JPH05258398A - ミニカートリッジ用テープ駆動機構 - Google Patents

ミニカートリッジ用テープ駆動機構

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JPH05258398A
JPH05258398A JP4340731A JP34073192A JPH05258398A JP H05258398 A JPH05258398 A JP H05258398A JP 4340731 A JP4340731 A JP 4340731A JP 34073192 A JP34073192 A JP 34073192A JP H05258398 A JPH05258398 A JP H05258398A
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JP
Japan
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cartridge
mini
frame
tape
capstan
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Pending
Application number
JP4340731A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Tsubouchi
敏晴 坪内
Nariaki Saeki
斉昭 佐伯
R Miller William
アール. ミラー ウイリアム
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Panasonic Holdings Corp
Archive Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Archive Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B25/00Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
    • G11B25/06Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using web-form record carriers, e.g. tape
    • G11B25/063Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using web-form record carriers, e.g. tape using tape inside container
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/26Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon
    • G11B15/28Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through rollers driving by frictional contact with the record carrier, e.g. capstan; Multiple arrangements of capstans or drums coupled to means for controlling the speed of the drive; Multiple capstan systems alternately engageable with record carrier to provide reversal
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
    • G11B15/6751Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side, i.e. front loading
    • G11B15/67521Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side, i.e. front loading of cassette with internal belt drive

Abstract

(57)【要約】 【目的】3.5インチ形態要因に適合する高さを切り詰
めたミニカートリッジ用テープ駆動装置を提供するこ
と。 【構成】テープ駆動機構は、業界基準(DC2000)ミニ
カートリッジ用の双安定感度装填機構と、水平方向に移
動可能なバネ付勢されたサブフレーム36と、往復運動
自在の読取り書込みヘッド支持機構とを備える。サブフ
レーム36はキャプスタン駆動ローラ28及び駆動モー
タ34を担持し、不正確なベルトの張りの調節を省略す
る。読取り書込みヘッド27の支持機構は、ねじアセン
ブリ66,68,70によって傾けて方位角及び天頂角
を個別に調節することができる一つの堅いサブベース6
4を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータの周辺メ
モリ記憶装置に関する。より詳細には、磁気テープカー
トリッジを利用してデジタルデータを記憶、検索するた
めに必要な機能を提供する機械的駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】大部分のパーソナルコンピュータシステ
ムは、大きな記憶容量および高速のデータアクセスの両
方を提供するウィンチェスタディスク駆動機構を備えて
いる。最近、業界基準(ANSI)である3.5インチ
形態要因を満たすウィンチェスタディスク駆動機構が大
量に販売されている。この形態要因は、業界全体での構
成部品の互換性を促進する。これは、駆動機構が、高さ
約1.75インチ(約4.45cm)、幅約4.0イン
チ(約10.16cm)、長さ約5.75インチ(約1
4.61cm)の長方形空間に収まることを必要とす
る。このように、3.5インチ形態要因を満たすウィン
チェスタディスク駆動機構及びミニフロッピーディスク
駆動機構を設けることができる受け部を有するパーソナ
ルコンピュータシステムが数多く設計、販売されてい
る。
【0003】現在、3.5インチ形態要因のウィンチェ
スタディスク駆動機構は、40メガバイト以上の記憶容
量を有している。ウィンチェスタディスク駆動機構のデ
ータは、定期的にバックアップし、ヘッドが破損した場
合にも失われないようにすることが賢明である。また、
場合によっては、データは、資料室に永久に保管した
り、電子的なデータリンクがない別のコンピュータシス
テムとの間で交換したりすることに備え、ウィンチェス
タディスク駆動機構から取出し自在の媒体にダウンロー
ドすることが望ましい。ミニフロッピーディスクは、記
憶容量が比較的小さい。従って、3.5インチ形態要因
のミニフロッピーディスクを利用して、3.5インチ形
態要因のウィンチェスタディスク駆動機構にデータをバ
ックアップすることは退屈であり時間の無駄でもある。
相当数のミニフロッピーディスクが必要とされるため、
それらのディスクを使用して膨大なデータベースを他の
コンピュータシステムとの間で交換することは不便であ
る。故に、流れ式のカートリッジテープ駆動機構が開発
され、テープバックアップ及び交換の機能に広く使用さ
れている。
【0004】現在、いわゆる「ミニカートリッジ」がデ
ータの記憶のために3.5インチ形態要因のテープ駆動
機構に広く使用されている。例えば、アーウィン・マグ
ネティック・システム社の米国特許第4,647,994 号を参
照するとよい。このミニカートリッジは、ミネソタマイ
ニング・アンド・マニュファクチャリング社(3M社)
によって、あるいは同社から得たライセンスのもとで製
造され、DC1000、DC2000等の商品名によっ
て識別されている。このテープカートリッジの詳細は、
3M社に当てられた米国特許第3,692,255 号に開示され
ている。このミニカートリッジは、幅約1/4インチの
細いテープを含む。ミニカートリッジは、高さ約9/1
6インチ、幅約2インチ3/8、長さ約3インチ3/1
6の平坦な長方形をなしている。このミニカートリッジ
は、金属の台板およびプラスチックのトップカバーを含
む。
【0005】金属の台板は、焼結ひずみを抑制し、精密
位置合わせを可能とする。磁気テープは、カートリッジ
の台板とプラスチックのトップカバーとの間に回転自在
に取り付けられた2個のリールの間に巻き付けられてい
る。この巻き付けは、テープ駆動機構のキャプスタン駆
動ローラと係合するベルトキャプスタンローラを使用す
ることによって行われる。ベルトキャプスタンローラが
ベルトを駆動し、このベルトが各テープリールのテープ
パックと係合する。このミニカートリッジは更に、駆動
機構に挿入されたときに必ず開いてテープを露出させ、
テープを読取り書込みヘッドと係合させるヒンジ式のテ
ープアクセスドアを有している。
【0006】ラップトップ型コンピュータの出現と共
に、現在では、約1.0インチ(2.54cm)又はそ
れ未満の程度の高さ寸法を有しながらも、3.5インチ
形態要因に適合するミニカートリッジテープ駆動機構を
提供することが望ましい。更に、そのようなミニカート
リッジは、テープ駆動機構に挿入されると、形態要因内
にほぼ収まることが望ましい。これを達成するために
は、そのようなミニカートリッジテープ駆動機構の機械
構成部品は、きわめてコンパクトでなければならない。
【0007】高さを切り詰めた3.5インチ形態要因に
適合するミニカートリッジテープ駆動機構の満足ゆく性
能にとって決定的に重要な一つの構成要素は、カートリ
ッジ装填機構である。この機構は、カートリッジをテー
プ駆動機構内の定位置に正しく配置及びロックし、テー
プ駆動機構内の磁気読取り書込みヘッドがテープと係合
することができるようにする。通常、装填装置はまた、
テープカートリッジをテープ駆動機構から取り出すため
に、手動のイジェクトボタンを含む。使用者の便宜を考
慮し、カートリッジイジェクト機構は、双安定感度を有
することが望ましい。即ち、ミニカートリッジが、装填
スロット中では自由に動き、駆動機構に正しく装填され
なければ弾き出され、正しく装填されたときには、固定
・整合したことによって手に感じるフィードバックと共
に、カチッという音によって示される。
【0008】これまでのところ、ミニカートリッジが駆
動機構に挿入されたとき、キャプスタン駆動ローラがミ
ニカートリッジのベルトキャプスタンローラとしなやか
に係合するように、キャプスタン駆動ローラを旋回アセ
ンブリに取り付けることが従来の方法であった。キャプ
スタン駆動モータは通常、駆動機構のフレームの後部に
しっかりと取り付けられ、ベルトを介してキャプスタン
駆動ローラに駆動的に接続されている。キャプスタン駆
動ローラの回転軸が傾いて、キャプスタン駆動モータの
駆動軸に接近離間するため、このキャプスタン駆動ベル
トに適度の張りを維持する際に問題が生じていた。
【0009】3.5インチ形態要因の高さを切り詰めた
ミニカートリッジテープ駆動機構の満足ゆく性能にとっ
て決定的に重要なもう一つの構成要素は、往復運動自在
の読取り書込みヘッド支持機構である。これは、方位角
および天頂角の調節を速やかにかつ正確に行なうことが
できなければならない。このように、3.5インチ形態
要因に適合し、前述の問題を解消する、高さを切り詰め
たミニカートリッジテープ駆動機構の改良品が求められ
ていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第一の目的
は、3.5インチ形態要因に適合する、改良された、高
さを切り詰めたミニカートリッジテープ駆動装置を提供
することにある。
【0011】本発明の別の目的は、3.5インチ形態要
因に適合する、高さを切り詰めたミニカートリッジテー
プ駆動装置であって、改良された双安定感度のカートリ
ッジ装填機構を有する駆動装置を提供することにある。
【0012】本発明の別の目的は、3.5インチ形態要
因に適合する、改良された、高さを切り詰めたミニカー
トリッジテープ駆動装置であって、駆動ベルトの張りの
問題を解消する改良されたキャプスタン駆動機構を有す
る駆動装置を提供することにある。
【0013】更に、本発明の別目的は、3.5インチ形
態要因に適合する、改良された、高さを切り詰めたミニ
カートリッジテープ駆動装置であって、独立した方位角
及び天頂角の調節を迅速かつ正確に行なうことができる
往復運動自在の読取り書込みヘッド支持機構を有する駆
動装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明によれ
ば、業界基準のミニカートリッジ用のテープ駆動装置
は、3.5インチ業界基準形態要因に適合し、約1イン
チの切り詰めた高さを有するフレームを含んでいる。前
面ベゼルがフレームの横軸方向の前端に脱着自在に取り
付けられ、カートリッジ挿入スロットを画定している。
双安定カートリッジ装填機構がフレームに取り付けら
れ、ミニカートリッジを横向きに受け入れて支持する。
この装填機構は、ミニカートリッジを、挿入スロット中
で、フレームの縦軸沿いに自由にスライドさせることが
できる。この装填機構は、ミニカートリッジがフレーム
中にほぼ完全に収容される静止位置にロックされるとこ
ろのフレーム中の所定の完全挿入位置に達しないかぎ
り、ミニカートリッジを弾き出す。この装填機構は、ミ
ニカートリッジが駆動装置に挿入されたときにミニカー
トリッジのアクセスドアを開くための機構をさらに含ん
でいる。
【0015】読取り書込みヘッドが、ヘッド支持機構に
よってフレーム中に取り付けられ、テープアクセスドア
が開いたときにミニカートリッジ内のテープと係合す
る。ヘッド支持機構は、複数のねじアセンブリによって
フレームに接続された単一の堅いサブベースを含んでい
る。各ねじアセンブリを個別に回転させてサブベースを
傾けることにより、テープに対するヘッドの方位角及び
天頂角を個別に調節することができる。テープ駆動装置
は更に、フレームに取り付けられ、その縦軸に沿って動
くサブフレームを含むキャプスタン駆動機構を含んでい
る。キャプスタン駆動ローラ及び駆動モータはいずれも
サブフレームに取り付けられ、駆動ベルトによって駆動
的に接続されている。サブフレームとメインフレームと
の間に接続されたバネがキャプスタン駆動ローラを付勢
し、ミニカートリッジのベルトキャプスタンローラと係
合させている。
【0016】
【実施例】以下に、本発明を具体化した一実施例を図面
に従って説明する。図1は、3.5インチ形態要因に適
合する、高さを切り詰めたミニカートリッジテープ駆動
機構10の好ましい実施態様を示す。この図では、読取
り書込み制御回路を上に相互接続した比較的大きなプリ
ント回路板を取り除き、テープ駆動機構を上下逆にして
その内部構成部品を示している。駆動機構は、形態要因
の長さ及び幅にきわめて近い長さL1 及び幅W1 並びに
約1インチの高さH1 を有する長方形のフレーム12を
含む。好ましくは、フレーム12は、亜鉛コーティング
鋼の一枚の板材を打ち抜き、折り曲げて、図示のような
U字形の構造体にしたものからなる。このメインフレー
ムは、軽量ながら必要な剛性を提供し、また、電磁干渉
(EMI)及び無線周波干渉(RFI)を遮蔽する。
【0017】ベゼル14がフレーム12の前端を横断す
る方向に延びている。このベゼルは、業界基準のミニカ
ートリッジ16(図1)を挿入してフレームの内側に取
り付けたカートリッジ装填機構へと通過させられるサイ
ズのスロット15(図6)を有する。ベゼル14のスロ
ットは、通常はヒンジ式ドア18によって閉じられてい
る。このドアが、テープ駆動機構中の各機構を汚染する
おそれのある粉塵の量を減少させる。ベゼル14は、射
出成形プラスチックであることが好ましく、一対の圧縮
性タブ20をその両端に含む。これらのタブを圧縮し、
フレーム12の側片に形成された対応するスロット21
に嵌め込むことにより、ベゼルをフレーム12に脱着自
在に接続することができる。
【0018】ミニカートリッジ16(図1)は、約3イ
ンチ3/16の長さL2 、約2インチ3/8の幅W2
よび約9/16インチの高さH2 を有している。ミニカ
ートリッジは、金属の台板22と、台板に取り付けた長
方形のプラスチックカバー24と、台板とカバーとの間
に位置する一対のリール(図示せず)とを有している。
通常は閉じたテープアクセスドア26が、ヒンジアセン
ブリを利用して、台板とカバーとの間にカートリッジの
側縁に沿って取り付けられている。ミニカートリッジの
テープアクセスドア26が開くと、ミニカートリッジ1
6は、以下に詳細に説明する、フレーム12のうちの往
復支持機構に取り付けられた磁気読取り書込みヘッド2
7と係合することができる。
【0019】アクセスドア26は、台板に垂直な軸を中
心に旋回してカバーの切欠き部を開放することにより、
一対のリールに巻かれた磁気テープ(図示せず)の一部
を露出させる。このテープの巻き付けは、キャプスタン
駆動ローラ28の直径が増した下側部分を、該ローラ2
8に接近することができ、ミニカートリッジ16のうち
テープアクセスドア26と同じ側縁に沿う部分に回転自
在に取り付けたベルトキャプスタンローラ(図示せず)
と係合させることによって行われる。ミニカートリッジ
16は、ベゼル14の孔29a(図6)を通過して延び
るイジェクトボタン29を手で押すことによって弾き出
すことができる。ミニカートリッジ16の台板22は、
ミニカートリッジ16中のテープの先端および後端を検
出するための光学BOT/EOTセンサ32と並んだの
ぞき窓30を更に有している。
【0020】図2を参照すると、キャプスタン駆動ロー
ラ28及びブラシレスDC駆動モータ34はいずれも、
ほぼ平面状のサブフレーム36に取り付けられている。
このサブフレーム36は、一枚の打抜き金属薄板からな
ることが好ましく、駆動機構のメインフレーム12の水
平な平面状のベース12aに対して同一平面をなすよう
に配置されている。キャプスタン駆動ローラ28は軸3
8に回転自在に取り付けられ、軸の一端はサブフレーム
36にしっかりと固着されている。滑車40がモータ3
4の駆動軸42に取り付けられている。駆動ベルト44
が滑車40及びキャプスタン駆動ローラ28の一部にか
かり、それらの間を駆動接続する。
【0021】プリント回路板46(図2)はサブフレー
ム36の面と同一平面をなすように取り付けられ、板上
で相互接続された各電子部品(図示略)からなるモータ
駆動回路を有している。回転計(図示略)がキャプスタ
ン駆動ローラ28の回転速度を感知する。この回転計
は、キャプスタン駆動ローラ28に所定角度で離間して
形成された複数の光反射性の印を含んでいる。めす形コ
ネクタ48がプリント回路板46に接続されている。こ
のめす形コネクタは、図2にその一部のみを示す別のプ
リント回路板50にモータ駆動回路を接続するために、
リボンケーブル(図示略)の端部のおす形コネクタ(図
示略)を受け入れる。
【0022】プリント回路板50はフレーム12の下面
に取り付けられ、本実例では、そのほぼ3/4を占めて
いる。このプリント回路板には、相当な数の集積回路部
品(図示略)が相互に接続されており、それらがテープ
駆動機構10の読取り書込み制御回路を提供する。この
大きいほうの回路板は、集積回路部品の表面実装を広く
利用する高密度両面回路板であることが好ましい。半導
体技術の進歩により、技術が進むにつれて、当業者なら
ばその設計を最適にすることができるはずである。
【0023】キャプスタン駆動ローラ28及び駆動モー
タ34を担持するサブフレーム36(図2)には、3個
のスロット51,52及び54が、三角形の位置関係に
離間して形成されている。スロット51は、サブフレー
ム36の前縁に沿って開口している。スロット52,5
4は後方に開口している。スロット51は、拡大した円
形の後部と小さめの直線形の前部とを接続した鍵形をし
ている。これにより、サブフレームをリベット56のヘ
ッドに引っ掛けて設けることができる。リベットの軸は
フレーム12のベースに固着されている。
【0024】サブフレームは、リベット58及び60の
軸がスロット52及び54に挿入されるように、後方に
スライドさせることができる。これらのリベットもま
た、フレーム12のベースに固着されている。リベット
のヘッドはサブフレーム36と重なり合う。このよう
に、サブフレーム36(図2)は、メインフレーム12
の縦軸に沿って動くように、メインフレーム12のベー
スに取り付けられる。サブフレーム36は、図2の矢印
によって示すように前後にスライドする。
【0025】ばね62がサブフレームの後縁とリベット
58との間に接続され、サブフレームを、フレーム12
の前部にあるミニカートリッジ装填機構63に向けて付
勢している。ミニカートリッジ16がベゼル14に挿入
されると、ミニカートリッジは最終的にフレーム12中
の所定の完全挿入位置に達する。完全挿入位置では、ミ
ニカートリッジは、図4に最も明確に示すように、フレ
ーム12にほぼ完全に含まれる定位置でロックされる。
このとき、キャプスタン駆動ローラ28がミニカートリ
ッジのベルトキャプスタンローラとしなやかに係合す
る。換言すれば、サブフレーム36がごくわずか後方
に、すなわち図2の右側に動く。ばね62の張力がキャ
プスタン駆動ローラ28を付勢して、ミニカートリッジ
のベルトキャプスタンローラと係合させる。しかし、キ
ャプスタン駆動ローラを取り付けた軸38及び駆動モー
タの軸42がそれぞれの回転軸に固定されたままである
ため、駆動ベルト44の張りは一定のままである。
【0026】読取り書込みヘッド支持機構の詳細は、図
2及び図5に示す。この機構は、堅くて平面状のサブベ
ース64を含む。このサブベース64は、一枚の打抜き
金属薄板からなることが好ましい。このサブベース64
は、三角形に離間された3個のねじアセンブリ66,6
8及び70により、メインフレーム12のベースに接続
されている。フレーム12のベースの一部から打ち抜い
た、上向きに曲がったロケータタブ72が、サブベース
64に形成されたロケータスロット74に挿入されてい
る。
【0027】親ねじ76がサブベース64に対して垂直
に延びている。親ねじ76は、サブベース64に取り付
けられた軸受け78(図5)に嵌まっている。親ねじ7
6の一端は、サブベース64の穴を通って延びている。
平歯車80が親ねじ76のこの端に固着され、メインフ
レーム12のベースに形成された円形の孔82(図2)
中で回転する。小型のステップモータ84が、図2に見
えるサブベース64の下面に取り付けられている。ステ
ップモータの軸86の一端は、サブベース64の別の穴
を通過して延びている。ピニオン歯車88(図6)がス
テップモータの軸86の上端に堅く固着され、平歯車8
0と噛み合っている。
【0028】読取り書込みヘッド27(図2)は、ほぼ
長方形のヘッド支持アセンブリ90の前端に取り付けら
れている。このヘッド支持アセンブリは、親ねじ76の
ねじ部に螺合したくさび形のトラックナット92を含
む。ガイド軸93がサブベース64から延び、ヘッド支
持アセンブリ90の対応する孔にスライド式に挿入され
ている。
【0029】図5に最も明確に示されるように、ねじれ
ばね94の主コイル部は、サブベース64の突起96に
よって支持されている。再び図2を参照すると、ねじれ
ばね94の一方の脚94aは、サブベース64に形成さ
れた孔98に挿入される。ねじればね94の他方の脚9
4bは、ヘッド支持アセンブリ90とサブベース64と
の間に延びている。ねじればねのこちらの脚がトラック
ナット92を押す。これは、トラックナット92のめね
じと親ねじ76のおねじとの間の公差の変化が、読取り
書込みヘッド27の配置において誤配列または誤差を生
じさせることを防ぐ。
【0030】ステップモータ84は、プリント回路板5
0の制御回路を介し、励磁されてピニオン歯車88を選
択的に回転させるようにつながれている。ピニオン歯車
88は平歯車80を回すことにより、親ねじ76を回転
させる。これが逆に、トラックナット92を親ねじ76
に対して上向き及び下向きに螺動させる。トラックナッ
ト92はヘッド支持アセンブリ90につながれてその一
部を形成するため、このアセンブリは、ガイド軸93に
対して上下に往復運動する。このように、ステップモー
タを励磁して、ヘッド支持アセンブリ90によって担持
された読取り書込みヘッド27を動かすことができる。
この動きは、ミニカートリッジ16をフレーム12にほ
ぼ完全に含まれるその定位置にロックしたときの、その
台板22に対してほぼ垂直であるヘッド往復運動軸に沿
うものである。このようなヘッドの往復運動は、テープ
のデータトラックを選択する際に利用される。
【0031】双安定ミニカートリッジ装填機構63の詳
細を図7〜図12に示す。この機構は、左右一対の射出
成形プラスチックのガイドレール100及び102(図
3、図9及び図12)を含む。これらのレールは、ほぼ長
方形の細長い形をしている。これらは、フレーム12の
ベースの両側から直立した向きにある。左のレール10
0は、その下面から延びるロケータピン104(図7)
を有している。同様に、右のレール102は、その下面
から延びるロケータピン106(図10)を有してい
る。
【0032】これらのロケータピンは、フレームの並ん
だ穴に嵌まる。ガイドレール100及び102は、互い
に対して並行に配置され、それらの間にミニカートリッ
ジを挿入することができるように、ミニカートリッジ1
6の長さL2 をわずかに上回る距離だけ離間している。
図示しないネジが、フレーム12のベースを通過して延
び、レール100及び102に螺入してそれらを定位置
に固着している。
【0033】ほぼT形のカートリッジ挿入キャリッジ1
08(図3及び図4)がカートリッジガイドレール10
0と102との間を縦方向に(矢印で示すように前後
に)往復運動することができ、ミニカートリッジ16の
イジェクトを容易にする。これは、図3及び図4のキャ
リッジ108上の矢印によって示される。キャリッジ1
08をいっぱいに延ばした位置を図3に示す。キャリッ
ジ108をいっぱいまで引き込んだ位置を図4に示す。
【0034】カートリッジ108の左端108bは、左
カートリッジガイドレール100に形成された溝110
(図9)にスライド式に挿入される。キャリッジ108
の右端108cは、右カートリッジガイドレール102
に形成された溝112(図12)にスライド式に挿入さ
れる。キャリッジ108の縦方向に延びる脚部114
(図3)は、ミニカートリッジをベゼル14のスロット
15に挿入したときに、ミニカートリッジの金属台板2
2の側縁に係合する、直角に曲げられた一対のアーム1
16を有している。
【0035】左右のカートリッジガイドレール100及
び102はそれぞれ、ミニカートリッジ16の端縁を支
持する、縦方向に延びる大きな突起118及び120
(図9及び図12)を有している。ミニカートリッジ1
6は、金属の台板22及びプラスチックのトップカバー
プレート24に対して奥まった端縁16aを有してい
る。カートリッジガイドレール100,102の突起1
18,120は、台板22とカバープレート24との間
に嵌まる。ミニカートリッジ16を図1に示す横方向の
配列において挿入すると、左カートリッジガイドレール
100の突起118が、カートリッジの、ばねによって
偏倚されたテープアクセスドア122(図4)の後端を
押し、ドアを開かせてヘッド27をテープ124と係合
させる。
【0036】ミニカートリッジ16をテープ駆動機構1
0に挿入すると、テープアクセスドア及びベルトキャプ
スタンローラを有するその側縁がキャリッジ108の突
起116と係合する。これがキャリッジ108を後方に
押して図4に示す引込み位置に動かす。ねじればね12
6は、その中間部分がキャリッジ108の直立した要素
128に巻き付いている。このねじればね126の両端
は、左右のカートリッジガイドレール100及び102
の上縁101及び103の前部に形成されたC形のリテ
ーナ130及び132(図9及び図12)に保持されて
いる。
【0037】カートリッジ挿入キャリッジ108が図4
に示すその引込み位置まで後方に動くと、ねじればね1
26は、図3に示す応力の加わっていない通常時の形状
から、図4に示す応力を受けた形状へと偏向する。以下
に説明するように、ミニカートリッジ16からクランプ
を外すと、ねじればね126に蓄積された力がキャリッ
ジ108及びミニカートリッジ16を前に引っ張り、ベ
ゼル14のスロットを介してミニカートリッジ16を弾
き出す。
【0038】ミニカートリッジ16を挿入すると、金属
の重ね板ばね133(図4)の前端が下向きに押されて
キャリッジ108の孔108aを通過し、ミニカートリ
ッジ16の金属台板22と接触する。この重ね板ばね1
33の前端は、通常は上向きに曲っており、左カートリ
ッジガイドレール100から水平方向に突出する固定タ
ブ100aによって押し下げられて孔108aを通過す
る。従って、キャリッジ108に蓄積する静電荷はミニ
カートリッジ16の台板22に逃がされる。
【0039】左右のカートリッジガイドレール100及
び102はそれぞれ図7及び図10に最も明確に示され
るところの、回転自在にそれらに取り付けられたクラン
プアーム134及び136を有する。これらアーム13
4,136は、図7及び図10に示す解放位置から、図
8及び図11に示す締付け位置まで、関連するガイドレ
ールに対して回転することができる。
【0040】これらアーム134,136は、アームを
カートリッジガイドレール100,102に回転自在に
取り付けているピン134a,136a(図4)を中心
にそれぞれ回転する。これらのピン134a,136a
は、図7及び図10においては、クランプアーム13
4,136の外側に担持された銅製のばね要素137に
よって隠れている。これらのばね要素137は、図4に
は示されていない。これらは、クランプアーム134,
136とテープ駆動機構のフレーム12との間に能動的
な電気接続を提供する。
【0041】クランプアーム134,136は、クラン
プローラ138,140(図9及び図12)を有してい
る。アーム134,136が図4に示される締付け位置
にあるとき、これらのローラ138,140は、ミニカ
ートリッジ16の台板22の対応する切欠きに嵌まる。
これらのローラ138,140は、該当するANSI仕
様に記載されているように台板22を圧して、読取り書
込みヘッド27に対するミニカートリッジ16の正しい
整合を確保することが好ましい。これはまた、静電気を
ミニカートリッジ16の台板22から駆動機構の接地し
たフレーム12に放電することを促進する。
【0042】クランプアーム134,136は、ばね1
42及び144(図7及び図10)によって締付け位置
に向けて付勢されている。各ばね(例えば142)は、
対応するクランプアーム(例えば134)の直交方向の
フランジ146(図7)と、対応するカートリッジガイ
ドレール(例えば100)のかぎ部材148との間に接
続されている。
【0043】細長いイジェクトリンク150(図7)
が、左カートリッジガイドレール100と重なり合う位
置関係においてスライド自在に取り付けられている。イ
ジェクトリンクは、ねじればね151(図8)により、
後方に付勢されている。イジェクトリンク150の後部
には、細長いスロット152が形成され、そのスロット
を通ってピン154が延びている。そのピン154の一
方の端にはおさえ座金156が嵌められている。ピン1
54の他端は、ラッチアーム158の下端に接続されて
いる。
【0044】ミニカートリッジ16は、テープ駆動機構
10に挿入されると、キャリッジ108を後方に押す。
キャリッジ108の左後縁108d(図4)がラッチア
ーム158の上前縁158a(図7)を後方に押す。こ
れがラッチアーム158の上部158bを後方に旋回さ
せ、左クランプアーム134のトリガアーム部160を
を上向きに旋回させてラッチアーム158の歯部162
を通過させる。クランプアーム134は、図8に示すそ
の締付け位置まで回転し、クランプローラ138をミニ
カートリッジ16の台板22と整合させる。
【0045】クランプアーム134の回動は、挟みリン
ク164(図2)を介して右側クランプアーム136に
伝えられ、右側クランプアームをもまた、図11に示す
その締付け位置にまで回転させる。このことが、クラン
プローラ140をミニカートリッジ16の台板22と整
合させる。
【0046】図2に示すように、挟みリンク164は、
フレーム12のベースの上でアタッチメントピン170
及び172を中心にそれぞれ旋回する一対の結合アーム
166及び168からなる。結合アーム166,168
の内端は、フレーム12のベースに切り込まれたスロッ
ト174,176の中で互いに組み付いている。結合ア
ーム166,168は通常は図2に示す位置にあるが、
ミニカートリッジ16がフレーム中の所定の完全挿入位
置に達し、そこでクランプローラ138,140によっ
て定位置にロックされるとき、仮想線で示すその位置に
動く。
【0047】結合アーム166,168の外端には、ク
レビス178及び180がそれぞれ形成されている(図
7及び図10)。クランプアーム134のフランジ14
6ががクレビス178に嵌まる。クランプアーム136
のフランジ182(図10)がクレビス180に嵌ま
る。このように、挟みリンク164は、ミニカートリッ
ジ16の両端の締付け及び解放が同時に行われるよう
に、クランプアーム134と136とが同時に回転する
ことを保証する。クランプアーム134,136がその
締付け位置へと回転し、クランプローラ138及び14
0がミニカートリッジ16の台板22にすばやく係合
し、操作者に手応えをフィードバックする。
【0048】イジェクトリンク150の外端にはイジェ
クトボタン29が取り付けられ、これはベゼル14のス
ロット15を通って延びている。図4に示すように、ミ
ニカートリッジ16がフレームにほぼ含まれるその定位
置にロックされると、イジェクトボタン29を押してミ
ニカートリッジ16をテープ駆動機構10から弾き出す
ことができる。このとき、クランプアーム134,13
6は、図8及び図11に示すその位置にある。
【0049】カートリッジイジェクトボタン29を手で
押すと、イジェクトリンク150が後方に、即ち図7及
び図8の左側に押される。イジェクトリンクの後端にあ
る直交方向のタブ184(図8)がクレビス178を後
方に押す。これがクランプアーム134を図8の右回り
に回転させ、図7に示すその解放位置へと動かす。同時
に、クランプアーム134のこの回転は、挟みリンク1
64を介して伝達されてクランプアーム136を図11
の左回りに回転させ、図10に示すその解放位置へと動
かす。クランプアーム134,136のこの回転が、ク
ランプローラ138,140を持ち上げてミニカートリ
ッジ16の金属台板22と整合しない位置にまで動か
す。これは、ねじればね126に蓄積された力によっ
て、キャリッジ108がミニカートリッジ16をベゼル
14を通って弾き出すことを可能にする。
【0050】ラッチアーム158(図8)の上端は、コ
イルばね186によって前方に付勢されている。従っ
て、クランプアーム134のトリガアーム部160が下
向きに動いてラッチアーム158の歯部162を過ぎる
と、ラッチアーム158は、図7に示すその位置へと前
方にパチンと嵌まる。これが、クランプアーム134及
び136の両方を、図7及び図10に示すその解放位置
に保持する。すると、テープ駆動機構10は、別のミニ
カートリッジを装填する準備ができている。本テープ駆
動機構のカートリッジ装填機構は、ミニカートリッジ1
6を、ベゼルの挿入スロットの中、フレーム12の縦軸
に沿って自由にスライドさせるということが理解される
であろう。装填機構は、ミニカートリッジがクランプア
ーム132,134並びにクランプローラ138,14
0によって定位置にロックされるところのフレーム中の
所定の完全挿入位置に達しないかぎり、ミニカートリッ
ジ16を弾き出す。この定位置は図4に示すものであ
る。この位置では、ミニカートリッジ16は、テープ駆
動機構のフレーム12の中にほぼ完全に収容される。ミ
ニカートリッジ16を弾き出すと、ミニカートリッジの
テープアクセスドア26が旋回して閉まる。これは、ミ
ニカートリッジの端が突起118,120を乗り越える
ときに起こる。このように、テープアクセスドア26
は、その閉鎖ばねの力のもとでは、ミニカートリッジ1
6が読取り書込みヘッド27から離れるまでは閉まらな
い。
【0051】本ミニカートリッジテープ駆動機構10
は、古い型のパーソナルコンピュータにおける業界基準
の5インチ1/4形態要因の受け部にも適合し得ること
が望ましい。これを成すためには、本ミニカートリッジ
テープ駆動機構を、周囲のアダプタフレーム188(図
6)に取り付ける。このアダプタフレームは、一対の側
片190及び192を備える。ブラケット194が、ね
じ196を介して、側片190,192に取り付けら
れ、本ミニカートリッジテープ駆動機構のフレーム12
の側片にも取り付けられている。前面パネル198がア
ダプタフレームの側片190と192とを接続する。前
面パネルは、ミニカートリッジテープ駆動機構のイジェ
クトボタン29、前面ベゼル14及びドア18を露出さ
せる長方形の開口部200を有している。
【0052】アダプタフレーム188は、幅が約5イン
チ3/4、長さが8インチ未満、高さが約1インチ5/
8である。従って、これは、5インチ1/4形態要因の
ほぼ半分に適合する。アダプタフレーム188を利用す
ると、ミニカートリッジテープ駆動機構を、半分の高さ
の5インチ1/4形態要因のウィンチェスタディスク駆
動機構またはフロッピーディスク駆動機構と共に、古い
型のパーソナルコンピュータの5インチ1/4 形態要
因の受け部に設置することができる。
【0053】尚、高さを切り詰めた3.5インチ形態要
因のテープ駆動機構の好ましい実施態様を説明したが、
当業者ならば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜、
変形及び応用して本発明を実施することができる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、
3.5インチ形態要因に適合する高さを切り詰めたミニ
カートリッジ用テープ駆動装置が提供される。また、改
良された双安定感度のカートリッジ装填機構を有するテ
ープ駆動装置が提供される。また、テープ駆動装置にお
ける駆動ベルトの張りの問題が解消される。更に、独立
した方位角及び天頂角の調節を迅速かつ正確に行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本ミニカートリッジテープ駆動機構の
好ましい実施例の下面を、その主プリント回路板を取り
除いた状態で示す斜視図である。ミニカートリッジが、
テープ駆動機構の前面ベゼルのカートリッジ挿入口から
装填することに配慮して横に並べた状態で示されてい
る。
【図2】図2は、図1のテープ駆動機構の下面を、その
挟みリンク以外のカートリッジ装填機構を取り除いた状
態で示す拡大部分平面図である。
【図3】図3は、図1のテープ駆動機構の部分平面図で
ある。
【図4】図4は、図1のテープ駆動機構の部分平面図で
ある。この図4は、ミニカートリッジをテープ駆動機構
にいっぱいに挿入した状態を示す。
【図5】図5は、図2を右側から見た拡大後端面図であ
る。
【図6】図6は、図1のテープ駆動機構であって、5イ
ンチ1/4形態要因に適合する周囲のアダプタフレーム
に取り付けたものを縮小して示す斜視図である。
【図7】図7は、テープ駆動機構の左側のミニカートリ
ッジイジェクトリンク、クランプアーム及びガイドレー
ルを外側から見た拡大側面図である。この図は、ミニカ
ートリッジをテープ駆動機構に装填していないときの各
構成部品の位置関係を示す。
【図8】図8は、ミニカートリッジをテープ駆動機構に
いっぱいに装填したときの各構成部品の位置関係を示
す、図7に対応する図である。
【図9】図9は、ミニカートリッジイジェクトリンク、
クランプアーム及びガイドレールを、図7とは反対の側
から見た拡大側面図である。
【図10】図10は、テープ駆動機構の右側のミニカー
トリッジクランプアーム及びガイドレールの拡大側面図
である。この図は、ミニカートリッジをテープ駆動機構
に装填していないときの各構成部品の位置関係を示す。
【図11】図11は、ミニカートリッジをテープ駆動機
構にいっぱいに装填したときの各構成部品の位置関係を
示す、図10に対応する図である。
【図12】図12は、テープ駆動機構の右側のクランプ
アーム及びガイドレールを図10とは反対の側から見た
図である。
【符号の説明】
12 メインフレーム,16 ミニカートリッジ,22
台板,24 プラスチックカバー,26 テープアク
セスドア,27 読取り書込みヘッド,28キャプスタ
ン駆動ローラ,29 イジュクトボタン,36 サブフ
レーム,63双安定ミニカートリッジ装填機構,64
サブベース,90 ヘッド支持アセンブリ,108 カ
ートリッジ挿入キャリッジ,122 テープアクセスド
ア。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐伯 斉昭 愛媛県松山市北久米町451番5 (72)発明者 ウイリアム アール. ミラー アメリカ合衆国 92715 カリフォルニア 州 アーバイン ローリング ブルック 2

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ約3インチ3/16、幅約2インチ
    3/8の長方形のミニカートリッジのためのテープ駆動
    装置であって、 当該ミニカートリッジは、金属製の台板と、その台板に
    取り付けられて一対のリールを包囲するプラスチックカ
    バーと、前記台板とカバーとの間で該ミニカートリッジ
    の側縁沿ってヒンジ的に取り付けられた通常は閉じたテ
    ープアクセスドアであって、前記カバーの切欠き領域を
    開放するために前記台板に対して垂直な軸を中心に旋回
    可能であり、かつ、台板とカバーとの間で該ミニカート
    リッジの側縁に沿って旋回可能に取り付けられたベルト
    キャプスタンローラを駆動することにより、一対のリー
    ルの間に巻き付き可能な磁気テープの一部を露出させる
    テープアクセスドアとを備えていることと、当該テープ
    駆動装置は、 高さ約1インチ、幅約4インチ、長さ約5インチ3/4
    の囲いに適合する寸法を備えた長方形のフレームと、 前記フレームに設けられたミニカートリッジ装填手段で
    あって、その側縁が幅4インチの長方形の囲いに一致す
    るフレームの横軸にほぼ並行になり、かつミニカートリ
    ッジが前記フレーム中にほぼ完全に含まれるように、ミ
    ニカートリッジを受け入れ、かつ、支持するためのミニ
    カートリッジ装填手段と、 前記ミニカートリッジ装填手段がミニカートリッジのド
    アを開くための手段を備えることと、 読取り書込みヘッドと、 前記フレームに設けられた手段であって、前記読取り書
    込みヘッドを、前記アクセスドアを開くことによって露
    出するテープと係合させるためにミニカートリッジの切
    欠き領域の近隣に支持し、かつ、ミニカートリッジの前
    記台板にほぼ垂直なヘッド往復動軸に沿って前記読取り
    書込みヘッドを動かすための手段と、 キャプスタン駆動ローラと、 前記キャプスタン駆動ローラがミニカートリッジのベル
    トキャプスタンローラと係合するように、該キャプスタ
    ン駆動ローラを前記ミニカートリッジ装填手段の近隣に
    支持するための手段と、 テープを両リール間に巻き付けるために、前記キャプス
    タン駆動ローラを駆動する手段とを備えることを特徴と
    するテープ駆動装置。
  2. 【請求項2】 テープ駆動装置は更に、フレームの横方
    向の前端に接続され、かつ、それを横切って延びるベゼ
    ルを備えており、当該ベゼルは、前記ミニカートリッジ
    がミニカートリッジ装填手段へ挿入されることを許容す
    る寸法のスロットを有する請求項1に記載のテープ駆動
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ミニカートリッジ装填手段は、ミニ
    カートリッジが解放されるまでフレーム中にほぼ完全に
    収納される静止位置にロックされるところの所定の完全
    挿入位置に当該ミニカートリッジが達しないかぎり、ミ
    ニカートリッジをベゼルのスロットを介してフレームの
    縦軸に沿って弾き出すことにより、双安定感度が得られ
    るように構成されている請求項2に記載のテープ駆動装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ミニカートリッジ装填手段が、ミニ
    カートリッジをその静止位置から解放するためのミニカ
    ートリッジイジェクト手段を含んでおり、当該ミニカー
    トリッジイジェクト手段は、手で押してミニカートリッ
    ジを解放することができるミニカートリッジイジェクト
    ボタンを含んでいる請求項3に記載のテープ駆動装置。
  5. 【請求項5】 キャプスタン駆動ローラを支持するため
    の前記手段が、 サブフレームと、 そのサブフレームが長さ寸法5インチ3/4の長方形の
    囲いに一致するフレームの縦軸に沿って動くように当該
    サブフレームを取り付けるための手段と、 キャプスタン駆動ローラを付勢してミニカートリッジの
    ベルトキャプスタンローラと係合させるために、前記サ
    ブフレームを前記ミニカートリッジ装填手段に向けて偏
    倚させるための手段と、を含む請求項1に記載のテープ
    駆動装置。
  6. 【請求項6】 キャプスタン駆動ローラを駆動するため
    の前記手段が、 前記サブフレームに設けられたモータと、 モータの軸上に設けられたプーリと、 前記プーリと前記キャプスタン駆動ローラの回りに保持
    された駆動ベルトと、を含む請求項5に記載のテープ駆
    動装置。
  7. 【請求項7】 読取り書込みヘッドを支持する前記手段
    が、複数のねじアセンブリによってフレームに接続され
    た単一の堅いサブベースを含んでおり、 前記ねじアセンブリを個別に回転させてサブベースを傾
    けることにより、テープに対する読取り書込みヘッドの
    方位角および天頂角を個別に調節することができる請求
    項1に記載のテープ駆動装置。
  8. 【請求項8】 テープ駆動装置は更に、前記キャプスタ
    ン駆動ローラの回転速度を感知するための回転計手段を
    含んでおり、この回転計手段は、キャプスタン駆動ロー
    ラ上に角度を隔てて設けられた複数の光反射性の印を備
    えている請求項1に記載のテープ駆動装置。
  9. 【請求項9】 テープ駆動装置は更に、サブフレーム上
    に設けられ、かつ、相互接続されたモータ駆動回路を有
    する回路板を含んでいる請求項5に記載のテープ駆動装
    置。
  10. 【請求項10】 テープ駆動装置は更に、当該テープ駆
    動装置のフレームに接続され、かつ、それを包囲する長
    方形のアダプタフレームを含んでおり、そのアダプタフ
    レームが、約1インチ5/8の高さと、約5インチ3/
    4の幅とを有する請求項1に記載のテープ駆動装置。
  11. 【請求項11】 業界基準に適合するミニカートリッジ
    用のテープ駆動装置であって、 3インチ1/2の業界基準形態要因に適合し、かつ、ミ
    ニカートリッジ挿入スロットを備えた脱着自在の前面ベ
    ゼルを有するフレームと、 前記フレームに設けられ、かつ、ミニカートリッジの長
    いほうの側縁が前記フレームの横軸に平行となるように
    して、ミニカートリッジをフレーム中に横に並べた状態
    でスライド可能に受け入れて支持するための双安定ミニ
    カートリッジ装填手段と、 当該装填手段は、ミニカートリッジがフレーム中にほぼ
    完全に収容される静止位置にロックされるところのフレ
    ーム中の所定の完全挿入位置にミニカートリッジが達し
    ないかぎり、ミニカートリッジを挿入スロットを介して
    フレームの縦軸に沿って弾き出すことと、当該装填手段
    は更に、ミニカートリッジのアクセスドアを開くための
    手段を含むことと、 読取り書込みヘッドと、 前記フレームに設けられ、かつ、前記読取り書込みヘッ
    ドを、ミニカートリッジのアクセスドアを開くことによ
    って露出するテープの一部と係合させるために支持する
    ための手段であって、トラック選択のためにテープの幅
    方向に前記ヘッドを往復運動させるための手段と、 当該ヘッド支持手段が、複数のねじアセンブリによって
    フレームに接続された単一の堅いサブベースを含んでお
    り、各ねじアセンブリを個別に回転させてサブベースを
    傾けることにより、テープに対するヘッドの方位角及び
    天頂角を個別に調節することができることと、 ミニカートリッジ中のテープを動かすための手段であっ
    て、サブフレームと、キャプスタン駆動ローラと、その
    キャプスタン駆動ローラを前記サブフレーム上に回転自
    在に取り付けるための手段と、サブフレーム上に設けら
    れて、プーリを備えた軸を有するモータと、前記プーリ
    及び前記キャプスタン駆動ローラの回りに保持された駆
    動ベルトと、前記サブフレームが前記フレームの縦軸に
    沿って動くようにサブフレームを取り付けるための手段
    と、サブフレームとフレームとの間に接続されて、キャ
    プスタン駆動ローラを付勢してミニカートリッジのベル
    トキャプスタンローラと係合させるために、サブフレー
    ムを前記ミニカートリッジ装填手段に向けて偏倚させる
    ためのバネとを含んでなる手段と、を備えてなるテープ
    駆動装置。
JP4340731A 1992-01-31 1992-12-21 ミニカートリッジ用テープ駆動機構 Pending JPH05258398A (ja)

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