JPH08265446A - 出力データ検査装置 - Google Patents
出力データ検査装置Info
- Publication number
- JPH08265446A JPH08265446A JP7060258A JP6025895A JPH08265446A JP H08265446 A JPH08265446 A JP H08265446A JP 7060258 A JP7060258 A JP 7060258A JP 6025895 A JP6025895 A JP 6025895A JP H08265446 A JPH08265446 A JP H08265446A
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- Japan
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- output
- output data
- input
- data
- communication control
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- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 通信制御装置における出力データ検査装置に
関し、通信制御装置から上位装置に送信される出力デー
タの検査を実行することにより、信頼性を極力向上する
ことを目的とする。 【構成】 所定のデータ形式を有する複数の入力データ
(di )を並行して受信し、所定の検査項目に従って検
査を行う入力部(110)と、入力部が正常性を確認し
た入力データ(di )を、所定の編集処理を施す編集部
(120)と、編集部が編集し終わったデータから所定
の形式を有する出力データ(do )を作成して出力する
出力部(130)とを具備する通信制御装置(100)
において、出力部(130)が出力する出力データ(d
o )を、各入力データ(di )と並行して入力部(11
0)に入力し、前述の検査項目に従った検査を実行させ
る出力データ返送手段(200)を設ける様に構成す
る。
関し、通信制御装置から上位装置に送信される出力デー
タの検査を実行することにより、信頼性を極力向上する
ことを目的とする。 【構成】 所定のデータ形式を有する複数の入力データ
(di )を並行して受信し、所定の検査項目に従って検
査を行う入力部(110)と、入力部が正常性を確認し
た入力データ(di )を、所定の編集処理を施す編集部
(120)と、編集部が編集し終わったデータから所定
の形式を有する出力データ(do )を作成して出力する
出力部(130)とを具備する通信制御装置(100)
において、出力部(130)が出力する出力データ(d
o )を、各入力データ(di )と並行して入力部(11
0)に入力し、前述の検査項目に従った検査を実行させ
る出力データ返送手段(200)を設ける様に構成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信制御装置における出
力データ検査装置に関し、特に広範囲に分散設置されて
いる自動計測装置等で計測される情報を収集・編集し、
上位装置に転送する通信制御装置の信頼性を向上可能と
する出力データ検査装置に関する。
力データ検査装置に関し、特に広範囲に分散設置されて
いる自動計測装置等で計測される情報を収集・編集し、
上位装置に転送する通信制御装置の信頼性を向上可能と
する出力データ検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は本発明の対象とする通信システム
を例示する図であり、図7は従来ある通信制御装置を例
示する図であり、図8は図7における入力データ形式を
例示する図であり、図9は図7における出力データ形式
を例示する図である。
を例示する図であり、図7は従来ある通信制御装置を例
示する図であり、図8は図7における入力データ形式を
例示する図であり、図9は図7における出力データ形式
を例示する図である。
【0003】図6には、本発明の対象とする通信システ
ムの一例を示しており、地域的に分散設置された自動計
測装置(20)で計測されるデータを、通信制御装置
(10)により周期的に収集し、累計値、平均値等を算
出し、収集データと併せて上位の通信制御装置(10)
に転送すると共に、情報蓄積装置(30)に記録し、情
報端末装置(40)に表示する。
ムの一例を示しており、地域的に分散設置された自動計
測装置(20)で計測されるデータを、通信制御装置
(10)により周期的に収集し、累計値、平均値等を算
出し、収集データと併せて上位の通信制御装置(10)
に転送すると共に、情報蓄積装置(30)に記録し、情
報端末装置(40)に表示する。
【0004】各通信制御装置(10)は、図7に示され
る如く、入力部(11)、編集部(12)、出力部(1
3)および監視部(14)を具備し、また入力部(1
1)は、検査部(111)を具備している。
る如く、入力部(11)、編集部(12)、出力部(1
3)および監視部(14)を具備し、また入力部(1
1)は、検査部(111)を具備している。
【0005】入力部(11)は、図示されぬ四組の自動
計測装置(20)でそれぞれ計測される入力データ(d
i )を、それぞれ専用の入力信号線(2)〔個々の入力
信号線(2)を(21 )乃至(24 )と称する、以下同
様〕を経由して周期的〔例えば1時間置き〕に収集し、
一旦入力部(11)内に蓄積する。
計測装置(20)でそれぞれ計測される入力データ(d
i )を、それぞれ専用の入力信号線(2)〔個々の入力
信号線(2)を(21 )乃至(24 )と称する、以下同
様〕を経由して周期的〔例えば1時間置き〕に収集し、
一旦入力部(11)内に蓄積する。
【0006】入力データ(di )はディジタル符号で構
成されており、図8に示される如く、個々のデータを識
別する為の識別符号〔以後送信順序符号(DA)と称す
る〕と、計測値〔以後データ(D)と称する〕とから構
成される。
成されており、図8に示される如く、個々のデータを識
別する為の識別符号〔以後送信順序符号(DA)と称す
る〕と、計測値〔以後データ(D)と称する〕とから構
成される。
【0007】送信順序符号(DA)およびデータ(D)
は、それぞれ所定桁数のBCDコードで構成されてお
り、更にデータ(D)には、パリティビットが付加され
ている。
は、それぞれ所定桁数のBCDコードで構成されてお
り、更にデータ(D)には、パリティビットが付加され
ている。
【0008】入力部(11)は、各入力信号線(21 )
乃至(24 )を経由して収集した各入力データ(di1)
乃至(di4)を一旦蓄積した後、検査部(111)を起
動する。
乃至(24 )を経由して収集した各入力データ(di1)
乃至(di4)を一旦蓄積した後、検査部(111)を起
動する。
【0009】起動された検査部(111)は、蓄積され
た各入力データ(di1)乃至(di4)の形式を、予め定
められた検査項目によりそれぞれ検査を実施する。検査
部(111)が実行する検査項目としては、データ長の
検査、BCD検査、イリーガルコード検査、パリティ検
査、アドレス検査が考慮される。
た各入力データ(di1)乃至(di4)の形式を、予め定
められた検査項目によりそれぞれ検査を実施する。検査
部(111)が実行する検査項目としては、データ長の
検査、BCD検査、イリーガルコード検査、パリティ検
査、アドレス検査が考慮される。
【0010】即ちデータ長検査は、各入力データ
(di1)乃至(di4)が、予め定められているビット長
から構成されているか否かを検査する。またBCD検査
は、各入力データ(di1)乃至(di4)が、それぞれ規
定されたBCDコードで構成されているか否かを検査す
る。
(di1)乃至(di4)が、予め定められているビット長
から構成されているか否かを検査する。またBCD検査
は、各入力データ(di1)乃至(di4)が、それぞれ規
定されたBCDコードで構成されているか否かを検査す
る。
【0011】またイリーガルコード検査は、入力データ
(di1)乃至(di4)内に、BCD検査では検出出来ぬ
誤った符号形式が含まれているか否かを検査する。パリ
ティ検査は、データ(D)に付加されているパリティ符
号を用いて、所定の検査則で誤りの有無を検査する。
(di1)乃至(di4)内に、BCD検査では検出出来ぬ
誤った符号形式が含まれているか否かを検査する。パリ
ティ検査は、データ(D)に付加されているパリティ符
号を用いて、所定の検査則で誤りの有無を検査する。
【0012】アドレス検査は、送信順序符号(DA)に
不整合の有無を検査する。入力部(11)は、検査部
(111)が前述の所定項目の検査を実行し、正常性が
確認された入力データ(di )を、BCDコードから編
集部(12)が処理可能な符号形式〔例えば4バイト整
数形式〕に変換した後、入力結果データ(d ir)として
編集部(12)に転送する。
不整合の有無を検査する。入力部(11)は、検査部
(111)が前述の所定項目の検査を実行し、正常性が
確認された入力データ(di )を、BCDコードから編
集部(12)が処理可能な符号形式〔例えば4バイト整
数形式〕に変換した後、入力結果データ(d ir)として
編集部(12)に転送する。
【0013】なお検査部(111)において異常が検出
された入力データ(di )は、編集部(12)に転送さ
れることは無く、異常入力データ(di )の検出を示す
情報と共に、監視部(14)に伝達される。
された入力データ(di )は、編集部(12)に転送さ
れることは無く、異常入力データ(di )の検出を示す
情報と共に、監視部(14)に伝達される。
【0014】次に編集部(12)は、入力部(11)か
ら転送された入力結果データ(dir)を受信すると、入
