JPH08276757A - 蒸発燃料排出防止装置 - Google Patents

蒸発燃料排出防止装置

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JPH08276757A
JPH08276757A JP8162995A JP8162995A JPH08276757A JP H08276757 A JPH08276757 A JP H08276757A JP 8162995 A JP8162995 A JP 8162995A JP 8162995 A JP8162995 A JP 8162995A JP H08276757 A JPH08276757 A JP H08276757A
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Katsuyuki Kido
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 差圧弁低圧側に流入した液状燃料を連通手段
である連通穴を通して燃料タンク内に戻すとともに、燃
料給油時、連通穴を通る通過風量を制限する。 【構成】 自動車用燃料タンク(20)に差圧弁(5
0)が取り付けられる。差圧弁(50)の低圧側(5
2)は燃料タンク(20)の給油口近傍に連通連結さ
れ、差圧弁(50)の高圧側(54)は燃料タンク(2
0)に連通連結される。差圧弁(50)の低圧側(5
2)と高圧側(54)とは差圧弁(50)の可動部であ
る弁部(58)と弁部(58)に設けられたダイアフラ
ム(64)により分離されている。弁部(58)には差
圧弁(50)の低圧側(52)と高圧側(54)とを連
通する連通手段である連通穴(80)が設けられてお
り、差圧弁低圧側(52)に流入した液状燃料を連通穴
(80)を通して燃料タンク(20)内に戻す。また、
燃料給油時、連通穴(80)を通る通過風量を通過風量
制限手段である凸部(82)により制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料給油時の自動車用
燃料タンク蒸発燃料排出防止装置に関し、特に、燃料タ
ンク内の蒸発燃料を差圧弁を介してキャニスタに導き処
理する蒸発燃料排出防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料給油時、燃料タンク内で発生した蒸
発燃料をキャニスタに吸着し、燃料蒸気の大気への排出
を防止する技術が提案されている。(米国特許第4,7
14,172号)。この技術によれば、図5に示す様
に、自動車用燃料タンク220とキャニスタ222とが
導管256及び差圧弁250を介して連結されている。
差圧弁250はダイアフラム264により差圧弁250
の低圧側252と差圧弁250の高圧側254が仕切ら
れている。差圧弁低圧側252は導管224を通してイ
ンレットパイプ226の給油口近傍と連通されインレッ
トパイプ226には連通部224aが形成されている。
差圧弁高圧側254は燃料タンク220側に連通されて
いる。そして、燃料キャップ228が閉じられている時
は、差圧弁低圧側252と差圧弁高圧側254は同圧で
あり、バネ266の弾性力により、差圧弁250の固定
部256に差圧弁250の可動部258をキャニスタ2
22側に閉弁方向に付勢し、差圧弁250は閉弁されて
いる。また、燃料給油等により、燃料キャップ228が
開かれる時は、差圧弁低圧側252は高圧(タンク内
圧)から低圧(大気圧)になり、差圧弁高圧側254
は、差圧弁低圧側252よりも遅れて低圧になる。そし
て、この燃料キャップ228の開放初期の差圧弁低圧側
252と差圧弁高圧側254の圧力差により、差圧弁2
50は開弁する。更に、燃料給油時は、差圧弁低圧側2
52がインレット給油口近傍に連通されていることより
低圧(大気圧)であり、差圧弁高圧側254が燃料注入
による燃料の液面上昇により正圧になる。この差圧弁低
圧側252と差圧弁高圧側254の圧力差により、差圧
弁250は開弁する。そして、燃料タンク220とキャ
ニスタ222を連結する経路を連通して、燃料タンク2
20内で発生した蒸発燃料をキャニスタ222に導き、
キャニスタ222の活性炭等に吸着し蒸発燃料の大気へ
の排出を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記技術
のように差圧弁を用いた場合、自動車の旋回時等の燃料
移動によりインレットパイプ給油口近傍から液状燃料が
差圧弁低圧側に流入し蓄積される。又は、差圧弁低圧側
とインレットパイプを連通連結する経路内の蒸発燃料が
エンジン停止後に冷えて液化され液状燃料として差圧弁
低圧側に流入し蓄積される。そして、差圧弁低圧側に蓄
