JPH08279861A - マルチメディア通信装置 - Google Patents

マルチメディア通信装置

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JPH08279861A
JPH08279861A JP7081344A JP8134495A JPH08279861A JP H08279861 A JPH08279861 A JP H08279861A JP 7081344 A JP7081344 A JP 7081344A JP 8134495 A JP8134495 A JP 8134495A JP H08279861 A JPH08279861 A JP H08279861A
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JP
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video
terminal device
audio
input source
input
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Application number
JP7081344A
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Inventor
Toshiyuki Fujii
利行 藤井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】自端末装置側から相手端末装置側の各入力ソー
スの制御を確実にしかも簡単に行えるようにする。 【構成】制御情報記憶部23に、自端末装置側、相手端
末装置側それぞれに接続された映像入力ソースおよび音
声入力ソースを動作させる際の制御情報を記憶させるこ
とで、端末制御部3で、相手端末装置側の映像入力ソー
スのみならず,相手端末装置側の音声入力ソースの制御
信号も作成できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画(こま送り)映像
及び音声とその他のデータを同時に通信するマルチメデ
ィア通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビ会議システム、テレビ電話
等のマルチメディア通信装置が普及するにあたり、その
利便性を高めるために、相手端末装置を制御する機能が
求められるようになってきた。
【0003】以下、図8を参照しながら、従来のマルチ
メディア通信装置について説明を行う。図8は従来のマ
ルチメディア通信装置の構成を示した機能ブロック図で
ある。
【0004】このマルチメディア通信装置は映像セレク
タ6と音声セレクタ10とを備えている。映像セレクタ
6にはビデオカメラやVTRのような映像入力ソースが
一つまたは複数接続されている。端末制御部3はキー入
力部4により選ばれた映像入力ソースを映像入力制御部
16に指示している。映像セレクタ6は端末制御部3の
指示に従って一つの映像入力ソースを選択したり、選択
した複数の映像入力ソースの映像入力を合成(例えばス
プリット合成やスーパーインポーズ合成)することで一
つの映像信号を作成して映像A/D7に出力している。
映像A/D7は入力された映像信号をA/D変換してデ
ジタル映像データを生成して動画コーデック8に出力し
ている。動画コーデック8は映像A/D7より入力され
るデジタル映像データを、例えばCCITT勧告H.2
61のような手順で圧縮して多重分離部5に出力してい
る。
【0005】一方、音声セレクタ10にはマイクやVT
Rのような音声入力ソースが一つまたは複数接続されて
いる。端末制御部3はキー入力部4により選ばれた音声
入力ソースを音声入力制御部17に指示し、音声セレク
タ10は音声入力制御部17の制御により複数の音声入
力より一つを選択またはミキシングを行うことで一つの
音声信号を作成して音声A/D11へ出力している。音
声A/D11は入力された音声信号にA/D変換を行い
デジタル音声信号を生成し音声コーデック12に出力し
ている。音声コーデック12は音声A/D11より入力
されるデジタル音声データを例えばCCITT勧告G.
711のような手順で圧縮して多重分離部5に出力して
いる。
【0006】そして、多重/分離部5は、動作コーデッ
ク8、音声コーデック12から入力される圧縮デジタル
映像データならびに圧縮デジタル音声データを多重化し
て回線インターフェース1に出力している。回線インタ
ーフェース1はその多重化データを回線に通じて相手端
末装置に出力している。
【0007】一方、回線から受信した相手端末装置の多
重化データは多重分離部5で圧縮デジタル映像データと
圧縮データ音声データとに分離される。そして、圧縮デ
ジタル映像データは動画コーデック8でCCITT勧告
H.261の手順で伸張されて映像D/A9に出力され
る。映像D/A9は、伸張されたデジタル映像信号をD
/A変換して、アナログ映像信号に変換して、映像出力
(モニタ等)に出力している。圧縮デジタル音声データ
は音声コーデック12でCCITT勧告G.711の手
順で伸張して音声D/A13に出力している。音声D/
A13は、伸張されたデジタル音声信号をD/A変換し
て、アナログ音声信号に変換して、図示しない音声出力
(スピーカ等)に出力している。
【0008】一方、映像ソーステーブル18にはユーザ
によりキー入力部4を通じて設定された自端末装置側の
映像入力ソースについての制御情報が記憶されている。
記憶されている制御情報の内容は、例えば映像セレクタ
6における各映像入力ソースのポート位置情報、映像入
力ソースの種別、映像入力ソースがビデオカメラの場合
におけるパン・チルト・ズームの制御の可否情報、入力
する映像の種別(動画/静止画)等であり、これらの情
報を映像セレクタ6の各接続ポートについて記憶してい
る。
【0009】そして、キー入力部4より相手側端末の電
