JP2701346B2 - 文書傾き補正装置 - Google Patents

文書傾き補正装置

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JP2701346B2
JP2701346B2 JP63207926A JP20792688A JP2701346B2 JP 2701346 B2 JP2701346 B2 JP 2701346B2 JP 63207926 A JP63207926 A JP 63207926A JP 20792688 A JP20792688 A JP 20792688A JP 2701346 B2 JP2701346 B2 JP 2701346B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は原稿に対応する画像の傾きを補正する文書傾
き補正装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の文書傾き補正装置としては、特開昭57−69372
号公報に開示されたものが知られている。この発明で
は、文書画面に対してラスター走査を行い、互いに隣接
する走査線における濃度累積値の差分の絶対値をとり、
さらに、全走査、又は一部分の走査についての和である
濃度累積値差分絶対値和を求め、その値が最大となる様
に傾きを補正している。
また原稿に当該原稿の方向を示すマークを予め印刷し
ておき、そのマークにもとづいて傾きを補正するように
した文書傾き補正装置もある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで上記従来の文書傾き補正装置では、特開昭57
−69372号公報に開示された文書傾き補正装置にあって
は、互いに隣接する走査線における濃度累積値の差分の
絶対値にもとづいて、補正するようにしているので、横
書きの文字列と縦書きの文字列とが混在している文書に
対応する画像に対して、正確な傾きの補正を行うことが
極めて困難である。
一方、マークにもとづいて傾きを補正するようにした
文書傾き補正装置にあっては、原稿に当該原稿の方向を
示すマークを予め印刷しておかなければならず、ユーザ
にとっては手間がかかってしまう。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、横書
きの文字列と縦書きの文字列とが混在している文書に対
応する画像の傾きを補正することのできる文書傾き補正
装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段および作用〕
本発明では、原稿を読取り2値画像に変換する変換手
段と、前記2値画像に対して所定の回転角度毎に回転処
理を施し、該回転角度毎に、前記回転された2値画像に
おける所定の方向に関する各ピクセル列の白信号あるい
は黒信号のうち一方のランレングスを算出するととも
に、該算出された各ランレングスの値から統計値を算出
する算出手段と、前記回転角度毎の統計値にもとづいて
前記変換手段によって変換された2値画像の傾きを補正
する補正手段とを具えており、補正手段は、算出手段に
よって算出された回転された2値画像における所定の方
向に関する各ピクセル列の白ランレングスあるいは黒ラ
ンレングスのうち一方のランレングスの各系統値にもと
づき、変換手段によって変換された2値画像の傾きを補
正する。
〔実施例〕
以下、本発明に係る文書傾き補正装置の実施例を添附
図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係る文書傾き補正装置の一実施例を
示したブロック図である。同図において、画像入力装置
11は、図示しないプラテンを有しており、このプラテン
上に載置された原稿を光学的に読取り2値画像に変換す
る。例えば、画像入力装置11は、第2図に示すように、
横書きの文字列と建書きの文字列とが混在した文書から
なる原稿を読取り2値画像に変換する。なお、第2図に
おいて、A部分は横書きの文字列を示しており、またB
部分は縦書きの文字列を示している。
入力画像メモリ12はRAMからなり、画像入力装置11に
よって変換された2値画像を記憶する。
制御部(以下、CPUという)13は、所定の処理、演算
等を実行するものであり、上記入力画像メモリ12から2
値画像を読み出し、該読み出された2値画像に対して、
第2図に示すように、例えば、C点を中心に所定の角度
づつ回転処理を施す。
またCPU13は、前記回転処理された2値画像における
各ピクセル列またはピクセル行に対して始点又は終点か
ら始まる白ランレングスを算出するとともに、該算出さ
れた各白ランレングスから統計値(分散または標準偏
差)を出力する。
さらにCPU13は、前記統計値から画像入力装置11によ
って変換された2値画像の傾きを求め、該2値画像の傾
きを補正する。
テーブル14には、第3図に示すように、各回転角度と
該各回転角度における2値画像の白ランレングスの統計
値が登録される。出力画像メモリ15は、RAMからなり、
上記CPU13によって補正された2値画像を記憶する。デ
ィスプレイ装置16は2値画像を表示する。
次に上記文書傾き補正装置の補正動作を第4図のフロ
ーチャートにもとづき説明する。
まず、ユーザが、画像入力装置11のプラテン上に画像
を載置する際、正規の載置状態に対して±5度より大き
い誤差がないものと仮定する。なお、実施例では、プラ
テン上に載置された際の原稿の傾きは、第2図に示すよ
うに、正規の載置状態の位置を示す位置D(第2図参
照)に対して、反時計方向に傾いた場合を(+)の傾斜
とし、また時計方向に傾た場合を(−)の傾斜としてい
る。
さて画像入力装置11は、プラテン上に載置された原稿
を光学的に読取り2値画像に変換し、該2値画像を画像
メモリ12へ送出するとともに、2値画像に変換した旨を
CPU13に送出する。
CPU13は、画像入力装置11から2値画像に変換した旨
を入力すると、画像メモリ12から当該2値画像を読み出
し、その読み出した2値画像に対して−5度〜+5度間
で1度づつ回転処理を施す。なお、この実施例におい
て、2値画像を−5度〜+5度間で1度づつ回転処理を
施すというのは、例えば、原稿が、第2図に示すよう
に、+θの角度で傾斜していた場合、この+θの角度で
傾斜した原稿に対応する2値画像の状態のD′の位置を
基準にし、またC点を中心にして(第2図参照)、−5
度〜+5度間で1度づつ回転処理を施すということであ
る。また、CPU13は、プラテン上に正規の状態で載置
(傾き無しの状態)された原稿に対応する2値画像が、
傾斜を有して載置された原稿に対応する2値画像かを問
わず回転処理を施す。
すなわち、CPU13は、最初、回転角度D=−5と定義
し(ステップ100)、入力画像メモリ12から読み出した
2値画像に対して、回転角度Dの回転処理を行う(ステ
ップ101)。そしてCPU13は、回転処理を施した2値画像
における各ピクセル行の左から始まる白ランレングスの
分散を求め(ステップ102)、この求めた分散値を、第
3図に示したように、テーブルの該当する回転角度Dに
対応させて登録する。
続いて、CPU13は、回転角度Dの値に「1」を加算し
(ステップ103)、加算して得られた回転角度Dの値が
「5」より大きいか否かを判断し(ステップ104)、回
転角度Dの値が「5」以下の場合には、上記ステップ10
1にもどり、このステップ以降を実行し、反対に、回転
角度Dの値が「5」より大きい場合には、−5度〜+5
度間で1度づつ回転処理を施して得られた各白ランレン
グスの分散値のうち最大の分散値を求め、さらに、この
最大の分散値に該当する回転角度Dの血を求める(ステ
ップ105)。
このようにして得られた最大の分散値に該当する回転
角度Dの値が、2値画像つまり原稿の傾きとなる。
例えば、傾いた画像では、第5図に示すように、左端
(第5図に示す位置E)から始まる白ランレングスの大
小があまりハッキリしておらず、また白ランレングスの
分散値は1834となっている。
一方、真直ぐな画像では、第6図に示すように、左端
(第6図に示す位置F)から始まる白ランレングスの大
小がハッキリしているのがわかり、また白ランレングス
の分散値は3308となっている。
なお、傾いた画像における白ランレングスの分散値18
34および、真直ぐな画像における白ランレングスの分散
値3308の各分散値はそれぞれ参考値を示したものであ
る。
上述したように、真直ぐな画像の分散値は傾いた画像
の分散値より大きく、また傾いた画像の分散値と真直ぐ
な画像の分散値とは差がハッキリ表れている。
従って、CPU13は、最大の分散値に該当する回転角度
Dの値を求めた後、入力画像メモリ12に格納されている
2値画像に対して、当該回転角度D分の回転処理を施す
ことにより、傾斜している2値画像を真直ぐな2値画像
に補正することができる。この補正された2値画像は、
出力画像メモリ15に格納される。
なお、上記実施例では、白ランレングスの分散を求め
るようにしたが、本発明はこれに限定されることなく、
白ランレングスの標準偏差を求め、この標準偏差値に基
づいて傾いた画像を補正するようにしても良い。
また上記実施例では、プラテン上に原稿を載置する
