JP4489848B2 - テレビフィルム走査における画像ステディネスエラーの補正方法及びテレビ画像内の所定の画像対象物のモーションシーケンスの変化方法並びに前記補正方法を実施するための装置 - Google Patents

テレビフィルム走査における画像ステディネスエラーの補正方法及びテレビ画像内の所定の画像対象物のモーションシーケンスの変化方法並びに前記補正方法を実施するための装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4489848B2
JP4489848B2 JP25971696A JP25971696A JP4489848B2 JP 4489848 B2 JP4489848 B2 JP 4489848B2 JP 25971696 A JP25971696 A JP 25971696A JP 25971696 A JP25971696 A JP 25971696A JP 4489848 B2 JP4489848 B2 JP 4489848B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
image
input
output
video signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25971696A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09116809A (ja
Inventor
アイバーガー ベルトルト
ベッケンバッハ アルノ
フィリップ クルト−ハイナー
レーヴ アンドレアス
ヴェントラント ブローダー
ヘルフェト トーマス
ボンゼ トーマス
パシェダーク ヴォルフガング
レオナルト トーマス
Original Assignee
ベーテーエス ホールディング インターナショナル ベー ヴィ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ベーテーエス ホールディング インターナショナル ベー ヴィ filed Critical ベーテーエス ホールディング インターナショナル ベー ヴィ
Publication of JPH09116809A publication Critical patent/JPH09116809A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4489848B2 publication Critical patent/JP4489848B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/222Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
    • H04N5/253Picture signal generating by scanning motion picture films or slide opaques, e.g. for telecine

