JPH08271517A - 化学分析装置用試薬システム - Google Patents

化学分析装置用試薬システム

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JPH08271517A
JPH08271517A JP7076485A JP7648595A JPH08271517A JP H08271517 A JPH08271517 A JP H08271517A JP 7076485 A JP7076485 A JP 7076485A JP 7648595 A JP7648595 A JP 7648595A JP H08271517 A JPH08271517 A JP H08271517A
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Noboru Yokoya
昇 横谷
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弘生 篠原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】試薬庫にバーコード・システムを用いた技術に
着目し、バーコードが読み取れない又は読み取れなかっ
た試薬に関しても適切且つ迅速に処理でき、且つ、バー
コード無しの試薬を含めたシステム全体の運用効率を高
める化学分析装置用試薬システムを提供する。 【構成】自動化学分析装置は、試薬系1、サンプリング
系2、反応系3、電解質測定ユニット4、撹拌機構5、
洗浄ユニット6を備える。試薬系1は、容器B…保持用
の容器保持体12…を試薬庫駆動部13aを介して回転
可能に支持する試薬庫10aと、試薬バーコード・シス
テム11とを要部に備える。このシステム11は、バー
コード・リーダ15a、CPU16、記憶部17、モニ
タ18、入力デバイス19を要部に備えた構成で、バー
コード有無に応じて試薬のバーコード読み取りを実行す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、化学分析装置用試薬
庫システムに係り、とくに試薬庫内の試薬からバーコー
ドを読み取るバーコード・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、血清、尿等の試料を化学分析する
化学分析装置にあっては、反応管にサンプリングされた
試料に所定の測定項目に応じた試薬を添加し、反応管内
における試料及び試薬間の特異反応を吸光度変化として
光学的に検出することにより、測定項目における試料中
の濃度を取得している。また、測定項目が電解質である
場合には、上記反応管内の試料に緩衝液としての試薬を
添加し、イオンセンサ内のイオン特異性を示す膜を通し
て起電力を電気化学的に検出することにより、測定項目
における試料中の電解質濃度を取得している。
【0003】このように試料中の濃度を光学的又は電気
化学的に取得する目的で使用される試薬は、例えば1つ
の測定項目に対し複数個用意されるもので、通常、測定
前には測定項目及びその数に応じた数量分、準備され
る。従って、このように準備された複数個の試薬容器
(「試薬ボトル」、以下、単に「容器」と略称する)を
まとめて保持するために、化学分析装置には通常、試薬
庫が備えられている。この試薬庫には、所定間隔毎に試
薬庫内位置番号(記号)等の位置マークで特定される仕
切板が設けられており、この仕切板間の試薬位置毎に容
器が並べてセットされる。ここで、容器のセッティング
に関しては、従来、予めオペレータが入力した試薬庫内
位置番号毎の試薬に関する情報が測定項目に対応付けら
れてモニタの画面に表示されるようになっており、この
画面の試薬に関する情報と試薬庫内の実際の試薬位置と
を相互に確認しながら、表示画面上の情報が示す実際の
試薬位置に容器を正確にセットする必要があった。
【0004】しかしながら、予め設定された試薬位置に
容器をセットする作業は煩雑であり、間違った試薬位置
にセットすることもあった。また、試薬は消耗品である
ため、常に容器内に試薬を適量分確保する必要から、先
にセットした容器を試薬庫内から取り出すことも多い。
この場合には、補充後の容器を元の試薬位置に正確に戻
す作業が必要となるが、この作業は神経を使い、煩雑で
ある上に最悪の場合には間違った試薬位置に戻してしま
うこともあった。このように容器を間違った試薬位置に
セットしてしまうと、化学分析装置による測定項目に応
じた測定が正確に実行できない。
