098号、同58−24294号、同
58−139997号公報では、予備ロールを使用位置の
紙ロールの上に離して支持するため僅かな力で使
用中の紙ロールから紙を手繰り出すことができる
が、予備ロールを下の使用位置に落下させると同
時に、それまで使用位置にあつて紙が盡きた芯を
下に排出するための操作部材はいつでも自由に操
作することができる。このため使用中の紙ロール
の紙が末だ盡きていなくても、子供がいたずらし
て操作部材を動かし、予備ロールを使用位置に落
下させ、紙が残つている紙ロールを排出する問題
点がある。
〈問題点を解決するための手段〉 そこで本考案は、紙ロールの両端中心部から突
出する芯を導くための前記相対向したガイド溝の
内部上方に、前記間隔部材上に受け止められてい
る紙ロールから上に離して予備の紙ロールを支持
する可動のストツパを備え、又、ケースには該ケ
ースの外から上記ストツパを紙ロールの支持位置
から退避させる操作部材を設け、該ストツパを退
避位置にする上記操作部材の動きを前記間隔部材
上に受け止められている紙ロールにより阻止した
ことを特徴とする。
〈作用〉 使用中の紙ロールは両端中心部から突出する芯
の各端部を相対向したガイド溝に入れ、ケース内
底部の間隔部材上に受け止められる。又、予備ロ
ールも同様に両端中心部から突出する芯の各端部
を相対向したガイド溝に入れ、該ガイド溝の内部
上方の支持位置に位置するストツパに受け止めら
れ、前記紙ロールから上に離れたケースの内部上
方に位置する。
そして、上記ストツパをガイド溝の支持位置か
ら退避させる操作部材は、間隔部材上に受け止め
られた紙ロールがあるときはその紙ロールに阻止
され、ストツパを退避させることができない。
〈実施例〉 図示の各実施例において、1は上面と前面が開
放したケース、2は上記ケースの上面と前面を覆
うカバーで、これらは金属板や、プラスチツクか
ら成形し、カバー2はケースの前面下部に軸2′
で前下向きに倒れてケースを開くことでき(第
1,3図破線)、そして、ケース1を閉じた状態
に適当な留め具や錠3で保持される。このケース
1は上下方向に二つ以上の紙ロールA,Bを収容
することができる。各紙ロールの中心部には細い
芯a,bが貫通し、その左右の各端部は、紙ロー
ルの各端面の中心部から短く突出する。
ケース1の底部には上記芯a,bがその間を落
下できる間隔を保つて下段(使用位置)の紙ロー
ルAを下から受け止める一対の間隔部材、こゝで
は細い回転自在なローラ4,4がケースの左右側
壁間に渡設してあり、間隔部材の下は間隔部材の
間から落下する芯を受ける芯受け5になつてい
る。又、ケースの左右各側壁の内面に上記芯の各
端部を前記間隔部材の間隔4′に導く上下方向の
ガイド溝6,6が相対向して設けてあり、両ガイ
ド溝の内部上方には下段の紙ロールAから上に離
してロールBの芯bの端部を受け止めるストツパ
7,7がある。
第1,2図の実施例では、左右のガイド溝6
は、芯の各端部の直径よりも少し広い間隔を保つ
て各側壁内面に対立して固定した対の板8,8の
間に形成され、前記ストツパ7は上記対の板8,
8の間に枢着された操作部材である揺動杆9の上
端に互いに対向して突設してある。この揺動杆9
はガイド溝6のほゞ全高に等しい長さを有し、高
さの中間点に取付けた軸9′で板8,8に揺動可
能に枢着され、その各下端部にはケースの左右側
壁にある孔から外に突出する押釦10を備えてい
る。
第1,2図は間隔部材4,4上に受け止められ
た下段の紙ロールAから紙を、カバーにある窓孔
11を通じ外に手繰り出して使用する状態を示
す。この場合、予備のロールBは下段の紙ロール
から上に離れているので下段の紙ロールからの紙
の手繰り出しは軽快に行える。そして、紙を使用
するにつれ、下段の紙ロールの直径は減少し、こ
れに伴い芯aはガイド溝6,6中を下に移動し、
紙が盡きると裸になつた芯aは間隔部材の間隔
