JPH08272975A - パターン傾き補正装置及び方法 - Google Patents

パターン傾き補正装置及び方法

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JPH08272975A
JPH08272975A JP7071284A JP7128495A JPH08272975A JP H08272975 A JPH08272975 A JP H08272975A JP 7071284 A JP7071284 A JP 7071284A JP 7128495 A JP7128495 A JP 7128495A JP H08272975 A JPH08272975 A JP H08272975A
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JP
Japan
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image
affine
circuit
data
correlation value
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Pending
Application number
JP7071284A
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English (en)
Inventor
Yoshiko Kawashima
佳子 川島
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 傾きがが存在する画像の傾斜角度を検出し画
像の傾き補正を行う。 【構成】 対象パターン部分を光電スキャナ1によって
映像信号aに変換し、A/D変換回路2でデジタル信号
bに変換した後、画像メモリ3に記憶させておく。画像
メモリ3に記憶したデジタル画像をアフィン変換回路4
で微小角づつ回転させアフィン変換画像のデータdを出
力する。アフィン変換画像を投影回路5で投影し相関値
算出回路6でこの投影データと基準投影データの相関値
を算出し、相関値算出結果fを相関値算出結果メモリ7
に記憶させる。傾斜角度算出回路8で種々の角度で回転
させた複数のアフィン変換画像についての相関知の内最
大のものに対応する回転角度を対象パターンの傾斜角度
gとし、画像データ傾斜角度補正回路9で画像データc
に対し傾きの補正を行い、傾き補正画像データhを出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パターンを撮像し、そ
の対象とするパターンの撮像画像の傾斜角度を検出して
傾きを補正するパターン傾き補正装置及び方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のパターン傾き補正装置は、帳票の
端や帳票の罫線を検出するなど、帳票などの全体の画像
データから傾斜角度を検出していた。また、帳表の4隅
に設けたエッジマークの少なくとも2つを光学読取装置
で検出し、帳票上のエッジマークの位置を指定する情報
を参照して帳票の傾きを算出していた(特開昭62−1
60591)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のパター
ン傾き検出方法は、帳票全体の画像データを必要とする
ため、広範囲の視野を持つ光学系が必要となり、帳票の
一部のパターンを補正するときは、視野の狭い光学系で
撮像し直すなどの手間がかかっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のパターン傾き補
正装置は、対象パターンを撮像する撮像装置と、前記撮
像装置に撮像されデジタル変換されたデジタル画像を記
憶する画像メモリと、前記画像メモリに記憶されたデジ
タル画像を任意の角度回転させたアフィン変換画像を得
るアフィン変換回路と、前記アフィン変換画像の画像デ
ータを投影方向に投影した投影データを得る投影回路
と、前記投影データと前記画像メモリ上の基準パターン
の画像データを前記投影方向に投影して得るべき基準投
影データとの相関値を算出する相関値算出回路と、前記
画像メモリに記憶されたデジタル画像を複数の角度で回
転させて得た複数の前記アフィン変換画像についての複
数の前記相関値を記憶する相関値算出結果メモリと、こ
の相関値算出結果メモリに記憶した相関知の内の最大の
ものに対応するデジタル画像の回転角度を前記対象パタ
ーンの傾斜角度とする傾斜角度算出回路とを含んで構成
され、相関値算出結果メモリは一定の角度差で変化する
複数の角度で画像メモリに記憶されたデジタル画像を回
転させて得た複数の前記アフィン変換画像についての相
関値算出回路で算出した複数の相関値を記憶するように
してもよく、さらに傾斜角度算出回路で得た傾斜角度だ
け逆に画像メモリに記憶されたデジタル画像を回転させ
る画像傾斜角度補正回路を備えてもよい。
