JPH09116809A - テレビフィルム走査における画像ステディネスエラーの補正方法及びテレビ画像内の所定の画像対象物のモーションシーケンスの変化方法並びに前記補正方法を実施するための装置 - Google Patents

テレビフィルム走査における画像ステディネスエラーの補正方法及びテレビ画像内の所定の画像対象物のモーションシーケンスの変化方法並びに前記補正方法を実施するための装置

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JPH09116809A
JPH09116809A JP8259716A JP25971696A JPH09116809A JP H09116809 A JPH09116809 A JP H09116809A JP 8259716 A JP8259716 A JP 8259716A JP 25971696 A JP25971696 A JP 25971696A JP H09116809 A JPH09116809 A JP H09116809A
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    • H04N5/222Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 極めて正確なウィーブ補正を可能とする装置
を提供する。 【構成】 テレビ映画における画像ステディネスエラー
(安定性誤り、障害)を補正(またはフィルムウィーブ
補正)のための方法が提案され、ここにおいて、第1ス
テップにおいてはフィルム走査によって得られたビデオ
信号の画像コンテンツ(内容)の少なくとも1つのサン
プル(パターン)エリアが、構造認識によって決めら
れ、このサンプル(パターン)エリアは画像コンテンツ
(内容)における湾曲(状態)に相当し、第2ステップ
においては、決められたサンプル(パターン)エリアが
順次連続する(シーケンシャル)フレーム(画像)のサ
ーチエリアにおいて認識(検出)されるかどうかを比較
によってチェックされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビフィルム走
査における画像ステディネスエラー(安定性誤り、障
害)補正の方法、この方法においてはフィルムフレーム
(画像)によって変調された光がビデオ信号に変換さ
れ、そしてここにおいてはフレーム(画像)位置を規準
にして、ビデオ信号内の画像コンポーネントが補正信号
によって補正される、に関する。本発明はまた、その方
法を実施するための装置にも関する。
【0002】
【従来の技術】フィルムスキャナはフィルム上に蓄積さ
れた光学フレーム(画像)をビデオ信号に変換する。ビ
デオ信号を得るために、ステディネスエラー(安定性誤
り、障害)のない画像コンテンツ(内容)を用いて、走
査処理およびイルミネーション処理の間、正確に同じ方
法で、各フィルムフレーム(画像)は機械的に位置決め
されなければならない。単独のフィルムフレーム(画
像)は普通、ピンレジストレーションによって位置決め
され、ここにおいてはフィルムのエッジにおけるスプロ
ケット穴の位置が検出され、そして評価される。しか
し、機械的な不正確さによって、ピンレジストレーショ
ンは、不完全な結果を招くものであり、そのため、多少
の乱れのある水平、垂直、一方向性のおよび/または回
転性の画像ステディネスエラー(安定性誤り、障害)が
表示されるビデオイメージに見られる。それらの画像ス
テディネスエラー(安定性誤り、障害)のいくつかは、
そのような画像ステディネスエラー(安定性誤り、障
害)がたとえば、スプロケット穴の破損、フィルムの不
規則性、フィルムのつなぎ、フィルム供給速度の変動、
またはスプロケット穴の剥離によるものであると知られ
ている。
【0003】水平方向においてスプロケット穴のエッジ
を光学的に走査し、そして発生されたエッジ信号から補
正信号を得るような、フライングスポット原理に基づい
てテレビ映画スキャナにおける画像ステディネスエラー
(安定性誤り、障害)を除去することはすでに提案され
ている(米国特許第4,104,680号)。この補正
信号は、走査されるべきフィルム上のTVフレーム(画
像)を投射する走査チューブの走査ビームの水平偏向を
シフトさせる。しかし、この補正方法は、フィルムを走
査するCCDラインセンサを用いるフィルムスキャナに
は使用することができない。光学スプロケット穴走査の
さらなる欠点は、標準それ自体がすでにスプロケット穴
とフィルムフレーム(画像)との間でより大きな位置偏
りを許容しているため、スプロケット穴の正確な空間的
位置が決められた場合でも、個々のフィルムフレーム
(画像)の位置はラインの高さの約プラス/マイナス
0.1倍の望ましい正確度をもって決めることが出来な
いということである。フィルムフレーム(画像)を位置
決めするための規準としてのスプロケット穴の位置がテ
レビフィルム走査処理に用いられるような方法で画像ス
テディネスエラー(安定性誤り、障害)を補正するため
の信号が得られるのであれば、フレーム(画像)安定結
果は満足出来ないものであると結論することが出来る。
【0004】米国特許第5,194,958号は、画像
ステディネスエラー(安定性誤り、障害)を補正する
(またはフィルムウィーブ補正する)方法を開示してお
り、そこではフレーム(画像)安定のための補正信号
が、隣接するフレーム(画像)間のギャップにおいてフ
ィルム上に設けられたL形マークから得られる。この補
正信号は、たとえばディジタルビデオ効果装置のような
ビデオ信号プロセッサを制御する。市場で入手出来るフ
ィルムには、L形マークが設けられていないため、特別
のフィルムだけがこの公知の方法により画像ステディネ
スに関して補正されることが出来る。
【0005】第GB2,187,913A号もまた、画
像ステディネスエラー(安定性誤り、障害)を検出する
装置を開示しており、ここではモーションベクトル測定
回路がフィルムスキャナのビデオ信号から変位信号を生
じさせ、この変位信号は連続するフレーム(画像)間の
水平および垂直オフセットを表現するものである。変位
信号はフィルムスキャナのビデオ信号を補間する2次元
補間器を制御するが、そのモーションコンテンツ(内
容)がフレーム(画像)オフセット、フレーム(画像)
拡大、または縮小、またはシーンの変化を基にしたフレ
ーム(画像)は除かれる。モーションベクトル測定にお
いては、隣接するラインおよびフレーム(画像)の間の
特異性と同様、ライン内の隣接するピクセル間の特異性
が決められる。ステディネスエラー(安定性誤り、障
害)を表す補正信号を発生するために、モーションベク
トル測定回路内で得られた変位信号が、簡潔なテーラー
展開を基にした計算を行うために提供される。この公知
の装置の欠点は、十分に正確な範囲にフレーム(画像)
位置を安定させるためには適さないということである。
しかし、特別な欠点は、多数の所定の画像コンテンツ
(内容)がある時に、補正信号が発生されることが阻ま
れるということである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】画像信号におけるステ
ディネスエラー(安定性誤り、障害)の著しく精確な補
正(極めて正確なウィービングweaving補正)を可能と
するような、発明の属する技術分野に記載の型式の方法
および装置を提供することが本発明の目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この課
題は、第1段階においてフィルム走査によって得られた
ビデオ信号の画像コンテンツ(内容)の少なくとも1つ
のサンプル(パターン)エリアが構造認識(検出)によ
って決められ、そのサンプル(パターン)エリアは、画
像コンテンツ(内容)の湾曲(状態)に相当し、第2段
階においては、これが決められたサンプル(パターン)
エリアが順次連続する(シーケンシャル)フレーム(画
像)のサーチエリアにおいて認識(検出)出来るかどう
かを比較によってチェックされ、第3段階において、サ
ンプル(パターン)エリアが順次連続する(シーケンシ
ャル)フレーム(画像)において再び認識(検出)され
た時にモーションベクトル信号が発生され、このモーシ
ョンベクトル信号は認識(検出)されたサンプル(パタ
ーン)エリアの位置から、決められたサンプル(パター
ン)エリアの位置の偏りの移動の方向および大きさを規
定し、第4段階においては、変換関数のパラメータがモ
ーションベクトル信号によって決められ、次の第5段階
においては、部分移動に相当するモーションベクトル信
号が、変換関数をモーションベクトルと比較することに
よって認識(検出)され、そして除去され、必要であれ
ば第4および第5段階は何度でも実行され、第6段階に
おいては、変換関数の時間的(一時的)シーケンスを考
慮することにより、補正信号が得られ、そして第7段階
においては、それら補正信号が制御装置に加えられ、そ
れら信号は画像信号における安定エラーを補正する。
【0008】本発明による方法は、フィルム上のスプロ
ケット穴または特定のマークの場所に関わりなく、ステ
ディネスエラー(安定性誤り、障害)の精密な補正のた
めの信号がフィルムフレーム(画像)の画像コンテンツ
(内容)から直接的に得ることが出来るという利点を有
している。単なる規準は、フィルム上に蓄積されている
フレーム(画像)の画像コンテンツ(内容)における湾
曲(状態)の移動の程度である。本発明による方法の使
用は、カメラのパンによって、またはカメラのズームセ
ッティングの変化によって、フレーム(画像)からフレ
ーム(画像)に全体の画像コンテンツ(内容)を変化す
るときにも、画像ステディネスエラー(安定性誤り、障
害)の信頼出来る検出を可能とするということは、特別
な利点である。
【0009】サーチエリアにおける周期的に構成される
画像エリア、またはしばしば認識(検出)されるサンプ
ル(パターン)エリア内のモーション測定を基にする不
明瞭な結果を除くため、本発明による方法の別の実施例
は、第2段階を実施する前に、決められたサンプル(パ
ターン)エリアに相当する信号がローパスフィルタ動作
を経るということで特徴づけられる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明による方法を実施するため
の1つの改善的な装置は、フィルムスキャナのビデオ信
号が加えられる入力および、加えられたビデオ信号の画
像コンテンツ(内容)における検出されたエッジを表す
構造信号がここから供給される出力を持つ、構造信号を
発生するための装置と、順次連続する(シーケンシャ
ル)フレーム(画像)における構造信号によって特徴づ
けられる画像コンテンツ(内容)においてサンプル(パ
ターン)を認識(検出)する装置と、より大きなサーチ
エリアにおいて認識(検出)されるエッジの位置から検
出されたエッジの位置の偏りの方向と大きさに従ってモ
ーションベクトル信号を発生するための装置と、そして
ステディネスエラー(安定性誤り、障害)を補正するた
めの信号を得るための装置、この装置は発生されたモー
ションベクトル信号が加えられる入力および、ステディ
ネスエラー(安定性誤り、障害)を補正するための信号
がここから供給されることの出来る出力とをもってい
る、とを含んでいる。
【0011】エッジ検出器の1つの改善的な実施例は、
1つの入力および1つの出力を持つ第1遅延装置、ここ
において入力はディジタルビデオ信号を受け取る、と、
1つの入力および1つの出力を持つ第2遅延装置、ここ
において入力は第1遅延装置の出力に接続されている、
と、3つの入力および3つの出力を持つ、XおよびY方
向における導関数を発生するための第1装置、ここにお
いて入力は第1および第2遅延装置の入力および出力に
接続され、そしてここにおいて、X方向において微分さ
れたビデオ信号が第1出力から供給されることが出来、
Y方向において微分されたビデオ信号が第2出力から供
給されることが出来、そして極性符号信号が第3出力か
ら供給されることが出来る、と、X方向において微分さ
れたビデオ信号を2乗するための第1装置と、Y方向に
おいて微分されたビデオ信号を2乗するための第2装置
と、XおよびY方向において微分されたビデオ信号を乗
算するための第1装置と、1つの入力および1つの出力
を持つ第3遅延装置、ここにおいて入力はビデオ信号を
2乗するための第1装置によって発生された信号(kx
x)を受け取る、と、1つの入力および1つの出力を持
つ第4遅延装置、ここにおいて入力は第3遅延装置の出
力に接続される、と、3つの入力および1つの出力を持
つ、XおよびY方向における導関数を発生するための第
2装置、ここにおいて入力は第3および第4遅延装置の
入力および出力に接続され、そしてここにおいてX方向
において微分された信号(ksxx)は出力から供給さ
れることが出来る、と、1つの入力および1つの出力を
持つ第5遅延装置、ここにおいて入力は極性符号信号と
同様に装置から得られた信号(kxy)を受け取る、
と、1つの入力および1つの出力を持つ第6遅延装置、
ここにおいて入力は第5遅延装置の出力に接続される、
と、3つの入力および1つの出力を持つ、XおよびY方
向における導関数を発生するための第3装置、ここにお
いて入力は第5および第6遅延装置の入力および出力に
接続され、そしてここにおいてX、Y方向において微分
された信号(ksxy)がその出力から供給される、
と、1つの入力および1つの出力を持つ第7遅延装置、
ここにおいて入力は装置から得られた信号(kyy)を
受け取る、と、1つの入力および1つの出力を持つ第8
遅延装置、ここにおいて入力は第7遅延装置の出力に接
続される、と、3つの入力および1つの出力を持つ、X
およびY方向における導関数を発生するための第4装
置、ここにおいて入力は第7および第8遅延装置の入力
および出力に接続され、そしてここにおいてY方向にお
いて微分された信号(ksyy)がその出力から供給さ
れることが出来る、と、XおよびY方向における導関数
を発生するために第3装置によって発生された信号(k
sxy)を2乗するための第3装置と、X方向における
導関数を発生するための第2装置によって発生された信
号(ksxx)と、X方向における導関数を発生するた
めの第4装置によって発生された信号(ksyy)とを
乗算するための第2装置と、2つの入力および1つの出
力を持つ、構造信号を発生するための装置、ここにおい
て1つの入力は、第3の2乗装置によって発生された信
号(ksxy)を受け取り、そして他の入力は第2乗算
装置によって発生された信号(ksyy)を受け取り、
そしてここにおいて構造信号がその出力から供給される
ことが出来る、とを含んでいる。
【0012】モーションベクトル信号を発生させるため
のブロック整合装置の実施例は、入力および出力を持つ
制御装置、ここにおいて入力の1つは構造信号を受け取
り、そしてモーションベクトル信号が出力の1つから供
給されることが出来る、と、一時的に蓄積されたサブ
(ダウン)サンプルされたビデオ信号を受け取るビデオ
信号入力、サブ(ダウン)サンプルされた構造信号を受
け取る位置信号入力および第1モーションベクトル信号
がそこから供給されることの出来る出力とを持つ第1ブ
ロック整合器と、一時的に蓄積された非サブ(ダウン)
サンプルされたビデオ信号を受け取るビデオ信号入力
と、第1モーションベクトル信号を受け取る位置信号入
力およびそこから第2モーションベクトル信号が供給出
来る出力とを持つ、第2ブロック整合器と、そして一時
的に蓄積され、遅延された非サブ(ダウン)サンプルさ
れたビデオ信号を受け取るビデオ信号入力と、第2モー
ションベクトル信号を受け取る位置信号入力と、そして
そこから第3モーションベクトル信号、この信号は制御
装置の入力の1つに加えられる、が供給されることが出
来る出力とを持つ、第3ブロック整合器とを、改善的に
含んでいる。
【0013】本発明のさらなる改善および詳細は、従属
している特許請求の範囲に説明される。
【0014】本発明のこれらのそして他の特色は、次に
説明される実施例から明らかとなり、そしてそれらを参
照しながら説明される。
【0015】
【実施例】図1は、光電気センサ2に沿って一定の速度
で移送されるフィルム1を示している。センサ2は、た
とえばCCDラインである。フィルム移送の間、ランプ
