JPH08270653A - 軸受装置の流体潤滑剤注入方法 - Google Patents

軸受装置の流体潤滑剤注入方法

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JPH08270653A
JPH08270653A JP9974295A JP9974295A JPH08270653A JP H08270653 A JPH08270653 A JP H08270653A JP 9974295 A JP9974295 A JP 9974295A JP 9974295 A JP9974295 A JP 9974295A JP H08270653 A JPH08270653 A JP H08270653A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 軸受装置の小型化に対しても効率よく流体潤
滑剤の注入ができ、簡単な方法で手間もとらず、確実に
注入する。軸受装置の小型化に対しても効率よく流体潤
滑剤の注入を行なうことができ、しかも簡単な方法で手
間をとらず、確実に注入することができる、軸受装置の
流体潤滑剤注入方法を提供する。 【構成】 オイルを介してシャフト2とスリーブ3とが
相対回転支持される軸受装置1に対し、オイルを注入す
る注入方法である。シャフト2とスリーブ3との間にオ
イルが介在されうる対応部位を除いたシャフトとスリー
ブとの表面へ、オイル付着を防止する被覆部材を予め塗
布し、次にシャフトとスリーブとをオイル中に浸漬し
て、シャフトとスリーブとの間にオイルを介在させ、更
に被覆部材を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体潤滑剤を用いた軸
受装置について、その流体潤滑剤を注入するための注入
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シャフトと、このシャフトに外嵌される
スリーブとを備え、潤滑オイルを介して両者が相対回転
支持される軸受装置として、例えば多孔質焼結合金によ
るスリーブ軸受や動圧発生溝を備えた動圧軸受等があ
る。これらの軸受装置では、シャフトとスリーブとの
(軸受)間隙部に、潤滑用のオイルが介在して設けられ
るが、こうした軸受装置へオイルを注入する場合、シャ
フトとスリーブとの間隙部にオイルディスペンサを用い
て注入する方法や、シャフトとスリーブの軸受装置ごと
をオイル槽に浸漬してオイルを充填する方法等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】オイルディスペンサを
用いるオイル注入方法では、シャフトとスリーブとの
(軸受)間隙寸法に対応してディスペンサの吐出開口が
規定されるから、注入される軸受装置が小型化するにつ
れ、対応できる寸法に限界があると共に、オイル注入量
が微量となりそのコントロールが困難となる。他方、シ
ャフトとスリーブとの軸受装置ごとを、オイル槽に浸漬
し、これにより(軸受)間隙内へオイルを注入する方法
では、オイル槽自体を設備することが大がかりになる
他、軸受装置における本来付着してほしくない部分にも
オイルが付着し、このための除去に手間を要してきた。
その際、予め、オイルを撥油する撥油剤を塗布すること
も可能であるが、その除去自体が煩雑であり、こうした
オイル注入に対して何等かの方策が望まれていた。
【0004】本発明は、従来技術に存した上記のような
問題点に対して行われたものであって、その課題とする
ところは、軸受装置の小型化に対しても効率よく流体潤
滑剤の注入を行なうことができ、しかも簡単な方法で手
間をとらず、確実に注入することができる、軸受装置の
流体潤滑剤注入方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明は、流体潤滑剤を介してシャフトとスリーブ
とが相対回転支持される軸受装置に対し、前記流体潤滑
剤を注入する注入方法であって;前記シャフトと前記ス
リーブとの間に前記流体潤滑剤が介在されうる対応部位
を除いた前記シャフトと前記スリーブとの表面へ、前記
流体潤滑剤の付着を防止する被覆部材を予め塗布し;次
に前記シャフトと前記スリーブとを前記流体潤滑剤中に
浸漬して、前記シャフトと前記スリーブとの間に該流体
潤滑剤を介在させ;更に前記被覆部材を除去するように
した。
【0006】また、前記被覆部材には可撓性材料が用い
られることが望ましい。
【0007】更に本発明によれば、流体潤滑剤を介して
シャフトとスリーブとが相対回転支持される軸受装置に
対し、前記流体潤滑剤を注入する注入方法であって;前
記シャフトと前記スリーブとの間隙に連設された減圧手
段とにより、前記流体潤滑剤が注入されるようにした。
【0008】
【作用】本発明の軸受装置の流体潤滑剤注入方法によれ
ば、シャフトとスリーブとの間に流体潤滑剤が介在され
うる対応部位を除いたシャフトとスリーブとの表面へ、
流体潤滑剤の付着を防止する被覆部材を予め塗布し、次
に前記シャフトと前記スリーブとを前記流体潤滑剤中に
浸漬して、前記シャフトと前記スリーブとの間に該流体
潤滑剤を介在させ、更に前記被覆部材を除去するように
した。従って流体潤滑剤が付着してはいけない部位に被
覆部材を塗布し、流体潤滑剤注入後はこれを除去するだ
けでよいので、流体潤滑剤注入作業が簡単となり、軸受
装置の大きさに係わらず、しかも確実に注入することが
できる。
【0009】また被覆部材には可撓性材料を用いること
により、塗布作業が容易であり、流体潤滑剤注入後の除
去、即ち剥離作業がより一層簡単となり、作業効率の向
上を図ることができる。
【0010】更に本発明における別の軸受装置の流体潤
滑剤注入方法によれば、シャフトとスリーブとの間隙に
連設された減圧手段とにより、流体潤滑剤が注入される
ようにした。これにより、流体潤滑剤の注入が容易であ
り、軸受装置の大きさに係わらず、しかも確実に注入す
ることができる。
【0011】
【実施例】本発明に従う軸受装置の流体潤滑剤注入方法
の実施例について、以下の図面を参照して詳述する。図
1に示す軸受装置は、例えば図5に示すスピンドルモー
タに組み込んで用いられる。軸受装置1は、シャフト2
と、これに外嵌されるスリーブ3で構成される。シャフ
ト2の上端部には、環状に張り出して設けられた鍔状の
スラストプレート4が形成され、スラストプレート4を
軸方向に挟むようにスラストカバー5が設けられてい
る。シャフト2の外周部7とスリーブ3の内周部6と
は、ラジアル(半径)方向へ微小間隙をもって対向配置
され、またスラストプレート4を挟みスリーブ3とスラ
ストカバー5とでスラスト(軸)方向へ微小間隙をもっ
て対向配置されている。さらに、スラストカバー5の内
周部9とシャフト2の外周部7とがラジアル方向へ微小
間隙をもって対向配置されている。(スラストカバー5
におけるラジアル方向への微小間隙を除き)これらラジ
アル、スラスト方向の微小間隙8には、流体潤滑剤が充
填され、しかもそれぞれ対向する、いずれかの部材側に
は流体潤滑剤を介して動圧軸受支持する動圧発生溝が形
成されている。
【0012】なお、このような軸受装置1が組み込まれ
るスピンドルモータは、図5に示すように、シャフト1
の下側端部がハウジング(又はブラケット)11に嵌め
込まれて固定される。シャフト1に回転支持されるスリ
ーブ3はその上部外周にロータハブ14が外嵌して固定
される。また回転駆動部材であるステータ12は、ハウ
ジング11のボス部に固定され、このステータ12と半
径方向へ対向するように、ロータマグネット13がロー
タハブ14側に配設されている。ロータマグネット13
は、ロータハブ内周部にロータヨーク15を介して取り
付けられている。従って、ステータ12に所要の電気信
号が通電されると、ステータ12とロータマグネット1
3との電磁相互作用により、ロータハブ14が回転駆動
される。
【0013】軸受装置1は流体潤滑剤を介して軸受支持
され、軸受装置1の性能の根幹となる流体潤滑剤、即ち
軸受間隙8に介在される流体潤滑剤で例えばオイルを注
入する手順について以下説明する。まず既に示した図1
に軸受装置1においては、図1乃至図4を用いて説明す
る。図1に示すように、予め、シャフト2とスリーブ3
とを嵌合させて組み、さらに、スラストカバーをスリー
ブ3に固定して軸受装置全体を形成しておく。次に図2
に示すように、軸受間隙8の開口両端部16、17へ弾
性リング(例えばO字状ゴムリング)18、19を装着
して両開口16、17を閉塞する。即ち軸受装置1の軸
受間隙8を外部と封止する。
【0014】軸受間隙8が封止された軸受装置1は、図
3に示すように、酢酸ビニルが溶融された溶融槽20中
に浸漬される。これにより、軸受装置1の表面部全域に
わたり酢酸ビニルが付着する。なお、軸受間隙8には弾
性リング18、19が装着されているため、酢酸ビニル
が内部に侵入することはない。槽20から引き上げられ
た軸受装置1は、弾性リング18、19が軸受間隙8か
ら取り外され、次に示す図5の流体潤滑剤であるオイル
貯留槽21へ浸漬される。これによりオイルは軸受間隙
8内部へ浸透して注入される。なお、軸受間隙8の間隙
が微小なため、毛細管現象でオイルを内部へ浸透させる
と共に、オイル貯留槽21全体を減圧して強制的にオイ
ルを注入させることもできる。
【0015】こうして軸受装置1の軸受間隙8にオイル
が充填された後、軸受装置表面に付着した酢酸ビニルを
剥して取り除く。これにより、軸受装置1の表面に付着
したオイルは容易に取り除かれる。従って、この軸受装
置1を図5に示すようなスピンドルモータに組み込まれ
る際、軸受装置の余分な部分にオイルが付着していない
から、スピンドルモータ内部をオイルで汚染したり、組
立固定部にオイルが侵入して取付不良を起こしたりする
ことが防止される。
【0016】酢酸ビニルは軸受装置1に塗布することが
容易であると共に、塗布後も剥離が容易で作業性の向上
が図れる。上記実施例では、軸受装置1を酢酸ビニルの
溶融槽20へ浸漬したが、スプレー塗装にて被覆、コー
ティングしても可能である。なお、酢酸ビニルの他、例
えば天然ゴムラテックスや塩化ビニル等可撓性材料を用
いることも可能であり、皮膜強度や剥離性の点におい
て、好ましい結果が得られる。そして、図例の軸受装置
1は動圧軸受装置を用いているが、多孔質の焼結合金に
よるスリーブ軸受やその他の種々のオイルを介在した軸
受装置に適用できる。また、図例の軸受装置はシャフト
2とスリーブ3に加え、スラストカバー5やスラストプ
レート4が設けられた構成を示しているが、シャフトと
スリーブとの構成、組み合わせであっても勿論構わな
い。さらに、軸受装置1の軸受間隙8を封止する弾性リ
ング18、19に代えて、例えば、リング状の嵌合部材
等も採用することができる。
【0017】次に示す図6は別の軸受装置を示し図6の
(a)はその側面図、(b)は(a)の矢視a−aにお
ける平面図、(c)断面図である。図6の軸受装置31
はいずれもオイルを注入する為の注入台43に載置され
ている状態を示している。軸受装置31は、シャフト3
2にスリーブ33が外嵌され、そのスリーブ上下端(両
端)部を挟むように、スラスト部材35、36がシャフ
ト32に固定されている。スラスト部材35、36は、
スリーブ32の両端部を軸方向へ微小間隙をもって対向
配置されている。スリーブ32の外側には、円筒状のケ
ース34が外装されている。シャフト32の外周部とス
リーブ33の内周部とのラジアル方向微小間隙、そして
スリーブ33とこれにスラスト方向へ対向配置されたス
ラスト部材35、36とによるスラスト方向微小間隙、
これら微小間隙により軸受間隙50が生成され、流体潤
滑剤であるオイルが充填、注入される。
【0018】次に軸受装置31にオイルを注入する手順
について説明する。軸受装置31が載置される注入台4
3には、図6(b)、(c)に示すように、環状に配設
され、且つ周方向へ多数の微小突起が交互に設けられた
プローブ44を有している。プローブ44は、軸受装置
31の下側スラスト部材36に対応して付き合わされて
設けられている。注入台43におけるプローブ外周側に
は、オイルが貯留された溝部47が設けられている。従
って、軸受装置31が注入台43に載置されると、毛細
管現象により、溝部47のオイルがプローブ44に浸透
して軸受間隙50へ注入される。この場合、軸受間隙5
0で生成される表面張力によりオイルを保持しようとす
る内部保持力と、毛細管現象による浸透吸引力との均衡
点に達するまで、軸受間隙50内へオイルが注入され
る。なお、この場合、装置全体を減圧(器)装置に入れ
て、減圧雰囲気中で行なうと、オイル内に含有した残留
気泡を除去することができるので、より好ましい。
【0019】次に示す図7は、更に別のオイル注入の手
順を説明するものであり、軸受装置には図6に示したも
のと、同じ部位には、同じ番号が付してある。図7にお
いては、減圧装置を用いて軸受装置31へオイルを注入
するものであり、以下に説明する。本手順は減圧を利用
する真空置換方式であり、注入台60に載置された軸受
装置31は、オイルが注入される軸受間隙50の下側開
口61を注入台60のオイル取り入れ部に対応して配置
されている。また軸受装置31の上側は、クランプ部材
59で押圧されると共に、軸受間隙50の上側開口を閉
塞するように設けられている。
【0020】注入台60にはオイルが貯留された貯留槽
53が設けられ、供給通路54、バルブ56を経て軸受
装置31の下側開口61に接続されている。(図の右
側)また注入台60には、別にバキュームポンプ51が
チャンバー52、通気路55、そしてバルブ57を介し
て下側開口61に接続されている。(図の左側)更に、
注入台60には、下側開口61に連設してオイル排出槽
58が設けられている。
【0021】次に図7の軸受装置31にオイルを注入す
る手順を説明する。まずバルブ56、57を閉じた状態
にしておき、軸受装置31を注入台60に載置する。そ
の際、注入台60の載置部位が、軸受装置31の下側開
口61に対応して接続される。(なお、密封した接続が
行なわれるよう、注入台60の載置対応部には、弾性リ
ング等の密封補助部材71、72が介装されている。そ
して図の上方からクランプ部材59が下降して軸受装置
31を押圧する。これにて軸受装置31のセットが完了
する。
【0022】軸受装置31完了後、バルブ57が開けら
れ、軸受間隙50が減圧される。減圧の後、バルブ57
が閉じられる。次にバルブ56が開けられ、オイルが貯
留槽53から供給路54を経て軸受間隙50へ引き込ま
れる。所定時間の後軸受間隙50へオイルが充填注入さ
れた後、バルブ56が閉じられる。これにてオイル注入
が完了する。その後クランプ部材59が上昇して取り外
され、新たな軸受装置31に交換される。オイル排出槽
58には、余分なオイルが貯えられバキュームポンプ5
1の方へ行かないよう、ある程度溜れば排出して再利用
できるよう設けられている。
【0023】以上、軸受装置のオイル注入方法について
種々の実施例を説明したが、それら単独またはこれらの
組み合わせを用いていろいろな実施が可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明の軸受装置のオイル注入方法は、
上述の如くで行なうため、次のような効果をそうする。
即ち本発明の注入方法によれば、シャフトとスリーブと
の間にオイルが介在されうる対応部位を除いたシャフト
とスリーブとの表面へ、流体潤滑剤の付着を防止する被
覆部材を予め塗布し、次にシャフトとスリーブとをオイ
ル中に浸漬して、シャフトとスリーブとの間にオイルを
介在させ、更にこの被覆部材を除去するようにした。従
ってオイルが付着してはいけない部位に被覆部材を塗布
し、オイル注入後はこれを除去するだけでよいので、オ
イル注入作業が簡単となり、軸受装置の大きさに係わら
ず、しかも確実に注入することができる。
【0025】また被覆部材には可撓性部材を用いること
により、塗布作業が容易であり、オイル注入後の除去、
即ち剥離作業がより一層簡単となり、作業効率の向上を
図ることができる。
【0026】更に本発明における別の軸受装置の流体潤
滑剤注入方法によれば、シャフトとスリーブとの間隙に
連設された減圧手段とにより、流体潤滑剤が注入される
ようにした。これにより、流体潤滑剤の注入が容易であ
り、軸受装置の大きさに係わらず、しかも確実に注入す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例に係る軸受装置の断面図
である。
【図2】本発明の第一の実施例に係る軸受装置の断面図
である。
【図3】本発明の第一の実施例に係る軸受装置の断面図
である。
【図4】本発明の第一の実施例に係る軸受装置の断面図
である。
【図5】本発明の軸受装置が組み込まれるスピンドルモ
ータの全体断面図である。
【図6】本発明の第二の実施例に係る軸受装置を示し、
うち(a)はその側面図、(b)は(a)の断面図、
(c)は断面図である。
【図7】本発明の第三の実施例に係る軸受装置及びその
注入装置を示した全体断面図である。
【符号の説明】
1,31 軸受装置 2,32 シャフト 3,33 スリーブ 4 スラストプレート 5 スラストカバー 8,50 軸受間隙 18、19 Oリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体潤滑剤を介してシャフトとスリーブ
    とが相対回転支持される軸受装置に対し、前記流体潤滑
    剤を注入する注入方法であって、 前記シャフトと前記スリーブとの間に前記流体潤滑剤が
    介在されうる対応部位を除いた前記シャフトと前記スリ
    ーブとの表面へ、前記流体潤滑剤の付着を防止する被覆
    部材を予め塗布し、 次に前記シャフトと前記スリーブとを前記流体潤滑剤中
    に浸漬して、前記シャフトと前記スリーブとの間に該流
    体潤滑剤を介在させ、 更に前記被覆部材を除去するようにした、ことを特徴と
    する軸受装置の流体潤滑剤注入方法。
  2. 【請求項2】 前記被覆部材には可撓性材料が用いられ
    た請求項1記載の流体潤滑剤注入方法。
  3. 【請求項3】 流体潤滑剤を介してシャフトとスリーブ
    とが相対回転支持される軸受装置に対し、前記流体潤滑
    剤を注入する注入方法であって、 前記シャフトと前記スリーブとの間隙に連設された減圧
    手段とにより、前記流体潤滑剤が注入される、ことを特
    徴とする軸受装置の流体潤滑剤注入方法。
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