【0005】本発明のパターン傾き補正方法は、対象パ
ターンを撮像したデジタル画像を複数の角度で回転させ
て得た複数のアフィン変換がぞれぞれについて画像デー
タを投影方向に投影した複数の投影データを求め、この
複数の投影データをそれぞれと基準パターンのデジタル
画像の画像データを前記投影方向に投影して得るべき基
準データとの複数の相関知の内で最大のものに対応する
前記アフィン変換画像を得るための回転角度を前記対象
パターンの傾斜角度とすることを特徴とする。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0007】図1は、本発明の一実施例のパターン傾き
補正装置を示すブロック図である。
【0008】本実施例は、対象パターンを撮像して映像
信号aを出力する光電変換スキャナ1と、映像信号aを
入力しデジタル信号bを出力するA/D変換回路2と、
デジタル信号bを入力し画像データcを出力する画像メ
モリ3と、画像データcを入力し、画像メモリ3に記憶
されたデジタル画像を回転させたアフィン変換画像の画
像データdを出力するアフィン変換回路4と、アフィン
変換画像データdを入力し投影データを出力する投影回
路5と、投影データeを入力し基準投影データとの相関
値を算出しその結果fを出力する相関値算出回路6と、
相関値算出回路6からの相関値算出結果fを入力し記憶
する相関値算出結果メモリ7と、相関値算出結果メモリ
7に記憶した相関値算出結果fを入力し対象パターンの
傾斜角度gを出力する傾斜角度算出回路8と、傾斜角度
gを入力し傾き補正画像データhを出力する画像データ
傾斜角度補正回路9とで構成される。
【0009】ここで、光電変換スキャナ1は、対象パタ
ーンの画像を入力し映像信号aを出力する。A/D変換
回路2では、映像信号aを入力しアナログの画像データ
のデジタル信号bを出力する。画像メモリ3ではデジタ
ル信号bを記憶しておきデジタル画像の画像データcを
出力する。
【0010】アフィン変換回路4では画像データcによ
るデジタル画像を微小角度回転させアフィン変換画像デ
ータdを出力する。投影回路5ではアフィン変換画像デ
ータdをアフィン変換画像の横方向であるX軸方向、ま
たは縦方向のY軸方向に投影させ、投影データe(デジ
タル画像の画素の濃淡値(例えば0〜255)をX軸方
向(またはY軸方向)にたし込んだ値をX軸方向(また
はY軸方向)全画素系列について求めたデータ)を出力
する。
【0011】図2(a)及び図3(a)は、対象パター
ンとして集積回路装置のリードを光電変換スキャナ1で
撮像した時のアフィン変換画像を示し、集積回路装置本
体12に側辺に配置されたリード11の画像で、リード
11の画像が特に明るい列設された4つの矩形パターン
をなし、本体12及びその他背景部分は暗い画像となっ
ている。図2(a)はリード11の画像がアフィン変換
画像の全体に対し傾いている場合であり、図2(b)は
その画像をY軸方向に投影した投影データeを示してい
る。図3(a)はリード11の画像がアフィン変換画像
に対し全く傾いていない場合で、図3(b)はその画像
をY軸方向に投影した投影データeを示している。
【0012】相関値算出回路6では各投影データと基準
データとの相関値を算出する。図4は相関値算出の基準
となる基準投影データの図である。
【0013】基準投影データはリード11がなす4つの
矩形パターンがデジタル画像中に全く傾きなく配置され
たものとして計算により得る。または、実際のリード1
1を傾きなく配置して光電変換スキャナ1で撮像し実測
して得た例えば図3(b)のデータを基準投影データと
して用いてもよい。図2(a)及び図4を用いて相関値
の算出を説明すると、アフィン変換画像およびデジタル
画素の横方向に0からN番目までの画素列があり、これ
ら画素列に端から順番に付けた番号をkとし、投影回路
5で得た投影データをfi(k)、基準投影データをf
s(k)とすると、
【0014】
【0015】アフィン変換回路4から相関値算出回路6
までのプロセスをデジタル画像を微小角度ずつ変化させ
て回転させることを全角度に対して繰り返し、全ての角
度についての相関値算出結果fを相関値算出結果メモリ
7に記憶させておき、傾斜角度算出回路8ではメモリ7
に記憶した全ての相関値算出結果fの中で相関値が最大
になった時の回転角度を対象パターンの傾斜角度とす
る。
【0016】画像データ傾斜角度補正回路9では画像デ
ータcに対し、デジタル画像を傾斜角度算出回路8で算
出された傾斜角度だけ逆に回転させるような補正を行
い、傾き補正画像データhを出力する。
【0017】なお、本発明はまず大きな角度差で変化さ
せた複数の角度でデジタル画像を回転させ、それぞれの
回転角度で投影データと基準投影データとの相関値を求
め、これら相関値の内の最大のものと2番目に大きいも
のに対応するデジタル画像の回転角の間で微小な角度差
で変化させた複数の角度でデジタル画像を回転させて対
象パターンの傾斜角度を求めるようにしてもよい。また
対象パターンの傾きがある範囲内に限定されている場合
は、一定の角度内にデジタル画像の回転を限定して対象
パターンの傾斜角度を求めてもよい。
【0018】対象パターンとしては集積回路装置のリー
ドに限定されず、対象物に印刷された所定の形状のマー
ク等であってもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明は、帳票の端や罫線など、帳票全
体の画像データから傾きを検出する方法の場合に必要と
なる広範囲における視野の画像データは必要とせず、対
象パターンの画像を種々の角度で回転したアフィン変換
画像の投影データと基準投影データとの相関値を算出
し、相関値が最大となった時の画像の回転角度を対象パ
ターンの傾斜角度とし全体の画像データを補正すること
により、より少ない画像データで、迅速かつ正確に傾き
の存在する画像を補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】(a)は対象パターンが傾いたアフィン変換回
路4によるアフィン変換画像で、(b)はその画像デー
タをY軸方向に投影した投影データの図である。
【図3】(a)は対象パターンが傾いていないアフィン
変換回路によるアフィン変換画像で、(b)はその画像
データをY軸方向に投影した投影データの図である。
【図4】相関値算出回路6の相関値算出の基準となる基
準投影データの図である。
【符号の説明】 1 光電変換回路 2 A/D変換回路 3 画像メモリ 4 アフィン変換回路 5 投影回路 6 相関値算出回路 7 相関値算出結果メモリ 8 傾斜角度算出回路 9 画像データ傾斜角度補正回路 a 映像信号 b デジタル信号 c 画像データ d アフィン変換画像データ e 投影データ f 相関値算出結果 g 傾斜角度 h 傾き補正画像データ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象パターンを撮像する撮像装置と、前
    記撮像装置に撮像されデジタル変換されたデジタル画像
    を記憶する画像メモリと、前記画像メモリに記憶された
    デジタル画像を任意の角度回転させたアフィン変換画像
    を得るアフィン変換回路と、前記アフィン変換画像の画
    像データを投影方向に投影した投影データを得る投影回
    路と、前記投影データと前記画像メモリ上の基準パター
    ンの画像データを前記投影方向に投影して得るべき基準
    投影データとの相関値を算出する相関値算出回路と、前
    記画像メモリに記憶されたデジタル画像を複数の角度で
    回転させて得た複数の前記アフィン変換画像についての
    複数の前記相関値を記憶する相関値算出結果メモリと、
    この相関値算出結果メモリに記憶した相関値の内の最大
    のものに対応するデジタル画像の回転角度を前記対象パ
    ターンの傾斜角度とする傾斜角度算出回路とを含むこと
    を特徴とするパターン傾き補正装置。
  2. 【請求項2】 相関値算出結果メモリは一定の角度差で
    変化する複数の角度で画像メモリに記憶されたデジタル
    画像を回転させて得た複数の前記アフィン変換画像につ
    いての相関値算出回路で算出した複数の相関値を記憶す
    る請求項1記載のパターン傾き補正装置。
  3. 【請求項3】 傾斜角度算出回路で得た傾斜角度だけ逆
    に画像メモリに記憶されたデジタル画像を回転させる画
    像傾斜角度補正回路を備えた請求項1又2記載のパター
    ン傾き補正装置。
  4. 【請求項4】 対象パターンを撮像したデジタル画像を
    複数の角度で回転させて得た複数のアフィン変換がぞれ
    ぞれについて画像データを投影方向に投影した複数の投
    影データを求め、この複数の投影データをそれぞれと基
    準パターンのデジタル画像の画像データを前記投影方向
    に投影して得るべき基準データとの複数の相関値の内で
    最大のものに対応する前記アフィン変換画像を得るため
    の回転角度を前記対象パターンの傾斜角度とすることを
    特徴とするパターン傾き補正方法。
JP7071284A 1995-03-29 1995-03-29 パターン傾き補正装置及び方法 Pending JPH08272975A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10206134A (ja) * 1997-01-17 1998-08-07 Matsushita Electric Works Ltd 画像処理による位置検出方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0670236A (ja) * 1992-08-21 1994-03-11 Fuji Photo Film Co Ltd 放射線画像の位置合せ方法

Patent Citations (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980303