JPH08163121A - 映像コミュニケーションシステム - Google Patents

映像コミュニケーションシステム

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JPH08163121A
JPH08163121A JP30207594A JP30207594A JPH08163121A JP H08163121 A JPH08163121 A JP H08163121A JP 30207594 A JP30207594 A JP 30207594A JP 30207594 A JP30207594 A JP 30207594A JP H08163121 A JPH08163121 A JP H08163121A
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data
transmission
network
video
terminal devices
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JP30207594A
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English (en)
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Masahito Sugawara
将人 菅原
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アナログ電話機が接続可能であり、操作が簡
単で使い勝手が良く、通信コストがかからない映像コミ
ュニケーションシステムを実現することを目的とする。 【構成】 夫々が映像・音声・他の情報データ等により
構成される多重化データを送信或は受信する為の複数の
端末装置を接続可能で、前記複数の端末装置から出力さ
れる各種データを多重化する事により形成される伝送多
重化データをネットワークに送信したり、或は該ネット
ワークから入力される伝送多重化データから夫々の種類
のデータを前記複数の端末装置に対して夫々供給したり
する伝送多重化データ中継装置と、電話機が接続されて
いるアナログ電話回線や前記ネットワークと接続する為
のインターフェース機能を有し、前記ネットワークに接
続されている複数の端末装置どうしの回線を接続した
り、前記アナログ電話回線と前記ネットワークとを接続
したりする事が可能な回線交換器とを備える様に構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の端末装置間で映
像・音声・データを伝送し合う映像コミュニケーション
システムに関するもので、特に、アナログ電話機を接続
可能な映像コミュニケーションシステムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の端末装置間で、映像・
音声・データを互いに伝送し合うシステムとして、テレ
ビ電話やテレビ会議システム等がある。
【0003】図10は、従来のテレビ会議システムにお
けるネットワークの一構成例を示す図で、図中の101
〜104はテレビ会議用の端末装置、110はディジタ
ル通信網、111は多地点テレビ会議制御装置である。
【0004】図10に示す様に、各会議端末装置101
〜104と多地点テレビ会議制御装置111とは、IS
DN(Integrated Services Di
gital Network)の2B+D等の64Kb
/sのディジタル双方向回線により接続されており、各
端末装置間において相互に映像データや音声データの授
受を行うことにより、多地点テレビ会議を行うものであ
る。尚、ディジタル通信網110としてはISNネット
等のディジタル通信網が用いられる。
【0005】図11は上記図10の多地点テレビ会議制
御装置111の一構成例を示す図で、図中の201〜2
04は回線用インターフェース、211〜214は映像
用符号化・復号化装置、221〜224は音声用符号化
・復号化装置、231は映像用切換分配器、232は音
声用加算分配器、241は呼制御部、242は制御部で
ある。
【0006】図10及び図11に示す構成において、各
端末装置101〜104と回線用インターフェース20
1〜204とは、呼制御部241からの指示に基づいて
回線の開閉が制御される64Kb/s程度の伝送レート
を有する双方向ディジタル回線により接続する様に構成
されている。
【0007】図11において、制御部242では、例え
ば、端末装置101からテレビ会議の設定要求が制御部
242に対して指示されると、該端末装置101からの
指示に基づいて、他の端末装置102〜104との回線
を設定する様に、呼制御部241に対して指示を与えて
いる。
