JPH08279296A - センスアンプ - Google Patents

センスアンプ

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JPH08279296A
JPH08279296A JP8127495A JP8127495A JPH08279296A JP H08279296 A JPH08279296 A JP H08279296A JP 8127495 A JP8127495 A JP 8127495A JP 8127495 A JP8127495 A JP 8127495A JP H08279296 A JPH08279296 A JP H08279296A
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JP
Japan
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transistor
sense amplifier
output
circuit
potential
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JP8127495A
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Inventor
Hideo Fujiwara
秀雄 藤原
Seiji Yamanaka
誠司 山中
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低消費電力でアクセス時間の短いセンスアン
プを提供することを目的とする。 【構成】 センスアンプ部1の活性化状態と非活性化状
態とを切り替えるトランジスタTr4 と、センスアンプ
部1内で電源から接地へのパスが形成されるとともにセ
ンスアンプ部の出力が反転したことを前記トランジスタ
Tr4 にフィードバックして当該トランジスタTr4
センスアンプ部1の非活性化を行わせるフィードバック
手段(フィードバック経路4及びアンド回路ANDから
成る)3と、センスアンプ部1の前記反転した出力を保
持するラッチ回路5とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ROMやRAMなどの
半導体記憶装置に用いられるデータ読み出し用のセンス
アンプに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のROM用のセンスアンプ
を示した回路図である。このセンスアンプは、メモリセ
ル50及びメモリ選択用トランジスタ51から成るメモ
リセル部2の出力接点の電位を反転するインバータIN
1 と、このインバータIN1 の出力をゲート入力し、ソ
ース側がメモリセル部2の出力接点に接続されたNチャ
ネルのトランジスタTr1 と、このトランジスタTr1
のドレイン側に接続されたロード用のPチャネルトのラ
ンジスタTr2 とを備えて構成される。このセンスアン
プでは、トランジスタTr1 とトランジスタTr2 との
接続点が出力OUTとなる(特公平5−44759号公
報参照)。なお、この種のセンスアンプはタイミングク
ロックが不要である。
【0003】上記の構成を有するセンスアンプは、メモ
リセル50がOFFのとき、V(A)の電位は徐々に上が
り、V(A) =V(B) −VTH(VTHはトランジスタTr1
の動作電位)になると、トランジスタTr1 がOFFす
る。トランジスタTr1 がOFFすると、出力OUTに
はHighレベルの電位が出力され、メモリの内容が読
み出される。一方、メモリセルがONのときはV(A) の
電位が下がり、V(A)<V(B) −VTHになると、トラン
ジスタTr1 はONし、出力OUTにはLowレベルの
電位が出力されてメモリの内容が読み出されることにな
る。
【0004】また、図7は従来のカレントミラー型のセ
ンスアンプを示した回路図である。このセンスアンプに
おいて、図示しないメモリセルから読み出される互いに
相補な出力信号を受けるラインBL,BLBには、Nチ
ャネルのトランジスタM3 ,M4 のゲートが接続されて
いる。そして、トランジスタM3 ,M4 は、ベースにS
IN(チップイネーブル信号)が入力されるトランジス
タM5 を介して接地される。前記トランジスタM3 のド
レインはPチャネルのトランジスタM1 のゲート及びド
レインに、トランジスタM4 のドレインはPチャネルの
トランジスタM2 のドレインにそれぞれ接続される。前
記トランジスタM1 ,M2 は、それぞれ電源に接続され
る。そして、このセンスアンプ部1において、トランジ
スタM2とトランジスタM4 の接続点が出力OUTとな
る(特開昭63−184990号公報参照)。
