JPH08265364A - 輻輳制御システム - Google Patents

輻輳制御システム

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Publication number
JPH08265364A
JPH08265364A JP6899695A JP6899695A JPH08265364A JP H08265364 A JPH08265364 A JP H08265364A JP 6899695 A JP6899695 A JP 6899695A JP 6899695 A JP6899695 A JP 6899695A JP H08265364 A JPH08265364 A JP H08265364A
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JP
Japan
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congestion control
cpu
register
interrupts
set value
Prior art date
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Withdrawn
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JP6899695A
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English (en)
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Kazuhiko Sunada
和彦 砂田
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より有効な輻輳制御を行う。 【構成】 単位時間あたりにおけるCPU150に対す
る割込み数が予め定められた設定値に達したときに所定
の輻輳制御を行う。その場合、2種類の設定値を設け、
CPU150の処理能力に応じて各レジスタ121、1
22に値を設定する。割込み数がレジスタ121内の設
定値に達したとき以後の送受信を受付けないようにし、
また割込み数がレジスタ122内の設定値に達したとき
外部装置に対し割込みを行わないように通知を行う。 【効果】 輻輳状態になる前に輻輳制御を行うことがで
き、輻輳による通信障害が発生しない。CPU150は
レジスタを読出すだけで良いので、輻輳制御を行っても
処理能力が低下しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は輻輳制御システムに関
し、特にCPUと、このCPUへ割込みを行うことによ
り該CPUとの間で送受信を行う装置とにおける輻輳状
態を制御する輻輳制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の端末回線を収容しパケット
多重を行うパケット多重化装置においては、CPUの使
用率やメモリの使用率をソフトウェアプログラムで定期
的に測定していた。そして、使用率が制限値を越えた
時、端末回線に対して受信規制を行うことにより輻輳制
御を行っていた。
【0003】なお、特開平1―137744号公報に
は、パケット送信の残りに応じて他のパケットの送信要
求を待たせることによってデータ伝送効率を向上させる
技術が開示されている。
【0004】また、特開昭62―57343号公報に
は、入出力されるパケットの個数をサンプリングして使
用頻度の少ない回線を選択する技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術で
は、使用率の測定タイミング同士の間に瞬間的に複数の
データ処理が発生した場合、ソフトウェアが輻輳制御を
行う前に輻輳状態が発生し、受信オーバフロー等の通信
障害が発生する可能性があるという欠点がある。
【0006】また、CPU及びメモリの各使用率を的確
に測定するために使用率測定間隔を短くすることも考え
られるが、その場合にはCPUの処理能力を圧迫し、シ
ステムの処理能力を低下させることになるという欠点が
ある。
【0007】さらにまた、上述した各特許公報に開示さ
れている技術によっては上記の欠点を解決することはで
きない。
【0008】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的はより有効な輻
輳制御を行うことのできる輻輳制御システムを提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による輻輳制御シ
ステムは、CPUと、このCPUへ割込みを行うことに
より該CPUとの間で送受信を行う装置とにおける輻輳
状態を制御する輻輳制御システムであって、単位時間あ
たりにおける前記CPUに対する割込み数が予め定めら
れた設定値に達したときに所定の輻輳制御を行う輻輳制
御手段とを含むことを特徴とする。
【0010】
【作用】単位時間あたりにおけるCPUに対する割込み
数が予め定められた設定値に達したときに所定の輻輳制
御を行う。その場合、2種類の設定値を設け、割込み数
が第1の種類の設定値に達したとき以後の送受信を受付
けないようにし、割込み数が第2の種類の設定値に達し
たとき外部装置に対し割込みを行わないように通知を行
う。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1は本発明による輻輳制御システムの一
実施例の構成を示すブロック図である。
【0013】図においては、端末・中継回線用の複数の
回線対応部130と、それらによる割込みを受付ける割
込みコントローラ140と、割込みその他を行うCPU
150とを有するパケット多重化装置100に本システ
ムを適用した場合の構成が示されている。
【0014】図において、本実施例による輻輳制御シス
テムは、回線対応部130の送受信割込みをカウントす
る回線割込みカウンタ120と、割込み測定を行う周期
が設定される割込み測定タイミング設定レジスタ110
と、設定条件により周期信号を出力する測定周期信号作
成部111とを含んで構成されている。
【0015】また、本例による輻輳制御システムは、処
理可能割込み数が設定されるカウンタ設定レジスタ12
1及び122と、割込み数がこれらレジスタ121及び
122の各設定値に達しているか否かを表示する割込み
状態表示レジスタ123とを含んで構成されている。な
お、各レジスタ110、121、122及び123は、
外部指令によって設定値を自由に変えることができるも
のとする。
【0016】一般にこの種の装置では、複数の回線、そ
の他の割込み信号をCPUに伝えることにより、ソフト
ウェア割込み処理を行い各機能の制御が行われる。よっ
て、装置の輻輳状態は、割込み処理数に比例して増加す
ることになる。すなわち、端末回線による割込みには、
送信割込みや受信割込みがあるが、これらの割込みは通
信データ量が多ければ多いほど多くなり、通信データが
少なければ割込みも少なくなる。
【0017】そこで本装置では、CPU150の有する
処理能力に応じて、処理可能な割込み数を予めレジスタ
121及び122に設定しておき、割込み信号を規定時
間毎にカウンタ120で計数するのである。そして、計
数値がレジスタ121及び122の設定値を越えたとき
にはその旨を割込み状態表示レジスタ123に設定し、
CPU150がこの表示レジスタ123の内容をチェッ
クすることにより、設定値以上の割込み数が発生したと
きには回線に対して輻輳制御を行うことにより、CPU
の処理が増加する前に端末に対して適切な輻輳制御を行
うのである。
【0018】以下、本システムの動作を具体的に説明す
る。
【0019】まず、本装置の動作開始前に、CPU15
0は規定時間内に割込み処理可能な割込み数を複数レベ
ル設定する。本例では、レベル0及びレベル1の2レベ
ルとする。必要であれば3レベル以上にしても良いが、
そのレベル数と同数のカウンタ設定レジスタを設けてお
く必要がある。
【0020】カウンタ設定レジスタ121には、レベル
0としてCPUの処理能力の80[%]程度の値を設定
しておく。また、レベルカウンタ設定レジスタ122に
は、レベル1としてCPUの処理能力の90[%]程度
の値を設定しておく。さらにまた、割込み測定タイミン
グ設定レジスタ110には上述した規定時間値を設定し
ておく。
【0021】装置の動作が開始され、回線対応部130
において送信・受信割込みが発生すると、回線割込みカ
ウンタ120は、測定周期信号により割込み数をカウン
トする。カウントした割込み数は、カウンタ設定レジス
タ121及び122内で夫々の設定値と比較される。比
較の結果、割込み数が設定値を越えた場合には、割込み
状態表示レジスタ123にその状態を表示する。
【0022】CPU150は、割込み処理時に割込み状
態表示レジスタ123を読出す。そして、読出した結果
レベル0又はレベル1に達している場合には、そのレベ
ルに応じた回線に対して輻輳制御を行う。この場合、レ
ベル0及びレベル1の各々に対応する輻輳制御を予め決
定しておけば、そのレベル、すなわち割込み数に応じた
輻輳制御を行うことができる。
【0023】例えば、割込み数がCPUの処理能力の8
0[%](レベル0)に達したときには、それ以後の新
しい端末通信を受付けないように輻輳制御を実行する。
つまり、端末通信を待たせるのである。また、割込み数
がCPUの処理能力の90[%](レベル1)に達した
ときには、端末に対して積極的に輻輳制御をする。つま
り、端末に対して、データを送らないように通知し、受
信割込みを減らすようにするのである。要するに、通信
データ量を規制する制御を行えば良いのであり、その他
の制御を行っても良い。
【0024】以上のように受信割込み数を制御するの
で、割込み数がCPU150の処理能力の限界に達する
前の段階でそのレベルに応じた輻輳制御を行うことがで
きるのである。
【0025】次に、図2を参照して各レジスタの構成例
について説明する。
【0026】まず、図2(a)には図1中の測定タイミ
ング設定レジスタ110が示されている。このレジスタ
110はビットD0 〜Dn のn+1ビットのレジスタで
ある。そして、本例ではその設定値が「0」(10進
数)のときの測定タイミングが1[ms]であるものと
する。つまり、1[ms]が単位時間となり、この単位
時間あたりの割込み数を計数するのである。
【0027】また、設定値が「1」(10進数)のとき
の測定タイミングが2[ms]、設定値が「2」(10
進数)のときの測定タイミングが3[ms]であるもの
とする。つまり、2[ms]、3[ms]が夫々単位時
間となり、この単位時間あたりの割込み数をカウントす
るのである。
【0028】このように、レジスタ110の設定値が設
定自在であるので、適切な値を設定すればCPU150
の処理能力に応じた輻輳制御を行うことができる。
【0029】同図(b)には図1中のカウンタ設定レジ
スタ121が示されている。このレジスタ121もビッ
トD0 〜Dn のn+1ビットのレジスタである。そし
て、本例ではその設定値が「0」(10進数)のとき割
込みカウンタ値が「5」(10進数)であるものとす
る。つまり、カウンタ120の計数値が「5」になった
ときに状態表示レジスタ123にその旨を設定すること
になる。
【0030】また、設定値が「1」(10進数)のとき
割込みカウンタ値が「10」(10進数)、設定値が
「2」(10進数)のとき割込みカウンタ値が「15」
(10進数)であるものとする。つまり、カウンタ12
0の計数値が「10」、「15」になったときに状態表
示レジスタ123にその旨を設定することになる。
【0031】同図(c)には図1中のカウンタ設定レジ
スタ122が示されており、その構成は同図(b)のカ
ウンタ設定レジスタ121と同様である。
【0032】ただし、上述したように、両レジスタの設
定値は互いに異なるものとしておく。これにより、割込
み数がCPU150の処理能力の限界に達する前の段階
でそのレベルに応じた輻輳制御を行うことができるので
ある。
【0033】同図(d)には図1中の状態表示レジスタ
123が示されている。このレジスタ123もビットD
0 〜Dn のn+1ビットのレジスタである。CPU15
0が本レジスタ123を読出すことにより、割込み数が
カウンタ設定レジスタ121、122に設定されている
値に達しているか否かを確認することができるのであ
る。
【0034】ここでは、ビットD0 がレベル0の状態に
対応し、ビットD1 がレベル1の状態に対応しているも
のとする。そして、ビットD0 を読出した結果が「0」
であるときカウンタ120の計数値がレジスタ121の
設定値未満であり、「1」であるときカウンタ120の
計数値がレジスタ121の設定値以上であることにな
る。また、ビットD1 を読出した結果が「0」であると
きカウンタ120の計数値がレジスタ122の設定値未
満であり、「1」であるときカウンタ120の計数値が
レジスタ122の設定値以上であることになる。
【0035】このように、CPU150がビットD0 及
びD1 を読出すことにより、割込み数がCPU150の
処理能力の限界に達する前に検知でき、そのレベルに応
じた輻輳制御を行うことができるのである。この場合、
CPU150は単にレジスタを読出すだけであるので、
CPUの処理能力を圧迫することはなく、装置全体の処
理能力が低下しないのである。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、割込み発
生数を計数し、その計数値が予め設定しておいた値に達
したときに輻輳制御を行うことにより、CPUやメモリ
が輻輳状態になる前に輻輳制御を行うことができ、輻輳
による通信障害が発生せず、また輻輳制御を行っても処
理能力が低下しないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による輻輳制御システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】(a)は図1中の測定タイミング設定レジスタ
110を示す図、(b)は図1中のカウンタ設定レジス
タ121を示す図、(c)は図1中のカウンタ設定レジ
スタ122を示す図、(d)は図1中の状態表示レジス
タ123を示す図である。
【符号の説明】
110 測定タイミング設定レジスタ 120 カウンタ 121、122 カウンタ設定レジスタ 123 状態表示レジスタ 150 CPU

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUと、このCPUへ割込みを行うこ
    とにより該CPUとの間で送受信を行う装置とにおける
    輻輳状態を制御する輻輳制御システムであって、単位時
    間あたりにおける前記CPUに対する割込み数が予め定
    められた設定値に達したときに所定の輻輳制御を行う輻
    輳制御手段とを含むことを特徴とする輻輳制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記設定値には2種類の設定値を含み、
    前記輻輳制御手段は前記割込み数が第1の種類の設定値
    に達したとき以後の送受信を受付けないようにする第1
    の制御手段と、前記割込み数が第2の種類の設定値に達
    したとき前記装置に対し割込みを行わないように通知を
    行う第2の制御手段とを含むことを特徴とする請求項1
    記載の輻輳制御システム。
  3. 【請求項3】 前記設定値を外部から設定自在としたこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の輻輳制御システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記CPUの処理能力に応じて前記設定
    値を設定したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の輻輳制御システム。
JP6899695A 1995-03-28 1995-03-28 輻輳制御システム Withdrawn JPH08265364A (ja)

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JP6899695A JPH08265364A (ja) 1995-03-28 1995-03-28 輻輳制御システム

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JP (1) JPH08265364A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017161994A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 横河電機株式会社 制御演算装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017161994A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 横河電機株式会社 制御演算装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020604