【0008】そして、例えば端末装置101から送信さ
れる映像データと音声データ信号とを含む伝送データが
ディジタル通信網110を介して回線用インターフェー
ス201に供給されると、該回線用インターフェース2
01では供給される伝送データから映像データと音声デ
ータとを夫々分離し、分離された映像データは符号化・
復号化装置211において復号された後、映像用切換分
配器231に供給され、また分離された音声データは符
号化・復号化装置221において復号された後、音声用
加算分配器232に供給される。
【0009】そして、前記映像用切換分配器231にお
いては、各端末装置からの指示に基づいて前記制御部2
42により回線が接続されている端末装置102〜10
4の何れかに対して映像信号を供給する様に回線の接続
を行うと共に、接続された回線を介して他の端末装置か
ら送信される映像信号を符号化・復号化装置211にお
いて符号化し、回線用インターフェース201に供給す
ると共に、前記音声加算分配器232において、自端末
装置以外の他の端末装置より送信される音声信号を加算
するN−1加算処理により形成される音声信号を符号化
・復号化装置221において符号化し、前記回線用イン
ターフェース201に供給する事により、該回線用イン
ターフェース201においては供給される映像データと
音声データとを多重し、ディジタル通信網110を介し
て端末装置101に送信する様にしている。尚、上述の
動作は他の回線用インターフェース202〜204にお
いても同様にして行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上の様に、従来のテ
レビ会議システムでは、その通信網としてディジタル通
信網を使用している為、該テレビ会議システムのネット
ワークに対して、例えば構内のアナログ電話回線等を使
用し、アナログ回線用電話機を直接接続する事ができ
ず、アナログ回線用の電話機と外部のテレビ会議用の端
末装置とを使用して遠距離通話を行う場合には、前述の
様なディジタル通信網を使用するテレビ会議システムの
ネットワークの他に、一般的なアナログ電話回線を使用
する必要となり、また、同じ構内に設置されている内部
のテレビ会議用の端末装置とアナログ電話機とを使用し
て構内通話を行う場合であっても、構内のアナログ電話
回線のみによる構内通話は不可能である。
【0011】また、上述の様な通話を行うに当たって
は、相手方がテレビ会議用の端末装置であるかアナログ
電話機であるかに応じて、呼び出し方法が異なる為、相
手方の呼び出しの操作が非常に面倒である為、使い勝手
が悪く、テレビ会議用の端末装置とアナログ電話機とで
通話を行う場合にはディジタル通信網とアナログ通信網
とを使用する為、通信コストが重んでしまうといった問
題もある。
【0012】本発明の目的は、上述のような従来の問題
点を解決するために為されたもので、アナログ電話機が
接続可能であり、操作が簡単で使い勝手が良く、通信コ
ストがかからない映像コミュニケーションシステムを実
現することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決する
ために、本発明の映像コミュニケーションシステムは、
夫々が映像データ、音声データ、他の情報データ等によ
り構成される多重化データを送信或は受信する為の複数
の端末装置と、前記複数の端末装置を接続可能で、接続
された複数の端末装置から出力される複数の多重化デー
タに含まれている各種データを夫々の種類毎に分別し、
分別されたデータを各種類毎に多重化する事により、ネ
ットワークを介して送信する為の伝送多重化データを形
成したり、或は該伝送多重化データを入力し、入力され
た伝送多重化データに含まれている各種データを夫々の
種類毎に分別し、接続された複数の端末装置に対して夫
々供給したりする伝送多重化データ中継装置と、アナロ
グ電話回線や前記ネットワークと接続する為のインター
フェース機能を有し、前記ネットワークに前記伝送多重
化データ中継装置を介して接続されている複数の端末装
置どうしの回線を接続したり、前記アナログ電話回線と
前記ネットワークとを接続したりする事が可能な回線交
換器と、前記アナログ電話回線に接続可能な電話機とを
備えたものである。
【0014】
【作用】上述の構成により、アナログ電話機を接続する
事が可能となる為、操作性を向上させることができ、通
信コストを低減させる事ができる様になる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を本発明の実施例を用いて説明
する。
【0016】図1は本発明の一実施例としてのテレビ会
議システムにおけるネットワークの構成を示した図であ
る。同図において、310〜312はマルチ入力アダプ
タ、320〜331はテレビ会議用の端末装置、332