積された液状燃料は燃料給油時に差圧弁が圧力差を得て
も差圧弁を開弁しづらくするという好ましくない影響を
与える。
【0004】そこで本発明は、差圧弁低圧側と燃料タン
クとを連通可能とする連通手段により、差圧弁低圧側に
流入した液状燃料を速やかに燃料タンクに戻すことにあ
る。更に、連通手段による影響を受けることなく燃料給
油時の差圧弁の開弁動作を行うことにある。
【0005】
【課題を解決するための第1の手段】請求項1記載の本
発明の蒸発燃料排出防止装置は、自動車用燃料タンク
と、該燃料タンク内で発生した蒸発燃料を処理するキャ
ニスタと、前記燃料タンクと前記キャニスタとを連結す
る経路と、該経路の途中に設けられ開閉動作により前記
経路を連通遮断する差圧弁とを有し、前記差圧弁の低圧
側を前記燃料タンクの給油口近傍と連通し、前記差圧弁
の高圧側を前記燃料タンクと連通した蒸発燃料排出防止
装置であって、前記差圧弁低圧側と前記燃料タンクとを
連通可能とし前記差圧弁低圧側に流入した液状燃料を前
記燃料タンク内に戻す連通手段を設けたことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】差圧弁低圧側と燃料タンクとを連通可能とした
連通手段により差圧弁低圧側に流入した液状燃料は燃料
タンク内に戻される。
【0007】
【課題を解決するための第2の手段】請求項2記載の本
発明は請求項1記載の蒸発燃料排出防止装置であって、
燃料給油時、前記連通手段を通して前記差圧弁低圧側に
流れる蒸発燃料の通過風量を制限する通過風量制限手段
を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】通過風量制限手段により、燃料給油時連通手段
を通して前記差圧弁低圧側に流れる蒸発燃料の通過風量
が制限される。
【0009】
【実施例】図1は自動車用燃料タンクの蒸発燃料排出防
止装置に関する全体図を示し、図2(a)は差圧弁の閉
弁状態を示し、図2(b)は弁部58の部分詳細を示
し、図3は差圧弁の開弁状態を示し、図4は燃料給油時
の燃料タンク内圧の状態を示す。図1によると、燃料タ
ンク20にはインレットパイプ26が設けられており、
インレットパイプ26の給油口には燃料キャップ28が
燃料タンク20を密閉可能に設けられている。燃料タン
ク20の上面には差圧弁50が取り付けられており、差
圧弁50の低圧側52を導管24を通してインレットパ
イプ26の給油口近傍に連通連結している。また、差圧
弁50の高圧側54を燃料タンク20に連通連結してい
る。22は差圧弁50の開弁時、燃料タンク内の蒸発燃
料が差圧弁50及び導管30を通して導かれるキャニス
タである。
【0010】図2によると、差圧弁50は本体ケース部
56、弁部58、及び蓋部60を備える。ケース部56
は燃料タンク20と連通連結される差圧弁固定部であ
り、弁部58はシール部材62とダイアフラム64とが
一体的に設けられる差圧弁可動部である。そして、弁部
58及びダイアフラム64と蓋部60により、前述した
差圧弁低圧側52が形成され、弁部58及びダイアフラ
ム64と本体ケース部56により、前述した差圧弁高圧
側54が形成される。すなわち、弁部58およびダイア
フラム64により、差圧弁50の低圧側52と差圧弁5
0の高圧側54とを分離している。
【0011】ケース部56の上方には、燃料タンク20
とキャニスタ22を連結する経路の一部である導管56
cが、キャニスタ22に連通可能に設けられている。導
管56cは差圧弁50の閉弁時、弁部58のシール部材
62が当接し燃料タンク20とキャニスタ22を連結す
る経路を密閉遮断するシール座56aを備える。ケース
部56の下方には、燃料給油時、燃料液面の上昇と共に
浮上しケース部56のフロートバルブシール座56bに
当接して燃料の液面規制を行うそれ自体公知のフロート
32が設けられている。また34は、フロート32に紙
面下方向に浮力が生じた場合、その浮力に抗して作用す
るバネである。
【0012】弁部58には、ケース部56のシール座5
6aに当接し差圧弁50を閉弁するシール部材62と、
弁部58が上下方向に可動できるように弁部58を支え
るダイアフラム64とが一体的に設けられている。また
弁部58にはガイド片58aが隙間を隔て設けられてお
り、また弁部58のほぼ中央で、好ましくは弁部58の
最も低い位置に、差圧弁低圧側52と差圧弁高圧側54
を連通する連通手段である連通穴80が設けられてい
る。
【0013】蓋部60には凸部60aが設けられてお
り、凸部60aの先端には弁部58の連通穴80の内径
より若干径が小さく、燃料給油時の連通穴80における
蒸発燃料の通過風量を制限する通過風量制限手段である
凸部82が設けられている。また蓋部60には、インレ