力部(11)に対して入力結果データ(dir)の受信を
確認する為の応答信号(r12)を入力部(11)に返送
した後、受信した入力結果データ(dir)に対し、下記
の如き演算処理、集計処理および統計処理を実行する。
ら転送された入力結果データ(dir)を受信すると、入
力部(11)に対して入力結果データ(dir)の受信を
確認する為の応答信号(r12)を入力部(11)に返送
した後、受信した入力結果データ(dir)に対し、下記
の如き演算処理、集計処理および統計処理を実行する。
【0015】先ず演算処理としては、各入力データ(d
i1)乃至(di4)を累算することにより、自動計測装置
(20)の設置地点における降り始めからの累計雨量値
〔以後累計データ(s1 )乃至(s4 )と称する〕を求
める。
i1)乃至(di4)を累算することにより、自動計測装置
(20)の設置地点における降り始めからの累計雨量値
〔以後累計データ(s1 )乃至(s4 )と称する〕を求
める。
【0016】また集計処理としては、今回収集した入力
データ(di1)乃至(di4)の平均値を求めることによ
り、通信制御装置(10)の収集範囲における平均雨量
値〔以後平均値データ(md )と称する〕を求め、また
演算処理で求めた累計データ(s1 )乃至(s4 )の平
均値を求めることにより、通信制御装置(10)の収集
範囲における平均累計雨量値〔以後平均累計データ(m
s )と称する〕を求める。
データ(di1)乃至(di4)の平均値を求めることによ
り、通信制御装置(10)の収集範囲における平均雨量
値〔以後平均値データ(md )と称する〕を求め、また
演算処理で求めた累計データ(s1 )乃至(s4 )の平
均値を求めることにより、通信制御装置(10)の収集
範囲における平均累計雨量値〔以後平均累計データ(m
s )と称する〕を求める。
【0017】更に統計処理としては、毎日特定時刻〔例
えば午前9時〕に、過去24時間に収集した各入力デー
タ(di1)乃至(di4)を合計することにより、前日9
時からの一日合計雨量値〔以後一日合計データ(sd1)
乃至(sd4)と称する〕を求める。
えば午前9時〕に、過去24時間に収集した各入力デー
タ(di1)乃至(di4)を合計することにより、前日9
時からの一日合計雨量値〔以後一日合計データ(sd1)
乃至(sd4)と称する〕を求める。
【0018】編集部(12)は、入力部(11)から転
送された入力データ(di1)乃至(di4)と、それぞれ
求めた累計データ(s1 )乃至(s4 )と、平均値デー
タ(md )および平均累計データ(ms )と、一日合計
データ(sd1)乃至(sd4)との、合計14種類のデー
タを、編集結果データ(dpr)として出力部(13)に
転送する。
送された入力データ(di1)乃至(di4)と、それぞれ
求めた累計データ(s1 )乃至(s4 )と、平均値デー
タ(md )および平均累計データ(ms )と、一日合計
データ(sd1)乃至(sd4)との、合計14種類のデー
タを、編集結果データ(dpr)として出力部(13)に
転送する。
【0019】次に出力部(13)は、編集部(12)か
ら転送された編集結果データ(dpr)を受信すると、編
集部(12)に対して編集結果データ(dpr)の受信を
確認する為の応答信号(r13)を、編集部(12)に返
送した後、編集結果データ(dpr)を、図9に示される
如く、入力データ(di )と同形式の出力データ
(d o )に変換し、出力信号線(3)を経由して図示さ
れぬ上位の通信制御装置(10)に転送する。
ら転送された編集結果データ(dpr)を受信すると、編
集部(12)に対して編集結果データ(dpr)の受信を
確認する為の応答信号(r13)を、編集部(12)に返
送した後、編集結果データ(dpr)を、図9に示される
如く、入力データ(di )と同形式の出力データ
(d o )に変換し、出力信号線(3)を経由して図示さ
れぬ上位の通信制御装置(10)に転送する。
【0020】図9に示される出力データ(do )は、入
力データ(di )と同様に、ディジタル符号で構成され
ており、編集結果データ(dpr)を構成する14種類の
データ毎に送信順序符号(DA)およびデータ(D)
を、予め定められた順序に配列して構成される。
力データ(di )と同様に、ディジタル符号で構成され
ており、編集結果データ(dpr)を構成する14種類の
データ毎に送信順序符号(DA)およびデータ(D)
を、予め定められた順序に配列して構成される。
【0021】各送信順序符号(DA)およびデータ
(D)は、入力データ(di )と同一桁数のBCDコー
ドで構成されており、更にデータ(D)には、パリティ
ビットが付加されている。
(D)は、入力データ(di )と同一桁数のBCDコー
ドで構成されており、更にデータ(D)には、パリティ
ビットが付加されている。
【0022】なお出力データ(do )は、通信制御装置
(10)に併設される情報蓄積装置(30)にも蓄積さ
れ、情報端末装置(40)に表示される。一方監視部
(14)は、入力部(11)が正常に動作していること
を確認する為の正常確認要求信号(hq1)を、入力部
(11)に対して、定期的に送信する。
(10)に併設される情報蓄積装置(30)にも蓄積さ
れ、情報端末装置(40)に表示される。一方監視部
(14)は、入力部(11)が正常に動作していること
を確認する為の正常確認要求信号(hq1)を、入力部
(11)に対して、定期的に送信する。
【0023】なお監視部(14)は、編集部(12)お
よび出力部(13)に対しても、入力部(11)に対す
ると同様の正常確認要求信号(hq2)または(hq3)
を、定期的に送信する。
よび出力部(13)に対しても、入力部(11)に対す
ると同様の正常確認要求信号(hq2)または(hq3)
を、定期的に送信する。
【0024】正常確認要求信号(hq1)を受信した入力
部(11)は、入力部(11)が正常に動作しているか
否かを検査し、正常に動作していることを確認すると、
監視部(14)に対して正常確認応答信号(ha1)を返
送する。
部(11)は、入力部(11)が正常に動作しているか
否かを検査し、正常に動作していることを確認すると、
監視部(14)に対して正常確認応答信号(ha1)を返
送する。
【0025】監視部(14)は、正常確認要求信号(h
q1)を受信した入力部(11)から、正常確認応答信号
(ha1)が返送されると、入力部(11)が正常に動作
していることを確認する。
q1)を受信した入力部(11)から、正常確認応答信号
(ha1)が返送されると、入力部(11)が正常に動作
していることを確認する。
【0026】なお編集部(12)および出力部(13)
も、正常確認要求信号(hq2)または(hq3)を受信す
ると、それぞれ正常に動作しているか否かを検査し、正
常に動作していることを確認すると、監視部(14)に
対してそれぞれ正常確認応答信号(ha2)または
(ha3)を返送し、監視部(14)は、編集部(12)
または出力部(13)から、それぞれ正常確認応答信号
(ha2)または(ha3)が返送されると、編集部(1
2)または出力部(13)が正常に動作していることを
確認する。
も、正常確認要求信号(hq2)または(hq3)を受信す
ると、それぞれ正常に動作しているか否かを検査し、正
常に動作していることを確認すると、監視部(14)に
対してそれぞれ正常確認応答信号(ha2)または
(ha3)を返送し、監視部(14)は、編集部(12)
または出力部(13)から、それぞれ正常確認応答信号
(ha2)または(ha3)が返送されると、編集部(1
2)または出力部(13)が正常に動作していることを
確認する。
【0027】更に入力部(11)は、編集部(12)に
対して入力結果データ(dir)を転送した場合に、編集
部(12)から応答信号(r12)が返送されると、編集
部(12)が正常に動作していることを確認するが、入
力結果データ(dir)を転送しても応答信号(r12)が
返送されぬ場合には、編集部(12)が正常に動作して
いないと判定し、監視部(14)に対して編集部(1
2)の異常を通知する。
対して入力結果データ(dir)を転送した場合に、編集
部(12)から応答信号(r12)が返送されると、編集
部(12)が正常に動作していることを確認するが、入
力結果データ(dir)を転送しても応答信号(r12)が
返送されぬ場合には、編集部(12)が正常に動作して
いないと判定し、監視部(14)に対して編集部(1
2)の異常を通知する。
【0028】また編集部(12)も、出力部(13)に
対して編集結果データ(dpr)を転送しても、出力部
(13)から応答信号(r13)が返送されぬ場合には、
出力部(13)が正常に動作していないと判定し、監視
部(14)に対して出力部(13)の異常を通知する。
対して編集結果データ(dpr)を転送しても、出力部
(13)から応答信号(r13)が返送されぬ場合には、
出力部(13)が正常に動作していないと判定し、監視
部(14)に対して出力部(13)の異常を通知する。
【0029】また編集部(12)は、入力部(11)か
ら入力結果データ(dir)が、一定期間転送されなくな
った場合には、入力部(11)が正常に動作していない
と判定し、監視部(14)に対して入力部(11)の異
常を通知する。
ら入力結果データ(dir)が、一定期間転送されなくな
った場合には、入力部(11)が正常に動作していない
と判定し、監視部(14)に対して入力部(11)の異
常を通知する。
【0030】また出力部(13)は、編集部(12)か
ら編集結果データ(dpr)が、一定期間転送されなくな
った場合には、編集部(12)が正常に動作していない
と判定し、監視部(14)に対して編集部(12)の異
常を通知する。
ら編集結果データ(dpr)が、一定期間転送されなくな