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビフィルム走査における画像ステディネスエラー(安定性誤り、障害)補正の方法、この方法においてはフィルムフレーム(画像)によって変調された光がビデオ信号に変換され、そしてここにおいてはフレーム(画像)位置を規準にして、ビデオ信号内の画像コンポーネントが補正信号によって補正される、に関する。本発明はまた、その方法を実施するための装置にも関する。
【0002】
【従来の技術】
フィルムスキャナはフィルム上に蓄積された光学フレーム(画像)をビデオ信号に変換する。ビデオ信号を得るために、ステディネスエラー(安定性誤り、障害)のない画像コンテンツ(内容)を用いて、走査処理およびイルミネーション処理の間、正確に同じ方法で、各フィルムフレーム(画像)は機械的に位置決めされなければならない。単独のフィルムフレーム(画像)は普通、ピンレジストレーションによって位置決めされ、ここにおいてはフィルムのエッジにおけるスプロケット穴の位置が検出され、そして評価される。しかし、機械的な不正確さによって、ピンレジストレーションは、不完全な結果を招くものであり、そのため、多少の乱れのある水平、垂直、一方向性のおよび/または回転性の画像ステディネスエラー(安定性誤り、障害)が表示されるビデオイメージに見られる。それらの画像ステディネスエラー(安定性誤り、障害)のいくつかは、そのような画像ステディネスエラー(安定性誤り、障害)がたとえば、スプロケット穴の破損、フィルムの不規則性、フィルムのつなぎ、フィルム供給速度の変動、またはスプロケット穴の剥離によるものであると知られている。
【0003】
水平方向においてスプロケット穴のエッジを光学的に走査し、そして発生されたエッジ信号から補正信号を得るような、フライングスポット原理に基づいてテレビ映画スキャナにおける画像ステディネスエラー(安定性誤り、障害)を除去することはすでに提案されている(米国特許第4,104,680号)。この補正信号は、走査されるべきフィルム上のTVフレーム(画像)を投射する走査チューブの走査ビームの水平偏向をシフトさせる。しかし、この補正方法は、フィルムを走査するCCDラインセンサを用いるフィルムスキャナには使用することができない。光学スプロケット穴走査のさらなる欠点は、標準それ自体がすでにスプロケット穴とフィルムフレーム(画像)との間でより大きな位置偏りを許容しているため、スプロケット穴の正確な空間的位置が決められた場合でも、個々のフィルムフレーム(画像)の位置はラインの高さの約プラス/マイナス0.1倍の望ましい正確度をもって決めることが出来ないということである。フィルムフレーム(画像)を位置決めするための規準としてのスプロケット穴の位置がテレビフィルム走査処理に用いられるような方法で画像ステディネスエラー(安定性誤り、障害)を補正するための信号が得られるのであれば、フレーム(画像)安定結果は満足出来ないものであると結論することが出来る。
【0004】
米国特許第5,194,958号は、画像ステディネスエラー(安定性誤り、障害)を補正する(またはフィルムウィーブ補正する)方法を開示しており、そこではフレーム(画像)安定のための補正信号が、隣接するフレーム(画像)間のギャップにおいてフィルム上に設けられたL形マークから得られる。この補正信号は、たとえばディジタルビデオ効果装置のようなビデオ信号プロセッサを制御する。市場で入手出来るフィルムには、L形マークが設けられていないため、特別のフィルムだけがこの公知の方法により画像ステディネスに関して補正されることが出来る。
【0005】
第GB2,187,913A号もまた、画像ステディネスエラー(安定性誤り、障害)を検出する装置を開示しており、ここではモーションベクトル測定回路がフィルムスキャナのビデオ信号から変位信号を生じさせ、この変位信号は連続するフレーム(画像)間の水平および垂直オフセットを表現するものである。変位信号はフィルムスキャナのビデオ信号を補間する2次元補間器を制御するが、そのモーションコンテンツ(内容)がフレーム(画像)オフセット、フレーム(画像)拡大、または縮小、またはシーンの変化を基にしたフレーム(画像)は除かれる。モーションベクトル測定においては、隣接するラインおよびフレーム(画像)の間の特異性と同様、ライン内の隣接するピクセル間の特異性が決められる。ステディネスエラー(安定性誤り、障害)を表す補正信号を発生するために、モーションベクトル測定回路内で得られた変位信号が、簡潔なテーラー展開を基にした計算を行うために提供される。この公知の装置の欠点は、十分に正確な範囲にフレーム(画像)位置を安定させるためには適さないということである。しかし、特別な欠点は、多数の所定の画像コンテンツ(内容)がある時に、補正信号が発生されることが阻まれるということである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
画像信号におけるステディネスエラー(安定性誤り、障害)の著しく精確な補正(極めて正確なウィービングweaving補正)を可能とするような、発明の属する技術分野に記載の型式の方法および装置を提供することが本発明の目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、この課題は、第1段階においてフィルム走査によって得られたビデオ信号の画像コンテンツ(内容)の少なくとも1つのサンプル(パターン)エリアが構造認識(検出)によって決められ、そのサンプル(パターン)エリアは、画像コンテンツ(内容)の湾曲(状態)に相当し、第2段階においては、これが決められたサンプル(パターン)エリアが順次連続する(シーケンシャル)フレーム(画像)のサーチエリアにおいて認識(検出)出来るかどうかを比較によってチェックされ、第3段階において、サンプル(パターン)エリアが順次連続する(シーケンシャル)フレーム(画像)において再び認識(検出)された時にモーションベクトル信号が発生され、このモーションベクトル信号は認識(検出)されたサンプル(パターン)エリアの位置から、決められたサンプル(パターン)エリアの位置の偏りの移動の方向および大きさを規定し、第4段階においては、変換関数のパラメータがモーションベクトル信号によって決められ、次の第5段階においては、部分移動に相当するモーションベクトル信号が、変換関数をモーションベクトルと比較することによって認識(検出)され、そして除去され、必要であれば第4および第5段階は何度でも実行され、第6段階においては、変換関数の時間的シーケンスを考慮することにより、補正信号が得られ、そして第7段階においては、それら補正信号が制御装置に加えられ、それら信号は画像信号における安定エラーを補正する。
【0008】
本発明による方法は、フィルム上のスプロケット穴または特定のマークの場所に関わりなく、ステディネスエラー(安定性誤り、障害)の精密な補正のための信号がフィルムフレーム(画像)の画像コンテンツ(内容)から直接的に得ることが出来るという利点を有している。単なる規準は、フィルム上に蓄積されているフレーム(画像)の画像コンテンツ(内容)における湾曲(状態)の移動の程度である。本発明による方法の使用は、カメラのパンによって、またはカメラのズームセッティングの変化によって、フレーム(画像)からフレーム(画像)に全体の画像コンテンツ(内容)を変化するときにも、画像ステディネスエラー(安定性誤り、障害)の信頼出来る検出を可能とするということは、特別な利点である。
【0009】
サーチエリアにおける周期的に構成される画像エリア、またはしばしば認識(検出)されるサンプル(パターン)エリア内のモーション測定を基にする不明瞭な結果を除くため、本発明による方法の別の実施例は、第2段階を実施する前に、決められたサンプル(パターン)エリアに相当する信号がローパスフィルタ動作を経るということで特徴づけられる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明による方法を実施するための1つの改善的な装置は、フィルムスキャナのビデオ信号が加えられる入力および、加えられたビデオ信号の画像コンテンツ(内容)における検出されたエッジを表す構造信号がここから供給される出力を持つ、構造信号を発生するための装置と、順次連続する(シーケンシャル)フレーム(画像)における構造信号によって特徴づけられる画像コンテンツ(内容)においてサンプル(パターン)を認識(検出)する装置と、より大きなサーチエリアにおいて認識(検出)されるエッジの位置から検出されたエッジの位置の偏りの方向と大きさに従ってモーションベクトル信号を発生するための装置と、そしてステディネスエラー(安定性誤り、障害)を補正するための信号を得るための装置、この装置は発生されたモーションベクトル信号が加えられる入力および、ステディネスエラー(安定性誤り、障害)を補正するための信号がここから供給されることの出来る出力とをもっている、とを含んでいる。
