JPH08278712A - 画像形成装置の用紙搬送状態検知方法 - Google Patents
画像形成装置の用紙搬送状態検知方法Info
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- JPH08278712A JPH08278712A JP7080491A JP8049195A JPH08278712A JP H08278712 A JPH08278712 A JP H08278712A JP 7080491 A JP7080491 A JP 7080491A JP 8049195 A JP8049195 A JP 8049195A JP H08278712 A JPH08278712 A JP H08278712A
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】感光体上に形成した静電潜像をトナーにより現
像し、給紙手段から搬送された用紙に転写した後、定
着、排出する電子写真装置において、転写手段は、感光
体と接触しニップ部を形成する接触転写手段とし、感光
体と接触転写手段との間に流れる転写電流を所定検知区
間監視することで、装置内の用紙ジャムを検知可能とし
た。 【効果】転写部の上流、転写部でのジャムの検知が可能
となる。また、通常の用紙がニップ部に到達した場合の
アコーデイオン、用紙の重送を検知もできる。
像し、給紙手段から搬送された用紙に転写した後、定
着、排出する電子写真装置において、転写手段は、感光
体と接触しニップ部を形成する接触転写手段とし、感光
体と接触転写手段との間に流れる転写電流を所定検知区
間監視することで、装置内の用紙ジャムを検知可能とし
た。 【効果】転写部の上流、転写部でのジャムの検知が可能
となる。また、通常の用紙がニップ部に到達した場合の
アコーデイオン、用紙の重送を検知もできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体を使用したレー
ザプリンタ、複写機等の電子写真装置に使用する用紙の
搬送状態の検知に関する。
ザプリンタ、複写機等の電子写真装置に使用する用紙の
搬送状態の検知に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真装置の用紙搬送状態の検
知方法としては、レジストローラの上流側である搬送路
にマイクロスイッチからなる第1のスイッチを設け、給
紙ローラを作動させて給送された用紙を第1のスイッチ
で検知した後、レジストローラ入口に用紙を突きあてて
待機させ、第1のスイッチによる用紙先端検知と、現像
工程終了後の感光体上のトナー像の転写とを同期させる
ようにレジストローラを作動させ、感光体と転写ローラ
間に用紙を通過させ転写された用紙上のトナー像を定着
器を通して定着させた後排出する。このとき定着器の下
流側に第2の用紙検知スイッチを配し、レジストローラ
から用紙先端が第2スイッチに到達する時間と用紙先端
が通過する時間を予め線速度により割出して第2スイッ
チの検知基準時間としてジャム検知及び用紙の搬送制御
を行うようにしていた。
知方法としては、レジストローラの上流側である搬送路
にマイクロスイッチからなる第1のスイッチを設け、給
紙ローラを作動させて給送された用紙を第1のスイッチ
で検知した後、レジストローラ入口に用紙を突きあてて
待機させ、第1のスイッチによる用紙先端検知と、現像
工程終了後の感光体上のトナー像の転写とを同期させる
ようにレジストローラを作動させ、感光体と転写ローラ
間に用紙を通過させ転写された用紙上のトナー像を定着
器を通して定着させた後排出する。このとき定着器の下
流側に第2の用紙検知スイッチを配し、レジストローラ
から用紙先端が第2スイッチに到達する時間と用紙先端
が通過する時間を予め線速度により割出して第2スイッ
チの検知基準時間としてジャム検知及び用紙の搬送制御
を行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記第
1のスイッチと第2のスイッチの間の距離が長いと、そ
のため用紙が途中で停止しジャムとなった場合、その検
知に時間がかかり、ジャムによる機内の火災等障害が大
となり、機械的強度が小さい装置及び部材においては、
変形、破壊等も起り問題であった。
1のスイッチと第2のスイッチの間の距離が長いと、そ
のため用紙が途中で停止しジャムとなった場合、その検
知に時間がかかり、ジャムによる機内の火災等障害が大
となり、機械的強度が小さい装置及び部材においては、
変形、破壊等も起り問題であった。
【0004】また、感光体の手前でジャムが起った場合
には、転写手段と感光体の間で用紙を介さないために、
部分的に比較的大きな電流が流れ、感光層が薄い場合に
は、感光層の劣化及び破壊(焼損)が起こる場合があっ
た。
には、転写手段と感光体の間で用紙を介さないために、
部分的に比較的大きな電流が流れ、感光層が薄い場合に
は、感光層の劣化及び破壊(焼損)が起こる場合があっ
た。