った場合には、編集部(12)が正常に動作していない
と判定し、監視部(14)に対して編集部(12)の異
常を通知する。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある通信制御装置(10)においては、監
視部(14)が入力部(11)、編集部(12)および
出力部(13)に対してそれぞれ正常確認要求信号(h
q1)、(hq2)および(hq3)を定期的に送信し、入力
部(11)、編集部(12)および出力部(13)から
正常確認応答信号(ha1)、(ha2)または(ha3)が
返送されることにより、入力部(11)、編集部(1
2)または出力部(13)の正常性を確認していたが、
この場合には、それぞれ入力部(11)、編集部(1
2)および出力部(13)の総合的な正常性を確認する
のみで、入力部(11)、編集部(12)および出力部
(13)が、それぞれ誤りの無い入力結果データ
(dir)、編集結果データ(dpr)または出力データ
(do )を転送しているか否か迄は確認不可能であっ
た。
な如く、従来ある通信制御装置(10)においては、監
視部(14)が入力部(11)、編集部(12)および
出力部(13)に対してそれぞれ正常確認要求信号(h
q1)、(hq2)および(hq3)を定期的に送信し、入力
部(11)、編集部(12)および出力部(13)から
正常確認応答信号(ha1)、(ha2)または(ha3)が
返送されることにより、入力部(11)、編集部(1
2)または出力部(13)の正常性を確認していたが、
この場合には、それぞれ入力部(11)、編集部(1
2)および出力部(13)の総合的な正常性を確認する
のみで、入力部(11)、編集部(12)および出力部
(13)が、それぞれ誤りの無い入力結果データ
(dir)、編集結果データ(dpr)または出力データ
(do )を転送しているか否か迄は確認不可能であっ
た。
【0032】また入力データ(di )は、入力部(1
1)内の検査部(111)により少なくともデータ形式
の検査を実行されており、また入力結果データ(dir)
は、編集部(12)により少なくとも中断が検出されて
おり、更に編集結果データ(d pr)も、出力部(13)
により少なくとも中断が検出されているが、出力データ
(do )は、通信制御装置(10)内では全く検査が実
行されておらず、通信制御装置(10)の信頼性を低下
させる問題があった。
1)内の検査部(111)により少なくともデータ形式
の検査を実行されており、また入力結果データ(dir)
は、編集部(12)により少なくとも中断が検出されて
おり、更に編集結果データ(d pr)も、出力部(13)
により少なくとも中断が検出されているが、出力データ
(do )は、通信制御装置(10)内では全く検査が実
行されておらず、通信制御装置(10)の信頼性を低下
させる問題があった。
【0033】本発明は、通信制御装置から上位装置に送
信される出力データの検査を実行することにより、当該
通信制御装置の信頼性を極力向上することを目的とす
る。
信される出力データの検査を実行することにより、当該
通信制御装置の信頼性を極力向上することを目的とす
る。
【0034】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。図1において、100は本発明の対象とする通信
制御装置、110、120および130は、通信制御装
置(100)内に設けられている入力部、編集部および
出力部である。
ある。図1において、100は本発明の対象とする通信
制御装置、110、120および130は、通信制御装
置(100)内に設けられている入力部、編集部および
出力部である。
【0035】入力部(110)は、予め定められたデー
タ形式を有する複数の入力データ(di )を並行して受
信し、予め定められた検査項目に従って検査を行う。編
集部(120)は、入力部(110)が正常性を確認し
た入力データ(di)を、予め定められた編集処理を施
す。
タ形式を有する複数の入力データ(di )を並行して受
信し、予め定められた検査項目に従って検査を行う。編
集部(120)は、入力部(110)が正常性を確認し
た入力データ(di)を、予め定められた編集処理を施
す。
【0036】出力部(130)は、編集部(120)が
編集し終わったデータから予め定められた形式を有する
出力データ(do )を作成して出力する。200は、本
発明により通信制御装置(100)内に設けられた出力
データ返送手段である。
編集し終わったデータから予め定められた形式を有する
出力データ(do )を作成して出力する。200は、本
発明により通信制御装置(100)内に設けられた出力
データ返送手段である。
【0037】
【作用】出力データ返送手段(200)は、出力部(1
30)が出力する出力データ(do )を、各入力データ
(di )と並行して入力部(110)に入力し、検査項
目に従った検査を実行させる。
30)が出力する出力データ(do )を、各入力データ
(di )と並行して入力部(110)に入力し、検査項
目に従った検査を実行させる。
【0038】なお出力データ返送手段(200)は、通
信制御装置(100)が二台設置されている場合に、各
通信制御装置(100)内に設けられている出力部(1
30)から出力される出力データ(do )を、他の通信
制御装置(100)内に設けられている入力部(11
0)に返送することが考慮される。
信制御装置(100)が二台設置されている場合に、各
通信制御装置(100)内に設けられている出力部(1
30)から出力される出力データ(do )を、他の通信
制御装置(100)内に設けられている入力部(11
0)に返送することが考慮される。
【0039】また出力データ返送手段(200)は、通
信制御装置(100)が二台設置されている場合に、各
通信制御装置(100)内に設けられけている出力部
(130)から出力される出力データ(do )を、同一
通信制御装置(100)内に設けられている入力部(1
10)と、他の通信制御装置(100)内に設けられて
いる入力部(110)とに並行して返送することが考慮
される。
信制御装置(100)が二台設置されている場合に、各
通信制御装置(100)内に設けられけている出力部
(130)から出力される出力データ(do )を、同一
通信制御装置(100)内に設けられている入力部(1
10)と、他の通信制御装置(100)内に設けられて
いる入力部(110)とに並行して返送することが考慮
される。
【0040】また出力データ返送手段(200)は、出
力データ(do )の形式が、入力部(110)が検査可
能な形式を有する場合に、出力部(130)が出力する
出力データ(do )に何等形式の変換を施すこと無く入
力部(110)に入力することが考慮される。
力データ(do )の形式が、入力部(110)が検査可
能な形式を有する場合に、出力部(130)が出力する
出力データ(do )に何等形式の変換を施すこと無く入
力部(110)に入力することが考慮される。
【0041】また入力部(110)は、出力データ返送
手段(200)により返送された出力データ(do )の
受信確認を、出力データ(do )の出力元の出力部(1
30)に通知し、出力部(130)は、入力部(11
0)からの出力データ(do )の受信確認通知を監視す
ることにより、出力データ(do )の返送先の入力部
(110)の正常動作を確認することが考慮される。
手段(200)により返送された出力データ(do )の
受信確認を、出力データ(do )の出力元の出力部(1
30)に通知し、出力部(130)は、入力部(11
0)からの出力データ(do )の受信確認通知を監視す
ることにより、出力データ(do )の返送先の入力部
(110)の正常動作を確認することが考慮される。
【0042】また編集部(120)は、出力データ返送
手段(200)により入力部(110)に返送され、入
力部(110)により正常性を確認された出力データ
(do)に対し、編集処理を実行しないことが考慮され
る。
手段(200)により入力部(110)に返送され、入
力部(110)により正常性を確認された出力データ
(do)に対し、編集処理を実行しないことが考慮され
る。
【0043】また入力部(110)は、出力データ返送
手段(200)により返送された出力データの検査結果
に基づき通信制御装置(100)内の異常を検出した場
合、通信制御装置(100)の自動再起動処理を実行
し、通信制御装置(100)の正常復帰を試みることが
考慮される。
手段(200)により返送された出力データの検査結果
に基づき通信制御装置(100)内の異常を検出した場
合、通信制御装置(100)の自動再起動処理を実行
し、通信制御装置(100)の正常復帰を試みることが
考慮される。
【0044】また入力部(110)は、出力データ返送
手段(200)により返送された出力データの検査結果
に基づき通信制御装置(100)内の異常を検出した場
合、出力部(130)に通信制御装置(100)からの
出力信号線を切断させ、異常内容の出力を停止すること
が考慮される。
手段(200)により返送された出力データの検査結果
に基づき通信制御装置(100)内の異常を検出した場
合、出力部(130)に通信制御装置(100)からの
出力信号線を切断させ、異常内容の出力を停止すること
が考慮される。
【0045】更に入力部(110)は、通信制御装置
(100)が二台設置されている場合に、出力データ返
送手段(200)に基づき相互の通信制御装置(10
0)内の状態を監視し、正常に動作している通信制御装
置(100)の出力データのみを外部へ出力する様に、
出力部(130)に出力信号線の切替えを実行させるこ
とが考慮される。
(100)が二台設置されている場合に、出力データ返
送手段(200)に基づき相互の通信制御装置(10