【0011】
コーナー検出器の1つの改善的な実施例は、1つの入力および1つの出力を持つ第1遅延装置、ここにおいて入力はディジタルビデオ信号を受け取る、と、1つの入力および1つの出力を持つ第2遅延装置、ここにおいて入力は第1遅延装置の出力に接続されている、と、3つの入力および3つの出力を持つ、XおよびY方向における導関数を発生するための第1装置、ここにおいて入力は第1および第2遅延装置の入力および出力に接続され、そしてここにおいて、X方向において微分されたビデオ信号が第1出力から供給されることが出来、Y方向において微分されたビデオ信号が第2出力から供給されることが出来、そして極性符号信号が第3出力から供給されることが出来る、と、X方向において微分されたビデオ信号を2乗するための第1装置と、Y方向において微分されたビデオ信号を2乗するための第2装置と、XおよびY方向において微分されたビデオ信号を乗算するための第1装置と、1つの入力および1つの出力を持つ第3遅延装置、ここにおいて入力はビデオ信号を2乗するための第1装置によって発生された信号(kxx)を受け取る、と、1つの入力および1つの出力を持つ第4遅延装置、ここにおいて入力は第3遅延装置の出力に接続される、と、3つの入力および1つの出力を持つ、XおよびY方向における導関数を発生するための第2装置、ここにおいて入力は第3および第4遅延装置の入力および出力に接続され、そしてここにおいてX方向において微分された信号(ksxx)は出力から供給されることが出来る、と、1つの入力および1つの出力を持つ第5遅延装置、ここにおいて入力は極性符号信号と同様に装置から得られた信号(kxy)を受け取る、と、1つの入力および1つの出力を持つ第6遅延装置、ここにおいて入力は第5遅延装置の出力に接続される、と、3つの入力および1つの出力を持つ、XおよびY方向における導関数を発生するための第3装置、ここにおいて入力は第5および第6遅延装置の入力および出力に接続され、そしてここにおいてX、Y方向において微分された信号(ksxy)がその出力から供給される、と、1つの入力および1つの出力を持つ第7遅延装置、ここにおいて入力は装置から得られた信号(kyy)を受け取る、と、1つの入力および1つの出力を持つ第8遅延装置、ここにおいて入力は第7遅延装置の出力に接続される、と、3つの入力および1つの出力を持つ、XおよびY方向における導関数を発生するための第4装置、ここにおいて入力は第7および第8遅延装置の入力および出力に接続され、そしてここにおいてY方向において微分された信号(ksyy)がその出力から供給されることが出来る、と、XおよびY方向における導関数を発生するために第3装置によって発生された信号(ksxy)を2乗するための第3装置と、X方向における導関数を発生するための第2装置によって発生された信号(ksxx)と、X方向における導関数を発生するための第4装置によって発生された信号(ksyy)とを乗算するための第2装置と、2つの入力および1つの出力を持つ、構造信号を発生するための装置、ここにおいて1つの入力は、第3の2乗装置によって発生された信号(ksxy)を受け取り、そして他の入力は第2乗算装置によって発生された信号(ksyy)を受け取り、そしてここにおいて構造信号がその出力から供給されることが出来る、とを含んでいる。
【0012】
モーションベクトル信号を発生させるためのブロック整合装置の実施例は、入力および出力を持つ制御装置、ここにおいて入力の1つは構造信号を受け取り、そしてモーションベクトル信号が出力の1つから供給されることが出来る、と、一時的に蓄積されたサブ(ダウン)サンプルされたビデオ信号を受け取るビデオ信号入力、サブ(ダウン)サンプルされた構造信号を受け取る位置信号入力および第1モーションベクトル信号がそこから供給されることの出来る出力とを持つ第1ブロック整合器と、一時的に蓄積された非サブ(ダウン)サンプルされたビデオ信号を受け取るビデオ信号入力と、第1モーションベクトル信号を受け取る位置信号入力およびそこから第2モーションベクトル信号が供給出来る出力とを持つ、第2ブロック整合器と、そして一時的に蓄積され、遅延された非サブ(ダウン)サンプルされたビデオ信号を受け取るビデオ信号入力と、第2モーションベクトル信号を受け取る位置信号入力と、そしてそこから第3モーションベクトル信号、この信号は制御装置の入力の1つに加えられる、が供給されることが出来る出力とを持つ、第3ブロック整合器とを、改善的に含んでいる。
【0013】
本発明のさらなる改善および詳細は、従属している特許請求の範囲に説明される。
【0014】
本発明のこれらのそして他の特色は、次に説明される実施例から明らかとなり、そしてそれらを参照しながら説明される。
【0015】
【実施例】
図1は、光電気センサ2に沿って一定の速度で移送されるフィルム1を示している。センサ2は、たとえばCCDラインである。フィルム移送の間、ランプ3からの光線がフィルム1を照射する。レンズ4はフィルム1を通過した光線をセンサ2上に焦点合わせする。画像ステディネスエラー(安定性誤り、障害)が入り込んでいるアナログビデオ信号は、センサ2の出力から供給される。このビデオ信号は、画像ステディネスエラー(安定性誤り、障害)補正(フィルムウィーブ補正)のために、A/DコンバータADを介在が好都合であるが、端子5を通して装置6の入力に加えられる。
【0016】
各コンポーネントのためにセンサによって赤、緑および青色のコンポーネントに関する情報を取りあげることが一般的に実用されている。分解能を増加させるため、CCDフィルムスキャナ内にラインあたり単に1つのCCDラインセンサが用いられるだけでなく、互いに他に関してオフセットされており、そしてわずかな重なりを持つ4つのCCDラインセンサが用いられる。輝度はHDTVフォーマットで走査され、そして色光度はスタンダードフォーマットで走査される。色光度は3つのRGBコンポーネントによって表される。
【0017】
別の信号処理方法に関しては、4つの独立したデータストリームが分離された同等なチャンネルにおいて処理されるように用いられる、と考えられることが出来る。以下の説明はそれらチャンネルの内の1つに関連するものである。
【0018】
フィルムウィーブ補正装置6は、信号遅延装置7、調節部8およびフィルムウィーブ補正に関する信号を得るための装置9を含んでいる。ステディネスエラー(安定性誤り、障害)が入り込んでいる、そして端子5から供給されることが出来るビデオ信号は、信号遅延装置7の入力に、そしてフィルムウィーブ補正のための信号を得るための装置9の入力に提供される。信号遅延装置7は、ステディネスエラー(安定性誤り、障害)ビデオ信号の遅延時間を装置9の信号遅延時間に適合させるために用いられる。相当する方法でディジタルビデオ信号のデータ伝送時間を遅延させることにより、一時的な等価を達成することも当然可能である。
【0019】
信号遅延装置7の出力から供給されることが出来るステディネスエラー(安定性誤り、障害)ビデオ信号は、調節部8の信号入力に加えられる。調節部8のセット入力は、フィルムウィーブ補正のための信号を得るための装置9の出力端子10から供給されることが出来る補正信号を運搬する。調節部8は、出力端子11においてステディネスエラー(安定性誤り、障害)のないビデオ信号を供給する。
【0020】
調節部8は、たとえば調節信号によって、1方向性の移動、水平および垂直サイズエラー、決められた回転の点に関する回転エラー、ひずみエラー(フィッシュアイ効果)または直線性エラー(高次エラー)を補正する公知のビデオ効果装置であることが出来る。
【0021】
モニタ12は、出力端子10において入手出来る補正信号を、または出力端子11から供給される、そして今やステディネスエラー(安定性誤り、障害)から免れたビデオ信号をモニタすることが出来るように設けられている。モニタ12の入力は、任意に出力端子10または11に接続される。
【0022】
モーションベクトルを得るために適切な利用出来る構造信号は、構成されていない画像エリア(図3a)から発生することは出来ない。構成されていない画像エリアは、時間シーケンシャルフレーム(画像)の画像コンテンツ(内容)において発見することはできない。このため、コーナー検出器によって発生される構造信号の利用度は、入手出来るビデオ信号の画像コンテンツ(内容)に直接的に依存する。求められるモーションベクトルもまた、用いられるフィルム材料のノイズに依存する。
【0023】
辺におけるモーション測定もまた、明瞭な結果に導くことはない。構成される画像エリアの速度コンポーネントは、単に、辺(図3b)に垂直に感知されて求められるだけである。
【0024】
反対に、正確なモーションベクトルは、コーナーまたは湾曲(状態)を基にして構造化された画像エリアの大きな確率をもって求めることが出来る(図3c)。
【0025】
以下、コーナーは長方形の理想的な角というよりは、一般的な湾曲(状態)であると理解される。
【0026】
グローバルな変位パラメータは、いくつかの段階によって決められる。初期的に、見いだされたモーションベクトルはクラスタリングによって組み合わせられる。(最小2乗の)近似が次に、見いだされたクラスタセットに加えられ、その結果変換関数に関するモデルパラメータが決められる。次に、見いだされた変換関数は、クラスタのセットと比較され、その結果認識(検出)され、そして部分変位が除去される。残りのクラスタに基づいて、パラメータが再び決められるべきである。単独のクラスタと変換関数との間の偏りがスレッショールドよりも下になるまで、反復が行われる。
【0027】
多くの場合、移動する物体はいくつかの検出可能な湾曲(状態)を持っており、その結果、物体が1方向性移動を行っている限り、余分が存在する。続いて、変換が計算され、それは全てのモーションベクトルに反映され、そして何のモーションベクトルも存在しなかったフレーム(画像)内の場所に関して変位の情報を提供する。計算のために、モーションベクトルがサンプル(パターン)として用いられる。小さな物体が多くのサンプル(パターン)を持つとき、大きな物体がわずかなサンプル(パターン)を持つ時よりもより多くの配慮が与えられる。そのようなサンプル(パターン)における余分は、モーションベクトルをクラスタリングすることにより除去することができる。仕切られたクラスタアルゴリズムによって、決められたモーションベクトルを組み合わせることは特に好都合である。
【0028】
モーションベクトルは、4つのスカラ量、すなわちフィールドポイントのxおよびy座標およびxおよびy方向における変位、からなっている。変位ベクトルは4次元空間におけるポイントとして考えるべきである。各変位ベクトルはまた、品質値が与えられるべきである。有用な空間関数を発見するために、4次元空間は最初にノーマライズされ、その結果変位ベクトルおよびクラスタが同じ空間におけるポイントとして考慮されることが出来る。次に、1つのクラスタが変位ベクトルの1つの組として理解される。新しい重心が、結びついている素子からクラスタに関して計算される。組の結びつきは、ファジーセットを用いることによって都合よく実行される。この方法によって、変位ベクトルを複数のクラスタに結びつけることが可能となる。クラスタ中心の計算は、ノーマライズされた結びつけ関数を含むだけでなく、重み付け要素としてのモーションベクトルの品質スレッショールドをも含み、その結果、著しく貧弱なベクトルがクラスタ中心上に重大な影響を及ぼし、そして結果を曲解させることを除去する。ここでは結びついているモーションベクトルの品質スレッショールドの最大値からの結果として得られる品質スレッショールドがモニタベクトルに関すると同様に、クラスタに結びつけられる。
【0029】
クラスタの組(集合体)は、全体のフレーム(画像)の変位のみならず、単独の物体のそれら記述されたモーションも含んでいる。カバーされていない、またはカバーされている物体によって発生する仮想の変位もクラスタの組に含まれる。グローバルな画像変位を発見するためには、以前に指摘したように、物体変位および仮想変位が除去されなければならない。そのような変位は、近似解をクラスタと比較することによって認識(検出)することができる。近似解から逸脱していると考えられるクラスタは、除かれる。その結果、新しい近似解がクラスタの残りの組から計算されるべきである。クラスタと近似解との間の偏りの測定は、近似とクラスタとの間の平均値によってノーマライズされたユークリッド空間である。1つの決められた値は、全ての近似のクラスタ間の平均空間に相当する空間を意味している。もしこのノーマライズされた空間が所定のスレッショールドよりも大きければ、相当するクラスタが除去される。スレッショールド値は1.2と1.5との間にあるべきである。もしスレッショールド値がより小さなものに選択されるならば、より多くのクラスタが除かれることになるであろう。
【0030】
画像平面のエッジの変位は、変換関数から決めることが出来る。最大変位は表示されることが出来る。画像エッジを変位させる時間シーケンスは時間フィルタリング動作に適用される。時間フィルタリング動作の結果は、各エッジに関する通常の変位である。各画像エッジに関する補正変位は、通常変位と実際変位の間の差異からの積分の後の結果である。フレーム(画像)安定のこのモードは、グローバルな画像変位のコースをスムースにし、その結果、カメラのパンニング移動によるフィルムフレーム(画像)シーケンスはジャンプ(跳躍的変化)なしで表示されることが出来る。
【0031】
人間の目はそれらの質量のために、単に有限の加速をもって移動する物体、すなわち、連続的に移動する物体、を認知、観察するように用いられる。シーンの変化またはフィルムの張り合わせにおいて発生するような、不連続性は、例外として扱われる。しかし、この観察された特性は、何のジャンプ(跳躍的変化)も発生しないということを意味するわけではない。この矛盾を考慮すると、シーンの開始においては出来るだけ影響を受けない信号を通過させ、そして複数のフレーム(画像)、たとえば20フレーム(画像)の後まではローパス特性を発揮しないような切り替え可能なフィルタが用いられると好都合である。この特性は、いくつかの係数が累積されて用いられるようなフィルタ構成によって実現される。
【0032】
フィルム材料における張り合わせ(接着ないしスプライシング部)は、限られた長さの不連続な信号変化を発生させる。そのような不連続性は、単に異なる係数が用いられるような、同じフィルタ構造を持つ予測器で認識(検出)することが出来る。直列抵抗器を持つトランスバーサルフィルタ装置が、こうしてローパスフィルタおよび予測器の両方に共同的に使用される。
【0033】
安定している静止状態に関しては、フィルタは必要ではなく、代わりに一定値0が規定変位として適用される。
【0034】
補正変換が計算された後には、それらは入力シーケンスのために用いられるべきである。この目的のために、画像情報がそこから取り出される入力画像における位置が、変換された出力画像における各ピクセルに関して決められる。普通は、この位置はピクセル間を除いて、1つのピクセルの場所においては正確ではない。このため、オーバーサンプルされたフィルタマトリクスが入力画像におけるこの位置において適用されるべきであり、そして出力画像の輝度および色光度値が決められるべきである。
【0035】
フィルタマトリクスとして、フィルタマトリクス内に分離されてイメージされる高分解能spライン(spライン=サブピクセルライン)を用いることは特に望ましい。たとえば、入力画像においてどこでフィルタマトリクスが用いられるかの事実に無関係に、その実際に用いられた係数の和を生じさせるようにノーマライゼーション(正規化)が実行される。
【0036】
図2は、コーナー検出器のブロック図を示している。ディジタルビデオ信号の輝度コンポーネントの8ビットデータワードがコーナー検出器の入力(端子5)に現れる。このデータワードは、30Mバイト/sのデータレートで、2つの遅延装置30および31、これらは都度1ライン周期だけデータワードを遅延させる、の直列装置に加えられる。2つのライン遅延30および31の入力および出力は、マトリクス32の入力に接続される。回路素子30から32を含む回路は、制限されたピクセルエリアにおいてXおよびY方向における導関数を計算する。ピクセル平面上の垂直および水平ラインは、この装置によって検出される。XおよびY方向において微分された輝度信号は、極性符号信号と同様、マトリクス32の出力から供給されることが出来る。微分された輝度信号は、10ビットのデータワード長を持っている。
