JPH0827633B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH0827633B2
JPH0827633B2 JP62159368A JP15936887A JPH0827633B2 JP H0827633 B2 JPH0827633 B2 JP H0827633B2 JP 62159368 A JP62159368 A JP 62159368A JP 15936887 A JP15936887 A JP 15936887A JP H0827633 B2 JPH0827633 B2 JP H0827633B2
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【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、自動伴奏を行うことができる電子楽器に
係り、特に、テンポに応じて伴奏音の音色を変化させる
ことができる電子楽器に関する。
「従来の技術」 自動伴奏音の音色を自動的に変化させ得る電子楽器と
して、自動伴奏のリズムパターンに応じた音色制御を行
うもの(実開昭62−38698号)や、鍵盤のタッチ強度に
応じた音色制御を行うもの(実開昭54−8926号)などが
知られている。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、リズムパターンに応じて音色制御を行
うものにあっては、リズムが定まると曲のイメージとは
かかわりなく、一義的に音色が定まってしまい、変化に
乏しいという欠点があった。この場合、音色選択スイッ
チ等により手動で音色を変えることはできるが、曲のイ
メージに関連して自動的に音色を変化させることはでき
なかった。
また、タッチの強弱で音色を変化するものにあって
は、高度な演奏方法が要求されるため、初心者には困難
となる問題があった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、
曲イメージに応じて伴奏音の音色が変化するとともに、
高度な演奏技術が不要な電子楽器を提供することを目的
としている。
「問題点を解決するための手段」 この発明は、上記問題点を解決するために、テンポ信
号を発生するテンポ信号発生手段と、このテンポ信号発
生手段から発生されるテンポ信号のスピードを制御する
テンポスピード制御手段と、前記テンポ信号に従って自
動伴奏用のパターンデータを発生するパターン発生手段
と、このパターン発生手段からのパターンデータに基づ
いて伴奏音を発生する自動伴奏音発生手段と、前記伴奏
音の音色を制御するための異なる複数の音色データを記
憶した記憶手段と、前記テンポスピード制御手段で制御
されるテンポ信号のスピードに応じて前記記憶手段に記
憶された音色データを選択的に読み出し、該読み出され
た音色データに基づき前記自動伴奏音発生手段で発生さ
れる伴奏音の音色を制御する音色制御手段とを具備する
ことを特徴としている。
「作用」 テンポスピード制御手段により曲のテンポを変化させ
ると、この変化後のテンポのスピードに対応した音色デ
ータが記憶手段から読み出され、この音色データに基づ
く伴奏音の音色制御が行われることにより、伴奏音の音
色が変わり、曲のイメージに応じた変化に富んだ演奏を
行うことができる。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明
する。
(1)実施例の構成 第1図は、この発明の一実施例の構成を示すブロック
図である。図において、1は装置各部を制御するCPU
(中央処理装置)であり、2はCPU1において用いられる
プログラムが記憶されたプログラムメモリである。3は
曲のテンポに応じた周期のテンポクロックTCLを発生す
るテンポクロック発生器であり、このテンポクロックTC
LはCPU1に割り込み信号として供給される。4は多数の
キーおよび各キーに対応して設けられたキースイッチか
らなる鍵盤であり、各キースイッチのキーオン/キーオ
フ信号がCPU1に供給されるようになっている。5はCPU1
の処理において用いられる種々のレジスタからなるレジ
スタ群である。以下に各レジスタについて説明する。
レジスタTEMPO:テンポクロックTCLの周期を決定する
テンポスピードデータTDが書き込まれるレジスタであ
り、このテンポスピードデータTDがCPU1を介してテンポ
クロック発生器3に供給されることにより、曲のテンポ
が設定される。
ここで、第2図にテンポスピードデータTDと曲のテン
ポとテンポクロックTCLとの関係を示す。
