JPH08279219A - テープ・ドライブ装置 - Google Patents

テープ・ドライブ装置

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JPH08279219A
JPH08279219A JP8073928A JP7392896A JPH08279219A JP H08279219 A JPH08279219 A JP H08279219A JP 8073928 A JP8073928 A JP 8073928A JP 7392896 A JP7392896 A JP 7392896A JP H08279219 A JPH08279219 A JP H08279219A
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mini
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drive
roller
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データ・テープ・ミニカートリッジが旧型のも
のであっても、それよりもサイズの大きい新型のもので
あっても使用することができ、テープドライブへの確実
な位置合わせ及びラッチングが可能なテープ・ドライブ
装置を提供すること。 【解決手段】カートリッジのベースプレート底面上の基
準点406をドライブの後方基準点408へ、また、ベ
ースプレートの前面を架台止め156に押し付けるよう
に、ベースプレートの上面側から力404を加え、ベー
スプレートの底面上の基準点214をドライブの前方基
準点306へ押し付けるように、カートリッジのトップ
・カバーの上から力400を加える。これにより、新
型、旧型カートリッジそれぞれに個別の基準点を設ける
ことなく、確実な位置合わせおよびラッチを行うことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は全般的には、コンピ
ュータ大容量メモリ・ドライブ機構に関し、より詳細に
は、ドライブに挿入された磁気データ・カートリッジ上
に機械的な位置合わせのための力を加える機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、オーディオ・テープ・カセッ
ト、ビデオ・テープ・カセット、データ・テープ・カー
トリッジ、取り外し可能なディスク・カートリッジ、そ
の他の取り外し可能な媒体は、固定位置を有する内部駆
動部品に対して取り外し可能な媒体を機械的に位置決め
する何らかの方法を有さなければならない。例えば、通
常の磁気テープ・カートリッジおよびドライブでは、ド
ライブ中の磁気ヘッドが、テープの平面に垂直な方向に
固定位置を有し、取り外し可能なカートリッジ中の磁気
テープを磁気ヘッドに対して厳密に位置合わせしなけれ
ばらない。また、一般に、テープ・カートリッジは、ド
ライブの振動または機械的衝撃を受けた時のカートリッ
ジのヘッドに対する移動を防止するために、位置合わせ
位置に固定ラッチしなければならない。
【0003】本出願に特に関係するものは、パーソナル
・コンピュータ業界でデータ記憶のために一般的に使用
される、ベルト駆動式の、剛性ベースプレートの磁気テ
ープ・ミニカートリッジである。一般に、このようなミ
ニカートリッジは、コンピュータ業界で使用するため
に、1970年代の始めにMinnesota Mining and Manuf
acturing Company(3M)によって初めて導入されたデ
ータ・カートリッジ設計を改良したものである(197
2年に発行された米国特許第3,692,255号)。
1970年代の始めに3M社によって導入されたベルト
駆動式磁気データ・カートリッジは約100mm×15
0mmであり、磁気テープは幅6.35mm(0.25
0インチ)であった。この寸法のカートリッジおよび対
応するドライブ機構は依然として市販されている。19
76年に、Alan J. Richards著「Mini Data Cartridge:
A Convincing Alternative for Low-Cost, Removable
Storage」、(Hewlett-Packard Journal,1976年5
月出版)に記載された、より小形のミニカートリッジが
開発された。このミニカートリッジの寸法は63.5m
m×82.5mmである。このミニカートリッジは、様
々なベンダから市販されており、そのバージョンは、テ
ープ幅が3.81mm(0.150インチ)ないし8.
00mm(0.315インチ)と、様々のものがある。
【0004】最近、3M社は、増大されたデータ容量を
有する改良されたミニカートリッジを導入した。新型の
ミニカートリッジは、前述のミニカートリッジよりも大
型である。旧型のタイプのミニカートリッジでも新しい
タイプのミニカートリッジでも収容する(機械的に位置
合わせしラッチする)ことができるドライブが必要であ
る。
【0005】図1A(従来技術)は、ミニカートリッジ
100およびそれに整合するドライブ102を示す。ミ
ニカートリッジ100は、金属ベースプレート104と
プラスチック・カバー106とを有する。ミニカートリ
ッジ100上のプラスチック・カバー106は、上面1
08(最も大きな表面)と、2つの開口部112、11
4(一方の開口部(112)は、ドライブ機構にドライ
ブ・ローラを受け入れるためのものであり、第2の開口
部(114)は、ドライブ機構に磁気ヘッドを受け入れ
るためのものである)を有する前面110と、2つの側
面(116、118)とを有する。各側面は、金属ベー
スプレート104の面に平行な縦長の溝(例えば、側面
118の溝120)を有し、各溝の一方の側面は、金属
ベースプレートの上部の露出された部分で形成される。
【0006】金属ベースプレートは、(プラスチック・
カバーに面する)上面122と、底面124とを有す
る。金属ベースプレート104の上面122は部分的に
露出され、底面124は完全に露出される。図1B(従
来技術)は、プラスチック・トップおよびその他の部品
が取り除かれた金属ベースプレート104の平面図であ
る。点線126および128は、ベースプレートの露出
された領域を明示する、プラスチック・カバーの側壁の
位置を示すものである。下記でノッチ119(2つのう
ちの1つ)について説明する。金属ベースプレートの上
面の露出された部分上の3つの基準点(130、13
2、134)は、ミニカートリッジ用の基準平面(基準
面)を画定する。ミニカートリッジ基準平面は、ドライ
ブ102内の対応する基準平面に対して厳密に位置合わ
せしなければならない。
【0007】ミニカートリッジ用の通常のドライブは、
ミニカートリッジの金属ベースプレートに平行な方向
(図1A、矢印140)でミニカートリッジをドライブ
に位置合わせできるように、ミニカートリッジ側面の溝
(図1A、116、118)に対応する縦長のガイド
(図1A、136、138)を有する。ミニカートリッ
ジの金属ベースプレートに垂直な方向(図1A、矢印1
42)でのミニカートリッジのドライブへの位置合わせ
は、金属ベースプレートの上面上の露出された基準点
(図1B、130、132、134)を架台ガイド(図
1A、136、138)の底面上の対応する3つの基準
点に押し付けることによって行われる。通常、位置合わ
せのために加えられる力は、ミニカートリッジをドライ
ブにラッチして、振動および機械的衝撃を受けた時のカ
ートリッジとドライブの相対運動を防止するのに十分な
ものでもある。
【0008】図1C(従来技術)は、架台ガイド138
に位置合わせされたベースプレート104の側面図を示
す。ベースプレート104上の基準点132および13
4がドライブ架台のガイド138上の対応する基準点ま
たは表面152および154に接触することに留意され
たい。位置合わせのための力(矢印150)は、ベース
プレートのノッチ119の前縁部を上向きに押すドライ
ブ架台中のばね装填されたローラ148によってもたら
される。前向きの力は、ノッチの前縁部を押す丸いロー
ラによってもたらされる。ミニカートリッジの反対側の
側面(116)上の同じノッチにも同じローラが係合す
る。垂直方向の力は、上面基準点(130、132、1
34)を位置合わせするものである。前向きの力は、ベ
ースプレート104の前面を対応する架台止め156に
対して位置合わせするものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】新型のミニカートリッ
ジは、旧型のミニカートリッジの前面110と寸法が同
じである前面を有するプラスチック・カバーを有する。
しかし、他のすべての面は、より大きなテープ・リール
を収容するように変更されている。テープ・リールがよ
り大きいために、ミニカートリッジ側面の溝は、その側
面の全長に沿って延びることはできない。側面の溝がよ
り短いために、金属ベースプレート上面の露出された部
分は限られてしまう。特に、旧型のミニカートリッジ用
に画定された3つの基準点のうちの1つ(図1B、基準
点134)は露出されない。新型のミニカートリッジ
は、露出されたベースプレート上面の減少された領域内
に固定することができるかも知れない。しかし、新型の
ミニカートリッジは、かなりの質量をベースプレートの
露出された領域の外側に有し、固定が、露出された領域
内のみでしか行われないと、片持ち梁式に支えなければ
ならない。従って、より小さな露出されたこの領域は、
振動および機械的衝撃に対する適切なラッチングを施す
のに十分なものではない。その上、固定力を増大させる
ことも、ミニカートリッジをドライブに挿入するのに必
要な力を増大させるうえで望ましいものではない。新型
のミニカートリッジを位置合わせしラッチするための新
しい方法および機構が必要であり、この新型の位置合わ
せ・ラッチング機構は旧型のミニカートリッジにも整合
しなければならない。
【0010】
【課題を解決するための手段】旧型のカートリッジでも
新型のミニカートリッジでも位置合わせしラッチする機
構の様々な実施例を提供する。ある1組の実施例では、
ミニカートリッジ基準面が、ベースプレートの上面とベ
ースプレートの底面との間で分割される。すなわち、ミ
ニカートリッジ基準平面を画定する3つの基準点のうち
の少なくとも1つはベースプレートの上面上にあり、3
つの基準点のうちの少なくとも1つは底面上にある。基
準面を分割した実施例では、ベースプレートの上面上の
1つまたは複数の基準点が、ある方向へ、対応する固定
ドライブ架台基準点に押し付けられ、ベースプレートの
底面上の1つまたは複数の基準点が、対向する方向へ、
対応する固定ドライブ架台基準点に押し付けられる。第
2の組の実施例では、ミニカートリッジ基準平面を画定
する3つの基準点がすべて、ミニカートリッジ・ベース
プレートの底面上にある。
【0011】ベースプレートに対する下向きの力は、カ
ートリッジのプラスチック・トップ・カバーに対する圧
力によってもたらされる。上方プラスチック・カバーに
対する圧力は、平坦な摩擦表面、ばね付勢されたロー
ラ、ホイール、またはばね付勢された球形ボールによっ