話番号が設定されて発信キーが押されると、端末制御部
3は呼制御部2に発呼の指示を行い、呼制御部2は相手
側端末との間で回線の接続を行う。回線が接続されると
多重/分離部5は例えばCCITT勧告H.221の手
順に従い初期条件で設定されているチャネル割で構成し
たううで圧縮デジタル動画データ・圧縮デジタル音声デ
ータを多重化したフレームデータを生成し、このフレー
ムデータを回線インターフェース1を通じて相手端末装
置に送出する。一方、相手端末装置からフレームデータ
を受信すると、受信したフレームデータを基にして相手
端末装置とフレーム同期確立を行い、受信した圧縮デー
タを、デジタル動画データと圧縮デジタル音声データと
に分離して、それぞれのデジタルデータを動画コーデッ
ク8、音声コーデック12に出力する。
【0010】また、通信が確立したならば端末制御部3
はデータ用のチャネルの確立に伴うチャネル割りの変更
を多重/分離部5に行い、例えばMLPまたはLSD等
のデータ用のチャネルを設定して映像ソーステーブル1
8に記憶している自端末装置側の映像入力ソースの制御
情報をデータインターフェース14、回線インターフェ
ース1を通じて相手端末装置に転送する。また、相手端
末装置より回線インターフェース1、データインターフ
ェース14経由で受信した相手端末装置側の映像ソース
テーブル18の記憶内容は、端末制御部3によって映像
ソーステーブル18に記憶される。
【0011】以上のようにして各端末装置の間で能力交
換、すなわち、接続されている映像入力ソースの制御情
報の交換が行われる。
【0012】なお、必要に応じて端末制御部3は映像ソ
ーステーブル18に記憶された相手端末装置の制御情報
データを示すグラフィクデータを映像D/A9に出力す
る。映像D/A9はこのグラフィクデータをD/A変換
して映像出力に出力する。これによってユーザは相手端
末装置に接続されている映像入力ソースの制御内容を認
識することができる。なお、このような制御内容確認操
作はキー入力部4を介して行われる。
【0013】さらには、相手端末装置の映像入力ソース
の変更または相手端末装置の映像入力ソース(ビデオカ
メラ等)の制御操作はキー入力部4より行われる。すな
わち、キー入力部4が相手端末映像入力の制御操作を行
うと、端末制御部3は能力交換時と同様に多重/分離部
5に対してデータチャネルの確立を指示したのち、デー
タインターフェース14を通じてその制御操作を示す制
御信号を相手端末装置に送信する。また、相手端末装置
より同様の制御信号を受信すると、データインターフェ
ース14はその制御信号の制御内容を映像入力制御部1
6に指示する。
【0014】映像入力制御部16は、その指示内容が映
像入力ソースの切り換え指示であった場合、映像セレク
タ6に映像入力ソースの切り換えの指示を行う。また映
像入力ソース(ビデオカメラ)のパン・チルト・ズーム
等の操作制御の指示であった場合は、操作制御を指定さ
れている映像入力ソースポート(例えばRS−232C
ポート)に映像入力ソースの操作制御を示す制御信号を
出力する。そして、操作制御を指定された映像入力ソー
ス(ビデオカメラ)はその制御信号に基づいて動作す
る。
【0015】一方、キー入力部4より自端末装置側の映
像入力ソース(ビデオカメラ)のパン・チルト・ズーム
等の操作制御の指示があると、端末制御部3は映像入力
制御部16に映像入力ソースの操作制御の指示を行い、
さらに、映像入力制御部16は指示された操作内容を示
す制御信号を指定された映像入力ソースのポートに出力
する。
【0016】以上の手順によって相手端末装置から出力
された自端末装置側映像入力ソースの制御信号に基づい
た自端末装置側の映像入力ソースの制御操作を行う。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のマルチメディア通信装置では、構造上、相手端
末装置の映像入力ソースの制御操作だけしかできない。
しかしながら、相手端末装置側の映像入力ソースを切り
換える場合、音声音声入力も同時に切り換えなければな
らない場合がある。例えば映像入力ソースをVTR入力
に切り換えた場合、音声入力ソースもVTR音声に切り
換えなければならない。しかしながら、このような場
合、自動的に音声入力ソースがVTR音声に切り替わる
ことはなく、音声入力ソースの一つであるマイク等を介
して相手端末装置の操作者に向かって肉声で音声入力ソ
ースの切り換えを要求して相手端末装置側で手動操作に
より切り換えてもらわなければならず、その操作に手間
がかかるという問題を有していた。
【0018】したがって、本発明は上記課題を解決し、
自端末装置側から相手端末装置側の各入力ソースの制御
を確実にしかも簡単に行うことができるマルチメディア
通信装置の提供を目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は次のような構成を備えている。すな
わち、請求項1では、各端末装置を、自端末装置側、相
手端末装置側それぞれに接続された映像入力ソースおよ
び音声入力ソースの制御情報を記憶する制御情報記憶部
と、自端末装置側、相手端末装置側それぞれに接続され
た映像入力ソースおよび音声入力ソースの切り換え、動
作等の動作指示内容を入力する入力部と、前記入力部に
入力された動作指示内容と前記情報記憶部の制御情報と
に基づいて自端末装置側制御信号ないし相手端末装置側
制御信号を作成するとともに作成した相手端末装置側制
御信号を相手端末装置に送信する端末制御部と、前記端
末制御部が作成した制御信号ないし相手側端末装置から
受信した制御信号に基づいて前記映像セレクタおよび自
端末装置に接続された映像入力ソースの各動作を制御す
る映像入力制御部と、前記端末制御部が作成した自端末
装置側制御信号ないし相手側端末装置から受信した制御
信号に基づいて前記音声セレクタの動作を制御する音声
入力制御部と、を備えて構成している。
【0020】請求項2では、各端末装置を、自端末装置
側映像入力ソースと同音声入力ソースとの間の相関関係