【0005】この図7のセンスアンプは、以下の表1の
SA1に示すように動作する。即ち、図示しないメモリ
セルのデータ“1”を読み出すとき、ラインBLにはH
ighレベルの信号が、BLBにはLowレベルの信号
がそれぞれ入力され、SOUTにはHighレベルが出
力される。一方、データ“0”を読み出すとき、ライン
BLにはLowレベルの信号が、BLBにはHighレ
ベルの信号がそれぞれ入力され、SOUTにはLowレ
ベルが出力される。
【0006】
【表1】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記図
6に示した従来のセンスアンプでは、メモリセルがOF
Fのときは、トランジスタTr1 がOFFしていること
により、トランジスタTr2 →トランジスタTr1 →ト
ランジスタ51→メモリセル50→接地に至る経路で貫
通電流は殆ど流れることがないが、メモリセルがONの
ときは、トランジスタTr1 がONするため、トランジ
スタTr2 →トランジスタTr1 →トランジスタ51→
メモリセル50→接地に至る経路で貫通電流が流れ、消
費電力が大きくなるという欠点を有している。
【0008】更に、メモリセルがONの読み出し状態か
らOFFの読み出し状態に移行する場合には、V(A) の
電位が徐々に上昇してV(B) の電位が下がり、V(B) =
V(A) +VTHにならないとトランジスタTr1 がOFF
しないため、アクセスタイムが長くなるという欠点も有
している。
【0009】また、前記図7に示した従来のカレントミ
ラー型のセンスアンプにおいても、データ“1”を読み
出すときには、貫通電流が流れ、消費電力が大きくなる
という欠点がある。
【0010】本発明は、上記の事情に鑑み、低消費電力
でアクセス時間の短いセンスアンプを提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のセンスアンプ
は、上記の課題を解決するために、センスアンプ部の活
性化状態と非活性化状態とを切り替える活性化制御手段
と、センスアンプ部内で電源から接地へのパスが形成さ
れたことを前記活性化制御手段にフィードバックして当
該活性化制御手段にセンスアンプ部の非活性化を行わせ
るフィードバック手段と、前記センスアンプ部内で前記
パスが形成された時点のセンスアンプ部の出力を保持す
るラッチ回路とを備えたことを特徴とする。
【0012】また、活性化制御手段がスイッチ素子であ
るトランジスタにて構成され、前記フィードバック手段
が前記センスアンプ部の出力と検出回路からのクロック
とから制御信号を生成してこれを前記スイッチ素子であ
るトランジスタに供給する回路にて構成されていてもよ
いし、更に、この構成において、前記スイッチ素子とし
てのトランジスタと電源との間に、プリチャージ用のト
ランジスタが接続されていてもよい。
【0013】また、前記活性化制御手段がスイッチ素子
であるトランジスタにて構成され、前記フィードバック
手段が前記センスアンプ部の出力とチップイネーブル信
号とから制御信号を生成してこれを前記スイッチ素子で
あるトランジスタに供給する回路にて構成されていてい
てもよい。
【0014】
【作用】上記の構成によれば、例えば、センスアンプ部
が活性化されている状態で、ON状態のメモリセルが選
択されることでセンスアンプ部の出力がLowレベルに
転じると、フィードバック手段の制御によって活性化制
御手段がセンスアンプ部を非活性化状態に切り替えるた
め、センスアンプ部には貫通電流が流れなくなる。これ
と同時に、センスアンプ部の出力Lowレベルがラッチ
回路にて保持されるので、メモリの読み出しのための時
間は十分に与えられる。
【0015】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明をその実施例を示す図に基づ
いて説明する。なお、この実施例では、従来例で示した
図6の回路構成のセンスアンプと共通する機能部分には
共通の符号を付記して説明している。
【0016】図1は、本実施例のセンスアンプの概略構
成を示したブロック図であり、図2はその具体的構成を
示した回路図である。このセンスアンプにおけるセンス
アンプ部1は、図6に示した従来回路と同様、メモリセ
ル50及びメモリ選択用トランジスタ51から成るメモ
リセル出力部2、入力信号を反転するインバータI
1 、このインバータIN1 の出力をゲート入力し、ソ
ース側がメモリセル出力部2の出力接点に接続されたN
チャネルのトランジスタTr1 、及びこのトランジスタ
Tr1 のドレイン側に接続されたロード用のPチャネル
トのランジスタTr2 を備え、前記トランジスタTr1
とトランジスタTr2 との接続点をセンスアンプ部1の
出力OUTとするように構成されている。