0)内の状態を監視し、正常に動作している通信制御装
置(100)の出力データのみを外部へ出力する様に、
出力部(130)に出力信号線の切替えを実行させるこ
とが考慮される。
【0046】従って、通信制御装置から上位装置に送出
される出力データが、通信制御装置内で入力データと同
程度の検査が可能となり、当該通信制御装置の信頼性が
大幅に向上する。
される出力データが、通信制御装置内で入力データと同
程度の検査が可能となり、当該通信制御装置の信頼性が
大幅に向上する。
【0047】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明(請求項1)の一実施例による通信制
御装置を示す図であり、図3は本発明(請求項2)の一
実施例による通信制御装置を示す図であり、図4は本発
明(請求項3)の一実施例による通信制御装置を示す図
であり、図5は本発明(請求項9)の一実施例による通
信制御装置を示す図である。なお、全図を通じて同一符
号は同一対象物を示す。また対象とする通信システム
は、図6に示されるものとし、また入力データは図8に
示される通りとし、更に出力データは図9に示される通
りとする。
る。図2は本発明(請求項1)の一実施例による通信制
御装置を示す図であり、図3は本発明(請求項2)の一
実施例による通信制御装置を示す図であり、図4は本発
明(請求項3)の一実施例による通信制御装置を示す図
であり、図5は本発明(請求項9)の一実施例による通
信制御装置を示す図である。なお、全図を通じて同一符
号は同一対象物を示す。また対象とする通信システム
は、図6に示されるものとし、また入力データは図8に
示される通りとし、更に出力データは図9に示される通
りとする。
【0048】最初に、発明(請求項1)の実施例を、図
2を用いて説明する。図2においては、図1における通
信制御装置(100)として通信制御装置(10)が示
され、また図1における入力部(110)、編集部(1
20)および出力部(130)として、それぞれ入力部
(11)、編集部(12)および出力部(13)が示さ
れている。
2を用いて説明する。図2においては、図1における通
信制御装置(100)として通信制御装置(10)が示
され、また図1における入力部(110)、編集部(1
20)および出力部(130)として、それぞれ入力部
(11)、編集部(12)および出力部(13)が示さ
れている。
【0049】入力部(11)は、図7に示される通信制
御装置(10)と同様に、図示されぬ四組の自動計測装
置(20)からそれぞれ入力データ(di1)乃至
(di4)を独立に伝達する四組の入力信号線(21 )乃
至(24 )を接続する入力端子(1121 )乃至(11
24 )の他に、それぞれ入力信号線(21 )乃至
(24 )と同様の入力信号線(2X )を接続可能な若干
の空き入力端子(112X )を具備しており、また出力
部(13)は、図示されぬ上位の通信制御装置(10)
に出力データ(do )を転送する出力信号線(3)を接
続する出力端子(131)を具備している。
御装置(10)と同様に、図示されぬ四組の自動計測装
置(20)からそれぞれ入力データ(di1)乃至
(di4)を独立に伝達する四組の入力信号線(21 )乃
至(24 )を接続する入力端子(1121 )乃至(11
24 )の他に、それぞれ入力信号線(21 )乃至
(24 )と同様の入力信号線(2X )を接続可能な若干
の空き入力端子(112X )を具備しており、また出力
部(13)は、図示されぬ上位の通信制御装置(10)
に出力データ(do )を転送する出力信号線(3)を接
続する出力端子(131)を具備している。
【0050】なお、図9に示される出力データ(do )
は、図8に示される入力データ(d i )と同一形式を有
する為、図1における出力データ返送手段(200)と
しては、出力部(13)の具備する出力端子(131)
と、入力部(11)の具備する所定の空き入力端子(1
12X )とを接続し、出力データ(do )をその儘入力
部(11)に返送する出力データ返送路(151 )が設
けられている〔本発明(請求項4)の実施例〕。
は、図8に示される入力データ(d i )と同一形式を有
する為、図1における出力データ返送手段(200)と
しては、出力部(13)の具備する出力端子(131)
と、入力部(11)の具備する所定の空き入力端子(1
12X )とを接続し、出力データ(do )をその儘入力
部(11)に返送する出力データ返送路(151 )が設
けられている〔本発明(請求項4)の実施例〕。
【0051】その他通信制御装置(10)内には、入力
部(11)に設けられた応答信号出力端子(113)
と、出力部(13)に設けられた応答信号入力端子(1
32)とを接続する応答信号返送路(16)が設けられ
ている。
部(11)に設けられた応答信号出力端子(113)
と、出力部(13)に設けられた応答信号入力端子(1
32)とを接続する応答信号返送路(16)が設けられ
ている。
【0052】図2において、通信制御装置(10)は、
図7におけると同様に、図示されぬ四組の自動計測装置
(20)により計測された入力データ(di1)乃至(d
i4)を入力信号線(21 )乃至(24 )を経由して定期
的に収集し、図7におけると同様の過程で、入力部(1
1)内の検査部(111)および編集部(12)により
検査、編集処理の上、出力部(13)により出力データ
(do )を作成する。
図7におけると同様に、図示されぬ四組の自動計測装置
(20)により計測された入力データ(di1)乃至(d
i4)を入力信号線(21 )乃至(24 )を経由して定期
的に収集し、図7におけると同様の過程で、入力部(1
1)内の検査部(111)および編集部(12)により
検査、編集処理の上、出力部(13)により出力データ
(do )を作成する。
【0053】図2に示される出力部(13)は、出力端
子(131)より出力する出力データ(do )を、出力
信号線(3)を経由して図示されぬ上位通信制御装置
(10)に転送し、また図示されぬ情報蓄積装置(3
0)に蓄積すると共に、出力データ返送路(15)を経
由して入力部(11)の空き入力端子(112X )に返
送する。
子(131)より出力する出力データ(do )を、出力
信号線(3)を経由して図示されぬ上位通信制御装置
(10)に転送し、また図示されぬ情報蓄積装置(3
0)に蓄積すると共に、出力データ返送路(15)を経
由して入力部(11)の空き入力端子(112X )に返
送する。
【0054】出力データ(do )は、図9に示される如
く、14種類の送信順序符号(DA)とデータ(D)と
により構成されており、図8に示される入力データ(d
i )と同一の形式を有している。
く、14種類の送信順序符号(DA)とデータ(D)と
により構成されており、図8に示される入力データ(d
i )と同一の形式を有している。
【0055】なお出力データ(do )が出力端子(13
1)から出力される速度は、出力信号線(3)の伝送速
度により定まり、入力信号線(21 )乃至(24 )の伝
送速度で定まる入力データ(di1)乃至(di4)の伝送
速度に比し、同等以上と思われるが、入力部(11)が
収集可能な速度の範囲内に収まっているものとすると、
入力部(11)は出力データ(do )を、入力データ
(di )の一つとして受信可能である。
1)から出力される速度は、出力信号線(3)の伝送速
度により定まり、入力信号線(21 )乃至(24 )の伝
送速度で定まる入力データ(di1)乃至(di4)の伝送
速度に比し、同等以上と思われるが、入力部(11)が
収集可能な速度の範囲内に収まっているものとすると、
入力部(11)は出力データ(do )を、入力データ
(di )の一つとして受信可能である。
【0056】入力部(11)は、出力部(13)から出
力データ返送路(15)を経由して返送された出力デー
タ(do )を、入力データ(di1)乃至(di4)と共
に、定期的に収集し、入力部(11)内に一旦蓄積する
と、編集部(12)および出力部(13)と同様に、出
力データ(do )を受信したことを確認する応答信号
(r11)を作成し、応答信号返送路(16)を経由して
出力部(13)に返送する。
力データ返送路(15)を経由して返送された出力デー
タ(do )を、入力データ(di1)乃至(di4)と共
に、定期的に収集し、入力部(11)内に一旦蓄積する
と、編集部(12)および出力部(13)と同様に、出
力データ(do )を受信したことを確認する応答信号
(r11)を作成し、応答信号返送路(16)を経由して
出力部(13)に返送する。
【0057】出力データ(do )を出力した出力部(1
3)は、入力部(11)から返送される応答信号
(r11)を受信することにより、入力部(11)および
編集部(12)と同様に、入力部(11)が正常に動作
していることを確認する。
3)は、入力部(11)から返送される応答信号
(r11)を受信することにより、入力部(11)および
編集部(12)と同様に、入力部(11)が正常に動作
していることを確認する。
【0058】一方、入力部(11)は、出力データ返送
路(15)を経由して収集・蓄積した出力データ
(do )を、入力信号線(21 )乃至(24 )を経由し
て収集・蓄積した入力データ(di1)乃至(di4)と同
様に、所定検査項目の形式検査〔即ちデータ長の検査、
BCD検査、イリーガルコード検査、パリティ検査、ア
ドレス検査〕を、検査部(111)により実行する。
路(15)を経由して収集・蓄積した出力データ
(do )を、入力信号線(21 )乃至(24 )を経由し
て収集・蓄積した入力データ(di1)乃至(di4)と同
様に、所定検査項目の形式検査〔即ちデータ長の検査、
BCD検査、イリーガルコード検査、パリティ検査、ア
ドレス検査〕を、検査部(111)により実行する。