〜339、372〜375は各端末装置に対して映像デ
ータ、音声データ、他の情報データの授受を行う為の通
信線、340、341は多重化制御装置、350〜35
2は各マルチ入力アダプタ310〜312に対して多重
化データの授受を行う為の通信線、340は多重化制御
装置、360は回線の交換を行う為の回線交換器、37
0、371は多重化制御装置に対して多重化データの授
受を行う為の通信線、380、381はアナログ電話
機、390、391はアナログ電話回線である。
【0017】図2は上記図1のマルチ入力アダプタ31
0の一構成例を示す図で、同図において、410は各端
末装置320〜323から送信される映像データを処理
すると共に、各端末装置320〜323に対して送信す
る映像データの切り換え制御を行う為の映像データ制御
部、411は各端末装置320〜323から送信される
音声データを加算処理すると共に、各端末装置320〜
323に対して送信する音声データの切り換え制御を行
う為の音声データ制御部、412は各端末装置320〜
323から送信される情報データを処理すると共に、各
端末装置320〜323に対して送信する情報データの
切り換え制御を行う為の情報データ制御部、413は前
記映像データ制御部410、音声データ制御部411、
情報データ制御部412から送信される複数種の入力デ
ータを多重して通信線350に出力したり、該通信線3
50を介して送信される多重化データから映像データ、
音声データ、他の情報データ等の複数種のデータを夫々
分離し、各端末装置320〜323に対して送信する為
のデータ多重・分離制御部である。
【0018】図3は各端末装置の表示部における表示画
面に表示される映像の一例を示す図で、図1に示す様に
各端末装置320〜323から送信される映像データ
は、図2に示す様にマルチ入力アダプタ310内の映像
データ制御部410において合成される事によりマルチ
映像データが形成され、このマルチ映像データは各端末
装置320〜323に対して出力されると共にデータ多
重・分離制御部413に対しても出力される。
【0019】図3の500は、上述の様にしてマルチ入
力アダプタ310内の映像データ制御部410において
形成されるマルチ映像データが示す映像を示したもの
で、図中の501は端末装置320から送信される映像
データ、502は端末装置321から送信される映像デ
ータ、503は端末装置322から送信される映像デー
タ、504は端末装置323から送信される映像データ
であり、映像データ制御部410では、この様にして形
成されたマルチ映像データを通信線332〜335を介
して各端末装置320〜323に対して供給する。
【0020】また、図3の510は、例えばマルチ入力
アダプタ311において形成されるマルチ映像データが
示す映像を示したもので、図中の511は端末装置32
4から送信される映像データ、512は端末装置325
から送信される映像データ、513は端末装置326か
ら送信される映像データ、514は端末装置327から
送信される映像データであり、この様にしてマルチ入力
アダプタ311において形成されるマルチ映像データ
は、通信線350を介して供給される多重化データから
データ多重・分離部413において分離され、映像デー
タ制御部410により各端末装置320〜323に対し
て供給される。
【0021】また、図3の506は前記映像データ制御
部410から端末装置320に送信される映像データが
示す映像を、該端末装置320の表示部における表示画
面に表示される映像をとして示したものであり、他の端
末装置321〜327においても同様の表示が行われ
る。
【0022】図4は前記図2の音声データ制御部411
の一構成例を示す図で、同図において、端末装置320
〜323から送信される音声データは加算器400にお
いて加算処理され、データ多重・分離部413に対して
出力されると共に、該加算処理により形成された音声デ
ータは、通信線350を介して送信される多重化データ
から前記データ多重・分離制御部413において分離さ
れる音声データが加算器401〜404において夫々加
算され、減算器405〜408において自端末装置から
出力される音声データが減算される事により形成される
音声データを、端末装置320〜327に対して夫々供
給する様に構成されている。尚、他の端末装置321〜
327においても同様の動作が行われる。
【0023】ところで、前記データ多重・分離制御部4
13においては、映像データ制御部410、音声データ
制御部411、情報データ制御部412において夫々処
理されたデータを入力し多重化する事により形成される
多重化データを、通信線350に対して出力したり、該
通信線350を介して送信される多重化データから映像
データ、音声データ、他の情報データを分離し、分離さ