を記憶する自端末用相関関係記憶部と、相手端末装置側
の映像入力ソースまたは音声入力ソースの切り換えを指
示する制御信号を相手端末装置に送信するとともに、こ
の制御信号を相手端末装置から受信すると、受信した制
御信号で特定された一方の入力ソースを制御する一方、
受信した制御信号で特定された一方の入力ソースと相関
関係にある他方の入力ソースを前記自端末用相関関係記
憶部の記憶内容に基づいて特定したうえで特定した他方
の入力ソースを制御する制御部とを備えて構成してい
る。
【0021】請求項3では、各端末装置を、相手端末装
置に接続された映像入力ソースと音声入力ソースとの間
の相関関係を記憶する相手端末用相関関係記憶部と、相
手端末装置側映像入力ソースまたは音声入力ソースの制
御を指示する主制御信号を作成するとともに、この主制
御信号で特定された一方の入力ソースと相関関係にある
他方の入力ソースを前記相手端末用相関関係記憶部の記
憶内容に基づいて特定したうえで特定した他方の入力ソ
ースを制御する副制御信号を作成して、これら主副制御
信号を相手端末装置に出力する一方、これら主副制御信
号を相手端末装置から受信すると、その主副制御信号に
基づいて両入力ソースを制御する制御部とを備えて構成
している。
【0022】なお、映像入力ソースと音声入力ソースと
の間の相関関係という概念を具体的にいうと次のように
なる。すなわち、映像入力ソースをVTR入力に切り換
えた場合、音声入力ソースもVTR入力に切り換えなけ
ればならならず、この場合、映像入力ソースと音声入力
ソースとの間には相関関係があるといえる。
【0023】
【作用】請求項1によれば、制御情報記憶部には、自端
末装置側、相手端末装置側それぞれに接続された映像入
力ソースおよび音声入力ソースを動作させる際の制御情
報が記憶されているため、端末制御部は、相手端末装置
側の映像入力ソースのみならず,相手端末装置側の音声
入力ソースの制御信号も作成することができる。したが
って、各端末装置は、相手端末装置から送信された制御
信号を基にして映像入力ソース、音声入力ソース、両方
の入力ソースの制御を行うことができるようになる。
【0024】請求項2によれば、例えば、映像入力ソー
スの制御を指示する制御信号が相手端末装置から入力さ
れると、制御部は、自端末用相関関係記憶部で記憶され
ている相関関係を呼び出し、制御操作が指示された映像
入力ソースと相関関係にある音声入力ソースを特定した
うえで、特定した音声入力ソースの制御操作も同時に行
うことになる。
【0025】請求項3によれば、例えば、相手端末装置
の映像入力ソースの制御操作を行う場合、制御部は、制
御する映像入力ソースを特定した主制御信号を相手端末
装置に出力する一方、相手端末用相関関係記憶部で記憶
されてる相関関係を呼び出し、制御操作が指示された映
像入力ソースと相関関係にある音声入力ソースを特定し
たうえで、特定した音声入力ソースの制御を指示する副
制御信号をも相手端末装置に出力する。したがって、各
入力ソースの制御操作を指示する主副制御信号が相手端
末装置から入力されると、相手端末装置は、映像入力ソ
ースの制御を行うとともにもに、この映像入力ソースに
相関関係にある音声入力ソースの制御も同時に行うこと
になる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
【0027】図1は実施例のマルチメディア通信装置の
構成を示した機能ブロック図であり、図1おいて、符号
1は図示しない回線を通じて行う送受信を制御する回線
インターフェースであり、2は回線インターフェース1
を通じて相手端末装置との”呼”の制御を行う呼制御処
理部であり、3はこのマルチメディア装置の端末全体を
制御する端末制御部であり、4はユーザが入力操作する
キー入力部であり、5は回線インターフェース1を通じ
て送受信するデータのフレーム化を行い、圧縮されたデ
ジタル映像データ、デジタル音声データ及びその他のデ
ジタルデータの多重化及び分離を行う多重/分離制御部
であり、6は複数の映像入力ソースより入力される映像
入力に、選択または合成等の処理を行って一つの映像信
号を形成して出力する映像セレクタであり、7は映像セ
レクタ5より入力する映像信号をA/D変換しデジタル
映像データとして出力する映像A/Dであり、8は映像
A/D7のデジタル映像データ出力を圧縮符号化して圧
縮動画データを作成するととともに、多重分離部5から
入力される圧縮動画データを復号化してデジタル映像デ
ータを形成する動画コーデックであり、9は動画コーデ
ック8で復号化したデジタル映像データをD/A変換す
るとともに、端末制御部3で指示があった場合にはキャ
ラクタ等のグラフィック信号を生成し動画であるビデオ
信号に静止画状のグラフィックをスーパーインポーズし
たうえで、映像出力に出力する映像D/Aである。
【0028】また、符号10は複数の音声入力より入力
される音声入力に、選択または合成等の処理を行って一
つの音声信号を形成して出力する音声セレクタであり、
11は音声セレクタ10から入力される音声信号をA/
D変換してデジタル音声データとして出力する音声A/
Dであり、12は音声A/D11のデジタル音声データ
を圧縮符号化して圧縮音声データを作成するとともに、
多重分離部5から入力される圧縮音声データを復号化し
てデジタル音声データを作成する音声コーデックであ
り、13は音声コーデック12で復号化したデジタル音
声データをD/A変換して音声出力に出力する音声D/
Aであり、14は圧縮動画信号及び圧縮音声信号以外の
データ、すなわち、後述する映像ソーステーブル18や
音声ソーステーブル19に記憶されている制御情報デー
タの送受信を制御するデータインターフェースであり、
16はデータインターフェース14より出力する映像制
御信号に従って映像セレクタ6の動作制御を行うととも
に、映像入力ソース(ビデオカメラ等)に対してその制
御信号を出力する映像入力制御部であり、17は端末制
御部3より出力する音声制御信号に従って音声セレクタ
10の動作制御を行う音声入力制御部である。
【0029】さらに、符号18は自端末装置に接続され
ている映像入力ソースの制御情報と相手端末装置に接続
されている映像入力ソースの制御情報を記憶する映像ソ
ーステーブルであり、19は自端末装置に接続されてい
る音声入力ソースの制御情報と相手端末装置に接続され
ている音声入力ソースの制御情報を記憶する音声ソース
テーブルであり、20は共に自端末装置に接続されてい
る音声入力ソースと映像入力ソースとの間の相関関係を
記憶する自端末用音声/映像相関テーブルであり、21
は共に相手端末装置に接続されている音声入力ソースと
映像入力ソースとの間の相関関係を記憶する相手端末用
音声/映像相関テーブルである。
【0030】本実施例では、端末制御部3とデータイン
ターフェース14と映像入力制御部16と音声入力制御
部17とから制御部22が構成されている。また、映像
ソーステーブル18と音声ソーステーブル19とから制
御情報記憶部23が構成されている。また、自端末用音
声/映像相関テーブル20から自端末用相関関係記憶部
が構成され、相手端末用音声/映像相関テーブル21か
ら相手端末用相関関係記憶部が構成されている。
【0031】以上のように構成されたマルチメディア通
信装置について、以下、その動作を説明する。
【0032】映像セレクタ6にはビデオカメラやVTR
のような映像入力ソースが一つまたは複数接続されてい
る。端末制御部3はキー入力部4により選ばれた映像入
力ソースを映像入力制御部16に指示している。映像セ
レクタ6は端末制御部3の指示に従って一つの映像入力
ソースを選択したり、選択した複数の映像入力ソースの
映像入力を合成(例えばスプリット合成やスーパーイン
ポーズ合成)することで一つの映像信号を作成して映像
A/D7に出力している。映像A/D7は入力された映
像信号をA/D変換してデジタル映像データを生成して
動画コーデック8に出力している。動画コーデック8は
映像A/D7より入力されるデジタル映像データを例え
ばCCITT勧告H.261のような手順で圧縮して多
重分離部5に出力している。
【0033】一方、音声セレクタ10にはマイクやVT
Rのような音声入力ソースが一つまたは複数接続されて
いる。端末制御部3はキー入力部4により選ばれた音声
入力ソースを音声入力制御部17に指示し、音声セレク
タ10は音声入力制御部17の制御により複数の音声入
力ソースから一つを選択またはミキシングを行って一つ
の音声信号を作成して音声A/D11に出力している。
音声A/D11は入力される音声信号にA/D変換を行
いデジタル音声信号を生成し音声コーデック12に出力
している。音声コーデック12は音声A/D11より入
力されるデジタル音声データを例えばCCITT勧告
G.711のような手順で圧縮して多重分離部5に出力
している。
【0034】そして、多重/分離部5は、入力された圧
縮デジタル映像データならびに圧縮デジタル音声データ
を多重化して回線インターフェース1に出力している。
回線インターフェース1はその多重化データを回線に出
力している。
【0035】一方、回線インターフェース1を介して回
線から受信した相手端末装置の多重化データは多重分離
部5で圧縮デジタル映像データと圧縮デジタル音声デー
タとに分離される。そして、圧縮デジタル映像データは
動画コーデック8でCCITT勧告H.261の手順で
伸張されて映像D/A9に出力される。映像D/A9
は、伸張されたデジタル映像信号をD/A変換して、ア
ナログ映像信号に変換して、映像出力(モニタ等)に出
力している。
【0036】ところで、映像ソーステーブル18にはユ
ーザによりキー入力部4を通じて設定された自端末装置
側の映像入力ソースについての制御情報が記憶されてい
る。記憶されている制御情報の内容は、例えば映像セレ
クタ6における各映像入力ソースのポート位置情報、映
像入力ソースの種別、映像入力ソースがビデオカメラの
場合におけるパン・チルト・ズームの制御の可否情報、
入力する映像の種別(動画/静止画)等であり、これら
の情報を映像セレクタ6の各接続ポートについて記憶し
ている。
【0037】音声ソーステーブル19にはユーザにより
キー入力部4を通じて設定された自端末装置側の音声入
力ソースについての制御情報が記憶されている。記憶さ
れている制御情報の内容は、例えば音声入力ソースが接
続されている音声セレクタ10のポート位置情報、音声
入力ソースの種別等であり、これらの制御情報を音声セ
レクタ10の各ポートについて記憶している。
【0038】そして、キー入力部4より相手側端末の電
話番号が設定されて発信キーが押されると、端末制御部
3は呼制御部2に発呼の指示を行い、呼制御部2は相手
側端末との間で回線の接続を行う。回線が接続されると
多重/分離部5は例えばCCITT勧告H.221の手
順に従い初期条件で設定されているチャネル割で構成し
たううで圧縮デジタル動画データ・圧縮デジタル音声デ
ータを多重化したフレームデータを生成し、このフレー
ムデータを回線インターフェース1を通じて相手端末装
置に送出する。一方、相手端末装置から受信したフレー
ムデータを基にして相手端末装置とフレーム同期確立を
行い、受信した圧縮データを、デジタル動画データと圧
縮デジタル音声データとに分離して、それぞれのデジタ
ルデータを動画コーデック8ならびに音声コーデック1
2に出力する。
【0039】通信が確立したならば端末制御部3はデー
タ用のチャネルの確立に伴うチャネル割りの変更を多重
/分離部5に行い、例えばMLPまたはLSD等のデー
タ用のチャネルを設定して一定の通信手順で、例えば図
2,図3に示すようなデータ形式で、映像ソーステーブ
ル18、音声ソーステーブル19に記憶している自端末
装置側の映像入力ソースならびに同音声入力ソースの制
御情報をデータインターフェース14、回線インターフ
ェース1を通じて相手端末装置に転送する。また、相手
端末装置より回線インターフェース1、データインター
フェース14経由で受信する相手端末装置側の映像ソー