【0059】検査部(111)が、出力データ(do )
に対する形式検査を実行した結果、出力データ(do )
が形式正常と判定された場合には、入力部(11)は特
に監視部(14)に何等の通知を行わないが、出力デー
タ(do )が形式異常と判定された場合には、入力部
(11)は監視部(14)に対して出力データ(do )
に形式異常が検出されたことを通知する。
に対する形式検査を実行した結果、出力データ(do )
が形式正常と判定された場合には、入力部(11)は特
に監視部(14)に何等の通知を行わないが、出力デー
タ(do )が形式異常と判定された場合には、入力部
(11)は監視部(14)に対して出力データ(do )
に形式異常が検出されたことを通知する。
【0060】監視部(14)は、入力部(11)から出
力データ(do )の形式異常検出通知を受信すると、出
力データ(do )に形式異常が検出されたことをアラー
ム出力線(141)を経由して出力表示する。
力データ(do )の形式異常検出通知を受信すると、出
力データ(do )に形式異常が検出されたことをアラー
ム出力線(141)を経由して出力表示する。
【0061】また監視部(14)は、入力部(11)か
ら通知された出力データ(do )の形式異常の内容が、
予め設定された範囲を越えている場合に、出力部(1
3)の再起動処理を実行し、出力部(13)の正常復帰
を試みる。なお再起動処理によっても正常復帰しない場
合には、更に通信制御装置(10)全体の再起動処理を
実行する〔本発明(請求項7)の実施例〕。
ら通知された出力データ(do )の形式異常の内容が、
予め設定された範囲を越えている場合に、出力部(1
3)の再起動処理を実行し、出力部(13)の正常復帰
を試みる。なお再起動処理によっても正常復帰しない場
合には、更に通信制御装置(10)全体の再起動処理を
実行する〔本発明(請求項7)の実施例〕。
【0062】また監視部(14)は、入力部(11)か
ら通知された出力データ(do )の形式異常の内容が、
予め設定された範囲を越えている場合に、出力切替制御
線(142)を経由して出力信号線切替部(17)に起
動信号を伝達し、出力信号線(3)を遮断する。なお出
力信号線切替部(17)は、監視部(14)から出力切
替制御線(142)を経由して復旧信号を受信する迄、
遮断状態を保持するものとする。
ら通知された出力データ(do )の形式異常の内容が、
予め設定された範囲を越えている場合に、出力切替制御
線(142)を経由して出力信号線切替部(17)に起
動信号を伝達し、出力信号線(3)を遮断する。なお出
力信号線切替部(17)は、監視部(14)から出力切
替制御線(142)を経由して復旧信号を受信する迄、
遮断状態を保持するものとする。
【0063】従って、出力部(13)が正常復帰し、更
に入力部(11)が形式異常の復帰を確認し、監視部
(14)が形式異常の復帰通知を受信する迄の期間は、
外部への送信は停止されることとなる〔本発明(請求項
8)の実施例〕。
に入力部(11)が形式異常の復帰を確認し、監視部
(14)が形式異常の復帰通知を受信する迄の期間は、
外部への送信は停止されることとなる〔本発明(請求項
8)の実施例〕。
【0064】なお入力部(11)は、検査部(111)
により形式検査された出力データ(do )を、検査結果
の如何に拘らず、入力結果データ(dir)として編集部
(12)に転送することは無い〔本発明(請求項6)の
実施例〕。
により形式検査された出力データ(do )を、検査結果
の如何に拘らず、入力結果データ(dir)として編集部
(12)に転送することは無い〔本発明(請求項6)の
実施例〕。
【0065】以上の説明から明らかな如く、本発明(請
求項1)の実施例によれば、出力部(13)から出力さ
れる出力データ(do )は、入力部(11)に返送され
ることにより、入力データ(di )と同一の形式検査を
実行され、形式検査結果に形式異常が検出された場合に
は、監視部(14)にその旨を通知する為、図示されぬ
上位通信制御装置(10)、或いは図示されぬ情報蓄積
装置(30)に形式異常を通知可能となり、更に本発明
(請求項5)の実施例によれば、出力データ(do )を
受信した入力部(11)が、出力部(13)に応答信号
(r11)を返送することにより、出力部(13)が入力
部(11)の正常性を確認可能となり、当該通信制御装
置(10)の信頼性が大幅に向上する。
求項1)の実施例によれば、出力部(13)から出力さ
れる出力データ(do )は、入力部(11)に返送され
ることにより、入力データ(di )と同一の形式検査を
実行され、形式検査結果に形式異常が検出された場合に
は、監視部(14)にその旨を通知する為、図示されぬ
上位通信制御装置(10)、或いは図示されぬ情報蓄積
装置(30)に形式異常を通知可能となり、更に本発明
(請求項5)の実施例によれば、出力データ(do )を
受信した入力部(11)が、出力部(13)に応答信号
(r11)を返送することにより、出力部(13)が入力
部(11)の正常性を確認可能となり、当該通信制御装
置(10)の信頼性が大幅に向上する。
【0066】次に、本発明(請求項2)の実施例を、図
3を用いて説明する。図3においては、二組の通信制御
装置(10)〔個々の通信制御装置を(10 A )および
(10B )と称する、以下同様〕が設けられている。
3を用いて説明する。図3においては、二組の通信制御
装置(10)〔個々の通信制御装置を(10 A )および
(10B )と称する、以下同様〕が設けられている。
【0067】通信制御装置(10A )内の出力部(13
A )に設けられている出力端子(131A )と、通信制
御装置(10B )内の入力部(11B )に設けられてい
る空き入力端子(112BX)とは、出力データ返送路
(151 )により接続されており、同様に、通信制御装
置(10B )内の出力部(13B )に設けられている出
力端子(131B )と、通信制御装置(10A )内の入
力部(11A )に設けられている空き入力端子(112
AX)とは、出力データ返送路(152 )により接続され
ている。
A )に設けられている出力端子(131A )と、通信制
御装置(10B )内の入力部(11B )に設けられてい
る空き入力端子(112BX)とは、出力データ返送路
(151 )により接続されており、同様に、通信制御装
置(10B )内の出力部(13B )に設けられている出
力端子(131B )と、通信制御装置(10A )内の入
力部(11A )に設けられている空き入力端子(112
AX)とは、出力データ返送路(152 )により接続され
ている。
【0068】また通信制御装置(10A )内の入力部
(11A )に設けられている応答信号出力端子(113
A )と、通信制御装置(10B )内の出力部(13B )
に設けられている応答信号入力端子(132B )とは、
応答信号返送路(162 )により接続されており、同様
に、通信制御装置(10B )内の入力部(11B )に設
けられている応答信号出力端子(113B )と、通信制
御装置(10A )内の出力部(13A )に設けられてい
る応答信号入力端子(132A )とは、応答信号返送路
(161 )により接続されている。
(11A )に設けられている応答信号出力端子(113
A )と、通信制御装置(10B )内の出力部(13B )
に設けられている応答信号入力端子(132B )とは、
応答信号返送路(162 )により接続されており、同様
に、通信制御装置(10B )内の入力部(11B )に設
けられている応答信号出力端子(113B )と、通信制
御装置(10A )内の出力部(13A )に設けられてい
る応答信号入力端子(132A )とは、応答信号返送路
(161 )により接続されている。
【0069】各通信制御装置(10)は、図2に示され
る通信制御装置(10)と同様に、それぞれ四組の自動
計測装置(20)からそれぞれ独立の入力信号線
(2A1)乃至(2A4)または入力信号線(2B1)乃至
(2B4)を経由して、それぞれ入力データ(diA1 )乃
至(diA4 )または(diB1 )乃至(diB4 )を収集
し、それぞれ出力データ(doA)または(doB)を出力
し、それぞれ独立の出力信号線(3A )または(3B )
を経由して、上位通信制御装置(10)および情報蓄積
装置(30)に転送する。
る通信制御装置(10)と同様に、それぞれ四組の自動
計測装置(20)からそれぞれ独立の入力信号線
(2A1)乃至(2A4)または入力信号線(2B1)乃至
(2B4)を経由して、それぞれ入力データ(diA1 )乃
至(diA4 )または(diB1 )乃至(diB4 )を収集
し、それぞれ出力データ(doA)または(doB)を出力
し、それぞれ独立の出力信号線(3A )または(3B )
を経由して、上位通信制御装置(10)および情報蓄積
装置(30)に転送する。
【0070】図3においては、通信制御装置(10A )
の出力部(13A )が出力する出力データ(doA)は、
出力データ返送路(151 )を経由して、通信制御装置
(10B )の入力部(11B )に返送され、検査部(1
11B )により入力データ(diB1 )乃至(diB4 )と
同一の形式検査を実行される。
の出力部(13A )が出力する出力データ(doA)は、
出力データ返送路(151 )を経由して、通信制御装置
(10B )の入力部(11B )に返送され、検査部(1
11B )により入力データ(diB1 )乃至(diB4 )と
同一の形式検査を実行される。
【0071】同様に、通信制御装置(10B )の出力部
(13B )が出力する出力データ(doB)は、出力デー
タ返送路(152 )を経由して、通信制御装置(1
0A )の入力部(11A )に返送され、検査部(111
A )により入力データ(diA1 )乃至(diA4 )と同一
の形式検査を実行される。