てもたらされる。一実施例では、カートリッジ挿入に必
要な力を小さくし、同時に、カートリッジをラッチする
ための大きな力ももたらすように、平坦な摩擦表面を2
つの力のレベルの間で切り替える。一実施例では、段付
き直径ローラが、ミニカートリッジの挿入時にガイドを
行い、挿入後に位置合わせ及びラッチングのための力を
与える。
【0012】基準面を分割した実施例では、下方ローラ
またはカム表面が、ベースプレートの底面を押して、ベ
ースプレートの前面を位置合わせするための前向きの圧
力と、ベースプレートの上面基準点における上向きの圧
力をもたらす。ベースプレートの底面を基準面とする実
施例では、下方ローラまたはカム表面が、ベースプレー
トの上面を押して、ベースプレートの前面を位置合わせ
するための前向きの圧力と、ベースプレート底面基準面
における下向きの圧力をもたらす。
【0013】
【実施例】本出願では、下記の業界の従来の方向の画定
法を使用する。ミニカートリッジにおいて、磁気ヘッド
のための出入り穴を有する面は、カートリッジの前部で
ある。ミニカートリッジを受け入れる開口部を有するド
ライブの面は、ドライブの前部である。ミニカートリッ
ジをドライブに挿入すると、カートリッジの前方基準点
がドライブの後方基準点に整列し、カートリッジの後方
基準点がドライブの前方基準点に整列する。ミニカート
リッジに対してもドライブに対しても、右側は、ページ
の上部に前部を配置した平面図の右手側である。従っ
て、ミニカートリッジとドライブを組み合わせた斜視図
では、ミニカートリッジに対する前後および左右は、ド
ライブに対する前後および左右と逆である。例えば、
(ドライブに挿入された)カートリッジの上右後斜視図
では、図はミニカートリッジの右後から見たところを示
すが、ドライブについては左前から見たところを示す。
【0014】図2Aは、新型のミニカートリッジ200
を示す。新型のミニカートリッジは、旧型のミニカート
リッジの前面110(図1A)と寸法が同じである前面
202を有する。他のすべての表面は、より大きなテー
プ・リールを使用できるように変更されている。プラス
チック・トップ216は、段218および220を有す
る。段218と段220との間の距離は、ミニカートリ
ッジ(100)の幅と同じである。新型のミニカートリ
ッジの段218と段220の間の部分の高さは、旧型の
ミニカートリッジの高さと同じである。段218および
段220よりも外側の部分の高さは、旧型のミニカート
リッジの高さよりも低い。本発明は、ドライブが、図1
Aに示した最初のミニカートリッジでも、図2Aに示し
た新型のミニカートリッジでも位置合わせし、ラッチす
ることができるようにする方法および機構を提供する。
【0015】図2Bは、図2Aのミニカートリッジの金
属ベースプレート204の平面図である。点線206お
よび208は、図2Aのミニカートリッジのプラスチッ
ク側壁の位置を示す。基準点210および212(図2
B)はそれぞれ、基準点130および132に対応する
(図1B)。しかし、図2Bで、基準点134(図1
B)に対応する領域が露出されないことに留意された
い。また、露出される領域が非常に限られることにも留
意されたい。ベースプレートの露出された上面のどこか
に新型の第3の基準点を画定する場合、振動および機械
的衝撃に対する適当なラッチングを確保するにはかなり
の固定力が必要である。従って、ベースプレートの平面
をそれに垂直な方向の位置を決めるための代替基準面を
画定しなければならない。
【0016】1つの代替策は、金属ベースプレートの上
面と底面の両方を使用して基準面を分割することであ
る。例えば、ベースプレートの上面上に2つの前方基準
点210および212を残し、ベースプレートの底面上
に後方基準点214を画定することができる。好ましく
は、振動および機械的衝撃時にミニカートリッジ質量を
しっかり支持するために後方基準点をできるだけ後方に
配置すべきである。しかし、ドライブ架台ドアまたはそ
の他の部品によって、後方基準点の配置が制限されるこ
とがある。
【0017】図3は、(図2Bに示した)分割した基準
面を収容するうえでドライブに必要な位置合わせ及びラ
ッチングのための力を示す、ミニカートリッジ300
(旧型のカートリッジまたは新型のカートリッジ)の側
面図である。基準面を分割する場合、ベースプレートの
上面上の1つまたは複数の基準点を、固定ドライブ架台
上の対応する基準点に対してある向きに押し付け、ベー
スプレートの底面上の1つまたは複数の基準点を、固定
ドライブ架台上の対応する基準点に対して前記の向きと
反対の向きに押し付けなければならない。例えば図3
で、架台ガイド302は、ベースプレート前方基準点2
12(または図1Bの132)に対応するドライブ後方
基準面310を与える。ミニカートリッジ前方基準点2
10および212(または図1Bの130および13
2)および架台止め156については、矢印304で示
した上向きおよび前向きの力が必要である。ベースプレ
ート後方基準点214はベースプレートの底面上に画定
され、それに対応するドライブ前方基準点306はドラ
イブ架台上に画定される。ミニカートリッジ・ベースプ
レートが剛性であり、平面を画定するうえで3つの点し
か必要とされないことに留意されたい。しかし、ドライ
ブ架台が比較的可撓性であり、ドライブ架台による、よ
り良い支持を得るために、4つの基準点(前方に2つお
よび後方に2つ)を画定することが望ましいこともあ
る。従って、基準点214は、図2B中の参照番号21
4で示したように、単一の点でも、あるいは一対の基準
点の一方でもよい。基準点214については、矢印30
8で示したような下向きの力が必要である。便宜上、ミ
ニカートリッジのプラスチック・トップに対する力30
8があるものとする。
【0018】他の基準面画定方法は、金属ベースプレー
トの完全に露出された底面上にすべてのベースプレート
基準点を配置することである。基準面を全てベースプレ
ートの底面上に移す場合、ドライブは、ベースプレート
の底面を、旧型のミニカートリッジ用の現行のドライブ
の方向とは逆の方向へ、対応するドライブ架台基準点に
押し付けなければならない。
【0019】図4は、ベースプレートの底面上に全て画
定された基準面を収容するうえで、ドライブに必要な位
置合わせのための力およびラッチングのための力を示す
ミニカートリッジ300(旧型のカートリッジまたは新
型のカートリッジ)の側面図である。図4で、基準点4
06はベースプレートの底面上に画定され、それに対応
する基準点408は架台の上面上に画定される。架台基
準点または基準面408は、ミニカートリッジ基準点4
06に対応する。ミニカートリッジ基準点406および
214は共にそれぞれ、対応する架台基準点408およ
び306に押し付けられなければならない。プラスチッ
ク・トップに垂直に加えられる力400は、基準点21
4および306の位置合わせおよび固定のためのもので
ある。プラスチック・トップに加えられる力402は、
基準点406および408に垂直な力と、金属ベースプ
レートの前部を架台止め156に押し付ける前向きの力
の両方を与える。ベースプレートの上面の露出された部
分に対する力404も、垂直な力と前向きの力の両方を
与える。好ましくは、力400と力402の組合せ、ま
たは力400と力404の組合せを使用して、大きく分
離された少なくとも3つの基準点および架台止め156
に対する適切なラッチングのための力を確保する。
【0020】一般に、力308(図3)または力400
(図4)を加えるには、ばね付勢による接触が必要であ
る。低コストで容易に製造できる1つのばね付勢接触機
構は、簡単な板ばねである。図5Aは、板ばね500に
よって下向きに付勢された、新型のミニカートリッジ2
00の背面図を示す。架台壁(図示せず)に取り付けブ
ラケット510が取り付けられる。図のように、単一の
ばね材料を中央のブラケット510上に取り付けること
も、あるいは2つの別々なばね材料を、個別にブラケッ
ト上に取り付けることも、あるいは直接、架台側壁上に
取り付けることもできる。好ましくは、ミニカートリッ
ジ・プラスチック・トップ・カバーに接触するばね50
0の所定の領域にプラスチック、またはテフロンなどの
低摩擦材料を塗布して、プラスチック・トップ・カバー
のひっかかりを低減させ、挿入する際に必要な力を低減
させる。新型のミニカートリッジでは、段218と段2
20の間の高さは、旧型のミニカートリッジの高さと同
じである。従って、ばね500は、旧型のミニカートリ
ッジにも新型のミニカートリッジにも、同じ垂直方向の
位置合わせ及びラッチングのための力を与える。
【0021】図5Bは、図5Aに示したばね500およ
びブラケット510の実施例のさらに詳細な斜視図であ
る。図示された実施例では、ブラケット510は、その
長さの大部分にわたって走る補強リブと、板ばね500
用の取り付け部材、および架台への取り付け用の取り付
け部材とを有するシート状メタルとして形成される。切
り欠きによって、板ばね500はブラケット510から
突き出ることができる。板ばね500は、ブラケット5
10の中央近くでブラケットに取り付けられる。板ばね
500は、ミニカートリッジ・トップ・カバーの上部に
当たる。
【0022】図5Aおよび図5Bのばね付勢接触による
板ばねの実施例では、ミニカートリッジがドライブに挿
入される際、比較的早い時間にある程度の挿入力がもた
らされる。また、ミニカートリッジが完全に挿入された
後、垂直な力はミニカートリッジの(測定された前後
の)中央領域にしか存在しない。すなわち、図5Aおよ
び図5Bの実施例は、力308(図3)または力400
(図4)をもたらすが、力402(図4)の垂直成分は
もたらさない。図6Aないし図6Dは、ミニカートリッ
ジがほぼ完全に挿入されるまではほとんど力を発生させ
ず、完全に挿入された後、ミニカートリッジの前方領域
(図4の垂直成分力402)と中央領域(図3の力30
8または図4の力400)の両方で力をもたらす板ばね
実施例を示す。
【0023】図6Aで、板ばね600は、形成された領
域604と、旋回可能取り付け点602と、剛性後縁部
606とを有する。ミニカートリッジ(旧型のミニカー
トリッジ100または新型のミニカートリッジ200)
が挿入されると、ミニカートリッジは最初、ばね600
を旋回させる(図6A)。ミニカートリッジは、さらに
ドライブ内に挿入されると、最終的に、旋回点602の
後方の点608(図6B)でばね600からの抵抗を受
ける。点608を越えた位置まで挿入されると、ミニカ
ートリッジは、ばね600の後方領域を上向きに押し始
め、そのため、ばね600は旋回点602の周りで旋回
し、形成された領域604をミニカートリッジに押し付
ける。ミニカートリッジが完全に挿入されると(図6
C)、後方縁部606と形成された領域604が共に、
旋回点602に対して非たわみ位置から上向きにたわ
む。その結果、(カートリッジ300の前方領域にあ
る)縁部606および(カートリッジ300の中央領域
にある)形成された領域604に垂直な力がもたらされ
る。図6Dは、旋回ばね600を有するドライブに完全
に挿入された新型のミニカートリッジ200を示す斜視
図である。ばね600の後方縁部606が折り畳まれて
いることに留意されたい。この折り畳みによって、剛性
がもたらされてたるみが防止され、ミニカートリッジの
引き抜き時のミニカートリッジ・トップ・カバーのひっ
かかりが軽減され、ばねの力がミニカートリッジのトッ
プ・カバーとの接触領域に渡ってより一様に分散される
傾向があり、部品の縁部に露出された鋭い縁部による怪
我の可能性が低減される。折り畳まれた領域604また
は点608、あるいはその両方にローラを追加して、ば
ねとカートリッジの間の摩擦を低減させ、カートリッジ
・カバーの磨耗を低減させることができることに留意さ
れたい。
【0024】図5Aないし図6Dのどのばね接触実施例
でも、摩擦に関係するある種の挿入力がもたらされ、ミ
ニカートリッジ・プラスチック・トップ・カバーがこす
られる。この摩擦およびこすりは、ローラ、ホイール、
またはボールを使用することにより、大幅に低減するこ
とができる。一般に、本出願では、「ローラ」という語
は「ホイール」という語に置換えることができる。図7
Aは、2つの円筒形ばねローラ700を通じて加えられ
る垂直な力を示す。
【0025】図7Bは、片持ち梁式線ばね704上で球
形ローラ702を使用する図7Aの実施例を示す。一般
に、軸方向片持ち梁ばね構造では、ローラは、一方の側
しか支持されないので、ミニカートリッジに接触したと
きに一方の縁部によりかかる傾向がある。従って、図7
Bに示した片持ち梁ばね構造を用いる場合、転動部品が
常に、ローラの一方の縁部ではなく本体上に位置するよ
うに、球形の半径方向クラウン付きローラまたはテーパ
・クラウン付きローラが好ましい。これらの非円筒形ロ
ーラは、架台の高さを最小限に抑える上でも有用であ
る。円筒形ローラが縁部によりかかる場合、側面図また
は前面図で見たときのローラの有効高さが大きくなり、
そのため、最小架台高さのための設計が困難になる。本
出願では、図7Bのローラ構成以外の各ローラ構成で、
ローラが円筒形のものとして示されているが、一般に球
形の半径方向クラウン付きのものでも、あるいはテーパ
・クラウン付きのものでもよいことに留意されたい。
【0026】図7Bの実施例は、生産用の機械を設備す
るのが容易であるという利点を有する。線ばね704
は、ブラケット自体の長さの大部分にわたって走る補強
リブを有する形成されたシート・メタル・ブラケット7
06に取り付けられる。切り欠きによって、ローラ70
2はブラケット706から突き出ることができる。折り
畳まれた金属タブ708は、ばねの片持ち梁部分の一端
を固定する。円筒形ローラはハブを有さず、ローラは、
ばねの軸方向に容易に摺動することができる。切り欠き
の側方で下向きに突き出る金属タブによって、ローラの
軸方向の動きが制限される。
【0027】図7Cは、場合によっては、図7Bの実施
例と比べて単位製造費がより低くなるが、大量生産部品
のための設備がより高価である(時間もかかる)実施例
を示す。図7Cの実施例は、各ローラの両側で同様にロ
ーラを支持し、それにより、円筒形ローラを使用できる
ようにする。形成されたシート・メタル・ブラケット7
10は、板ばね712が形成された2つの領域を除い
て、ブラケット自体の長さの大部分にわたって設けられ
た補強リブを有する。切り欠き714によって、円筒形
ローラ716はブラケットから突き出ることができる。
図7Cの実施例中のブラケット710は、ローラの車軸
用のノッチを形成する2つの深く入り込んだ領域718
を各ローラごとに有する。別々の板ばねを設けて、ノッ
チに車軸を保持し、かつ垂直方向の位置合わせのための
力を与えることができる。しかし、図7Cに示した実施
例では、ブラケット材料の一部を折り畳んで板ばね71
2が形成されており、別々のばねの費用は不要である。
板ばね712は、ローラ車軸に接触して下向きの荷重を
もたらす。
【0028】再び図5Aを参照して、新型のミニカート
リッジ200の段218と段220との間の高さが、最
初のミニカートリッジ100(図1A)の高さと同じで
あることを想起されたい。新型のミニカートリッジ20
0は、わずかに低い高さのショルダ部を有する。段21
8および220を使用して、新型のミニカートリッジの
挿入時にミニカートリッジを(図1Aの方向140に沿
って)ドライブ開口部に対して心合わせするのを助ける
ことができる。図8Aおよび図8Bに示した実施例で
は、段付き(二重直径)ローラは、ミニカートリッジの
挿入時に旧型のミニカートリッジと新型のカートリッジ
の両方のガイド用に使用されると共に、ミニカートリッ
ジ挿入後の垂直位置合わせ及びラッチングのための力を
得るために同様のガイド用に使用される。
【0029】図8Aは、段付きローラ800を有するド
ライブに挿入された新型のミニカートリッジ200を示
す。各段付きローラ800は、大径部802と小径部8
04とを有する。ローラは、図7C中のブラケット71
0と同様なブラケットに取り付けることができる。大径
ローラ部802は、新型のミニカートリッジ・トップ・
カバーに対して垂直方向の力を与える。挿入時に、ミニ
カートリッジ・トップ・カバーの上面上の段218およ
び220は、ローラの大径部802の内側面によってガ
イドされる。
【0030】図8Bは、段付きローラ800を有するド
ライブに挿入された旧型のミニカートリッジ100を示
す。小径ローラ部804は、旧型のミニカートリッジ・
トップ・カバーに対して垂直方向の力を加える。挿入時
に、旧型のミニカートリッジ・トップ・カバーの側面
は、ローラの大径部802の内側面によってガイドされ
る。
【0031】好ましくは、2つのローラ部802および
804の直径は、新型のミニカートリッジ200がドラ
イブに挿入されたときに大径部802のみがプラスチッ
ク・トップ・カバー(ショルダ部のみ)に接触するよう
に選択される。これにより、結果として得られる垂直方
向のラッチングのための力は、旧型のミニカートリッジ
100の場合よりも新型のミニカートリッジ200の場
合の方が大きくなり、新型のミニカートリッジ200
の、より大きな質量を補償することができる。
【0032】再び図3および図4を参照すると分かるよ
うに、図5Aから図8Bに示した、どの垂直方向の力に
関するどの実施例を使用しても、力308(図3)また
は力400(図4)を得ることができる。図5Aおよび
図5Bならびに図7Aないし図8Bの各実施例はまた、
分割した基準面システムでは力304(図3)と共に使
用し、ベースプレートの底面のみに存在する基準面では
力404(図4)と共に使用しなければならない。再び
図1Cを参照すると分かるように、力304(図3)を
得るための一般的な従来技術の機構は、ベースプレート
104の側面のノッチ119に押し込まれるばねローラ
148である。図9Aおよび図9Bは、分割基準面シス
テム用のベースプレートに対して垂直な前向きの力40
4(図4)を与えるローラ・システムの実施例を示す。
【0033】図9Aは、固定位置ブラケット906に取
り付けられ、旋回点904の周りで旋回するばね付勢さ
れたレバー・アーム902上にホイールまたはローラ9
00を含む、ローラ・アセンブリの側面図である。圧縮
ばね908の上部は、ピンによってブラケット906上
に固定される。圧縮ばね908の下部は、ピンによって
レバー・アーム902上に固定される。その結果、ばね
908はレバー・アーム902を下向きに押す。ローラ
900が最初にノッチ119の前方縁部に押し付けられ
ることによって、ミニカートリッジを前方に押す力が必
要になる。ローラ900が、ベースプレートとカートリ
ッジ・カバー(図1Aおよび図2A参照)上の突き出る
リップとの間にはまるように寸法付けしなければならな
いことに留意されたい。
【0034】図9Bは、ミニカートリッジの左側面用の
ローラ・アセンブリの上左前斜視図である。すなわち、
図9Bのローラ・アセンブリは、図9Aのローラ・アセ
ンブリの鏡像である。
【0035】図9Aおよび図9Bが、圧縮ばね908を
使用する実施例を説明していることに留意されたい。代
替実施例では、引張りばねを使用することができる。す
なわち、引張りばねがレバー・アーム902を下向きに
カートリッジ・ベースプレートの方へ引くように、引張
りばねの一端をブラケット906の(図9Aを参照した
ときの)下部近くに取り付けることができ、、ばねのも
う一方の端部をレバー・アーム902の上面近くに取り
付けることができる。
【0036】図10Aは、図9Aおよび9Bに示したピ
ボット周辺構造と異なった、ほぼ垂直に自由に移動する
ローラ構造と、それに係合するミニカートリッジ300
のベースプレートを示す平面図である。ローラ1000
は、ピン1004上で摺動する摺動ブロック1002に
取り付けられる。ブロックの回転は、図のように架台側
壁の形状によって制御することも、あるいはピン100
4の形状によって制御することもできる。
【0037】図10Bは、図10Aのローラ構造の左側
面図である。ばね1006がブロック1002およびロ
ーラ1000をノッチ119の前方縁部に押し付けるこ
とに留意されたい。圧縮ばねが図示されているが、この
構成は、圧縮ばねの代わりに引張りばねを使用すること
も容易にできる。他の代替例(図示せず)は、ローラの
代わりにばね付勢されたボールベアリングを使用するも
のである。ボールベアリングは、図10Bの構造に類似
した構造の中で、上方のばねに支えられ、ハウジングに
収容することができる。
【0038】図11は、図4に示した前方下向き位置合
わせのための力404をもたらす、図9A、9B、10
A、10Bの実施例の代替例を示す、ミニカートリッジ
300(旧型のミニカートリッジまたは新型のミニカー
トリッジ)および架台の一部の側面図である。図11の
実施例では、アーム1100は、下部カム表面1102
を有する。カム表面1102は、ノッチ119の前面を
(図11で見たときの)下向きおよび前方に押して、図
4に示した力404をもたらす。アーム1100は、ば
ね(図示せず)による逆時計回りの付勢によって図のよ
うに旋回点1106の周りで旋回するようにしてもよい
し、あるいは可撓性材料で作製し、それを剛性の固定装
置から片持ち梁式に支えた構造にしてもよい。他の代替
例として、カム表面1102は、架台取り付け点から片
持ち梁式に構成された湾曲板ばねでもよい。もちろん、
アーム1100を、カートリッジ300の底面から接触
させ、図3の力304で示した前方上向きの力をもたら
すように架台に取り付けることもできる。
【0039】通常、ミニカートリッジ(旧型のミニカー
トリッジまたは新型のミニカートリッジのどちらでも)
をドライブに挿入すると、そのミニカートリッジは、下
方ローラまたはカム(図1C、図9A、図9B、図10
A、図10B、または図11)に係合する前に上方ラッ
チ・システム(図5Aから図8B)に係合する。下方ロ
ーラ/カムは、ミニカートリッジのベースプレート上で
転動/摺動するようになるまで旋回または摺動(図1C
の場合は下向き、図9A、図9B、図10A、図10
B、図11の場合は上向き)するように設計される。旧
型のミニカートリッジと新型のミニカートリッジが共
に、ミニカートリッジ・ベースプレートの露出された上
面を覆うミニカートリッジ・トップ・カバーを有するの
で、図9A、図9B、図10A、図10Bのローラまた
は図11のカム表面は、トップ・カバーとベースプレー
トの間の開口部よりも小さくなければならない。ミニカ
ートリッジがさらにドライブに挿入されると、ローラ/
カムは、ベースプレートの側面のノッチの前方縁部に当
たる。ノッチの前方縁部に対する垂直な圧力のために、
ミニカートリッジは架台止め156に押し付けられる。
この前方への運動は、オーバセンタばね機構に類似して
いる。図1Cのローラの場合、ローラは、ベースプレー
トの前部の上面を架台基準点に押し付ける。図9A、図
9B、図10A、図10Bのローラまたは図11のカム
の場合、ローラ/カムは、ベースプレートの前部の底面
を架台基準点に押し付ける。
【0040】本発明の前述の説明は、例示および説明の
ために与えたものである。前述の説明は、網羅的なもの
でも、あるいは開示した厳密な態様に本発明を限定する
ものでもなく、前記の教示に照らして他の修正例および
変形例が可能である。実施例は、本発明の原則およびそ
の実際の応用を最も適切に説明し、それにより、当業者
が、構想される特定の用途に適した様々な実施例および
様々な修正例で本発明を最も適切に使用できるように選
択され記載されている。また、特許請求の範囲は、従来
技術で制限されるものを除いて、本発明の他の代替実施
例を含むものと解釈されたい。
【0041】〔実施態様〕なお、本発明の実施態様の例
を以下に示す。
【0042】〔実施態様1〕 磁気データ・テープ・ミ
ニカートリッジ100、200をドライブ架台に整列さ
せるための、ドライブ架台中の装置であって、前記ミニ
カートリッジがベースプレートを有し、前記ベースプレ
ートが、上面122と、底面124と、前面と、側面
と、前記ベースプレートの前記底面上に画定された少な
くとも1つのミニカートリッジ前方基準点406と、前
記ベースプレートの側面上のノッチ119とを有し、前
記ノッチがノッチ前面を有することを特徴とする装置で
あって、前記装置が、前記ドライブ架台に画定された少
なくとも1つのドライブ後方基準点408と、前記ドラ
イブ架台にばね装填されたローラ900とを備えている
ことと、前記ミニカートリッジが前記ドライブ架台に完
全に挿入されたときに、前記ローラ900が前記ベース
プレートの上面および前記ノッチ前面を押圧し、そのた
め、前記ベースプレート面に垂直な力が前記ベースプレ
ートに加えられ、前記ミニカートリッジ前方基準点40
6が前記ドライブ後方基準点408に押圧され、前記ベ
ースプレート面に平行な前記ベースプレートの前記前面
に向かう方向の力が前記ベースプレートに加えられるこ
とを特徴とする装置。
【0043】〔実施態様2〕 前記ミニカートリッジ
が、前記前面に対向する背面と、前記ベースプレートの
前記底面上に画定され、前記ミニカートリッジ前方基準
点に対して前記背面に向かって位置する少なくとも1つ
のミニカートリッジ後方基準点214と、トップ・カバ
ー106、216とを有することと、前記装置が、前記
ドライブ架台に画定された少なくとも1つのドライブ前
方基準点306と、前記ドライブ架台と前記ミニカート
リッジの前記トップ・カバーとの間に取り付けられた、
ばね付勢された接点とをさらに備えていることと、前記
ミニカートリッジが前記ドライブ架台に挿入されたとき
に、前記ばね付勢された接点が前記トップ・カバーに押
し付けられ、前記ミニカートリッジ後方基準点が前記ド
ライブ前方基準点に押し付けられることを特徴とする、
実施態様1に記載の装置。
【0044】〔実施態様3〕 ドライブ架台に剛性に取
り付けられたブラケット906と、ローラ端部と、前記
ブラケットに旋回可能に取り付けられた旋回端部とを有
する、レバー・アーム902とを備えていることと、前
記ローラ900が前記レバー・アームの前記ローラ端部
に取り付けられることと、前記ブラケットと前記レバー
・アームの間にばね908が取り付けられることと、前
記レバー・アームを旋回させて前記ローラを前記カート
リッジ・ベースプレートに押し付けることと、前記ミニ
カートリッジ前方基準点406を前記ドライブ後方基準
点408に押し付けることとを特徴とする、実施態様1
に記載の装置。
【0045】〔実施態様4〕 前記ミニカートリッジ
が、前記前面に対向する背面と、前記ベースプレートの
前記底面上に画定され、前記ミニカートリッジ前方基準
点に対して前記背面に向かって位置する少なくとも1つ
のミニカートリッジ後方基準点と、トップ・カバーとを
有することと、前記装置が、前記ドライブ架台に画定さ
れた少なくとも1つのドライブ前方基準点306と、前
記ドライブ架台と前記ミニカートリッジの前記トップ・
カバーとの間に取り付けられた、ばね付勢された接点と
をさらに備えていることと、前記ミニカートリッジが前
記ドライブ架台に挿入されたときに、前記ばね付勢され
た接点が前記トップ・カバーに押し付けられ、前記ミニ
カートリッジ後方基準点214が前記ドライブ前方基準
点306に押し付けられることを特徴とする、実施態様
3に記載の装置。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、データ・テープ・ミニカートリッジが、旧型のも
のであっても、それよりもサイズの大きい新型のもので
あっても、テープドライブへの位置合わせ及びラッチン
グが確実に成される機構を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1A】従来技術のミニカートリッジおよびそれに整
合するドライブ架台の一部の上右後斜視図である。
【図1B】図1Aに示したミニカートリッジのベースプ
レートの平面切り取り図である。
【図1C】図1Aのミニカートリッジの一部の側面図
と、挿入されたミニカートリッジを位置合わせするため
に使用される架台の特徴を示す図1Aの架台の一部の切
り取り側面図である。
【図2A】新型のミニカートリッジの上右後斜視図であ
る。
【図2B】図2Aの新型のミニカートリッジのベースプ
レートの平面切り取り図である。
【図3】新型のミニカートリッジと架台の両方における
基準点の一実施例を示す、ミニカートリッジ(旧型のミ
ニカートリッジまたは新型のミニカートリッジ)の一部
の右側面図と、架台の一部の切り取り側面図である。
【図4】新型のミニカートリッジと架台の両方における
基準点の代替実施例を示す、ミニカートリッジ(旧型の
ミニカートリッジまたは新型のミニカートリッジ)の一
部の右側面図と、架台の一部の切り取り側面図である。
【図5A】旧型のミニカートリッジまたは新型のミニカ
ートリッジに対する位置合わせのための力を得るため
の、片持ち梁式板ばね装置を有する架台の前面図であ
る。
【図5B】図5Aの架台および片持ち梁式板ばね装置の
上右後斜視図である。
【図6A】旧型のミニカートリッジまたは新型のミニカ
ートリッジに対する位置合わせのための力を得るための
切替板ばね装置を有し、ミニカートリッジが部分的に挿
入された架台の切り取り右側面図である。
【図6B】ミニカートリッジがさらに挿入された、図6
Aの架台および切替板ばね装置の切り取り側面図であ
る。
【図6C】ミニカートリッジが完全に挿入された、図6
Aの架台および切替板ばね装置の切り取り側面図であ
る。
【図6D】図6Aないし図6Cの架台および切替板ばね
装置の上右後斜視図である。
【図7A】旧型のミニカートリッジまたは新型のミニカ
ートリッジに対する位置合わせのための力を得るための
上方ローラを有する架台の前面図である。
【図7B】片持ち梁式ばね上に球形ローラを有する実施
例における、図7Aと同様に上方ローラを有する架台の
上右後斜視図である。
【図7C】深く入り込んだ領域を有するブラケットに取
り付けられた円筒形ローラを有する実施例における、図
7Aと同様に上方ローラを有する架台の上左前斜視図で
ある。
【図8A】段付きローラが位置合わせのための力をもた
らすと共に挿入ガイドを行う実施例において、図2Aの
新型のミニカートリッジと共に使用されているものとし
て示された、上方ローラを有する架台の前面図である。
【図8B】図1Aの旧型のミニカートリッジと共に使用
されている、図8Aの架台および段付き上方ローラの前
面図である。
【図9A】ミニカートリッジ(旧型のカートリッジまた
は新型のカートリッジ)の右側面図と、図4に示した基
準点に関する下方ローラ位置合わせ装置の実施例を示す
架台ローラ装置の切り取り左側面図である。
【図9B】図9Aに示した下部ローラの上左前斜視図で
ある。
【図10A】ミニカートリッジ(旧型のミニカートリッ
ジまたは新型のミニカートリッジ)のベースプレート
と、図4に示した位置合わせのための力を得るための図
9Aおよび図9Bの構成の代替を示す架台ローラ装置の
一部との切り取り平面図である。
【図10B】図10Aのローラ装置の左側面図である。
【図11】ミニカートリッジ(旧型のミニカートリッジ
または新型のミニカートリッジ)の側面図と、図4に示
した位置合わせのための力を得るための図9A、図9
B、図10A、図10Bのローラ構成の代替としてのカ
ム表面を示す架台の一部の切り取り側面図である。
【符号の説明】
119:ノッチ 156:架台止め 212:ミニカートリッジ前方基準点 214:ミニカートリッジ後方基準点 300:ミニカートリッジ 302:架台ガイド 306:ドライブ前方基準点 310:ドライブ後方基準点 406:ミニカートリッジ前方基準点 408:ドライブ後方基準点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・ダブリュー・タパニ アメリカ合衆国ミネソタ州オークデイル、 アッパー・24ス・ストリート・ノース 7675

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気データ・テープ・ミニカートリッジ
    をドライブ架台に整列させるための、ドライブ架台中の
    装置であって、前記ミニカートリッジがベースプレート
    を有し、前記ベースプレートが、 上面と、 底面と、 前面と、 側面と、 前記ベースプレートの前記底面上に画定された少なくと
    も1つのミニカートリッジ前方基準点と、 前記ベースプレートの側面上のノッチとを有し、前記ノ
    ッチがノッチ前面を有することを特徴とする装置であっ
    て、前記装置が、 前記ドライブ架台に画定された少なくとも1つのドライ
    ブ後方基準点と、 前記ドライブ架台にばね装填されたローラとを備えてい
    ることと、 前記ミニカートリッジが前記ドライブ架台に完全に挿入
    されたときに、前記ローラが前記ベースプレートの上面
    および前記ノッチ前面を押圧し、そのため、前記ベース
    プレート面に垂直な力が前記ベースプレートに加えら
    れ、前記ミニカートリッジ前方基準点が前記ドライブ後
    方基準点に押圧され、前記ベースプレート面に平行な前
    記ベースプレートの前記前面に向かう方向の力が前記ベ
    ースプレートに加えられることを特徴とする装置。
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