4′から芯受け5に落下する。
この様にして下段の紙ロールが芯aとともに間
隔部材4,4上から無くなつたら、前記左右の押
釦10,10を押込むことにより第2図に破線で
示した様に左右の対向した揺動杆9,9は仰向け
に揺動し、各ストツパは7は予備ロールBの芯b
の下から退避する。従つて、押釦10,10を一
旦押込んで指をすぐ離すと予備ロールBの芯の各
端部はガイド溝6,6を下に移動し、予備ロール
Bは間隔部材4,4上に受け止められ、次はこれ
から紙を手繰り出して使用することができる。
そして、間隔部材4,4上に紙ロールがある状
態で押釦10,10を押込もうとしても各揺動杆
9はその紙ロールの芯の端部に当接するため押込
むことができない。従つて、子供がいたずらして
押釦を押込むことが防止できる。
各揺動杆9はストツパ7が予備ロールの芯の端
部を受け止める状態になるよう自重で付勢して直
立させてもよい。
又、図示の様に、各押釦10の軸に、ケースの
各側壁内面と揺動杆9の間に圧縮スプリング12
を巻くなど、揺動杆を仰向けに付勢してもよい。
こうすると間隔部材4,4上に紙ロールとその芯
が無くなると、揺動杆は付勢力で仰向けに自動的
に揺動してストツパ7,7を退避させ、予備ロー
ルをガイド溝6,6沿いに落下させる。そして、
予備ロールの芯の端部はガイド溝6,6中を揺動
杆の軸9′からの部分を下に移動する際は揺動杆
に摺接し、揺動杆を付勢力に抗して押し戻し、ス
トツパ7,7を予備ロールの芯を受け止める支持
位置に戻す。
カバー2には予備ロールの点検口13を設け、
無ければカバーを開いて補給し、芯の各端部をス
トツパ7,7上に受け止めさせる。
第3〜5図の実施例では、左右のガイド溝6は
ケースの各側壁の内面に前後に対向して取付けた
対のL形板14a,14bの間に形成され、各ス
トツパ7は、後のL形板14aの内部に収められ
て該L形板と各側壁との間に枢着された操作部材
である揺動杆15の上端に前向きに突設してあ
る。各揺動杆15はガイド溝6のほゞ全高に等し
い長さを有し、高さの中間点を軸15′で揺動可
能に枢着されている。そして、各紙ロールA,B
の両端面中心部から短く突出する各芯a,bの端
部には環状溝16があり、芯の各端部はこの環状
溝16をL形板14a,14bの対向縁部に通し
て導かれ、下の紙ロールAは間隔部材4,4上
に、予備ロールBは紙ロールAから上に離れて直
立状態の左右の揺動杆15,15の上端のストツ
パ7,7上に夫々受け止められる。これにより各
紙ロールA,Bは環状溝16に入つた対のL形板
の対向縁により前後、左右に動けない。
左右の各揺動杆15は、この実施例では軸1
5′で枢着された部分にL形板14aの孔14′を
通つて後向きに延びるアーム17を備え、左右の
アーム17,17の後端に紙ロールA,Bの軸方
向長さよりも幅が広いU形の連結杆18の左右の
側杆の上端18′,18′が連結して垂下し、該連
結杆18の下端の横梁18aの中央からはケース
の底板の孔を通じ引手19が下がつている 従つて、間隔部材4,4上に紙ロールAと、そ
の芯aが無くなつたときに引手19を下に引くと
連結杆18はアーム17を介して左右の揺動杆1
5,15を第3図に破線で示す様に後傾状態に揺
動させ、各揺動杆の上端に前向きに設けたストツ
パ7,7をL形板14aの内部に引つ込めて退避
させる。これにより予備ロールBはガイド溝沿い
に落下する。この場合、各揺動杆は後傾して下半
部をL形板14bの内部に斜めに突入しているの
で、予備ロールBの芯bの各端部は各揺動杆の下
半部を押し退けながら間隔部材4,4上に到達
し、これにより各揺動杆は直立状態に戻り、スト
ツパ7,7は予備ロールの芯の端部を支持する状
態に戻る。
そして、間隔部材4,4に紙ロールがあるとき
に引手19を下に引こうとしても、左右の揺動部
材の下半部がその紙ロールの芯に当接して引けな
いため、同様に子供のいたずらが防止できる。
この実施例でも各L形板14aと各揺動杆15
の下半部間に例えば図示の様に板バネ20を設け
るなどして揺動杆を後傾状態に付勢し、間隔部材
4,4上に紙ロールが無くなつたとき、その付勢
力で左右の揺動杆を後傾させ、予備ロールを自動
的に間隔部材上に落下させる様にすることもでき
る。
尚、この実施例で引手19を下に引つ張り、予
備ロールを落下させるための引つ張り量は、実験
によれば10mm以内の極く僅かである。従つて、誤
つて過剰な力で下に引つ張り、引手19が千切れ
たり、連結杆18、アーム17、揺動杆15が変
形、破損したりするのを防止するため引手19の
途中には緩衝バネ21を連結し、過剰な力を緩衝
バネ21の伸びで吸収することがのぞましい。
図中、22は手繰り出した紙を切断するための
刃板であつて、これは第1図の如く窓孔11をカ
バー2に変形する際に窓孔下縁から前向きに突出
する様に設けても、第3図に示す如く、芯受け5
の天井となるケース1に取付けた棚板23前向き
に延長してカバーの窓孔11から外に突出させ、
その前端に形成してもよい。
そして、間隔部材の間4′を通過して芯受け5
に落ちた芯は、カバー2を開いて予備ロールを補
給する際に取り出し、予備ロールの中心部に貫通
して繰返し使用する。
〈考案の効果〉 本考案によれば予備の紙ロールを使用中の紙ロ
ールの上に離して収容し、使用中の紙ロールが無
くなつたときにだけ予備ロールを下に落下させて
使用でき、使用中の紙ロールがあるときはいたず
らされても予備ロールが使用位置に落下したり、
使用中の紙が外に排出されたりすることがない紙
ロールのホルダーが提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断側面図、第2
図は第1図の−線での要部の片側の縦断正面
図、第3図は本考案の他の一実施例の一部を欠截
した縦断側面図、第4図は第3図の−線での
要部の片側の横断面図、第5図はケースの下部を
一部欠截して後から見た正面図で; 図中、1はケース、4は間隔部材、5は芯受
け、6は左右のガイド溝、7は左右のストツパ、
9と15は揺動杆(操作部材)を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中心部に芯を貫通した紙ロールを内部に収容す
    るケースの底部に上記芯がその間を落下できる間
    隔を保つて紙ロールを下から受け止める一対の間
    隔部材を設けると共に、前記ケースの相対向した
    両側壁の内面には該紙ロールの両端中心部から突
    出する芯の各端部を受入れて間隔部材間の間隔に
    導く上下方向の相対向したガイド溝を設け、且つ
    間隔部材の下方にはその間隔を落下する芯を受け
    る芯受けを設けた紙ロールのホルダーにおいて; 前記相対向したガイド溝の内部上方に、前記間
    隔部材上に受け止められている紙ロールから上に
    離して予備の紙ロールを支持する可動のストツパ
    を備え、又、ケースには該ケースの外から上記ス
    トツパを紙ロールの支持位置から退避させる操作
    部材を設け、該ストツパを退避位置にする上記操
    作部材の動きを前記間隔部材上に受け止められて
    いる紙ロールにより阻止したことを特徴とする紙
    ロールのホルダー。
JP4766087U 1987-04-01 1987-04-01 Expired JPH0316557Y2 (ja)

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JP4766087U JPH0316557Y2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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