ステーブル18、音声ソーステーブル19の記憶内容
は、端末制御部3によって映像ソーステーブル18、音
声ソーステーブルに記憶される。
【0040】なお、図2のデータ形式において、A1は
映像セレクタ6の入力ポートを規定する信号領域であ
り、A2は動画であることを規定する信号領域であり、
A3は通常の解像度の静止画であることを規定する信号
領域であり、A4は高解像度の静止画であることを規定
する信号領域であり、A5はビデオモニタにおける映像
関係のアスキーコードキャラクタを規定する信号領域で
あり、A6,A7,A8はそれぞれビデオカメラのパン
操作、ティルト操作、ズーム操作をそれぞれ規定する信
号領域である。また、図3において、B1は音声セレク
タ10の入力ポートを規定する信号領域であり、B2は
ビデオモニタにおける音声関係のアスキーコードキャラ
クタを規定する信号領域であり、B3は各音声入力ソー
スと相関関係にある映像入力ソースを規定する信号領域
であり、ここでは、”0”が 相関関係有り、”1”が
相関関係無しを示している。
【0041】以上のようにして各端末装置の間で能力交
換、すなわち、接続されている映像入力ソース、音声入
力ソースの制御情報の交換を行う。
【0042】なお、必要に応じて端末制御部3は映像ソ
ーステーブル18に記憶されている相手端末装置の制御
情報データを示すグラフィクデータを映像D/A9に出
力する。映像D/A9はこのグラフィクデータをD/A
変換して映像出力に出力する。これによってユーザは相
手端末装置に接続されている映像入力ソース、音声入力
ソースの制御内容を認識することができる。なお、この
ような制御内容確認操作は例えばキー入力部4を介して
行われる。
【0043】相手端末装置の映像入力ソースの切り換え
または相手端末装置の映像入力ソース(ビデオカメラ
等)の制御操作はキー入力部4より行われる。そして、
キー入力部4が相手端末装置側映像入力の制御操作を行
うと、端末制御部3は能力交換時と同様に多重/分離部
5に対してデータチャネルの確立を指示したのち、例え
ば、図4の各図に示すデータ形式でデータインターフェ
ース14、回線インターフェース1を通じてその制御操
作を示す制御信号を相手端末装置に送出する。そして、
相手端末装置より同様の制御信号を受信すると、データ
インターフェース14はその制御信号の制御内容を映像
入力制御部16に指示する。
【0044】映像入力制御部16は、上記したデータ形
式で相手端末装置から送信された制御信号の指示内容が
映像入力ソースの切り替え指示であった場合、映像セレ
クタ6に映像入力ソースの切り替えの指示を行う。また
映像入力ソース(ビデオカメラ)のパン・ティルト・ズ
ーム等の操作制御の指示であった場合は、操作制御を指
定されている映像入力ソースポート(例えばRS−23
2Cポート)に映像入力ソースの操作制御を示すデータ
を出力する。そして、操作制御を指定された映像入力ソ
ース(ビデオカメラ)はその制御データに基づいて動作
する。
【0045】なお、図4(a)はビデオカメラの制御操
作開始時の制御信号のデータ形式であり、C1は制御操
作開始を示す信号領域であり、C2はパン操作を示す制
御信号領域であり、ここでは、”1”が右方向のパン
を、”0”が左方向のパンをそれぞれ示している。C3
はティルト操作を示す制御信号領域であり、ここで
は、”1”が上方向のティルトを、”0”が下方向のテ
ィルトをそれぞれ示している。C4はズーム操作を示す
制御信号領域であり、ここでは、”1”がワイド方向の
ズーム操作を、”0”がテレ方向のズーム操作をそれぞ
れ示している。C5は、制御操作のタイムリミットを規
定する信号の領域である。
【0046】図4(b)はビデオカメラの制御操作継続
時、すなわち、C5で規定された制御操作のタイムリミ
ットを越えて制御操作を継続する際における制御信号の
データ形式であり、C6は制御操作の継続を示す信号領
域であり、C7はパン操作を示す制御信号領域であり、
ここでは、”1”が右方向のパンを、”0”が左方向の
パンをそれぞれ示している。C8はティルト操作の制御
信号領域であり、ここでは、”1”が上方向のティルト
を、”0”が下方向のティルトをそれぞれ示している。
C9はズーム操作の制御領域であり、ここでは、”1”
がワイド方向のズーム操作を、”0”がテレ方向のズー
ム操作をそれぞれ示している。
【0047】図4(c)はビデオカメラの制御操作停止
時、すなわち、C5で規定された制御操作のタイムリミ
ットまでに制御操作を停止する際における制御信号のデ
ータ形式であり、C10は制御操作の停止を示す信号領
域であり、C11はパン操作を示す制御信号領域であ
り、ここでは、”1”が右方向のパンを、”0”が左方
向のパンをそれぞれ示している。C12はティルト操作
の制御信号領域であり、ここでは、”1”が上方向のテ
ィルトを、”0”が下方向のティルトをそれぞれ示して
いる。C13はズーム操作の制御領域であり、ここで
は、”1”がワイド方向のズーム操作を、”0”がテレ
方向のズーム操作をそれぞれ示している。
【0048】図4(d)は、映像入力ソースの切り換え
時の制御信号のデータ形式であり、C14は映像入力ソ
ースの切り換えを示す信号領域であり、C15は映像セ
レクタ6の入力ポートを規定する信号領域であり、C1
6は映像の種類を示す規定する信号領域であり、例えば
次のようにして映像の種類を規定している。すなわち、
(M0,M1)=(0,0)である場合は動画を規定
し、(M0,M1)=(1,0)である場合は通常の解
像度の静止画であることを規定し、(M0,M1)=
(1,1)の場合は高解像度の静止画であることを規定
している。C17はモニタ画面の分割/分割解除を規定
する信号領域であり、ここでは、”0”が分割開示を示
し、”1”が分割解除を示している。
【0049】図4(e)は映像入力ソースの撮影位置
(角度等)を記憶させる際の制御信号のデータ形式であ
り、C18は映像入力ソースの撮影角度等を記憶させる
制御信号の信号領域であり、C19は撮影位置(角度
等)を示す信号の信号領域である。
【0050】図4(f)は映像入力ソースの撮影位置
(角度等)を呼び出す際の制御信号のデータ形式であ
り、C20は、映像入力ソースの撮影位置(角度等)を
呼び出す際の制御信号の信号領域であり、C21は撮影
位置(角度等)を示す信号の信号領域である。
【0051】一方、相手端末装置の音声入力ソースの切
り替えまたは相手端末装置の音声入力ソース(マイク
等)の制御操作もキー入力部4より行われる。そして、
キー入力部4が相手端末装置側の音声入力の制御操作を
行うと、端末制御部3は能力交換時と同様に多重/分離
部5に対してデータチャネルの確立を指示したのち、デ
ータインターフェース14、回線インターフェース1を
通じてその制御操作を示す制御信号を図5に示すデータ
形式で相手端末装置に送出する。そして、相手端末装置
より同様の制御信号を受信すると、データインターフェ
ース14はその制御信号の制御内容を音声入力制御部1
7に指示する。音声入力制御部17は、その指示内容に
基づいて音声入力ソースの切り替えを行う。
【0052】なお、図5において、D1は音声入力ソー
スの切り換えを規定する信号の信号領域であり、D2は
音声セレクタ10の入力ポートを規定する信号領域であ
り、D3は、音声ミキシング操作を制御する信号の信号
領域であり、ここでは、”L1=0がミキシングを、L
1=1はミキシング解除をそれぞれ示している。
【0053】以上の手順により自端末装置側の映像・音
声入力ソース相の制御ならびに相手端末装置側の映像・
音声入力ソースの制御が可能となる。
【0054】また、映像セレクタ6と音声セレクタ10
に接続されている入力端末に相関関係がある場合(例え
ばVTRが接続されている場合や複数のビデオカメラが
接続されていてそれぞれ異なる映像を撮影しており、そ
のそれぞれの映像入力ソースの近くに指向性の高いマイ
クが設置してある場合など)の制御は次のようにして行
われる。
【0055】すなわち、予め、自端末装置に接続されて
いる映像入力ソースと音声入力ソースとの間の相関関係
情報を自端末用音声/映像テーブル20に登録してお
く。登録方法は例えば、 先にまず、自端末音声/映
像相関テーブル20に相関関係情報を登録したうえで、
その登録内容に従って各入力ソースを映像セレクタ6な
らびに音声セレクタ10の各接続ポートに接続する、
各入力ソースを映像セレクタ6ならびに音声セレクタ
10の各接続ポートに接続したうえで、それら入力ソー
スの相関関係をキー入力部4より入力して、その入力内
容を自端末用音声/映像相関テーブル20に登録する、
等の方法がある。
【0056】自端末用音声/映像相関テーブル20の登
録内容としては、例えば、音声セレクタ10の入力ポー
ト数、および映像セレクタ6の入力ポート数をそれぞれ
8(N1=8,N2=8)としたとき、例えば、次のよ
うに構成する。すなわち、例えば、映像入力ソースとし
てビデオカメラ1、ビデオカメラ2、ドキュメントカメ
ラ、VTRが設定されており、一方、音声入力ソースと
してマイク1、マイク2、VTR音声が設定されている
場合、図6に示すように、映像入力ソース側は、1:ビ
デオカメラ1、2:ビデオカメラ2、3:ドキュメント
カメラ、4:VTRと登録する一方、音声入力ソース側
は、1:マイク1、2:マイク2、4:VTR音声と登
録する。なお、図中、1は相関関係有り、0は相関関係
無しを示しているものとしている。
【0057】自端末装置のデータインターフェース14
は相手端末装置より映像入力ソースの切り替え(または
音声入力ソース)の切り替えのデータを受信すると、映
像入力制御部16(または音声入力制御部17)に映像
入力ソース(または音声入力ソース)の切り替えを指示
するとともに、端末制御部3を通じて自端末用音声/映
像相関テーブル19の登録内容を参照する。そして、相
手端末装置側が変更を要求した映像入力ソース(または
音声入力ソース)に相関関係がある音声入力ソース(ま
たは映像入力ソース)があると判断すると、その相関関
係のある音声入力ソース(または映像入力ソース)の切
り替えを音声入力制御部17(または映像入力制御部1
6)に指示する。
【0058】以上の手順により、相手端末装置より一方
の入力ソースの切り替え指示だけで映像入力ソースと音
声入力ソースとを連動させて切り替えることができる。
すなわち、図6に示すように、映像入力ソースと音声入
力ソースとを自端末音声/映像相関テーブル20に登録
しておくと、映像入力ソースをVTRに変更する指示を
相手端末装置から受けた場合には、映像入力ソースをV
TRに切り替えると同時に音声入力ソースも、VTR音
声に切り替わることになる。
【0059】以上説明した同時切り替え方法は、自端末
用音声/映像相関テーブル20を用いたものであるが、
この他、相手端末用音声/映像相関テーブル21を用い
て同時切り替えを行うこともできる。すなわち、音声ま
たは映像入力端末の能力交換後、同様の方法で端末制御
部3は自端末用音声/映像テーブル19に登録している
自端末装置の入力ソースの相関情報をデータインターフ
ェース14、回線インターフェース1を通じて相手端末
装置に送信する。一方、相手端末装置より相手入力端末
装置側入力ソースの音声/映像相関データを受信する
と、端末制御部3は、受信した音声/映像相関データを
相手端末用音声/映像テーブル21に記憶する。
【0060】そして、自端末装置側において、キー入力
部4より映像入力ソース(または音声入力ソース)の切
り替えの指示があると、端末制御部3はデータインター
フェース14を通じて指示された映像入力ソース(また
は音声入力ソース)の切り替え操作を指示する主制御信
号を相手端末に送信する。さらに、相手端末用音声/映
像テーブル21に記憶している相関データを参照し、変
更を要求された映像入力ソース(または音声入力ソー
ス)に相関関係がある音声入力ソース(または映像入力
ソース)が存在することを確認すると、その音声入力ソ
ース(または映像入力ソース)の切り替え操作を指示す
