JPH08277028A - ベルト作動式仕分装置 - Google Patents

ベルト作動式仕分装置

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JPH08277028A
JPH08277028A JP7081327A JP8132795A JPH08277028A JP H08277028 A JPH08277028 A JP H08277028A JP 7081327 A JP7081327 A JP 7081327A JP 8132795 A JP8132795 A JP 8132795A JP H08277028 A JPH08277028 A JP H08277028A
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JP
Japan
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guide rail
endless belt
branch
rotating body
electromagnet
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JP7081327A
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English (en)
Inventor
Toru Kanda
徹 神田
Motoki Ina
基樹 伊奈
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Toyo Kanetsu KK
Original Assignee
Toyo Kanetsu KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストで、スムーズな仕分け切換えが可能
で、さらに仕分け切換え時の切換音を小さくするベルト
作動式仕分装置を提供する。 【構成】 引寄用の電磁石56は、無端状ベルト26の
下側部分に連結され主ガイドレール52aを移動中の回
転体54を、分岐ガイドレール53aの方向に引き寄せ
る。また、導入用の磁石58は、引寄用の電磁石56に
引き寄せられた回転体54を分岐ガイドレール53a内
に導入する。この回転体54が分岐ガイドレール53a
に導かれて、搬送用トレイユニット14の無端状ベルト
26が走行方向と直交する方向に移動する。これによ
り、無端状ベルト26に載置された物品が仕分けされ
る。このように、引寄用の電磁石56及び導入用の磁石
58で主ガイドレール52aを移動中の回転体54を分
岐ガイドレール53aに導入して物品を仕分けるので、
リニアモータの推力を利用する必要がない。また、引寄
用の電磁石56及び導入用の磁石58で仕分けの切換え
制御するので、エアシリンダを使用する必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベルト作動式仕分装置に
係り、特に搬送用トレイユニットの搬送面を無端状ベル
トで形成し、無端状ベルトを走行方向と直交する方向に
移動して物品を仕分けるベルト作動式仕分装置の切換装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来周知の仕分装置として、実開昭62
−164237号公報に記載のような、ベルト作動式仕
分装置が知られている。このベルト作動式仕分装置はル
ープ状の案内レールを備え、案内レールに沿って走行可
能な複数個の搬送用トレイユニットが無端状に連結され
ている。搬送用トレイユニットの搬送面は無端状ベルト
で形成され、無端状ベルトは走行方向と直交する方向に
移動するように支持されている。これにより、搬送用ト
レイユニットをループ状の案内レールに沿って移動し
て、搬送用トレイユニットの無端状ベルト上に載置され
た物品は案内レールに沿って搬送される。また、無端状
ベルト上に載置された物品が仕分け場所に到達したと
き、無端状ベルトを走行方向と直交する方向に移動する
ことにより、無端状ベルト上に載置された物品が、無端
状の搬送用トレイユニットの左右側に設けられた仕分シ
ュートに仕分けられる。そして、無端状ベルトを走行方
向と直交する方向に移動して物品を仕分ける手段とし
て、リニアモータの推力を利用した移動手段(実開昭6
2−164237号公報、実開昭62−179216号
公報参照)、及び案内レール式の移動手段(特開昭62
−74823号公報参照)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リニア
モータの推力を利用した移動手段は設備が高価になると
いう問題がある。また、案内レール式の移動手段は仕分
けの切換えをエアシリンダで行うので、仕分けの切換え
をスムーズに行うことができないという問題があり、さ
らに切換音が大きいという問題がある。したがって、本
発明の目的は上記従来技術が有する問題を解消し、低コ
ストで、スムーズな仕分け切換えが可能で、さらに仕分
け切換え時の切換音を小さくすることができるベルト作
動式仕分装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る上記目的
は、ループ状の案内レール(12)に沿って走行可能な
複数個の搬送用トレイユニット(14)を無端状に連結
し、前記搬送用トレイユニットの搬送面を無端状ベルト
(26)で形成すると共に無端状ベルトを走行方向と直
交する方向に移動して、無端状ベルト上に載置された物
品を所定の仕分け位置で仕分けるベルト作動式仕分装置
において、前記搬送路の下方に該搬送路に沿って主ガイ
ドレール(52a)が敷設され、前記仕分け位置で前記
主ガイドレールから分岐ガイドレール(53a〜53
d)が仕分け方向に分岐されたガイドレール(52)
と、磁性体で形成され前記無端状ベルトの下側部分に連
結され、前記搬送用トレイユニットが前記案内レールに
沿って走行する際に前記ガイドレールに案内されて移動
し、前記分岐ガイドレールに案内されて無端状ベルトを
走行方向と直交する方向に移動する回転体(54)と、
前記分岐ガイドレールの分岐部に配設され、前記回転体
を前記分岐ガイドレールの方向に引き寄せる引寄用の電
磁石(56)と、前記引寄用の電磁石の下流側の前記分
岐ガイドレールに配設され、前記引寄用の電磁石で引き
寄せられた前記回転体を前記分岐レール内に導く導入用
の磁石(58)と、を備えたことを特徴とするベルト作
動式仕分装置により達成される。
【0005】
【作用】本発明によれば、搬送路の下方に搬送路に沿っ
てガイドレールを施設した。このガイドレールは中央に
主ガイドレールが敷設され、仕分け位置で主ガイドレー
ルから分岐ガイドレールが仕分け方向に分岐されてい
る。ガイドレールには磁性体から成る回転体が移動自在
に支持されている。回転体は無端状ベルトの下側部分に
連結されている。この回転体が分岐ガイドレールに沿っ
て移動すると、無端状ベルトが走行方向と直交する方向
に移動する。分岐ガイドレールの分岐部には引寄用の電
磁石が配設され、引寄用の電磁石は、主ガイドレールを
移動中の回転体を分岐ガイドレールの方向に引き寄せ
る。また、引寄用の電磁石の下流側の分岐ガイドレール
には導入用の磁石が配設され、導入用の磁石は、引寄用
の電磁石に引き寄せられた回転体を分岐ガイドレール内
に導入する。そして、回転体が分岐レールに導かれるこ
とにより、搬送用トレイユニットの無端状ベルトが走行
方向と直交する方向に移動する。これにより、搬送用ト
レイユニットの無端状ベルトに載置された物品が搬送用
トレイユニットの左右に配設された仕分シュートに仕分
けされる。
【0006】
【実施例】以下本発明によるベルト作動式仕分装置の一
実施例を図を参照して説明する。図2に示すように、ベ
ルト作動式仕分装置10はループ状の案内レール12,
12に沿って走行可能な複数個の搬送用トレイユニット
14が無端状に連結されている。また、案内レール1
2,12のP1位置の下流側にはそれぞれ左仕分シュー
ト15a,15c及び右仕分シュート15b,15dが
配設されている。図3、図4に示すように、搬送用トレ
イユニット14は搬送架台16を備え、搬送架台16の
下部には走行ホイール18,18…及び規制ホイール2
0,20…がそれぞれ回動自在に支持されている。走行
ホイール18,18…は案内レール12,12上に載置
されている。また、規制ホイール20,20…は案内レ
ール12,12の外側に配置され、走行ホイール18,
18…が案内レール12,12上から外れることを防止
する。これにより、走行ホイール18,18…が案内レ
ール12,12上を転動するので、搬送架台16が案内
レール12,12に沿って移動する。
【0007】また、図4に示すように、搬送架台16の
前後端部にはそれぞれ前フレーム22a及び後フレーム
22bが互いに平行に配置されている。前フレーム22
a及び後フレーム22b間には一対のローラ24,24
が平行に配置されると共に回動自在に支持されている。
ローラ24,24には無端状ベルト26が張設されてい
る。そして、一対のローラの前方にはそれぞれ同軸上に
プーリ28,28が支持され、プーリ28,28の下方
には一対の固定プーリ30,30が前フレーム22aに
回動自在に支持されている。さらに、搬送架台16の前
部には移動方向に対して直交する方向にガイド32が固
定されている。ガイド32にはスライド部材34が移動
自在に支持され、スライド部材34の上方には断面略コ
字形の枠体36がボルト37,37を介して支持されて
いる。すなわち、ボルト37,37のスライド部材34
と枠体36との間にはそれぞればね38,38が取り付
けられ、ばね38,38の付勢力で枠体36が保持され
る。枠体36内には一対の可動プーリ40,40が回動
自在に支持されている。
【0008】そして、枠体36の右端部にベルト42の
一端が連結され、ベルト42は右側の固定プーリ30、
可動プーリ40、プーリ28及び左側の固定プーリ3
0、可動プーリ40、プーリ28を介して他端が枠体3
6の左端部に連結されている。これにより、スライド部
材34がガイド32に沿って右方向に移動すると枠体3
6が右方向に移動し、ローラ24,24が反時計回り方
向に回動して無端状ベルト26が矢印A方向に周回す
る。また、スライド部材34がガイド32に沿って左方
向に移動すると枠体36が左方向に移動し、ローラ2
4,24が時計回り方向に回動して無端状ベルト26が
矢印B方向に周回する。図1に示すように、本発明によ
るベルト作動式仕分装置の切換装置50はガイドレール
52、回転体54、引寄用の電磁石56及び導入用の磁
石58等を備えている。図3に示すように、ガイドレー
ル52は案内レール12,12間に施設され、案内レー
ル12,12間の中央には主ガイドレール52aが施設
されている。また、左側の案内レール12の内側近傍に
は左ガイドレール52bが敷設され、右側の案内レール
12の内側近傍には右ガイドレール52cが敷設されて
いる。
【0009】さらに、図2に示すP1位置の下流側の所
定位置に左分岐ガイドレール53a及び右分岐ガイドレ
ール53b(図1参照)がそれぞれ左右に分岐して敷設
されている。また、左分岐ガイドレール53a及び右分
岐ガイドレール53bの下流側の所定位置にも同様に左
分岐ガイドレール53c及び右分岐ガイドレール53d
がそれぞれ左右に分岐して敷設されている。そして、左
右に分岐された左分岐ガイドレール53a,53c及び
右分岐ガイドレール53b,53dはそれぞれ左ガイド
レール52b及び右ガイドレール52cに連通されてい
る。このように構成されたガイドレール52には回転体
54が移動自在に支持されている。回転体54は磁性体
で円筒状に形成され、図3に示すように、スライド部材
34の下端部にシャフト60を介して回動自在に支持さ
れている。そして、回転体54が主ガイドレール52a
に案内されて移動しているときスライド部材34は案内
レール12,12間の中央に位置し、回転体54が左ガ
イドレール52b及び右ガイドレール52cに案内され
て移動しているときスライド部材34はそれぞれ左側の
案内レール12の上方及び右側の案内レール12の上方
に位置する。
【0010】また、回転体54が主ガイドレール52a
から左分岐ガイドレール53a,53c及び右分岐ガイ
ドレール53b,53dに移動すると、スライド部材3
4はガイド32に沿って案内レール12,12間の左右
方向にそれぞれ移動する。そして、スライド部材34が
ガイド32に沿って右方向に移動すると、前述したよう
に枠体36が左右方向に移動して一対のローラ24,2
4が時計回り方向及び反時計回り方向に回動する。これ
により、ローラ24,24に張設された無端状ベルト2
6が図3上で矢印B方向及び矢印A方向にそれぞれ周回
する。ガイドレールの分岐部A,B,C,Dにはそれぞ
れ引寄用の電磁石56,56…が設けられている。引寄
用の電磁石56はコイル56aに電流が流されると磁気
作用で回転体54を電磁石56側に引き寄せる。これに
より、主ガイドレール52aに沿って移動していた回転
体54は分岐点A〜Dで分岐ガイドレール53a〜53
dの方向に引き寄せられる。
【0011】引寄用の電磁石56の下流側の分岐ガイド
レール53a〜53dにはそれぞれ導入用の磁石58が
設けられている。導入用の磁石58には永久磁石又は電
磁石が使用される。導入用の磁石58は、引寄用の電磁
石56で分岐ガイドレール53a〜53d方向に引き寄
せられた回転体54を磁気作用で分岐ガイドレール53
a〜53d内に導入する。引寄用の電磁石56の上流に
はセンサ62が配設されている。センサ62は主ガイド
レール52aを移動する回転体54を検出して検出信号
を出力する。センサ62から出力された検出信号は制御
部(図示せず)に入力され、制御部は検出信号と仕分け
情報とに基づいて引寄用の電磁石56への通電を制御す
る。これにより、主ガイドレール52aを移動する回転
体54は仕分け情報に従って所定の分岐ガイドレール5
3a〜53dに導かれる。ここで、導入用の磁石58に
電磁石を使用した場合、制御部が検出信号と仕分け情報
とに基づいて所定の引寄用の電磁石56への通電を制御
する際に、通電された引寄用の電磁石56の下流側に設
けられた導入用の電磁石58への通電も同時に制御す
る。
【0012】図5に示すように、分岐部A、Bの上方に
は進路規制部64が主ガイドレール52aと平行方向
(矢印C−D方向)に移動自在に支持されている。進路
規制部64の中央には通路66が形成されている。通路
66は、主ガイドレール52aの中央に位置し、さらに
左分岐ガイドレール53a及び右分岐ガイドレール53
bを横切るように伸張されている。また、通路66は、
主ガイドレール52aの幅より狭く形成され、さらにシ
ャフト60が通過可能に設定されている。通路66の左
端部(上流側)にはテーパ面66a,66aが形成され
ている。テーパ面66a,66aはシャフト60を受け
入れて通路66まで案内する。これにより、シャフト6
0に支持された回転体54は左分岐ガイドレール53a
及び右分岐ガイドレール53b内に侵入せずに、主ガイ
ドレール52aに沿って直進する。また、回転体54を
左分岐ガイドレール53a及び右分岐ガイドレール53
b内に導く場合には、引寄用の電磁石56に通電する際
に、進路規制部64a,64bを矢印D方向に移動して
左分岐ガイドレール53a及び右分岐ガイドレール53
bから退避させる。なお、分岐部C,Dの上方にも分岐
部A,Bと同様に進路規制部64が配設されている。
【0013】図6に示すように、左ガイドレール52b
及び右ガイドレール52cには、P2位置の下流側に左
復帰レール55a及び右復帰レール55bが連通されて
いる。左復帰レール55aは左ガイドレール52bと主
ガイドレール52aとを連通し、左ガイドレール52b
に沿って移動している回転体54を主ガイドレール52
aまで案内する。また、右復帰レール55bは右ガイド
レール52cと主ガイドレール52aとを連通し、右ガ
イドレール52cに沿って移動している回転体54を主
ガイドレール52aまで案内する。前記のように構成さ
れた本発明によるベルト作動式仕分装置の切換装置の作
用を説明する。先ず、図2に示すように、案内レール1
2,12に沿って矢印方向に移動している搬送用トレイ
ユニット14,14…の無端状ベルト26,26…に物
品(図示せず)を載置する。そして、無端状ベルト26
に載置された物品を右仕分シュート15b(図2参照)
に仕分ける場合、P1の下流側で分岐点A、Bの上流側
に配設されたセンサ62は、主ガイドレール52a内を
移動する回転体54を検出して検出信号を出力する。
【0014】センサ62から出力された検出信号は制御
部に入力され、制御部は検出信号と仕分け情報とに基づ
いて、図7上で上方(すなわち、主ガイドレール52a
の左側に配設された)の引寄用の電磁石56に通電す
る。これにより、主ガイドレール52aを移動する回転
体54は仕分け情報に従って左分岐ガイドレール53a
の方向に引き寄せられる(図7上でA1位置の回転体5
4参照)。引寄用の電磁石56で左分岐ガイドレール5
3aの方向に引き寄せられた回転体54は、導入用の磁
石58の磁気作用で左分岐ガイドレール53a内に導入
される(図7上でA2,A3位置の回転体54参照)。
これにより、回転体54が主ガイドレール52aから左
分岐ガイドレール53aを介して左ガイドレール52b
まで移動するので、スライド部材34がガイド32に沿
って案内レール12,12間を左方向に移動する(図3
参照)。そして、スライド部材34がガイド32に沿っ
て左方向に移動すると、枠体36が左方向に移動して一
対のローラ24,24が時計回り方向に回動する。これ
により、ローラ24,24に張設された無端状ベルト2
6が図3上で矢印B方向に周回して、無端状ベルト26
に載置された物品が仕分シュート15bに仕分けられ
る。
【0015】次に、搬送用トレイユニット14が、図2
に示す搬送ラインにおいてP2位置を通過した後、左ガ
イドレール52bの回転体54は左復帰レール55aを
経て主ガイドレール52aに案内される 前記実施例では仕分シュート15bに物品を仕分ける場
合について説明したが、仕分シュート15a,15c,
15dに物品を仕分ける場合も上述した工程で同様に行
うことができる。前記実施例では本発明によるベルト作
動式仕分装置の切換装置を、主ガイドレール52aに左
右の分岐ガイドレールが連通されたガイドレールに適用
した場合について説明したが、これに限らず、主ガイド
レール52aに左分岐ガイドレール又は右分岐ガイドレ
ールのみが連通されたガイドレールに適用することも可
能である。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によるベルト作動式仕分装置によれば、分岐ガイドレー
ルの分岐部には引寄用の電磁石が配設され、引寄用の電
磁石は、主ガイドレールを移動中の回転体を分岐ガイド
レールの方向に引き寄せる。また、引寄用の電磁石の下
流側の分岐ガイドレールには導入用の磁石が配設され、
導入用の磁石は、引寄用の電磁石に引き寄せられた回転
体を分岐ガイドレール内に導入する。そして、回転体が
分岐ガイドレールに導かれることにより、搬送用トレイ
ユニットの無端状ベルトが走行方向と直交する方向に移
動する。これにより、搬送用トレイユニットの無端状ベ
ルトに載置された物品が搬送用トレイユニットの左右に
配設された仕分シュートに仕分けされる。このように、
引寄用の電磁石及び導入用の磁石で主ガイドレールを移
動中の回転体を分岐ガイドレールに導入して物品を仕分
シュートに仕分けるので、部品点数が少なく簡単な構成
で物品を搬送路に沿って直進させる場合と仕分シュート
に仕分ける場合とに切り換えることができる。したがっ
て、従来のようにリニアモータの推力を利用する必要が
なく、設備の低コスト化を図ることができる。
【0017】また、引寄用の電磁石及び導入用の磁石で
仕分けの切換えが行われた場合、回転体がガイドレール
に沿って円滑に移動するので、従来のエアシリンダを使
用する場合と比較して仕分けの切換えをスムーズに行う
ことができ、さらに切換音の低減を図ることができる。
さらに、本発明によるベルト作動式仕分装置の切換装置
は引寄用の電磁石及び導入用の磁石の磁気作用を利用し
て仕分けの切換えを行うので、従来のように機械的な切
換装置を必要としない。したがって、故障が少ないとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例によるベルト作動式仕分装置の切
換装置の全体を示した平面図である。
【図2】ベルト作動式仕分装置の全体を示した平面図で
ある。
【図3】本発明実施例によるベルト作動式仕分装置の切
換装置が使用された搬送用トレイユニットを一部断面の
状態で示した正面図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】本発明実施例によるベルト作動式仕分装置の切
換装置のガイドレールの分岐点を拡大して示した要部拡
大図である。
【図6】本発明実施例によるベルト作動式仕分装置の切
換装置のガイドレールの一部を示した平面図である。
【図7】本発明実施例によるベルト作動式仕分装置の切
換装置の作動を説明した説明図である。
【符号の説明】
10 ベルト作動式仕分装置 12 案内レール 14 搬送用トレイユニット 26 無端状ベルト 50 ベルト作動式仕分装置の切換装置 52 ガイドレール 52a 主ガイドレール 52b 左ガイドレール 52c 右ガイドレール 53a,53c 左分岐ガイドレール 53b,53d 右分岐ガイドレール 54 回転体 56 引寄用の電磁石 58 導入用の磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01F 7/02 H01F 7/02 Z 7/06 7/06 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ループ状の案内レール(12)に沿って
    走行可能な複数個の搬送用トレイユニット(14)を無
    端状に連結し、前記搬送用トレイユニットの搬送面を無
    端状ベルト(26)で形成すると共に無端状ベルトを走
    行方向と直交する方向に移動して、無端状ベルト上に載
    置された物品を所定の仕分け位置で仕分けるベルト作動
    式仕分装置において、 前記搬送路の下方に該搬送路に沿って主ガイドレール
    (52a)が敷設され、前記仕分け位置で前記主ガイド
    レールから分岐ガイドレール(53a〜53d)が仕分
    け方向に分岐されたガイドレール(52)と、 磁性体で形成され前記無端状ベルトの下側部分に連結さ
    れ、前記搬送用トレイユニットが前記案内レールに沿っ
    て走行する際に前記ガイドレールに案内されて移動し、
    前記分岐ガイドレールに案内されて無端状ベルトを走行
    方向と直交する方向に移動する回転体(54)と、 前記分岐ガイドレールの分岐部に配設され、前記回転体
    を前記分岐ガイドレールの方向に引き寄せる引寄用の電
    磁石(56)と、 前記引寄用の電磁石の下流側の前記分岐ガイドレールに
    配設され、前記引寄用の電磁石で引き寄せられた前記回
    転体を前記分岐レール内に導く導入用の磁石(58)
    と、 を備えたことを特徴とするベルト作動式仕分装置。
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