JPH08268541A - コンベヤ設備 - Google Patents

コンベヤ設備

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Publication number
JPH08268541A
JPH08268541A JP7218595A JP7218595A JPH08268541A JP H08268541 A JPH08268541 A JP H08268541A JP 7218595 A JP7218595 A JP 7218595A JP 7218595 A JP7218595 A JP 7218595A JP H08268541 A JPH08268541 A JP H08268541A
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JP
Japan
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conveyor
roller
stop
carrying object
stopper
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JP7218595A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Shimura
浩幸 志村
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全体をコンパクトにかつ小動力に形成し得、
被搬送物の払出しは常に円滑かつ確実に行え、払出され
た被搬送物の受け入れを、常に確実にかつ適量で行える
コンベヤ設備を提供する。 【構成】 被搬送物5を、目的とするコンベヤ装置10に
自動的に仕分けて払出し、搬送経路10A上で搬送して終
端コンベヤ部31に搬入する。終端コンベヤ部31の被搬送
物5は、端部が停止装置60に当接することで搬入を停止
し得る。被搬送物5は、傾斜している終端コンベヤ部31
の傾斜に沿って滑動や転動などを容易に行えることで、
確実かつ円滑に横送りできる。横送りした被搬送物5
は、閉動したストッパー装置50に当接して横送りを停止
させ、ストッパー装置50を開動させることで再び横送り
して払出せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば仕分け設備に
おいて、メインコンベヤから仕分けられてきた被搬送物
を受け入れたのち、他の搬送装置などに払い出すのに採
用されるコンベヤ設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンベヤ設備としては、
たとえば特開平4−338014号公報に見られる払出し装置
付き搬送設備が提供されている。この従来形式は、ロー
ラコンベヤからなる搬送経路中に被搬送物の停止位置が
形成され、この停止位置に、搬送経路の一側からローラ
コンベヤ内を通って上昇され、そして他側へと移動して
搬送経路下に下降されたのち、搬送経路下で一側へと復
帰動されるアームが搬送経路の方向に複数並設されると
ともに、これらアームに連動した作動装置が設けられて
いる。さらにローラコンベヤの他側外方に、搬送台車が
停止される。
【0003】この従来形式によると、円柱状の被搬送物
は、その長さ方向を搬送経路の方向としてローラコンベ
ヤにより搬送され、停止位置にて停止される。そして作
動装置の駆動によってアームは、搬送経路の一側からロ
ーラコンベヤ内を通って上昇し、この上昇位置において
他側へと移動し、これにより被搬送物の複数箇所を横押
しして搬送経路上から搬送台車へと払出す。このように
払出しを行ったアームは搬送経路の下に位置し、その
後、搬送経路の下を一側へと復帰動して最初の位置に戻
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
形式によると、その搬送面を水平状としたローラコンベ
ヤ上でかつローラ軸心方向に被搬送物を払出すことか
ら、その払出し時の摩擦抵抗は大きいものになり、以て
アームとして大形で強固なものを採用しなければなら
ず、さらに作動装置として大動力のものを採用しなけれ
ばならない。また搬送台車が未到着のときに被搬送物が
払出されたり、搬送台車の収納能力以上に被搬送物が払
出されたりする恐れもある。
【0005】本発明の目的とするところは、全体をコン
パクトにかつ小動力に形成し得るものでありながら、被
搬送物の払出しは常に円滑かつ確実に行え、しかも払出
された被搬送物の受け入れを、常に確実にかつ適量で行
えるコンベヤ設備を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
第1発明のコンベヤ設備は、搬送経路を形成するコンベ
ヤ装置の終端コンベヤ部を、搬送方向を前後方向として
左右方向で上下に傾斜して配設し、前記終端コンベヤ部
の終端に被搬送物が当接自在な停止装置を設けるととも
に、終端コンベヤ部の傾斜下位側の側部に、この側部を
開閉自在なストッパー装置を設けている。
【0007】また本第2発明は、上記した第1発明に記
載のコンベヤ設備において、停止装置の停止受け面を、
傾斜下位側への横送り駆動面に形成している。そして本
第3発明は、上記した第1発明に記載のコンベヤ設備に
おいて、終端コンベヤ部はローラコンベヤからなり、停
止装置は、そのローラ軸心を上下方向とした横送りロー
ラ群と、これら横送りローラ群の回転駆動装置とからな
り、前記横送りローラ群により傾斜下位側への横送り駆
動面を形成している。
【0008】さらに本第4発明は、上記した第1発明に
記載のコンベヤ設備において、終端コンベヤ部の傾斜下
位側の外方を、この終端コンベヤ部からの被搬送物を受
け入れる受け入れ体の停止位置に形成している。
【0009】しかも本第5発明は、上記した第1発明に
記載のコンベヤ設備において、受け入れ体の停止位置
に、受け入れ体検出装置と、被搬送物の受け入れ量検出
装置とを設けている。
【0010】
【作用】上記した本第1発明の構成によると、被搬送物
を、目的とするコンベヤ装置に自動的に仕分けて払出
し、この払出した被搬送物を、搬送経路上で搬送して終
端コンベヤ部に搬入し得る。終端コンベヤ部の被搬送物
は、端部が停止装置に当接することで搬入を停止し得
る。そして被搬送物は、傾斜している終端コンベヤ部の
傾斜に沿って滑動や転動などが容易に行われることで、
確実かつ円滑に横送りし得る。この横送りした被搬送物
は、閉動したストッパー装置に当接して横送りを停止さ
せる。そしてストッパー装置を開動させることで、被搬
送物を再び横送りして払出せる。
【0011】また本第2発明の構成によると、終端コン
ベヤ部へ搬入した被搬送物の端部を、停止装置の横送り
駆動面に当接させて搬入を停止し得、この被搬送物を、
横送り駆動面により、傾斜下位側へ強制的に横送りし得
る。
【0012】そして本第3発明の構成によると、終端コ
ンベヤ部へ搬入した被搬送物の端部を、停止装置の横送
りローラ群に当接させて搬入を停止し得る。この横送り
ローラ群を回転駆動装置により強制回転させることで、
被搬送物を、横送りローラ群により形成した横送り駆動
面によって、傾斜下位側へ強制的に横送りし得る。その
際に被搬送物は、ローラ群の傾斜に沿って滑動や転動な
どを容易に行うことから、小さな横送り駆動力でありな
がら確実かつ円滑に横送りし得る。
【0013】さらに本第4発明の構成によると、横送り
した被搬送物を、閉動したストッパー装置に当接して横
送りを停止し得る。このとき、停止位置に受け入れ体が
位置していればストッパー装置を開動し、被搬送物を再
び傾斜下位側に横送りして、受け入れ体内に落下供給し
得る。また受け入れ体が位置していなければ閉動を維持
し得る。
【0014】しかも本第5発明の構成によると、停止位
置に停止した受け入れ体を受け入れ体検出装置により検
出することで、ストッパー装置の開閉制御や、コンベヤ
装置の駆動制御を行える。そして受け入れ体内の被搬送
物の量を受け入れ量検出装置により検出することで、そ
の検出程度に応じて、警報を発したりコンベヤ装置側の
駆動制御を行える。
【0015】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図6において仕分け設備1は、メインコンベヤ2
と、このメインコンベヤ2の両側方において搬送方向の
複数箇所に配設されたコンベヤ設備9などから構成され