3からの光線がフィルム1を照射する。レンズ4はフィ
ルム1を通過した光線をセンサ2上に焦点合わせする。
画像ステディネスエラー(安定性誤り、障害)が入り込
んでいるアナログビデオ信号は、センサ2の出力から供
給される。このビデオ信号は、画像ステディネスエラー
(安定性誤り、障害)補正(フィルムウィーブ補正)の
ために、A/DコンバータADを介在が好都合である
が、端子5を通して装置6の入力に加えられる。
【0016】各コンポーネントのためにセンサによって
赤、緑および青色のコンポーネントに関する情報を取り
あげることが一般的に実用されている。分解能を増加さ
せるため、CCDフィルムスキャナ内にラインあたり単
に1つのCCDラインセンサが用いられるだけでなく、
互いに他に関してオフセットされており、そしてわずか
な重なりを持つ4つのCCDラインセンサが用いられ
る。輝度はHDTVフォーマットで走査され、そして色
光度はスタンダードフォーマットで走査される。色光度
は3つのRGBコンポーネントによって表される。
【0017】別の信号処理方法に関しては、4つの独立
したデータストリームが分離された同等なチャンネルに
おいて処理されるように用いられる、と考えられること
が出来る。以下の説明はそれらチャンネルの内の1つに
関連するものである。
【0018】フィルムウィーブ補正装置6は、信号遅延
装置7、調節部8およびフィルムウィーブ補正に関する
信号を得るための装置9を含んでいる。ステディネスエ
ラー(安定性誤り、障害)が入り込んでいる、そして端
子5から供給されることが出来るビデオ信号は、信号遅
延装置7の入力に、そしてフィルムウィーブ補正のため
の信号を得るための装置9の入力に提供される。信号遅
延装置7は、ステディネスエラー(安定性誤り、障害)
ビデオ信号の遅延時間を装置9の信号遅延時間に適合さ
せるために用いられる。相当する方法でディジタルビデ
オ信号のデータ伝送時間を遅延させることにより、一時
的な等価を達成することも当然可能である。
【0019】信号遅延装置7の出力から供給されること
が出来るステディネスエラー(安定性誤り、障害)ビデ
オ信号は、調節部8の信号入力に加えられる。調節部8
のセット入力は、フィルムウィーブ補正のための信号を
得るための装置9の出力端子10から供給されることが
出来る補正信号を運搬する。調節部8は、出力端子11
においてステディネスエラー(安定性誤り、障害)のな
いビデオ信号を供給する。
【0020】調節部8は、たとえば調節信号によって、
1方向性の移動、水平および垂直サイズエラー、決めら
れた回転の点に関する回転エラー、ひずみエラー(フィ
ッシュアイ効果)または直線性エラー(高次エラー)を
補正する公知のビデオ効果装置であることが出来る。
【0021】モニタ12は、出力端子10において入手
出来る補正信号を、または出力端子11から供給され
る、そして今やステディネスエラー(安定性誤り、障
害)から免れたビデオ信号をモニタすることが出来るよ
うに設けられている。モニタ12の入力は、任意に出力
端子10または11に接続される。
【0022】モーションベクトルを得るために適切な利
用出来る構造信号は、構成されていない画像エリア(図
3a)から発生することは出来ない。構成されていない
画像エリアは、時間シーケンシャルフレーム(画像)の
画像コンテンツ(内容)において発見することはできな
い。このため、エッジ検出器によって発生される構造信
号の利用度は、入手出来るビデオ信号の画像コンテンツ
(内容)に直接的に依存する。求められるモーションベ
クトルもまた、用いられるフィルム材料のノイズに依存
する。
【0023】エッジにおけるモーション測定もまた、明
瞭な結果に導くことはない。構成される画像エリアの速
度コンポーネントは、単に、エッジ(図3b)に垂直に
感知されて求められるだけである。
【0024】反対に、正確なモーションベクトルは、エ
ッジまたは湾曲(状態)を基にして構造化された画像エ
リアの大きな確率をもって求めることが出来る(図3
c)。
【0025】以下、エッジは長方形の理想的なエッジと
いうよりは、一般的な湾曲(状態)であると理解され
る。
【0026】グローバルな変位パラメータは、いくつか
の段階によって決められる。初期的に、見いだされたモ
ーションベクトルはクラスタリングによって組み合わせ
られる。(最小2乗の)近似が次に、見いだされたクラ
スタセットに加えられ、その結果変換関数に関するモデ
ルパラメータが決められる。次に、見いだされた変換関
数は、クラスタのセットと比較され、その結果認識(検
出)され、そして部分変位が除去される。残りのクラス
タに基づいて、パラメータが再び決められるべきであ
る。単独のクラスタと変換関数との間の偏りがスレッシ
ョールドよりも下になるまで、反復が行われる。
【0027】多くの場合、移動する物体はいくつかの検
出可能な湾曲(状態)を持っており、その結果、物体が
1方向性移動を行っている限り、余分が存在する。続い
て、変換が計算され、それは全てのモーションベクトル
に反映され、そして何のモーションベクトルも存在しな
かったフレーム(画像)内の場所に関して変位の情報を
提供する。計算のために、モーションベクトルがサンプ
ル(パターン)として用いられる。小さな物体が多くの
サンプル(パターン)を持つとき、大きな物体がわずか
なサンプル(パターン)を持つ時よりもより多くの配慮
が与えられる。そのようなサンプル(パターン)におけ
る余分は、モーションベクトルをクラスタリングするこ
とにより除去することができる。仕切られたクラスタア
ルゴリズムによって、決められたモーションベクトルを
組み合わせることは特に好都合である。
【0028】モーションベクトルは、4つのスカラ量、
すなわちフィールドポイントのxおよびy座標およびx
およびy方向における変位、からなっている。変位ベク
トルは4次元空間におけるポイントとして考えるべきで
ある。各変位ベクトルはまた、品質値が与えられるべき
である。有用な空間関数を発見するために、4次元空間
は最初にノーマライズされ、その結果変位ベクトルおよ
びクラスタが同じ空間におけるポイントとして考慮され
ることが出来る。次に、1つのクラスタが変位ベクトル
の1つの組として理解される。新しい重心が、結びつい
ている素子からクラスタに関して計算される。組の結び
つきは、ファジーセットを用いることによって都合よく
実行される。この方法によって、変位ベクトルを複数の
クラスタに結びつけることが可能となる。クラスタ中心
の計算は、ノーマライズされた結びつけ関数を含むだけ
でなく、重み付け要素としてのモーションベクトルの品
質スレッショールドをも含み、その結果、著しく貧弱な
ベクトルがクラスタ中心上に重大な影響を及ぼし、そし
て結果を曲解させることを除去する。ここでは結びつい
ているモーションベクトルの品質スレッショールドの最
大値からの結果として得られる品質スレッショールドが
モニタベクトルに関すると同様に、クラスタに結びつけ
られる。
【0029】クラスタの組(集合体)は、全体のフレー
ム(画像)の変位のみならず、単独の物体のそれら記述
されたモーションも含んでいる。カバーされていない、
またはカバーされている物体によって発生する仮想の変
位もクラスタの組に含まれる。グローバルな画像変位を
発見するためには、以前に指摘したように、物体変位お
よび仮想変位が除去されなければならない。そのような
変位は、近似解をクラスタと比較することによって認識
(検出)することができる。近似解から逸脱していると
考えられるクラスタは、除かれる。その結果、新しい近
似解がクラスタの残りの組から計算されるべきである。
クラスタと近似解との間の偏りの測定は、近似とクラス
タとの間の平均値によってノーマライズされたユークリ
ッド空間である。1つの決められた値は、全ての近似の
クラスタ間の平均空間に相当する空間を意味している。
もしこのノーマライズされた空間が所定のスレッショー
ルドよりも大きければ、相当するクラスタが除去され
る。スレッショールド値は1.2と1.5との間にある
べきである。もしスレッショールド値がより小さなもの
に選択されるならば、より多くのクラスタが除かれるこ
とになるであろう。
【0030】画像平面のエッジの変位は、変換関数から
決めることが出来る。最大変位は表示されることが出来
る。画像エッジを変位させる時間シーケンスは一時的フ
ィルタリング動作に適用される。一時的フィルタリング
動作の結果は、各エッジに関する通常の変位である。各
画像エッジに関する補正変位は、通常変位と実際変位の
間の差異からの積分の後の結果である。フレーム(画
像)安定のこのモードは、グローバルな画像変位のコー
スをスムースにし、その結果、カメラのパンニング移動
によるフィルムフレーム(画像)シーケンスはジャンプ
(跳躍的変化)なしで表示されることが出来る。
【0031】人間の目はそれらの質量のために、単に有
限の加速をもって移動する物体、すなわち、連続的に移
動する物体、を認知、観察するように用いられる。シー
ンの変化またはフィルムの張り合わせにおいて発生する
ような、不連続性は、例外として扱われる。しかし、こ
の観察された特性は、何のジャンプ(跳躍的変化)も発
生しないということを意味するわけではない。この矛盾
を考慮すると、シーンの開始においては出来るだけ影響
を受けない信号を通過させ、そして複数のフレーム(画
像)、たとえば20フレーム(画像)の後まではローパ
ス特性を発揮しないような切り替え可能なフィルタが用
いられると好都合である。この特性は、いくつかの係数
が累積されて用いられるようなフィルタ構成によって実
現される。
【0032】フィルム材料における張り合わせ(接着な
いしスプライシング部)は、限られた長さの不連続な信
号変化を発生させる。そのような不連続性は、単に異な
る係数が用いられるような、同じフィルタ構造を持つ予
測器で認識(検出)することが出来る。直列抵抗器を持
つトランスバーサルフィルタ装置が、こうしてローパス
フィルタおよび予測器の両方に共同的に使用される。
【0033】安定している静止状態に関しては、フィル
タは必要ではなく、代わりに一定値0が規定変位として
適用される。
【0034】補正変換が計算された後には、それらは入
力シーケンスのために用いられるべきである。この目的
のために、画像情報がそこから取り出される入力画像に
おける位置が、変換された出力画像における各ピクセル
に関して決められる。普通は、この位置はピクセル間を
除いて、1つのピクセルの場所においては正確ではな
い。このため、オーバーサンプルされたフィルタマトリ
クスが入力画像におけるこの位置において適用されるべ
きであり、そして出力画像の輝度および色光度値が決め
られるべきである。
【0035】フィルタマトリクスとして、フィルタマト
リクス内に分離されてイメージされる高分解能spライ
ン(spライン=サブピクセルライン)を用いることは
特に望ましい。たとえば、入力画像においてどこでフィ
ルタマトリクスが用いられるかの事実に無関係に、その
実際に用いられた係数の和を生じさせるようにノーマラ
イゼーション(正規化)が実行される。
【0036】図2は、エッジ検出器のブロック図を示し
ている。ディジタルビデオ信号の輝度コンポーネントの
8ビットデータワードがエッジ検出器の入力(端子5)
に現れる。このデータワードは、30Mバイト/sのデ
ータレートで、2つの遅延装置30および31、これら
は都度1ライン周期だけデータワードを遅延させる、の
直列装置に加えられる。2つのライン遅延30および3
1の入力および出力は、マトリクス32の入力に接続さ
れる。回路素子30から32を含む回路は、制限された
ピクセルエリアにおいてXおよびY方向における導関数
を計算する。ピクセル平面上の垂直および水平ライン
は、この装置によって検出される。XおよびY方向にお
いて微分された輝度信号は、極性符号信号と同様、マト
リクス32の出力から供給されることが出来る。微分さ
れた輝度信号は、10ビットのデータワード長を持って
いる。
【0037】X方向において微分された輝度信号は、乗
算器33の2つの入力に加えられ、そしてY方向におい
て微分された輝度信号は、乗算器34の2つの入力に加
えられる。2つの微分された輝度信号の一方が、別の乗
算器35のそれぞれの入力に現れる。乗算器33および
34は、現れた微分された輝度信号を2乗し、その信号
の絶対値は16ビットのワード長において供給される形
式となっている。前もって決められた16ビットのワー
ド長を持つベクトル積信号は、乗算器33の出力におい
て入手出来る。導関数のベクトル積は交差相関として考
えられる。
【0038】得られた信号のワード長は、次に丸め装置
36、37および38において13ビットに制限され
る。丸め装置36によって供給される信号kxxは遅延
装置39および40によって2ライン周期だけ遅延され
る。非遅延信号、1ライン周期だけ遅延された信号およ
び2ライン周期だけ遅延された信号kxxが、第1相関
マトリクス41の入力に加えられる。丸め装置37によ
って供給される信号kxyは遅延装置42および43に
よって2ライン周期だけ遅延される。非遅延信号、1ラ
イン周期だけ遅延された信号および2ライン周期だけ遅
延された信号kxyが第2相関マトリクス44の入力に
加えられる。丸め装置38によって供給される信号ky
yは、遅延装置45および46によって2ライン周期だ
け遅延される。非遅延信号、1ライン周期だけ遅延され
た信号および2ライン周期だけ遅延された信号kyyが
第3相関マトリクス47の入力に加えられる。素子39
から47を含む装置は、より大きな範囲における所定の
相関を決める。エッジにおける傾きは、全ての傾きが1
方向を指すときに互いに強力に相関する。反対に、傾き
が異なる方向を指すならば、エッジにおける傾きは、単
に小さな範囲に相関し、小さなベクトル積が得られる。
【0039】信号処理のさらに別のコースにおいては、
相関マトリクス41、44および47における16ビッ
トのワードで現れる画像データksxx、ksxyおよ
びksyyの品質qが試される。
【0040】画像データksxx、ksxyおよびks
yyの値は、最初にステージ48、49および50でノ
ーマライズされ、その後種々の乗法が実行される。画像
データksxxおよびksyyは、画像データmxx、
yyを供給する乗算器51の入力に加えられる。画像デ
ータksxyは、画像データmxy、xyを供給する乗
算器52の2つの入力に加えられる。こうして発生され
た画像データの値は、以下の式に従ってステージ53で
処理される。
【0041】2*ld(mxx,yy−mxy,xy)
−ld(mxx,yy) 次に、対数関数が実現され、フローティングポイント表
現が初期的にノーマライズされ、そして引き続いてその
表現の指数のみが用いられる。この計算の結果は、ステ
ージ54に加えられる。
【0042】入力端子55に現れるキー信号の値に依存
して、ステージ54はエッジ検出された限りのデータ値
の品質評価を実施する。このキー信号は、たとえばエッ
ジ検出からの表示されたビデオ画像における所定の画像
構造を除外するか、またはそれら構成を好むかを、操作
者によって手動的に選択された1つまたはそれ以上のフ
レーム(画像)マスクの形状および/または場所を特徴
づけるものである。ステージ54に引き続くステージ5
6においては、検出されたエッジの残りの値が、入力端
子57に加えられるスレッショールド値データによって
さらに選択されることが出来る。スレッショールド値デ
ータは、エッジのデータ値が越えるかまたは下にあるか
によって、それらの次の手順に影響するレベル値を示し
ている。スレッショールド値データは、また、それら画
像内に配分された画像構造上の表示されたビデオ画像を
判定しなければならない操作者によって、手動的に加え
ることも出来る。
【0043】一時的規準として、ステージ56は、端子
58に現れるラインスタート信号および端子59に現れ
るフレーム(画像)スタート信号を受け取る。出力端子
60から供給されることが出来るエッジ信号は、最大限
1つの認識(検出)されたエッジが2つのラインの画像
コンテンツ(内容)に残り、そのエッジがさらに引き続
くブロック整合器によってモーションの存在が確かめら
れるような方法で処理される。
【0044】図2におけるエッジ検出器は、所定のポイ
ント(x、y)に関する相関フィルタを現している。ラ