(13B )が出力する出力データ(doB)は、出力デー
タ返送路(152 )を経由して、通信制御装置(1
0A )の入力部(11A )に返送され、検査部(111
A )により入力データ(diA1 )乃至(diA4 )と同一
の形式検査を実行される。
【0072】また出力データ(doA)を受信した通信制
御装置(10B )の入力部(11B)が出力する応答信
号(r11B )は、応答信号返送路(161 )を経由し
て、通信制御装置(10A )の出力部(13A )に返送
され、出力部(13A )が通信制御装置(10B )の入
力部(11B )の正常性を確認する。
御装置(10B )の入力部(11B)が出力する応答信
号(r11B )は、応答信号返送路(161 )を経由し
て、通信制御装置(10A )の出力部(13A )に返送
され、出力部(13A )が通信制御装置(10B )の入
力部(11B )の正常性を確認する。
【0073】同様に、出力データ(doB)を受信した通
信制御装置(10A )の入力部(11A )が出力する応
答信号(r11A )は、応答信号返送路(162 )を経由
して、通信制御装置(10B )の出力部(13B )に返
送され、出力部(13B )が通信制御装置(10A )の
入力部(11A )の正常性を確認する。
信制御装置(10A )の入力部(11A )が出力する応
答信号(r11A )は、応答信号返送路(162 )を経由
して、通信制御装置(10B )の出力部(13B )に返
送され、出力部(13B )が通信制御装置(10A )の
入力部(11A )の正常性を確認する。
【0074】各部の動作過程は、図2における通信制御
装置(10)と同様であり、詳細説明は省略する。以上
の説明から明らかな如く、本発明(請求項2)の実施例
によれば、各通信制御装置(10A )および(10B )
の出力部(13A )および(13B )から出力される出
力データ(doA)および(doB)は、それぞれ出力デー
タ返送路(151 )または(152 )を経由して、それ
ぞれ他の通信制御装置(10B )または(10A )の入
力部(11B )または(11A )に返送されることによ
り、入力データ(diB)または(diA)と同一の形式検
査を実行され、更に本発明(請求項5)の実施例によれ
ば、出力データ(doA)または(doB)を受信した各入
力部(11B )または(11A )が、他の通信制御装置
(10A )または(10B )の出力部(13A )または
(13B )に応答信号(r11B )または(r11 A )を返
送することにより、出力部(13A )または(13B )
が他の通信制御装置(10B )または(10A )の入力
部(11B )または(11A )の正常性を確認可能とな
り、一方の通信制御装置〔例えば(10A )〕の各部が
完全に機能を停止した場合にも、他方の通信制御装置
〔例えば(10B )〕で監視が可能となり、当該通信制
御装置(10)の信頼性が図2に示される通信制御装置
(10)に比し、より一層向上する。
装置(10)と同様であり、詳細説明は省略する。以上
の説明から明らかな如く、本発明(請求項2)の実施例
によれば、各通信制御装置(10A )および(10B )
の出力部(13A )および(13B )から出力される出
力データ(doA)および(doB)は、それぞれ出力デー
タ返送路(151 )または(152 )を経由して、それ
ぞれ他の通信制御装置(10B )または(10A )の入
力部(11B )または(11A )に返送されることによ
り、入力データ(diB)または(diA)と同一の形式検
査を実行され、更に本発明(請求項5)の実施例によれ
ば、出力データ(doA)または(doB)を受信した各入
力部(11B )または(11A )が、他の通信制御装置
(10A )または(10B )の出力部(13A )または
(13B )に応答信号(r11B )または(r11 A )を返
送することにより、出力部(13A )または(13B )
が他の通信制御装置(10B )または(10A )の入力
部(11B )または(11A )の正常性を確認可能とな
り、一方の通信制御装置〔例えば(10A )〕の各部が
完全に機能を停止した場合にも、他方の通信制御装置
〔例えば(10B )〕で監視が可能となり、当該通信制
御装置(10)の信頼性が図2に示される通信制御装置
(10)に比し、より一層向上する。
【0075】次に、本発明(請求項3)の実施例を、図
4を用いて説明する。図4においても、図3におけると
同様に、二組の通信制御装置(10)が設けられてい
る。
4を用いて説明する。図4においても、図3におけると
同様に、二組の通信制御装置(10)が設けられてい
る。
【0076】通信制御装置(10A )内の出力部(13
A )に設けられている出力端子(131A )は、図3に
おけると同様に、他の通信制御装置(10B )内の入力
部(11B )に設けられている空き入力端子(112
BX1 )に、出力データ返送路(151 )により接続され
ていると共に、図2におけると同様に、同一通信制御装
置(10A )内の入力部(11A )に設けられている空
き入力端子(112AX2)にも、出力データ返送路(1
53 )により接続されており、同様に、通信制御装置
(10B )内の出力部(13B )に設けられている出力
端子(131B )は、図3におけると同様に、他の通信
制御装置(10A )内の入力部(11A )に設けられて
いる空き入力端子(112AX1 )に、出力データ返送路
(152 )により接続されていると共に、図2における
と同様に、同一通信制御装置(10B)内の入力部(1
1B )に設けられている空き入力端子(112BX2 )に
も、出力データ返送路(154 )により接続されてい
る。
A )に設けられている出力端子(131A )は、図3に
おけると同様に、他の通信制御装置(10B )内の入力
部(11B )に設けられている空き入力端子(112
BX1 )に、出力データ返送路(151 )により接続され
ていると共に、図2におけると同様に、同一通信制御装
置(10A )内の入力部(11A )に設けられている空
き入力端子(112AX2)にも、出力データ返送路(1
53 )により接続されており、同様に、通信制御装置
(10B )内の出力部(13B )に設けられている出力
端子(131B )は、図3におけると同様に、他の通信
制御装置(10A )内の入力部(11A )に設けられて
いる空き入力端子(112AX1 )に、出力データ返送路
(152 )により接続されていると共に、図2における
と同様に、同一通信制御装置(10B)内の入力部(1
1B )に設けられている空き入力端子(112BX2 )に
も、出力データ返送路(154 )により接続されてい
る。
【0077】また通信制御装置(10A )内の入力部
(11A )に設けられている応答信号出力端子(113
A1)は、図3におけると同様に、他の通信制御装置(1
0B )内の出力部(13B )に設けられている応答信号
入力端子(132B1)に、応答信号返送路(162 )に
より接続されていると共に、通信制御装置(10A )内
の入力部(11A )に設けられている応答信号出力端子
(113A2)は、図2におけると同様に、同一通信制御
装置(10A )内の出力部(13A )に設けられている
応答信号入力端子(132A2)に、応答信号返送路(1
63 )により接続されており、同様に、通信制御装置
(10B )内の入力部(11B )に設けられている応答
信号出力端子(113B1)は、図3におけると同様に、
他の通信制御装置(10A )内の出力部(13A )に設
けられている応答信号入力端子(132A1)に、応答信
号返送路(161 )により接続されていると共に、通信
制御装置(10B )内の入力部(11B )に設けられて
いる応答信号出力端子(113 B2)は、図2におけると
同様に、同一通信制御装置(10B )内の出力部(13
B )に設けられている応答信号入力端子(132B2)
に、応答信号返送路(16 4 )により接続されている。
(11A )に設けられている応答信号出力端子(113
A1)は、図3におけると同様に、他の通信制御装置(1
0B )内の出力部(13B )に設けられている応答信号
入力端子(132B1)に、応答信号返送路(162 )に
より接続されていると共に、通信制御装置(10A )内
の入力部(11A )に設けられている応答信号出力端子
(113A2)は、図2におけると同様に、同一通信制御
装置(10A )内の出力部(13A )に設けられている
応答信号入力端子(132A2)に、応答信号返送路(1
63 )により接続されており、同様に、通信制御装置
(10B )内の入力部(11B )に設けられている応答
信号出力端子(113B1)は、図3におけると同様に、
他の通信制御装置(10A )内の出力部(13A )に設
けられている応答信号入力端子(132A1)に、応答信
号返送路(161 )により接続されていると共に、通信
制御装置(10B )内の入力部(11B )に設けられて
いる応答信号出力端子(113 B2)は、図2におけると
同様に、同一通信制御装置(10B )内の出力部(13
B )に設けられている応答信号入力端子(132B2)
に、応答信号返送路(16 4 )により接続されている。
【0078】各通信制御装置(10)は、図2に示され
る通信制御装置(10)と同様に、それぞれ四組の自動
計測装置(20)からそれぞれ独立の入力信号線
(2A1)乃至(2A4)または入力信号線(2B1)乃至
(2B4)を経由して、それぞれ入力データ(diA1 )乃
至(diA4 )または(diB1 )乃至(diB4 )を収集
し、それぞれ出力データ(doA)または(doB)を出力
し、それぞれ独立の出力信号線(3A )または(3B )
を経由して、上位通信制御装置(10)および情報蓄積
