JPH08272455A - 流量制御弁 - Google Patents

流量制御弁

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JPH08272455A
JPH08272455A JP9981795A JP9981795A JPH08272455A JP H08272455 A JPH08272455 A JP H08272455A JP 9981795 A JP9981795 A JP 9981795A JP 9981795 A JP9981795 A JP 9981795A JP H08272455 A JPH08272455 A JP H08272455A
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JP
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spool valve
oil
control
path
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JP9981795A
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Shiro Takeshika
史郎 武鹿
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 余剰油排出通路4側への流出量を一定に保持
する。 【構成】 ケーシングに作動油供給通路3と、余剰油排
出通路4と、制御油流出通路5とを順次形成し、これら
各通路相互間を連通遮断するスプール弁20を備える。
そして該スプール弁20に形成される作動油供給通路3
と余剰油排出通路4とを遮断する主ランド24には作動
油供給通路3と余剰油排出通路4とを区分する短小の第
1ランド25と、これに続き常時余剰油排出通路4に開
口する環状の切り込み部26を形成する。また該切り込
み部26は断面を制御油流出通路5側を垂直面とし、余
剰油排出通路4側に流出する余剰油圧力によりスプール
弁20を制御油流出通路5側に付勢する。 【効果】 余剰油の流れは、垂直面に当接してスプール
弁を制御流流出通路側への押圧力となり、余剰油の流出
による反対方向への押圧力を打ち消す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流量制御弁、特にスプ
ール式圧力補償型流量制御弁の改良に関する流量制御弁
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記流量制御弁の一例を図3に示す。こ
の流量制御弁50は、ケーシング2に作動油供給通路3
と、余剰油排出通路4と、制御油流出通路5とを順次形
成し、かつこれらと直交してスプール弁挿入孔6を穿孔
し、上記各通路はこのスプール弁挿入孔に開口する環状
の凹溝3a、4a、5aを形成する。スプール弁挿入孔
6にはスプール弁51を挿入し、該スプール弁51には
これら各環状凹溝相互間を遮断する主ランド52を形成
する。またこのスプール弁51には制御油流出通路5側
を開口する内部通路53を穿孔し、作動油供給通路3に
対向する位置に制御オリフィス孔54を穿孔して常時作
動油供給通路3と内部通路53とは該オリフィス孔54
を介して連通させ、かつ、該内部通路53は制御油流出
通路5とを連通させる。また、上記スプール弁51の作
動油供給通路側のスプール弁頭部51aとケーシング2
との間にはダンパー室7を形成し、該ダンパー室7はス
プール弁51の頭部51aに穿孔したダンパオリフィス
通路56により作動油供給通路3と連通し、スプール弁
51の反対側には該スプール弁51をダンパー室7側に
付勢するバネ8を備える。
【0003】これにより作動油供給通路3に供給される
圧力油は、制御オリフィス孔54を通過し、内部通路5
3を経て制御流流通通路5に供給され、該通路5を介し
て所定のシリンダ等に押し出される。この際、上記オリ
フィス孔54の通過抵抗により発生する差圧により作動
油の一部はダンパオリフィス通路56を介してダンパー
室7に供給され、スプール弁51をバネ8に抗して図4
において右方向に移行する。これにより主ランド52は
余剰油排出通路4の環状凹溝4aとの間に若干の隙間a
を形成し、供給される作動油の一部は該隙間aを通つて
余剰油排出通路4側に流出し、これにより作動油供給通
路3側の圧力は減少し、スプール弁51は均衡した状態
に保持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、図4に示す
如く隙間aからの余剰油流出流れAはスプール弁51の
軸心に対してある角度αを以て噴出する。この高速流れ
の反作用としてスプール弁51には逆方向の反作用(フ
ローフォース)Bにより、スプール弁を移行させ、隙間
aは減少し、作動油供給通路3から余剰油排出通路4へ
の流出量は減少する。このため作動油供給通路3の圧力
は上昇し、ダンパー室7の圧力は上昇し、これに基づき
再びスプール弁51は右方向に移行して隙間aを所定間
隔に保持しようとする。これを繰り返すことによりスプ
ール弁51は振動を発生する。本発明はかゝに点に鑑
み、上記隙間を一定に保持し、余剰油排出通路4側への
流出量が常に一定にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の流量制御弁は、上記流量制御弁において、ス
プール弁に形成される作動油供給通路と余剰油排出通路
とを遮断する主ランドには作動油供給通路と余剰油排出
通路とを区分する短小の第1ランドと、これに続き常時
余剰油排出通路に開口する環状の切り込み部を形成し、
該切り込み部は断面を制御油流出通路側を垂直面とした
鋸歯状とし、余剰油排出通路側に流出する余剰油圧力に
よりスプール弁を制御油流出通路側に付勢することを要
旨とするものである。
【0006】
【作 用】余剰油排出通路の環状凹溝への余剰油の流
入は切り込み部の垂直面に当接し、スプール弁を制御油
流出通路側に押圧するように作用する。この作用は余剰
油の排出流に基づく反作用によるスプール弁の反対方向
への付勢を打ち消すように作用する。
【0007】
【実 施 例】図1は本発明の実施例を示す。流量制御
弁1はスプール弁20を除き各部の構成は前述の従来構
造と同一であり、同一部品に対しては同一符号を付して
説明を省略する。
【0008】上記スプール弁20は周知構造と同様に内
部に制御油流出通路5側を開口する内部通路21を穿孔
し、作動油供給通路3への対向位置に該内部通路に連通
する制御オリフィス孔22を穿孔し、スプール弁頭部ラ
ンド20aにはダンパー室7に通ずるダンパオリフィス
孔23を穿孔する。またスプール弁20には各通路3、
4、5の環状凹溝3a、4a、5a相互間を遮断する主
ランド24を形成する。
【0009】本発明はこの主ランド24の余剰油排出通
路の環状凹溝4aに対向する位置で短小の第1ランド2
5を残して環状凹溝4aの幅に近い寸法で環状の切り込
み部26を形成する。この切り込み部26は断面を制御
油流出通路側を垂直面26aとし、反対面に至るに従い
順次傾斜する傾斜面26bを有する鋸歯状としたもので
ある。
【0010】これにより圧力油の供給時には、前述と同
様の要領で作動油供給通路3に供給された圧力油は、制
御オリフィス孔22から内部通路21を経て制御油流出
通路5側に流出し、一部はダンパオリフィス孔23を介
してダンパー室7に供給され、スプール弁20を図2に
示す如く制御油流出通路5側に移行し、バネ8との均衡
した位置で保持される。この際、余剰油は第1ランド2
5と余剰油排出通路4の環状凹溝4aとの隙間aより余
剰油流れAとなつて該環状凹溝4a側に流出する。
【0011】このとき隙間aよりの余剰油排出通路4へ
の余剰油流れAの一部は、上記切り込み部26の斜面2
6bに沿って流入した流れCを生じ、この流れCは垂直
面26aに当り、矢符Dの動圧を生じ、前記反作用Bを
打ち消す。これにより上記隙間aを流出する余剰油は常
に一定となり、制御油流出通路5へは一定流量の制御流
とすることが出来る。
【0012】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、流量制
御弁のケーシングに形成した各通路相互間を遮断する主
ランドに、作動油供給通路と余剰油排出通路とを区分す
る短小の第1ランドと、これに続き常時余剰油排出通路
に開口する環状の切り込み部を形成し、該切り込み部は
断面を制御油流出通路側を垂直面とした鋸歯状としたか
ら、余剰油排出通路側に流出する余剰油の流れは該切り
込み部の斜面に沿った流れを生じ、これは鋸歯の垂直面
に当接してスプール弁を制御油流出通路側への押圧力と
なり、前記余剰油の流出流れによる反対方向への押圧力
を打ち消すことが出来、従ってスプール弁を一定位置に
保持し、制御油流出通路へは一定流量の制御流を保持す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流量制御弁の縦断面図である。
【図2】本発明の流量制御弁の作用説明用縦断面図であ
る。
【図3】従来例の流量制御弁の縦断面図である。
【図4】従来例の流量制御弁の作用説明用縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 流量制御弁 2 ケーシング 3 作動油供給通路 4 余剰ゆ排出通路 5 制御油流出通路 7 ダンパ室 8 バネ 20 スプール弁 24 主ランド 25 第1ランド 26 切り込み部 26a 垂直面 26b 傾斜面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングに作動油供給通路と、余剰油
    排出通路と、制御油流出通路とを順次形成し、これら各
    通路相互間を連通遮断するスプール弁を備え、該スプー
    ル弁には作動油供給通路と制御油流出通路とを連通する
    内部通路及び該通路に開口する制御オリフィス孔を形成
    し、上記スプール弁の作動油供給通路側のスプール弁頭
    部とケーシングとの間にはダンパー室を形成し、スプー
    ル弁の反対側には該スプール弁をダンパー室側に付勢す
    るバネを備え、上記制御オリフィスの通過抵抗による差
    圧によりダンパー室に発生する押圧力とバネ圧とにより
    スプール弁を均衡状態に保持して作動油供給通路と余剰
    油排出通路との間に隙間を形成せしめ、余剰油を排出す
    る流量制御弁において、上記スプール弁に形成される作
    動油供給通路と余剰油排出通路とを遮断する主ランドに
    は作動油供給通路と余剰油排出通路とを区分する短小の
    第1ランドと、これに続き常時余剰油排出通路に開口す
    る環状の切り込み部を形成し、該切り込み部は断面を制
    御油流出通路側を垂直面とし、余剰油排出通路側に流出
    する余剰油圧力によりスプール弁を制御油流出通路側に
    付勢することを特徴とする流量制御弁。
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