JPH082746Y2 - トラックボール信号入力装置 - Google Patents

トラックボール信号入力装置

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JPH082746Y2
JPH082746Y2 JP1988014595U JP1459588U JPH082746Y2 JP H082746 Y2 JPH082746 Y2 JP H082746Y2 JP 1988014595 U JP1988014595 U JP 1988014595U JP 1459588 U JP1459588 U JP 1459588U JP H082746 Y2 JPH082746 Y2 JP H082746Y2
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JP
Japan
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pulse
trackball
frequency
input device
signal input
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JP1988014595U
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JPH01120245U (ja
Inventor
佐内 浜口
真奈美 角谷
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神鋼電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、コンピュータの位置指令入力装置として使
用されるトラックボールの信号処理回路に関するもので
ある。
[従来の技術] 近時、コンピュータで画像処理や位置制御を行うことが
多くなっており、それにつれ、命令、データの入力装置
として、マウス、トラックボール等が使用されるように
なっている。
第3図はトラックボール信号入力装置の一例で、XYテ
ーブルのX軸、Y軸の位置指令を行うもののブロック図
であり、1はトラックボール発信器、2はマイクロコン
ピュータ、3a,3bはI/Oポート、4a,4bは歩進計数回路と
しての偏差カウンタ、5a,5bはD/Aコンバータである。6
はXYテーブルであって、ドライバ7a,7b、モータ8a,8b、
ボールネジ9a,9bより構成されている。ここで、添字a
はX軸の制御系、添字bはY軸の制御系の装置であるこ
とを示す。
第3図において、手操作によりトラックボール発信器
1が机上で横方向に移動させられるとXパルス1aが生成
し、I/Oポート3aを経由して偏差カウンタ4aに入りパル
ス数の積算が行われて、その積算結果はD/Aコンバータ5
aによりアナログ信号として出力され、X軸ドライバ7
a、X軸モータ8a、X軸ボールネジ9aを駆動してXYテー
ブル6のX方向の位置決めを行う。
トラックボール発信器1が机上で縦方向に移動させら
れるとYパルス1bが生成し、I/Oポート3bを経由して偏
差カウンタ4bに入りパルス数の積算が行われて、その積
算結果はD/Aコンバータ5bによりアナログ信号として出
力され、Y軸ドライバ7b、Y軸モータ8b、Y軸ボールネ
ジ9bを駆動してXYテーブル6のY方向の位置決めを行う
ようにされている。
[解決しようとする課題] しかしながら、上記のトラックボール信号入力装置に
は次のような問題点がある。
(1)大スパン指令が煩雑で時間がかかる。
すなわち、位置決め精度が高度となるにつれて位置段
階数が著しく大きくなってきており、それにつれて入力
すべき歩進指令数も増大しトラックボールを何回も操作
しないとテーブル一端から他端までの移動ができないよ
うになってきている。
本考案は上記の問題点を解決しようとするもので、ト
ラックボール操作移動を繰り返すことなく大スパンの移
動指令が行えるトラックボール信号入力装置を得ること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記目的を達成するため、歩進計数回路の前
段に、トラックボール出力パルスの周波数を当該出力パ
ルス入力周期から演算してこの出力パルス周波数が予め
区分した複数の所定周波数範囲のどの周波数範囲にある
かを判定し、周波数範囲毎に予め設定されている個数の
追加パルスを前記歩進計数回路に追加挿入するパルス挿
入手段を設け、 上記追加パルスの追加挿入は、上記入力周期を上記予
め設定されている周波数で除算した時間の経過毎に行な
う構成とした。
[作用] トラックボールの単位移動距離あたりの生成パルス数
を多くすれば、前記問題の解決の1方策となるが、あま
り大きくすると位置の細密調整が困難となるので、常識
的な値とせざるを得ない。
本考案は、パルス間隔時間に情報性をもたせることに
よって達成されたもので、大スパンの移動を操作者が意
図するときは、トラックボールを速やかに移動させるよ
うに取り決めを行い、信号入力装置においては、パルス
到着時間間隔を監視し、その間隔時間が所定値より短け
ればパルスを追加発生して歩進計数回路のカウンタを急
進させるパルス挿入手段を設けている。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面により詳細に説明す
る。なお、記述の符号は同一の部分を示しており説明を
省略する。
第1図は一実施例としてのトラックボール信号入力装
置のブロック図であって、10a,10bはトラックボール発
信器1の生成するパルスの時間間隔を判断して偏差カウ
ンタ4a,4bに追加パルスを挿入出力するパルス挿入手段
である。ここで、添字aはY軸の制御系、添字bはY軸
の制御系の装置であることを示す。
本実施例においては、パルス挿入手段10a,10bの機能
はマイクロコンピュータ2のプログラムで実現される。
第2図(a)〜(h)は同プログラムのフローチャート
で、そのうちの(a)はメインルーチンであり、 ステップ31で、Xパルス処理ルーチンが実行され、 ステップ32で、Yパルス信号ルーチンが実行されて、
その後ステップ31に戻って実行が繰返される。
第2図(b)はXパルス処理ルーチンであり、 ステップ33では、ステップ61(同図(f))で得られ
たトラックボールの周波数Δfxを後述の第1表の範囲判
定値f1と比較し、Δfxが大きければステップ35に行き、
小さければ、 ステップ34で、追加パルス周波数Nxを0と設定し、ス
テップ40へ行く。
ステップ35では、Δfxを第1表の範囲判定値f2と比較
し、Δfxが大きければステップ37に行き、小さければ、 ステップ36で、追加パルス周波数Nxに第1表のN1を設
定し、ステップ40へ行く。
ステップ37では、Δfxを第1表の範囲判定値f3と比較
し、Δfxが大きければステップ39に行き、小さければ、 ステップ38で、追加パルス周波数Nxに第1表のN2を設
定し、ステップ40へ行く。
ステップ39で、追加パルス周波数Nxに第1表のN3を設
定する。
ステップ40で、Xパルス出力処理ルーチンを呼び、本
ルーチンを終了する。
第2図(c)はYパルス処理ルーチンであり、 ステップ41では、ステップ64(同図(g))で得られ
たトラックボールの周波数Δfyを第1表の範囲判定値f1
と比較し、Δfyが大きければステップ43に行き、小さけ
れば、 ステップ42で、追加パルス周波数Nyを0と設定し、ス
テップ48へ行く。
ステップ43では、Δfyを第1表の範囲判定値f2と比較
し、Δfyが大きければステップ45に行き、小さければ、 ステップ44で、追加パルス周波数Nyに第1表のN1を設
定し、ステップ48へ行く。
ステップ45では、Δfyを第1表の範囲判定値f3と比較
し、Δfyが大きければステップ47に行き、小さければ、 ステップ46で、追加パルス周波数Nyに第1表のN2を設
定し、ステップ48へ行く。
ステップ47で、追加パルス周波数Nyに第1表のN3を設
定する。
ステップ48で、Xパルス出力処理ルーチンを呼び、本
ルーチンを終了する。
第2図(d)はXパルス出力処理ルーチンであり、 ステップ49では、追加パルス周波数Nxが0かどうかチ
ェックし、0であれば本ルーチンを終了し、0でなけれ
ば、 ステップ50で、tintvx=Δtx/Nxの計算を行い、 ステップ51では、txf=T+tintvxの計算を行う。
ステップ52では、タイマ割込みルーチンによりTがtx
fとなるのを待ち、 ステップ53で、Xパルスを1つ出力して本ルーチンを
終了する。
第2図(e)はYパルス出力処理ルーチンであり、 ステップ54では、追加パルス周波数Nyが0かどうかチ
ェックし、0であれば本ルーチンを終了し、0でなけれ
ば、 ステップ55で、tintvy=Δty/Nyの計算を行い、 ステップ56では、txf=T+tintvyの計算を行う。
ステップ57では、タイマ割込みルーチンによりTがty
fとなるのを待ち、 ステップ58で、Xパルスを1つ出力して本ルーチンを
終了する。
第2図(f)はXパルス割込み処理ルーチンであり、 ステップ59では、Δtx=T−txbの計算を行い、 ステップ60では、txb=Tとおき、 ステップ61では、トラックボール周波数Δfxの計算を
行って本ルーチンを終了する。
Δfx=1/Δtx 第2図(g)はYパルス割込み処理ルーチンであり、 ステップ62では、Δty=T−tybの計算を行い、 ステップ63では、tyb=Tとおき、 ステップ64では、トラックボール周波数Δfyの計算を
行って本ルーチンを終了する。
Δfy=1/Δty 第2図(h)はタイマ割込み処理ルーチンであり、 ステップ65で、T=T+1としてタイマのカウントを
進めて、本ルーチンを終了する。
第1表は、ステップ33,35,37,41,43,45における数値N
x,Nyの選択のための周波数変換テーブルで、マイクロコ
ンピュータ2のメモリ上に設けられており、f1<f2<f3
およびN1<N2<N3とされている。
本考案の装置はこのように構成されており、次のよう
に動作する。
(1)トラックボール発信器1のパルス割込みによって
トラックボールの周波数Δfを決定する。
(2)マイクロコンピュータ2の内部の周波数変換テー
ブル(第1表)を参照し、対応した追加パルス周波数N
を決定する。
(3)追加パルス周波数Nに依存する間隔でパルスを偏
差カウンタ4に追加出力する。
(4)(1)〜(3)の手順をリアルタイムに実行す
る。
このようにして、本実施例の装置により、XYテーブル
のテーブルを長距離移動させるときは、トラックボール
発信器を速く動かすことにより多数のパルスが歩進計数
回路に付加出力され速やかにテーブルを移動させるの
で、入力時間が短縮され操作距離が減少できてトラック
ボールの取扱操作性が大幅に向上する。
[考案の効果] 本考案のトラックボール信号入力装置は、歩進計数回
路の前段に、トラックボール出力パルスの間隔を計時し
て計時された出力パルス間隔が所定時間より短いとき1
つあるいは複数箇のパルスを前記歩進計数回路に追加挿
入するパルス挿入手段が設けられたので、トラックボー
ルを速やかに移動させれば大スパンの移動指令も僅かな
移動操作で行え、緩やかな移動では従来通りの精密な指
令が行えて、トラックボールの操作性が大幅に向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例としてのトラックボール信号入力装置
のブロック図、第2図(a)〜(h)は同実施例入力装
置のパルス挿入手段の機能プログラムのフローチャー
ト、第3図は従来のトラックボール入力装置のブロック
図である。 1……トラックボール発信器、2……マイクロコンピュ
ータ、3a,3b……I/Oポート、4a,4b……偏差カウンタ、5
a,5b……D/Aコンバータ、6……XYテーブル、7a,7b……
ドライバ、8a,8b……モータ、9a,9b……ボールネジ、10
a,10b……パルス挿入手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】人手操作によるボールの回転に対応してパ
    ルスを発信するトラックボール発信器の出力パルスを歩
    進計数回路で計数処理した結果を他回路への制御信号と
    して出力するトラックボール信号入力装置において、 前記歩進計数回路の前段に、前記出力パルスの周波数を
    当該出力パルスの入力周期から演算してこの出力パルス
    周波数が予め区分した複数の所定周波数範囲のどの周波
    数範囲にあるかを判定し、周波数範囲毎に予め設定され
    ている個数の追加パルスを前記歩進計数回路に追加挿入
    するパルス挿入手段を有し、 上記追加パルスの追加挿入は、上記入力周期を上記予め
    設定されている周波数(0である場合は含まない)で除
    算した時間の経過毎に行なわれることを特徴とするトラ
    ックボール信号入力装置。
JP1988014595U 1988-02-08 1988-02-08 トラックボール信号入力装置 Expired - Lifetime JPH082746Y2 (ja)

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JP1988014595U JPH082746Y2 (ja) 1988-02-08 1988-02-08 トラックボール信号入力装置

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JPH01120245U JPH01120245U (ja) 1989-08-15
JPH082746Y2 true JPH082746Y2 (ja) 1996-01-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0720824Y2 (ja) * 1986-02-26 1995-05-15 セイコーエプソン株式会社 ロ−タリ−スイッチ構造

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