装置(30)に転送する。
る通信制御装置(10)と同様に、それぞれ四組の自動
計測装置(20)からそれぞれ独立の入力信号線
(2A1)乃至(2A4)または入力信号線(2B1)乃至
(2B4)を経由して、それぞれ入力データ(diA1 )乃
至(diA4 )または(diB1 )乃至(diB4 )を収集
し、それぞれ出力データ(doA)または(doB)を出力
し、それぞれ独立の出力信号線(3A )または(3B )
を経由して、上位通信制御装置(10)および情報蓄積
装置(30)に転送する。
【0079】図4においては、通信制御装置(10A )
の出力部(13A )が出力する出力データ(doA)は、
図3におけると同様に、出力データ返送路(151 )を
経由して、他の通信制御装置(10B )の入力部(11
B )に返送され、検査部(111B )により形式検査を
実行されると並行して、図2におけると同様に、出力デ
ータ返送路(153 )を経由して、同一通信制御装置
(10A )の入力部(11A )に返送され、検査部(1
11A )により形式検査を実行される。
の出力部(13A )が出力する出力データ(doA)は、
図3におけると同様に、出力データ返送路(151 )を
経由して、他の通信制御装置(10B )の入力部(11
B )に返送され、検査部(111B )により形式検査を
実行されると並行して、図2におけると同様に、出力デ
ータ返送路(153 )を経由して、同一通信制御装置
(10A )の入力部(11A )に返送され、検査部(1
11A )により形式検査を実行される。
【0080】同様に、通信制御装置(10B )の出力部
(13B )が出力する出力データ(doB)は、図3にお
けると同様に、出力データ返送路(152 )を経由し
て、他の通信制御装置(10A )の入力部(11A )に
返送され、検査部(111A )により形式検査を実行さ
れると並行して、図2におけると同様に、出力データ返
送路(154 )を経由して、同一通信制御装置(1
0B )の入力部(11B )に返送され、検査部(111
B )により形式検査を実行される。また出力データ(d
oA)を受信した通信制御装置(10B )の入力部(11
B)が出力する応答信号(r11B )は、応答信号返送路
(161 )を経由して、通信制御装置(10A )の出力
部(13A )に返送されると並行して、出力データ(d
oA)を受信した通信制御装置(10A )の入力部(11
A )が出力する応答信号(r11A )は、応答信号返送路
(163 )を経由して、通信制御装置(10 A )の出力
部(13A )に返送される為、出力部(13A )は通信
制御装置(10B )の入力部(11B )の正常性を確認
すると並行して、通信制御装置(10 A )の入力部(1
1A )の正常性も確認する。
(13B )が出力する出力データ(doB)は、図3にお
けると同様に、出力データ返送路(152 )を経由し
て、他の通信制御装置(10A )の入力部(11A )に
返送され、検査部(111A )により形式検査を実行さ
れると並行して、図2におけると同様に、出力データ返
送路(154 )を経由して、同一通信制御装置(1
0B )の入力部(11B )に返送され、検査部(111
B )により形式検査を実行される。また出力データ(d
oA)を受信した通信制御装置(10B )の入力部(11
B)が出力する応答信号(r11B )は、応答信号返送路
(161 )を経由して、通信制御装置(10A )の出力
部(13A )に返送されると並行して、出力データ(d
oA)を受信した通信制御装置(10A )の入力部(11
A )が出力する応答信号(r11A )は、応答信号返送路
(163 )を経由して、通信制御装置(10 A )の出力
部(13A )に返送される為、出力部(13A )は通信
制御装置(10B )の入力部(11B )の正常性を確認
すると並行して、通信制御装置(10 A )の入力部(1
1A )の正常性も確認する。
【0081】同様に、出力データ(doB)を受信した通
信制御装置(10A )の入力部(11A )が出力する応
答信号(r11A )は、応答信号返送路(162 )を経由
して、通信制御装置(10B )の出力部(13B )に返
送されると並行して、出力データ(doB)を受信した通
信制御装置(10B )の入力部(11B )が出力する応
答信号(r11B )は、応答信号返送路(164 )を経由
して、通信制御装置(10B )の出力部(13B )に返
送される為、出力部(13B )は通信制御装置(1
0A )の入力部(11A )の正常性を確認すると並行し
て、通信制御装置(10B )の入力部(11B )の正常
性も確認する。
信制御装置(10A )の入力部(11A )が出力する応
答信号(r11A )は、応答信号返送路(162 )を経由
して、通信制御装置(10B )の出力部(13B )に返
送されると並行して、出力データ(doB)を受信した通
信制御装置(10B )の入力部(11B )が出力する応
答信号(r11B )は、応答信号返送路(164 )を経由
して、通信制御装置(10B )の出力部(13B )に返
送される為、出力部(13B )は通信制御装置(1
0A )の入力部(11A )の正常性を確認すると並行し
て、通信制御装置(10B )の入力部(11B )の正常
性も確認する。
【0082】各部の動作過程は、図2における通信制御
装置(10)と同様であり、詳細説明は省略する。以上
の説明から明らかな如く、本発明(請求項3)の実施例
によれば、各通信制御装置(10A )および(10B )
の出力部(13A )および(13B )から出力される出
力データ(doA)および(doB)は、それぞれ他の通信
制御装置(10B )または(10A )の入力部(1
1B )または(11A )に返送されると並行して、それ
ぞれ同一通信制御装置(10A )または(10B )の入
力部(11A )または(11B )にも返送されることに
より、入力データ(diB)または(diA)と同一の形式
検査を二重に実行され、更に本発明(請求項5)の実施
例によれば、出力データ(doA)または(doB)を受信
した各入力部(11B )および(11A )は、通信制御
装置(10A )または(10B )の出力部(13A)ま
たは(13B )に応答信号(r11B )または(r11A )
を返送することにより、出力部(13A )および(13
B )は各通信制御装置(10B )および(10A )の入
力部(11B )および(11A )の正常性を並行して確
認可能となり、当該通信制御装置(10)の信頼性が、
図2および図3に示される通信制御装置(10)に比
し、より一層向上する。
装置(10)と同様であり、詳細説明は省略する。以上
の説明から明らかな如く、本発明(請求項3)の実施例
によれば、各通信制御装置(10A )および(10B )
の出力部(13A )および(13B )から出力される出
力データ(doA)および(doB)は、それぞれ他の通信
制御装置(10B )または(10A )の入力部(1
1B )または(11A )に返送されると並行して、それ
ぞれ同一通信制御装置(10A )または(10B )の入
力部(11A )または(11B )にも返送されることに
より、入力データ(diB)または(diA)と同一の形式
検査を二重に実行され、更に本発明(請求項5)の実施
例によれば、出力データ(doA)または(doB)を受信
した各入力部(11B )および(11A )は、通信制御
装置(10A )または(10B )の出力部(13A)ま
たは(13B )に応答信号(r11B )または(r11A )
を返送することにより、出力部(13A )および(13
B )は各通信制御装置(10B )および(10A )の入
力部(11B )および(11A )の正常性を並行して確
認可能となり、当該通信制御装置(10)の信頼性が、
図2および図3に示される通信制御装置(10)に比
し、より一層向上する。
【0083】次に、本発明(請求項9)の実施例を、図
5を用いて説明する。図5においても、図4におけると
同様に、二組の通信制御装置(10)が設けられてい
る。
5を用いて説明する。図5においても、図4におけると
同様に、二組の通信制御装置(10)が設けられてい
る。
【0084】図5に示される通信制御装置対の、図4に
示される通信制御装置対と異なる点は、出力信号線切替
部(17)にある。図4においては、各通信制御装置
(10A )および(10B )に対応してそれぞれ出力信
号線切替部(17A )および(17B )が設けられてい
たのに対し、図5においては、両通信制御装置(1
0A )および(10B )に共通に出力信号線切替部(1
7)が設けられている。
示される通信制御装置対と異なる点は、出力信号線切替
部(17)にある。図4においては、各通信制御装置
(10A )および(10B )に対応してそれぞれ出力信
号線切替部(17A )および(17B )が設けられてい
たのに対し、図5においては、両通信制御装置(1
0A )および(10B )に共通に出力信号線切替部(1
7)が設けられている。
【0085】出力信号線切替部(17)は、通信制御装
置(10A )および(10B )から出力切替制御線(1
42A )および(142B )を経由して伝達される起動
信号および復旧信号に基づき、正常な出力データ
(doA)または(doB)のみを、出力データ(do )と
して出力信号線(3)に切替え出力するものである〔本
発明(請求項9)の実施例〕。
置(10A )および(10B )から出力切替制御線(1
42A )および(142B )を経由して伝達される起動
信号および復旧信号に基づき、正常な出力データ
(doA)または(doB)のみを、出力データ(do )と
して出力信号線(3)に切替え出力するものである〔本
発明(請求項9)の実施例〕。
【0086】その他の各部の動作過程は、図4における
