JPH08271670A - 原子炉格納容器内の重量物の据付方法 - Google Patents
原子炉格納容器内の重量物の据付方法Info
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- JPH08271670A JPH08271670A JP7098104A JP9810495A JPH08271670A JP H08271670 A JPH08271670 A JP H08271670A JP 7098104 A JP7098104 A JP 7098104A JP 9810495 A JP9810495 A JP 9810495A JP H08271670 A JPH08271670 A JP H08271670A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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Abstract
付け方法で、必要な揚重能力の増加、揚程の確保を図
り、ワイヤジャッキ等の増設、撤去が容易である。 【構成】 ワイヤ巻取機22を付設したセンターホール
ジャッキ21はポーラクレーンガーダ2a上に装架され
た作業用トロリ23に備えられ、吊ビーム24を、一点
鎖線の蒸気発生器4の上部のトラニオン8に連結し、常
設トロリ25の吊りフック26をその下部の吊り金具2
7に連結する。上記ジャッキ21と常設トロリ25上の
揚重装置を同時に繰上げ、蒸気発生器4を水平状態で吊
り上げ、常設トロリ25を作業用トロリ23の方向に移
動させて、蒸気発生器4を立て起こす。蒸気発生器4を
鉛直に吊持した状態でポーラクレーンガーダ2aの旋回
と作業用トロリ23の横行によって、定位置の真上に移
動させ、センターホールジャッキ3により吊り下げ、一
点鎖線で示すように蒸気発生器4を据付ける。
Description
備における原子炉格納容器内に重量物特に蒸気発生器を
据付ける方法に係わり、さらに、その後の点検・補修に
も適する方法に関する。
レーンが備えられており、その上に補修のための常設ト
ロリが装架されている。常設トロリは点検・補修に最小
限必要な容量のものが用いられている(例えば200ト
ン以下の揚重能力のもの)。そのために、格納容器内に
常設トロリの容量を超える重量物特に蒸気発生器を据付
ける場合には、400トン程度の揚重能力のものを必要
とするため、特別な対策が採られている。
容器内に搬入された蒸気発生器の状態を示す図であり、
図5は蒸気発生器を起立させる状態を示す図である。図
4において、格納容器1内の上部に配設されているポー
ラクレーン2のポーラクレーンガーダ2a上に装架され
ている常設トロリ3の揚重装置3aは蒸気発生器4を吊
持するのに吊上げ能力が不足している。
の上に、常設トロリ3の揚重装置3aと同形式の揚重装
置3bを増設し、両者を連動させて一つのフック5の吊
上げを利用することが行われている。ここでは格納容器
1内に台車6により搬入された横置状態の蒸気発生器4
を常設トロリ3の吊具7で吊持して水平状態で上昇させ
ている。8はトラニオンである。尚、トラニオン8を利
用しない場合もある。
ように、ポーラクレーン2を旋回させ、常設トロリ3を
横行させて反転装置10の反転リング10aに蒸気発生
器4の下部を固定させる。この後、常設トロリ3を矢印
の方向に横行させながら吊上げて、蒸気発生器4を起立
させる。
ってゆき、吊下げて蒸気発生器4を一点鎖線で示すよう
に据付ける。9は作業床である。上記では揚重装置3b
を増設して揚重不足を補った例を説明したが、更に加え
て揚程が不足する場合がある。揚程不足の場合は蒸気発
生器4の起立が困難であるために、一般にはポーラクレ
ーンガーダ2a上に図示しない仮設架台を設置して、仮
設架台に揚重装置3a、3bを載置して揚程を高く嵩上
げすることが行われる。
場合、ワイヤリング、フック等のクレーン変更を必要と
し、作業が煩雑であり工数がかかる。加えて、それらの
作業は高所作業を伴うので危険である。また、蒸気発生
器4を起立させるための揚程が不足した場合はいわゆる
嵩上げを行うことが必要である。
6997号公報(以降先行技術と云う)に示すような技
術が開示されている。ここでは格納容器内のポーラクレ
ーンガーダ上にシーブ受梁を設けて吊上げ金具(反転リ
ングに相当)を吊持し、前記ポーラクレーンの吊ビーム
と前記吊上げ金具で格納容器内に搬入された横置き状態
の蒸気発生器の上、下部を吊時し、前記吊ビームと前記
吊上げ金具により蒸気発生器を起立させて据付けるもの
である。
術は揚程不足の解決には或る程度の効果が期待される
が、次のような問題がある。先行技術はその実施例に示
されているように、吊上げ金具で蒸気発生器を吊持する
場合、格納容器外の地上に設置したウインチから繰出さ
れた巻上用ワイヤロープを滑車さらにシーブ受梁のシー
ブを介して吊上げ金具上に滑車に掛け渡し配置してシー
ブ受梁に吊上げ金具を吊設している。そのために、容器
内外での操作連絡の徹底を図るために必要以上に時間を
要し、また、操作が煩雑である。
後は通常は点検・補修が行われるだけであるので、増設
した揚重装置3b等は撤去され、補修のための常設トロ
リに変更される。揚重装置3bの増設、撤去作業には時
間を要し、その間クレーンの使用が出来ない等問題であ
る。
ったものであり、重量物特に蒸気発生器の据付け作業が
容易であり、かつ揚重の能力増加のための装置の増設、
及び撤去が容易であるところの格納容器内の重量物の据
付方法を提供することを目的とする。
器内のポーラクレーンガーダ上に作業用トロリと補修用
常設トロリを横行可能に備え、前記作業用トロリはその
上に固定ドラムと、ワイヤさばき用案内ローラーと、ド
ラムの周面を回転する複数のリールと、それらのリール
を独立に駆動させる駆動機構とを具備したワイヤ巻取機
を付設したワイヤジャッキを装備してワイヤジャッキト
ロリとし、前記ワイヤジャッキトロリに取り付けた吊具
を、系外から搬入され横置きされた重量物の上部に掛
け、前記常設トロリの吊りフックを重量物の下部に掛け
て吊持し、ワイヤジャッキトロリと常設トロリ上のクレ
ーンの相吊り操作によってあるいはワイヤジャッキトロ
リと反転装置の吊上げ・横行によって重量物を起立さ
せ、その後にポーラクレーンガーダの旋回と作業用トロ
リの横行によって重量物を定位置に移動し、ワイヤジャ
ッキにより重量物を吊り下げ据付けることを特徴とする
原子炉格納容器内の重量物の据付方法である。
揚重するに充分なワイヤジャッキを備え、且つ、重量物
を起立させるのに充分な揚程をとっており、常設トロリ
の容量が充分な場合重量物を起立させるためにワイヤジ
ャッキトロリとの相吊りが可能であり、重量物の据付け
操作が容易である。あるいはワイヤジャッキトロリと反
転装置の吊上げ・横行によって重量物を起立させること
が出来る。
巻取機は固定ドラムに、複数のワイヤに対応したドラム
の周面を回転する複数のリールを用いて、それらのリー
ルにワイヤさばき用案内ローラーにより複数のワイヤを
各リールに案内し、それらのリールを独立に駆動される
駆動機構によって、ワイヤの一つ一つの調整を行うの
で、各ワイヤのたるみを生じることがない。また、ワイ
ヤの一本が劣化しても、それに対応するリールのワイヤ
を取替えるだけでよいので、短時間で復元が出来る。そ
のために、格納容器内の限られた空間において、ワイヤ
ジャッキの機能を充分に発揮することが出来る。
体物になっているので、搬入、組立てが容易であり、格
納容器内への設置、撤去を短時間で行うことが出来る。
る。図1は本発明による格納容器内の蒸気発生器据付け
の一実施例を示す図である。図4、図5により説明した
従来の技術と共通の用語については同じ符号を用いた。
ッキであり、ワイヤ巻取機22を付設している。これら
はポーラクレーンガーダ2a上に装架された作業用トロ
リ23に備えられている。蒸気発生器4を据付ける場合
には、一点鎖線で示すように、作業用トロリ23のセン
ターホールジャッキ21に取り付けた吊ビーム24を、
系外から搬入され横置きされた蒸気発生器4の上部にあ
るトラニオン8に連結するとともに、常設トロリ25の
吊りフック26を蒸気発生器4の下部の吊り金具27に
連結する。それからセンターホールジャッキ21と常設
トロリ25上の揚重装置を同時に繰上げ、搬入台車5上
に横置きされた蒸気発生器4を水平状態で吊り上げ、台
車5を退出させる。
蒸気発生器4の最下部4aが作業床9に触れない高さに
なった時、センターホールジャッキ21および常設トロ
リ25を停止させる。
せて、蒸気発生器4がある程度まで起きたとき停止させ
る。実線で示すように常設トロリ25を作業用トロリ2
3の方向に移動させて吊りフック26が鉛直になると停
止させる。更に、センターホールジャッキ21を作動さ
せて、蒸気発生器4を立て起こす。
に触れる直前まで移動させて停止させる。そのあと、吊
りフック26を吊り金具27と切り離す。蒸気発生器4
を鉛直に吊持した状態でポーラクレーンガーダ2aの旋
回と作業用トロリ23の横行によって蒸気発生器4を定
位置の真上に移動させ、センターホールジャッキ3によ
り吊り下げ、一点鎖線で示すように蒸気発生器4を据付
ける。
り、センターホールジャッキに付設したワイヤ巻取機の
機能を図2、図3によって詳述する。図2はセンターホ
ールジャッキのワイヤ巻取機の一実施例を示す正面図で
あり、図3は図2による一実施例の側面図である。
9はそのドラムの周面を回転する複数のリール、30は
それらのリールを独立に駆動させる駆動機構であり、例
として油圧モータを用いている。作動油タンク31の作
動油をポンプユニット32によって作動させて、油圧モ
ータ30を駆動させるようにしている。
数のワイヤ34を各リール29に案内する。図2、図3
において、ワイヤ巻取機22の固定ドラム28に、複数
のワイヤ34に対応した固定ドラム28の周面を回転す
る複数のリール29を用いて、それらのリール29にワ
イヤさばき用案内ローラー33により複数のワイヤ34
を各リール29毎に案内し、それらのリール29を油圧
モータ30によって独立に駆動してワイヤ34の一つ一
つの調整を行うようにしている。35aはガイドシーブ
である。
引出された複数のワイヤ34はガイドローラ35bを介
して、ワイヤさばき用案内ローラー33でさばいて、所
定のリール29で巻取られる。ここでは外れ止めローラ
ー36によりワイヤ34の外れを防止している。37は
架台である。ワイヤ34の先端はボルトによって固定さ
れる。
気発生器4を引上げ、又は引下げるために、ワイヤ巻取
機22を作動するが、各ワイヤ34はガイドローラ35
bを介して、ワイヤさばき用案内ローラー33で各ワイ
ヤ34毎にさばかれて、対応した複数のリール29に巻
取られ、又は巻戻される。
ータ30によって独立に駆動させることが出来るように
なっているので、ワイヤ34の一つ一つの調整を行うこ
とが出来る。そのために、各ワイヤのたるみを生じるこ
とがない。また、ワイヤの一本が劣化しても、それに対
応するリール29のワイヤ34を取替えるだけでよいの
で、短時間で復元が出来る。
ルジャッキ21等の増設工事、蒸気発生器4の据付け工
事、据付け後のセンターホールジャッキ21等の撤去に
要する工期が従来の電動ウインチ・クラブ方式で同形式
により揚重能力増加した場合に比べて数週間短縮でき、
更に高所作業が低減でき安全である。上記実施例ではセ
ンターホールジャッキを用いた場合について説明した
が、これに限定されるものではない。同様の機能を発揮
できるワイヤジャッキであればよい。
生器について述べたが、常設トロリの揚重能力では不足
する原子炉圧力容器等の据付けにも適用できることは云
うまでもない。
トロリにワイヤ巻取機を付設したワイヤジャッキを装備
することによって、蒸気発生器を据付けるに必要な揚重
能力の増加及び揚程の確保を図ることが出来るととも
に、ワイヤジャッキ等の増設、据付け後の撤去が容易で
あり、工事期間の短縮ができ更に高所作業が低減でき安
全である。
に使用するワイヤをワイヤ巻取機で手際良く扱うことが
出来るので、最小限の場所でよく、ワイヤの一本が劣化
しても、それに対応するリールのワイヤを取替えるだけ
でよいので、短時間で復元が出来、工事への支障がな
い。
一実施例を示す図である。
ヤ巻取機の一実施例を示す正面図である。
器の状態を示す図である。
態を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】格納容器内のポーラクレーンガーダ上に作
業用トロリと補修用常設トロリを横行可能に備え、前記
作業用トロリはその上に固定ドラムと、ワイヤさばき用
案内ローラーと、ドラムの周面を回転する複数のリール
と、それらのリールを独立に駆動させる駆動機構とを具
備したワイヤ巻取機を付設したワイヤジャッキを装備し
てワイヤジャッキトロリとし、前記ワイヤジャッキトロ
リに取り付けた吊具を、系外から搬入され横置きされた
重量物の上部に掛け、前記常設トロリの吊りフックを重
量物の下部に掛けて吊持し、ワイヤジャッキトロリと常
設トロリとの相吊り操作によってあるいはワイヤジャッ
キトロリと反転装置の吊上げ・横行によって重量物を起
立させ、その後にポーラクレーンガーダの旋回と作業用
トロリの横行によって重量物を定位置に移動し、ワイヤ
ジャッキにより重量物を吊り下げ据付けることを特徴と
する原子炉格納容器内の重量物の据付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7098104A JP3053547B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 原子炉格納容器内の重量物の据付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7098104A JP3053547B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 原子炉格納容器内の重量物の据付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08271670A true JPH08271670A (ja) | 1996-10-18 |
JP3053547B2 JP3053547B2 (ja) | 2000-06-19 |
Family
ID=14211028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7098104A Expired - Lifetime JP3053547B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 原子炉格納容器内の重量物の据付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3053547B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-03-30 JP JP7098104A patent/JP3053547B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP3053547B2 (ja) | 2000-06-19 |
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