JPH08279952A - 雲台駆動制御方法及び装置 - Google Patents

雲台駆動制御方法及び装置

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JPH08279952A
JPH08279952A JP7080351A JP8035195A JPH08279952A JP H08279952 A JPH08279952 A JP H08279952A JP 7080351 A JP7080351 A JP 7080351A JP 8035195 A JP8035195 A JP 8035195A JP H08279952 A JPH08279952 A JP H08279952A
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JP
Japan
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drive
pan
power supply
voltage
pan head
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Withdrawn
Application number
JP7080351A
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English (en)
Inventor
Keiichi Ikeda
恵一 池田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 三脚等の上にビデオカメラを載置して、パン
及びチルト方向に動作させるための電動雲台装置におい
て、電源電力の供給が十分な場合にはパン及びチルト同
時動作の高速雲台駆動が行われ、かつ、この電力供給が
不十分な場合でも、他の電気回路に悪影響を及ぼすこと
のない雲台駆動制御方法及び装置を提供する。 【構成】 このため、前記雲台駆動用電源の電圧検知装
置201,202を設け、通常時にはパン及びチルト同
時動作を行い、また、前記電圧検知装置が所定範囲の電
圧低下を検知した時には、前記同時動作を禁止し、一方
の動作が終了後、他方の動作を行う駆動制御方法を採用
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラを載置し
てパン及びチルト方向に動作させるための電動雲台装置
の駆動制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラを上に載置してパン
及びチルト方向に動作させるための雲台装置として、バ
ッテリ(電池)駆動によるか、あるいは、ACアダプタ
等の外部電源からの電力供給を受けて駆動するものが知
られている。また内部にバッテリを有し、常時外部から
供給される電源によりバッテリを充電し、これを雲台の
駆動電源として用いることにより、外部から供給される
電流以上にモータ駆動電流を流せるように構成されてい
るものがある。
【0003】これらは、リモコンや外部からのシリアル
もしくはパラトルのインタフェース(I/F)を通じて
送られてくるコマンドや制御信号に応じて、パン方向や
チルト方向への雲台動作を行うように構成されており、
モータへ供給し得る電力が十分に多い場合には、パン動
作とチルト動作とを同時に行うことにより、高速の雲台
移動が行えるように構成されている しかしながら、一方、電源電力が十分でない機器では、
パン動作とチルト動作とは同時に行うことができず、あ
る位置に雲台を移動する時には、まずパン方向の移動を
行い、パン方向の動作が終ってから、チルト方向の動作
を開始するように構成されている。
【0004】これは、パン方向の移動とチルト方向の移
動とを同時に行うためには、同時に2台のモータを駆動
しなければならないために、モータドライバに瞬間的に
大電流が流れるため、電圧レベルが低下し、マイクロコ
ンピュータ等の他の電気回路部分に悪影響を与える可能
性があり、このため電力供給が十分でない場合には、パ
ン,チルト方向への同時駆動動作を行うことが困難なた
めである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来例においては、パン動作とチルト動作とを同
時に行えない雲台では、高速の雲台駆動が行えず、ま
た、パン動作とチルト動作とを同時に行うためには、十
分な電力を供給する必要があるために、バッテリ等で駆
動する時にはバッテリ残量が少ない時には、モータが脱
調すると共に、他の回路へも悪影響を及ぼすという欠点
があった。
【0006】本発明は、以上のような従来例における問
題点を解決するためになされたもので、電源電力の供給
が十分な場合には高速の雲台駆動が行われ、かつ、この
電力供給が不十分な場合でも他の電気回路に悪影響を及
ぼすことのない雲台駆動制御方法ならびに装置の提供を
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、電池または外部から電源が供給され、この供給電
源によりパン動作及びチルト動作を行う雲台装置におい
て、前記電源電圧を検知するための電源電圧検知手段を
設け、通常時においてはパン動作とチルト動作とを同時
に行うよう雲台を駆動し、前記電源電圧検知手段により
所定の電圧低下が検知された時は、前記同時動作を禁止
し、いずれか一方の動作が終了した後、他方が動作を行
うよう雲台駆動を制御する雲台駆動制御方法及び装置を
採用することにより、前記目的を達成しようとするもの
である。
【0008】
【作用】以上のような本発明方法,装置によれば、雲台
のモータドライバに供給される電源電圧を検知する電源
電圧検知手段を設け、通常の雲台駆動時にはパン駆動と
チルト駆動とを同時に行い、前記電圧検知手段によって
電圧の所定低下値を検知したときには、雲台駆動とし
て、例えば、先ずパン動作を行い、パン動作が終了した
時点でチルト動作を行うよう構成したことにより、電源
の供給が十分である時には高速の雲台駆動が行われ、か
つ電源の供給が不十分の場合でも、他の電気回路に悪影
響を及ぼすことなく雲台駆動を行うことができる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明を複数の実施例に基づいて説
明する: (第1実施例)図1に、本発明に係る第1の実施例の構
成ブロック図を示す。同図において、101は、外部か
ら本発明に係る雲台を制御するためのコマンド及び信号
を入出力するための端子であり、シリアルもしくはパラ
レルの信号の入出力及び電源の入力を行うための端子で
ある。この端子101から入力された信号は、外部イン
タフェース部102に入力され、内部のドライバによっ
て電圧変換される。
【0010】外部インタフェース部102は、端子10
1からの入力信号がシリアル信号である場合には、82
51等のSIOを含むように構成してもよい。外部イン
タフェース部102で受け取った外部からのコマンド及
び信号は、制御部103に入力されて解釈される。
【0011】もしこのコマンド及び信号が、雲台のパン
動作及びチルト動作に関するものであれば、制御部10
3は、信号線S103及びS104を制御することによ
って、パン動作用モータドライバ104とチルト動作用
モータドライバ106とを動作させ、これによってモー
タ及び駆動用メカから成るパン動作駆動部105とチル
ト動作駆動部107とが動作することで雲台の駆動が行
われる。
【0012】パン動作駆動部105及びチルト動作駆動
部107には、それぞれパンとチルトとの位置を検知す
るための各センサが取り付けられており、これらのセン
サから出力される各信号S105,S106が制御部1
03に入力されることで制御部103は、現在の雲台の
パン及びチルト位置を判断することが可能なように構成
されている。
【0013】これは、外部から雲台制御コマンドしてプ
リセットコマンドが送られてきたとき、所定の位置にパ
ン動作駆動部105及びチルト動作駆動部107を制御
することを可能にするためである。108は、電源であ
るところのバッテリ(蓄電池)であり、通常は外部イン
タフェース部102を通して外部から供給される電源S
101を充電しており、雲台駆動時には充電した電力
を、信号線S102を通してパン動作用モータドライバ
104,チルト動作用モータドライバ106及び実際の
駆動部であるパン動作駆動部105,チルト動作駆動部
107へ供給するよう構成されている。
【0014】このモータ駆動用の電源電圧S102は、
制御部103によって電圧レベルの変動を検知すること
で、もしその電圧値が所定レベル以上であれば、雲台駆
動としてパン駆動とチルト駆動とを同時に行い、電圧値
が所定レベル以下の時には、パン駆動が終了してからチ
ルト駆動を行うように構成されている。
【0015】次に、制御部103における電圧レベル検
知手段について説明する。図2は、この検知手段を示す
一例図である。図2において、201はCPUであり、
202はコンパレータである。コンパレータ202の一
方にはモータ駆動用電源であるS102が接続されてお
り、もう一方にはモータ駆動をパン駆動とチルト駆動と
を同時に行えるか否かのスレッショールド(しきい値)
となる基準電圧Vrefが入力される。
【0016】この基準電圧Vrefは、外部機器から入
力される電源S101から抵抗分割によってハード的に
作ってもよいが、CPU201にD/A変換器が内蔵さ
れている場合には、CPU201のD/A変換器出力を
接続してソフト的にCPU201から設定できるように
構成しても差支えない。
【0017】コンパレータ202の出力は、CPU20
1の入力ポートに接続され、CPU201はこの入力ポ
ートを常時モニタすることにより、モータ駆動電圧が基
準電圧Vrefより高いか否か判断できる。
【0018】また、図3は、CPU301が内蔵A/D
変換器をもつ場合の電圧変動検出手段の他の一例図であ
る。モータ駆動電源S102は、CPU301のA/D
変換入力に接続されており、CPU301は、内蔵A/
D変換器からの入力値によって、前述と同様にモータ駆
動電源の電位を知ることができる。
【0019】(第2実施例)次に、図4を用いて本発明
の第2の実施例について説明する。図4は、本発明の第
2の実施例を示す構成ブロック図であり、図4に示す各
構成ブロックのうち、図1におけると同一(相当)構成
機能を有するものは図1と同一符号を付してあり、重複
説明は省略する。
【0020】図4において、402は、コンピュータに
内蔵されるボードであり、バスインタフェース部403
は、信号線S403を通じてコンピュータのバスに接続
されている。ここで言うコンピュータのバスとは、例え