る。このコンベヤ設備9は本発明の一例であって、メイ
ンコンベヤ2自体の仕分け構造により、あるいはメイン
コンベヤ2の側部に配設された払出し装置などの作動に
より、前記メインコンベヤ2から仕分けられた被搬送物
5を受け入れるよう構成されている。
【0016】前記コンベヤ設備9は図1〜図3に示すよ
うに、コンベヤ装置10や、受け入れ体(後述する。)の
停止位置40などにより構成される。前記コンベヤ装置10
は、始端コンベヤ部11、中間コンベヤ部21、終端コンベ
ヤ部31などにより構成され、その搬送経路10Aは、搬送
方向を前後方向として直線状に形成されている。
【0017】前記始端コンベヤ部11はローラコンベヤ形
式であって、高さ調整自在な脚体12に支持されるコンベ
ヤフレーム13と、このコンベヤフレーム13にローラ軸心
を水平状として配設された多数のローラ14と、ローラ14
群に伝動ベルト15を介して連動される始端駆動部(ギヤ
ードモータなど)16などにより構成される。そして、そ
の始端部は傾斜(カット)状に形成され、以て前記搬送
経路10Aは、前記メインコンベヤ2の搬送方向に対し傾
斜して配設(図6参照)される。
【0018】また中間コンベヤ部21はベルトコンベヤ形
式であって、高さ調整自在な脚体22に支持されるコンベ
ヤフレーム23と、このコンベヤフレーム23の上部で前後
両端にローラ軸心を水平状として配設された端部輪体
(ローラ)24と、前記コンベヤフレーム23の中間部に配
設された中間駆動部(ギヤードモータなど)25に連動さ
れる駆動輪体26と、複数のガイド輪体27と、各輪体24,
26,27間に張設された搬送ベルト28などにより構成され
る。
【0019】そして前記終端コンベヤ部31はローラコン
ベヤ形式であって、高さ調整自在な脚体32に支持される
コンベヤフレーム33と、このコンベヤフレーム33に遊転
自在に配設された多数のローラ34と、これらローラ34群
に伝動ベルト35などを介して連動される終端駆動部(ギ
ヤードモータなど)36などにより構成される。ここでコ
ンベヤフレーム33、すなわちローラ34群は、そのローラ
軸心が左右方向で上下に傾斜して配設されている。
【0020】前記終端コンベヤ部31の終端には、被搬送
物5が当接自在な前記停止装置40が設けられる。すなわ
ち停止装置40は図1〜図5に示すように、コンベヤフレ
ーム33の終端から上方に連設されたローラフレーム41
と、このローラフレーム41の前面側でかつ左右方向の複
数箇所にそれぞれ遊転自在に配設された横送りローラ42
と、前記ローラフレーム41に支持された前記横送りロー
ラ42群の回転駆動装置43などにより、ローラコンベヤ形
式に構成される。
【0021】前記回転駆動装置43は、前記ローラフレー
ム41の左右方向での傾斜上位側に支持された駆動部(ギ
ヤードモータなど)44と、この駆動部44からの出力軸に
取り付けられた駆動プーリ45と、前記ローラフレーム41
の傾斜下位側に支持された従動プーリ46と、前記横送り
ローラ42の二個に対して一個の割合で横送りローラ42群
の後方に配設された複数の押し付けプーリ47と、各プー
リ45,46,47間に張設された伝動ベルト48などにより構
成される。
【0022】また前記ローラフレーム41は、コンベヤフ
レーム33の傾斜に沿って傾斜され、したがって横送りロ
ーラ42群は、その上下方向としたローラ軸心が傾斜され
て配列される。そして横送りローラ42群の前面により、
停止装置40の停止受け面が、傾斜下位側への横送り駆動
面49に形成される。
【0023】前記終端コンベヤ部31の傾斜下位側の側部
には、この側部を開閉自在なストッパー装置50が設けら
れる。すなわちストッパー装置50は、コンベヤフレーム
33の傾斜下位側において、エアーや油圧からなるシリン
ダー装置51と、このシリンダー装置51に連動した昇降体
52に取り付けたローラストッパー53などにより構成され
る。ここで下降したローラストッパー53は、被搬送物5
の中継ローラの役目を兼ねている。
【0024】前記終端コンベヤ部31の傾斜下位側の外方
は、この終端コンベヤ部31からの被搬送物5を受け入れ
る搬送台車(受け入れ体の一例)55の停止位置60に形成
される。すなわち搬送台車55は、下部に複数の車輪56が
