JPH08272624A - プロセス例外回復方式およびその方法 - Google Patents

プロセス例外回復方式およびその方法

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JPH08272624A
JPH08272624A JP7071288A JP7128895A JPH08272624A JP H08272624 A JPH08272624 A JP H08272624A JP 7071288 A JP7071288 A JP 7071288A JP 7128895 A JP7128895 A JP 7128895A JP H08272624 A JPH08272624 A JP H08272624A
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JP
Japan
Prior art keywords
exception
recovery processing
processing module
module
exception recovery
Prior art date
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Pending
Application number
JP7071288A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Suwabe
眞一 諏訪部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7071288A priority Critical patent/JPH08272624A/ja
Publication of JPH08272624A publication Critical patent/JPH08272624A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例外回復処理の内容を変更したり追加するこ
とが、容易に実現できるようにする。 【構成】 拡張例外回復処理モジュール登録手段1は、
プロセス例外に対応した回復処理を行う例外回復処理モ
ジュール8を拡張例外回復処理モジュールライブラリ2
に登録する。例外処理手段5は、オペレーティングシス
テム動作中にプロセス例外が発生すると、割り込みによ
り起動され例外回復処理モジュールを拡張例外回復処理
モジュールライブラリから検索する。動的リンク手段6
は、拡張例外回復処理モジュールライブラリ2から検索
された例外回復処理モジュール8を動的にシステムに組
み込み例外処理手段5の制御下で動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオペレーティングシステ
ム動作中のプロセス例外回復方式に関する。
【0002】
【従来の技術】オペレーティングシステム動作中に、シ
ステムの正常な動作を妨げる事象、例えば、機械誤動
作、不正データ、不正命令コード等が発生する場合があ
り、これらの事象を例外と呼ぶ。通常、これらの事象は
発生すると、CPUのファームウェアによって検出、分
類され、例外の種類に対応したソフトウェア処理(例外
回復モジュール)が起動され、動作する。
【0003】従来、オペレーティングシステム動作中の
例外回復モジュールを起動する方法としては、オペレー
テングシステム作成時に予めこれら例外回復モジュール
を組み込んでおき、プロセス例外発生時に動作させる方
法が一般的である。
【0004】図3は、従来のプロセス例外回復方式の動
作説明図であり、オペレーテングシステムのモジュール
が動作中にクラス#1と分類される例外が発生すると、
前述のファームウェアにより例外処理手段32が起動さ
れる。例外処理手段32は、起動されると、モジュール
登録表33を参照することにより、このクラスに対応す
る例外処理切り分けモジュールAに制御を渡す。このモ
ジュールAは、さらに例外の詳細な情報によって例外回
復モジュールA−1,〜A−3を動作させる。
【0005】詳細については、例えば、ACOSソフト
ウェアマニュアル「ACOS−4/XUPスーパバイザ
解説書 DDA82−2」第4章“例外管理と出口ルー
チン”を参照されたい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のプロセ
ス例外回復方式は、オペレーテングシステム作成時に予
め例外回復処理を組み込んでおくため、オペレーティン
グシステム利用者に個別な理由により例外回復処理の内
容を変更したり追加する必要が生じた場合、その変更ま
たは追加が容易に実現できないという欠点があった。
【0007】例えば、標準的な例外であるデータのオー
バーフローは、発生時に動作していたジョブが異常終了
するように組まれているが、この例外がユーザシステム
において致命的であるため発生時に保守センターに自動
的に通報するようにしたい場合や、あるいはその時の例
外解析用のデータを採取するようにしたい場合は、オペ
レーティングシステムの作り替えになるため、容易には
その機能を実現することができなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、プロセス
例外に対応した回復処理を行う例外回復処理モジュール
を予め具備された拡張例外回復処理モジュールライブラ
リに登録する拡張例外回復処理モジュール登録手段と、
オペレーティングシステム動作中に前記プロセス例外が
発生すると割り込みにより起動され前記例外回復処理モ
ジュールを前記拡張例外回復処理モジュールライブラリ
から検索する例外処理手段と、前記拡張例外回復処理モ
ジュールライブラリから検索された前記例外回復処理モ
ジュールを動的にシステムに組み込み前記例外処理手段
の制御下で動作させる動的リンク手段とを具備している
ことを特徴とする。
【0009】また、第2の発明は、プロセス例外に対応
した回復処理を行う例外回復処理モジュールを予め具備
された拡張例外回復処理モジュールライブラリに登録し
ておき、オペレーティングシステム動作中に前記プロセ
ス例外が発生すると前記例外回復処理モジュールを前記
拡張例外回復処理モジュールライブラリから検索し、検
索された前記例外回復処理モジュールを動的にシステム
に組み込み動作させることを特徴とする。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0011】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
であり、図2は、拡張モジュール登録表3の具体例を示
す図である。
【0012】図1を参照すると、本発明は、予めオペレ
ーティングシステムに標準的に組み込まれている従来の
例外回復処理モジュール(図示せず)とは別の例外回復
処理モジュール8を拡張例外回復処理モジュールライブ
ラリ2に登録し、その管理テーブルである拡張モジュー
ル登録表3を更新する拡張例外回復処理モジュール登録
手段1と、オペレーティングシステムモジュール4と、
オペレーティングシステム動作中でのプロセス例外発生
時に割り込みにより起動され、必要な例外回復処理モジ
ュールを検索する例外処理手段5と、ライブラリ2に格
納されている例外回復処理モジュールが必要となった際
に動的にシステムに組み込み、例外処理手段5の制御下
で動作させる動的リンク手段6とを具備している。
【0013】まず、システム管理者は、利用しているオ
ペレーティングシステムに対して新たに例外回復処理モ
ジュール8の設定が必要になった時、拡張例外回復処理
モジュール登録手段1を起動する。拡張例外回復処理モ
ジュール登録手段1は、拡張例外回復処理モジュールラ
イブラリ2に新たに用意された例外回復処理モジュール
8を格納するとともに、拡張モジュール登録表3の内容
を更新する。拡張モジュール登録表3には、各例外回復
処理モジュールを動作させる条件と例外回復処理モジュ
ール名とが記録されている。
【0014】システム運用中に、オペレーティングシス
テムモジュール4でプロセス例外が発生すると、ファー
ムウェア(図示せず)によって検出され例外処理手段5
が割り込みによって起動される。例外処理手段5は、拡
張モジュール登録表3を参照して、プロセス例外を発生
させたオペレーティングシステムモジュールに対応した
例外回復処理モジュールが登録されているか否かを判断
し、登録されている場合は、動的リンク手段6を動作さ
せる。動的リンク手段6は、対応する例外回復処理モジ
ュール8を拡張例外回復処理モジュールライブラリ2か
ら読み込み、動的にシステムに組み込んで例外処理手段
5の制御下で動作させる。例外回復処理モジュール8
は、プログラムされている回復動作、情報採取動作を実
行し、システム全体に障害が波及するのを防止するとと
もに、障害発生直後の情報採取を実行する。
【0015】例えば、モジュール登録表7に登録されて
いる従来の標準的な例外回復処理モジュールは、通常汎
用性を保つために、どのシステムで動作してもよい程度
の回復処理しか実装していない。しかし、動的に組み込
む例外回復処理モジュール8は、動作するシステムに固
有の処理とすることができるので、例外発生によって破
壊される特定ファイルの情報の採取や、保守センターに
例外発生を通報する機能を実装することができる。
【0016】拡張モジュール登録表3に対応する例外回
復処理モジュールが登録されていない場合は、モジュー
ル登録表7に登録されていて予めシステムに組み込まれ
ている例外回復処理モジュール(図示していない)が例
外処理手段5の制御下で動作する。
【0017】図2で示した拡張モジュール登録表におい
ては、プロセス例外が発生したオペレーティングシステ
ムモジュールの例外発生論理アドレスで分類している。
したがって、論理アドレス0A000000〜0AFF
FFFFの範囲で例外種別0〜3のプロセス例外が発生
した場合には、例外回復処理モジュール‘ARECOV
1’が起動され、例外種別4〜15の場合は‘AREC
OV2’が起動される。
【0018】以上述べたように、本発明によりオペレー
ティングシステム利用者は必要に応じて容易に例外回復
処理モジュールを拡張例外回復処理モジュールライブラ
リ2に登録することができ、かつ、オペレーティングシ
ステムでその例外が発生時には該例外処理モジュールが
起動されるようにすることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、オペレ
ーティングシステム利用者の必要に応じて容易に例外回
復処理モジュールを登録することができ、その例外が発
生時にはその例外処理モジュールが起動されるようにし
たことにより、オペレーティングシステム利用者に個別
な理由により例外回復処理の内容を変更したり追加する
必要が生じた場合、その変更または追加が容易に実現で
きるという効果がある。
【0020】さらに、同モジュールにオペレーティング
システム不正動作時のデータ採取処理を組み込むことに
より、トラブル解析用のデータを容易に採取することが
できるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の拡張モジュール登録表3の具体例を示す
図である。
【図3】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 拡張例外回復処理モジュール登録手段 2 拡張例外回復処理モージュールライブラリ 3 拡張モジュール登録表 4,31 オペレーティングシステムモジュール 5,32 例外処理手段 6 動的リンク手段 7,33 モジュール登録表 8 例外回復処理モジュール A 例外処理切り分けモジュール A−1,〜A−3 例外回復モジュール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセス例外に対応した回復処理を行う
    例外回復処理モジュールを予め具備された拡張例外回復
    処理モジュールライブラリに登録する拡張例外回復処理
    モジュール登録手段と、オペレーティングシステム動作
    中に前記プロセス例外が発生すると割り込みにより起動
    され前記例外回復処理モジュールを前記拡張例外回復処
    理モジュールライブラリから検索する例外処理手段と、
    前記拡張例外回復処理モジュールライブラリから検索さ
    れた前記例外回復処理モジュールを動的にシステムに組
    み込み前記例外処理手段の制御下で動作させる動的リン
    ク手段とを具備していることを特徴とするプロセス例外
    回復方式。
  2. 【請求項2】 プロセス例外に対応した回復処理を行う
    例外回復処理モジュールを予め具備された拡張例外回復
    処理モジュールライブラリに登録しておき、オペレーテ
    ィングシステム動作中に前記プロセス例外が発生すると
    前記例外回復処理モジュールを前記拡張例外回復処理モ
    ジュールライブラリから検索し、検索された前記例外回
    復処理モジュールを動的にシステムに組み込み動作させ
    ることを特徴とするプロセス例外回復方法。
JP7071288A 1995-03-29 1995-03-29 プロセス例外回復方式およびその方法 Pending JPH08272624A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000034866A1 (fr) * 1998-12-07 2000-06-15 Sony Corporation Ordinateur, support d'enregistrement stockant un programme de traitement d'exceptions et procede de traitement d'exceptions

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6358544A (ja) * 1986-08-29 1988-03-14 Nec Corp 電子計算機システム
JPH0247728A (ja) * 1988-08-08 1990-02-16 Nec Corp フォルト処理管理方式
JPH02187822A (ja) * 1989-01-13 1990-07-24 Nec Corp 事後処理管理方式

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970610