際、正規の載置状態に対して±5度より大きい誤差がな
いものと仮定している、つまり、許容範囲を正規の載置
状態に対して±5としているが、本発明はこれに限定さ
れることなく、許容範囲をどのようにして設定しても良
く、この場合、許容範囲として設定した角度間で回転処
理を施すことになる。
例えば、許容範囲を正規の載置状態に対して±10度と
した場合には、−10度〜+10度間で1度づつ回転処理を
施して白ランレングスを求めることにより、傾いた2値
画像を補正することができる。
上記実施例によれば、画像入力装置で読み込んだ画像
の傾きを補正できるため、ユーザは画像入力装置のプラ
テン上に原稿を載置する際に、必要以上に神経質になる
ことなく、原稿を載置すれば良いので、作業効率を向上
させることができる。
また上記実施例によれば、白ランレングスの分散値に
もとづいて傾いた画像を補正するようにしたので、横書
き文字列と縦書き文字列とが混在している文書の原稿の
場合であっても、傾いた画像を補正することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、変換された2値
画像を所定の回転角度間で回転処理を施し、その所定の
回転角度で回転処理された2値画像における各ピクセル
列の白ランレングスの分散値に基づいて傾いた画像を補
正するようにしたので、横書き文字列と縦書き文字列と
が混在している文書からなる原稿の場合であっても、傾
いた画像を補正することができることになり、高品質な
出力画像を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る文書傾き補正装置の一実施例を示
すブロック図、第2図は本実施例の画像入力装置に載置
された原稿を説明するための説明図、第3図は回転角度
と白ランレングスの分散値とが登録されるテーブルの一
例を示した図、第4図は第1図に示した文書傾き補正装
置の補正処理動作を示すフローチャート、第5図は傾い
た状態の画像の一例を示した図、第6図は真直ぐな状態
の画像の一例を示した図である。 11……画像入力装置、12……入力画像メモリ、13……制
御部(CPU)、14……テーブル、15……出力画像メモ
リ、16……ディスプレイ装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿に対応する画像の傾きを補正する文書
    傾き補正装置において、 前記原稿を読取り2値画像に変換する変換手段と、 前記2値画像に対して所定の回転角度毎に回転処理を施
    し、該回転角度毎に、前記回転された2値画像における
    所定の方向に関する各ピクセル列の白信号あるいは黒信
    号のうち一方のランレングスを算出するとともに、該算
    出された各ランレングスの値から統計値を算出する算出
    手段と、 前記回転角度毎の統計値にもとづいて前記変換手段によ
    って変換された2値画像の傾きを補正する補正手段と を具えたことを特徴とする文書傾き補正装置。
JP63207926A 1988-08-22 1988-08-22 文書傾き補正装置 Expired - Lifetime JP2701346B2 (ja)

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US5581635A (en) * 1995-07-25 1996-12-03 United Parcel Service Of America, Inc. Method and system for fast rotation of run-length encoded images
DE102004017093B4 (de) 2004-04-07 2007-09-20 Leonhard Kurz Gmbh & Co. Kg Prägefolie zur Herstellung fälschungssicherer Kraftfahrzeug-Nummernschilder und fälschungssicheres Kraftfahrzeug-Nummernschild mit einer solchen Prägefolie sowie Verwendung
JP2010224987A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Sharp Corp 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、および記録媒体

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