設けられた本体57と、この本体57の上面を載置面58とし
て、載置面58の左右両側をカバーするように本体57から
立設された左右一対の側枠59などにより構成される。ま
た前記停止位置60は、搬送台車55における本体57の前端
が当接自在な前部ガイド体61と、本体57の両側が案内さ
れる左右一対の側部ガイド体62とを、床側から立設して
コの字状に配置させることで、これらガイド体61,62に
より囲まれた部分に形成される。
【0025】そして停止位置60には、受け入れ体検出装
置70と、被搬送物5の受け入れ量検出装置75と、表示装
置85とが設けられる。すなわち停止位置60の外側におい
て、一方側の二箇所から支持体65,66が立設されるとと
もに、他方側の一箇所から支持体67が立設されている。
一方側で内側の支持体65の下部に、他方側の支持体67の
中間部に向いた光電管71が設けられ、そして光電管71が
向いた他方側の支持体67の中間部に反射板72が設けられ
ている。これら光電管71と反射板72とが、受け入れ体検
出装置70の一例となる。
【0026】また受け入れ量検出装置75は、満量検出部
76と満量直前検出部79とにより構成される。すなわち満
量検出部76は、一方側で外側の支持体66の上端に設けら
れかつ他方側の支持体67の上端に向いた光電管77と、こ
の光電管77に対向されて他方側の支持体67の上端に設け
られた反射板78とにより構成される。また満量直前検出
部79は、一方側の支持体66の上部、すなわち満量検出部
76の光電管77に対して所定距離下方に設けられかつ他方
側の支持体67の上部に向いた光電管80と、この光電管80
に対向されて他方側の支持体67の上部に設けられた反射
板81とにより構成される。
【0027】前記表示装置85は、支持部材86上に満量表
示部87と満量直前表示部88とを設けて構成される。以下
に、上記実施例における作用を説明する。
【0028】たとえば円柱状の被搬送物5は、メインコ
ンベヤ2により搬送され、そして目的とするコンベヤ設
備9に自動的に仕分けられ払出される。その際に、目的
とするコンベヤ設備9に搬送台車55が停止されていない
とき、表示装置85の満量表示部87が表示(点灯など)さ
れるとともに、このコンベヤ設備9への払出しが自動的
に停止されて、次の目的とするコンベヤ設備9へと搬送
される。
【0029】上述のようにして払出された被搬送物5は
コンベヤ装置10の始端コンベヤ部11に受け取られ、そし
て各別に駆動される始端コンベヤ部11と中間コンベヤ部
21と終端コンベヤ部31により、搬送経路10A上を順次搬
送される。ここで前記始端コンベヤ部11での搬送は、始
端駆動部16により伝動ベルト15を回動してローラ14群を
強制回転させることで行える。また中間コンベヤ部21で
の搬送は、中間駆動部25により搬送ベルト28を回動させ
ることで行える。そして終端コンベヤ部31での搬送は、
終端駆動部36により伝動ベルト35を回動してローラ34群
を強制回転させることで行える。
【0030】その際に、終端コンベヤ部31に被搬送物5
が存在していたり、あるいはストッパー装置50が開放動
されていたとき、中間コンベヤ部21から終端コンベヤ部
31への被搬送物5の搬送が停止されるように自動制御さ
れる。また同様の自動制御によって、中間コンベヤ部21
に被搬送物5が存在していたとき、始端コンベヤ部11か
ら中間コンベヤ部21への被搬送物5の搬送が停止され
る。
【0031】終端コンベヤ部31へ搬入された被搬送物5
は、その端部が停止装置40の横送りローラ42群に当接さ
れることにより、その搬入が停止される。このとき横送
りローラ42群は、回転駆動装置43の回転が伝動ベルト48
を介して伝達されることで強制回転されており、したが
って被搬送物5は、横送りローラ42群、すなわち横送り
駆動面49により、傾斜下位側に強制的に横送りされる。
【0032】その際に被搬送物5は、傾斜しているロー
ラ34群に支持されて、その傾斜に沿って滑動や転動など
が容易に行われることにより、さらには各ローラ34の線
(点)接触による小さな摩擦抵抗により、小さな横送り
駆動力でありながら確実かつ円滑に横送りされる。
【0033】このように横送りされた被搬送物5は、ス