【0005】そのため、感光体周辺に用紙搬送のための
案内板を設けて用紙搬送を安定させる等の手段を講じる
ことが行われるが、所詮用紙の質は様々であり、保管環
境も一定ではないので吸湿等により用紙の変形も起こ
り、完全にジャムをなくすことは不可能であった。その
ため、検知区間を狭めようと意図して、レジストローラ
と感光体間にマイクロスイッチ等を設けると、レジスト
ローラの力が作用してスイッチ部分で用紙が曲ったり、
別のトラブルが発生する。
案内板を設けて用紙搬送を安定させる等の手段を講じる
ことが行われるが、所詮用紙の質は様々であり、保管環
境も一定ではないので吸湿等により用紙の変形も起こ
り、完全にジャムをなくすことは不可能であった。その
ため、検知区間を狭めようと意図して、レジストローラ
と感光体間にマイクロスイッチ等を設けると、レジスト
ローラの力が作用してスイッチ部分で用紙が曲ったり、
別のトラブルが発生する。
【0006】また、感光体周辺には設置スペースも得る
のが難しく、転写後にマイクロスイッチ等を設置するこ
とを試みると、定着以前なので画像乱れの原因となる恐
れがあった。そのため、光学的手段を使用しようと試み
ると、感光体の遮光が問題となる。また、OHP等の用
紙の検知の場合、さらに厄介であった。
のが難しく、転写後にマイクロスイッチ等を設置するこ
とを試みると、定着以前なので画像乱れの原因となる恐
れがあった。そのため、光学的手段を使用しようと試み
ると、感光体の遮光が問題となる。また、OHP等の用
紙の検知の場合、さらに厄介であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、従来技
術のこれらの問題点を解決し、感光体の劣化や破壊防止
を生ぜずに、用紙の検知を行うことのできる用紙搬送状
態検知方法を提供することにある。
術のこれらの問題点を解決し、感光体の劣化や破壊防止
を生ぜずに、用紙の検知を行うことのできる用紙搬送状
態検知方法を提供することにある。
【0008】上記問題点を解決するために、本発明は、
感光体と接触転写手段との転写電流が用紙の有無で大き
な差を出せる重要パラメータの一つである点に着目し、
転写工程中に所定の検知区間(線速から割出した転写ニ
ップ部に用紙が到達する時間を基準として転写バイアス
電源ONから構造上、理論的に用紙が未到達な区間を避け
た)を設け、転写電流の所定上限電流以上を監視するこ
とで、転写ニップ部に用紙の未到達ジャムを検知可能と
した。
感光体と接触転写手段との転写電流が用紙の有無で大き
な差を出せる重要パラメータの一つである点に着目し、
転写工程中に所定の検知区間(線速から割出した転写ニ
ップ部に用紙が到達する時間を基準として転写バイアス
電源ONから構造上、理論的に用紙が未到達な区間を避け
た)を設け、転写電流の所定上限電流以上を監視するこ
とで、転写ニップ部に用紙の未到達ジャムを検知可能と
した。
【0009】また、転写ニップ部に到達した用紙が、ニ
ップ部で折れ曲って詰ってしまった(アコーデイオン)
場合には、転写電流が通常の所定の用紙の電流より減少
するようになり、使用する用紙の下限電流を設定してお
き、これを検知することにより、転写部における前記ア
コーデイオンや用紙の重送を検知可能とした。
ップ部で折れ曲って詰ってしまった(アコーデイオン)
場合には、転写電流が通常の所定の用紙の電流より減少
するようになり、使用する用紙の下限電流を設定してお
き、これを検知することにより、転写部における前記ア
コーデイオンや用紙の重送を検知可能とした。
【0010】また、OHP用紙等特殊紙を使用する場合
は、検知電流の設定を変更して検知するようにした。
は、検知電流の設定を変更して検知するようにした。
【0011】
【作用】上記構成によれば、所定タイミングで感光体と
転写部間に流れる転写電流が、転写における用紙の存在
の有無、用紙の種類、通常の転写と異なる重送やアコー
デイオン等のジャムにより電流値が異なるので、この転
写電流を検知することで、転写部上流側でのジャム、転
写部に置けるジャムだけでなく、特殊紙のジャムの検知
も可能となる。
転写部間に流れる転写電流が、転写における用紙の存在
の有無、用紙の種類、通常の転写と異なる重送やアコー
デイオン等のジャムにより電流値が異なるので、この転
写電流を検知することで、転写部上流側でのジャム、転
写部に置けるジャムだけでなく、特殊紙のジャムの検知
も可能となる。
【0012】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0013】図において、同一部位は同一符号で示す。
【0014】図1は、電子写真装置の用紙搬送に関係す
る部分を取り出した説明図である。図2は、用紙の存在
と転写電流の関係を示す図である。
る部分を取り出した説明図である。図2は、用紙の存在
と転写電流の関係を示す図である。
【0015】図1において、電子写真装置は感光体1内
に露光手段であるLEDヘッド2を設けて感光体1の背
面から露光し、現像ローラ3により現像する背面露光方