ットパイプ26の給油口近傍に連通される経路の一部で
ある導管60bが一体的に形成されている。
【0014】次にこの実施例における作用を説明する。
燃料キャップ28が閉じられている時は、図2による
と、差圧弁低圧側52と差圧弁高圧側54は同圧であ
り、差圧弁50は差圧弁低圧側52の空間内に設けられ
たバネ66の弾性力により、弁部58のシール部材62
をケース部56のシール座56aに付勢することで閉弁
され、燃料タンク20とキャニスタ22を連結する経路
を密閉遮断する。この時、インレットパイプ26の給油
口近傍から導管24及び導管60bを通して差圧弁低圧
側52に流入した液状燃料、または導管24及び導管6
0b内もしくは差圧弁低圧側52内の蒸発燃料が冷えて
液化されて生じた液状燃料は、弁部58に設けられた連
通穴80を通して燃料タンク20内に落ちて戻される。
【0015】燃料給油等により燃料キャップ28が開か
れた時は、図3によると、インレットパイプ26の給油
口が大気開放され、差圧弁低圧側52は蓋部60の導管
60bを通してインレットパイプ26の給油口に連通さ
れているので、高圧(タンク内圧)から低圧(大気圧)
になる。差圧弁高圧側54は燃料タンク20に連通され
ており、差圧弁低圧側52よりも遅れて低圧になる。そ
して、この燃料キャップ28の開放初期の差圧弁低圧側
52と差圧弁高圧側54の圧力差により、差圧弁50は
開弁する。また、燃料給油時は、インレット給油口近傍
が低圧(大気圧)であり、差圧弁高圧側54が燃料注入
による燃料の液面上昇により正圧になる。この差圧弁低
圧側52と差圧弁高圧側54の圧力差により、差圧弁5
0は開弁する。また差圧弁50の開弁は、弁部58に設
けられたガイド片58aが蓋部60に設けられた凸部6
0aに沿い、弁部58がダイアフラム64に支えられ上
方に動いて行われる。そして図3中Fに示されるよう
に、燃料タンク20内で発生した蒸発燃料は、ケース部
56の導管56cを通してキャニスタ22に導かれ、キ
ャニスタ22内の活性炭に吸着され処理される。
【0016】この時、差圧弁50は開弁の開弁動作に伴
い弁部58が上方に移動することにより、蓋部60の凸
部60aの先端に設けられた凸部82が、弁部58に設
けられた連通穴80に嵌まり込み、連通穴80の開口面
積が小さくなる。これにより、連通穴80を通して差圧
弁低圧側52に流れる蒸発燃料の通気風量が制限され
る。すなわち、連通穴80、導管60b,及び導管24
を通りインレットパイプ26から大気へ排出される蒸発
燃料量を抑制できる。そして、蒸発燃料が差圧弁低圧側
52に流れることによる燃料タンク20内の圧力低下を
低減できるので差圧弁50の開弁を維持できる。
【0017】上述した内容を図4に基づいて説明する。
図4中の実線に示される様に給油開始AからBの間は、
燃料液面上昇により燃料タンク20内の気体空間が加圧
され、燃料タンク20内の圧力が徐々に高くなる状態を
表す。このAB間の燃料タンク内圧が上昇することと、
インレットパイプ26の給油口近傍が低圧(大気圧)で
あることにより、差圧弁低圧側52と差圧弁高圧側54
に圧力差が生じ、差圧弁50は開弁圧に達し開弁する。
またAB間の燃料タンク20内の状態は、燃料注入の勢
いにより燃料タンク20内で蒸発燃料が不規則に運動し
ている状態である。よって、蒸発燃料はキャニスタ22
に流れ難い状態であり、タンク内圧は差圧弁50が開弁
圧を越え開弁した後も燃料液面上昇によりさらに上昇す
る。
【0018】BC間の燃料タンク20内の状態は、蒸発
燃料が差圧弁50を通してキャニスタ22に導かれ始
め、燃料液面の上昇による燃料タンク20内の気体空間
の減少量と、キャニスタ22に導かれる蒸発燃料の量が
徐々に近づき、均衡するまでタンク内圧が下がる状態に
ある。またBC間は、連通穴80に凸部82が嵌まり込
み、連通穴80の開口面積が小さくなっているので、蒸
発燃料が連通穴80を通して差圧弁低圧側52に流出す
ることが抑制され、蒸発燃料の差圧弁低圧側52への流
出による、燃料タンク20内の圧力低下が抑制される。
そして、Eの燃料給油終了までタンク内圧を差圧弁50
の開弁圧以上に維持でき、差圧弁50を開弁状態に保
ち、蒸発燃料をキャニスタ22に導くことが可能とな
る。仮に凸部82を設けない場合、連通穴80の開口面
積が大き過ぎると、連通穴80を通して差圧弁低圧側5
2に流出する蒸発燃料が増え、図4中の破線に示される
ように、燃料給油終了前に差圧弁50の開弁圧が保てな
くなる可能性がある。尚、Dの急激なタンク内圧変化
は、燃料タンク20が満タンになったことによるフロー
ト32の閉弁と、閉弁にひき続いて燃料注入ガン(図示
せず)にオートストップ機能が働き、燃料給油が急激に
終わることにより起こる。
【0019】尚以上の実施例は、差圧弁の可動部である