【0005】そこで、近年、化学分析装置の試薬庫に、
上記試薬の取り扱いに関する不都合を是正するためのバ
ーコード・システムを適用したものが知られている。こ
のバーコード・システムは、容器に所定規格で印刷され
たバーコード・ラベルを貼付け、バーコード・リーダを
用いてバーコードを読み取ることにより、試薬の種類等
の情報を取得するようになっている。これにより、オペ
レータは試薬を試薬庫内の任意位置、即ちどの位置でも
セットできるといった利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たバーコード・システムを適用した技術は、バーコード
が読み取れない試薬を考慮に入れた構成ではなっかたた
め、以下の不都合が生じていた。
【0007】まず、バーコード無しの試薬(例えば試薬
病院等の検査室内で特別に調合された試薬)が運用上、
バーコードの有る試薬と共に混在してセットされること
があった。しかしながら、従来のバーコード・システム
はバーコード有りの試薬を前提とした運用を行っていた
ため、バーコード無しの試薬に関しては、そのままでは
使えないといった不都合が生じていた。
【0008】また、バーコード有りの試薬に関しても、
試薬庫内の環境(保冷等により霜が発生しやすく、水分
等の影響を受けやすい等)等により、一部の試薬のバー
コードが読み取れないこともあった。しかも、このよう
にバーコードが読み取れない事態が発生しても、従来の
バーコード・システムはその発生原因がバーコードが無
いからなのか、それともバーコードはあるのに環境等に
より読めなかったのかを判定できなかった。従って、そ
の試薬位置には、上記バーコード無しの試薬と同様に試
薬無しとみなされていた。また、オペレータにとって
も、上記のようにバーコードが読み取れない事態を正確
に認識することができず、バーコード有りの試薬でも使
えないといった不都合が生じていた。
【0009】本発明は、上述した従来技術の問題点を考
慮に入れてなされたもので、試薬庫にバーコード・シス
テムを用いた技術に着目し、バーコードが読み取れない
又は読み取れなかった試薬に関しても適切且つ迅速に処
理でき、且つ、バーコード無しの試薬を含めたシステム
全体の運用効率を高める化学分析装置用試薬システムを
提供することを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明に係る化学分析装置用試薬シス
テムは、試薬分注用の容器が保持される複数の容器保持
体を移動可能に支持する試薬庫を有し且つ上記容器内の
試薬を使って試料濃度を測定する化学分析装置と、上記
容器の夫々に貼付されたラベルからバーコードを読み取
るバーコード・リーダを有し且つそのバーコード・リー
ダにより読み取られたバーコードから上記試薬に関する
情報を取得するバーコード・システムとを備えた構成と
し、上記化学分析装置は、上記複数の容器保持体を上記
バーコード・リーダの読取位置を通って所定方向に移動
させる移動手段を備え、上記バーコード・システムは、
指令を受けたときに上記読取位置にある容器保持体内の
容器に向けてバーコード読み取りを実行する読取実行手
段を上記バーコード・リーダに備えると共に、予め設定
された上記複数の容器保持体の位置情報と予め指示され
た上記試薬のバーコード有無情報とを対応づけて登録す
るデータ登録手段と、上記移動手段により複数の容器保
持体が所定方向に沿って移動している間、上記読取位置
を通る容器保持体の位置を検出する検出手段と、この検
出手段が検出した検出信号に基づいて上記データ登録手
段が登録した上記位置情報及びその位置情報に対応づけ
られたバーコード有無情報を検索する検索手段と、この
検索手段により検索された当該バーコード有無情報に基
づいて上記読取実行手段に上記指令を与える指令手段と
を当該バーコード・システムが備えている。
【0011】また請求項2記載の発明では、前記試薬庫
は、回転可能な円板状部材を有し且つこの円板状部材の
円周方向に沿って少なくとも1列に亘り一定間隔毎に上
記複数の容器保持体を配置している。
【0012】また請求項3記載の発明では、前記データ
登録手段は、前記位置情報を含む試薬に関するデータを
画面に表示するモニタと、当該画面に表示されたデータ
を見ながら指示された少なくとも上記バーコード有無情
報を入力する入力デバイスと、この入力デバイスにより
入力された当該バーコード有無情報を上記位置情報に関
連づけて記憶する記憶装置とを備えている。
【0013】また請求項4記載の発明では、前記指令手
段は、前記検索手段が検索したバーコード有無情報から
前記試薬のバーコード有無を判断する判断手段と、この
判断手段により判断されたバーコード有無に基づいて前
記読取実行手段によるバーコード読取状況を外部に告知
させる告知手段とを備えている。
【0014】また請求項5記載の発明では、前記判断手
段によりバーコード有りと判断されるとき、前記告知手
段は前記読取実行手段によるバーコード読取状況に応じ
てエラー処理を実行する手段を備えている。
【0015】また請求項6記載の発明では、前記判断手
段によりバーコード無しと判断されるとき、前記告知手
段は前記読取実行手段によるバーコード読取状況に応じ
てアラーム処理を実行する手段を備えている。
【0016】
【作用】本発明に係る化学分析装置用試薬システムにあ
っては、データ登録手段により予め設定された複数の容
器保持体の位置情報と予め指示された試薬のバーコード
有無情報とが対応づけられて登録される。そこで、移動
手段により複数の容器保持体がバーコード・リーダの読
取位置を通って所定方向に移動させられている間、検出
手段により読取位置を通る容器保持体の位置が検出さ
れ、この検出信号に基づいて検索手段によりデータ登録
手段が登録した位置情報及びその位置情報に対応づけら
れたバーコード有無情報が検索され、このバーコード有
無情報に基づいて指令手段により読取実行手段に指令が
与えられる。この指令を受けたときに読取実行手段によ
り読取位置にある容器保持体内の容器に向けてバーコー
ド読み取りが実行される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
き説明する。この実施例は、本発明に係る化学分析装置
用試薬庫システムを自動化学分析装置に搭載して適用し
たものである。
【0018】図1に示す自動化学分析装置は、試薬の保
持、分注などに関する試薬系1を備えたもので、その他
の構成として、試料の保持、分注などに関するサンプリ
ング系2と、試料及び試薬を反応管R…R内で反応させ
て試料の濃度検知を光学的に行う反応系3と、電極法に
より試料の濃度検知を電気化学的に行う電解質測定ユニ
ット4と、試料及び試薬を撹拌させる撹拌子等を有する
撹拌機構5と、反応管R…Rの洗浄などを行う洗浄ユニ
ット6とを装備している。
【0019】サンプリング系2は、試料保持用の回転可
能な円状のサンプラ20と、試料分注用のサンプリング
・アーム21とを要部に備えた構成で、サンプラ20が
試料を入れた複数のサンプル容器S…Sを保持した状態
で回転すると、サンプリング・アーム21が所定径の円
弧軌道内を回転し、先端のプローブをサンプル容器S…
Sに向けて上下動させて容器S…S内の試料を吸入し、
反応系3の反応管R…Rへ一定量分注するようになって
いる。
【0020】反応系3は、複数の反応管R…Rを円状に
並べた状態で回転可能に保持するドーナツ状の反応ディ
スク30と、反応管R…R内の濃度を光学的に検知する
測光部(多波長の光源、ミラー、凹面回折格子、フォト
ダイオード・アレイ等から成る)31とを要部に備えた
構成で、反応ディスク30が時計方向又は反時計方向に
回転すると、測光部31が光源からミラーに至る光軸上
を通過する反応管R…R内の濃度変化に応じた光量変化
を逐次、検出するようになっている。
【0021】電解質測定ユニット4は、例えば、反応管
の流路に連絡される流通型のイオンセンサを要部に備え
た構成で、流路内を通過する試料のイオン濃度(N
+ 、K+ 、Cl- 等)を電極法により起電力として検
出する。
【0022】試薬系1は、例えば第1試薬用及び第2試
薬用として反応ディスク30の内側及び外側に個別に配
置される2つの試薬庫10a、10bと、この両者に保
持された容器内の試薬のバーコードに関する処理を実行
する試薬バーコード・システム11とを備えている。
【0023】試薬庫10a、10bは、例えば回転可能
な円状部材から成り、その円状部材を装置上から見たと
き放射状に沿うマーク情報(試薬庫内番号等)付きの複
数の仕切板11…11で区分けされた部分に試薬を入れ
た容器B…Bを保持する複数の容器保持体12…12を
備えている。また、この試薬庫10a、10bには、円
状部材の中心軸に駆動軸及びその駆動軸に連結されるモ
ータ(図示しない)を有し且つ試薬バーコード・システ
ム11からの指令を受けたときにモータを駆動させる試
薬庫駆動部13a、13bが装備されている。さらに、
試薬庫20a、20bに隣接する位置には、その先端部
に試料分注可能な針状のプローブP、Pを有し且つアー
ム駆動部(図示しない)からの動力を受けて上下動及び
回転可能な試薬アーム14a、14bが配設されてい
る。
【0024】試薬バーコード・システム11は、試薬庫
10a、10bにセットされた容器のラベルからバーコ
ードを読み取るバーコード・リーダ(本発明の読取実行
手段を含む)15a、15bと、このシステム11全体
を総括し且つ各種指令を与えるCPU(本発明の検索手
段、指令手段の要部を成す)16とを要部に備えてい
る。また、CPU16には、データ入出力用のI/F
(インタフェース)16aと、指定された試薬位置情報
PD等を記憶するメモリ等から成る記憶部17と、試薬
位置情報PD等を表示するモニタ18と、オペレータが
予めモニタ18の画面を見ながら試薬位置情報PD内の
「バーコード有無」等を指定するためのキーボード、マ
ウス等の入力デバイス19とが通信可能に接続されてい
る。
【0025】バーコード・リーダ15a、15bは、例
えばレーザ光によりバーコードを読み取る通常の読取装
置を適用したもので、試薬庫10a、10bに隣接する
位置に配設されている。この隣接位置は、レーザ光の光
軸(読取方向)が、回転されている容器保持体内の容器
のラベルを横切る位置に相当する。また、このバーコー
ド・リーダ15a、15bは、CPU16から指令を受
けたときに光軸を横切る容器B…Bのラベルから試薬の
バーコードを読み取って、そのバーコード信号をCPU
16に供給するようになっている。
【0026】CPU16は、試薬庫駆動部13a、13
b(図示しないアーム駆動部も含む)及びバーコード・
リーダ15a、15bにI/F16aを介して通信可能
に接続されており、予め設定されたシーケンス(アルゴ
リズム)(後述の図3参照)を実行することにより、試
薬庫10a、10bによる回転動作及びバーコード・リ
ーダ15a、15bによるバーコード読取動作を制御す
る。また、このCPU16は、予め設定されたシーケン
スを実行することにより、入力デバイス18からの指定
された「バーコード有無」内容を記憶部17内の試薬位
置情報PDに登録させると共に、その試薬位置情報PD
をモニタ19に表示させる。
【0027】ここで、試薬位置情報PDは、例えば図2
に示す画面に示す表示フォーマットで記憶部17に予め
設定されるもので、試薬庫10a、10b内の容器保持
体12…12の位置で特定される「試薬位置」項目毎に
各項目(「試薬ID」、「対応項目」、「バーコード有
無」)が割り当てられている。この各項目の内の「バー
コード有無」項目は、オペレータがモニタ19を見なが
ら入力デバイス18を介して指定した情報が、同図中の
Y(バーコード使用)又はN(バーコード不使用)とし
て視認可能に表示されると共に、「試薬位置」に対応づ
けられたデータとして記憶部17内に登録される。
【0028】ここで、CPU15の処理を主にして、本
実施例の作用を図7に基づいて説明する。
【0029】まず、容器B…Bが例えば右側の試薬庫1
0a内の容器保持体12…12内にセットされ、試薬バ
ーコード・システム2が起動し、その試薬庫10aが回
転したとする。この回転に際して、CPU16はステッ
プS1で試薬庫10aの回転位置を試薬庫駆動部13a
から入力すると、ステップS2にてその入力された回転
位置に相当する容器保持体12の位置から試薬位置情報
PD内の「試薬位置」項目を検索し、ステップS3にて
その検索された「試薬位置」項目に割り当てられた「バ
ーコード有無」項目からバーコードの有無を判断する。
【0030】このステップS3でYES(バーコード有
り)と判断されると、ステップS4にてバーコード・リ
ーダ15aに読取指令S1を与え、ステップS5に移行
する。一方、ステップS3でNO(バーコード無し)と
判断されると、ステップS1〜S3の処理に戻る。従っ
て、バーコード無しの試薬に関してはスキップされてバ
ーコード・リーダ15aによるバーコード読取りが実行
されない。
【0031】次いで、CPU16は、ステップS5の処
理にてバーコード・リーダ15aによるバーコード読み
取りの有無を判断する。ここで、バーコード・リーダ1
5aによるバーコード読取対象の容器から試薬に関する
データが取得された場合には、上記ステップS5でYE
S(読取有り)と判断し、ステップS6にて通常の処理
(例えば、読み取ったバーコードから試薬に関するデー
タを測定用として記憶部17に登録させる処理)を実行
する。また、試薬に関するデータが取得できなかった場
合には、上記ステップS5でNO(読取無し)と判断
し、ステップS7に移行して、エラー処理(例えば、オ
ペレータが容易に視認可能な「エラー」表示をモニタ1
8の画面上に表示させる処理)を実行する。従って、バ
ーコードが有るのにデータが読取れなかった試薬は、試
料の測定前にその異常状態をオペレータがモニタ18の
画面を見ることによって把握できる。
【0032】上記ステップS1〜S7の処理は、全試薬
の読取終了まで繰り返し実行される。このバーコード読
み取りが終了すると、試薬分注を開始する。この試薬分
注に際しては、仮に「対応項目」Aを測定するために
「試薬ID」aが必要であったとすると、CPU16が
記憶部17内の試薬位置情報PDから「対応項目」Aに
必要な「試薬ID」の種類を検索し、その種類が「試薬
ID」aであることを特定する。次いで、「試薬ID」
aの試薬位置12が試薬アームの分注位置に一致するよ
うに試薬庫駆動部13aに回転指令を与えると共に、試
薬アーム14aのアーム駆動部(図示しない)に対して
も分注位置への移動指令を与える。これにより、試薬a
が試薬アーム14aにて吸引され、反応系3内の反応管
Rの位置へ移動し、分注される。この試薬分注が終了す
ると、測定を開始し、個別に分注された反応管R…R内
の試料及び試薬が撹拌機構4にて撹拌・混合され、測光
部31にて光学的に濃度測定される。
【0033】このように上記実施例によれば、バーコー
ドの有無を予め画面を見ながら指定し、その指定された
バーコードの有無に応じてバーコード読取りを制御させ
る構成としたため、バーコード無しの試薬に関してはバ
ーコード読取り動作をパスさせることができる。これに
より、全体の読取効率も大幅に向上するようになると共
に、試薬庫内にバーコード無しの試薬を混在して配置す
る運用も可能となり、オペレータにとっても必ずしもバ
ーコードを貼付しないで済む分、負担が大幅に軽減され
るようになる。また、エラー処理を加えることで、バー
コード有りの試薬でバーコードが読めなかったものを読
取不良(エラー)として正確に判別でき、これにより、
装置の信頼性も大幅に向上するようになる。
【0034】なお、本実施例では、バーコード無しの試
薬に関してはバーコード読取りを実行しないシーケンス
としてあるが、本発明は必ずしもこれに限定されない。
例えば、図3の処理に図4に示すアラーム処理(ステッ
プS10〜S12)を追加する構成であってもよい。こ
こで、CPU16が図4に示すステップS10の処理で
バーコード・リーダ15aに読取指令S2を与えた後、
バーコード無しと指令された試薬位置12の容器に対し
てバーコード・リーダ15aがバーコードを読み取った
場合には、ステップS11にてYES(読取有り)と判
断されて、試薬配置に誤りがあることがステップS12
のアラーム処理にてアラーム(警報)として音声を媒体
にして確実に確認できるので、配置ミスに関するミスオ
ペレーションの確率を減少できる利点がある。
【0035】またなお、本実施例では、バーコード有無
の指定に関して試薬毎に指定する構成としてあるが、本
発明は必ずしもこれに限定されない。例えば、試薬の範
囲を指定するだけで一括してバーコードの有無が入力さ
れる構成で有ってもよい。このようにすれば、試薬庫内
の容器保持体のある範囲はバーコード有りの試薬に占有
され、別の範囲はバーコード無しの試薬に占有されるの
で、試薬の管理、運用等がより一層、容易で且つ簡素化
されるようになる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る化学
分析装置用試薬システムによれば、予め設定された複数
の容器保持体の位置情報と予め指示された試薬のバーコ
ード有無情報とを対応づけて登録し、複数の容器保持体
がバーコード・リーダの読取位置を通って所定方向に移
動している間、読取位置を通る容器保持体の位置を検出
し、この検出信号に基づいて位置情報及びその位置情報
に対応づけられたバーコード有無情報を検索し、このバ
ーコード有無情報に基づいて指令を与え、この指令を受
けたときに読取位置にある容器保持体内の容器に向けて
バーコード読み取りを実行する構成としたため、試薬庫
のバーコード・システムに関する利点を最大限に発揮さ
せた状態で、バーコードが読み取れない又は読み取れな
かった試薬に関しても適切且つ迅速に処理でき、これに
より、バーコード無しの試薬を含めたシステム全体の運
用効率も大幅に向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る化学分析装置用試薬・システム
を搭載した自動化学分析装置の全体の概要図。
【図2】試薬位置情報の内容を説明する、モニタの画面
状態図。
【図3】CPUの処理を説明する概略フローチャート。
【図4】本実施例の図3に示す処理にアラーム処理を加
えた処理を説明する、概略フローチャート。
【符号の説明】
1 試薬系(本発明に係る化学分析装置用試薬システム
を成す) 2 サンプリング系 3 反応系 4 電解質測定ユニット 5 撹拌機構 6 洗浄ユニット 10a、10b 試薬庫 11 仕切板 12 容器保持体 13a、13b 試薬庫駆動部 14a、14b 試薬アーム 15a、15b バーコード・リーダ 16 CPU 17 記憶部 18 モニタ 19 入力デバイス 20 サンプラ 21 サンプリングアーム 30 反応ディスク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試薬分注用の容器が保持される複数の容
    器保持体を移動可能に支持する試薬庫を有し且つ上記容
    器内の試薬を使って試料濃度を測定する化学分析装置
    と、上記容器の夫々に貼付されたラベルからバーコード
    を読み取るバーコード・リーダを有し且つそのバーコー
    ド・リーダにより読み取られたバーコードから上記試薬
    に関する情報を取得するバーコード・システムとを備え
    た化学分析装置用試薬システムにおいて、 上記化学分析装置は、上記複数の容器保持体を上記バー
    コード・リーダの読取位置を通って所定方向に移動させ
    る移動手段を備え、上記バーコード・システムは、指令
    を受けたときに上記読取位置にある容器保持体内の容器
    に向けてバーコード読み取りを実行する読取実行手段を
    上記バーコード・リーダに備えると共に、予め設定され
    た上記複数の容器保持体の位置情報と予め指示された上
    記試薬のバーコード有無情報とを対応づけて登録するデ
    ータ登録手段と、上記移動手段により複数の容器保持体
    が所定方向に沿って移動している間、上記読取位置を通
    る容器保持体の位置を検出する検出手段と、この検出手
    段が検出した検出信号に基づいて上記データ登録手段が
    登録した上記位置情報及びその位置情報に対応づけられ
    たバーコード有無情報を検索する検索手段と、この検索
    手段により検索された当該バーコード有無情報に基づい
    て上記読取実行手段に上記指令を与える指令手段とを当
    該バーコード・システムが備えたことを特徴とする化学
    分析装置用試薬システム。
  2. 【請求項2】 前記試薬庫は、回転可能な円板状部材を
    有し且つこの円板状部材の円周方向に沿って少なくとも
    1列に亘り一定間隔毎に上記複数の容器保持体を配置し
    た請求項1記載の化学分析装置用試薬システム。
  3. 【請求項3】 前記データ登録手段は、前記位置情報を
    含む試薬に関するデータを画面に表示するモニタと、当
    該画面に表示されたデータを見ながら指示された少なく
    とも上記バーコード有無情報を入力する入力デバイス
    と、この入力デバイスにより入力された当該バーコード
    有無情報を上記位置情報に関連づけて記憶する記憶装置
    とを備えた請求項1記載の化学分析装置用試薬システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記指令手段は、前記検索手段が検索し
    たバーコード有無情報から前記試薬のバーコード有無を
    判断する判断手段と、この判断手段により判断されたバ
    ーコード有無に基づいて前記読取実行手段によるバーコ
    ード読取状況を外部に告知させる告知手段とを備えた請
    求項1記載の化学分析装置用試薬システム。
  5. 【請求項5】 前記判断手段によりバーコード有りと判
    断されるとき、前記告知手段は前記読取実行手段による
    バーコード読取状況に応じてエラー処理を実行する手段
    を備えた請求項4記載の化学分析装置用試薬システム。
  6. 【請求項6】 前記判断手段によりバーコード無しと判
    断されるとき、前記告知手段は前記読取実行手段による
    バーコード読取状況に応じてアラーム処理を実行する手
    段を備えた請求項4記載の化学分析装置用試薬システ
    ム。
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