れた夫々のデータを映像データ制御部410、音声デー
タ制御部411、情報データ制御部412に対して供給
する様に構成されている。
【0024】また、図1に示す多重化制御装置340で
は、複数のマルチ入力アダプタ(本実施例においては3
個のマルチ入力アダプタ310〜312)から供給され
る複数の多重化データを更に多重化し、通信線370を
介して回線交換器360に出力している。尚、図1に示
す他の多重化制御装置341にも、前記多重化制御装置
340と同様に複数のマルチ入力アダプタを介して複数
のテレビ会議用の端末装置が接続されているが、ここで
は図示を省略してある。
【0025】以下、本実施例における動作について図5
〜図9を用いて説明する。
【0026】尚、本実施例においては、端末装置320
〜323によりグループAを構成し、端末装置324〜
327によりグループBを構成し、グループAとBとの
間でテレビ会議を行う場合において、グループAの端末
装置320がグループBの端末装置324に対してテレ
ビ会議の開始を要求する為の発呼を行う事によりテレビ
会議が開始されるものとして説明する。
【0027】端末装置320は、端末装置324を呼び
出す為の発呼コマンド及び呼び出し番号を示す情報デー
タを通信線332を介してマルチ入力アダプタ310に
対して出力する事により、端末装置324に対して発呼
を行い、テレビ会議の開始を要求すると共に、該マルチ
入力アダプタ310に対し映像データ、音声データを供
給する。また、グループAの他の端末装置321〜32
3のうち、このテレビ会議に参加する端末装置からも映
像データ、音声データがマルチ入力アダプタ310に対
して供給されており、マルチ入力アダプタ310は、こ
れら複数の端末装置から供給されるデータのうち、発呼
コマンド及び呼び出し番号を示す情報データを通信線3
50に対して出力する。
【0028】そして、上述の様に、マルチ入力アダプタ
310から出力される前記情報データは通信線350、
多重化制御装置340、通信線370を介して回線交換
器360に入力され、該回線交換器360では入力され
る前記情報データにしたがって端末装置324に対する
呼び出し信号を通信線370、多重化制御装置340、
通信線351、マルチ入力アダプタ311、通信線33
6を介して端末装置324に出力する(図5参照)。
【0029】そして、端末装置324は上述の様にして
回線交換器360から呼び出し信号が供給されると、テ
レビ会議を開始する準備が完了した時点で、了解コマン
ドを示す情報データをマルチ入力アダプタ311に対し
て出力すると共に、該マルチ入力アダプタ311に対し
映像データ、音声データが供給する。また、グループB
の他の端末装置325〜327のうち、このテレビ会議
に参加する端末装置からも映像データ、音声データがマ
ルチ入力アダプタ311に対して供給されおり、マルチ
入力アダプタ311は、これら複数の端末装置から供給
されるデータのうち、了解コマンドを示す情報データを
通信線351に対して出力する(図6参照)。
【0030】そして、回線交換器360は上述の様にし
て端末装置324から了解コマンド示す情報データが供
給されると、グループAとグループBとの間に回線の設
定を行い、マルチ入力アダプタ310とマルチ入力アダ
プタ311とは、夫々のグループの端末装置から出力さ
れる各種データを多重化することにより形成される多重
化データを、通信線350、351に出力したり、該通
信線350、351を介して送信される多重化データか
ら映像データ、音声データ、情報データを夫々分離し、
各端末装置に対して供給したりする事により、各端末装
置には前記図3に示した様な映像や、前記図4に示した
構成により得られる音声が出力され、グループAとグル
ープBとの間でテレビ会議が実行される(図7参照)。
【0031】次に、端末装置320が電話機380に対
して呼び出しを行う場合の動作について図8を用いて説
明する。
【0032】図8において、端末装置320から電話機
380に対する発呼コマンド及び呼び出し番号を示す情
報データが出力され、該電話機380に対して呼び出し
信号が着信するまでの動作については、グループAの他
の端末装置321〜323から映像データ、音声データ
が出力されない事を除いて前記図5を用いた説明と同様
であり、前記端末装置320からは通信線332を介し
てマルチ入力アダプタ310に対し映像データ、音声デ
ータが出力されると共に電話機380に対する発呼コマ
ンドと呼び出し番号を示す情報データが端末装置320
から該マルチ入力アダプタ310に対して出力される。
【0033】そして、マルチ入力アダプタ310は上述
の様にして端末装置320から供給される各種データの
うち、発呼コマンド及び呼び出し番号を示す情報データ
を通信線350、多重化制御装置340、通信線370
を介して回線交換器360に対して供給し、該回線交換
器360は供給される情報データにしたがって電話機3
80に対し、呼び出し信号を通信線390を介して出力
する。
【0034】そして、回線交換器360から呼び出し信
号が電話機380に供給されると、該電話機380は応
答が可能なオフフック状態になった時点で、了解コマン
ドを示す情報データを回線交換器360に対して出力
し、該回線交換器360はこの了解コマンドを示す情報
データを受けて、通信線370とアナログ電話回線39
0とを接続する。
【0035】上述の様にして通信線370とアナログ電
話回線390とが接続されると、電話機380から出力
される音声信号は前記回線交換器360から通信線37
0、多重化制御装置340、通信線350を介して多重
化データとしてマルチ入力アダプタ310に入力され、
端末装置320に供給されるが、前記電話機380は音
声信号と情報信号しか授受しない為、電話機380から
マルチ入力アダプタ310に入力される多重化データは
音声データと情報データだけを有している為、前記マル
チ入力アダプタ310は電話機380から供給される多
重化データから音声データと情報データを分別して通信
線332を介して端末装置320に出力すると共に、端
末装置320から通信線332を介して供給される多重
化データから音声データと情報データのみを分別して通
信線350に対して出力し、電話機380に供給する様
に構成されている(図9参照)。
【0036】尚、電話機380から端末装置320を呼
び出す場合の動作手順については、上述の端末装置32
0から電話機380を呼び出す場合の逆の動作手順であ
るので、ここでは詳細な説明は省略する。
【0037】以上のようにして、テレビ会議用の端末装
置と構内のアナログ電話機との間で音声による通話が可
能となる。
【0038】以上説明した様に、本実施例の映像コミュ
ニケーションシステムにおいては、テレビ会議システム
におけるネットワーク内に、アナログ電話回線接続用の
インターフェースを備えた回線交換器を設置することに
よって、該テレビ会議システムのネットワークと構内の
アナログ電話回線とを接続する事が可能となる。
【0039】更に、本実施例の映像コミュニケーション
システムにおいては、テレビ会議システムにおけるネッ
トワーク内に、テレビ会議用の端末装置から出力される
映像データ、音声データ、情報データのうちの任意の種
類のデータを分別し、分別されたデータを多重化してネ
ットワークに送出する事により相手方の端末装置に送信
したり、相手方からネットワークを介して送出される多
重化データに含まれているデータを分別し、端末装置に
出力すると共に、相手方から送出される多重化データに
含まれているデータの種類を判別し、端末装置から供給
されている映像データ、音声データ、情報データのう
ち、相手方が送ってくるデータの種類に対応したデータ
を分別し、分別されたデータをネットワークを介して相
手方に送出したりする機能を有するマルチ入力アダプタ
を設置し、端末装置から出力されている各種データの中
から相手方から送られてくるデータと同種類のデータを
選択して送出する事により、音声データ及び情報データ
のみを送信可能なアナログ電話機とテレビ会議用の端末
装置との間で音声による通話が可能になる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な構成で、テレビ会議システムにおけるネットワー
クとアナログ電話回線とを接続する事ができるので、構
内のアナログ電話機を使用し、テレビ会議用の端末装置
とアナログ電話機との間で音声による通話が可能とな
り、操作が簡単で使い勝手が良く、通信コストがかから
ない映像コミュニケーションシステムを実現することが
できる様になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビ会議システムにおけるネットワ
ークの構成を示す図である。
【図2】図1のマルチ入力アダプタの一構成例を示す図
である。
【図3】各端末装置の表示部における表示画面に表示さ
れる映像の一例を示す図である。
【図4】図2の音声データ制御部の一構成例を示す図で
ある。
【図5】端末装置320が端末装置324を呼び出す場
合の動作手順にしたがって通信されるデータの流れを示
す図である。
【図6】端末装置324が回線交換機360からの呼び
出しに応答する場合の動作手順にしたがって通信される
データの流れを示す図である。
【図7】グループAの端末装置320〜323とグルー
プBの端末装置324〜327との間でテレビ会議が実
行される場合の動作手順にしたがって通信されるデータ
の流れを示す図である。
【図8】端末装置320が電話機380を呼び出す場合
の動作手順にしたがって通信されるデータの流れを示す
図である。
【図9】端末装置320と電話機380との間で通話が
行われる場合の動作手順にしたがって通信されるデータ
の流れを示す図である。
【図10】従来の多地点テレビ会議システムにおけるネ
ットワークの一構成例を示す図である。
【図11】図11の多地点テレビ会議制御装置の一構成
例を示す図である。
【符号の説明】
101〜104、320〜331 テレビ会議端末装置 110 ディジタル通信網 111 多地点テレビ会議制御装置 201〜204 回線用インターフェース 211〜214、221〜224 映像用符号化・復号
化装置 231 映像用切換分配器 232 音声用加算分配器 241 呼制御部 242 制御部 310〜312 マルチ入力アダプタ 332〜339、350〜352、370〜375 通
信線 340、341 多重化制御装置 360 回線交換器 380、381 電話機 390、391 アナログ電話回線 410 映像データ制御部 411 音声データ制御部 412 情報データ制御部 413 データ多重・分離制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々が映像データ、音声データ、他の情
    報データ等により構成される多重化データを送信或は受
    信する為の複数の端末装置と、 前記複数の端末装置を接続可能で、接続された複数の端
    末装置から出力される複数の多重化データに含まれてい
    る各種データを夫々の種類毎に分別し、分別されたデー
    タを各種類毎に多重化する事により、ネットワークを介
    して送信する為の伝送多重化データを形成したり、或は
    該伝送多重化データを入力し、入力された伝送多重化デ
    ータに含まれている各種データを夫々の種類毎に分別
    し、接続された複数の端末装置に対して夫々供給したり
    する伝送多重化データ中継装置と、 アナログ電話回線や前記ネットワークと接続する為のイ
    ンターフェース機能を有し、前記ネットワークに前記伝
    送多重化データ中継装置を介して接続されている複数の
    端末装置どうしの回線を接続したり、前記アナログ電話
    回線と前記ネットワークとを接続したりする事が可能な
    回線交換器と、 前記アナログ電話回線に接続可能な電話機とを備えた事
    を特徴とする映像コミュニケーションシステム。
  2. 【請求項2】 前記伝送多重化データ中継装置は、前記
    複数の端末装置から夫々出力される複数の多重化データ
    に含まれている各種データのうち、任意の種類のデータ
    を分別し、分別されたデータを各種類毎に多重化する事
    により形成される伝送多重化データを前記ネットワーク
    に送出する機能を有する事を特徴とする請求項1記載の
    映像コミュニケーションシステム。
  3. 【請求項3】 前記伝送多重化データ中継装置は、前記
    ネットワークから入力される伝送多重化データから、任
    意の種類のデータを分別し、分別されたデータを前記複
    数の端末装置に夫々供給する出力する機能を有する事を
    特徴とする請求項1記載の映像コミュニケーションシス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記伝送多重化データ中継装置は、前記
    ネットワークから入力される伝送多重化データに含まれ
    ているデータの種類を判別する機能を有する事を特徴と
    する請求項1記載の映像コミュニケーションシステム。
  5. 【請求項5】 前記伝送多重化データ中継装置は、前記
    複数の端末装置から夫々出力される複数の多重化データ
    から前記ネットワークから入力される伝送多重化データ
    に含まれているデータの種類に対応した種類のデータを
    分別し、分別されたデータを各種類毎に多重化する事に
    より形成される伝送多重化データを前記ネットワークに
    対して出力する機能を有する事を特徴とする請求項1記
    載の映像コミュニケーションシステム。
  6. 【請求項6】 前記他の情報データは、発呼コマンド及
    び呼び出し番号を示すデータを含む事を特徴とする請求
    項1記載の映像コミュニケーションシステム。
  7. 【請求項7】 前記他の情報データは、了解コマンドを
    示すデータを含む事を特徴とする請求項1記載の映像コ
    ミュニケーションシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012093470A1 (ja) * 2011-01-04 2012-07-12 富士通株式会社 音声制御装置、音声制御方法及び音声制御プログラム

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