JPH0827153B2 - 積層型熱交換器 - Google Patents
積層型熱交換器Info
- Publication number
- JPH0827153B2 JPH0827153B2 JP62131518A JP13151887A JPH0827153B2 JP H0827153 B2 JPH0827153 B2 JP H0827153B2 JP 62131518 A JP62131518 A JP 62131518A JP 13151887 A JP13151887 A JP 13151887A JP H0827153 B2 JPH0827153 B2 JP H0827153B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribs
- joint plate
- heat exchanger
- plate
- flat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F3/00—Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
- F28F3/02—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations
- F28F3/04—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being integral with the element
- F28F3/042—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being integral with the element in the form of local deformations of the element
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は主として自動車用空気調和装置に使用される
積層型熱交換器に関する。
積層型熱交換器に関する。
「従来の技術」 第４図は一般的な積層型熱交換器の側面図であり、こ
の熱交換器は上端に入口タンク部Ａと出口タンク部Ｂと
を有する多数の偏平管１を並列せしめ隣接する偏平管１
の間にコルゲートフイン２を取り付け、両端のコルゲー
トフイン２の外側にサイドプレート３を取り付けたもの
である。第４図において左端の入口タンク部Ａ′には媒
体導入管４が継手５を介して接続され、右端の出口タン
ク部Ｂ′には媒体導出管６が継手７を介して接続され
る。導入管４より導入された媒体は入口タンク部Ａより
各偏平管１内を下方に流れ次いでＵターンして各偏平管
１内を上方に向い出口タンク部Ｂを経て導出管６より導
出され、そして各偏平管１内を通る間に媒体はコルゲー
トフイン２の間を通る空気との間で熱交換を行う。
の熱交換器は上端に入口タンク部Ａと出口タンク部Ｂと
を有する多数の偏平管１を並列せしめ隣接する偏平管１
の間にコルゲートフイン２を取り付け、両端のコルゲー
トフイン２の外側にサイドプレート３を取り付けたもの
である。第４図において左端の入口タンク部Ａ′には媒
体導入管４が継手５を介して接続され、右端の出口タン
ク部Ｂ′には媒体導出管６が継手７を介して接続され
る。導入管４より導入された媒体は入口タンク部Ａより
各偏平管１内を下方に流れ次いでＵターンして各偏平管
１内を上方に向い出口タンク部Ｂを経て導出管６より導
出され、そして各偏平管１内を通る間に媒体はコルゲー
トフイン２の間を通る空気との間で熱交換を行う。
各偏平管１は両端部のものを除き第５図に示す如くプ
レス加工等により内面に入口タンク部Ａと出口タンク部
Ｂとを仕切り下方に延びるセンターリブ８と多数の凸状
の短かいリブ９とが形成された２枚のコアプレート10を
対面させて夫々のリブが互に衝接するようにして接合さ
れたものであり、こうして偏平管１の内部に第６図に示
すような曲折した複雑な通路が形成されるため媒体は偏
平管内に全面的に分配され伝熱性能を向上させている。
一方両端部の各偏平管１′は中間部の偏平管１よりも媒
体が多く流れる傾向があるため流路断面積が小さくなる
ように設計される。これは従来第５図に示す内面にリブ
8,9を有するコアプレート10に対し第７図に示すような
内面が平らなジヨイントプレート11をリブの面に押し付
けて接合固定したものが使用されている。従つてこの偏
平管１′は中間部の偏平管１に対してほぼ半分の流路断
面積をもつている。
レス加工等により内面に入口タンク部Ａと出口タンク部
Ｂとを仕切り下方に延びるセンターリブ８と多数の凸状
の短かいリブ９とが形成された２枚のコアプレート10を
対面させて夫々のリブが互に衝接するようにして接合さ
れたものであり、こうして偏平管１の内部に第６図に示
すような曲折した複雑な通路が形成されるため媒体は偏
平管内に全面的に分配され伝熱性能を向上させている。
一方両端部の各偏平管１′は中間部の偏平管１よりも媒
体が多く流れる傾向があるため流路断面積が小さくなる
ように設計される。これは従来第５図に示す内面にリブ
8,9を有するコアプレート10に対し第７図に示すような
内面が平らなジヨイントプレート11をリブの面に押し付
けて接合固定したものが使用されている。従つてこの偏
平管１′は中間部の偏平管１に対してほぼ半分の流路断
面積をもつている。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら上記の従来の端部偏平管１′は巾全体に
わたり一群の整列配置されたリブ９が存在するだけであ
るので第２図に矢印で示す如く媒体は大部分リブ９に沿
つて片側に流れ中央部を流れる媒体が少なくなるのでこ
の偏平管１′については伝熱性能がよくないという問題
があつた。
わたり一群の整列配置されたリブ９が存在するだけであ
るので第２図に矢印で示す如く媒体は大部分リブ９に沿
つて片側に流れ中央部を流れる媒体が少なくなるのでこ
の偏平管１′については伝熱性能がよくないという問題
があつた。
「問題点を解決するための手段」 本発明は上記問題点を解決するために積層型熱交換器
において、両端部の偏平菅を構成するコアプレート10と
ジヨイントプレート11のうちジヨイントプレート11に改
良を施し、その内面に多数の小さなリブを形成したこと
を特徴としている。このジヨイントプレートのリブは対
向するコアプレートのリブの間の隙間に突出するような
位置に配置される。
において、両端部の偏平菅を構成するコアプレート10と
ジヨイントプレート11のうちジヨイントプレート11に改
良を施し、その内面に多数の小さなリブを形成したこと
を特徴としている。このジヨイントプレートのリブは対
向するコアプレートのリブの間の隙間に突出するような
位置に配置される。
「作用」 本発明の積層型熱交換器における両端部の偏平菅は上
記のように構成されているためコアプレートのリブに沿
う媒体の流れはジヨイントプレートのリブにより若干妨
害され流れの一部は横方向に分岐される。こうして端部
の偏平管内の媒体の流れは単にコアプレートのリブに沿
つて流れるだけでなく横方向にも流れてほぼ偏平管内全
体に拡がることができるので媒体の流れの片寄りによる
伝熱性能の低下が解消される。
記のように構成されているためコアプレートのリブに沿
う媒体の流れはジヨイントプレートのリブにより若干妨
害され流れの一部は横方向に分岐される。こうして端部
の偏平管内の媒体の流れは単にコアプレートのリブに沿
つて流れるだけでなく横方向にも流れてほぼ偏平管内全
体に拡がることができるので媒体の流れの片寄りによる
伝熱性能の低下が解消される。
「実施例」 第２図および第３図は本発明による端部偏平菅の一実
施例を構成するコアプレート10とジヨイントプレート11
の内面を示す正面図である。これ等のプレートはアルミ
ニウムや黄銅などの伝熱性に優れた金属板からなり、コ
アプレート10にはプレス加工により上端に入口タンク部
Ａと出口タンク部Ｂ、およびその下方内面に両タンク部
の間から下方に延びプレート下端より若干上方の位置で
終る１本のセンターリブ８と流路方向（図の上下方向）
に対し略々一定の方向に傾斜した多数の短かい傾斜した
リブ９群が形成される。傾斜リブ９は本実施例では３列
の縦列から成り、斜め方向には３つのリブ９が一線に並
んでいる。ジヨイントプレート11は上端にコアプレート
10の入口および出口タンク部ＡおよびＢと組合う入口お
よび出口タンク部Ａ′およびＢ′が形成されており、そ
の下方内面は全体的に平らであるが簡易プレスにより多
数の小さなリブ12が打出される。各リブ12の位置はコア
プレート10とジヨイントプレート11を内面同志を向き合
せコアプレート10のリブ8,9の表面にジヨイントプレー
ト11の内面が接合するように重ね合せたとき、リブ12が
リブ９の間の空所13に突出するような位置に定める。第
１図は、第２図および第３図に示すコアプレート10とジ
ヨイントプレート11を重ね合せて形成された本発明の端
部偏平管１′の内部構造を示し、実線で示すコアプレー
トのリブ９の間に破線で示すジヨイントプレートのリブ
12が配置されているのが分る。リブ12は突出量がリブ９
の高さ（約1mm）よりも小さく簡易プレスで簡単に形成
できる円形状のものでよい。
施例を構成するコアプレート10とジヨイントプレート11
の内面を示す正面図である。これ等のプレートはアルミ
ニウムや黄銅などの伝熱性に優れた金属板からなり、コ
アプレート10にはプレス加工により上端に入口タンク部
Ａと出口タンク部Ｂ、およびその下方内面に両タンク部
の間から下方に延びプレート下端より若干上方の位置で
終る１本のセンターリブ８と流路方向（図の上下方向）
に対し略々一定の方向に傾斜した多数の短かい傾斜した
リブ９群が形成される。傾斜リブ９は本実施例では３列
の縦列から成り、斜め方向には３つのリブ９が一線に並
んでいる。ジヨイントプレート11は上端にコアプレート
10の入口および出口タンク部ＡおよびＢと組合う入口お
よび出口タンク部Ａ′およびＢ′が形成されており、そ
の下方内面は全体的に平らであるが簡易プレスにより多
数の小さなリブ12が打出される。各リブ12の位置はコア
プレート10とジヨイントプレート11を内面同志を向き合
せコアプレート10のリブ8,9の表面にジヨイントプレー
ト11の内面が接合するように重ね合せたとき、リブ12が
リブ９の間の空所13に突出するような位置に定める。第
１図は、第２図および第３図に示すコアプレート10とジ
ヨイントプレート11を重ね合せて形成された本発明の端
部偏平管１′の内部構造を示し、実線で示すコアプレー
トのリブ９の間に破線で示すジヨイントプレートのリブ
12が配置されているのが分る。リブ12は突出量がリブ９
の高さ（約1mm）よりも小さく簡易プレスで簡単に形成
できる円形状のものでよい。
本発明の端部偏平管１′は以上のように構成されリブ
９の間の媒体通路にリブ12が存在するため、第１図に矢
印で示す如くリブ９に沿う流れがリブ12に妨害されてそ
の一部は下方に外れて隣りの通路に流れ込む。こうして
本発明によればリブ12が存在しない従来の場合の如く管
内の媒体が一方に片寄る（第２図参照）ことなく管内全
体に拡散することができる。なおジヨイントプレート11
のリブ12は千鳥状配置にするとリブの数を半分にしても
同様の媒体拡散作用を与えることができるので管内を流
れる媒体の圧力損失を低減できる利点がある。
９の間の媒体通路にリブ12が存在するため、第１図に矢
印で示す如くリブ９に沿う流れがリブ12に妨害されてそ
の一部は下方に外れて隣りの通路に流れ込む。こうして
本発明によればリブ12が存在しない従来の場合の如く管
内の媒体が一方に片寄る（第２図参照）ことなく管内全
体に拡散することができる。なおジヨイントプレート11
のリブ12は千鳥状配置にするとリブの数を半分にしても
同様の媒体拡散作用を与えることができるので管内を流
れる媒体の圧力損失を低減できる利点がある。
「発明の効果」 本発明は以上のようにジヨイントプレート内面にリブ
を形成したため端部偏平管内を流れる媒体が管内全体に
均一に分配され、この結果従来の端部偏平菅に比べて伝
熱性能を格段に向上することができる。
を形成したため端部偏平管内を流れる媒体が管内全体に
均一に分配され、この結果従来の端部偏平菅に比べて伝
熱性能を格段に向上することができる。
第１図は本発明の積層型熱交換器使用される端部偏平菅
の一実施例の内部構造を示す説明図である。 第２図および第３図は第１図の端部偏平菅を構成する夫
々コアプレートとジヨイントプレートの内面を示す正面
図である。 第４図は本発明が適用される積層型熱交換器の全体を示
す側面図である。 第５図は積層型熱交換器の偏平菅を構成する代表的なコ
アプレートの一例の内面構造を示す正面図である。 第６図は第５図のコアプレートを重ね合せて形成された
中間部偏平菅の内部構造を示す説明図である。 第７図は第５図のコアプレートと重ね合せて従来の端部
偏平菅を構成するためのジヨイントプレートの内面を示
す正面図である。 １……偏平管、１′…………端部偏平管、９……コアプ
レートのリブ、10……コアプレート、11……ジヨイント
プレート、12……ジヨイントプレートのリブ、13……空
所。
の一実施例の内部構造を示す説明図である。 第２図および第３図は第１図の端部偏平菅を構成する夫
々コアプレートとジヨイントプレートの内面を示す正面
図である。 第４図は本発明が適用される積層型熱交換器の全体を示
す側面図である。 第５図は積層型熱交換器の偏平菅を構成する代表的なコ
アプレートの一例の内面構造を示す正面図である。 第６図は第５図のコアプレートを重ね合せて形成された
中間部偏平菅の内部構造を示す説明図である。 第７図は第５図のコアプレートと重ね合せて従来の端部
偏平菅を構成するためのジヨイントプレートの内面を示
す正面図である。 １……偏平管、１′…………端部偏平管、９……コアプ
レートのリブ、10……コアプレート、11……ジヨイント
プレート、12……ジヨイントプレートのリブ、13……空
所。
Claims (2)
- 【請求項１】熱交換用媒体の入口穴と出口穴とを有し、
内部に前記両穴の間を連通する曲折した通路の形成され
た偏平管の多数の積層から成り、中間部の前記各偏平管
が内面に流路方向に対し略々一定の方向に傾斜した多数
の凸状のリブが形成された２枚のコアプレートを互に内
面を対向させ夫々のリブの上面が互に接合するように貼
り合せて形成され、両端部の前記各偏平管が内面に流路
方向に対し略々一定の方向に傾斜した多数の凸状のリブ
が形成された１枚のコアプレートと内面が平らな１枚の
ジョイントプレートとを互に内面を対向させコアプレー
トのリブの上面がジョイントプレートの平面部に接合す
るように貼り合せて形成されている積層型熱交換器にお
いて、前記ジョイントプレートの内面にこれと対向する
コアプレートのリブの間の空所に突出する多数のリブを
形成したことを特徴とする積層型熱交換器。 - 【請求項２】前記ジョイントプレートに形成されるリブ
は千鳥状に配列されていることを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の積層型熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62131518A JPH0827153B2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 積層型熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62131518A JPH0827153B2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 積層型熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63297998A JPS63297998A (ja) | 1988-12-05 |
| JPH0827153B2 true JPH0827153B2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=15059924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62131518A Expired - Lifetime JPH0827153B2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 積層型熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0827153B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5125453A (en) * | 1991-12-23 | 1992-06-30 | Ford Motor Company | Heat exchanger structure |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0654197B2 (ja) * | 1985-09-25 | 1994-07-20 | 日本電装株式会社 | 積層型熱交換器 |
-
1987
- 1987-05-29 JP JP62131518A patent/JPH0827153B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63297998A (ja) | 1988-12-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080321 Year of fee payment: 12 |