【0037】
X方向において微分された輝度信号は、乗算器33の2つの入力に加えられ、そしてY方向において微分された輝度信号は、乗算器34の2つの入力に加えられる。2つの微分された輝度信号の一方が、別の乗算器35のそれぞれの入力に現れる。乗算器33および34は、現れた微分された輝度信号を2乗し、その信号の絶対値は16ビットのワード長において供給される形式となっている。前もって決められた16ビットのワード長を持つベクトル積信号は、乗算器33の出力において入手出来る。導関数のベクトル積は交差相関として考えられる。
【0038】
得られた信号のワード長は、次に丸め装置36、37および38において13ビットに制限される。丸め装置36によって供給される信号kxxは遅延装置39および40によって2ライン周期だけ遅延される。非遅延信号、1ライン周期だけ遅延された信号および2ライン周期だけ遅延された信号kxxが、第1相関マトリクス41の入力に加えられる。丸め装置37によって供給される信号kxyは遅延装置42および43によって2ライン周期だけ遅延される。非遅延信号、1ライン周期だけ遅延された信号および2ライン周期だけ遅延された信号kxyが第2相関マトリクス44の入力に加えられる。丸め装置38によって供給される信号kyyは、遅延装置45および46によって2ライン周期だけ遅延される。非遅延信号、1ライン周期だけ遅延された信号および2ライン周期だけ遅延された信号kyyが第3相関マトリクス47の入力に加えられる。素子39から47を含む装置は、より大きな範囲における所定の相関を決める。エッジにおける傾きは、全ての傾きが1方向を指すときに互いに強力に相関する。反対に、傾きが異なる方向を指すならば、エッジにおける傾きは、単に小さな範囲に相関し、小さなベクトル積が得られる。
【0039】
信号処理のさらに別のコースにおいては、相関マトリクス41、44および47における16ビットのワードで現れる画像データksxx、ksxyおよびksyyの品質qが試される。
【0040】
画像データksxx、ksxyおよびksyyの値は、最初にステージ48、49および50でノーマライズされ、その後種々の乗法が実行される。画像データksxxおよびksyyは、画像データmxx、yyを供給する乗算器51の入力に加えられる。画像データksxyは、画像データmxy、xyを供給する乗算器52の2つの入力に加えられる。こうして発生された画像データの値は、以下の式に従ってステージ53で処理される。
【0041】
2*ld(mxx,yy−mxy,xy)−ld(mxx,yy)
次に、対数関数が実現され、フローティングポイント表現が初期的にノーマライズされ、そして引き続いてその表現の指数のみが用いられる。この計算の結果は、ステージ54に加えられる。
【0042】
入力端子55に現れるキー信号の値に依存して、ステージ54はエッジ検出された限りのデータ値の品質評価を実施する。このキー信号は、たとえばエッジ検出からの表示されたビデオ画像における所定の画像構造を除外するか、またはそれら構成を好むかを、操作者によって手動的に選択された1つまたはそれ以上のフレーム(画像)マスクの形状および/または場所を特徴づけるものである。ステージ54に引き続くステージ56においては、検出されたエッジの残りの値が、入力端子57に加えられるスレッショールド値データによってさらに選択されることが出来る。スレッショールド値データは、エッジのデータ値が越えるかまたは下にあるかによって、それらの次の手順に影響するレベル値を示している。スレッショールド値データは、また、それら画像内に配分された画像構造上の表示されたビデオ画像を判定しなければならない操作者によって、手動的に加えることも出来る。
【0043】
時間的規準として、ステージ56は、端子58に現れるラインスタート信号および端子59に現れるフレーム(画像)スタート信号を受け取る。出力端子60から供給されることが出来るコーナー信号は、最大限1つの認識(検出)されたエッジが2つのラインの画像コンテンツ(内容)に残り、そのエッジがさらに引き続くブロック整合器によってモーションの存在が確かめられるような方法で処理される。
【0044】
図2におけるコーナー検出器は、所定のポイント(x、y)に関する相関フィルタを現している。ラインシーケンシャル処理に基づけば、フルラインに関する導関数を形成し、そして各々3ラインの蓄積容量を持つ3つのメモリ内に相関積を蓄積することが改善的に可能である。3つのラインの後、評価が開始される。
【0045】
以前に指摘されたように、XおよびY方向における導関数は、マトリクス(ソーベル演算子)を用いて形成され、そこから相関積が計算される。各1ラインに関する値が次に計算され、そして相関メモリ内に蓄積される。3ラインのデータ値が蓄積された後、こうして5画像ラインの全体が処理された後、3*3ブロックを通して相関和が形成されることが出来る。もし相関和ksxx(x、y)またはksyy(x、y)がゼロの値の結果となるならば、エッジ検出はこのポイントで終了する。全ての導関数または傾きがゼロであるために、何の湾曲(状態)もない。さらなる処理動作においては、品質が計算されることになる。1つのブロックが処理された後、エッジのデータ値が対数的な値に変換され、そして次にモーション測定の目的でブロック整合の整合器に加えられる。
【0046】
エッジ検出の品質は決定的に画像コンテンツ(内容)に依存している。より多くの構成された画像コンテンツ(内容)があれば、サンプル(パターン)エリア(エッジ)がより良好に認識(検出)されることが出来、このことはフレーム(画像)安定の品質に間接的に影響を与える。コーナー検出器に加えられるビデオ信号を操作することにより、画像コンテンツ(内容)の構成を改善することが出来る。画像コンテンツ(内容)の構成を評価する可能性を改善する都合よい測定は、サンプル(パターン)エリアの決定に関して、フィルム操作によって得られたビデオ信号の個別のおよび/またはいくつかの信号コンポーネントが、ビデオ信号内の他の信号コンポーネントに対するように振幅において影響されることである。さらなる可能性は、サンプル(パターン)エリアを決めるに関して、フィルム走査によって得られたビデオ信号の所定の色コンポーネントが選択可能な係数を持つマトリクスであることを含んでいる。サンプル(パターン)エリアを決めるに関しては、フィルム走査によって得られたビデオ信号の所定の信号コンポーネントがガンマひずみに関して別に取り扱われることはさらに好都合である。別の可能性は、サンプル(パターン)エリアを決めるのに関して、フィルム走査によって得られたビデオ信号の所定の信号コンポーネントの振幅変化が他の信号コンポーネントから別に影響されることを含んでいる。
【0047】
サンプル(パターン)エリアを決めるに関しては、フィルム走査によって得られたビデオ信号が空間フィルタリング動作および/または時間フィルタリング動作を経ることが特に好都合である。利用できるビデオ信号のハイパス、バンドパスおよび/またはローパスフィルタリングを含むことが出来る空間フィルタリングによって、ビデオレベルにおける2次元画像構造が選択可能となる。時間的に隣接画像を考慮することにより、3次元フィルタリングが実現可能である。たとえば、複数のフィールドを通したビデオ信号のローパスフィルタリングによって、所定の、微細な画像構造がエッジ検出を乱すことが抑制される。
【0048】
さらに、フィルム走査によって得られたビデオ信号を表示することによって発生されるテレビ画面において与えられるエリアが、サンプル(パターン)エリアを決めるための信号処理動作から除外されるか、または除外されないことは好都合である。フィルム走査によって得られたビデオ信号の表示されたテレビ画像における所定の画像エリアは、フィルム走査によって得られたビデオ信号の画像コンテンツ(内容)の画像構造に依存して、マスキングによって選択されることが出来、またはサンプル(パターン)エリアを決めることから自動的に除外されることも出来、一方フィルム走査によって得られたビデオ信号の画像コンテンツ(内容)における画像構造は、最初に評価され、引き続いて品質値が評価によってカバーされた画像エリアに関して固定され、そして最終的に固定された品質値の広がりに依存して、サンプル(パターン)エリアを決める時に、品質値と結びついている画像エリアが配慮されるかまたは除外されるかのいずれかになる。この判断は、画像印象を基に独自に、表現するのに適切な画像構造を決め、そしてエッジ検出のためにそれらを用いるかまたは除外するかを決める操作者にゆだねられる。