式である。感光体と接触する転写手段は、表面がスポン
ジの転写ローラ4である。転写ローラ4には、電源手段
5により転写電流が供給されている。6は、給紙カセッ
トであり、該カセット6内に積載された用紙は、給紙ロ
ーラ7によりカセット6から送り出され、レジストロー
ラ8に搬送される。9はOHP等の透明用紙を検知する
透明用紙検知センサーであり、10は給紙ローラ7とレ
ジストローラ8間の用紙の状態を検知する第1のスイッ
チである。11は加熱定着器であり、12は定着後の用
紙が装置外に排出されたことを検知する第2のスイッチ
である。13は前記定着器11のローラ表面温度等を検
知するサーミスタTHである。14は、給紙クラッチ1
5、レジストクラッチ16等の駆動系の駆動源であるメ
インモ−タである。17は、温度制御回路、18は用紙
のジャム検知回路、19は制御判断部である。
に露光手段であるLEDヘッド2を設けて感光体1の背
面から露光し、現像ローラ3により現像する背面露光方
式である。感光体と接触する転写手段は、表面がスポン
ジの転写ローラ4である。転写ローラ4には、電源手段
5により転写電流が供給されている。6は、給紙カセッ
トであり、該カセット6内に積載された用紙は、給紙ロ
ーラ7によりカセット6から送り出され、レジストロー
ラ8に搬送される。9はOHP等の透明用紙を検知する
透明用紙検知センサーであり、10は給紙ローラ7とレ
ジストローラ8間の用紙の状態を検知する第1のスイッ
チである。11は加熱定着器であり、12は定着後の用
紙が装置外に排出されたことを検知する第2のスイッチ
である。13は前記定着器11のローラ表面温度等を検
知するサーミスタTHである。14は、給紙クラッチ1
5、レジストクラッチ16等の駆動系の駆動源であるメ
インモ−タである。17は、温度制御回路、18は用紙
のジャム検知回路、19は制御判断部である。
【0016】本発明では、感光体1と接触転写手段であ
る転写ローラ4との間に流れる転写電流は用紙の有無で
大きな差をだせる重要パラメータの一つである点に着目
し、転写工程中に所定の検知区間(線速から割出した転
写ニップ部に用紙が到達する時間を基準として転写バイ
アス電源ONから構造上、理論的に用紙が未到達な区間を
避けた)を設け、転写電流の所定上限電流以上を監視す
る第1の検知を行うことで、転写ニップ部に用紙が未到
達ジャムを検知可能とした。また、転写ニップ部に到達
した用紙が、ニップ部で折れ曲って詰ってしまった(ア
コーデイオン)場合には、転写電流が通常の所定の用紙
の電流より減少するようになり、使用する用紙の下限電
流を設定しておき、これを第2の検知とすることによ
り、前記アコーデイオンや用紙の重送を検知可能とし
た。また、OHP用紙を使用する場合は、前記第2の検
知では不十分であり、別の検知電流を設定し検知を行う
ようにしている。
る転写ローラ4との間に流れる転写電流は用紙の有無で
大きな差をだせる重要パラメータの一つである点に着目
し、転写工程中に所定の検知区間(線速から割出した転
写ニップ部に用紙が到達する時間を基準として転写バイ
アス電源ONから構造上、理論的に用紙が未到達な区間を
避けた)を設け、転写電流の所定上限電流以上を監視す
る第1の検知を行うことで、転写ニップ部に用紙が未到
達ジャムを検知可能とした。また、転写ニップ部に到達
した用紙が、ニップ部で折れ曲って詰ってしまった(ア
コーデイオン)場合には、転写電流が通常の所定の用紙
の電流より減少するようになり、使用する用紙の下限電
流を設定しておき、これを第2の検知とすることによ
り、前記アコーデイオンや用紙の重送を検知可能とし
た。また、OHP用紙を使用する場合は、前記第2の検
知では不十分であり、別の検知電流を設定し検知を行う
ようにしている。
【0017】第1の検知を行うことで、感光体1と転写
ローラ4により形成されるニップ部に未到達状態で用紙
が詰った場合、感光体1に過大な圧力がかかるのをジャ
ム検知回路18で事前に検知することで防止できるの
で、機械的強度の弱い安価な感光体の使用も可能とな
る。また、用紙が単に未到達の場合、例としてレジスト
ローラ8の上流側の用紙検知センサである第1のスイッ
チ10によりレジストローラ8の作動状態も検知可能と
なる。
ローラ4により形成されるニップ部に未到達状態で用紙
が詰った場合、感光体1に過大な圧力がかかるのをジャ
ム検知回路18で事前に検知することで防止できるの
で、機械的強度の弱い安価な感光体の使用も可能とな
る。また、用紙が単に未到達の場合、例としてレジスト
ローラ8の上流側の用紙検知センサである第1のスイッ
チ10によりレジストローラ8の作動状態も検知可能と
なる。
【0018】前述したジャム検知回路18による第2の
検知を行うことで通常の用紙がニップ部に到達した場合
のアコーデイオンや用紙の重送を検知できる。またOH
P用紙の場合には透明である等の認識を透明用紙検知セ
ンサー9で補足すれば、ジャム検知回路18による第2
の検知のみで充分検知できる。また、コート紙も同様に
して検知できる。また用紙の種類認識もできるので、下
流側に配置する定着器11を応答の速いものにすると定
着の制御温度を用紙の種類に応じて制御できる。
検知を行うことで通常の用紙がニップ部に到達した場合
のアコーデイオンや用紙の重送を検知できる。またOH
P用紙の場合には透明である等の認識を透明用紙検知セ
ンサー9で補足すれば、ジャム検知回路18による第2
の検知のみで充分検知できる。また、コート紙も同様に
して検知できる。また用紙の種類認識もできるので、下
流側に配置する定着器11を応答の速いものにすると定
着の制御温度を用紙の種類に応じて制御できる。
【0019】転写電流検知抵抗Rにより、結果的に転写
電流の制限が出来るので、転写バイアスをON以後であり
用紙未到達以前における過大電流を防止できる。また現
像、転写プロセスのドリフト等の問題に対しても結果的
に上限電流の制限を行うことになるので、安定な制御の
電子写真装置を提供できる。
電流の制限が出来るので、転写バイアスをON以後であり
用紙未到達以前における過大電流を防止できる。また現
像、転写プロセスのドリフト等の問題に対しても結果的
に上限電流の制限を行うことになるので、安定な制御の
電子写真装置を提供できる。
【0020】第1の検知と第2の検知、第1の検知と第
3の検知、第1の検知と電流制限及び各々独立でも効果
があるので、必要に応じた電子写真装置が実現できる。
3の検知、第1の検知と電流制限及び各々独立でも効果
があるので、必要に応じた電子写真装置が実現できる。
【0021】図2は、用紙の存在と転写電流の関係を示
す図であり、転写ローラ4に供給される転写電流は、1
枚ずつ転写部に用紙が搬送され、正常に転写が行われた
場合は、図のAで示すレベルにある。また、転写部の上
流側でジャム等の異常があれば、図のDのレベルとなる
ので異常が判別できる。この用紙が転写部に到達してい
る状態を時間的に求めて設定(図の検知区間H)してお
き、検知したときの電流値をみれば判断できる。また普
通紙が2枚転写部に給送されたり、アコーデイオンとな
った場合は、図のBのレベルとなるので、その判別も出
来る。さらにOHP、コート紙等特殊紙の場合の流れる
電流値も図のCのように異なるレベルを示すので、その
場合の異常も判別できる。
す図であり、転写ローラ4に供給される転写電流は、1
枚ずつ転写部に用紙が搬送され、正常に転写が行われた
場合は、図のAで示すレベルにある。また、転写部の上
流側でジャム等の異常があれば、図のDのレベルとなる
ので異常が判別できる。この用紙が転写部に到達してい
る状態を時間的に求めて設定(図の検知区間H)してお
き、検知したときの電流値をみれば判断できる。また普
通紙が2枚転写部に給送されたり、アコーデイオンとな
った場合は、図のBのレベルとなるので、その判別も出
来る。さらにOHP、コート紙等特殊紙の場合の流れる
電流値も図のCのように異なるレベルを示すので、その
場合の異常も判別できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の構成なら
びに方法によれば、感光体と転写ローラにより形成され
るニップ部に未到達状態で用紙が詰った場合、感光体に
過大な圧力がかかるのを事前に検知することで防止でき
るので、機械的強度の弱い安価な感光体を使用可能とし
た。また、用紙が単に未到達の場合、例としてレジスト
ローラの上流側に用紙検知センサがある場合はレジスト
ローラの作動状態も検知可能となる。また、通常の用紙
のニップ部に到達した場合のアコーデイオン、用紙の重
送を検知もできる。またOHP用紙、コート紙の場合に
は透明である等の認識を他の手段で補足すれば同様の検
知ができる。また用紙の種類認識もできるので、下流側
に配置する定着器を応答の速いものにすると制御温度を
用紙の種類に応じて制御できる。さらに、転写電流検知
抵抗により、結果的に転写電流の制限が出来るので、転
写バイアスをON以後であり用紙未到達以前において、過
大電流を防止できる。また現像、転写プロセスのドリフ
ト等の問題に対しても結果的に上限電流制限を行うこと
になるので、安定な電子写真装置を提供できる。
びに方法によれば、感光体と転写ローラにより形成され
るニップ部に未到達状態で用紙が詰った場合、感光体に
過大な圧力がかかるのを事前に検知することで防止でき
るので、機械的強度の弱い安価な感光体を使用可能とし
た。また、用紙が単に未到達の場合、例としてレジスト
ローラの上流側に用紙検知センサがある場合はレジスト
ローラの作動状態も検知可能となる。また、通常の用紙
のニップ部に到達した場合のアコーデイオン、用紙の重
送を検知もできる。またOHP用紙、コート紙の場合に
は透明である等の認識を他の手段で補足すれば同様の検
知ができる。また用紙の種類認識もできるので、下流側
に配置する定着器を応答の速いものにすると制御温度を
用紙の種類に応じて制御できる。さらに、転写電流検知
抵抗により、結果的に転写電流の制限が出来るので、転
写バイアスをON以後であり用紙未到達以前において、過
大電流を防止できる。また現像、転写プロセスのドリフ
ト等の問題に対しても結果的に上限電流制限を行うこと
になるので、安定な電子写真装置を提供できる。
【図1】図1は、電子写真装置の用紙搬送に関係する部
分を取り出した説明図である。
分を取り出した説明図である。
【図2】図2は、用紙の存在と転写電流の関係を示す図
である。
である。
1 感光体1 2 LEDヘッド 3 現像ローラ 4 転写ローラ 5 電源手段 6 給紙カセット 7 給紙ローラ 8 レジストローラ 9 透明用紙検知センサー 10 第1のスイッチ 11 加熱定着器 12 第2のスイッチ 13 サーミスタTH 14 メインモ−タ 15 給紙クラッチ 16 レジストクラッチ 17 温度制御回路 18 ジャム検知回路 19 制御判断部
Claims (3)
- 【請求項1】感光体上に形成した静電潜像をトナーによ
り現像し、給紙手段から搬送された用紙に転写した後、
定着、排出する電子写真装置において、転写手段は、感
光体と接触しニップ部を形成する接触転写手段とし、感
光体と接触転写手段との間に流れる転写電流を所定検知
区間監視することで、装置内の用紙ジャムを検知可能と
したことを特徴とする電子写真装置の用紙搬送状態検知
方法。 - 【請求項2】前記所定検知区間を、線速から割出した転
写ニップ部に用紙が到達する時間を基準として転写バイ
アス電源ON時から用紙が到達可能な時間以上に設定して
転写ニップ部上流におけるジャムを検知可能としたこと
を特徴とする請求項1記載の電子写真装置の用紙搬送状
態検知方法。 - 【請求項3】前記感光体と接触転写手段との転写ニップ
部に到達した用紙が、前記ニップ部でジャムを生じた場
合、転写電流が通常の所定の用紙の電流より減少するこ
とを利用して転写ニップ部でのジャムを検知可能とした
ことを特徴とする請求項1記載の電子写真装置の用紙搬
送状態検知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7080491A JPH08278712A (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | 画像形成装置の用紙搬送状態検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7080491A JPH08278712A (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | 画像形成装置の用紙搬送状態検知方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08278712A true JPH08278712A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=13719774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7080491A Pending JPH08278712A (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | 画像形成装置の用紙搬送状態検知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08278712A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20190033771A1 (en) * | 2017-07-25 | 2019-01-31 | Konica Minolta, Inc. | Image forming apparatus |
US11966188B2 (en) | 2018-07-25 | 2024-04-23 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Jam detection of image forming apparatus based on size of motor current |
-
1995
- 1995-04-05 JP JP7080491A patent/JPH08278712A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20190033771A1 (en) * | 2017-07-25 | 2019-01-31 | Konica Minolta, Inc. | Image forming apparatus |
US11966188B2 (en) | 2018-07-25 | 2024-04-23 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Jam detection of image forming apparatus based on size of motor current |
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