る副制御信号も続いてデータインターフェース14、回
線インターフェース1を介して相手端末装置に送信す
る。
【0061】主制御信号ならびに副制御信号を受信した
相手端末装置のデータインターフェース14は、その制
御内容を映像入力制御部16ならびに音声入力制御部1
7に指示し、その指示を受けた映像入力制御部16なら
びに音声入力制御部17はその指示に従って、映像入力
ソースならびに音声入力ソースの切り換えを行う。
【0062】以上の手順により相手端末装置の一方の入
力ソースの切り換え指示だけで映像入力ソースと音声入
力ソースとを互いに連動させて切り替えできる。例え
ば、相手端末より受け取った映像/音声相関情報が図7
に示す内容、すなわち、映像入力ソースとしてビデオカ
メラ1、ドキュメントカメラ、VTRが設定されてお
り、一方、音声入力ソースとしてマイク1、VTR音声
が設定されている場合、図7に示すように、映像入力ソ
ース側は、1:ビデオカメラ1、3:ドキュメントカメ
ラ、4:VTRと登録する一方、音声入力ソース側は、
1:マイク1、4:VTR音声と登録する。なお、図
中、1は相関関係有り、0は相関関係無しを示している
ものとする。
【0063】そして、キー入力部4より相手端末装置の
映像入力ソースをビデオカメラ1よりVTRに変更する
指示が入力された場合、端末制御部3は、相手端末装置
の映像入力ソースをビデオカメラよりVTRに変更する
主制御信号をデータインターフェース14、回線インタ
ーフェース1を介して相手端末装置に送出するととも
に、相手端末用音声/映像相関テーブル21に登録され
ている相手端末装置側の映像/音声相関情報に従い、相
手端末装置の音声入力ソースを、切り替える映像入力ソ
ース(この場合VTR)と相関関係にある音声入力ソー
ス(この場合はVTR音声)に切り替える副制御信号を
データインターフェース14、回線インターフェース1
を介して相手端末装置に送出する。
【0064】相手端末装置より上記した主制御信号、副
制御信号を受信すると、データインターフェース14は
主制御信号の制御内容を映像入力制御部16に指示す
る。映像入力制御部16は、その指示内容に従って、映
像セレクタ6に映像入力ソースの切り替えの指示を行
う。
【0065】さらには、相手端末装置より上記した音声
入力ソースを切り換える副制御信号を受信すると、デー
タインターフェース14は副制御信号の制御内容を音声
入力制御部17に指示する。音声入力制御部17は、そ
の指示内容に基づいて音声入力ソースの切り替えを行
う。
【0066】なお、上記実施例では、自端末用音声/映
像相関テーブル20と相手端末用音声/映像相関テーブ
ル21とに、入力ソースの切り換えの関する相関関係を
登録するようにしていたが、この他、自端末用音声/映
像相関テーブル20や相手端末用音声/映像相関テーブ
ル21に、映像入力ソース(ビデオカメラ)のパン・テ
ィルト・ズーム操作を制御する制御情報や音声入力ソー
スのレベルの調整等といった各入力ソースにおけるさら
に詳細な制御を規定する情報を、映像入力ソースと音声
入力ソースとの間で相関付けて登録しておいてもい。そ
うすれば、より精密な調整を簡単に行えるようになる。
【0067】
【発明の効果】請求項1によれば、端末制御部は、相手
端末装置側の映像入力ソースのみならず,相手端末装置
側の音声入力ソースの制御信号も作成することができ、
各端末装置は、相手端末装置から送信された制御信号を
基にして映像入力ソース、音声入力ソース、両方の入力
ソースの制御を行うことができるようになる。
【0068】請求項2によれば、例えば、映像入力ソー
スの制御を指示する制御信号が相手端末装置から入力さ
れると、制御部は、自端末用相関関係記憶部で記憶され
ている相関関係を呼び出し、制御操作が指示された映像
入力ソースと相関関係にある音声入力ソースを特定した
うえで、特定した音声入力ソースの制御操作も同時に行
うことができるようになる。
【0069】請求項3によれば、例えば、相手端末装置
の映像入力ソースの制御操作を行う場合、制御部は、制
御する映像入力ソースを特定した主制御信号を相手端末
装置に出力する一方、相手端末用相関関係記憶部で記憶
されてる相関関係を呼び出し、制御操作が指示された映
像入力ソースと相関関係にある音声入力ソースを特定し
たうえで、特定した音声入力ソースの制御を指示する副
制御信号をも相手端末装置に出力できる。そして、各入
力ソースの制御操作を指示する主副制御信号が相手端末
装置から入力されると、自端末装置は、映像入力ソース
の制御を行うとともにもに、この映像入力ソースに相関
関係にある音声入力ソースの制御も同時に行うことにな
る。
【0070】このように本発明によれば、自端末装置よ
り相手端末装置の音声および映像入力ソースを制御する
ことが可能になり、また一方の入力ソース(例えばビデ
オ)の制御で他方の入力ソース(例えば音声)も連動し
て自動的に制御することができるマルチメディア通信装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るマルチメディア通信装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】実施例のマルチメディア通信装置の映像ソース
能力交換データのデータ形式を示す図である。
【図3】実施例のマルチメディア通信装置の音声ソース
交換データのデータ形式を示す図である。
【図4】実施例のマルチメディア通信装置の映像ソース
制御信号のデータ形式を示す図である。
【図5】実施例のマルチメディア通信装置の音声ソース
制御信号のデータ形式を示す図である。
【図6】実施例のマルチメディア通信装置の自端末映像
/音声相関テーブルの記憶内容を示す図である。
【図7】実施例のマルチメディア通信装置の相手端末映
像/音声相関テーブルの記憶内容を示す図である。
【図8】従来例のマルチメディア通信装置の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
4 キー入力部 6 映像セレクタ 10 音声セレクタ 16 映像入力制御部 17 音声入力制御部 18 映像ソーステーブル 19 音声ソーステーブル 20 自端末用音声/映像相関テーブル 21 相手端末用音声/映像相関テーブル 22 制御部 23 制御情報記憶部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一対の端末装置を有するとと
    もに、各端末装置は、自端末装置に接続された一つない
    し複数の映像入力ソースから入力される映像情報に選
    択、合成等の処理を行って一つの映像信号を形成する映
    像セレクタと、自端末装置に接続された一つないし複数
    の音声入力ソースから入力される音声情報に選択、合成
    等の処理を行って一つの音声信号を形成する音声セレク
    タとを備え、映像信号および音声信号を各端末装置間で
    送受信するマルチメディア通信装置において、 各端末装置は、 自端末装置側、相手端末装置側それぞれに接続された映
    像入力ソースおよび音声入力ソースの制御情報を記憶す
    る制御情報記憶部と、 自端末装置側、相手端末装置側それぞれに接続された映
    像入力ソースおよび音声入力ソースの切り換え、動作等
    の動作指示内容を入力する入力部と、 前記入力部に入力された動作指示内容と前記情報記憶部
    の制御情報とに基づいて自端末装置側制御信号ないし相
    手端末装置側制御信号を作成するとともに作成した相手
    端末装置側制御信号を相手端末装置に送信する端末制御
    部と、 前記端末制御部が作成した制御信号ないし相手側端末装
    置から受信した制御信号に基づいて前記映像セレクタお
    よび自端末装置に接続された映像入力ソースの各動作を
    制御する映像入力制御部と、 前記端末制御部が作成した自端末装置側制御信号ないし
    相手側端末装置から受信した制御信号に基づいて前記音
    声セレクタの動作を制御する音声入力制御部と、 を備えていることを特徴とするマルチメディア通信装
    置。
  2. 【請求項2】 少なくとも一対の端末装置を有するとと
    もに、各端末装置は、自端末装置に接続された一つない
    し複数の映像入力ソースから入力される映像情報に選
    択、合成等の処理を行って一つの映像信号を形成する映
    像セレクタと、自端末装置に接続された一つないし複数
    の音声入力ソースから入力される音声情報に選択、合成
    等の処理を行って一つの音声信号を形成する音声セレク
    タとを備え、映像信号および音声信号を各端末装置間で
    送受信するマルチメディア通信装置において、 各端末装置は、 自端末装置側映像入力ソースと同音声入力ソースとの間
    の相関関係を記憶する自端末用相関関係記憶部と、 相手端末装置側の映像入力ソースまたは音声入力ソース
    の切り換えを指示する制御信号を相手端末装置に送信す
    るとともに、この制御信号を相手端末装置から受信する
    と、受信した制御信号で特定された一方の入力ソースを
    制御する一方、受信した制御信号で特定された一方の入
    力ソースと相関関係にある他方の入力ソースを前記自端
    末用相関関係記憶部の記憶内容に基づいて特定したうえ
    で特定した他方の入力ソースを制御する制御部と、 を備えていることを特徴とするマルチメディア通信装
    置。
  3. 【請求項3】 少なくとも一対の端末装置を有するとと
    もに、各端末装置は、自端末装置に接続された一つない
    し複数の映像入力ソースから入力される映像情報に選
    択、合成等の処理を行って一つの映像信号を形成する映
    像セレクタと、自端末装置に接続された一つないし複数
    の音声入力ソースから入力される音声情報に選択、合成
    等の処理を行って一つの音声信号を形成する音声セレク
    タとを備え、映像信号および音声信号を各端末装置間で
    送受信するマルチメディア通信装置において、 各端末装置は、 相手端末装置に接続された映像入力ソースと音声入力ソ
    ースとの間の相関関係を記憶する相手端末用相関関係記
    憶部と、 相手端末装置側映像入力ソースまたは音声入力ソースの
    制御を指示する主制御信号を作成するとともに、この主
    制御信号で特定された一方の入力ソースと相関関係にあ
    る他方の入力ソースを前記相手端末用相関関係記憶部の
    記憶内容に基づいて特定したうえで特定した他方の入力
    ソースを制御する副制御信号を作成して、これら主副制
    御信号を相手端末装置に出力する一方、これら主副制御
    信号を相手端末装置から受信すると、その主副制御信号
    に基づいて両入力ソースを制御する制御部と、 を備えていることを特徴とするマルチメディア通信装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010213129A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Brother Ind Ltd テレビ会議装置、テレビ会議システム、テレビ会議制御方法、及びテレビ会議装置のプログラム
JP2018207341A (ja) * 2017-06-06 2018-12-27 日立化成テクノサービス株式会社 分析支援システム、分析支援方法、および分析支援プログラム

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JP2010213129A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Brother Ind Ltd テレビ会議装置、テレビ会議システム、テレビ会議制御方法、及びテレビ会議装置のプログラム
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