【0049】
操作者によって正しい判断が行われるために、所定の画像エリアに結びついた少なくとも1つのモーションベクトルを、表示されているテレビ画像の所定の画像エリア内に挿入することが助けになる。固定された品質値に依存して形状を区別できるよう、固定された品質値に依存して、表示されているテレビ画像の与えられている画像エリアに異なる色彩を与えたり、他の画像エリアから明瞭とされるよう、表示されているテレビ画像の所定の画像エリアをフレーム(画像)づくりしたり、または表示されているテレビ画像の所定の画像エリアを人為的な色彩として表現することにより、それらを他の画像エリアから区別することは助けになる。
【0050】
図4は、ブロック整合の原理を示している。図4aによれば、サイズn*mのブロックがモーション測定のために選択されている。以下、このブロックはサンプル(パターン)エリアとして考えられる。さらに、(n+2*Δxmax)*(m+2Δymax)のサイズのブロック(図4b)、ここにおいてΔxmaxおよびΔymaxは最大限の検出可能な速度範囲である、はサーチエリアとして示される。ブロック整合においては、より大きなサーチエリア内のサンプル(パターン)エリアを発見するよう意図される。最も大きな類似を持つ位置が最も確からしい補正変位を現している。類似性は変位フレーム(画像)差異(DFD)を通して測定される。最も大きな類似においては、DFDは最小値をもたらし、そして絶対的な符合においてはこれはゼロの値をもたらす。
【0051】
図5のブロック図は、ブロック整合装置の実施例を示している。この装置においては、異なるサーチエリアを参照しながらの信号処理は並列には実行されず、直列的に行われる。コーナー検出器によって発生されたコーナー信号は、ディジタル信号処理装置として構成されることが出来る制御装置90の入力に加えられる。その信号が8ビットで現され、そして端子91において30Mバイト/sのデータレートである、フィルムスキャンニングによって発生され、そして引き続いてA/DコンバータAD(図1)によって変換されたディジタルビデを信号は、ローパスフィルタ92の入力に、そして遅延装置93の入力に加えられる。
【0052】
ローパスフィルタ92は、ステージ94における引き続くサブ(ダウン)サンプリングによって発生するかもしれないエイリアス効果を抑制するように働く。サブ(ダウン)サンプリングを基にして、データレートで5Mバイト/sに減じられたディジタルビデオ信号は、ステージ94の出力に発生し、この信号はオリジナルのピクセル量の、水平方向における各2番目のピクセルだけを、そして垂直方向における各3番目のピクセルのみを含んでいる。サブ(ダウン)サンプルされたディジタルビデオ信号は、一時的メモリ95の入力に加えられ、その出力はブロック整合器96の入力に接続されている。たとえば、LSIの種類である型名L646720(ビデオモーション評価プロセッサ)の集積コンポーネントは、ブロック整合器96として用いることが出来、このコンポーネントは水平および垂直方向においてマイナス4からプラス3ピクセルのサーチ範囲において8×8のサイズをもってフルサーチブロック整合を計算出来、そしてこれはカスケード接続可能である。ブロック整合器96および、1フレーム(画像)の蓄積容量を持つ一時的メモリ95の両方は、制御装置90によって供給される相応するサブ(ダウン)サンプルされたコーナー信号によって制御される。ブロック整合器96は、3/2サブ(ダウン)サンプリングを基にして、24×16ピクセル、水平定義は2ピクセルおよび垂直定義は3ピクセル、のサイズを持つサーチエリアにおいて大きなモーション評価を実行する。
【0053】
引き続いて配置されたブロック整合器97は、1ピクセルの正確さまで定義あげされたより大きな精密さを与える。この目的のために、ブロック整合器96の出力から供給されることが出来るモーションベクトル信号は、最初に制御装置90に加えられ、そして相応する処理の後、整合器97およびブロック整合器97と結びついている一時的メモリ98にさらに加えられる。ブロック整合器97もまた、たとえば型名L646720であることが出来る。しかし、ブロック整合器96とは別に、ブロック整合器97はフィルム走査によって得られたディジタルビデオ信号のオリジナルな画像データによって動作する。結果として、ブロック整合器97と結びついている一時的メモリ98は、遅延装置93において遅延されたディジタルビデオ信号を受け取るべきである。この目的のために、遅延装置93は、ブロック整合器96の信号処理時間に適合するような、ディジタルビデオ信号の信号遅延時間を有している。
【0054】
ブロック整合器97は、8×8のサイズにおいてサーチエリア内のモーション評価を実行し、ここにおいて1ピクセルの正確さが達成される。
【0055】
サブピクセルサーチエリア内のモーションを決めるために、そして相応するモーションベクトル信号を得るために、ブロック整合器97によって発生されたモーションベクトル信号はさらに別のブロック整合器99においてさらに処理される。1つのピクセルの16分の1のモーションを分解するために、ブロック整合器97によって供給され、そして制御装置90において処理されたモーションベクトル信号は、一時的メモリ98の出力から供給されることの出来るディジタルビデオ信号によってビデオ制御されるブロック整合器99に加えられ、そして遅延装置100によって遅延させられる。遅延装置100は、2エッジスペースだけビデオ信号を遅延させる。ブロック整合器99の出力から供給されることが出来る信号である、サブピクセルサーチエリア内のモーションベクトル信号は、制御装置90に加えられ、それは出力端子101において(示されていない)クラスタ装置にオーバーオールモーションベクトル信号を加える。
【0056】
上に説明した条件の下では、最終的に発生されるモーションベクトル信号は、水平方向において32ピクセルの、そして垂直方向において96ピクセルのサーチエリアをカバーし、1ピクセルの16分の1が定義される。図5に示されたブロック整合装置の実施例は、モーションベクトル信号がリアルタイムで発生されるという利点を有し、このことは別の処理の後フィルムウィーブ補正のための調節信号として用いることが出来るということである。
【0057】
所定のトリック効果を発生するため、またはレコーディングによって生じる欠陥を補償するために、本発明による方法を用いてフィルム走査によって発生されたそれら以外のビデオ信号を処理することもまた可能であることは当然である。たとえば、操作者がモニタのスクリーン上の所定の、移動する画像物体を電子的にマークし、そしてフレーム(画像)安定性のための規準としてこの画像物体を用い、その結果この画像物体に、たとえば美術的な理由によってオリジナルなレコーディングからは偏ったモーションを与えることも出来る。
【0058】
【発明の効果】
極めて正確なウィーブ補正を可能とする装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フレーム(画像)位置の電子的安定化のための装置を持つフィルムスキャナを概略的に示す図。
【図2】 コーナー検出器のブロック図。
【図3】 モーション測定を説明するための説明図。
【図4】 ブロック整合器のサーチエリアの説明図。
【図5】 ブロック整合装置のブロック図。
これらの図においては同等のコンポーネントは同じ参照番号によって示されている。
【符号の説明】
1 フィルム
2 センサ
3 ランプ
4 レンズ
5 端子
6 装置
7 信号遅延装置
8 調節部
9 信号取得装置
30 第1遅延装置
31 第2遅延装置
32 導関数を発生するための第1装置
33 2乗するための第1装置
34 2乗するための第2装置
35 乗算するための第1装置
39 第3遅延装置
40 第4遅延装置
41 導関数を発生するための第2装置
42 第5遅延装置
43 第6遅延装置
44 導関数を発生するための第3装置
45 第7遅延装置
46 第8遅延装置
47 導関数を発生するための第4装置
51 乗算するための第2装置
52 2乗するための第3装置
53−56 構造信号を発生するための装置
60 入力
90 制御装置
92 ローパスフィルタ装置
93 遅延装置
94 サブ(ダウン)サンプリングするための装置
95 蓄積のための第1装置
96 第1ブロック整合器
97 第2ブロック整合器
98 蓄積のための第2装置
99 第3ブロック整合器
101 出力

Claims (23)

  1. フィルムフレーム(画像)によって変調された光線がビデオ信号に変換され、そしてフレーム(画像)位置を参照しながらビデオ信号における画像コンポーネントが補正信号によって補正されるような、テレビフィルム走査における画像ステディネスエラーを補正するための方法において、
    第1ステップにおいては、フィルム走査によって得られたビデオ信号の画像コンテンツ(内容)の少なくともサンプル(パターン)エリアが、構造認識によって決められ、そのサンプル(パターン)エリアは画像コンテンツ(内容)における湾曲(状態)に相当する、と
    第2ステップにおいて、決められたサンプル(パターン)エリアが後続のフレーム(画像)のサーチエリア内に再び認識(検出)されるかどうかを、ブロック整合によってチェックされ、と
    第3ステップにおいては、サンプル(パターン)エリアが後続のフレーム(画像)内において再び認識(検出)されるとき、モーションベクトル信号が発生され、このモーションベクトル信号は、モーションの方向、および認識(検出)されたサンプル(パターン)エリアの位置からの決められたサンプル(パターン)エリアの位置の偏りの大きさとを規定する、と
    第4ステップにおいて、モーションベクトル信号から変換関数のパラメータが決められ、と
    引き続く第5段階において、部分変位に相当するモーションベクトルが、変換関数をモーションベクトルと比較することによって認識(検出)し、そして除去し、
    もし必要ならば、ステップ4および5が何度か実施され、と
    第6ステップにおいて、変換関数の時間的シーケンスを配慮することにより、補正信号が得られ、と
    そして第7ステップにおいて、それら補正信号が制御装置に加えられ、それら信号が画像信号におけるステディネスエラー(安定性誤り、障害)を補正する、というステップを備えることを特徴とする、画像ステディネスエラー(安定性誤り、障害)を補正するための方法。
  2. 第2ステップを実行する前に、決められたサンプル(パターン)エリアに相当する信号がローパスフィルタリング処理を受ける(施される)ようにされている、請求項第1項記載の方法。
  3. 構造信号を発生するための装置、この装置はフィルムスキャナのビデオ信号がそこに加えられる入力と、そしてそこから構造信号が供給されることが出来る出力とを持ち、構造信号は、加えられたビデオ信号の画像コンテンツ(内容)における検出された湾曲を表している、と
    後続のフレーム(画像)において構造信号を認識(検出)する装置と、
    後続のフレームのより大きなサーチエリアにおいて認識(検出)された湾曲の位置からの、検出された湾曲の位置の偏りの方向および大きさに依存して、モーションベクトル信号を発生するための装置と、
    そしてステディネスエラー(安定性誤り、障害)を補正するための信号を得るための装置、この装置は発生されたモーションベクトル信号がそこに加えられる入力、およびステディネスエラー(安定性誤り、障害)を補正するための信号がそこから供給されることの出来る出力とを持っている、とを含むような、請求項第1項記載の方法を実施するための装置。
  4. 1つの入力および1つの出力を持つ、第1遅延装置(30)、ここにおいて入力はディジタルビデオ信号を受け取る、と
    1つの入力および1つの出力を持つ第2遅延装置(31)、ここにおいて入力は第1遅延装置(30)の出力に接続される、と
    3つの入力および3つの出力を持つ、XおよびY方向において導関数を発生するための第1装置(32)、ここにおいて入力は第1および第2遅延装置(30、31)の入力および出力に接続されており、そしてここにおいてX方向において微分されたビデオ信号は、第1出力から供給されることができ、Y方向において微分されたビデオ信号は第2出力から供給されることが出来、そして極性符号信号は第3出力から供給されることが出来る、と
    X方向において微分されたビデオ信号を2乗するための第1装置(33)と、
    Y方向において微分されたビデオ信号を2乗するための第2装置(34)と、
    XおよびY方向において微分されたビデオ信号を乗算するための第1装置(35)と、
    1つの入力および1つの出力を持つ第3遅延装置(39)、ここにおいて入力はビデオ信号を2乗するための第1装置(33)によって発生された信号(kxx)を受け取る、と、
    1つの入力および1つの出力を持つ第4遅延装置(40)、ここにおいて入力は第3遅延装置(30)の出力に接続されている、と
    3つの入力および1つの出力を持つ、xおよびy方向において導関数を発生するための第2装置(41)、ここにおいて入力は第3および第4遅延装置(30、31)の入力および出力に接続されており、そしてここにおいてX方向において微分された信号(ksxx)が出力から供給されることができる、と
    1つの入力および1つの出力を持つ第5遅延装置(42)、ここにおいて入力は極性符号信号と共に、装置(35)から得られた信号(kxy)を受け取る、と
    1つの入力および1つの出力を持つ第6遅延装置(43)、ここにおいて入力は第5遅延装置(42)の出力に接続されている、と
    3つの入力および1つの出力を持つ、XおよびY方向における導関数を発生するための第3装置(44)、ここにおいて入力は第5および第6遅延装置(42、43)の入力および出力に接続され、そしてここにおいてX、Y方向において微分された信号(KSXY)が出力から供給されることが出来る、と
    1つの入力および1つの出力を持つ第7遅延装置(45)、ここにおいて入力は装置(34)から得られた信号(kyy)を受け取る、と
    1つの入力および1つの出力を持つ第8遅延装置(46)、ここにおいて入力は第7遅延装置(45)の出力に接続される、と
    3つの入力および1つの出力を持ち、XおよびY方向における導関数を発生するための第4装置(47)、ここにおいて入力は第7および第8遅延装置(45、46)の入力および出力に接続され、そしてここにおいてY方向に微分された信号(ksyy)が出力から供給されることが出来る、と
    XおよびY方向における導関数を発生するための第3装置(44)によって発生された信号(ksxy)を2乗するための第3装置(52)と、
    X方向における導関数を発生させるための第2装置(41)によって発生された信号(ksxx)と、そしてX方向における導関数を発生するための第4装置(47)によって発生された信号(ksyy)とを乗算するための第2装置(51)と、
    2つの入力および1つの出力を持ち、構造信号を発生するための装置(53、54、56)、ここにおいて1つの入力は第3の2乗装置(52)によって発生された信号(ksxy)を受け取り、そして他の入力は第2乗算装置(51)によって発生された信号(ksyy)を受け取り、そしてここにおいて構造信号が出力から供給されることが出来る、とを含むような、請求項第3項記載の装置。
  5. 第1および第2の2乗装置(33、34)によって供給される信号、および第1乗算装置(35)によって供給される信号とが、丸め装置(36−38)を通して供給され、導関数を発生するための第2、第3および第4装置(41、44、47)によって供給される信号が、ノーマライズ化(正規化)装置(48−50)を通して供給され、構造信号を発生させるための装置(53、54、56)が、第3の2乗装置(52)によって発生された信号(mxy、xy)を、第1および第2乗算装置(51)によって発生された信号(mxx、yy)から差し引き、続いて得られた差異の対数を形成し、そしてこれを2倍とし、そしてそこから、第1および第2乗算装置(51)によって発生された信号(mxx、yy)の対数値を差し引く装置と、そして発生された構造信号における構造の空間的なおよび/またはビデオレベル選択を行わせる少なくとも1つの装置(54、56)を含む、構造信号を発生するための装置(53、54、56)を含むような、請求項第4項記載の装置。
  6. モーションベクトル信号を発生させるための装置が、
    入力および出力を持つ制御装置(90)、ここにおいて入力の1つ(60)が構造信号を受け取り、そしてモーションベクトル信号が出力の1つ(101)から供給されることが出来る、と
    一時的に蓄積されるサブ(ダウン)サンプルされたビデオ信号を受けとるビデオ信号入力と、サブ(ダウン)サンプルされた構造信号を受け取る位置信号入力と、そしてここから第1モーションベクトル信号が供給されることの出来る出力とを持つ第1ブロック整合器(96)と、
    一時的に蓄積される非サブ(ダウン)サンプルされたビデオ信号を受け取るビデオ信号入力と、第1モーションベクトル信号を受け取る位置信号入力と、そしてそこから第2モーションベクトル信号が供給されることの出来る出力とを持つ第2ブロック整合器(97)と、
    そして一時的に蓄積され、遅延された非サブ(ダウン)サンプルされたビデオ信号を受け取るビデオ信号入力と、第2モーションベクトル信号を受け取る位置信号入力と、そしてそこから第3モーションベクトル信号が供給されることの出来る出力、この信号は制御装置(90)の入力の1つに加えられる、とを持つ第3ブロック整合器(99)と、
    フィルムスキャナによって発生されたビデオ信号をローパスフィルタリングするための装置(92)と、ローパスフィルタ装置(92)によって供給された信号をサブ(ダウン)サンプリングするための装置(94)と、
    装置(94)によって供給されたサブ(ダウン)サンプルされたビデオ信号の制御された蓄積のための第1装置(95)と、
    そして遅延装置(93)によって遅延されたビデオ信号の制御された蓄積のための第2装置(98)と、を含むような、請求項第3項記載の装置。
  7. サンプル(パターン)エリアの決定において、信号処理動作が、データワードの分解能に関連して、データワードが浮動小数点表現において処理され、そしてさらに選られた中間値がnビット幅の仮数指数表現で処理され、仮数指数表現の値の間は別の信号処理動作のための指数の値のみが基礎とされそして浮動小数点表現の値の仮数指数表現の値への変換の前に仮数がノーマライズされるように、行われるような、請求項第1項記載の方法。
  8. サンプル(パターン)エリアを決めるために、フィルム走査によって得られたビデオ信号の個別のまたはいくつかの信号コンポーネントが、ビデオ信号内の他の信号コンポーネントに対するように振幅において影響されるような、請求項第1項記載の方法。
  9. サンプル(パターン)エリアを決めるために、フィルム走査によって得られたビデオ信号の色コンポーネントが、選択可能な係数を持つマトリクスであるような、請求項第8項記載の方法。
  10. サンプル(パターン)エリアを決めるために、フィルム走査によって得られたビデオ信号が、空間フィルタリング動作および/または時間フィルタリング動作を経るような、請求項第1項記載の方法。
  11. フィルム走査によって得られたビデオ信号を表示することにより発生されるテレビ画像内の選択されたエリアが、サンプル(パターン)エリアを決めるための信号処理動作から除外される、請求項第1項記載の方法。
  12. 表示されているテレビ画像内の画像エリアが、フィルム走査によって得られたビデオ信号の画像コンテンツ(内容)の画像構造に依存して、サンプル(パターン)エリアの決定から自動的に除外されるような、請求項第11項記載の方法。
  13. フィルム走査によって得られたビデオ信号の画像コンテンツ(内容)内の画像構造が評価され、品質値が評価によってカバーされた画像エリアに関して定められ、そして定められたそれぞれの品質値に従って、サンプル(パターン)エリアを決定するときに、品質値に結びついた画像エリアが配慮されるか、または除外されるかのいずれかであるような、請求項第12項記載の方法。
  14. 選択された画像エリアと結びついている少なくとも1つのモーションベクトルが、表示されているテレビ画像の選択された画像エリア内に挿入されるような、請求項第11項記載の方法。
  15. 定められた品質値に依存して、表示されているテレビ画像の所定の画像エリアが、異なる形状または色彩を持つような、請求項第13項記載の方法。
  16. 表示されているテレビ画像の選択された画像エリアが、フレーム(画像)内に、または人為的な色彩で示され、その結果それらが他の画像エリアから区別されるような、請求項第13項記載の方法。
  17. 部分的にオーバーラップしたn個のフィールドのビデオ信号が、発生されるような方法でフィルムが走査され、ここにおいてnは正の正数であり、そして画像コンテンツ(内容)における湾曲に相当する少なくとも1つのサンプル(パターン)エリアが、各発生されたビデオ信号の画像コンテンツ(内容)内において決められるような、請求項第1項記載の方法。
  18. 複数の求められたモーションベクトルが1つのクラスタに組み合わせられ、そして重心が各クラスタに関して決められるような、請求項第1項記載の方法。
  19. モーションベクトルを組み合わせる動作がファジー集合を基にしているような、請求項第18項記載の方法。
  20. 品質値が各クラスタに割り当てられ、そして予め決められた品質スレッショールドよりも下のクラスタがステディネスエラー(安定性誤り、障害)補正から除外されるような、請求項第18項記載の方法。
  21. 変換関数のためのモデルパラメータを決めるための近似が複数のクラスタの値から形成され、一方部分変位を決めるために、決められた変換関数がクラスタの組と比較され、そして前記比較によって決められた部分変位がステディネスエラー(安定性誤り、障害)補正から除外されるような、請求項第18項記載の方法。
  22. 画像シーンのはじめにおいては、補正信号は基本的にフィルタされない形式で伝送され、そして前もって決められた数のフィルムフレーム(画像)の後に信号がローパスフィルタされるような、請求項第1項記載の方法。
  23. ステディネスエラー(安定性誤り、障害)を補正するための信号がフィルム走査によって得られたビデオ信号の入力画像のシーケンスに関して用いられ、ここにおいてオーバーサンプルされたフィルタマトリクスが入力画像の位置に加えられ、そして高分解能サブピクセルラインがフィルタマトリクスとして使用され、ただし、これらのサブピクセルラインはフィルタマトリクスに2次元的に写像されている、請求項第1項記載の方法。
JP25971696A 1995-09-30 1996-09-30 テレビフィルム走査における画像ステディネスエラーの補正方法及びテレビ画像内の所定の画像対象物のモーションシーケンスの変化方法並びに前記補正方法を実施するための装置 Expired - Fee Related JP4489848B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19536691.3 1995-09-30
DE19536691A DE19536691B4 (de) 1995-09-30 1995-09-30 Verfahren und Anordnung zur Korrektur von Bildstandsfehlern bei der fernsehmäßigen Filmabtastung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09116809A JPH09116809A (ja) 1997-05-02
JP4489848B2 true JP4489848B2 (ja) 2010-06-23

Family

ID=7773829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25971696A Expired - Fee Related JP4489848B2 (ja) 1995-09-30 1996-09-30 テレビフィルム走査における画像ステディネスエラーの補正方法及びテレビ画像内の所定の画像対象物のモーションシーケンスの変化方法並びに前記補正方法を実施するための装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5943090A (ja)
JP (1) JP4489848B2 (ja)
DE (1) DE19536691B4 (ja)
GB (1) GB2305803B (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19731530B4 (de) * 1997-07-23 2007-01-11 Bts Holding International Bv Optische Präzisionsabtastung von Filmperforationslöchern
GB2333413B (en) * 1998-01-20 2002-05-15 Snell & Wilcox Ltd Moving image restoration
AU3307099A (en) * 1998-02-23 1999-09-06 Applied Science Fiction, Inc. Progressive area scan in electronic film development
GB2347295A (en) * 1999-02-11 2000-08-30 Central Research Lab Ltd Encoding and decoding of watermarks into moving images using edge detection
US6760378B1 (en) * 1999-06-30 2004-07-06 Realnetworks, Inc. System and method for generating video frames and correcting motion
DE10049453A1 (de) * 2000-10-06 2002-04-11 Philips Corp Intellectual Pty Einrichtung zur Korrektur von Bildstandsfehlern bei Filmabtastern
US6765964B1 (en) 2000-12-06 2004-07-20 Realnetworks, Inc. System and method for intracoding video data
US7068838B2 (en) 2001-04-20 2006-06-27 Mti Film, Llc Automated color control in film-to-digital transfer
US6778277B2 (en) * 2001-05-24 2004-08-17 Eastman Kodak Company Apparatus and method to measure film motion in a film gate
JP4392583B2 (ja) * 2003-06-27 2010-01-06 ソニー株式会社 信号処理装置および信号処理方法、並びにプログラムおよび記録媒体
WO2005084008A1 (de) * 2004-03-01 2005-09-09 Roroco Gmbh Verfahren zum kalibrieren einer vorrichtung für das digitalisieren von film
US9654792B2 (en) 2009-07-03 2017-05-16 Intel Corporation Methods and systems for motion vector derivation at a video decoder
US8712157B2 (en) * 2011-04-19 2014-04-29 Xerox Corporation Image quality assessment
JP7278714B2 (ja) * 2017-04-21 2023-05-22 ブラックマジック デザイン ピーティーワイ リミテッド フィルムスキャニング
US11381713B2 (en) 2020-11-10 2022-07-05 Warner Bros. Entertainment Inc. Perfless and cadenceless scanning and digitization of motion picture film

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4104680A (en) * 1977-01-24 1978-08-01 Ellanin Investments, Ltd. Method and apparatus for film weave correction
US4325077A (en) * 1980-05-19 1982-04-13 Gca Corporation Automatic wafer alignment system
GB2187913B (en) * 1984-09-07 1988-02-10 British Broadcasting Corp Measurement of film unsteadiness in a video signal
GB2165417B (en) * 1984-09-07 1988-02-10 British Broadcasting Corp Measurement and correction of film unsteadiness in a video signal
KR930006866B1 (ko) * 1984-09-07 1993-07-24 쏘니 가부시기가이샤 텔레비젼신호의 움직임검출회로
US4661849A (en) * 1985-06-03 1987-04-28 Pictel Corporation Method and apparatus for providing motion estimation signals for communicating image sequences
US5341143A (en) * 1987-07-24 1994-08-23 Northrop Grumman Corporation Hierarchical tracker and method
DE3736790A1 (de) * 1987-10-30 1989-05-11 Broadcast Television Syst Verfahren zur automatischen korrektur von bildstandsfehlern bei der filmabtastung
US5384912A (en) * 1987-10-30 1995-01-24 New Microtime Inc. Real time video image processing system
DE3736789C2 (de) * 1987-10-30 1996-03-14 Broadcast Television Syst Verfahren zur Ermittlung und elektronischen Kompensation von Bildstandsfehlern bei der fernsehmäßigen Filmabtastung
JPH07105949B2 (ja) * 1989-03-20 1995-11-13 松下電器産業株式会社 画像の動きベクトル検出装置および揺れ補正装置
GB2231745B (en) * 1989-04-27 1993-07-07 Sony Corp Motion dependent video signal processing
DE59103548D1 (de) * 1990-06-22 1994-12-22 Siemens Ag Verfahren zur segmentierung bewegter objekte durch hintergrundadaption mit kompensation der kamerabewegung.
GB2247586B (en) * 1990-08-31 1994-10-12 Sony Corp Movie film to video conversion
US5430489A (en) * 1991-07-24 1995-07-04 Sony United Kingdom, Ltd. Video to film conversion
GB2261961B (en) * 1991-11-12 1995-03-01 Rank Cintel Ltd Film instability compensation system
GB9204336D0 (en) * 1992-02-28 1992-04-08 Rank Cintel Ltd Image stability in telecines
SE469412B (sv) * 1992-04-13 1993-06-28 Dv Sweden Ab Saett att adaptivt estimera icke oenskade globala bildinstabiliteter i bildsekvenser i digitala videosignaler
US5365280A (en) * 1992-06-26 1994-11-15 U.S. Philips Corporation Method and apparatus for discriminating between movie film and non-movie film and generating a picture signal processing mode control signal
DE4241529A1 (de) * 1992-12-10 1994-06-16 Philips Patentverwaltung Filmabtaster
GB2272595B (en) * 1992-11-09 1996-08-07 Rank Cintel Ltd Measurement and correction of film instability
KR960014831B1 (ko) * 1992-12-21 1996-10-21 엘지전자 주식회사 캠코더의 자동영상 안정화 장치

Also Published As

Publication number Publication date
DE19536691A1 (de) 1997-04-03
DE19536691B4 (de) 2008-04-24
GB9620054D0 (en) 1996-11-13
US5943090A (en) 1999-08-24
JPH09116809A (ja) 1997-05-02
GB2305803A (en) 1997-04-16
GB2305803B (en) 2000-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4489848B2 (ja) テレビフィルム走査における画像ステディネスエラーの補正方法及びテレビ画像内の所定の画像対象物のモーションシーケンスの変化方法並びに前記補正方法を実施するための装置
US5475428A (en) Method for processing color image records subject to misregistration
EP0758515B1 (en) Improved chromakeying system
US8587712B2 (en) Image processing apparatus and method of correcting image quality degradation caused by aberrations due to optical system
JP3164121B2 (ja) 動きベクトル検出装置
JPH077617A (ja) 色値処理方法および処理装置
KR960016419A (ko) 비디오신호 추종처리 시스템
JPH05161145A (ja) 面順次撮像装置
US5995662A (en) Edge detecting method and edge detecting device which detects edges for each individual primary color and employs individual color weighting coefficients
JP2001197512A (ja) 色成分生成装置およびこれを用いた多色画像撮像装置、並びに色成分生成方法
JP4614601B2 (ja) シェーディング補正方法及び装置
US20050105822A1 (en) Variable distortion aberration image pickup device
JPH10200911A (ja) カラーテレビジョンカメラにおけるレジストレーション誤差を自動的に補正するシステムおよび方法
JPH0969973A (ja) 固体撮像素子の位置調整方法
JPH1075453A (ja) 動きベクトル検出装置及び動きベクトル検出方法
JP7346021B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、撮像装置、プログラムおよび記録媒体
JP3984666B2 (ja) 撮像装置
JP3386491B2 (ja) 自動合焦方式
JPH09152443A (ja) 粒子画像による流速計測方法および装置
JP2000172846A (ja) 画像処理装置
JPH04196775A (ja) 静止画形成装置
KR100228682B1 (ko) 손떨림 보정시 전체적인 움직임 검출장치 및방법
JPH077618A (ja) 色値処理方法および装置
JP3263794B2 (ja) 画像処理装置
JPH05219419A (ja) 画像の動きベクトル検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061201

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070227

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070302

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070531

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070711

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071009

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20071128

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080201

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090714

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090717

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100401

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140409

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees