JPH08266790A - 物干用ピンチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製作能率が良く、製造コストもかからず、現
状通りの安価な提供を維持でき、そして挾持作用も損な
われることなくピンチ同士等の絡まりを防止する新規な
物干用ピンチを提供する。 【構成】 一対のピンチ片４Ａと、これらピンチ片４Ａ
を挾持方向に付勢するスプリング４Ｂとから成るピンチ
本体４と、このピンチ本体４を物干具２の枠本体３に接
続するとともに、ピンチ本体４のつまみ部１１側の開放
部Ｓを閉鎖するための接続片５とを具えて成る。そして
前記ピンチ片４Ａはつまみ部１１に前記接続片５の嵌合
部２１を取り付けるための受入部１１ａを有している。
また前記接続片５は例えば合成樹脂で一体成形されて成
り、一端と中間に嵌合部２１を有し、他端に係止部２３
を有し、二つの嵌合部２１の間を閉鎖部５Ａとし、中間
の嵌合部２１と係止部２３との間を吊り下げ部５Ｂとし
ていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の目的】

【産業上の利用分野】本発明は衣料等を対象とした物干
用のピンチに関するもので、特にこのピンチが多数組み
合わされている物干具においてピンチ相互が絡まないよ
うにした絡まり防止構造に係るものである。

【０００２】

【発明の背景】多数のピンチを具えた物干具は、使用す
るときに折り畳んだものを開こうとすると、ピンチが絡
まってすぐに開くことができなかったり、無理に開こう
として破損してしまうことがある。また折り畳み式のも
のに限らずとも、ピンチを具えた物干具は他の物干具と
重ねて載置しておくことによりピンチ同士が絡まり、折
り畳み式の物干具と同様のことが起こる。このようなピ
ンチ同士の絡まりが生じるのは、使用していないピンチ
の閉鎖時にＶ字状等に開いたつまみ部が、他のピンチ
や、ピンチを吊り下げる枠本体に引っ掛かることに起因
する。

【０００３】そこで、従来よりピンチのつまみ部の間の
開放部を塞ぐように適宜の素材で構成された紐状等の部
材を架け渡すようにして設けるようにする発案がされて
いた。このような従来手法にあっては、ピンチのつまみ
部の間の開放部を塞ぐことによって、ピンチ同士等の絡
まりは防止できるものの、いずれも製造上の観点から見
ると、必ずしも満足できる構成ではなかった。すなわち
組み付けに手間がかかり製作能率を低下させたり、ピン
チを構成するピンチ片が左右異なる形状となって製造コ
ストの上昇を余儀なくされたり、更には実開昭６０−５
０９９７号のように、特にピンチが引っ張られたときピ
ンチの挾持部が開放してしまうなど使用時におけるピン
チの挾持作用が充分に発揮できなくなる等の問題点を有
していた。そしてこのような問題点が、現実の産業上の
実施を困難としていた。

【０００４】

【開発を試みた技術的事項】本発明はこのような背景か
らなされたものであって、製作能率が良く、製造コスト
もかからず、現状通りの安価な提供を維持でき、そして
挾持作用も損なわれることなくピンチ同士等の絡まりを
防止する新規な物干用ピンチの開発を試みたものであ
る。

【０００５】

【発明の構成】

【目的達成の手段】すなわち請求項１記載の物干用ピン
チは、一対のピンチ片と、これらピンチ片を挾持方向に
付勢するスプリングとから成るピンチ本体と、このピン
チ本体を物干具の枠本体に接続するとともに、ピンチ本
体のつまみ部側の開放部を閉鎖するための接続片とを具
えて成り、前記ピンチ片はつまみ部に前記接続片の嵌合
部を取り付けるための受入部を有し、一方前記接続片は
ピンチ本体のつまみ部側の開放部を閉鎖するための閉鎖
部とピンチ本体を物干具の枠本体に接続するための吊り
下げ部とから成り、前記閉鎖部は、接続片における一端
と中間とに設けた嵌合部間に形成され、一方前記吊り下
げ部は、中間の嵌合部と接続片における他端側との間に
形成されるとともに前記他端側に係止部を有しているこ
とを特徴として成るものである。

【０００６】また請求項２記載の物干用ピンチは、前記
要件に加え、前記接続片は合成樹脂が一体成形されて成
ることを特徴として成るものである。

【０００７】更に請求項３記載の物干用ピンチは、前記
要件に加え、前記接続片の閉鎖部は円弧状に形成されて
成り、前記ピンチ本体の後方へ突出するように取り付け
られることを特徴として成るものである。

【０００８】更にまた請求項４記載の物干用ピンチは、
前記要件に加え、前記接続片の閉鎖部は円弧状に形成さ
れて成り、前記ピンチ本体の後方へ突出するように取り
付けられることを特徴として成るものである。これら発
明により前記目的を達成しようとするものである。

【０００９】

【発明の作用】請求項１記載の物干用ピンチによれば、
枠本体とピンチ本体とを連結する接続片が閉鎖部を兼ね
具えている。従って、絡まりを防止する部材をピンチ本
体に別途取り付ける必要がなく、製作能率が良い。また
この接続片をピンチ本体に取り付けるにあたっては、接
続片が嵌合部を有しており、一方ピンチ片はこの嵌合部
の受入部を有しているため、取り付けが容易である。そ
してこのように接続片が取り付けられたピンチ本体は、
二個のピンチ片のつまみ部の間の開放部が塞がれ、ピン
チ片のつまみ部が他のピンチや枠本体等に絡まない。ま
たピンチ本体を構成するピンチ片が同一形状のものであ
るため、ピンチ片の成形型等が一種類のもので済み、ま
た左右異なるピンチ片を同数に製造したり、余りものが
出たりすることがない。また例えば絡まり防止部の中央
付近で吊り下げ部を連接するような構造を採る場合と比
べれば、ピンチ本体が引っ張られたとき挾持部が開放し
てしまうなど使用時におけるピンチ本体の挾持作用が充
分に発揮できなくなるようなことがない。そして絡まり
防止部には、ピンチ本体で挾持した洗濯物等の引っ張り
力が加わらないため、この部位は細く強度の低いもので
も構わず、耐久性にも富む。

【００１０】請求項２記載の物干用ピンチによれば、接
続片は一体成形されたものであるため、閉鎖部と吊り下
げ部とを別々に製造し、後に組み付けるような作業を必
要としない。また成形型等が閉鎖部材用と、吊り下げ部
材用との二種類を必要とせず、製造コストを安価にし得
る。

【００１１】請求項３記載の物干用ピンチによれば、接
続片の閉鎖部は円弧状に形成されて成り、ピンチ本体の
後方へ突出するように取り付けられるため、ピンチ片の
つまみ部が他のピンチや枠本体等の部材に当接する前に
閉鎖部が当接し、積極的に引っ掛かりを防止する。

【００１２】請求項４記載の物干用ピンチによれば、接
続片の嵌合部は棒状に形成され、ピンチ片の受入部は、
この嵌合部を圧入することにより嵌挿される嵌挿孔と、
嵌挿された嵌合部を係止する係止爪とを有している。こ
のため接続片のピンチ片への取り付けが、嵌合部を嵌挿
孔に圧入して係止爪に引っ掛ける、または圧入するだけ
で取り付けられるため、非常に簡単、且つ速やかに取り
付けが行える。

【００１３】

【実施例】以下本発明の物干用ピンチについて図示の実
施例に基づき説明する。図１に示すものは本発明に係る
ピンチ１を物干具２における枠本体３に取り付けて構成
した実施例を示す斜視図である。枠本体３は全体として
矩形枠状を成しており、中央で折り畳み自在に構成され
ている。もちろん図示されるような矩形枠状のほか、円
形枠状、三角枠状、また更に物干用のバーが複数本放射
状に設けられたいわゆるパラソル型など適宜の形状で実
施し得る。

【００１４】次に本発明に係るピンチ１について説明す
る。このものは図２〜４に示すようにピンチ本体４と、
このピンチ本体４を枠本体３に吊り下げるように連結す
る接続片５とから成る。以下これら部材について詳細に
説明する。まずピンチ本体４について説明すると、全く
同一形状の一対のピンチ片４Ａとこれらピンチ片４Ａが
挾持作用を持つように付勢するリング状のスプリング４
Ｂとから成る。

【００１５】ピンチ片４Ａは、図２、３に示すように前
方に衣類等を挟み持つ挾持部１０を有し、後方にピンチ
本体４の開閉を行うつまみ部１１を有している。そして
このつまみ部１１にはスリット１２が設けられており、
本実施例の特徴としてこのスリット１２はつまみ部１１
の終端にまで開口している。そしてこのスリット１２の
前方側はピンチ本体４の操作時にスプリング４Ｂを当接
しないようにするスプリング用スリット１２Ａとして作
用し、スリット１２の後方側は後述する接続片５を取り
付けたときにこの接続片５の吊り下げ部５Ｂを移動自在
とする接続片用スリット１２Ｂとして作用する。また本
発明の特徴としてつまみ部１１には前記接続片５を取り
付けるための受入部１１ａを有しており、この受入部１
１ａは、一例として前記接続片用スリット１２Ｂと嵌挿
孔１３と係止爪１４とより構成される。すなわち図２〜
４に示すようにつまみ部１１後端側には嵌挿孔１３を有
し、ここに後述する接続片５の嵌合部２１が圧入して嵌
挿される。そしてつまみ部１１の後端内部には図２、３
に示されるように爪状に形成された係止爪１４が設けら
れており、ここに前記嵌挿された嵌合部２１は係止され
る。なお嵌挿孔１３はピンチ片４Ａの内部側から外部側
へ貫通した孔となっているが、特に外部側へ貫通して構
成しなくても構わない。

【００１６】次に接続片５について説明する。接続片５
は一例としていわゆるナイロン等の適度の弾性を有する
合成樹脂で紐状に一体成形されて成る。そして大別して
本発明の特徴的構成でもあるピンチ本体４のつまみ部１
１の間の開放部Ｓを閉鎖するための閉鎖部５Ａと、枠本
体３にピンチ本体４を連結するための吊り下げ部５Ｂと
に区分される。

【００１７】具体的には接続片５は図２、４に示すよう
に、一端に小径孔と大径孔とが合わさったようなひょう
たん形の係止孔２３ａを有した係止部２３を有し、この
係止部２３にて枠本体３に接続される。なお係止部２３
の構造は本実施例のほか、フック状のものなど種々の公
知の構成や、今後開発され得る構成を適宜適用できる。
一方、接続片５における他端と中間付近にはその長手方
向と直交する方向に張り出すように円柱棒状をした同一
形状の嵌合部２１が形成されている。なお説明の便宜
上、端部に形成された嵌合部２１を前端嵌合部２１Ａと
称し、中間付近に形成された嵌合部２１を中間嵌合部２
１Ｂと称す。なおこの前端嵌合部２１Ａと中間嵌合部２
１Ｂとの間隔は、ピンチ本体４が閉じた状態で各ピンチ
片４Ａのつまみ部１１の開いた間隔以上であることを要
する。そして前端嵌合部２１Ａと中間嵌合部２１Ｂとの
間は円弧状に形成され、ここが閉鎖部５Ａとなってお
り、また中間嵌合部２１Ｂと係止部２３との間を吊り下
げ部５Ｂとしている。そして以上のような接続片５が、
前端嵌合部２１Ａと中間嵌合部２１Ｂとにおいてピンチ
片４Ａの嵌挿孔１３から圧入して嵌挿され係止爪１４に
それぞれ係止されることにより、ピンチ本体４に取り付
けられている。

【００１８】本発明は以上のようにして成りこれを使用
するときには、まず組み付けにあたっては、図２（ｂ）
（ｃ）に示すように接続片５の前端嵌合部２１Ａと中間
嵌合部２１Ｂとを、ピンチ片４Ａの内面側から嵌挿孔１
３へ圧入して嵌挿し係止爪１４にそれぞれ係止する。な
おこの嵌合部２１の嵌挿孔１３への圧入して取り付ける
手法を具体的に述べれば、嵌挿孔１３へ嵌合部２１を当
接させた状態で指や工具などで押圧して圧入したり、嵌
挿孔１３へ嵌合部２１を当接させ吊り下げ部５Ｂをピン
チ片４Ａの外面側へ位置させ外面方向へ引っ張ることに
より圧入して取り付ける。また更にピンチ片４Ａの外面
側の貫通した嵌挿孔１３の開口から嵌合部２１を嵌挿し
得る場合には、こちらから取り付けるようにしても構わ
ない。従って要は手際よく速く圧入でき、且つ多数個の
組み付けを行っても比較的疲れない範囲内で適宜の取付
手法を選択できるものである。以上のように、ピンチ本
体４への接続片５の取り付けは至って簡単であり、この
組み立てられたピンチ１を、接続片５の係止部２３にお
いて別途組み立てられた枠本体３に吊り下げる。

【００１９】そして以上のように組み立てられた物干具
２を使用するときには、折り畳んでいるときにピンチ本
体４のつまみ部１１が、他のピンチ１や枠本体３等に絡
んだりしない。これは二つのピンチ片４Ａのつまみ部１
１の間の開放部Ｓが、接続片５の閉鎖部５Ａにより塞が
れており、つまみ部１１が他のピンチ１や枠本体３に引
っ掛からないためである。従って物干具２をスムーズに
開くことができる。また他の物干具と重ねて載置してお
いた場合にも、つまみ部１１がこの他の物干具に引っ掛
からないためスムーズにこの物干具２を取り出せる。

【００２０】

【他の実施例】本発明は以上の構成を基本とするものだ
が、その他種々の改変が行える。すなわち図５（ａ）は
ピンチ本体４のつまみ部１１に設けたスプリング用スリ
ット１２Ａと、接続片用スリット１２Ｂとを、分離して
設けた実施例を示すものである。またスプリング４Ｂ
は、リング状のスプリング４Ｂのほか、例えば捩りコイ
ルスプリングなどピンチに適用され得る種々の付勢手段
を適用できるものである。

【００２１】また嵌合部２１の形状は棒状のもののほ
か、種々の形状のものを適用できるものであって、例え
ば図５（ｂ）に示すように取付孔２２を有し、ピンチ本
体４のつまみ部１１の突起状の係止爪１５へ嵌挿して係
止するようなものでも構わない。

【００２２】

【発明の効果】請求項１記載の物干用ピンチによれば、
枠本体３とピンチ本体４とを連結する接続片５が閉鎖部
５Ａを兼ね具えている。従って、絡まりを防止する部材
をピンチ本体４に別途取り付ける必要がなく、製作能率
が良い。またこの接続片５をピンチ本体４に取り付ける
にあたっては、接続片５が嵌合部２１を有しており、一
方ピンチ片４Ａはこの嵌合部２１の受入部１１ａを有し
ているため、取り付けが容易である。そしてこのように
接続片５が取り付けられたピンチ本体４は、二個のピン
チ片４Ａのつまみ部１１の間の開放部Ｓが塞がれ、ピン
チ片４Ａのつまみ部１１が他のピンチ１や枠本体３等に
絡まない。またピンチ本体４を構成するピンチ片４Ａが
同一形状のものであるため、ピンチ片４Ａの成形型等が
一種類のもので済み、また左右異なるピンチ片４Ａを同
数に製造したり、余りものがでたりすることがない。ま
た例えば閉鎖部５Ａの中央付近で吊り下げ部５Ｂを連接
するような構造を採る場合と比べれば、ピンチ本体４が
引っ張られたとき挾持部１０が開放してしまうなど使用
時におけるピンチ本体４の挾持作用が充分に発揮できな
くなるようなことがない。そして閉鎖部５Ａには、ピン
チ本体４で挾持した洗濯物等の引っ張り力が加わらない
ため、この部位は細く強度の低いものでも構わず、耐久
性にも富む。

【００２３】請求項２記載の物干用ピンチによれば、接
続片５は一体成形されたものであるため、閉鎖部５Ａと
吊り下げ部５Ｂとを別々に製造し、後に組み付けるよう
な作業を必要としない。また成形型等が閉鎖部材用と、
吊り下げ部材用との二種類を必要とせず、製造コストを
安価にし得る。

【００２４】請求項３記載の物干用ピンチによれば、接
続片５の閉鎖部５Ａは円弧状に形成されて成り、ピンチ
本体４の後方へ突出するように取り付けられるため、ピ
ンチ片４Ａのつまみ部１１が他のピンチ１や枠本体３等
の部材に当接する前に閉鎖部５Ａが当接し、積極的に引
っ掛かりを防止する。

【００２５】請求項４記載の物干用ピンチによれば、接
続片５の嵌合部２１は棒状に形成され、ピンチ片４Ａの
受入部１１ａは、この嵌合部２１を圧入することにより
嵌挿される嵌挿孔１３と、嵌挿された嵌合部２１を係止
する係止爪１４とを有している。このため接続片５のピ
ンチ片４Ａへの取り付けが、嵌合部２１を嵌挿孔１３に
圧入して係止爪１４に引っ掛ける、または圧入するだけ
で取り付けられるため、非常に簡単、且つ速やかに取り
付けが行える。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の物干用ピンチを適用した物干具を示す
斜視図である。

【図２】本発明の物干用ピンチを拡大して示す斜視図並
びにピンチ本体と接続片との組み付けの前後の様子を併
せ示す説明図である。

【図３】同上正面図である。

【図４】同上左側面図である。

【図５】本発明の物干用ピンチの部分的構成を異ならせ
た他の二種の実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ ピンチ ２ 物干具 ３ 枠本体 ４ ピンチ本体 ４Ａ ピンチ片 ４Ｂ スプリング ５ 接続片 ５Ａ 閉鎖部 ５Ｂ 吊り下げ部 １０ 挾持部 １１ つまみ部 １１ａ 受入部 １２ スリット １２Ａ スプリング用スリット １２Ｂ 接続片用スリット １３ 嵌挿孔 １４ 係止爪 １５ 係止爪 ２１ 嵌合部 ２１Ａ 前端嵌合部 ２１Ｂ 中間嵌合部 ２２ 取付孔 ２３ 係止部 ２３ａ 係止孔 Ｓ 開放部

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 一対のピンチ片と、これらピンチ片を挾
   持方向に付勢するスプリングとから成るピンチ本体と、
   このピンチ本体を物干具の枠本体に接続するとともに、
   ピンチ本体のつまみ部側の開放部を閉鎖するための接続
   片とを具えて成り、前記ピンチ片はつまみ部に前記接続
   片の嵌合部を取り付けるための受入部を有し、一方前記
   接続片はピンチ本体のつまみ部側の開放部を閉鎖するた
   めの閉鎖部とピンチ本体を物干具の枠本体に接続するた
   めの吊り下げ部とから成り、前記閉鎖部は、接続片にお
   ける一端と中間とに設けた嵌合部間に形成され、一方前
   記吊り下げ部は、中間の嵌合部と接続片における他端側
   との間に形成されるとともに前記他端側に係止部を有し
   ていることを特徴とする物干用ピンチ。
2. 【請求項２】 前記接続片は合成樹脂が一体成形されて
   成ることを特徴とする請求項１記載の物干用ピンチ。
3. 【請求項３】 前記接続片の閉鎖部は円弧状に形成され
   て成り、前記ピンチ本体の後方へ突出するように取り付
   けられることを特徴とする請求項１または２記載の物干
   用ピンチ。
4. 【請求項４】 前記接続片の嵌合部は棒状に形成され、
   前記ピンチ片の受入部はこの嵌合部を圧入して嵌挿する
   嵌挿孔と、嵌挿された嵌合部を係止する係止爪とを有し
   ていることを特徴とする請求項１、２または３記載の物
   干用ピンチ。