ばISA,NuBus,PCI,VLBus,SBu
s,PCMCIA等のバスのことであり、アドレス線,
データ線,ライト,リード,割り込み線,電源,GN
D,クロック等から構成されている。
【0021】S402は、バスからの電源ラインであ
り、バスインタフェース部403を駆動すると共に、雲
台部401にも供給され、雲台動作の全ての電源として
使用される。バスインタフェース部403は、バスのア
ドレス線をデコードし、ボード402が選択されている
時には、バスのデータ線のデータを読み込み信号線S4
01を介して雲台部401の外部インタフェース部10
2に送るように構成されている。
【0022】つまり、コンピュータ上で動作しているア
プリケーションソフトから雲台部401を制御する場合
には、ボード402に割り当てられた特定I/Oアドレ
スに、雲台部401を制御するための雲台制御コマンド
を書き込むようにすれば、このコマンドは、バスインタ
フェース部403及び外部インタフェース部102を介
して制御部103に送られ、制御部103は、このコマ
ンドを解釈することにより、パン動作用ドライバ104
及びチルト動作用モータドライバ106を駆動して、雲
台部401のパン,チルト動作が行えるように構成され
ている。
【0023】電源ラインS402は、コンピュータの他
のボードの消費する電源容量によって常に変動する可能
性があるので、制御部103は、常に電源ラインS40
2をモニタし、電源電圧の変動を検知することにより、
雲台部401のパン動作とチルト動作とを同時に行う
か、別々に行うかを判断し、それぞれに切り換えて雲台
部401の駆動を行うように構成されている。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モータドライバに供給される電源電圧を検知する電源電
圧検知手段を設け、通常の雲台駆動時には、パン駆動と
チルト駆動とを同時に行い、前記電圧検知手段によって
所定範囲の電圧低下を検知したときには、雲台駆動とし
て、例えば先ずパン駆動を行い、パン動作が終了した時
点で他の動作を行うように構成したため、電源の供給が
十分である時には高速に雲台駆動が行え、かつ電源の供
給が不十分な場合でも、他の電気的回路に悪影響を及ぼ
すことなく雲台駆動を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の構成ブロック図
【図2】 電圧変動検知手段の一例図
【図3】 電圧変動検知手段の他の一例図
【図4】 第2実施例の構成ブロック図
【符号の説明】
101 外部入出力端子 102 外部インタフェース部 103 制御部 104 パン動作用ドライバ 105 パン動作駆動部 106 チルト動作用ドライバ 107 チルト動作駆動部 108 バッテリ 201,301 CPU 202 コンパレータ 401 雲台部 402 ボード 403 バスインタフェース部 S101 外部供給電源ライン S402 電源ライン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池または外部から電源が供給され、こ
    の供給電源によりパン動作及びチルト動作を行う雲台装
    置において、前記電源電圧を検知するための電源電圧検
    知手段を設け、通常時においてはパン動作とチルト動作
    とを同時に行うよう雲台を駆動し、前記電源電圧検知手
    段により所定の電圧低下が検知された時は、前記同時動
    作を禁止し、いずれか一方の動作が終了した後、他方が
    動作を行うよう雲台駆動を制御することを特徴とする雲
    台駆動制御方法。
  2. 【請求項2】 電池または外部から電源が供給され、こ
    の供給電源によりパン動作及びチルト動作を行う雲台装
    置において、前記電源電圧を検知するための電源電圧検
    知手段と、通常時においてはパン動作とチルト動作とを
    同時に行うよう雲台を駆動し、前記電源電圧検知手段
    が、所定レベルの電圧低下を検知した時は、前記同時動
    作を禁止して、いずれか一方動作が終了した後、他方の
    動作を行うよう雲台を駆動する雲台駆動制御手段とを有
    することを特徴とする雲台駆動制御装置。
JP7080351A 1995-04-05 1995-04-05 雲台駆動制御方法及び装置 Withdrawn JPH08279952A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008146419A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Renesas Technology Corp Usbデバイスおよびコンピュータの周辺デバイス
US7546033B2 (en) 2005-05-11 2009-06-09 Canon Kabushiki Kaisha Imaging apparatus and imaging system
JP2012128448A (ja) * 2012-02-17 2012-07-05 Casio Comput Co Ltd 撮影装置、合成画像作成方法及びプログラム

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Effective date: 20020702