【0017】前記インバータIN1 の入力側と前記トラ
ンジスタTr1 のソース側との間には、活性化制御手段
であるNチャネルのトランジスタTr4 がそのソース及
びドレインを接続させて組み込まれている。トランジス
タTr4 のゲートには、クロックCKが入力される。こ
のクロックCKは、フィードバック手段3を構成してい
るアンド回路ANDから出力される。
【0018】フィードバック手段3は、ダミー回路(検
出回路)7からのダミークロックDCKおよびセンスア
ンプ部1の出力OUT(フィードバック信号)の2つを
入力信号とする2入力のアンド回路ANDと、前記セン
スアンプ部1の出力OUTをフィードバック信号として
前記アンド回路ANDの一方の入力端に導くフィードバ
ック経路4とから構成される。
【0019】ラッチ回路5は、前記センスアンプ部1の
出力OUTをデータ入力とし、前記クロックCKをラッ
チ制御信号とするように接続されている。そして、クロ
ックCKの立ち下がりで入力を保持して図示しない出力
バッファに出力する一方、クロックCKがHighのと
きには入力信号をそのまま出力バッファに出力するよう
に構成されている。
【0020】前記トランジスタTr4 における前記イン
バータIN1 との接続点は、Pチャネルのトランジスタ
Tr3 を介して電源に接続されている。このトランジス
タTr3 のプリチャージ用に設けられたもので、そのゲ
ートは接地されている。
【0021】図3は、上記構成のセンスアンプにおい
て、図2中の各点についての電位変化を示したタイムチ
ャートである。この図3を用いて、当該センスアンプの
動作を説明する。
【0022】オン状態のメモリセルを選択し、センスア
ンプ部1が非活性(プリチャージ)状態(ダミークロッ
クDCKがLow)のとき、トランジスタTr4 は、O
FFする。トランジスタTr4 がOFFすると、インバ
ータIN1 の入力点の電位V(c) は、Highレベルに
なる。電位V(c) がHighレベルになると、インバー
タIN1 の出力点の電位V(B) がLowレベルになると
ともに、トランジスタTr1 のソース側の電位V(A) が
ディスチャージされることから、トランジスタTr1
OFFし、出力OUTの電位V(D) はHighレベルと
なる。従って、アンド回路ANDの一方の入力がHig
hとなる。また、ラッチ回路5の信号入力端子にはHi
ghレベルが入力される。
【0023】そして、センスアンプ部1が活性状態(ダ
ミークロックDCKがHigh)になると、アンド回路
ANDの2入力のいずれもがHighレベルとなり、ア
ンド回路ANDの出力であるクロックCKはHighレ
ベルになる。クロックCKがHighレベルになると、
トランジスタTr4 はONし、電位V(A) 及び電位V
(c) がLowレベルになり、電位V(B) はHighレベ
ルになる。電位V(B) がHighレベルになると、トラ
ンジスタTr1 がONするので、電位V(D) は電位V
(A) のレベルに落ちる。従って、センスアンプ部1の出
力OUTとしてLowレベルが出力される。また、これ
により、ラッチ回路5の信号入力端子にはLowレベル
が入力される。
【0024】ここで、上記のごとくトランジスタTr1
とトランジスタTr4 とがONした状態では、貫通電流
が流れることになるが、電位V(D) がLowになると、
アンド回路ANDの出力であるクロックCKがLowレ
ベルになるため、センスアンプ部1の活性化状態が解除
され、貫通電流が流れなくなる。また、このクロックC
KのLowがラッチ回路5に入力されたタイミングでラ
ッチ回路5において電位V(D) の出力Lowレベルが保
持される。従って、上記のごとく活性化状態が解除され
てもセンスアンプ部1の出力OUTはLowレベルに保
持される。
【0025】OFF状態のメモリセルを選択した場合で
も、センスアンプ部1が非活性状態のときは、電位V
(D) はHighレベルとなり、ON状態のメモリセルを
選択した場合におけるセンスアンプ部1が非活性状態の
ときと同様である。ここで、電位V(A) は、以前にOF
F状態のメモリセルを選択していたときだけ、中間電位
になっている。そして、センスアンプ部1が活性状態に
なったとき(ダミークロックDCKがHighレベ
ル)、トランジスタTr4 がONし、電位V(A) ,V
(c) が一瞬下がることになるが、プリチャージ用のトラ
ンジスタTr3 とロード用トランジスタTr2によって
電位V(A) ,V(c) が比較的早期にに上昇し、V(B) =
V(A) +VTHになった時点でトランジスタTr1 がOF
Fし、電位V(D)がHighレベルになる。なお、この
場合には、貫通電流は殆ど流れない。
【0026】以上のように、センスアンプ部1を非活性
状態としたときは、出力電位V(D)は固定されるととも