トッパー装置50の上昇されたローラストッパー53に当接
されて横送りが停止される。このとき、停止位置60に搬
送台車55が停止していればローラストッパー53は下降さ
れ、また搬送台車55が停止していなければ起立は維持さ
れる。
【0034】すなわち搬送台車55は、側部ガイド体62に
案内されて走行され、前部ガイド体61に当接されること
で停止位置60に停止される。この停止により、光電管71
の光軸が本体57により遮られて反射板72に到達しなくな
り、以て受け入れ体検出装置70により搬送台車55が検出
される。これにより、停止位置60に搬送台車55が停止し
ていることが確認されて、ストッパー装置50が開閉制御
され、またコンベヤ装置10が駆動制御される。
【0035】そしてローラストッパー53が下降されるこ
とにより、このローラストッパー53に受け止められてい
た被搬送物5が再び横送りされ、ローラストッパー53を
中継ローラとして搬送台車55内に落下供給される。
【0036】以上のような被搬送物5の仕分け払出し、
搬送、横送りによる落下供給は、目的とする被搬送物5
が到達することで繰り返して行われる。そして搬送台車
55内の被搬送物5が満量直前(満量近く)になると、光
電管80の光軸が被搬送物5により遮られて反射板81に到
達しなくなり、以て満量直前であることが検出されて、
表示装置85の満量直前表示部88に表示され、警報され
る。
【0037】さらに搬送台車55内の被搬送物5が満量に
なると、光電管77の光軸が被搬送物5により遮られて反
射板78に到達しなくなり、以て満量であることが検出さ
れて、表示装置85の満量表示部87に表示され、コンベヤ
装置10側が停止されるとともにメインコンベヤ2からの
払出しが停止される。
【0038】上記実施例では、停止装置40の停止受け面
を横送り駆動面49により形成しているが、これは非駆動
面として、終端コンベヤ部31の傾斜を利用して傾斜下位
側に横送りする形式であってもよい。
【0039】上記実施例では、停止装置40としてローラ
コンベヤ形式が示されているが、これはベルトコンベヤ
形式であつてもよく、この場合、左右方向に駆動される
ベルトの前面により横送り駆動面49が形成される。
【0040】上記実施例では、ストッパー装置50として
ローラストッパー53を昇降させる形式が示されている
が、これは前後方向軸を介して起立横到自在に設けられ
た板状のストッパー体と、このストッパー体を起立横到
させる作動部などにより構成された形式であってもよ
い。ここで横到されたストッパー体は、被搬送物のガイ
ド板の役目を兼ねている。
【0041】上記実施例では、受け入れ体として搬送台
車55が示されているが、これは箱状のコンテナやパレッ
トなどであってもよく、この場合、停止位置60への搬入
や停止制御は、搬送用コンベヤやフォークリフトなどに
より行われる。
【0042】上記実施例では、受け入れ体検出装置70や
受け入れ量検出装置75として光電管形式を採用している
が、これは一部または全部をリミットスイッチ形式など
にしてもよい。
【0043】
【発明の効果】上記構成の本第1発明によると、終端コ
ンベヤ部の被搬送物は、端部を停止装置に当接すること
で搬入を停止でき、そして、傾斜している終端コンベヤ
部の傾斜に沿って滑動や転動などを容易に行えること
で、確実かつ円滑に横送りできる。この横送りした被搬
送物は、閉動したストッパー装置に当接して横送りを停
止でき、またストッパー装置を開動させることで、被搬
送物を再び横送りして払出すことができる。したがって
全体をコンパクトにかつ小動力に形成できるものであり
ながら、被搬送物の払出しを常に円滑かつ確実に行うこ
とができる。
【0044】また上記構成の本第2発明によると、終端
コンベヤ部へ搬入した被搬送物は、その端部を停止装置
の横送り駆動面に当接させて搬入を停止でき、そして横
送り駆動面により傾斜下位側へ強制的に横送りできて、
払出しを常に確実に行うことができる。
【0045】そして上記構成の本第3発明によると、終
端コンベヤ部へ搬入した被搬送物は、その端部を停止装
置の横送りローラ群に当接させて搬入を停止でき、この
横送りローラ群を回転駆動装置により強制回転すること
で、横送りローラ群により形成した横送り駆動面によっ
て傾斜下位側へ強制的に横送りできる。その際に被搬送
物は、ローラ群の傾斜に沿って滑動や転動などを容易に
行うことから、小さな横送り駆動力でありながら確実か
つ円滑に横送りできる。
【0046】さらに上記構成の本第4発明によると、横
送りした被搬送物を、閉動したストッパー装置に当接し
て停止でき、このとき、停止位置に受け入れ体が位置し
ていればストッパー装置を開動し、被搬送物を再び傾斜
下位側に横送りして受け入れ体内に常に確実に落下供給
できる。また受け入れ体が位置していなければ閉動を維
持できる。
【0047】しかも上記構成の本第5発明によると、停
止位置に停止した受け入れ体を受け入れ体検出装置によ
り検出することで、ストッパー装置の開閉制御や、コン
ベヤ装置の駆動制御を行うことができ、そして受け入れ
体内の被搬送物の量を受け入れ量検出装置により検出す
ることで、その検出程度に応じて、警報を発したりコン
ベヤ装置側の駆動制御を行うことができる。これによ
り、払出した被搬送物の受け入れを、常に適量で行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、コンベヤ設備の平面
図である。
【図2】同コンベヤ設備の正面図である。
【図3】同コンベヤ設備の側面図である。
【図4】同コンベヤ設備の停止装置部分の平面図であ
る。
【図5】同コンベヤ設備の停止装置部分の正面図であ
る。
【図6】同仕分け装置の概略平面図である。
【符号の説明】
1 仕分け装置 2 メインコンベヤ 5 被搬送物 9 コンベヤ設備 10 コンベヤ装置 10A 搬送経路 11 始端コンベヤ部 21 中間コンベヤ部 31 終端コンベヤ部 34 ローラ 35 伝動ベルト 36 終端駆動部 40 停止装置 42 横送りローラ 43 回転駆動装置 44 駆動部 48 伝動ベルト 49 横送り駆動面 50 ストッパー装置 53 ローラストッパー 55 搬送台車(受け入れ体) 60 停止位置 70 受け入れ体検出装置 75 受け入れ量検出装置 76 満量検出部 79 満量直前検出部 85 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/88 B65G 47/88 B 47/94 47/94

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送経路を形成するコンベヤ装置の終端
    コンベヤ部を、搬送方向を前後方向として左右方向で上
    下に傾斜して配設し、前記終端コンベヤ部の終端に被搬
    送物が当接自在な停止装置を設けるとともに、終端コン
    ベヤ部の傾斜下位側の側部に、この側部を開閉自在なス
    トッパー装置を設けたことを特徴とするコンベヤ設備。
  2. 【請求項2】 停止装置の停止受け面を、傾斜下位側へ
    の横送り駆動面に形成したことを特徴とする請求項1記
    載のコンベヤ設備。
  3. 【請求項3】 終端コンベヤ部はローラコンベヤからな
    り、停止装置は、そのローラ軸心を上下方向とした横送
    りローラ群と、これら横送りローラ群の回転駆動装置と
    からなり、前記横送りローラ群により傾斜下位側への横
    送り駆動面を形成したことを特徴とする請求項1記載の
    コンベヤ設備。
  4. 【請求項4】 終端コンベヤ部の傾斜下位側の外方を、
    この終端コンベヤ部からの被搬送物を受け入れる受け入
    れ体の停止位置に形成したことを特徴とする請求項1記
    載のコンベヤ設備。
  5. 【請求項5】 受け入れ体の停止位置に、受け入れ体検
    出装置と、被搬送物の受け入れ量検出装置とを設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のコンベヤ設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110789913A (zh) * 2019-10-17 2020-02-14 四川省邦友达科技有限公司 一种物流分拣靠边机

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