インシーケンシャル処理に基づけば、フルラインに関す
る導関数を形成し、そして各々3ラインの蓄積容量を持
つ3つのメモリ内に相関積を蓄積することが改善的に可
能である。3つのラインの後、評価が開始される。
【0045】以前に指摘されたように、XおよびY方向
における導関数は、マトリクス(ソーベル演算子)を用
いて形成され、そこから相関積が計算される。各1ライ
ンに関する値が次に計算され、そして相関メモリ内に蓄
積される。3ラインのデータ値が蓄積された後、こうし
て5画像ラインの全体が処理された後、3*3ブロック
を通して相関和が形成されることが出来る。もし相関和
ksxx(x、y)またはksyy(x、y)がゼロの
値の結果となるならば、エッジ検出はこのポイントで終
了する。全ての導関数または傾きがゼロであるために、
何の湾曲(状態)もない。さらなる処理動作において
は、品質が計算されることになる。1つのブロックが処
理された後、エッジのデータ値が対数的な値に変換さ
れ、そして次にモーション測定の目的でブロック整合の
整合器に加えられる。
【0046】エッジ検出の品質は決定的に画像コンテン
ツ(内容)に依存している。より多くの構成された画像
コンテンツ(内容)があれば、サンプル(パターン)エ
リア(エッジ)がより良好に認識(検出)されることが
出来、このことはフレーム(画像)安定の品質に間接的
に影響を与える。エッジ検出器に加えられるビデオ信号
を操作することにより、画像コンテンツ(内容)の構成
を改善することが出来る。画像コンテンツ(内容)の構
成を評価する可能性を改善する都合よい測定は、サンプ
ル(パターン)エリアの決定に関して、フィルム操作に
よって得られたビデオ信号の個別のおよび/またはいく
つかの信号コンポーネントが、ビデオ信号内の他の信号
コンポーネントに対するように振幅において影響される
ことである。さらなる可能性は、サンプル(パターン)
エリアを決めるに関して、フィルム走査によって得られ
たビデオ信号の所定の色コンポーネントが選択可能な係
数を持つマトリクスであることを含んでいる。サンプル
(パターン)エリアを決めるに関しては、フィルム走査
によって得られたビデオ信号の所定の信号コンポーネン
トがガンマひずみに関して別に取り扱われることはさら
に好都合である。別の可能性は、サンプル(パターン)
エリアを決めるのに関して、フィルム走査によって得ら
れたビデオ信号の所定の信号コンポーネントの振幅変化
が他の信号コンポーネントから別に影響されることを含
んでいる。
【0047】サンプル(パターン)エリアを決めるに関
しては、フィルム走査によって得られたビデオ信号が空
間的なおよび/または一時的なフィルタリング動作を経
ることが特に好都合である。利用できるビデオ信号のハ
イパス、バンドパスおよび/またはローパスフィルタリ
ングを含むことが出来る空間的フィルタリングによっ
て、ビデオレベルにおける2次元画像構造が選択可能と
なる。一時的に隣接画像を考慮することにより、3次元
フィルタリングが実現可能である。たとえば、複数のフ
ィールドを通したビデオ信号のローパスフィルタリング
によって、所定の、微細な画像構造がエッジ検出を乱す
ことが抑制される。
【0048】さらに、フィルム走査によって得られたビ
デオ信号を表示することによって発生されるテレビ画面
において与えられるエリアが、サンプル(パターン)エ
リアを決めるための信号処理動作から除外されるか、ま
たは除外されないことは好都合である。フィルム走査に
よって得られたビデオ信号の表示されたテレビ画像にお
ける所定の画像エリアは、フィルム走査によって得られ
たビデオ信号の画像コンテンツ(内容)の画像構造に依
存して、マスキングによって選択されることが出来、ま
たはサンプル(パターン)エリアを決めることから自動
的に除外されることも出来、一方フィルム走査によって
得られたビデオ信号の画像コンテンツ(内容)における
画像構造は、最初に評価され、引き続いて品質値が評価
によってカバーされた画像エリアに関して固定され、そ
して最終的に固定された品質値の広がりに依存して、サ
ンプル(パターン)エリアを決める時に、品質値と結び
ついている画像エリアが配慮されるかまたは除外される
かのいずれかになる。この判断は、画像印象を基に独自
に、表現するのに適切な画像構造を決め、そしてエッジ
検出のためにそれらを用いるかまたは除外するかを決め
る操作者にゆだねられる。
【0049】操作者によって正しい判断が行われるため
に、所定の画像エリアに結びついた少なくとも1つのモ
ーションベクトルを、表示されているテレビ画像の所定
の画像エリア内に挿入することが助けになる。固定され
た品質値に依存して形状を区別できるよう、固定された
品質値に依存して、表示されているテレビ画像の与えら
れている画像エリアに異なる色彩を与えたり、他の画像
エリアから明瞭とされるよう、表示されているテレビ画
像の所定の画像エリアをフレーム(画像)づくりした
り、または表示されているテレビ画像の所定の画像エリ
アを人為的な色彩として表現することにより、それらを
他の画像エリアから区別することは助けになる。
【0050】図4は、ブロック整合の原理を示してい
る。図4aによれば、サイズn*mのブロックがモーシ
ョン測定のために選択されている。以下、このブロック
はサンプル(パターン)エリアとして考えられる。さら
に、(n+2*Δxmax)*(m+2Δymax)の
サイズのブロック(図4b)、ここにおいてΔxmax
およびΔymaxは最大限の検出可能な速度範囲であ
る、はサーチエリアとして示される。ブロック整合にお
いては、より大きなサーチエリア内のサンプル(パター
ン)エリアを発見するよう意図される。最も大きな類似
を持つ位置が最も確からしい補正変位を現している。類
似性は変位フレーム(画像)差異(DFD)を通して測
定される。最も大きな類似においては、DFDは最小値
をもたらし、そして絶対的な符合においてはこれはゼロ
の値をもたらす。
【0051】図5のブロック図は、ブロック整合装置の
実施例を示している。この装置においては、異なるサー
チエリアを参照しながらの信号処理は並列には実行され
ず、直列的に行われる。エッジ検出器によって発生され
たエッジ信号は、ディジタル信号処理装置として構成さ
れることが出来る制御装置90の入力に加えられる。そ
の信号が8ビットで現され、そして端子91において3
0Mバイト/sのデータレートである、フィルムスキャ
ンニングによって発生され、そして引き続いてA/Dコ
ンバータAD(図1)によって変換されたディジタルビ
デを信号は、ローパスフィルタ92の入力に、そして遅
延装置93の入力に加えられる。
【0052】ローパスフィルタ92は、ステージ94に
おける引き続くサブ(ダウン)サンプリングによって発
生するかもしれないエイリアス効果を抑制するように働
く。サブ(ダウン)サンプリングを基にして、データレ
ートで5Mバイト/sに減じられたディジタルビデオ信
号は、ステージ94の出力に発生し、この信号はオリジ
ナルのピクセル量の、水平方向における各2番目のピク
セルだけを、そして垂直方向における各3番目のピクセ
ルのみを含んでいる。サブ(ダウン)サンプルされたデ
ィジタルビデオ信号は、一時的メモリ95の入力に加え
られ、その出力はブロック整合器96の入力に接続され
ている。たとえば、LSIの種類である型名L6467
20(ビデオモーション評価プロセッサ)の集積コンポ
ーネントは、ブロック整合器96として用いることが出
来、このコンポーネントは水平および垂直方向において
マイナス4からプラス3ピクセルのサーチ範囲において
8×8のサイズをもってフルサーチブロック整合を計算
出来、そしてこれはカスケード接続可能である。ブロッ
ク整合器96および、1フレーム(画像)の蓄積容量を
持つ一時的メモリ95の両方は、制御装置90によって
供給される相応するサブ(ダウン)サンプルされたエッ
ジ信号によって制御される。ブロック整合器96は、3
/2サブ(ダウン)サンプリングを基にして、24×1
6ピクセル、水平定義は2ピクセルおよび垂直定義は3
ピクセル、のサイズを持つサーチエリアにおいて大きな
モーション評価を実行する。
【0053】引き続いて配置されたブロック整合器97
は、1ピクセルの正確さまで定義あげされたより大きな
精密さを与える。この目的のために、ブロック整合器9
6の出力から供給されることが出来るモーションベクト
ル信号は、最初に制御装置90に加えられ、そして相応
する処理の後、整合器97およびブロック整合器97と
結びついている一時的メモリ98にさらに加えられる。
ブロック整合器97もまた、たとえば型名L64672
0であることが出来る。しかし、ブロック整合器96と
は別に、ブロック整合器97はフィルム走査によって得
られたディジタルビデオ信号のオリジナルな画像データ
によって動作する。結果として、ブロック整合器97と
結びついている一時的メモリ98は、遅延装置93にお
いて遅延されたディジタルビデオ信号を受け取るべきで
ある。この目的のために、遅延装置93は、ブロック整
合器96の信号処理時間に適合するような、ディジタル
ビデオ信号の信号遅延時間を有している。
【0054】ブロック整合器97は、8×8のサイズに
おいてサーチエリア内のモーション評価を実行し、ここ
において1ピクセルの正確さが達成される。
【0055】サブピクセルサーチエリア内のモーション
を決めるために、そして相応するモーションベクトル信
号を得るために、ブロック整合器97によって発生され
たモーションベクトル信号はさらに別のブロック整合器
99においてさらに処理される。1つのピクセルの16
分の1のモーションを分解するために、ブロック整合器
97によって供給され、そして制御装置90において処
理されたモーションベクトル信号は、一時的メモリ98
の出力から供給されることの出来るディジタルビデオ信
号によってビデオ制御されるブロック整合器99に加え
られ、そして遅延装置100によって遅延させられる。
遅延装置100は、2エッジスペースだけビデオ信号を
遅延させる。ブロック整合器99の出力から供給される
ことが出来る信号である、サブピクセルサーチエリア内
のモーションベクトル信号は、制御装置90に加えら
れ、それは出力端子101において(示されていない)
クラスタ装置にオーバーオールモーションベクトル信号
を加える。
【0056】上に説明した条件の下では、最終的に発生
されるモーションベクトル信号は、水平方向において3
2ピクセルの、そして垂直方向において96ピクセルの
サーチエリアをカバーし、1ピクセルの16分の1が定
義される。図5に示されたブロック整合装置の実施例
は、モーションベクトル信号がリアルタイムで発生され
るという利点を有し、このことは別の処理の後フィルム
ウィーブ補正のための調節信号として用いることが出来
るということである。
【0057】所定のトリック効果を発生するため、また
はレコーディングによって生じる欠陥を補償するため
に、本発明による方法を用いてフィルム走査によって発
生されたそれら以外のビデオ信号を処理することもまた
可能であることは当然である。たとえば、操作者がモニ
タのスクリーン上の所定の、移動する画像物体を電子的
にマークし、そしてフレーム(画像)安定性のための規
準としてこの画像物体を用い、その結果この画像物体
に、たとえば美術的な理由によってオリジナルなレコー
ディングからは偏ったモーションを与えることも出来
る。
【0058】
【発明の効果】極めて正確なウィーブ補正を可能とする
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フレーム(画像)位置の電子的安定化のための
装置を持つフィルムスキャナを概略的に示す図。
【図2】エッジ検出器のブロック図。
【図3】モーション測定を説明するための説明図。
【図4】ブロック整合器のサーチエリアの説明図。
【図5】ブロック整合装置のブロック図。これらの図に
おいては同等のコンポーネントは同じ参照番号によって
示されている。
【符号の説明】
1 フィルム 2 センサ 3 ランプ 4 レンズ 5 端子 6 装置 7 信号遅延装置 8 調節部 9 信号取得装置 30 第1遅延装置 31 第2遅延装置 32 導関数を発生するための第1装置 33 2乗するための第1装置 34 2乗するための第2装置 35 乗算するための第1装置 39 第3遅延装置 40 第4遅延装置 41 導関数を発生するための第2装置 42 第5遅延装置 43 第6遅延装置 44 導関数を発生するための第3装置 45 第7遅延装置 46 第8遅延装置 47 導関数を発生するための第4装置 51 乗算するための第2装置 52 2乗するための第3装置 53−56 構造信号を発生するための装置 60 入力 90 制御装置 92 ローパスフィルタ装置 93 遅延装置 94 サブ(ダウン)サンプリングするための装
置 95 蓄積のための第1装置 96 第1ブロック整合器 97 第2ブロック整合器 98 蓄積のための第2装置 99 第3ブロック整合器 101 出力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルノ ベッケンバッハ ドイツ連邦共和国 アイヒ シュールシュ トラーセ 3 (72)発明者 クルト−ハイナー フィリップ ドイツ連邦共和国 ヘッペンハイム フラ ンクフルターシュトラーセ 49 (72)発明者 アンドレアス レーヴ ドイツ連邦共和国 グロース−ゲーラウ ラーンシュトラーセ 51 (72)発明者 ブローダー ヴェントラント ドイツ連邦共和国 ドルトムント ホルツ リヒター ヴェーク 36 (72)発明者 トーマス ヘルフェト ドイツ連邦共和国 ヘールネ デュンゲル シュトラーセ 56 (72)発明者 トーマス ボンゼ ドイツ連邦共和国 ドルトムント ヤーク トハウスシュトラーセ 9 (72)発明者 ヴォルフガング パシェダーク ドイツ連邦共和国 ドルトムント ズンダ ーヴェーク 11 (72)発明者 トーマス レオナルト ドイツ連邦共和国 シュヴェルテ アウフ デア ヒューエ 12

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムフレーム(画像)によって変調
    された光線がビデオ信号に変換され、そしてフレーム
    (画像)位置を参照しながらビデオ信号における画像コ
    ンポーネントが補正信号によって補正されるような、テ
    レビフィルム走査における画像ステディネスエラーを補
    正するための方法において、 第1ステップにおいては、フィルム走査によって得られ
    たビデオ信号の画像コンテンツ(内容)の少なくともサ
    ンプル(パターン)エリアが、構造認識によって決めら
    れ、そのサンプル(パターン)エリアは画像コンテンツ
    (内容)における湾曲(状態)に相当する、と第2ステ
    ップにおいて、決められたサンプル(パターン)エリア
    が順次連続する(シーケンシャル)フレーム(画像)の
    サーチエリア内に再び認識(検出)されるかどうかを、
    比較によってチェックされ、と第3ステップにおいて
    は、サンプル(パターン)エリアが順次連続する(シー
    ケンシャル)フレーム(画像)内において再び認識(検
    出)されるとき、モーションベクトル信号が発生され、
    このモーションベクトル信号は、モーションの方向、お
    よび認識(検出)されたサンプル(パターン)エリアの
    位置からの決められたサンプル(パターン)エリアの位
    置の偏りの大きさとを規定する、と第4ステップにおい
    て、モーションベクトル信号によって、変換関数のパラ
    メータが決められ、と引き続く第5段階において、部分
    的モーションに相当するモーションベクトルが、変換関
    数をモーションベクトルと比較することによって認識
    (検出)し、そして除去し、 もし必要ならば、ステップ4および5が何度か実施さ
    れ、と第6ステップにおいて、変換関数の時間的(一時
    的)シーケンスを配慮することにより、補正信号が得ら
    れ、とそして第7ステップにおいて、それら補正信号が
    制御装置に加えられ、それら信号が画像信号におけるス
    テディネスエラー(安定性誤り、障害)を補正する、と
    いうステップを備えることを特徴とする、画像ステディ