に、貫通電流は流れない。また、OFF状態のメモリセ
ルを選択し、センスアンプ部1が活性化状態になったと
き、プリチャージ用のトランジスタTr3 により電位V
(A) を充電するのが速められる。
【0027】ここで、センスアンプ部1の活性化制御
を、ダミー回路(検出回路)7からの信号(DCK)だ
けで行うことも可能である。しかし、上記検出回路から
の信号のHigh期間は、全てのセンスアンプにおいて
リードできる時間が必要であるため、ある程度のマージ
ンを持たせているので、これをそのままセンスアンプ部
1への活性化制御信号としたのでは、ON状態のメモリ
セルを選択したときの貫通電流が流れる期間が長くな
る。
【0028】本実施例のセンスアンプでは、前述したよ
うに、OFF状態のメモリセルの読み出しをするとき
は、上記ダミー回路7からの信号をそのまま用いるが、
ON状態のメモリセルの読み出しをするときは、出力O
UTがLowレベルに転じたときにアンド回路ANDに
よってトランジスタTr4 にLowレベルを入力させる
ため、個々のセンスアンプの活性化信号を、メモリセル
のデータ読み出しに必要な最小限の時間に抑えること
で、貫通電流を最小限に抑えている。
【0029】(実施例2)以下、本発明の他の実施例に
ついて説明する。
【0030】図4は、本実施例のセンスアンプを示した
回路図である。実施例1におけるプリチャージ用のトラ
ンジスタは設けられておらず、また、実施例1のトラン
ジスタTr4 に相当するものは、当該図4では、Pチャ
ネルのトランジスタTr11とトランジスタTr14であ
る。そして、図4のセンスアンプ部1は、OFF状態の
メモリセルを選択するときに貫通電流が流れるものであ
り、本実施例では、その貫通電流の低減を図っている。
【0031】センスアンプ部1は、メモリセル50及び
メモリ選択用のトランジスタ51から成るメモリセル出
力部2、プリディスチャージ用のNチャネルのトランジ
スタTr16、電源から前記トランジスタTr16に至る経
路に順に配置されたPチャネルのトランジスタTr11
PチャネルのトランジスタTr12とNチャネルのトラン
ジスタTr13、同じく電源から前記トランジスタTr16
に至る経路に順に配置されたPチャネルのトランジスタ
Tr14とNチャネルのトランジスタTr15、電源から接
地に至る経路に順に配置されたPチャネルのトランジス
タTr17とNチャネルのトランジスタTr18を備えて構
成される。そして、前記トランジスタTr12とトランジ
スタTr13との接続点がセンスアンプ部1の出力点とさ
れる。
【0032】センスアンプ部1の出力は、2入力タイプ
のナンド回路10の一方の入力端子に入力される。ま
た、当該ナンド回路10の他方の入力端子には、Hig
hレベルが入力される。そして、ナンド回路10の出力
は、インバーター11を介してラッチ回路5のデータ入
力端子に入力される。また、ナンド回路10の出力は、
2入力タイプのナンド回路12の一方の入力端子に入力
される。また、当該ナンド回路12の他方の入力端子に
は、図示しない検出回路からのダミークロックが入力さ
れる。そして、ナンド回路12の出力は、前記ラッチ回
路5のラッチ制御端子に入力されるとともに、トランジ
スタTr11、トランジスタTr14、及びトランジスタT
16の各々のゲートに入力される。
【0033】また、トランジスタTr12及びトランジス
タTr17のゲートにはLowレベルが入力され、トラン
ジスタTr17とトランジスタTr18との接続点の電位
は、トランジスタTr15とトランジスタTr13のゲート
にそれぞれ入力される。また、トランジスタTr18のゲ
ートには、トランジスタTr13とトランジスタTr15
トランジスタTr16との接点の電位が入力される。
【0034】上記の構成において、図示しない検出回路
からの信号(DCK)がLowレベルのとき、CKBは
Highレベルとなり、センスアンプ部1は、非活性化
状態となる。このとき、トランジスタTr16がONし、
トランジスタTr14、トランジスタTr11、及びトラン
ジスタTr18がOFFとなり、貫通電流は流れない。ま
た、電位V(G) はLowレベルに保持される。また、こ
のように電位V(G) がLowレベルに保持されると、ナ
ンド回路53の出力CKBは、検出回路からのDCKで
定まることになる。
【0035】一方、図示しない検出回路からの信号(D
CK)がHighレベルになると、CKBはLowにな
り、センスアンプ部1は活性化状態となる。
【0036】この活性化状態においてメモリセルがON
であると、電位V(G) はLowのままである。この場合
も、センスアンプ部1の活性化制御を行う信号CKB
は、検出回路からのDCKだけで決定される。
【0037】そして、活性化状態においてメモリセルが
OFFであると、電位V(F) において充電がなされ、V
(E) =V(F) +VTHになったときに、トランジスタTr
13がOFFし、電位V(G) がHighレベルになる。ま
た、このとき、トランジスタTr18がONし、トランジ
スタTr17からの貫通電流が生じる。
【0038】しかし、上記のごとく電位V(G) がHig
hレベルになると、DCKがLowレベルに立ち下がっ
ていないときでも、CKBはHighレベルになり、セ
ンスアンプ部1は非活性化状態になる。そして、センス
アンプ部1が上記のごとく非活性状態になっても、上記
CKBによってラッチ回路5が活性化状態のときの電位
V(G) に対応する値を保持し出力バッファに出力する。
従って、センスアンプ部1の活性化時間を読み出し可能
な最小限の値にすることができ、貫通電流が抑制され
る。
【0039】(実施例3)以下、本発明の他の実施例に
ついて説明する。
【0040】図5は、本実施例のカレントミラー型のセ
ンスアンプを示した回路図である。センスアンプ部1に
おいて、図示しないメモリセルから読み出される互いに
相補な出力信号を受けるラインBL,BLBには、Nチ
ャネルのトランジスタM9 ,M10のゲートが接続されて
いる。そして、トランジスタM9 ,M10のソースは接地
され、トランジスタM9 のドレインはPチャネルのトラ
ンジスタM7 のゲート及びドレインに、トランジスタM
10のドレインはPチャネルのトランジスタM8のドレイ
ンにそれぞれ接続される。前記トランジスタM7 ,M8
は、活性化制御手段である一つのPチャネルのトランジ
スタM6 を介して電源に接続される。そして、このセン
スアンプ部1において、トランジスタM10とトランジス
タM8 の接続点が出力OUTとなる。
【0041】前記トランジスタM6 のゲート及びトラン
ジスタM11のゲートには、フィードバック信号が入力さ
れる。2入力構成のナンド回路M12は、SIN(例え
ば、ライトイネーブル信号)と後述のラッチ回路5から
の出力をインバータM13にて反転した信号とを入力して
前記フィードバック信号を生成する。ラッチ回路5は、
素子M15〜M18を備えて構成され、前記出力OUTを入
力して信号SOUTを出力する。また、2入力構成のナ
ンド回路M19は、前記SINとラッチ回路5の出力とを
入力して前記ラッチ回路5へラッチ制御信号を出力する
ようになっている。また、前記のトランジスタM11は、
出力OUTと接地との間に介挿され、そのゲートに前記
フィードバック信号を受けることより、トランジスタM
6 がONされたときには、出力OUTをラッチ回路5へ
供給し、トランジスタM6 がOFFされたときには、L
owレベルをラッチ回路5へ供給する。
【0042】上記の構成において、前記トランジスタM
6 のゲートにナンド回路M12からLowレベルが入力さ
れる(ラッチ出力LowでSINがHighのとき)こ
とにより、トランジスタM6 がONし、読み出し状態と
なる。
【0043】そして、メモリセルに記憶されているデー
タ“1”を読み出す場合において、前記トランジスタM
6 がONすると、ラインBLにおけるHighレベルな
信号と、これと相補な関係を有するラインBLBにおけ
るLowレベルの信号がトランジスタM9 ,M10にそれ
ぞれ入力される。これにより、トランジスタM9 がON
し、トランジスタM10がOFFし、トランジスタM7
8 がONする。このとき、センスアンプ部1の出力O
UTがLowレベルからHighレベルに転じるととも
に、トランジスタM6 ,M7 ,M9 を介して、電源VC
Cから接地へのパスができあがるため、貫通電流が流れ
ることになる。
【0044】しかし、上記のごとく、センスアンプ部1
の出力がLowレベルからHighレベルに転じると、
ラッチ回路5を経てインバータM13及びナンド回路M19
に入力される信号もHighレベルとなる。インバータ
13にHighレベルが入力されると、ナンド回路M12
の出力はHighレベルになり、トランジスタM6 がO
FFする。よって、電源VCCから接地へのパスがなく
なり、貫通電流は流れなくなる。また、ナンド回路M19
にHighレベルが入力されると、ナンド回路19の出力
はLowに立ち下がるので、ラッチ回路5はHighレ
ベルを出力し続ける。
【0045】このように、本実施例の構成においても、
貫通電流を低減してセンスアンプの低消費電力化を図る
ことができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、センス
アンプの低消費電力化を図ることができる。また、プリ
チャージ用のトランジスタを設けることにより、アクセ
ス時間の短縮化が図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセンスアンプの概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1のセンスアンプの具体的構成を示す回路図