弁部に連通手段である連通穴を設け、差圧弁の蓋部に通
過風量制限手段である凸部を設け、凸部を連通穴に嵌め
込んで連通穴における通過風量を制限しているが、連通
穴の通過風量を制限できれば必ずしも嵌め込む必要はな
い。また、差圧弁低圧側に流入した液状燃料を差圧弁の
燃料タンク内に戻す連通手段であれば差圧弁の可動部以
外の位置に連通手段を設けてもよい。例えば差圧弁低圧
側と燃料タンクとを連通可能とする管により、差圧弁低
圧側と燃料タンクとを直接連通し液状燃料を燃料タンク
内に戻してもよい。また、連通手段として燃料透過性の
有る材料を差圧弁に用いることで、液状燃料を燃料タン
ク内に戻してもよい。
【0020】さらに、以上の実施例は、差圧弁の可動部
に連通手段である連通穴を設け、蓋部に通過風量制限手
段である凸部を設けて連通穴における通過風量を制限し
ているが、差圧弁の可動部以外の位置に連通手段である
連通穴を設け、差圧弁の可動部に通過風量制限手段を設
け連通穴における通過風量を制限してもよい。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の蒸発燃料排出防止装置
は、差圧弁低圧側と燃料タンクとを連通可能とした連通
手段により差圧弁低圧側に流入した液状燃料は燃料タン
ク内に戻されるので、液状燃料は差圧弁低圧側に蓄積さ
れず差圧弁の開弁動作を円滑に行うことができる。ま
た、請求項2記載の蒸発燃料排出装置は、通過風量制限
手段により、燃料給油時連通手段を通して前記差圧弁低
圧側に流れる蒸発燃料の通過風量が制限されるので、燃
料給油終了まで差圧弁の開弁圧を保つことができキャニ
スタに蒸発燃料を導くことができる。また、通過風量制
限手段により、インレットパイプから大気に排出される
蒸発燃料排出量を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用燃料タンクの蒸発燃料排出防止装置に
関する全体図。
【図2】本発明に係わる蒸発燃料排出防止装置の実施例
を示し、(a)差圧弁の閉弁状態を表す図、(b)差圧
弁弁部の部分詳細図。
【図3】本発明に係わる蒸発燃料排出防止装置の実施例
を示し、差圧弁の開弁状態を表す図。
【図4】燃料給油時の燃料タンク内圧の状態を表す図。
【図5】従来技術を示す図。
【符号の説明】
20,220・・・・・燃料タンク 22,222・・・・・キャニスタ 50,250・・・・・差圧弁 52,252・・・・・差圧弁低圧側 54,254・・・・・差圧弁高圧側 80・・・・・・・・・連通穴(連通手段) 82・・・・・・・・・凸部(通過風量制限手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車用燃料タンクと、該燃料タンク内で
    発生した蒸発燃料を処理するキャニスタと、前記燃料タ
    ンクと前記キャニスタとを連結する経路と、該経路の途
    中に設けられ開閉動作により前記経路を連通遮断する差
    圧弁とを有し、前記差圧弁の低圧側を前記燃料タンクの
    給油口近傍と連通し、前記差圧弁の高圧側を前記燃料タ
    ンクと連通した蒸発燃料排出防止装置であって、前記差
    圧弁低圧側と前記燃料タンクとを連通可能とし前記差圧
    弁低圧側に流入した液状燃料を前記燃料タンク内に戻す
    連通手段を設けたことを特徴とする蒸発燃料排出防止装
    置。
  2. 【請求項2】燃料給油時、前記連通手段を通して前記差
    圧弁低圧側に流れる蒸発燃料の通過風量を制限する通過
    風量制限手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    蒸発燃料排出防止装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6058970A (en) * 1997-07-18 2000-05-09 Kyosan Denki Co., Ltd. Refueling vapor recovery system with differential pressure valve
JP2005299577A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Nifco Inc 燃料タンク用バルブ

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JP2005299577A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Nifco Inc 燃料タンク用バルブ

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