図示のように、レジスタTEMPO内のテンポデータTDは
「0」〜「63」の数値であり、毎分32拍〜280拍のテン
ポに対応している。また、1拍は8個のテンポクロック
TCLの周期に対応するようになっており、この結果、1
拍のうちにCPU1に対して8回の割り込みが行われる。
レジスタSEL:リズムの種類を選択するリズムセレクト
データが記憶されるレジスタであり、「0」〜「15」の
数値データが記憶される。すなわち、この実施例におい
ては、16種のリズムが選択し得るように構成されてい
る。
レジスタTEMPLOW:曲のテンポを第3図に示すように低
速、中速、高速の3領域に区切った際における低速領域
と中速領域との境界テンポ速度が書き込まれるレジスタ
である。このレジスタTMPLOWは、各リズム種類毎に設け
られている。これは、リズムによって曲の速さの感じか
たが異なることに鑑み、各リズムに合った境界値設定を
行うためである。
レジスタTMPHIGH:第3図に示すように、中速領域と高
速領域との境界テンポ速度が書き込まれるレジスタであ
り、上記レジスタTEMPLOWと同様に、各リズム種類毎に
設けられている。
レジスPTNO:この実施例においては、リズム種類毎に
異なるパターンによる自動伴奏を行うとともに、1つの
リズム種類においても、パターン1〜パターン3の3種
のリズムパターンを設定し、これを速度領域毎に切り換
えるようにしている。レジスタPTNOは、「1」〜「3」
のパターンナンバーが書き込まれるレジスタであり、CP
U1によるテンポ速度の検出結果に応じてその内容が書き
換えられる。
レジスタCLK:テンポクロックTCLをカウントするレジ
スタであり、「0」〜「31」の範囲でカウントを繰り返
す。
レジスタRUN:自動伴奏モードのときに「1」、自動伴
奏を行わないときに「0」が書き込まれるレジスタであ
る。
レジスタCHORD:鍵盤4の演奏にかかる和音情報が書き
込まれるレジスタであり、第4図に示すように、和音の
種類(メジャ、マイナ、セブンス等)と根音(C音,C#
音,D音……等)とを示すデータが書き込まれる。
レジスタTMPINIT:予め所望のテンポスピードデータが
プリセットされるレジスタであり、後述する操作によっ
て呼び出されると、その内容がCPU1を介してテンポクロ
ック発生器3に供給されるようになっている。このレジ
スタは、各リズムパターン毎に設けられている。
以上がレジスタ群5内の各レジスタの機能である。こ
こで、サンバとスゥイングのリズムの場合におけるレジ
スタTMPHIGH、レジスタTMPLOWおよびレジスタTMPINITの
設定例を第5図に示す。なお、第5図に示す括弧内の数
値は1分間当たりの拍数(拍/分)である。
次に、第1図に示す6は操作部であり、リズムの選択
を行うリズム選択スイッチ7、その他の操作を行う際に
用いられるスイッチ群8、およびUPスイッチ9a、DOWNス
イッチ9bから構成されている。UPスイッチ9aが押される
とレジスタTEMPOの内容が1インクリメントされ、DOWN
スイッチ9bが押されると、レジスタTEMPOの内容が1デ
クリメントされる。
10は、パターンメモリであり、自動伴奏に用いられる
種々の演奏パターンが記憶されている。ここで、第6図
は、パターンメモリ10の記憶内容を示す図であり、図示
のように、音色を指示するトーンデータTONEと、演奏パ
ターンに対応するパターンデータPATとが記憶されてい
る。トーンデータTONEは、リズムの種類毎に、かつ、速
度領域毎に設定されている。したがって、16×3個のト
ーンデータTONEが記憶されている。
パターンデータPATは、複数のキーコードからなるデ
ータであり、リズムの種類、和音の種類および速度領域
のそれぞれの組合せに対応する数だけ記憶されている。
ここで、キーコードとは、発音すべきキー(鍵)を指定
するコードである。
この場合、パターンデータPATは、1小節分のキーコ
ードが、曲の進行に応じて0〜31のエリアに記憶されて
おり、レジスタCLKの内容に応じて読出されるようにな
っている。
ここで、あるリズムにおける演奏パターンの例を第7
図に示す。同図(イ)、(ロ)、および(ハ)は、各々
当該リズムにおけるテンポ速度が低速領域、中速領域お
よび高速領域に対応する演奏パターン「1」,「2」,
「3」である。この場合、パターン「1」はオルガンの
音色、パターン「2」はピアノの音色、パターン「3」
はバンジョーの音色に設定されている。したがって、パ
ターンメモリ10に記憶される当該リズム用のパターンデ
ータは、 (i)トーンデータTONEが「オルガン」でパターンデー
タPATが第7図(イ)に対応するデータ、 (ii)トーンデータTONEが「ピアノ」でパターンデータ
PATが第7図(ロ)に対応するデータ、 (iii)トーンデータTONEが「バンジョー」でパターン
データPATが第7図(ハ)に対応するデータ、 の3種の組合せが記憶される。なお、第7図に示す例
は、複音のパターンの例である。このような複音を発生
する場合には、発音数分のパターンデータを用意する。
次に、第1図に示す11は、トーンジェネレータであ
り、パターンメモリ10からCPU1を介して適宜読出される
トーンデータTONEに応じた音色の楽音信号を作成し、か
つ、パターンデータPATに応じた演奏パターンの楽音信
号を作成する。この楽音信号は、サウンドシステム(図
示略)へ供給され、サウンドシステムにおいては、供給
された楽音信号に基づいて楽音(自動伴奏音)を発生す
る。
(2)実施例の動作 次に、上記構成によるこの実施例の動作について第8
図に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップSP1〜SP13は、メインルーチンであ
り、このルーチンのステップSP2においてイニシャライ
ズ処理が行われる。イニシャライズ処理においては、各
種レジスタRUN,CLK、SEL等の内容が「0」にリセットさ
れる。次に、ステップSP3においては、自動伴奏の開始
/停止を制御するスタート/ストップ・スイッチ(第1
図のスイッチ群8に設けられているスイッチ)がオンと
なっているか否かが判定される。この判定が「YES」の
場合は、ステップSP4に至り、ここで、レジスタRUNの内
容を反転する。上記処理によれば、スタート/ストップ
・スイッチが押される毎にレジスタRUNの内容が反転す
る。ステップSP4において、レジスタRUNの内容を反転し
た後は、ステップSP5においてレジスタCLKをリセットす
る。これは、自動演奏の開始タイミングを小節の先頭に
合わせるためである。次に、ステップSP5の処理後、ま
たは、ステップSP3の判定が「NO」となった後はステッ
プSP6に至り、UPスイッチ9aまたはDOWNスイッチ9bが押
されたか否かが判定される。この判定が「YES」の場合
は、テンポ変化サブルーチンSL1の処理を行った後にス
テップSP8に進み、「NO」の場合は直ちにステップSP8に
進む。
テンポ変化サブルーチンSL1は、同図に示すステップS
P40〜SP55からなるルーチンである。このルーチンにお
いては、まず、ステップSP41においてDOWNスイッチ9bが
オンか否かが判定される。この判定が「YES」の場合
は、ステップSP42に至り、UPスイッチ9aが押されたか否
かが判定される。この判定が「NO」の場合は、DOWNスイ
ッチ9bのみが押された場合であり、処理はステップSP43
を介してステップSP45に至り、レジスタTEMPOの内容を
1デクリメントする。ステップSP43は、レジスタTENPO
の内容が「0」より大きいか否かを判定する処理であ
り、「NO」の場合はデクリメント処理が行えないので、
直ちにメインルーチンへリターンする(ステップSP4
4)。
一方、ステップSP42の判定で「YES」となった場合
は、UPスイッチ9aとDOWNスイッチ9bとの双方が同時に押
された場合である。この際には、ステップSP46において
レジスタTENPOにレジスタTMPINIT(ただし、この時点に
おいて選択されているリズムに対応するもの)内のデー
タを書き込む。したがって、レジスタTENPOの内容は、
直前の値にかかわらず、レジスタTMPINITにプリセット
されたデータに書き換えられる。
また、ステップSP41で「NO」となった場合はステップ
SP47に至り、UPスイッチ9aがオンか否かが判定される。
この判定が、「NO」であればリターンし(ステップSP4
8)、「YES」であればステップSP49を介してステップSP
51に至り、レジスタTENPOの内容をインクリメントす
る。ステップSP49は、レジスタTENPOの内容が63より小
さいか否かを判定する処理であり、「NO」であればイン
クリメント処理が行えないので、直ちにメインルーチン
へリターンする(ステップSP50)。
以上の処理により、レジスタTENPOの内容は、UPスイ
ッチ9aおよびDOWNスイッチ9bの操作にしたがって、イン
クリメントあるいはデクリメントされるか、または、レ
ジスタTMPINITの内容が書き込まれる。
次に、ステップSP52においては、レジスタTENPO内の
データがレジスタTMPLOW(ただし、現時点において選択
されているリズムのもの)内のデータより小さいか否か