通信制御装置(10A )および(10B )と同様であ
り、詳細説明は省略する。なお、図2乃至図5はあく迄
本発明の一実施例に過ぎず、例えば通信制御装置(1
0)の収集する入力データ(di )の形式および収集数
は図示されるものに限定されることは無く、他に幾多の
変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は変
わらない。また通信制御装置(10)が出力する出力デ
ータ(do )の形式は図示されるものに限定されること
は無く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合に
も本発明の効果は変わらない。また通信制御装置(1
0)の構成および具備機能は、図示されるものに限定さ
れることは無く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れ
の場合にも本発明の効果は変わらない。更に本発明の対
象とする通信システムは、図示されるものに限定されぬ
ことは言う迄も無い。
通信制御装置(10A )および(10B )と同様であ
り、詳細説明は省略する。なお、図2乃至図5はあく迄
本発明の一実施例に過ぎず、例えば通信制御装置(1
0)の収集する入力データ(di )の形式および収集数
は図示されるものに限定されることは無く、他に幾多の
変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は変
わらない。また通信制御装置(10)が出力する出力デ
ータ(do )の形式は図示されるものに限定されること
は無く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合に
も本発明の効果は変わらない。また通信制御装置(1
0)の構成および具備機能は、図示されるものに限定さ
れることは無く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れ
の場合にも本発明の効果は変わらない。更に本発明の対
象とする通信システムは、図示されるものに限定されぬ
ことは言う迄も無い。
【0087】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記通信システ
ムにおいて、通信制御装置から上位装置に送出される出
力データが、通信制御装置内で入力データと同程度の検
査が可能となり、当該通信制御装置の信頼性が大幅に向
上する。
ムにおいて、通信制御装置から上位装置に送出される出
力データが、通信制御装置内で入力データと同程度の検
査が可能となり、当該通信制御装置の信頼性が大幅に向
上する。
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明(請求項1)の一実施例による通信制
御装置
御装置
【図3】 本発明(請求項2)の一実施例による通信制
御装置
御装置
【図4】 本発明(請求項3)の一実施例による通信制
御装置
御装置
【図5】 本発明(請求項9)の一実施例による通信制
御装置
御装置
【図6】 本発明の対象とする通信システム
【図7】 従来ある通信制御装置
【図8】 図7における入力データ形式
【図9】 図7における出力データ形式
2 入力信号線 3 出力信号線 10、100 通信制御装置 11、110 入力部 12、120 編集部 13、130 出力部 14 監視部 15 出力データ返送路 16 応答信号返送路 17 出力信号線切替部 20 自動計測装置 30 情報蓄積装置 40 情報端末装置 111 検査部 112 入力端子 113 応答信号出力端子 131 出力端子 132 応答信号入力端子 141 アラーム出力線 142 出力切替制御線 200 出力データ返送手段
Claims (9)
- 【請求項1】 予め定められたデータ形式を有する複数
の入力データを並行して受信し、予め定められた検査項
目に従って検査を行う入力部と、前記入力部が正常性を
確認した入力データを、予め定められた編集処理を施す
編集部と、前記編集部が編集し終わったデータから予め
定められた形式を有する出力データを作成して出力する
出力部とを具備する通信制御装置において、 前記出力部が出力する出力データを、前記各入力データ
と並行して前記入力部に入力し、前記検査項目に従った
検査を実行させる出力データ返送手段を設けることを特
徴とする出力データ検査装置。 - 【請求項2】 前記出力データ返送手段は、前記通信制
御装置が二台設置されている場合に、各通信制御装置内
に設けられている出力部から出力される出力データを、
他の通信制御装置内に設けられている入力部に返送する
ことを特徴とする請求項1記載の出力データ検査装置。 - 【請求項3】 前記出力データ返送手段は、前記通信制
御装置が二台設置されている場合に、各通信制御装置内
に設けられている出力部から出力される出力データを、
同一通信制御装置内に設けられている入力部と、他の通
信制御装置内に設けられている入力部とに並行して返送
することを特徴とする請求項1記載の出力データ検査装
置。 - 【請求項4】 前記出力データ返送手段は、前記出力デ
ータの形式が、前記入力部が検査可能な形式を有する場
合に、前記出力部が出力する出力データに何等形式の変
換を施すこと無く前記入力部に入力することを特徴とす
る請求項1記載の出力データ検査装置。 - 【請求項5】 前記入力部は、前記出力データ返送手段
により返送された出力データの受信確認を、前記出力デ
ータの出力元の出力部に通知し、 前記出力部は、前記入力部からの前記出力データの受信
確認通知を監視することにより、前記出力データの返送
先の入力部の正常動作を確認することを特徴とする請求
項1記載の出力データ検査装置。 - 【請求項6】 前記編集部は、前記出力データ返送手段
により前記入力部に返送され、前記入力部により正常性
を確認された出力データに対し、前記編集処理を実行し
ないことを特徴とする請求項1記載の出力データ検査装
置。 - 【請求項7】 前記入力部は、前記出力データ返送手段
により返送された出力データの検査結果に基づき通信制
御装置内の異常を検出した場合、該通信制御装置の自動
再起動処理を実行し、前記通信制御装置の正常復帰を試
みることを特徴とする請求項1記載の出力データ検査装
置。 - 【請求項8】 前記入力部は、前記出力データ返送手段
により返送された出力データの検査結果に基づき通信制
御装置内の異常を検出した場合、前記出力部に前記通信
制御装置からの出力信号線を切断させ、異常内容の出力
を停止することを特徴とする請求項1記載の出力データ
検査装置。 - 【請求項9】 前記入力部は、前記通信制御装置が二台
設置されている場合に、前記出力データ返送手段に基づ
き相互の通信制御装置内の状態を監視し、正常に動作し
ている通信制御装置の出力データのみを外部へ出力する
様に、前記出力部に前記出力信号線の切替えを実行させ
ることを特徴とする請求項1記載の出力データ検査装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7060258A JPH08265446A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 出力データ検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7060258A JPH08265446A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 出力データ検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08265446A true JPH08265446A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13136971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7060258A Withdrawn JPH08265446A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 出力データ検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08265446A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012247383A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-13 | Denso Corp | 電池劣化情報管理システム |
JP2014007675A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-16 | Nec Access Technica Ltd | 通信装置、通信方法、及び、プログラム |
-
1995
- 1995-03-20 JP JP7060258A patent/JPH08265446A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012247383A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-13 | Denso Corp | 電池劣化情報管理システム |
JP2014007675A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-16 | Nec Access Technica Ltd | 通信装置、通信方法、及び、プログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |