JPH08272293A - 車両用ナビゲーション装置 - Google Patents

車両用ナビゲーション装置

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JPH08272293A
JPH08272293A JP7859195A JP7859195A JPH08272293A JP H08272293 A JPH08272293 A JP H08272293A JP 7859195 A JP7859195 A JP 7859195A JP 7859195 A JP7859195 A JP 7859195A JP H08272293 A JPH08272293 A JP H08272293A
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橋本  浩司
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清英 加藤
Yasunobu Ito
康伸 伊藤
Mitsuhiro Futamura
光宏 二村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指定入力する地図の縮尺に関係なく最も近い
位置にある名称をメモリ地点として設定できるようにす
る。 【構成】 複数の縮尺の地図や地点に関する情報を記憶
する記憶手段3と、記憶手段に記憶された地図や地点に
関する情報を表示する表示手段12と、表示手段に表示
された地図上の地点を指定する入力手段11と、制御手
段4とを備え、制御手段4は、入力手段により指定され
た地点に対応する座標を取得する入力座標取得手段4
a、該入力座標取得手段により取得された座標を含む詳
細地図に関する情報を記憶手段から読み込む詳細地図読
込手段4b、該詳細地図読込手段により読み込まれた詳
細地図に関する情報から座標に最も近い地点の表示名称
を取得する表示名称取得手段4c、及び表示名称取得手
段により取得された表示名称の地点を登録する地点登録
手段4dを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地図上に指定した地点
を登録する機能を備えた車両用ナビゲーション装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車等に搭載される車両用ナビゲーシ
ョン装置おいては、目的地あるいは通過点等の地点を入
力する場合、一度入力した地点をシステムに登録するこ
とにより、次回からその登録地点を利用して入力操作を
容易にする地点登録機能を備えたナビゲーション装置が
提案されている。
【0003】地点登録機能を備えたナビゲーション装置
として例えば特開平5−313573号公報で提案され
ている装置おいては、地点登録すると登録した地点を識
別するために、文字情報の指示入力により登録指示があ
った場合には入力情報を地点名として登録するが、文字
情報の指示入力によらず表示されたリストの中から選択
して登録指示があったような場合には、日時情報を得て
地点名として登録するように構成したものである。ま
た、特開平5−303328号公報で提案されている装
置は、地図情報をCD−ROMから読み出して表示し、
その地図情報上の任意の地点の指定により指定位置座標
と名称を登録するものであるが、この場合に地図情報上
において指定された地点の座標に対し最も近い地点の座
標を有するシンボルを検索し、そのシンボルを指定地点
の名称としてその座標とともに登録するものである。
【0004】地点登録の具体的な設定操作例について説
明する。図14はメニュー画面及び地点登録画面の構成
例を示す図、図15〜図18は住所入力による地点登録
の操作例を説明するための図である。例えば図示しない
メニュースイッチが押されると、図14(a)に示すよ
うなメニュー画面に切り換わる。メニュー画面には、
「電話帳」、「CD CRAFT」、「メモリ地点登
録」、「メモリ地点消去」、ルートの「変更」・「消
去」、音量の調整の各ボタンが表示され、これらを選択
的にタッチすることによりそれぞれの機能を利用するこ
とができる。また、航続可能距離の領域にガソリンの残
量や燃費等を基に算出される走行可能距離が表示され
る。「電話帳」は、例えばJAFや道路交通情報センタ
ー、観光情報センター、緊急医療情報センター、レスト
ラン・ホテル等、目的地のようなしばしば電話番号を調
べることがある施設等の電話番号を登録し提供するもの
である。「CD CRAFT」は、CD−ROMを装着
してそのソフトをこの表示入力画面で利用する場合に選
択するものである。「メモリ地点登録」は、運転者がゴ
ルフ場や知人宅、諸施設、機関等の独自に好んで利用す
る地点を登録するものであり、図14(b)に示すよう
に「電話番号」や「住所」、「現在地周辺」、「目的地
周辺」、「ゴルフ場」、「他の施設」の施設名称等を用
いて選択し、登録することができる。「メモリ地点消
去」は、「メモリ地点登録」で登録された地点を消去す
るものである。ルートの「変更」は、新たな目的地や通
過点、寄り道を経由する経路に変更し、「消去」は、既
に探索された経路を消去するためのものである。そし
て、音量調整は、スピーカの音量を調整する場合に選択
するものであり、それぞれ「OFF」は、音声出力を止
め、「小」、「中」、「大」は、音量を小さくしたり大
きくするときに操作するものである。また、「補正」
は、現在位置検出の手段として装備している地磁気セン
サ等がノイズの影響を受けた場合にその補正を行うため
のものである。
【0005】そこで、図14(b)に示すように例えば
メモリ地点登録の「住所」が選択されると、図15に示
すようにまず、五十音順に県名・主要都市名のリストを
表示し、その選択したがって県名から「名古屋市」、さ
らに「中区」、図16に示すように「栄」→「1丁目」
と順に市→区→町→丁目まで表示する。そして、図17
に示すように最終的に選択された住所を中心とする周辺
の地図を画面に表示し、画面の位置を確認の上「セッ
ト」ボタンがタッチされると、図18に示すように登録
領域の指定にしたがって「2」の行に入力された住所
「愛知県名古屋市栄1丁目付近」でメモリ地点を登録す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な地点登録において、登録したい地点を直接指定できな
い場合には、「住所」や「他の施設」などのいずれのキ
ーからアプローチするにしても、まず、その地点近傍の
ものと思われる情報を使って地図を呼び出し、さらに地
図を移動させて所望の地点を探し指定入力することにな
る。その場合、登録地点がどこなのかすぐに分かるよう
に、その時の表示地図上の地名や施設名など、その地点
を特定できるような名称の中で、最も近い位置にある名
称をメモリ地点の名称としている。この名称によりユー
ザがメモリ地点の確認を容易にできるようにしている。
【0007】しかし、所望の地点を指定入力する場合
に、表示地図上の地名や施設名などを用いるため、特に
広域地図で設定を行うと、それが実際には実距離でかな
り離れた地点になることもあり、実用上問題が生じてい
る。図19は車両用ナビゲーション装置の地点登録の課
題を説明するための図である。
【0008】例えば図19(a)に示す地図上におい
て、駅の地点を設定しようとして指定入力した場合、表
示地図上の地名や施設名として駅名がないため、最も近
い位置にある名称として「御幸本町」が用いられること
になる。このような問題は、広域地図で地点登録を行っ
た場合に生じる。そのため、図19(b)に示すように
駅名を登録名称として用いたい場合には、図19(c)
に示すように駅名が表示される詳細地図まで地図を拡大
してから駅の地点を指定入力しなければならず、操作が
煩雑になるという問題がある。
【0009】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、指定入力する地図の縮尺に関係なく最も近い位置
にある名称をメモリ地点として設定できる車両用ナビゲ
ーション装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、地
図上に指定した地点を登録する機能を備えた車両用ナビ
ゲーション装置において、複数の縮尺の地図や地点に関
する情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶さ
れた地図や地点に関する情報を表示する表示手段と、前
記表示手段に表示された地図上の地点を指定する入力手
段と、前記入力手段により指定された地点に対応する座
標を取得する入力座標取得手段、該入力座標取得手段に
より取得された座標を含む詳細地図に関する情報を前記
記憶手段から読み込む詳細地図読込手段、該詳細地図読
込手段により読み込まれた詳細地図に関する情報から前
記座標に最も近い地点の表示名称を取得する表示名称取
得手段、及び前記表示名称取得手段により取得された表
示名称の地点を登録する地点登録手段を有する制御手段
とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】また、前記詳細地図読込手段は、最詳細地
図に関する情報を前記記憶手段から読み込んだり、前記
表示手段に表示されている地図縮尺から詳細地図を選択
し、前記制御手段は、前記表示手段に表示された地図上
に前記地点登録手段により登録された地点の表示名称を
表示し、さらに前記表示手段に表示された地図を前記詳
細地図に切り換えて表示することを特徴とするものであ
る。
【0012】
【作用及び発明の効果】本発明に係る車両用ナビゲーシ
ョン装置おいては、複数の縮尺の地図や地点に関する情
報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された地
図や地点に関する情報を表示する表示手段と、前記表示
手段に表示された地図上の地点を指定する入力手段と、
前記入力手段により指定された地点に対応する座標を取
得する入力座標取得手段、該入力座標取得手段により取
得された座標を含む詳細地図に関する情報を前記記憶手
段から読み込む詳細地図読込手段、該詳細地図読込手段
により読み込まれた詳細地図に関する情報から前記座標
に最も近い地点の表示名称を取得する表示名称取得手
段、及び前記表示名称取得手段により取得された表示名
称の地点を登録する地点登録手段を有する制御手段とを
備えたので、地図上で入力した地点にその地点の表示名
称がない場合であっても、最も近い地点の詳細地図に関
する情報にある表示名称の地点を登録することができ
る。したがって、広域地図上で地点登録しても、詳細地
図上で地点登録するときと同じ表示名称の地点を登録す
ることができ、指定した地点周辺の名称とかけ離れた地
域の名称が登録されて、後に登録地点を呼び出す際に、
どの地点に対する名称であるのか分からなくなってしま
うことがなくなる。
【0013】また、前記詳細地図読込手段は、最詳細地
図に関する情報を前記記憶手段から読み込んだり、前記
表示手段に表示されている地図縮尺から詳細地図を選択
するので、地点登録するときにより適切な情報を選択す
ることができる。さらに前記制御手段は、前記表示手段
に表示された地図上に前記地点登録手段により登録され
た地点の表示名称を表示するので、地図上に表示されて
いない表示名称が取得されたことを確認することがで
き、前記表示手段に表示された地図を前記詳細地図に切
り換えて表示するので、取得した表示名称を含めた地図
に関する情報を詳細に教示することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明に係る車両用ナビゲーション装置
の1実施例を示す図、図2は地図データの構造例を示す
図、図3は地点登録の処理フローの1実施例を説明する
ための図、図4は指定位置に最も近いシンボルマークデ
ータを取得するルーチンの処理を説明するための図であ
る。
【0015】図1において、記憶手段(外部記憶手段)
3は、1万分の1、2万分の1、4万分の1、8万分の
1、16万分の1、32万分の1、……のように複数の
縮尺の地図データや表示名称文字、シンボルマーク、シ
ンボルジャンル、表示座標等のような地点に関する情報
及びナビゲーションを行うために必要なデータを記憶す
るものである。表示手段12は、記憶手段3に記憶され
た地図やその地図上の地点に関する情報、車両の現在位
置マーク、メニュー画面、各種設定画面等を表示するも
のである。入力手段11は、表示手段12に表示された
地図上の地点を入力したり、メニュー画面や各種設定画
面の選択、設定等の入力を行うものである。現在位置検
出手段2は、各種のセンサを用いて車両の現在位置を追
跡し検出するものである。制御手段(中央処理装置)4
は、入力座標取得手段4aと詳細地図読込手段4bと表
示名称取得手段4cと地点登録手段4dとを有し、地点
登録、目的地設定、経路探索、経路案内その他のナビゲ
ーション装置として経路案内を行うためシステム全体を
制御するものである。入力座標取得手段4aは、地点登
録を行うときに表示手段12の画面に表示された地図上
から入力手段11により入力された地点の座標を取得す
るものであり、詳細地図読込手段4bは、入力座標取得
手段4aにより取得された座標を含む詳細地図に関する
情報を記憶手段3から読み込むものであり、表示名称取
得手段4cは、詳細地図読込手段4bにより読み込まれ
た詳細地図に関する情報から入力された地点の座標に最
も近い地点の表示名称を取得するものであり、地点登録
手段4dは、表示名称取得手段4cにより取得された表
示名称の地点を登録するものである。
【0016】本発明に係るナビゲーション装置の記憶手
段3に格納された地図データファイルは、図2に示すよ
うにn段階の地図縮尺に対応して地図データを格納した
ものであり、各地図縮尺についてシンボルマークデータ
ファイルを格納しておき、このシンボルマークデータフ
ァイルに基づき地図表示を行うときの地点名称(施設等
も含む)を表示する。シンボルマークデータファイルに
は、表示名称文字、シンボルマーク、シンボルジャン
ル、表示座標を格納し、最詳細図におけるシンボルマー
クデータを地点登録時に用いる。表示名称文字は、○○
駅、◇◇市役所、△△町等、地図上に表示される文字デ
ータであって、この名称が登録地点名称となり、シンボ
ルマークのみ表示する場合には空きとなる。シンボルマ
ークは、市役所であれば○、郵便局であれば〒等のマー
クであり、〜町等の名称表示だけの場合には空きとな
る。シンボルジャンルは属性等である。表示座標は、例
えばシンボルマークがある場合にはその中心の座標、シ
ンボルマークがない場合には表示文字の中心の座標であ
り、この座標が地点登録時に指定地点に最も近いものを
選択するときに用いられる。また、文字とマークの両方
がある場合の座標は、マーク表示位置座標であり、文字
はこのマーク表示位置の例えば上部の所定値オフセット
された位置に表示される。このようにすることにより、
例えば地図を回転させても常にマークの上部に文字を表
示することが容易にできる。
【0017】地点登録の処理フローは、図3に示すよう
に表示地図上における指定位置に対応する座標(X,
Y)を取得すると(ステップS11)、図2に示す地図
データの中から指定位置に対応する座標に基づき指定位
置付近の最詳細地図データの読み込みを行い(ステップ
S12)、指定位置に最も近いシンボルマークデータを
取得する(ステップS13)。そして、取得されたシン
ボルマークデータより表示名称文字データを取得し(ス
テップS14)、登録地点名称として取得された表示名
称文字データを登録する(ステップS15)。なお、ス
テップS13において取得されたシンボルマークデータ
は表示名称文字データが空きとなっていて、ステップS
14の処理において表示名称文字データがないと判断さ
れたときには、このシンボルマークデータを除いて再度
ステップS13の処理を実行して次に指定位置に近いシ
ンボルマークデータを取得し、その表示名称文字データ
を取得する。
【0018】ステップS13の指定位置に最も近いシン
ボルマークデータを取得する処理おいては、図4に示す
ように図2(b)に示す最詳細地図データのシンボルマ
ークデータを取得すると(ステップS21)、取得され
た各シンボルマークデータの座標値(Xn ,Yn )と指
定位置に対応する座標(X,Y)から、
【0019】
【数1】ln =√{(Xn −X)2 +(Yn −Y)2 } の計算を行って指定位置に対応する座標とシンボルマー
クデータの座標との距離ln を求め(ステップS2
2)、距離ln の最も小さい値のシンボルマークデータ
を取得する(ステップS23)。
【0020】次に、地点登録及び登録地点を用いた目的
地の設定の操作例を画面により説明する。図5は現在位
置追跡中の表示画面及び十字カーソルを地点に合わせた
画面の例を示す図、図6は指定地点マークとその地点名
称を表示した画面の例を示す図、図7及び図8は登録さ
れた地点を目的地として設定する場合の画面の表示例を
示す図である。
【0021】上記の地点登録処理を画面操作で説明す
る。例えば車両の現在位置を追跡してその移動に伴い図
5(a)に示すように現在位置マークを表示画面上に地
図とともに表示する。ここで、ジョイスティック等で地
図の画面をスクロールし、図5(b)に示すように登録
したい地点に十字カーソルを合わせ、「登録」を指定す
ると、図6に示すように指定された地点に旗のマークを
表示するとともに、「愛知県安城市JR安城駅付近に登
録しました」のように検索された名称と登録の表示を行
う。また、現在位置マークが登録しておきたい場所にさ
しかかった時点でENTERキーを押すことにより、そ
のキーが押された時点での現在位置マークの位置を指定
し、地点登録をすることもできる。
【0022】上記の地点登録処理により登録された地点
を例えば目的地として設定する場合には、例えば図7
(a)に示すようなメニュー画面で「目的地の設定」を
選択し、図7(b)に示すような目的地設定の画面に切
り換える。そして、「メモリ地点で地図を出す」を選択
することにより、目的地設定方法を選択する。この選択
により図8(a)に示すように登録されているマークと
ともに登録地点名称が表示されるので、これを指定選択
することにより目的地が設定される。また、登録されて
いる地点名称を図8(b)に示すように50音順に並べ
替えてリスト表示してもよい。なお、この場合には、図
2で示したデータ構造において、表示名称文字に地名の
読みも登録される。
【0023】次に、地図データの構造及び地点登録の処
理における他の実施例についてさらに説明する。図9は
地図データの他の構造例を示す図、図10はシンボルマ
ークデータの構成例を示す図、図11は地点登録の処理
フローの他の実施例を説明するための図、図12は地点
登録の処理フローのさらに他の実施例を説明するための
図である。
【0024】先に図2で示した地図データの構造例おい
ては、各縮尺毎に地図データを格納し、表示縮尺が選択
されるとその縮尺の地図データを読み出すようにしてい
るが、図9に示すような地図データの構造であってもよ
い。この図9に示す表示地図データは、縮尺に関係なく
全てのデータを1つのファイルの中に格納しておき、そ
れぞれのデータに対して表示縮尺レベルを与えておくも
のである。つまり、表示地図の縮尺が決まると表示地図
データを読みにゆき、そのデータの中から決定した縮尺
が付与されているデータを選択して表示する。また、各
データ個々に表示縮尺レベルを付与しておいてもよい
し、別に縮尺と地点番号の対照表を格納しておき、地図
表示時にデータを選択するように処理してもよい。図2
に示すデータ構造をなして地図データを格納すると、各
縮尺毎に個別に地図データをもっており、各縮尺に重複
するデータがあるため、図9に示すデータ構造をなして
地図データを格納するものよりデータ量が多くなる。し
かし、一旦ある縮尺における地図データを読み出した後
の処理は、図9に示すデータ構造をなしているものより
速くなる。
【0025】また、シンボルマークデータとして、例え
ば図10に示すように行政区域、或いはその他地域毎に
階層的なデータ構造を採用すると、例えば指定された地
点に最も近いシンボルマークデータの名称として「JR
安城駅」が選択された場合、上位階層から順に「愛知県
安城市 JR安城駅 付近」と組み合わせて表示する
ことも容易にできる。このようにすると、登録名称が長
くなってしまうこともあるので、予め登録可能な文字数
を所定数に設定しておき、それ以上長くなった場合に
は、所定文字数内になるように上位階層の名称データか
ら順に削除してもよい。例えば所定文字数を10文字と
すると、「愛知県 安城市 JR安城駅付近」では文字
数が13文字となるので、最上位の名称データ「愛知
県」を削除して「安城市 JR安城駅 付近」とするこ
とができる。
【0026】ところで、データ量が多いと処理時間がか
かるため、データを限定して検索しようとする場合に
は、図11に示すように表示地図上における指定位置座
標(X,Y)を取得すると(ステップS31)、指定位
置座標(X,Y)を中心とする所定範囲(例えば半径R
m、辺の長さAmの矩形)を設定し(ステップS3
2)、最詳細地図データより所定範囲に含まれるシンボ
ルマークデータを取得する(ステップS33)。そし
て、取得されたシンボルマークデータより表示名称文字
データを取得し(ステップS34)、登録地点名称とし
て取得された表示名称文字データを登録する(ステップ
S35)。なお、所定範囲としては、予め図2で示した
データ構造中における地図データをブロック分割して持
たせ、指定位置座標(X,Y)を基準としてブロックを
選択するように処理してもよい。
【0027】また、上記実施例においては、地点登録時
にどの縮尺の地図からでも最詳細地図のデータにより登
録地点のデータを検索したが、特に「最詳細」に限ら
ず、例えば地点設定時に選択されている地図縮尺から所
定の段階詳細な縮尺の地図データによりシンボルマーク
データを検索するものであってもよい。例えば図12に
示すように1、2、4、8、16、32、64、128
万分の1の地図の8段階の縮尺があり、地点指定を行っ
た地図縮尺から3段階詳細な地図縮尺の地図データによ
りシンボルマークデータを検索する場合には、32万分
の1の地図で指定したとき4万分の1の地図データを検
索し、8万分の1の地図で指定したとき1万分の1の地
図データを検索し、4万分の1以下の地図で指定したと
きは全て1万分の1の地図データを検索する。そのため
には、地点設定時の地図縮尺を判断する手段と、それに
伴いシンボルマークデータを取得する縮尺を判断する手
段が付加される。
【0028】このような場合の地点登録の処理は、図1
2に示すように表示地図上における指定位置座標(X,
Y)を取得すると(ステップS41)、現在表示中の地
図縮尺番号を取得し(ステップS42)、その取得され
た地図縮尺の番号が所定値より大きいか否かを調べる
(ステップS43)。地図縮尺の番号が所定値より大き
い場合には、その取得された地図縮尺番号から所定値を
引いた値の縮尺番号を取得し(ステップS44)、地図
縮尺の番号が所定値より大きくない場合には、最詳細地
図縮尺番号を取得する(ステップS45)。次に、ステ
ップS44又はS45で取得された地図縮尺に対応する
シンボルマークデータを読み込み(ステップS46)、
指定位置に最も近いシンボルマークデータを取得する
(ステップS47)。そして、取得されたシンボルマー
クデータより表示名称文字データを取得し(ステップS
48)、登録地点名称として取得された表示名称文字デ
ータを登録する(ステップS49)。このようにするこ
とにより、地点設定時の地図縮尺に近いレベルでより詳
細なレベルでシンボルマークデータを取得することがで
きるので、例えば広域地図で設定したレベルから見て設
定した意図に反して、あまりにも詳細なレベルでシンボ
ルマークデータを取得することになるというような状況
を回避することもできる。
【0029】図13は本発明が適用される車両用ナビゲ
ーション装置の全体の構成例を示す図である。本発明に
係る車両用ナビゲーション装置は、図13に示すように
経路案内に関する情報を入出力する入出力装置1、自車
両の現在位置に関する情報を検出する現在位置検出装置
2、経路の算出に必要なナビゲーション用データや誘導
案内に必要な表示案内データ等が記録されている情報記
憶装置3、経路探索処理や経路案内に必要な表示案内処
理を行うと共に、システム全体の制御を行う中央処理装
置4から構成されている。まず、それぞれの構成につい
て説明する。
【0030】入出力装置1は、目的地を入力したり、運
転者が必要な時に案内情報を音声および/または画面に
より出力できるように、運転者の意志によりナビゲーシ
ョン処理を中央処理装置4に指示すると共に、処理後の
データなどをプリント出力する機能を備えている。その
機能を実現するための手段として、入力部には、目的地
を電話番号や地図上の座標などにて入力したり、経路案
内をリクエストしたりするタッチスイッチ11や操作ス
イッチを有し、出力部には、入力データを画面表示した
り、運転者のリクエストに応じ自動的に経路案内を画面
で表示するディスプレイ12、中央処理装置4で処理し
たデータや情報記憶装置3に格納されたデータをプリン
ト出力するプリンタ13および経路案内を音声で出力す
るスピーカ16などを備えている。
【0031】ディスプレイ12は、カラーCRTやカラ
ー液晶表示器により構成されており、中央処理装置4が
処理する地図データや案内データに基づく経路設定画
面、区間図画面、交差点図画面などナビゲーションに必
要なすべての画面をカラー表示出力すると共に、本画面
に経路案内の設定および経路誘導中の案内や画面の切り
換え操作を行うためのボタンが表示される。特に、通過
交差点名などの通過交差点情報は、随時、区間図画面に
ポップアップでカラー表示される。
【0032】このディスプレイ12は、運転席近傍のイ
ンストルメントパネル内に設けられており、運転者は区
間図を見ることにより自車両の現在地を確認し、またこ
れからの経路についての情報を得ることができる。ま
た、ディスプレイ12には機能ボタンの表示に対応して
タッチパネル11が設けられており、ボタンをタッチす
ることにより入力される信号に基づいて上記の操作が実
行されるように構成されている。このボタンとタッチス
イッチなどから構成される入力信号発生手段は入力部を
構成するものであるが、ここではその詳細な説明を省略
する。
【0033】現在位置検出装置2は、衛星航法システム
(GPS)を利用したGPS受信装置21、ビーコン受
信装置22、例えばセルラフォーンやFM多重信号を利
用したGPSの補正信号を受信するデータ送受信装置2
3、地磁気センサなどで構成される絶対方位センサ2
4、車輪センサ、ステアリングセンサ、ジャイロなどで
構成される相対方位センサ25、車輪の回転数から走行
距離を検出する距離センサ26などを備えている。
【0034】情報記憶装置3は、経路誘導に必要な地図
データ、交差点データ、ノードデータ、道路データ、写
真データ、登録地点データ、案内地点データ、目的地デ
ータ、電話番号データ、住所データ等のファイルからな
りナビゲーション装置に必要なすべてのデータが記録さ
れたデータベースである。
【0035】中央処理装置4は、種々の演算処理を実行
するCPU40、経路探索などの処理を行うためのプロ
グラムや経路案内に必要な表示出力制御、音声案内に必
要な音声出力制御を行うためのプログラム及びそれに必
要なデータが格納された第1ROM41、設定された目
的地の地点座標、道路面コードNo.等の探索された経
路案内情報や演算処理中のデータを一時的に格納するR
AM42、経路案内及び地図表示に必要な表示情報デー
タが格納された第2ROM43、ディスプレイへの画面
表示に使用する画像データが記憶された画像メモリ4
4、CPU40からの表示出力制御信号に基づいて画像
メモリ44から画像データを取り出し、画像処理を施し
てディスプレイに出力する画像プロセッサ45、CPU
からの音声出力制御信号に基づいて情報記憶装置3から
読み出した音声、フレーズ、1つにまとまった文章、音
等を合成してアナログ信号に変換してスピーカ16に出
力する音声プロセッサ46、通信による入出力データの
やり取りを行う通信インタフェース47および現在位置
検出装置2のセンサ信号を取り込むためのセンサ入力イ
ンタフェース48、内部ダイアグ情報に日付や時間を記
入するための時計49などを備えている。ここで、経路
案内は画面表示と音声出力で行い、音声出力の有無は、
運転者が選択できるように構成されている。
【0036】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、地点登録されて該当する地点の名称を表
示するとき、地点指定時の地図縮尺のままにしたが、登
録地点名称は最詳細地図データに基いて読み出されるこ
とから、登録地点名称を表示する際には、自動的に最詳
細図に切り換えて表示してもよい。また、図12に示す
実施例においては、シンボルマークを読み出す対象とす
る縮尺の地図に自動的に切り換えるようにしてもよい。
このようにすることにより、どの位置のデータが選択さ
れたかを確認することが容易になる。
【0037】また、登録したい地点を指定する時、あま
り広域の地図で指定すると、使用者の所望とした地点か
らかけ離れている場合があるため、所定の縮尺以上の広
域な地図で地点を指定した場合、自動的にその指定され
た地点を中心とする所定の縮尺、或いは最詳細図に切り
換えて(メッセージを出してもよい)、登録するような
ものであってもよい。この場合、広域な地図で指定され
た地点の名称を表示しつつ、確認のメッセージ等を表示
し、再設定できるようにすればよい。
【0038】音声認識入力が可能なシステムにおいて
は、例えば現在位置が登録したい地点にさしかかった
時、「登録」等の音声を発することによりその地点の登
録を行うようにしてもよいし、登録地点名称の確認は、
表示で行うように説明したが、音声で出力してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両用ナビゲーション装置の1
実施例を示す図である。
【図2】 地図データの構造例を示す図である。
【図3】 地点登録の処理フローの1実施例を説明する
ための図である。
【図4】 指定位置に最も近いシンボルマークデータを
取得するルーチンの処理を説明するための図である。
【図5】 現在位置追跡中の表示画面及び十字カーソル
を地点に合わせた画面の例を示す図である。
【図6】 指定地点マークとその地点名称を表示した画
面の例を示す図である。
【図7】 登録された地点を目的地として設定する場合
の画面の表示例を示す図である。
【図8】 登録された地点を目的地として設定する場合
の画面の表示例を示す図である。
【図9】 地図データの他の構造例を示す図である。
【図10】 シンボルマークデータの構成例を示す図で
ある。
【図11】 地点登録の処理フローの他の実施例を説明
するための図である。
【図12】 地点登録の処理フローのさらに他の実施例
を説明するための図である。
【図13】 本発明が適用される車両用ナビゲーション
装置の全体の構成例を示す図である。
【図14】 メニュー画面及び地点登録画面の構成例を
示す図である。
【図15】 住所入力による地点登録の操作例を説明す
るための図である。
【図16】 住所入力による地点登録の操作例を説明す
るための図である。
【図17】 住所入力による地点登録の操作例を説明す
るための図である。
【図18】 住所入力による地点登録の操作例を説明す
るための図である。
【図19】 車両用ナビゲーション装置の地点登録の課
題を説明するための図である。
【符号の説明】
2…現在位置検出手段、3…記憶手段(外部記憶手
段)、4…制御手段(中央処理装置)、4a…入力座標
取得手段、4b…詳細地図読込手段、4c…表示名称取
得手段、4d…地点登録手段、11…入力手段、12…
表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二村 光宏 愛知県安城市藤井町高根10番地アイシン・ エィ・ダブリュ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図上に指定した地点を登録する機能を
    備えた車両用ナビゲーション装置において、 複数の縮尺の地図や地点に関する情報を記憶する記憶手
    段と、 前記記憶手段に記憶された地図や地点に関する情報を表
    示する表示手段と、 前記表示手段に表示された地図上の地点を指定する入力
    手段と、 前記各手段の制御を行う制御手段とを備え、前記制御手
    段は、前記入力手段により指定された地点に対応する座
    標を取得する入力座標取得手段、該入力座標取得手段に
    より取得された座標を含む詳細地図に関する情報を前記
    記憶手段から読み込む詳細地図読込手段、該詳細地図読
    込手段により読み込まれた詳細地図に関する情報から前
    記座標に最も近い地点の表示名称を取得する表示名称取
    得手段、及び前記表示名称取得手段により取得された表
    示名称の地点を登録する地点登録手段を有することを特
    徴とする車両用ナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 前記詳細地図読込手段は、最詳細地図に
    関する情報を前記記憶手段から読み込むことを特徴とす
    る請求項1記載の車両用ナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 前記詳細地図読込手段は、前記表示手段
    に表示されている地図縮尺から詳細地図を選択すること
    を特徴とする請求項1記載の車両用ナビゲーション装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記表示手段に表示さ
    れた地図上に前記地点登録手段により登録された地点の
    表示名称を表示することを特徴とする請求項1記載の車
    両用ナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記表示手段に表示さ
    れた地図を前記詳細地図に切り換えて表示することを特
    徴とする請求項1記載の車両用ナビゲーション装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10197275A (ja) * 1997-01-14 1998-07-31 Zanavy Informatics:Kk 車載用ナビゲーション装置
JP2002005680A (ja) * 2000-06-19 2002-01-09 Clarion Co Ltd ナビゲーション装置及び方法並びにナビゲーション用ソフトウェアを記録した記録媒体
JP2002243489A (ja) * 2001-02-22 2002-08-28 Xanavi Informatics Corp 地点指定制御装置および地点指定制御プログラム
JP2004239727A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Alpine Electronics Inc 車載用ナビゲーション装置

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