が判定される。この判定の結果が「YES」のときは、レ
ジスタTENPO内のデータが当該リズムにおいて低速領域
にあるデータであるから、ステップSP52に移ってレジス
タPTNOに「1」を書き込む。ステップSP52において「N
O」と判定された場合は、ステップSP56に移ってレジス
タTENPO内のデータがレジスタTMPHIGH内のデータより大
きいか否かが判定される。この判定が「YES」の場合
は、レジスタTENPO内のデータが高速領域にある場合で
あるので、ステップSP57に移ってレジスタPTNOに「3」
を書き込む。また、ステップSP56の判定が「NO」の場合
は、レジスタTENPO内のデータが中速領域にある場合で
あるので、ステップSP58に移ってレジスタPTNOに「2」
が書き込まれる。
以上の処理により、テンポスピードに応じたパターン
番号を指示するデータがレジスタPTNOに書き込まれる。
次に、ステップSP53に移り、レジスタTENPO内のデー
タをテンポクロック発生器3に供給し、テンポクロック
TCLの発生周期を設定する。そして、音色変更処理ルー
チンSL2の処理を行う。音色変更処理ルーチンSL2は、同
図に示すステップSP30〜SP32からなる処理であり、ステ
ップSP31においては、レジスタSELの内容およびレジス
タPTNOの内容に基づいて、パターンメモリ10内のトーン
データTONEを読出し、このトーンデータTONEをトーンジ
ェネレータ11に供給し、楽音信号の音色を制御する。こ
の処理後は、ステップSP32およびステップSP55を順次介
してメインルーチンへ戻る。
次に、ステップSP8においては、リズムセレクトスイ
ッチ7の状態に変化があったか否かが判定され、変化が
あった場合はステップSP9に移ってレジスタSEL内にリズ
ムセレクトスイッチ7の操作に応じた数値を書き込む。
次に、音色変更サブルーチンSL2の処理を行い、新たに
選択されたリズムに対応したトーンデータTONEを読出
し、トーンジェネレータ11に供給する。これにより、ト
ーンジェネレータ11から発生される楽音の音色が変化す
る。
この処理の後、または、ステップSP8において「NO」
と判定された後は、ステップSP11に移り、鍵盤4内のキ
ーにイベントがあったか否かが判定される。ここで、イ
ベントとは、キー状態の変化のことであり、オンからオ
フへの変化と、オフからオンへの変化とがある。そし
て、キーイベントがあった場合は、ステップSP12におい
てイベントに応じた発音処理を行うとともに、和音検出
を行い、この検出結果に基づいて和音種類と根音とをレ
ジスタCHORDに書き込む。ステップSP12の処理の後、ま
たは、ステップSP11で「NO」となった後は、ステップSP
13に移ってその他の処理を行い、再びステップSP3に移
る。以後は上記処理を繰り返す。
上述した各種処理によって、自動伴奏の処理に用いら
れる各レジスタの内容が適宜設定される。
一方、テンポクロック発生器3からは、レジスタTENP
Oの内容に対応した周期でテンポクロックTCLが出力さ
れ、CPU1に対し割り込みが行われる。そして、CPU1は割
り込みが発生する毎に割込処理ルーチンを実行する。割
込処理ルーチンは、第8図に示すステップSP20〜SP26か
らなる処理であり、自動伴奏処理である。このルーチン
では、まず、ステップSP21においてレジスタRUNが
「1」か否かが判定され、「1」でなければ直ちにメイ
ンルーチンへ戻る(ステップSP22)。自動伴奏のモード
でないからである。
ステップSP21の判定が「YES」の場合は、ステップSP2
3において、レジスタSEL,PTNO,CHORDの内容に対応する
パターンメモリ10内のパターンデータPATを選択し、か
つ、選択したパターンデータPATのうちレジスタCLKの値
に対応するアドレスのキーコードを読出す。そして、レ
ジスタCHORD内の根音データに基づいてキーコードを加
算する。次に、ステップSP24において、上記加算された
キーコードをトーンジェネレータ11に供給し、発音処理
を行う。この発音処理後は、ステップSP25においてレジ
スタCLKの内容を1インクリメントする。ただし、現時
点のレジスタCLKの内容が「31」の場合は「0」にリセ
ットする。すなわち、「0」〜「31」の範囲で周期的に
カウントアップする処理を行う。このステップSP25にお
いて、レジスタCLKをインクリメントした後は、ステッ
プSP26を介してメインルーチンへ戻る。
そして、上述したサブルーチンをテンポクロックTCL
が供給される毎に行い、これにより、自動伴奏が行われ
る。
なお、上記実施例においては、以下のような種々の変
形例が可能である。
同時発音用のパターンを複数設け、複音発音となるよ
うに構成してもよい。
上記実施例においては、音色とパターンとを同時に変
化させたが、音色を変化させるテンポ境界と、パターン
を変化させるテンポ境界とを各々別個に設定するよう構
成してもよい。
自動伴奏のみでなく、メロディ音を発生する回路を付
加してもよい。
伴奏データとしてのパターンPTをリズム伴奏用のリズ
ムパターンデータとし、リズム伴奏を変化させるように
構成してもよい。
レジスタTMPINITの設定値は、中速領域に限らず、低
速あるいは高速領域において設定してもよい。
上述した実施例においては、伴奏音の音色が、テンポ
スピードに応じて3段階に変化したが、これは2段階で
あっても、また、4段階以上であってもよい。
「発明の効果」 上述したように、この発明によれば、テンポ信号を発
生するテンポ信号発生手段と、このテンポ信号発生手段
から発生されるテンポ信号のスピードを制御するテンポ
スピード制御手段と、前記テンポ信号に従って自動伴奏
用のパターンデータを発生するパターン発生手段と、こ
のパターン発生手段からのパターンデータに基づいて伴
奏音を発生する自動伴奏音発生手段と、前記伴奏音の音
色を制御するための異なる複数の音色データを記憶した
記憶手段と、前記テンポスピード制御手段で制御される
テンポ信号のスピードに応じて前記記憶手段に記憶され
た音色データを選択的に読み出し、該読み出された音色
データに基づき前記自動伴奏音発生手段で発生される伴
奏音の音色を制御する音色制御手段とを具備したので、
同じ曲であっても、伴奏音の音色が曲のテンポに応じて
自動的に変化し、高度な演奏技術を用いることなく演奏
者のイメージ等に応じた変化に富んだ自動演奏を行うこ
とができる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例の構成を示すブロック
図、 第2図は、同実施例における曲のテンポとテンポクロッ
クとの関係を示す図、 第3図は、同実施例におけるテンポスピードの区分例を
示す図、 第4図は、同実施例における和音情報を示す概念図、 第5図は、同実施例における所定のレジスタの設定例を
示す図、 第6図は、パターンメモリ10の記憶内容を示す概念図、 第7図は、伴奏用パターンの一例を示す楽譜 第8図は、同実施例の動作を示すフローチャートであ
る。 1……CPU(中央処理装置:音色制御手段)、3……テ
ンポクロック発生器(テンポ発生手段)、9a……UPスイ
ッチ(テンポスピード制御手段)、9b……DOWNスイッチ
(テンポスピード制御手段)、10……パターンメモリ
(パターン発生手段)、11……トーンジェネレータ(自
動伴奏音発生手段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テンポ信号を発生するテンポ信号発生手段
    と、 このテンポ信号発生手段から発生されるテンポ信号のス
    ピードを制御するテンポスピード制御手段と、 前記テンポ信号に従って自動伴奏用のパターンデータを
    発生するパターン発生手段と、 このパターン発生手段からのパターンデータに基づいて
    伴奏音を発生する自動伴奏音発生手段と、 前記伴奏音の音色を制御するための異なる複数の音色デ
    ータを記憶した記憶手段と、 前記テンポスピード制御手段で制御されるテンポ信号の
    スピードに応じて前記記憶手段に記憶された音色データ
    を選択的に読み出し、該読み出された音色データに基づ
    き前記自動伴奏音発生手段で発生される伴奏音の音色を
    制御する音色制御手段と を具備することを特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】前記音色制御手段は、テンポスピードを高
    速、中速、低速の3段階に区分し、各スピードに応じた
    3段階の音色制御を行うことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の電子楽器。
  3. 【請求項3】前記音色制御手段は、選択されているリズ
    ム種類に対応して決定される境界テンポスピードにより
    テンポスピードの全範囲を複数の段階に区分し、上記テ
    ンポスピード制御手段によるテンポスピードに応じた複
    数段階の音色制御を行うことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の電子楽器。
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