JPH08276776A - アームレストの取付け構造 - Google Patents
アームレストの取付け構造Info
- Publication number
- JPH08276776A JPH08276776A JP7101684A JP10168495A JPH08276776A JP H08276776 A JPH08276776 A JP H08276776A JP 7101684 A JP7101684 A JP 7101684A JP 10168495 A JP10168495 A JP 10168495A JP H08276776 A JPH08276776 A JP H08276776A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armrest
- frame
- pin
- guide groove
- arm rest
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、シートに取付けられたアーム
レストの取付強度を簡単な手段で向上させることにあ
る。 【構成】シートバックフレーム6の側縁から差出される
アームレスト取付け用ブラケット7からはアームレスト
フレーム9の軸孔10の周りに設けられた円弧状のガイ
ド溝12に嵌合するピン23を差出し、該ピン23の先
端部にはアームレストフレーム9を内外から挟む二重フ
ランジ23A,23Bを設ける。
レストの取付強度を簡単な手段で向上させることにあ
る。 【構成】シートバックフレーム6の側縁から差出される
アームレスト取付け用ブラケット7からはアームレスト
フレーム9の軸孔10の周りに設けられた円弧状のガイ
ド溝12に嵌合するピン23を差出し、該ピン23の先
端部にはアームレストフレーム9を内外から挟む二重フ
ランジ23A,23Bを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば自動車等に設置さ
れるシートのアームレストの取付け構造に関するもので
ある。
れるシートのアームレストの取付け構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように例えば自動車に設置さ
れるシート(1) はヘッドレスト(5) を取付けたシートク
ッション(2) とシートバック(3) とからなり、該シート
バック(3) の両側にはアームレスト(4) を取付け、該ア
ームレスト(4) は実線に示す使用状態から点線に示す跳
ね上げ収納状態まで回動可能にされている。従来は図5
に示すようにシートバックフレーム(6) の側縁にアーム
レスト取付用ブラケット(7) を差出し、該ブラケット
(7) のナット(8) にアームレストフレーム(9) の軸孔(1
0)を介して段付きボルト(11)を螺着することによってア
ームレスト(4) がシートバック(3) に取付けられてい
る。そして該アームレストフレーム(9) 内側には軸孔(1
0)の周りに円弧状のガイド溝(12)を設け、該ガイド溝(1
2)にシートバックフレーム(6) のブラケット(7) から差
出したピン(13)を嵌合し、アームレスト(4) の使用状態
では該ピン(13)は該ガイド溝(12)の一端(下端)に位置
し、アームレスト(4) の跳ね上げ収納状態では該ピン(1
3)は該ガイド溝(12)の他端(上端)に位置するように設
定されている。
れるシート(1) はヘッドレスト(5) を取付けたシートク
ッション(2) とシートバック(3) とからなり、該シート
バック(3) の両側にはアームレスト(4) を取付け、該ア
ームレスト(4) は実線に示す使用状態から点線に示す跳
ね上げ収納状態まで回動可能にされている。従来は図5
に示すようにシートバックフレーム(6) の側縁にアーム
レスト取付用ブラケット(7) を差出し、該ブラケット
(7) のナット(8) にアームレストフレーム(9) の軸孔(1
0)を介して段付きボルト(11)を螺着することによってア
ームレスト(4) がシートバック(3) に取付けられてい
る。そして該アームレストフレーム(9) 内側には軸孔(1
0)の周りに円弧状のガイド溝(12)を設け、該ガイド溝(1
2)にシートバックフレーム(6) のブラケット(7) から差
出したピン(13)を嵌合し、アームレスト(4) の使用状態
では該ピン(13)は該ガイド溝(12)の一端(下端)に位置
し、アームレスト(4) の跳ね上げ収納状態では該ピン(1
3)は該ガイド溝(12)の他端(上端)に位置するように設
定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成ではアー
ムレスト(4) に図4矢印に示すような横方向の外力が及
ぼされた場合、該外力は該アームレスト(4) の軸着部に
集中するから、これを補強するためにアームレストフレ
ーム(9) の軸着部(軸孔(10))を覆って内側に補強板(1
4)を取付けなければならないと言う問題点があった。
ムレスト(4) に図4矢印に示すような横方向の外力が及
ぼされた場合、該外力は該アームレスト(4) の軸着部に
集中するから、これを補強するためにアームレストフレ
ーム(9) の軸着部(軸孔(10))を覆って内側に補強板(1
4)を取付けなければならないと言う問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、シートバックフレーム
(6) の側縁所定位置からアームレスト取付用ブラケット
(7) を差出し、該ブラケット(7) にアームレストフレー
ム(9) 根端部を回転可能に軸着し、該アームレストフレ
ーム(9) の軸着部の周りに円弧状のガイド溝(12)を設
け、該ガイド溝(12)にシートバックフレーム(6) の該ブ
ラケット(7) から差出したピン(23)を嵌合し、アームレ
スト(4) 使用状態では該ピン(23)は該ガイド溝(12)の一
端に位置し、該アームレスト(4) を上に跳ね上げたアー
ムレスト(4) 収納状態では該ピン(23)は該ガイド溝(12)
の他端に位置するように設定し、該ピン(23)の先端部に
はアームレストフレーム(9) を内外から挟む二重フラン
ジ(23A,23B) を設けたアームレスト(4) の取付け構造を
提供するものである。
を解決するための手段として、シートバックフレーム
(6) の側縁所定位置からアームレスト取付用ブラケット
(7) を差出し、該ブラケット(7) にアームレストフレー
ム(9) 根端部を回転可能に軸着し、該アームレストフレ
ーム(9) の軸着部の周りに円弧状のガイド溝(12)を設
け、該ガイド溝(12)にシートバックフレーム(6) の該ブ
ラケット(7) から差出したピン(23)を嵌合し、アームレ
スト(4) 使用状態では該ピン(23)は該ガイド溝(12)の一
端に位置し、該アームレスト(4) を上に跳ね上げたアー
ムレスト(4) 収納状態では該ピン(23)は該ガイド溝(12)
の他端に位置するように設定し、該ピン(23)の先端部に
はアームレストフレーム(9) を内外から挟む二重フラン
ジ(23A,23B) を設けたアームレスト(4) の取付け構造を
提供するものである。
【0005】
【作用】アームレスト(4) に水平方向に外力が及ぼされ
た場合、該外力は該アームレスト(4) の軸着部のみなら
ずピン(23)の二重フランジ(23A,23B) によって受止され
る。このような外力の受止点が二点になるのでアームレ
スト(4) に及ぼされる外力は一点集中せず分散される。
た場合、該外力は該アームレスト(4) の軸着部のみなら
ずピン(23)の二重フランジ(23A,23B) によって受止され
る。このような外力の受止点が二点になるのでアームレ
スト(4) に及ぼされる外力は一点集中せず分散される。
【0006】
【実施例】本発明を図1〜図3に示す一実施例によって
説明すれば、シートバックフレーム(6) の側縁から差出
されるアームレスト取付用ブラケット(7) からはピン(2
3)を差出し、該ピン(23)はアームレストフレーム(9) の
軸孔(10)の周りに設けられている円弧状のガイド溝(12)
に嵌合されるが、該ピン(23)の先端部にはアームレスト
フレーム(9) を内外から挟む二重フランジ(23A,23B) が
設けられている。
説明すれば、シートバックフレーム(6) の側縁から差出
されるアームレスト取付用ブラケット(7) からはピン(2
3)を差出し、該ピン(23)はアームレストフレーム(9) の
軸孔(10)の周りに設けられている円弧状のガイド溝(12)
に嵌合されるが、該ピン(23)の先端部にはアームレスト
フレーム(9) を内外から挟む二重フランジ(23A,23B) が
設けられている。
【0007】該アームレストフレーム(9) の軸着部にお
いて軸孔(10)を介して段付きボルト(11)をシートバック
フレーム(6) のブラケット(7) に固定されているナット
(8)に螺着することによって該ブラケット(7) に取付け
られるが、該ピン(23)の二重フランジ(23A,23B) は図3
実線に示すように長軸をガイド溝(12)に沿わせれば外側
のフランジ(23A) は該ガイド溝(12)を通り抜けが出来る
ように該フランジ(23A) の短軸をガイド溝(12)の巾より
小さく設定し、そして図3点線に示すように該フランジ
(23A) の長軸をガイド溝(12)にクロスさせれば該フラン
ジ(23A) は該ガイド溝(12)を通り抜け出来ないように該
長軸の長さをガイド溝(12)の巾より大きく設定する。
いて軸孔(10)を介して段付きボルト(11)をシートバック
フレーム(6) のブラケット(7) に固定されているナット
(8)に螺着することによって該ブラケット(7) に取付け
られるが、該ピン(23)の二重フランジ(23A,23B) は図3
実線に示すように長軸をガイド溝(12)に沿わせれば外側
のフランジ(23A) は該ガイド溝(12)を通り抜けが出来る
ように該フランジ(23A) の短軸をガイド溝(12)の巾より
小さく設定し、そして図3点線に示すように該フランジ
(23A) の長軸をガイド溝(12)にクロスさせれば該フラン
ジ(23A) は該ガイド溝(12)を通り抜け出来ないように該
長軸の長さをガイド溝(12)の巾より大きく設定する。
【0008】このようにしてアームレスト(4) はシート
(1) のシートバック(3) の両側に取付けられるが、図4
実線に示す使用状態ではピン(23)はガイド溝(12)の図3
矢印イに示す一端に位置しこれよりも下方にアームレス
ト(4) が回動しないように係止し、図4点線に示す跳ね
上げ収納状態では該ピン(23)は該ガイド溝(12)の図3矢
印ロに示す他端に位置しこれよりも後方にアームレスト
(4) が回動しないように係止する。そして図4矢印に示
すようアームレスト(4) に水平方向に外力が及ぼされた
場合、該外力は該アームレスト(4) のアームレストフレ
ーム(9) の軸孔(10)と段付きボルト(11)とナット(8) と
によって構成される軸着部と、ピン(23)の二重フランジ
(23A,23B) によって受止される。
(1) のシートバック(3) の両側に取付けられるが、図4
実線に示す使用状態ではピン(23)はガイド溝(12)の図3
矢印イに示す一端に位置しこれよりも下方にアームレス
ト(4) が回動しないように係止し、図4点線に示す跳ね
上げ収納状態では該ピン(23)は該ガイド溝(12)の図3矢
印ロに示す他端に位置しこれよりも後方にアームレスト
(4) が回動しないように係止する。そして図4矢印に示
すようアームレスト(4) に水平方向に外力が及ぼされた
場合、該外力は該アームレスト(4) のアームレストフレ
ーム(9) の軸孔(10)と段付きボルト(11)とナット(8) と
によって構成される軸着部と、ピン(23)の二重フランジ
(23A,23B) によって受止される。
【0009】
【発明の効果】本発明では使用状態から跳ね上げ収納状
態まで回動可能にシートに取付けられたアームレストの
取付強度を簡単な手段で大巾に向上させることが出来
る。
態まで回動可能にシートに取付けられたアームレストの
取付強度を簡単な手段で大巾に向上させることが出来
る。
図1〜図3は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】アームレスト取付部分のフレーム分解斜視図
【図2】アームレスト取付部分のフレーム断面図
【図3】ガイド溝とピンの説明図
【図4】シート斜視図
【図5】従来例のアームレスト取付部分のフレーム分解
斜視図
斜視図
1 シート 3 シートバック 4 アームレスト 6 シートバックフレーム 7 アームレスト取付用ブラケット 8 ナット 9 アームレストフレーム 10 軸孔 11 段付きボルト 12 ガイド溝 23 ピン 23A,23B 二重フランジ
Claims (1)
- 【請求項1】シートバックフレームの側縁所定位置から
アームレスト取付用ブラケットを差出し、該ブラケット
にアームレストフレーム根端部を回転可能に軸着し、該
アームレストフレームの軸着部の周りに円弧状のガイド
溝を設け、該ガイド溝にシートバックフレームの該ブラ
ケットから差出したピンを嵌合し、アームレスト使用状
態では該ピンは該ガイド溝の一端に位置し、該アームレ
ストを上に跳ね上げたアームレスト収納状態では該ピン
は該ガイド溝の他端に位置するように設定し、該ピンの
先端部にはアームレストフレームを内外から挟む二重フ
ランジを設けたことを特徴とするアームレストの取付け
構造
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7101684A JPH08276776A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | アームレストの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7101684A JPH08276776A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | アームレストの取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08276776A true JPH08276776A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=14307175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7101684A Withdrawn JPH08276776A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | アームレストの取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08276776A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11244091A (ja) * | 1998-02-26 | 1999-09-14 | Ikeda Bussan Co Ltd | アームレストブラケットの取付構造 |
EP1967412A1 (en) * | 2007-03-05 | 2008-09-10 | Fabricacion Asientos Vehiculos Industriales, S.A. | Seat for public transportation vehicles |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP7101684A patent/JPH08276776A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11244091A (ja) * | 1998-02-26 | 1999-09-14 | Ikeda Bussan Co Ltd | アームレストブラケットの取付構造 |
EP1967412A1 (en) * | 2007-03-05 | 2008-09-10 | Fabricacion Asientos Vehiculos Industriales, S.A. | Seat for public transportation vehicles |
ES2336055A1 (es) * | 2007-03-05 | 2010-04-07 | Fabricacion Asientos Vehiculos Industriales S.A. | Butaca para vehiculos de transporte publico. |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |