JPH08265466A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH08265466A
JPH08265466A JP7061342A JP6134295A JPH08265466A JP H08265466 A JPH08265466 A JP H08265466A JP 7061342 A JP7061342 A JP 7061342A JP 6134295 A JP6134295 A JP 6134295A JP H08265466 A JPH08265466 A JP H08265466A
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Tetsuya Ouchi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリ装置におけるワンタッチダイヤ
ル登録の不完全な入力操作の結果を保存しないようにし
て、入力操作の確実性を向上させる。 【構成】 パソコンとファクシミリ装置とを接続し、パ
ソコン側から入力させたワンタッチダイヤル番号と相手
先電話番号と相手先名称とのいずれかのデータがない場
合(S91,S92,S93:no)、既に一時記憶され
たデータを消去し(S94)、そのワンタッチ登録は未
登録とする旨の表示をする(S95)。完全にそろった
データのある場合には、ファクシミリ装置でそのデータ
を一旦受信バッファメモリ内に格納して受信を確認し、
EEPROM内に、ワンタッチダイヤル番号と相手先電
話番号と相手先名称とのデータを記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
し、より詳しくは、通常ファクシミリ装置自体で入力す
べきダイヤル登録等のデータを、接続されたパーソナル
コンピュータ等の外部情報処理装置から採り入れること
ができるファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置に、パーソナル
コンピュータ(以下、パソコンという)と信号(デー
タ)を入出力できるインターフェイス(I/Oポート)
を設けておき、パソコンとファクシミリ装置のインター
フェイスとをケーブルで接続し、パソコン側で入力した
画像データをファクシミリ装置に一旦伝送して、該ファ
クシミリ装置から電話回線等を介して他のファクシミリ
装置(以下、相手装置という)に送信したり、逆に相手
装置から受信した画像データをモードの選択によりファ
クシミリ装置を介してパソコン内の記録部に蓄積すると
いうものがあった。
【0003】また、一般にファクシミリ装置では、相手
先名称と、相手装置(他のファクシミリ装置)の相手先
ダイヤル番号(相手先電話番号)と、これに対応するワ
ンタッチダイヤル番号や短縮ダイヤル番号とを予め記憶
させて登録するという短縮ダイヤル登録操作や、複数の
相手先名称と、それに対応する相手先ダイヤル番号とを
1つのグループにまとめ、このまとめたものに1つのグ
ループ名を付したり、1つのワンタッチダイヤル番号や
短縮ダイヤル番号を付して登録するというグループ登録
操作を可能とするものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記短
縮ダイヤル登録における設定項目である相手先名称また
はそれに対応する相手先ダイヤル番号を入力し忘れた
り、グループ登録操作においてグループ名が付していな
かったりするというオペレーターの入力ミスがあって
も、前記従来のファクシミリ装置では、入力されたもの
をオペレーターが消去する操作を積極的に実行しない限
りは、その入力された記憶データは有効として扱ってい
た。
【0005】その理由は、オペレーターが後日、続きの
操作を実行するかもしれないから、入力操作を無駄にし
ないためである。従って、後日前記続きの操作をし忘れ
たままそのファクシミリ装置において、ワンタッチダイ
ヤルやグループダイヤル操作を実行したとき、始めてミ
スが見つかり、再度操作をやり直しする必要があった。
【0006】また、ファクシミリ装置に設けられた操作
パネルにおけるキーの数は一般に少ない。従って、この
限られた数のキーにはそれぞれ幾種類もの機能を付与さ
せているのが一般的であるから、前記ダイヤル登録操作
のため、例えば、相手先名称等の片仮名、平仮名、漢
字、アルファベット文字、数字等の入力のためには、数
多くのキーを操作してワンタッチダイヤル登録処理を実
行しなければならず、操作方法が非常に煩わしいという
問題があった。
【0007】また、ファクシミリ装置に設けたディスプ
レイ装置も小さいから、一度に表示できる文字数も限ら
れ、確認作業も煩わしいという問題があった。他方、パ
ソコンにおける入力装置としてのキーボードは、前記の
各種文字や各種ファンクションの入力用のキーが多く、
キー入力操作を行い易いし、且つその操作やI/Oポー
トも標準化されている。さらに、パソコンにおけるディ
スプレイ装置も大きいから、文字表示、確認作業も容易
である。
【0008】しかし、パソコンには、前記のようなダイ
ヤル登録操作等のファクシミリ通信専用のアプリケーシ
ョンソフトを備えていないのが一般的であった。本発明
は、これらの従来の事情に鑑み、パソコンにより、前記
のファクシミリ装置に対するワンタッチダイヤル登録、
短縮ダイヤル登録、グループ登録等の各種の機能の設定
登録の入力を簡単に行え、且つその入力ミスも無くせる
ようにしたファクシミリ装置を提供することを目的とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明のファクシミリ装置は、複数
の設定項目からなる設定登録レコードを入力する設定登
録入力手段と、設定登録入力手段により入力された設定
登録レコードを一時的に記憶するバッファメモリと、バ
ッファメモリに格納された設定登録レコードを記憶保存
する設定登録メモリと、入力された設定登録レコード内
の少なくとも1つの設定項目のデータが不完全であると
き、不完全な設定項目を有する設定登録レコードを、少
なくとも設定登録メモリ内への記憶を阻止する制御手段
とを備えたものである。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
記載のファクシミリ装置において、パーソナルコンピュ
ータ等の外部情報処理装置と接続することができるI/
Oポートを備えたファクシミリ装置であって、前記設定
登録入力手段は外部情報処理装置から構成され、前記バ
ッファメモリ内に入力した設定項目のデータが有るか否
かを検知する検索手段と、その検察手段により設定項目
のデータの存在が検知され、且つ前記入力された各設定
登録レコード内の少なくとも1つの設定項目のデータが
欠如するとき、当該データの欠如した設定登録レコード
を前記バッファメモリ内から消去する消去制御手段とを
備えたものである。
【0011】さらに、請求項3に記載の発明のファクシ
ミリ装置は、請求項2記載のファクシミリ装置におい
て、前記データの欠如した設定登録レコードを前記バッ
ファメモリ内から消去するとき、前記外部情報処理装置
に未登録の旨を送信する送信手段を備えたものである。
請求項4に記載の発明きファクシミリ装置は、請求項1
または請求項2記載のファクシミリ装置において、前記
複数の設定項目のデータは、少なくとも相手先電話番号
と相手先名称とワンタッチダイヤル番号または短縮ダイ
ヤル番号とを含み、設定登録メモリは、前記各データを
ファクシミリ装置の電源OFF時にも記憶する不揮発性
メモリからなるように構成したものである。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項2記載の
ファクシミリ装置において、前記検索手段は、前記外部
情報処理装置からの終了コマンドの入力の有無を検出す
るように構成したものである。
【0013】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例について説
明する。図1はファクシミリ装置1及びパソコン2の斜
視図、図2はファクシミリ装置の機能ブロック図であ
る。図1及び図2に示すように、本発明のファクシミリ
装置(FAX装置)1(ここでは便宜上発呼側という)
は、入出力ポート(I/Oポート)3及びケーブル4を
介してパソコン2に接続されている。
【0014】この発呼側のファクシミリ装置1は、回線
制御を行うためのネットワーク・コントローラユニット
(NCU)5を介して、電話回線等の外部回線6aに接
続され、この外部回線6aは発呼側の交換機7と電話回
線等の外部回線6b、被呼側の交換機8、電話回線等の
外部回線6cを介して被呼側のファクシミリ装置9に接
続されている。
【0015】ファクシミリ装置1の中核となるCPU1
0は信号バスラインを介して以下の装置各部と接続さ
れ、所定の通信制御手順に従って装置各部を制御してフ
ァクシミリ動作、つまりデータ通信を実行するものであ
る。モデム11は、デジタル信号としての画像情報をア
ナログ信号に変調し、NCU5を介して外部回線6aに
伝送し、または、外部回線6aを介してNCU5から送
られた画像情報としてのアナログ信号をデジタル信号に
復調すると共に伝送制御用の各種信号を送受信するもの
であり、バッファメモリ12は、被呼側のファクシミリ
装置9との間で送受信される符号化された画像情報を含
む各種データを一時的に格納するものである。また、被
呼側の電話番号及び名称等のデータを一時的に格納する
ための後述するような受信バッファメモリ12a,12
b等の複数の領域を有している。
【0016】読み出し専用メモリ(ROM)13は制御
プログラムを格納している。EEPROM(不揮発性メ
モリ)14は、前述の被呼側(相手先)のダイヤル番号
(電話番号)及び相手先名称とワンタッチ番号とのデー
タ等の各種設定情報を記憶させる。このEEPROM
(不揮発性メモリ)14は、ファクシミリ装置1の電源
がOFFとなっても内容が消去しないものである。
【0017】また、随時読み書き可能メモリ(RAM)
15は、動作実行時の各種データ一時的に記憶させるも
のであり、例えば、送られてくる発呼側電話番号等を記
憶したり、後述する複数件をまとめてワンタッチダイヤ
ル登録を実行する場合のデータの一時格納用メモリ15
aを備えている。この一時格納用メモリ15aもバッフ
ァメモリとして機能するものである。
【0018】スキャナ16は送信すべき原稿の画像を読
取るものであって、その読み取った画像データを送信す
るために符号化部17にて符号化し、前記バッファメモ
リ12にて一時蓄積したのち伝送する。この場合、ファ
クシミリ信号の冗長度を圧縮(抑圧)する方式(冗長度
抑圧符号化方式)としては、ファクシミリ信号の白信号
あるいは黒信号の継続する長さ、すなわちランレングス
の統計的性質に着目して符号化する方法(Modified REA
D ,MR方式) が採用される。
【0019】他方、受信した画像データは、プリンタ1
8にて記録紙にハードコピーとして記録するものであ
り、レーザ光により感光体ドラムに潜像を形成し、それ
をトナーを用いて現像し、記録紙に転写、定着する静電
電子写真記録方式や、サーマルヘッドにて感熱紙に画像
を印字するサーマルプリンタ方式等を採用する。なお、
受信された画像データ(アナログ信号)及び記録のため
のドットデータは画像メモリ19にて記憶するものであ
り、ダイナミックRAM(DRAM)を用いることが多
い。
【0020】ファクシミリ装置1における通常の受信動
作(リアルタイムで記録を実行する)では、ファクシミ
リ装置1,9間で所定の通信制御手順による信号の授受
を行ってから、送信画像情報を受信し、バッファメモリ
12にて画像データ(アナログ信号)として一旦記憶す
る。この画像データを復号化部20にて復号化(伸長)
し、それを画像メモリ19のビットイメージ記憶エリア
に1ページ単位での記録のためにドットイメージに展開
して書き込む。そして、所定の解像度によりビット展開
し、これをプリンタ18に送って1ページ単位で画像化
(印刷)するものである。
【0021】代行受信時には、受信した画像データを一
旦画像メモリ19に圧縮データとして格納しておき、記
録時(記録紙出力時)に、同画像メモリ19の残りの領
域に前記同様の解像度を選択してビット展開する。ま
た、直接送信時には、スキャナ16で送信原稿を読み取
り、符号化部17で符号化してから送信する。メモリ送
信時には、スキャナ16で送信原稿を読み取って符号化
したデータを画像メモリ19に一旦格納し、その後順次
自動的に送信するか、または指定時刻に送信する。時刻
指定送信は被呼側ファクシミリ装置との間で時差がある
ときやグループ送信(同一原稿を複数の相手先に送信)
する場合に便利である。なお、パソコン2に入力された
画像データは、符号化したデータであるので、このデー
タは前述の発呼側ファクシミリ装置1の画像メモリ19
に一旦格納した後、送信することができる。
【0022】ファクシミリ装置1、9に設けた操作部2
1は、当該ファクシミリ装置の動作状態を表示する液晶
表示部等の表示部22を備えると共にオペレーターが各
種の操作を実行するためのテンキー23、ファンクショ
ンキー24、ワンタッチ登録キー25等を備えている
(図1参照)。ワンタッチ登録操作は、前記テンキー2
3とファンクションキー24の所定の操作による相手先
電話番号や相手名称等の入力と、ワンタッチ登録キー2
5の所定の操作にて実行する。
【0023】また、グループダイヤル操作は、複数の相
手先に対して同一の原稿を送るときに利用するものであ
り、そのためのグループ登録操作として、グループキー
の押下にてグループ番号を指定し、所望によりそのグル
ープ番号にグループ名を登録する。そして、前記グルー
プに所属する複数のメンバーを登録する。メンバーの登
録には複数の相手先名称とそのダイヤル番号を登録す
る。
【0024】図3はパソコン2の機能ブロック図を示
し、マイクロプロセッサ等を含むCPU30と、制御プ
ログラム等を格納させたROM31と、各種データを記
憶させるRAM32と、入出力ポート(インターフェイ
ス)33とからなり、入力部としてのキーボード34及
びマウス35と、出力部としてのディスプレイ36、及
びプリンタ37と、入力出力装置としてのファクシミリ
装置1及びハードディスク装置等の外部記憶装置38等
とを接続する。
【0025】次に、ワンタッチダイヤル登録操作につい
て説明する。パソコン2をログオンし、ワンタッチダイ
ヤル登録操作のアプリケーションソフトを起動させる
と、図1及び図4に示すように、パソコン2におけるデ
ィスプレイ36には、ワンタッチダイヤル登録、または
短縮ダイヤル登録(Speed Dial) 操作用のウインドウの
画面が表示される。この図4の画面40では番号1〜2
4のワンタッチ番号のウインドウ部分41と、その前面
の最新のワンタッチ登録入力画面42(アクティブウイ
ンドウ)が開いている。
【0026】従って、例えば、マウス35にてワンタッ
チ番号「1」を指定すると、これに対する相手先名称
(Name) 部分43と、相手先(被呼側)のファクシミリ
装置9のダイヤル番号(電話番号)(Fax Number)部分4
4とに入力可能な状態となっている。例えば、ワンタッ
チ番号「1」に、ダイヤル番号登録「1111」及び相
手先名称「NAGOYA」を登録するには、パソコン2
におけるディスプレイ36の画面40のワンタッチ登録
入力画面42のダイヤル番号(電話番号)(Fax Number)
部分44にカーソルを移動させ、キーボード34によ
り、1,1,1,1の数字を入力し、次いで相手先名称
(Name) 部分43にカーソルを移動させ、キーボード3
4により、N,A,G,O,Y,Aの文字を入力し、誤
りがなければ、ワンタッチ登録入力画面42のGroup En
try の「OK」の箇所にカーソルを移動させてクリック
すると、パソコン2のRAM32に、前記登録事項が記
憶される。
【0027】次いで、ウインドウ部分41のアイコン部
分45をクリックすると、前記登録事項のデータはパソ
コン2からファクシミリ装置1に送信される。図5はパ
ソコン2からファクシミリ装置1に、ワンタッチダイヤ
ル登録を実行するシーケンスであり、この実施例では、
パソコン2にて1件ごとに入力し、その内容をファクシ
ミリ装置1側に伝送して登録するものであって、パソ
コン2からワンタッチ番号「1」に相手先ダイヤル番
号、例えば「1111」を登録指示すると、ファクシ
ミリ装置1から登録OKの返答が返る。次に、パソコ
ン2からワンタッチ番号「1」に相手先名称(名前)例
えば「NAGOYA」を登録指示すると、ファクシミ
リ装置1から登録OKの返答が返る。
【0028】このシーケンス〜により、ファクシミ
リ装置1には、ワンタッチ番号「1」に対して、ダイヤ
ル番号「1111」と名称「NAGOYA」とが対のデ
ータで登録完了する。図5において、CMD1は相手先
のダイヤル番号登録コマンドであり、CMD2は相手先
名称登録コマンドである。また、最初のデータ「0」は
ワンタッチ登録であることを示し、そのデータが「1」
の場合は短縮データ登録であることしを示し、その次の
データ「01」は登録番号が01であることを示してい
る。なお、パソコン2ではアスキーコードにて前記のデ
ータをファクシミリ装置1に送信し、受信バッファメモ
リ12aに同じくアスキーコードにて一旦格納される。
【0029】伝送制御文字としてのCR(キャリッジリ
ターン)が受信されると、受信バッファメモリ12aの
各メモリ領域RAM1,RAM2,RAM3に前記各デ
ータを各情報種類ごとに分割して格納されるものであ
る。ここで、RAM1ではコマンドの種類を格納し、R
AM2ではワンタッチ番号を格納し、RAM3ではダイ
ヤル番号を格納する。
【0030】次いで、前記各データを、ファクシミリ装
置1におけるEEPROM(不揮発性メモリ)14内の
図6(b)に示すような所定の領域にダイヤル番号を格
納させる。同様にして、パソコン2にてキー入力された
「NAGOYA」の相手先名称を、順次受信バッファメ
モリ12bの各メモリ領域RAM1(コマンド種類格納
用),RAM2(ワンタッチ番号用),RAM3(名称
用)にアスキーコードにて各々一旦格納され、次いで、
その各データがEEPROM(不揮発性メモリ)14に
格納される。
【0031】このようにして、ワンタッチ番号と相手先
ダイヤル番号と相手先名称との対のデータを1件毎に登
録できるのである。図7は、ファクシミリ装置1におけ
るコマンドの受理処理のフローチャートを示す。パソコ
ン2から前記データを1バイト受信すると、データ受信
割り込み処理が開始される。次に、受信データを読み込
んで受信バッファメモリ12aまたは12bに格納され
る(S1)。伝送制御文字としてのCR信号(キャリッ
ジリターン信号)の受信がないとき(S2:no)には、
データ受信割り込み処理を終了するので、ワンタッチ登
録は実行されない。
【0032】CR信号が受信されると、換言すれば1つ
のコマンド列の受信が終了すれば(S2:yes )、その
コマンドの種類を判別する(S3、S4)。コマンドの
種類がCMD1であるとき(S3:yes )、前述のよう
に受信バッファメモリ12aのメモリ領域RAM1には
コマンド種類「1」を、RAM2にはワンタッチ番号
を、RAM3にはダイヤル番号を、それぞれ一時格納す
る(S5)。同様に、コマンドの種類がCMD2である
とき(S4:yes )、メモリ領域RAM1にはコマンド
種類「2」を、RAM2にはワンタッチ番号を、RAM
3には相手先名称の文字列を、それぞれ一時格納する
(S6)。
【0033】ワンタッチダイヤル登録の指令であるコマ
ンドCMD1もCMD2も受信されなかったときには
(S4:no)、他の種類のコマンドを受信したか否かを
判断し(S7)、他の種類のコマンドを受信したときに
は(S7:yes )、それに対応する処理を実行する(S
8)。また、他の種類のコマンドも受信しなかったとき
には(S7:no)、受信不良等と判断してファクシミリ
装置1からパソコン2に「ERROR CR」を伝送し
て(S9)、応答するのである。この場合、パソコン2
のディスプレイ36には「ERROR」の表示が出るの
で、オペレーターは再度コマンド入力をすることにな
る。
【0034】図8は、前記第1実施例のファクシミリ装
置1におけるコマンド解釈処理のフローチャートを示
し、コマンド処理が開始されると、まず、受信したコマ
ンドの種類をチェックすべく、RAM1の内容(コマン
ドの種類)を判断する(S81)。ここで、RAM1=
0であれば、いかなるコマンドをも受信していないこと
になる。
【0035】RAM1=1であれば、CMD1なるコマ
ンド(ワンタッチ番号と相手先のダイヤル番号の対のデ
ータを送る指令)ということになるので、登録指示のワ
ンタッチ番号が格納されたRAM2より、格納すべきダ
イヤル番号格納エリアをEEPROM14の所定の領域
からサーチし(S82)、次いで、相手先ダイヤル番号
が格納されたRAM3より、当該ダイヤル番号をEEP
ROM14に記憶させる(S83)。このようにデータ
を格納すると、「OK CR」をパソコン2側に返送す
る(S84)。
【0036】同様に、RAM1=2であれば、CMD2
なるコマンド(ワンタッチ番号と相手先名称(名前)の
文字列の対のデータを送る指令)ということになるの
で、登録指示のワンタッチ番号が格納されたRAM2よ
り、格納すべき相手先名称格納エリアをEEPROM1
4の所定の領域からサーチし(S85)、次いで、相手
先名称が格納されたRAM3より、当該相手先名称の文
字列のデータをたEEPROM14の所定の領域に記憶
(格納)する(S86)。このようにデータを格納する
と、「OK CR」をパソコン2側に返送する(S8
7)。
【0037】このようにして、本実施例では、ワンタッ
チ番号と相手先ダイヤル番号と相手先名称との対のデー
タを1件毎に登録できるのである。なお、他の種類のコ
マンドについても所定の処理を実行する。これらのコマ
ンド処理は、ファクシミリ装置1の定常状態で常に行わ
れている。前記図7のコマンドの受信処理において、前
記設定登録レコード中の複数の設定項目の内の少なくと
も1つが不完全であると判断されるときには、その設定
登録レコードの内容を、設定登録メモリとしてのEEP
ROM14に記憶(格納)することを阻止する。
【0038】例えば、図9のフローチャートに示すよう
に、オペレーターがワンタッチ番号「1」を入力したが
(S91:yes )、それに所属する相手先ダイヤル番号
または相手先名称の少なくともいずれか一方の登録レコ
ードを入力し忘れた場合には(S92:no,S93:n
o)、ワンタッチ番号「1」に関して、前記受信バッフ
ァメモリ12aに既に格納された相手先名称または相手
先ダイヤル番号のデータを消去し(S94)、パソコン
2の画面40には登録せずの旨の表示をし(S95)、
ワンタッチダイヤル登録の処理を終了させる。
【0039】反対に、必要とする全ての設定項目が揃っ
ているときには(S91:yes ,S92:yes ,93:
yes )、これらの設定項目の各データを、ファクシミリ
装置1におけるEEPROM(不揮発性メモリ)14内
の図6(b)に示すような所定の領域に記憶(格納)さ
せ(S97)、ワンタッチダイヤル登録処理を終了さ
せ、次の通常の処理に移行する。
【0040】このようにして、ワンタッチ番号と相手先
ダイヤル番号と相手先名称との対のデータを1件毎に登
録できるのである。図10に示すシーケンスは、予めパ
ソコン2にて複数件のワンタッチ登録の内容をキー入力
しておき、その内容をまとめてパソコン2からファクシ
ミリ装置1に伝送する実施例である。この入力方法は前
述したグループ登録を実行するときに利用される。
【0041】この第2実施例では、ダイヤル登録開始
の指示をすると、ファクシミリ装置1からデータ受信
OKの返答が返る。次に、パソコン2からワンタッチ
番号「1」に相手先ダイヤル番号、例えば「1111」
を送信指示すると、ファクシミリ装置1からデータ受
信OKの返答が返る。次に、パソコン2からワンタッ
チ番号「1」に相手先名称(名前)、例えば「NAGO
YA」を送信指示すると、ファクシミリ装置1からデ
ータ受信OKの返答が返る。
【0042】複数件の内容について前記からまでと
同様の処理を繰り返す。次にデータ送信終了指示する
と、受信データ登録OKの返答が返る。このシーケン
ス〜により、ファクシミリ装置1には、ワンタッチ
番号「1」に対して、ダイヤル番号「1111」と名称
「NAGOYA」等のワンタッチダイヤル登録を複数件
まとめて実行することができる。このワンタッチダイヤ
ル番号を、予め指定した、もしくは後に指定する図示し
ないグループ番号に対応させて入力すれば、グループ登
録が完了する。
【0043】図10において、CMD1は相手先のダイ
ヤル番号登録コマンドであり、CMD2は相手先名称登
録コマンド、CMD20はダイヤル登録開始コマンドで
あり、CMD21はデータ送信終了コマンドである。フ
ァクシミリ装置1にて受信されたコマンド、例えば、C
MD1=0,01,“1111”CR(キャリッジリタ
ーン)は、ファクシミリ装置1における受信バッファメ
モリ12aに一旦格納される(図11(a)参照)。
【0044】伝送制御文字としてのCR信号(キャリッ
ジリターン信号)が受信されると、受信バッファメモリ
12aの各メモリ領域RAM1,RAM2,RAM3に
前記各データを各情報種類ごとに分割して一旦に格納す
る。ここで、RAM1にはコマンドの種類を格納し、R
AM2にはワンタッチ番号を格納し、RAM3にはダイ
ヤル番号を格納する。CMD2では、RAM1,RAM
2に関しては前記と同じであるが、RAM3に相手先名
称の文字列を格納することになる。次いで、前記,
の受信ごとにそのデータを一時格納用メモリ15aに一
時的に格納する。一時格納用メモリ15aでは、複数件
分のデータを一時的に格納することになる(図11
(b)参照)。
【0045】次いで、データ送信終了コマンドであるC
MD21が受信されると、バッファメモリとしての一時
格納用メモリ15a内のデータを、ファクシミリ装置1
におけるEEPROM(不揮発性メモリ)14内の図1
1(c)に示すような所定の領域にダイヤル番号を記憶
(格納)させる。図12及び図13は、前記第2実施例
のファクシミリ装置1におけるコマンド解釈処理のフロ
ーチャートを示し、コマンド処理が開始されると、ま
ず、その引数であるRAM1の内容(コマンドの種類)
を判断する(S111)。ここで、RAM1=0であれ
ば、いかなるコマンドをも受信していないことになるの
で、Aの箇所から後述の図13のフローチャートに進
む。
【0046】S111でRAM1=20のときにはCM
D20(ダイヤル登録開始コマンド)であるので、ダイ
ヤル登録フラグFoをONにセットする(S112)。
これにより、ワンタッチダイヤル登録等が可能となる。
次いで、前記一時格納用メモリ15aの内容全体をクリ
ア(消去)して(S113)、以後新しく書き込みする
データのみ記憶できるように準備するのである。この準
備が終われば、「OK」の信号をパソコン2に返して
(S114)、以後のデータ入力可能であることを知ら
せる。
【0047】次に、S111でRAM1=1のときには
CMD1(ダイヤル番号登録コマンド)である。次い
で、登録フラグFtが0であるか1であるかを判別する
(S115)。Ft=0のときは(S115:no)、一
時格納用メモリ15aへのデータの書き込みを許容しな
いことを意味し、そのときにはパソコン2に「ERRO
R」を返す(S116)。Ft=1のときには(S11
5:yes )、データの書き込みを許容するので、RAM
2により、ダイヤル番号格納アドレスをサーチし(S1
17)、RAM3のダイヤル番号のデータを、一時格納
用メモリ15a内に格納し(S118)、次いで、タイ
マをTo秒にセットする(S119)。
【0048】同様に、S111でRAM1=2のときに
はCMD2(相手先名称登録コマンド)である。この場
合も、登録フラグFtが0であるか1であるを判別する
(S120)。Ft=0のときは(S120:no)、パ
ソコン2に「ERROR」を返す(S121)。Ft=
1のときは(S120:yes )、RAM2により、名称
格納アドレスをサーチし(S122)、RAM3の相手
先名称のデータを、一時格納用メモリ15a内に格納し
(S123)、次いで、タイマをTo秒にセットする
(S124)。
【0049】本実施例では、複数件のワンタッチ登録を
連続して実行するため、前記CMD1及びCMD2の処
理は複数回実行される。この場合、前述のように、タイ
マをTo秒にセットするのは、ワンタッチ登録等の操作
の途中で、後続するデータの入力操作が長時間放置され
る等の事態があるとき、ワンタッチ登録操作を強制的に
終了させ、他のコマンド(グループ登録等)を実行可能
とするためである。
【0050】S111でRAM1=21のときにはCM
D21(データ受信終了コマンド)であるので、登録フ
ラグFt=1か否かを判断し(S125)、Ft=0の
ときは(S125:no)、パソコン2に「ERROR」
を返す(S126)。Ft=1のときは(S125:ye
s )、ダイヤル登録フラグFoをOFFにして登録処理
のデータ入力を締め切る(S127)。次いで、一時格
納用メモリ15a内のデータを一括してEEPROM
(不揮発性メモリ)14に送って内容複写させる(S1
28)。その後、パソコン2に「OK」を送り、ワンタ
ッチ登録処理が完了したことを知らせるのである(S1
29)。
【0051】前記S111でRAM1=0のときには、
登録フラグFt=1か否かを判断し(S130)、Ft
=0のときは(S130:no)、一連のコマンド解釈処
理を終了させる。Ft=1のときは(S130:yes
)、データの書き込みを許容するので、次いで、前記
タイマがTo秒経過した(タイムアウト)か否かを判断
し(S131)、タイムアウトしていないときには(S
131:no)、複数件のワンタッチ登録を連続して実行
するため、前記CMD1及びCMD2の処理を実行する
ことを許容する。
【0052】タイムアウトしたときには(S131:ye
s )、さらに終了コマンド(CMD21)を受信したか
否かを判断し(S132)、この終了コマンドを受信し
なかったとき(S132:no)には、バッファメモリと
しての一時格納用メモリ15a内の記憶を全て消去して
(S133)、一群のワンタッチダイヤル登録を実行し
ないようにする。そして、次にダイヤル登録フラグFo
をOFFにして(S134)、コマンド解釈処理の初期
状態に戻すのである。
【0053】前記第2実施例においても、ワンタッチ番
号が入力されているのに、ダイヤル番号の数と相手先名
称の数とが一致しない場合や、複数の相手先名称が入力
されているのに、対応するダイヤル番号の入力がない場
合にも、前記一時格納用メモリ15a内のメモリは全て
消去されるようにしても良いし、これは、前記入力され
た各設定登録レコード内に、少なくとも1つの設定項目
のデータが欠如するとき、当該データの欠如した設定登
録レコードを前記バッファメモリ(一時格納用メモリ1
5a)内から消去することに対応する。
【0054】なお、複数の相手先(メンバー)に同時に
同じ原稿の内容をファクシミリ装置で送るために、当該
複数の相手先のダイヤル番号と相手先名称とを1グルー
プとして登録し、この1グループにワンタッチ番号や短
縮ダイヤル番号等のグループ番号を付与するというグル
ープ登録の場合において、グループ番号を指定している
のに、メンバーがない場合や、各メンバーのダイヤル番
号があるが、相手先(メンバー)の名称がない場合に
も、不適切と判断してこのグループ登録を実行しない
(前記一時格納用メモリ15a内のメモリは全て消去さ
れる)ように制御することはいうまでもない。
【0055】前記各実施例で説明したように、相手先ダ
イヤル番号と相手先名称と登録番号等の設定登録レコー
ドを保存する設定登録の入力手段は、パソコン2であっ
ても良いが、ファクシミリ装置1自体のキー操作であっ
ても良い。また、設定登録メモリは、不揮発性メモリで
あるEEPROM14が該当し、外部情報処理装置とし
てのパソコン2から入力された前記相手先電話番号と相
手先名称と登録番号とのデータを受信して一時的に記憶
するバッファメモリは受信バッファメモリ12a,12
bや一時格納用メモリ15aが該当する。前記バッファ
メモリ内に入力された設定項目のデータが存在するか否
かを検知する検索手段、前記設定登録レコードのデータ
を消去する消去制御手段及び消去制御手段がデータを消
去するときに、当該設定登録レコードの未登録の旨を前
記外部情報処理装置に送信する送信手段は、ファクシミ
リ装置1における制御手段としてのCPU10によるコ
マンド処理が該当することになる。
【0056】なお、前記各実施例における、設定項目の
入力が不適切(不完全)な設定登録レコードを消去する
のは、入力確認のため、他のファンクションキー操作に
よるダイヤルリスト(ワンタッチダイヤル登録リスト、
グループ登録リスト)を出力するとき同時に実行しても
良い。
【0057】
【発明の作用・効果】以上に説明したように、請求項1
に記載の発明のファクシミリ装置は、複数の設定項目か
らなる設定登録レコードを入力する設定登録入力手段
と、設定登録入力手段により入力された設定登録レコー
ドを一時的に格納するバッファメモリと、バッファメモ
リに格納された設定登録レコードを記憶保存する設定登
録メモリと、入力された設定登録レコード内の少なくと
も1つの設定項目のデータが不完全であるとき、その不
完全な設定項目を有する設定登録レコードを、少なくと
も設定登録メモリ内への記憶を阻止する制御手段とを備
えたものである。
【0058】従って、不完全なデータが誤って入力され
たものは、制御手段により判断されて、設定登録レコー
ドを保存する設定登録メモリに記憶格納することを阻止
するから、オペレーターが消去する操作を積極的に実行
する必要がなく、後日の誤操作が発生するという事故も
防止できる。また、請求項2に記載の発明のファクシミ
リ装置は、請求項1記載のファクシミリ装置において、
パーソナルコンピュータ等の外部情報処理装置と接続す
ることができるI/Oポートを備えたファクシミリ装置
であって、前記設定登録入力手段は外部情報処理装置か
ら構成され、前記バッファメモリ内に入力された設定項
目のデータが有るか否かを検知する検索手段と、その検
索手段により設定項目のデータの存在が検知され、且つ
入力された各設定登録レコード内の少なくとも1つの設
定項目のデータが欠如するとき、当該データの欠如した
設定登録レコードを前記バッファメモリ内から消去する
消去制御手段とを備えたものである。
【0059】このように、入力操作のし易い外部情報処
理装置で、複数の設定項目からなる設定登録レコードを
予め入力するので、入力操作を容易且つ確実に実行する
ことができる。また、バッファメモリ内に入力された設
定項目のデータが有るか否かを検知する検索手段と、そ
の検索手段により設定項目のデータの存在が検知され、
且つ入力された各設定登録レコード内の少なくとも1つ
の設定項目のデータが欠如するとき、当該データの欠如
した設定登録レコードを前記バッファメモリ内から消去
する消去制御手段とを有していることにより、設定登録
レコードを保存する設定登録メモリに記憶(格納)する
ことを阻止するから、オペレーターによる誤入力操作が
あっても、その誤入力のデータは保存されないことにな
り、後日の誤操作を確実に防止できるという効果を奏す
る。
【0060】さらに、請求項3に記載の発明のファクシ
ミリ装置は、請求項2記載のファクシミリ装置におい
て、前記データの欠如した設定登録レコードを前記バッ
ファメモリ内から消去するとき、前記外部情報処理装置
に未登録の旨を送信する送信手段を備えたものである。
従って、誤入力操作したオペレーターは、外部情報処理
装置に送られた未登録の信号により、直ちに前記誤りを
確認することができ、再度操作をやり直しすることがで
きるという効果を奏する。
【0061】そして、請求項4に記載の発明のファクシ
ミリ装置は、請求項1または請求項2記載のファクシミ
リ装置において、前記複数の設定項目のデータは、少な
くとも相手先電話番号と相手先名称とワンタッチダイヤ
ル番号または短縮ダイヤル番号とを含むので、ワンタッ
チダイヤル登録やグループ登録の際の誤入力操作を確実
に実行でき、その後のダイヤル操作にも誤りが発生しな
いという効果を奏する。
【0062】そして、登録が完了したデータはファクシ
ミリ装置の電源OFF時にも記憶する不揮発性メモリに
格納されるので、データの保存が確実にできるという効
果を奏する。また、請求項5に記載の発明のファクシミ
リ装置は、請求項2記載のファクシミリ装置において、
前記検索手段は、前記外部情報処理装置からの終了コマ
ンドの入力の有無を検出するように構成したものである
から、当該コマンドがあるときは、複数の設定項目から
なる設定登録レコードを一括してファクシミリ装置に登
録できるから、登録処理が迅速且つ至極簡単に実行でき
るという効果を奏する。また、当該コマンドの入力の有
無により直ちに誤入力操作を確認できるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置及びパソコンの斜視図であ
る。
【図2】ファクシミリ装置の機能ブロック図である。
【図3】パソコンの機能ブロック図である。
【図4】パソコンにおけるディスプレイの一例画面であ
る。
【図5】第1実施例のパソコンとファクシミリ装置との
ダイヤル登録シーケンスを示す図である。
【図6】(a)は受信バッファ内のデータの図、(b)
はEEPROM内の記憶領域の図である。
【図7】ファクシミリ装置におけるコマンド受信処理の
フローチャートである。
【図8】コマンド解釈処理のフローチャートである。
【図9】不完全なデータを消去するフローチャートであ
る。
【図10】第2実施例のパソコンとファクシミリ装置と
のダイヤル登録シーケンスを示す図である。
【図11】(a)は受信バッファ内のデータの図、
(b)は一時格納用メモリ内の記憶領域の図、(c)は
EEPROM内の記憶領域の図である。
【図12】コマンド解釈処理のフローチャートである。
【図13】図12のコマンド解釈処理の続きのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 パソコン 5 NCU 10,30 CPU 11 モデム 12 バッファメモリ 12a 受信バッファメモリ 13,31 ROM 14 EEPROM 15,32 RAM 15a 一時格納用メモリ 34 キーボード 36 ディスプレイ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の設定項目からなる設定登録レコー
    ドを入力する設定登録入力手段と、 前記設定登録入力手段により入力された設定登録レコー
    ドを一時的に格納するバッファメモリと、 前記バッファメモリに格納された設定登録レコードを記
    憶保存する設定登録メモリと、 前記入力された設定登録レコード内の少なくとも1つの
    設定項目のデータが不完全であるとき、前記不完全な設
    定項目を有する設定登録レコードを、少なくとも前記設
    定登録メモリ内への記憶を阻止する制御手段とを備えた
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 パーソナルコンピュータ等の外部情報処
    理装置と接続することができるI/Oポートを備えたフ
    ァクシミリ装置であって、 前記設定登録入力手段は外部情報処理装置から構成さ
    れ、 前記バッファメモリ内に入力された設定項目のデータが
    有るか否かを検知する検索手段と、 その検索手段により設定項目のデータの存在が検知さ
    れ、且つ、前記入力された各設定登録レコード内の少な
    くとも1つの設定項目のデータが欠如するとき、当該デ
    ータの欠如した設定登録レコードを前記バッファメモリ
    内から消去する消去制御手段とを備えたことを特徴とす
    る請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記データの欠如した設定登録レコード
    を前記バッファメモリ内から消去するとき、前記外部情
    報処理装置に未登録の旨を送信する送信手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項2に記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の設定項目のデータは、少なく
    とも相手先電話番号と相手先名称とワンタッチダイヤル
    番号または短縮ダイヤル番号とを含み、 設定登録メモリは、前記各データをファクシミリ装置の
    電源OFF時にも記憶する不揮発性メモリからなること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のファクシミ
    リ装置。
  5. 【請求項5】 前記検索手段は、前記外部情報処理装置
    からの終了コマンドの入力の有無を検出することを特徴
    とする請求項2記載のファクシミリ装置。
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