である。
【図3】図2の回路の各点の電位変化を示すタイムチャ
ートである。
【図4】本発明の第2の実施例に係るセンスアンプを示
す回路図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係るセンスアンプを示
す回路図である。
【図6】従来のセンスアンプを示す回路図である。
【図7】従来のカレントミラー型のセンスアンプを示す
回路図である。
【符号の説明】
1 センスアンプ部 3 フィードバック手段 4 フィードバック経路 5 ラッチ回路 7 ダミー回路(検出回路) Tr4 トランジスタ(活性化制御手段) Tr11トランジスタ(活性化制御手段) Tr14トランジスタ(活性化制御手段) M6 トランジスタ(活性化制御手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センスアンプ部の活性化状態と非活性化
    状態とを切り替える活性化制御手段と、センスアンプ部
    内で電源から接地へのパスが形成されたことを前記活性
    化制御手段にフィードバックして当該活性化制御手段に
    センスアンプ部の非活性化を行わせるフィードバック手
    段と、前記センスアンプ部内で前記パスが形成された時
    点のセンスアンプ部の出力を保持するラッチ回路とを備
    えたことを特徴とするセンスアンプ。
  2. 【請求項2】 活性化制御手段がスイッチ素子であるト
    ランジスタにて構成され、前記フィードバック手段が前
    記センスアンプ部の出力と検出回路からのクロックとか
    ら制御信号を生成してこれを前記スイッチ素子であるト
    ランジスタに供給する回路にて構成されていることを特
    徴とする請求項1に記載のセンスアンプ。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ素子であるトランジスタと
    電源との間に、プリチャージ用のトランジスタが接続さ
    れていることを特徴とする請求項2に記載のセンスアン
    プ。
  4. 【請求項4】 前記活性化制御手段がスイッチ素子とし
    てのトランジスタにて構成され、前記フィードバック手
    段が前記センスアンプ部の出力とチップイネーブル信号
    とから制御信号を生成してこれを前記スイッチ素子とし
    てのトランジスタに供給する回路にて構成されていてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のセンスアンプ。
JP8127495A 1995-04-06 1995-04-06 センスアンプ Pending JPH08279296A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8127495A JPH08279296A (ja) 1995-04-06 1995-04-06 センスアンプ
US08/630,929 US5737273A (en) 1995-04-06 1996-04-05 Sense amplifier and reading circuit with sense amplifier
US08/790,953 US5729499A (en) 1995-04-06 1997-01-29 Sense amplifier and reading circuit with sense amplifier

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003512697A (ja) * 1999-10-19 2003-04-02 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド 同時動作フラッシュメモリデバイスのためのメタルオプション無しで異なるバンクの組合せが可能な2v/3v用の低電圧読出しカスコード
KR100732389B1 (ko) * 2001-12-29 2007-06-27 매그나칩 반도체 유한회사 반도체 메모리의 입출력 센스 앰프
JP2015204128A (ja) * 2014-04-10 2015-11-16 インフィネオン テクノロジーズ アーゲーInfineon Technologies Ag メモリ・タイミング回路
JP2018174013A (ja) * 2017-02-23 2018-11-08 サンディスク テクノロジーズ エルエルシー ダイナミックストローブタイミング

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