    ネスエラー(安定性誤り、障害)を補正するための方
    法。
  2. 【請求項2】 第2ステップを実行する前に、決められ
    たサンプル(パターン)エリアに相当する信号がローパ
    スフィルタリング処理を受ける(施される)ようにされ
    ている、請求項第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】 構造信号を発生するための装置、この装
    置はフィルムスキャナのビデオ信号がそこに加えられる
    入力と、そしてそこから構造信号が供給されることが出
    来る出力とを持ち、構造信号は、加えられたビデオ信号
    の画像コンテンツ(内容)における検出されたエッジを
    表している、と順次連続する(シーケンシャル)フレー
    ム(画像)において構造信号によって特徴づけられる画
    像コンテンツ(内容)内のサンプル(パターン)を認識
    (検出)する装置と、 より大きなサーチエリアにおいて認識(検出)されたエ
    ッジの位置からの、検出されたエッジの位置の偏りの方
    向および大きさに依存して、モーションベクトル信号を
    発生するための装置と、 そしてステディネスエラー(安定性誤り、障害)を補正
    するための信号を得るための装置、この装置は発生され
    たモーションベクトル信号がそこに加えられる入力、お
    よびステディネスエラー(安定性誤り、障害)を補正す
    るための信号がそこから供給されることの出来る出力と
    を持っている、とを含むような、請求項第1項記載の方
    法を実施するための装置。
  4. 【請求項4】 1つの入力および1つの出力を持つ、第
    1遅延装置(30)、ここにおいて入力はディジタルビ
    デオ信号を受け取る、と1つの入力および1つの出力を
    持つ第2遅延装置(31)、ここにおいて入力は第1遅
    延装置(30)の出力に接続される、と3つの入力およ
    び3つの出力を持つ、XおよびY方向において導関数を
    発生するための第1装置(32)、ここにおいて入力は
    第1および第2遅延装置(30、31)の入力および出
    力に接続されており、そしてここにおいてX方向におい
    て微分されたビデオ信号は、第1出力から供給されるこ
    とができ、Y方向において微分されたビデオ信号は第2
    出力から供給されることが出来、そして極性符号信号は
    第3出力から供給されることが出来る、とX方向におい
    て微分されたビデオ信号を2乗するための第1装置(3
    3)と、 Y方向において微分されたビデオ信号を2乗するための
    第2装置(34)と、 XおよびY方向において微分されたビデオ信号を乗算す
    るための第1装置(35)と、 1つの入力および1つの出力を持つ第3遅延装置(3
    9)、ここにおいて入力はビデオ信号を2乗するための
    第1装置(33)によって発生された信号(kxx)を
    受け取る、と、 1つの入力および1つの出力を持つ第4遅延装置(4
    0)、ここにおいて入力は第3遅延装置(30)の出力
    に接続されている、と3つの入力および1つの出力を持
    つ、xおよびy方向において導関数を発生するための第
    2装置(41)、ここにおいて入力は第3および第4遅
    延装置(30、31)の入力および出力に接続されてお
    り、そしてここにおいてX方向において微分された信号
    (ksxx)が出力から供給されることができる、と1
    つの入力および1つの出力を持つ第5遅延装置(4
    2)、ここにおいて入力は極性符号信号と共に、装置
    (35)から得られた信号(kxy)を受け取る、と1
    つの入力および1つの出力を持つ第6遅延装置(4
    3)、ここにおいて入力は第5遅延装置(42)の出力
    に接続されている、と3つの入力および1つの出力を持
    つ、XおよびY方向における導関数を発生するための第
    3装置(44)、ここにおいて入力は第5および第6遅
    延装置(42、43)の入力および出力に接続され、そ
    してここにおいてX、Y方向において微分された信号
    (KSXY)が出力から供給されることが出来る、と1
    つの入力および1つの出力を持つ第7遅延装置(4
    5)、ここにおいて入力は装置(34)から得られた信
    号(kyy)を受け取る、と1つの入力および1つの出
    力を持つ第8遅延装置(46)、ここにおいて入力は第
    7遅延装置(45)の出力に接続される、と3つの入力
    および1つの出力を持ち、XおよびY方向における導関
    数を発生するための第4装置(47)、ここにおいて入
    力は第7および第8遅延装置(45、46)の入力およ
    び出力に接続され、そしてここにおいてY方向に微分さ
    れた信号(ksyy)が出力から供給されることが出来
    る、とXおよびY方向における導関数を発生するための
    第3装置(44)によって発生された信号(ksxy)
    を2乗するための第3装置(52)と、 X方向における導関数を発生させるための第2装置(4
    1)によって発生された信号(ksxx)と、そしてX
    方向における導関数を発生するための第4装置(47)
    によって発生された信号(ksyy)とを乗算するため
    の第2装置(51)と、 2つの入力および1つの出力を持ち、構造信号を発生す
    るための装置(53、54、56)、ここにおいて1つ
    の入力は第3の2乗装置(52)によって発生された信
    号(ksxy)を受け取り、そして他の入力は第2乗算
    装置(51)によって発生された信号(ksyy)を受け
    取り、そしてここにおいて構造信号が出力から供給され
    ることが出来る、とを含むような、請求項第3項記載の
    装置。
  5. 【請求項5】 第1および第2の2乗装置(33、3
    4)によって供給される信号、および第1乗算装置(3
    5)によって供給される信号とが、丸め装置(36−3
    8)を通して供給され、導関数を発生するための第2、
    第3および第4装置(41、44、47)によって供給
    される信号が、ノーマライズ化(正規化)装置(48−
    50)を通して供給され、構造信号を発生させるための
    装置(53、54、56)が、第3の2乗装置(52)
    によって発生された信号(mxy、xy)を、第1およ
    び第2乗算装置(51)によって発生された信号(mx
    x、yy)から差し引き、続いて得られた差異の対数を
    形成し、そしてこれを2倍とし、そしてそこから、第1
    および第2乗算装置(51)によって発生された信号
    (mxx、yy)の対数値を差し引く装置と、そして発
    生された構造信号における所定の構成の空間的なおよび
    /またはビデオレベル選択を行わせる少なくとも1つの
    装置(54、56)を含む、構造信号を発生するための
    装置(53、54、56)を含むような、請求項第4項
    記載の装置。
  6. 【請求項6】 モーションベクトル信号を発生させるた
    めの装置が、 入力および出力を持つ制御装置(90)、ここにおいて
    入力の1つ(60)が構造信号を受け取り、そしてモー
    ションベクトル信号が出力の1つ(101)から供給さ
    れることが出来る、と一時的に蓄積されるサブ(ダウ
    ン)サンプルされたビデオ信号を受けとるビデオ信号入
    力と、サブ(ダウン)サンプルされた構造信号を受け取
    る位置信号入力と、そしてここから第1モーションベク
    トル信号が供給されることの出来る出力とを持つ第1ブ
    ロック整合器(96)と、 一時的に蓄積される非サブ(ダウン)サンプルされたビ
    デオ信号を受け取るビデオ信号入力と、第1モーション
    ベクトル信号を受け取る位置信号入力と、そしてそこか
    ら第2モーションベクトル信号が供給されることの出来
    る出力とを持つ第2ブロック整合器(97)と、 そして一時的に蓄積され、遅延された非サブ(ダウン)
    サンプルされたビデオ信号を受け取るビデオ信号入力
    と、第2モーションベクトル信号を受け取る位置信号入
    力と、そしてそこから第3モーションベクトル信号が供
    給されることの出来る出力、この信号は制御装置(9
    0)の入力の1つに加えられる、とを持つ第3ブロック
    整合器(99)と、 フィルムスキャナによって発生されたビデオ信号をロー
    パスフィルタリングするための装置(92)と、ローパ
    スフィルタ装置(92)によって供給された信号をサブ
    (ダウン)サンプリングするための装置(94)と、 装置(94)によって供給されたサブ(ダウン)サンプ
    ルされたビデオ信号の制御された蓄積のための第1装置
    (95)と、 そして遅延装置(93)によって遅延されたビデオ信号
    の制御された蓄積のための第2装置(98)と、を含む
    ような、請求項第3項記載の装置。
  7. 【請求項7】 テレビ画像内の所定の画像対象物(物
    体)のモーションシーケンスを変化させる方法におい
    て、 第1ステップにおいて、少なくとも所定の画像物体が選
    択され、第2ステップにおいて、引き続くテレビ画像内
    のより大きなサーチエリアにおいて、選択された画像物
    体が再び認識(検出)されるかどうかを、比較によって
    チェックされ、第3ステップにおいて画像物体の認識
    (検出)によってモーションベクトル信号が発生され、
    このモーションベクトル信号は、決められたサンプル
    (パターン)エリアの位置の、認識(検出)されたサン
    プル(パターン)エリアの位置からの偏りのモーション
    の方向および大きさを規定する、とそして第4ステップ
    において、選択された画像物体(5)のモーションシー
    ケンスを変化させるための信号が、発生されたモーショ
    ンベクトル信号から得られる、ことを特徴とする、モー
    ションシーケンスを変更する方法。
  8. 【請求項8】 サンプル(パターン)エリアの決定にお
    いて、信号処理動作が、データワードの分解能に関連し
    て、データワードが浮動小数点表現において処理され、
    そしてさらに選られた中間値がnビット幅の仮数指数表
    現で処理され、仮数指数表現の値の間は別の信号処理動
    作のための指数の値のみが基礎とされそして浮動小数点
    表現の値の仮数指数表現の値への変換の前に仮数がノー
    マライズされるように、行われるような、請求項第1項
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 サンプル(パターン)エリアを決めるた
    めに、フィルム走査によって得られたビデオ信号の個別
    のおよび/またはいくつかの信号コンポーネントが、ビ
    デオ信号内の他の信号コンポーネントに対するように振
    幅において影響されるような、請求項第1項記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 サンプル(パターン)エリアを決める
    ために、フィルム走査によって得られたビデオ信号の所
    定の色コンポーネントが、選択可能な係数を持つマトリ
    クスであるような、請求項第9項記載の方法。
  11. 【請求項11】 サンプル(パターン)エリアを決める
    ために、フィルム走査によって得られたビデオ信号が、
    空間的および/または一時的フィルタリング動作を経る
    ような、請求項第1項記載の方法。
  12. 【請求項12】 フィルム走査によって得られたビデオ
    信号を表示することにより発生されるテレビ画像内の所
    定のエリアが、サンプル(パターン)エリアを決めるた
    めの信号処理動作から除外され、または除外されないよ
    うな、請求項第1項記載の方法。
  13. 【請求項13】 表示されているテレビ画像内の所定の
    画像エリアが、フィルム走査によって得られたビデオ信
    号の画像コンテンツ(内容)の画像構造に依存して、サ
    ンプル(パターン)エリアの決定から自動的に除外され
    るような、請求項第12項記載の方法。
  14. 【請求項14】 フィルム走査によって得られたビデオ
    信号の画像コンテンツ(内容)内の画像構造が評価さ
    れ、品質値が評価によってカバーされた画像エリアに関
    して固定され、そして固定された品質値の大きさに従っ
    て、サンプル(パターン)エリアを決定するときに、品
    質値に結びついた画像エリアが配慮されるか、または除
    外されるかのいずれかであるような、請求項第13項記
    載の方法。
  15. 【請求項15】 所定の画像エリアと結びついている少
    なくとも1つのモーションベクトルが、表示されている
    テレビ画像の所定の画像エリア内に挿入されるような、
    請求項第12項記載の方法。
  16. 【請求項16】 固定された品質値に依存して、表示さ
    れているテレビ画像の所定の画像エリアが、異なる形状
    または色彩を持つような、請求項第14項記載の方法。
  17. 【請求項17】 表示されているテレビ画像の所定の画
    像エリアが、フレーム(画像)内に、または人為的な色
    彩で示され、その結果それらが他の画像エリアから区別
    されるような、請求項第14項記載の方法。
  18. 【請求項18】 nの部分的に重ねあったフィールドの
    ビデオ信号が、発生されるような方法でフィルムが走査
    され、ここにおいてnは正の正数であり、そして画像コ
    ンテンツ(内容)におけるエッジに相当する少なくとも
    1つのサンプル(パターン)エリアが、各発生されたビ
    デオ信号の画像コンテンツ(内容)内において決められ
    るような、請求項第1項記載の方法。
  19. 【請求項19】 複数の決められた局部的モーションベ
    クトルが1つのクラスタに組み合わせられ、そして重心
    が各クラスタに関して決められるような、請求項第1項
    記載の方法。
  20. 【請求項20】 局部的モーションベクトルを組み合わ
    せる動作がファジーな組を基にしているような、請求項
    第19項記載の方法。
  21. 【請求項21】 品質値が各クラスタに割り当てられ、
    そして所定の品質スレッショールドよりも下のクラスタ
    がステディネスエラー(安定性誤り、障害)補正から除
    外されるような、請求項第19項記載の方法。
  22. 【請求項22】 変換関数のためのモデルパラメータを
    決めるための近似が複数のクラスタの値から形成され、
    一方部分的変位を決めるために、決められた変換関数が
    クラスタの組と比較され、そして前記比較によって決め
    られた部分的変位がステディネスエラー(安定性誤り、
    障害)補正から除外されるような、請求項第19項記載
    の方法。
  23. 【請求項23】 画像シーンのはじめにおいては、補正
    信号は基本的にフィルタされない形式で伝送され、そし
    て前もって決められた数のフィルムフレーム(画像)の
    後に信号がローパスフィルタされるような、請求項第1
    項記載の方法。
  24. 【請求項24】 ステディネスエラー(安定性誤り、障
    害)を補正するための信号がフィルム走査によって得ら
    れたビデオ信号の入力画像のシーケンスに関して用いら
    れ、ここにおいてオーバーサンプルされたフィルタマト
    リクスが入力画像の位置に加えられ、そして高分解能サ
    ブピクセルラインがフィルタマトリクスとして使用さ
    れ、そのラインはフィルタマトリクスにおいて2次元に
    イメージされるような、請求項第1項記載の方法。
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