JPH08267568A - 多層塗布フィルムの製造方法 - Google Patents

多層塗布フィルムの製造方法

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JPH08267568A
JPH08267568A JP7565895A JP7565895A JPH08267568A JP H08267568 A JPH08267568 A JP H08267568A JP 7565895 A JP7565895 A JP 7565895A JP 7565895 A JP7565895 A JP 7565895A JP H08267568 A JPH08267568 A JP H08267568A
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film
coating
coated film
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water
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Shigeo Uchiumi
滋夫 内海
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Diafoil Co Ltd
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた特性有する塗布フィルムを提供する。 【構成】 ポリエステルフィルムの製造工程において、
縦延伸後、熱固定の前までに、フィルムの同一面側に少
なくとも2回以上塗布する工程を設けることを特徴とす
る多層塗布フィルムの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層塗布フィルムの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】現
在、熱可塑性樹脂フィルム、特にポリエステルフィルム
の製造において、製造工程内(インライン)塗布が広く
行われている。しかしながら、塗布層に対する要求は年
々厳しくなり、塗布フィルムの適用用途も広範囲の分野
に広がりつつあり、水(水分散)系塗布剤による塗布に
よる塗布では対処不能な状態になりつつある。
【0003】塗布剤の改良や、塗布前にコロナ放電処理
等の放電処理を施すなどの種々の試みがなされている
が、二種以上の要求特性、特に二律背反する要求特性を
満足させる必要のあるような用途においては、十分に対
応できていないのが現状である。
【0004】また、未延伸フィルムに塗布を行い、縦延
伸後に塗布を行う多層塗布が提案されているが、縦延伸
ロールで塗布層が接触するため、傷が発生したり、ロー
ルへの転着等の問題があり、かかる方法では、使用でき
る塗布剤が極めて限定される。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するべく鋭意検討した結果、特定の方法によれば、
優れた特性をフィルムに付与できることを見いだし、本
発明を完成するに至った。すなわち、本発明の要旨は、
ポリエステルフィルムの製造工程において、縦延伸後、
熱固定の前までに、フィルムの同一面側に少なくとも2
回以上塗布する工程を設けることを特徴とする多層塗布
フィルムの製造方法に存する。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明が
適用できる熱可塑性樹脂は、フィルムとして延伸製膜可
能であれば、いかなるものでもよいが、例えば、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタ
レートあるいはその共重合体を含むポリエステル類、ナ
イロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン1
1、ナイロン12、あるいはこれらの共重合体を含む脂
肪族ポリアミド、芳香族ポリアミド類、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ−4−メチル−1
−ペンテン、ポリ塩化ビニル、あるいはこれらの共重合
体を含むビニル系ポリマー、ポリ塩化ビニリデン系ポリ
マーなどが挙げられる。これらの中でも、特にポリエチ
レンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレ
ート、あるいはこれらの共重合体を含むポリエステル類
が好ましい。
【0007】本発明で用いる熱可塑性樹脂中には、フィ
ルムの品質に影響を及ぼさない範囲であれば、無機また
は有機の微粒子、安定剤、帯電防止剤、着色剤、紫外線
吸収剤、難燃剤等を含んでいてもよい。また、本発明で
用いる塗布剤としては、いかなるものでもよいが、例え
ば以下のものが例示できる。
【0008】包装用として、印刷インキとの接着性、ラ
ミフィルムとの接着性向上を目的とした公知技術とし
て、特公昭47−3637号公報、特開昭50−340
65号公報、特開昭50−115284号公報、特開昭
51−11870号公報、特開昭50−31914号公
報、特開昭51−87577号公報、特公昭49−38
703号公報、特公昭49−38704号公報、特開昭
48−85657号公報等が挙げられる。
【0009】ヒートシール性を与える塗布剤としては、
特公昭44−25917号公報、特開昭49−1897
8号公報、特開昭49−103970号公報、特開昭4
9−103971号公報、特開昭50−150782号
公報、特開昭48−28077号公報、特開昭48−8
329号公報、特開昭48−89237号公報、特開昭
48−8329号公報、特開昭48−1068号公報、
特開昭48−76978号公報、特開昭52−9807
4号公報、特開昭54−150442号公報、特公昭4
5−2104号公報、特公昭46−109号公報、特公
昭46−1114号公報、特公昭46−42240号公
報、特公昭47−25281号公報、特開昭48−22
577号公報、特開昭51−62878号公報、特開昭
55−82649号公報、特開昭56−123862号
公報、特開昭57−131555号公報等に記載のもの
が挙げられる。
【0010】写真、製版用途においては、ゼラチン、ポ
リビニルアルコール等との接着性を改良した、特開昭5
4−96590号公報等に記載のものが挙げられる。ま
た、磁気記録媒体用途においては、磁性層との接着性を
向上させるために用いられる塗布剤を挙げることができ
る。
【0011】粗面化フィルムまたはマット化フィルムを
製造するためのマット化剤等の塗布剤を挙げることがで
きる。液晶パネル用途、垂直磁気フィルム用途、透明導
電膜用途等の、蒸着などの工程で加熱されるフィルムに
おいて、オリゴマーの析出防止のために用いられる各種
カップリング剤も挙げられる。ガスの遮断性の向上のた
めや逆にガス透過性を向上させるために用いられる塗布
剤も用いることができる。
【0012】さらに、特公昭44−47915号公報、
特開昭5034064号公報、特開昭52−15047
4号公報、特開昭54−48873号公報、特開昭50
−63081号公報、特開昭51−78813号公報等
に記載の難燃性付与剤、特開昭50−30979号公
報、特開昭50−87460号公報、特開昭51−11
865号公報、特開昭52−127974号公報、特開
昭53−14771号公報、特開昭55−45772号
公報、特開昭55−84658号公報、特開昭57−7
2855号公報、特開昭58−62045号公報、特公
昭40−22471号公報、特公昭40−22472号
公報、特公昭45−10835号公報、特公昭49−2
3827号公報、特公昭49−23828号公報、特公
昭49−109473号公報、特開昭50−20791
号公報、特開昭57−198451号公報、特開昭58
−29119号公報、特開昭58−63726号公報、
特開昭59−51921号公報、特開昭59−9813
7号公報、特開昭59−159340号公報等に記載の
帯電防止性塗布剤、特開昭49−60370号公報、特
開昭50−53480号公報、特開昭50−96900
号公報、特開昭50−148478号公報、特開昭51
−28886号公報、特開昭53−123482号公
報、特開昭54−56674号公報、特開昭55−25
355号公報、特開昭55−133958号公報、特開
昭56−167448号公報、特開昭57−89930
号公報、特開昭57−75852号公報、特開昭58−
65658号公報、特開昭57−170933号公報、
特開昭58−3133号公報、特開昭54−13879
6号公報、特開昭58−91527号公報、特開昭57
−37719号公報、特開昭57−37720号公報、
特開昭58−193149号公報等に記載の、耐スクラ
ッチ性、耐薬品性、耐熱性、耐摩耗性付与剤、特開昭5
0−34612号公報、特開昭53−115781号公
報、特開昭52−115878号公報、特開昭54−9
9180号公報、特開昭55−97953号公報、特開
昭56−13163号公報、特開昭56−30856号
公報、特開昭50−82131号公報、特開昭51−9
0329号公報、特開昭56−139955号公報、特
開昭57−12643号公報、特開昭57−25954
号公報、特開昭57−53538号公報、特開昭57−
83450号公報、特開昭58−132039号公報、
特開昭58−103533号公報、特開昭58−637
27号公報、特開昭58−103533号公報、特開昭
58−63729号公報、特開昭59−98109号公
報、特開昭59−169859号公報等に記載の、耐侯
性、防曇せい、無滴性付与剤、特開昭52−63411
号公報、特開昭52−136274号高宝刀の導電性付
与剤、特開昭56−155757号公報、特開昭51−
145583号公報、特開昭57−82045号公報、
特開昭55−127480号公報等に記載の防錆性付与
剤、特開昭56−136325号公報、特開昭56−1
49720号公報、特開昭49−96087号公報、特
開昭57−95416号公報、特開昭55−12176
4号公報等に記載の離型性付与剤、特公昭47−611
17号公報、特開昭48−92476号公報、特開昭4
8−84128号公報、特開昭52−18770号公
報、特開昭53−115782号公報、特開昭54−2
1471号公報、特開昭54−40883号公報、特開
昭56−10455号公報、特開昭56−127450
号公報、特開昭57−18254号公報、特開昭58−
38158号公報、特開昭58−62048号公報、特
開昭58−74355号公報、特開昭59−41258
号公報、特開昭59−41259号公報、特開昭59−
84927号公報、特開昭59−84928号公報、特
開昭59−111848号公報、特開昭59−1118
49号公報、特開昭59−121631号公報、特公昭
40−21553号公報、特公昭49−32345号公
報、特開昭50−110474号公報、特開昭53−1
28683号公報、特開昭54−94574号公報、特
開昭57−35971号公報、特開昭57−57661
号公報、特開昭57−133058号公報、特開昭58
−62826号公報、特開昭58−68223号公報、
特開昭58−124620号公報、特開昭59−426
37号公報、特開昭59−65928号公報、特開昭5
9−92427号公報、特開昭59−92428号公
報、特開昭59−176330号公報、特開昭59−1
82820号公報、特開昭59−148123号公報等
に記載の、ひだ状突起、しわ状突起、ミミズ状突起、不
連続皮膜等の形成剤などが挙げられる。
【0013】本発明は、上記の特性付与剤単独ではな
く、例えば帯電防止で易接着、耐熱性かつ帯電防止、写
真用途におけるゼラチン易接着など、多機能性付与に適
応する際に、その効果が得に発揮される。上述の塗布剤
をフィルムに塗布する方法としては、原崎勇次著、槙書
店、1979年発行「コーティング方式」に記載されて
いる、リバースロールコーター、グラビアコーター、ロ
ッドコーター、バーコーター、エアードクターコーター
等を用いて行えばよい。
【0014】本発明では、塗布液中に、消泡剤、塗布性
改良剤、増粘剤、低分子帯電防止剤、有機潤滑剤、酸化
防止剤、紫外線吸収剤、発泡剤、染料、顔料等を含有さ
せることができる。
【0015】本発明で用いる塗布液は、水を主たる媒体
とする場合、水への分散を改良するため、あるいは造膜
性能を改良するために、少量の有機溶剤を含有させても
よい。有機溶剤は、主たる媒体である水と混合して使用
する場合、水に溶解する範囲で使用することが好まし
い。有機溶剤としては、例えばn−ブチルアルコール、
n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、エ
チルアルコール、メチルアルコール等の脂肪族アルコー
ル類、プロピレングリコール、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール等のグリコール類、n−ブチルセロ
ソルブ、エチルセロソルブ、メチルセロソルブ、プロピ
レングリコールモノメチルエーテル等のグリコール誘導
体、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、
酢酸エチル、酢酸アミル等のエステル類、メチルエチル
ケトン、アセトン等のケトン類、N−メチルピロリドン
等のアミド類が挙げられる。これらの有機溶剤は、単独
で用いてもよいが、必要に応じて二種以上を併用しても
よい。
【0016】本発明では、塗布層の厚み(最終的な乾燥
厚み)を、通常0.02〜2.0μmの範囲とする。最
初の塗布(プライマー塗布)は、後続の塗布(サビング
塗布)に比べ、厚くすることができる。プライマー塗布
層をtp 、サビング塗布層をts1〜tsnとすると、tp
≧ts1≧………≧tsnでかつ0.02μm<tp +ts1
+………tsn<2.0μmの関係を満足することが好ま
しい。塗布層の総厚みが2.0μmより厚くなると、フ
ィルムが相互にブロッキングしやすくなる傾向がある。
ブロッキングの問題は、特にフィルムの両面に同一の帯
電防止層を設ける場合に顕著に現れる。塗布層の総厚み
が0.02μm未満では、塗布による改良効果が小さく
なる傾向がある。なお、塗布剤のフィルムへの塗布性、
接着性を改良するために、塗布前にフィルムに化学処理
や放電処理を施してもよく、塗布層形成後の任意の段階
で、塗布層に放電処理を施してもよい。
【0017】本発明は、縦延伸後、熱固定の前までに、
フィルムの同一面側に少なくとも2回以上塗布する工程
を設けることに特徴を有する。本発明においては、塗布
する工程の後に各々乾燥工程を設けることが好ましい。
すなわち、多数のダイを並列に並べて、乾燥することな
く塗布を行う多層塗布によると、得られるフィルムの特
性が劣ることがある。本発明でいう乾燥とは、例えばフ
ィルムのTg(ガラス転移温度)−20℃以上で、0.
1秒〜10分間乾燥することを指す。
【0018】本発明においては、各塗布工程の後にテン
ターを設けて乾燥することが好ましく、さらに、塗布す
る工程の前のフィルムが、横延伸されていないか、ある
いは2.0倍未満延伸されていることが好ましい。本発
明により得られるフィルムは、特に写真製版用に好まし
く用いることができるが、これに限定されるものではな
く、塗布を必要とするフィルムであればいかなるもので
本発明の効果を享受できる。また、本発明が適用されて
製造できるフィルムの厚みは例えば0.5〜500μm
である。
【0019】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明は、その要旨を越えない限り、以下の例に
限定されるものではない。なお、フィルムの評価方法は
以下に示すとおりである。 (1)フィルムヘーズ JIS−K6714に準じ、日本電色工業社製積分球式
濁度計NDH−20Dにより、フィルムヘーズを測定し
た。
【0020】(2)表面固有抵抗 横河ヒューレッドパッカード社の内側電極50mm径、
外側電極70mm径の同心円型電極である16008A
(商品名)を23℃、50%RHの雰囲気下で、試料に
設置し、100Vの電圧を印加し、同社の高抵抗計であ
る4329A(商品名)で試料の表面固有抵抗値(Ω)
を測定した。
【0021】(3)ゼラチン易接着性 フィルムにゼラチン層を設けた後、乳剤を塗布して写真
感光層を設けた直後に、フィルムの端部に切れ目を入れ
てスコッチテープで引き剥がし、写真感光層が剥離しな
いものを○、全面剥離するものを×、これらの中間を△
とした(テスト1)。また、写真感光層を設けたフィル
ムを室温(約25℃)で2.5分間現像液に浸し、30
秒間水で洗浄し、さらに定着液に3分間浸した後、水で
3分間洗浄し、感光面に碁盤状に切れ目を入れ、2kg
の圧力でゴム栓で数回擦り、全く剥離のないものを○、
全面剥離するものを×、それらの中間を△とした(テス
ト2)。また、上記の定着処理の後、40℃で15分間
乾燥させた後、フィルム端に切れ目を入れ、スコッチテ
ープで引き剥がし、剥離しないものを○、全面剥離する
ものを×、これらの中間を△とした(テスト3)。 (4)フィルムの外観 暗室内でフィルムに懐中電灯を照らして観察し、全く傷
の観察されないものを◎、全面に傷または粘着後のある
ものを×、それらの中間を○、△とした。
【0022】実施例1 平均粒径1.4μmのサイリシア320(商品名)をフ
ィルム中30ppm含有するポリマーを乾燥し、押出機
で押出した後、キャスティングドラム上で静電密着冷却
固化させて未延伸の非晶質フィルムを形成した。得られ
た未延伸フィルムをロールで縦方向に85℃で3.5倍
延伸した後、バーで塗布し(プライマー塗布)、テンタ
ー中で85℃で乾燥し、横延伸することなくテンターを
通過させ、バーでプライマー塗布層上にさらに塗布し
(サビング塗布)、テンターで余熱した後95℃で3.
8倍横延伸し、235℃で熱固定し、厚さ100μmの
フィルムを巻き取った。なお、用いた塗布剤は下記に示
すとおりである。
【0023】プライマー塗布剤 共重合ポリエステル(モル比9:1のイソフタル酸およ
び5−ソディウムスルホイソフタル酸、並びにこれらの
全酸成分と当量モル比のエチレングリコールからなる)
10%,ヘキサメトキシメチルメラミン(アメリカンサ
イナミッド社製Cymel 303)1.0%,界面活
性剤(ローヌプーラン社製 Rhodacal L
DS−10)0.284%,フッ素系界面活性剤(3M
社製Fluorad FC−170C)0.07%,
コロイダルシリカ(ナルコケミカル社製 Nalco
1060)1.2%および脱イオン水87.446
%からなる塗布剤
【0024】サビング塗布剤 ポリマーA(インターナショナルスペシャルティプロダ
クツ社製 Gantrez AN−139)35.5
%,ポリマーB(ナショナルスターチアンドケミカル社
製 Versa TL72)22%,化合物C(ト
リエチレングリコール)42.5%およびフッ素系界面
活性剤()0.7%(ポリマーA,Bおよび化合物Cの
合計量基準)を13.5%の割合で含有する水溶性塗布
【0025】比較例1 実施例1において、プライマー塗布およびサビング塗布
を施さないほかは実施例1と同様にしてフィルムヘーズ
1.0、厚さ100μmのフィルムを得た。 比較例2 実施例1において、サビング塗布を施さないほかは実施
例1と同様にして厚さ100μmのフィルムを得た。 比較例3 実施例1において、プライマー塗布を施さないほかは実
施例1と同様にして、厚さ100μmのフィルムを得
た。
【0026】比較例4 実施例1で用いたプライマー塗布およびサビング塗布の
塗布剤を混合し、実施例1のプライマー塗布の工程で塗
布し、サビング塗布を施さないほかは実施例1と同様に
して、厚さ100μmのフィルムを得た。 比較例5 実施例1において、プライマー塗布をキャスティング後
縦延伸前に施すほかは実施例1と同様にして、厚さ10
0μmのフィルムを得た。以上、得られた結果をまとめ
て、下記表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、優れた特性をフィルム
に付与することができ、本発明の工業的価値は高い。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルフィルムの製造工程におい
    て、縦延伸後、熱固定の前までに、フィルムの同一面側
    に少なくとも2回以上塗布する工程を設けることを特徴
    とする多層塗布フィルムの製造方法。
  2. 【請求項2】 塗布する工程の後に各々乾燥工程を設け
    ることを特徴とする請求項1に記載の多層塗布フィルム
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 乾燥工程がテンターにより構成されるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の多層塗布フィルムの製
    造方法。
  4. 【請求項4】 塗布する工程の前のフィルムが、横延伸
    されていないか、あるいは2.0倍未満延伸されている
    ことを特徴とする多層塗布フィルムの製造方法。
JP7565895A 1995-03-31 1995-03-31 多層塗布フィルムの製造方法 Pending JPH08267568A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999027531A1 (fr) * 1997-11-20 1999-06-03 Arjo Wiggins S.A. Support d'informations

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999027531A1 (fr) * 1997-11-20 1999-06-03 Arjo Wiggins S.A. Support d'informations

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