JPH08264083A - 真空バルブ - Google Patents

真空バルブ

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Publication number
JPH08264083A
JPH08264083A JP6794195A JP6794195A JPH08264083A JP H08264083 A JPH08264083 A JP H08264083A JP 6794195 A JP6794195 A JP 6794195A JP 6794195 A JP6794195 A JP 6794195A JP H08264083 A JPH08264083 A JP H08264083A
Authority
JP
Japan
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vacuum valve
arc shield
cylindrical insulating
insulating container
arc
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Pending
Application number
JP6794195A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Kagawa
和彦 香川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH08264083A publication Critical patent/JPH08264083A/ja
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches
    • H01H33/662Housings or protective screens
    • H01H33/66261Specific screen details, e.g. mounting, materials, multiple screens or specific electrical field considerations
    • H01H2033/66276Details relating to the mounting of screens in vacuum switches

Landscapes

  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 強度の低下の防止および加工費の低減が可能
な真空バルブを得る。 【構成】 軸方向に分割して形成された円筒形絶縁容器
14、15の内径より大きな内径を有す第3のフランジ
16で分割部を連結することにより段部17を形成する
とともに、アークシールド18の段部17と対応する位
置に段部17と係合可能な突出部としての筒状部材19
を設け、筒状部材19の縁部19bを段部17に係合す
ることによりアークシールド18を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、真空開閉器の電流遮
断部を構成する真空バルブに係り、特に可動電極および
固定電極の接離部を取り囲むように配設されるアークシ
ールドの支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば特開昭58−181217
号公報に示された従来の真空バルブの構成を示す断面図
である。図において、1、2はアルミナ磁器からなる一
対の絶縁容器で、それぞれ一端側当接部の内周側の一部
は内径を大きくすることにより、その肉厚を他の部分よ
り薄くして段部3が形成されている。4、5は両絶縁容
器1、2の両他端側に一端がそれぞれ固着された第1お
よび第2のフランジである。
【0003】6、7はこれら第1および第2のフランジ
4、5の他端側にそれぞれ固着された第1および第2の
端板、8は第1の端板6のほぼ中心を貫通して固着され
た固定側通電棒で、内端に固定電極9が固定されてい
る。10は第2の端板7のほぼ中心を移動可能に貫通す
る可動側通電棒で、第2の端板7にベローズ11を介し
て接続されるとともに、内端に固定電極9と対応させて
可動電極12が固定されている。13は軸方向ほぼ中央
部に形成された突出部13aが、段部3に係合すること
により保持された円筒状のアークシールドである。
【0004】従来の真空バルブは上記のように構成さ
れ、両絶縁容器1、2の当接部内周側の一部の内径を大
にすることにより、その部分の肉厚を他の部分より薄く
して段部3を形成するとともに、アークシールド13の
軸方向ほぼ中央部を、他の部分より大径にして突出部1
3aを形成し、この突出部13aを段部3に係合するこ
とにより、アークシールド13は保持されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の真空バルブのア
ークシールドは上記のようにして保持されており、両絶
縁容器1、2の当接部の肉厚を、段部3を形成するため
に他の部分より薄くしているため、絶縁容器1、2の強
度が低下し、又、段部3を設けるためにアルミナ磁器等
のように非常に硬い材料を、精度良く加工しなければな
らず、加工費がかさんで高価になり、又、絶縁容器1、
2間の接合は、真空バルブを構成する他の接合部材と、
形状、材料の温度特性等の条件が異なるため、真空炉中
でろう付けによる同時接合が容易でなく、又、アークシ
ールド13の突出部13aは作業の手間を省く等の理由
で、成形加工により形成されているので、板厚に応じた
加工曲げ半径が必要であるため、形状に制約を受ける等
という問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ために成されたもので、強度が低下することなく、安価
で、真空炉中でろう付けによる同時接合が容易で、アー
クシールドの成形加工が容易な真空バルブを提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る真空バルブは、円筒形絶縁容器の両端に第1および第
2のフランジを介して端板が気密接合されてなる真空容
器内に、接離可能な一対の可動電極および固定電極と、
これら両電極の外周を取り囲むように円筒形絶縁容器に
取り付けられたアークシールドとを配置した真空バルブ
において、円筒形絶縁容器を軸方向に分割して円筒形絶
縁容器の内径より大きな内径を有す第3のフランジで分
割部を連結することにより段部を形成するとともに、ア
ークシールドの段部と対応する位置に段部と係合可能な
突出部を設け、突出部を段部に係合することによりアー
クシールドを保持するようにしたものである。
【0008】又、この発明の請求項2に係る真空バルブ
は、請求項1において、突出部を、一端がアークシール
ドの外周面に固着され、他端に段部と係合可能な縁部を
有する筒状部材で形成したものである。
【0009】又、この発明の請求項3に係る真空バルブ
は、請求項1において、突出部を、一箇所で軸方向に分
断されるとともに一端がアークシールドの外周面に沿っ
て形成された溝部に嵌合し、他端に段部と係合可能な縁
部を有する筒状部材で形成したものである。
【0010】又、この発明の請求項4に係る真空バルブ
は、請求項1において、突出部を、一箇所で分断される
とともに一面がアークシールドの外周面に沿って形成さ
れた溝部に嵌合し、他面が段部に係合可能な断面が円形
の環状部材で形成したものである。
【0011】又、この発明の請求項5に係る真空バルブ
は、請求項1において、突出部を、一端がアークシール
ドの一部に形成された大径部に嵌合し、他端に段部と係
合可能な縁部を有する筒状部材で形成したものである。
【0012】又、この発明の請求項6に係る真空バルブ
は、請求項1において、突出部を、アークシールドを軸
方向に分割するとともに、両分割端を外方に所定の長さ
折曲してなる折曲部で形成したものである。
【0013】又、この発明の請求項7に係る真空バルブ
は、請求項1において、円筒形絶縁容器と第1、第2お
よび第3のフランジとを、真空炉中で気密ろう付けによ
り同時に接合するようにしたものである。
【0014】
【作用】この発明の請求項1における真空バルブは、ア
ークシールドの突出部を円筒形絶縁容器側に形成された
段部に係合させることにより、アークシールドを円筒形
絶縁容器に保持する。
【0015】又、この発明の請求項2における真空バル
ブは、一端がアークシールドの外周面に固着された筒状
部材の他端側縁部を、円筒形絶縁容器側に形成された段
部に係合させることにより、アークシールドを円筒形絶
縁容器に保持する。
【0016】又、この発明の請求項3における真空バル
ブは、筒状部材の一端をアークシールドの外周面に沿っ
て形成された溝部に嵌合するとともに、他端側縁部を円
筒形絶縁容器側に形成された段部に係合することによ
り、アークシールドを円筒形絶縁容器に保持する。
【0017】又、この発明の請求項4における真空バル
ブは、環状部材の一面をアークシールドの外周面に沿っ
て形成された溝部に嵌合するとともに、他面を円筒形絶
縁容器側に形成された段部に係合することにより、アー
クシールドを円筒形絶縁容器に保持する。
【0018】又、この発明の請求項5における真空バル
ブは、筒状部材の一端をアークシールドの一部に形成さ
れた大径部に嵌合するとともに、他端側縁部を円筒形絶
縁容器側に形成された段部に係合することにより、アー
クシールドを円筒形絶縁容器に保持する。
【0019】又、この発明の請求項6における真空バル
ブは、アークシールドを軸方向に分割して両分割端を外
方に所定の長さ折曲してなる折曲部を、円筒形絶縁容器
側に形成された段部に係合することにより、アークシー
ルドを円筒形絶縁容器に保持する。
【0020】又、この発明の請求項7における真空バル
ブは、円筒形絶縁容器と第1、第2および第3のフラン
ジとを、真空炉中で気密ろう付けにより同時に接合する
ことにより工程の縮減を図る。
【0021】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の実施例1における真空バルブの構
成を示す断面図である。図において、第1および第2の
フランジ4、5、第1および第2の端板6、7、固定側
通電棒8、固定電極9、可動側通電棒10、ベローズ1
1および可動電極12は、図8に示す従来におけるもの
と同様なので説明を省略する。
【0022】14、15はアルミナ磁器からなる一対の
円筒形絶縁容器で、一端側が第1および第2のフランジ
4、5にそれぞれ気密固着され、他端側は所定の間隔を
介して対向配設されている。16は両円筒形絶縁容器1
4、15の各他端側に気密固着された第3のフランジ
で、両円筒形絶縁容器14、15の内径より大きな内径
で、且つ第1および第2のフランジ4、5と同様の部材
を用いて形成されている。17は両円筒形絶縁容器1
4、15間に第3のフランジ16によって形成された段
部、18は両端がやや内方に弧状に折曲された円筒状の
アークシールド、19はこのアークシールド18の段部
17と対応する位置に配設された突出部としての筒状部
材で、一端19aがアークシールド18の外周面に固着
され、他端側縁部19bは一端19aより径が大に且つ
段部17に係合可能に形成されている。
【0023】上記のように構成された実施例1における
真空バルブにおいては、円筒形絶縁容器14、15間に
所定の間隔をあけ、この間を第3のフランジ16で連結
することによって段部17を形成し、アークシールド1
8の外周面に一端19aが固着された筒状部材19の他
端側縁部19bを段部17に係合させることにより、ア
ークシールド18は円筒形絶縁容器14、15に保持さ
れる。又、第3のフランジ16を第1および第2のフラ
ンジ4、5と同様の部材で形成したことにより、円筒形
絶縁容器14、15と各フランジ4、5、16とを、真
空炉中で気密ろう付けにより同時に接合することができ
る。
【0024】このように上記実施例1によれば、両円筒
形絶縁容器14、15間に第3のフランジ16を連結す
ることにより、段部17を形成するようにしているの
で、円筒形絶縁容器14、15に段部17を形成するた
めの加工が不要となり、その一部が薄くなることもなく
なるため、強度の低下を防止することができるととも
に、加工費が低減でき安価な真空バルブを提供すること
ができる。
【0025】又、円筒形絶縁容器14、15と第1、第
2および第3のフランジ4、5、16とを、真空炉中で
気密ろう付けにより同時に接合できるようにしたので、
製造工程の縮減が可能となる。さらに又、アークシール
ド18とは別体の筒状部材19で段部17と係合させる
ようにしているので、アークシールドの形状が比較的簡
単となり成形加工が容易となる。
【0026】実施例2.図2はこの発明の実施例2にお
ける真空バルブの要部の構成を示す部分断面図、図3は
図2における筒状部材の外観を示す斜視図である。図に
おいて、図1に示す実施例1と同様な部分は同一符号を
付して説明を省略する。20は実施例1におけるアーク
シールド18とほぼ同様に成形加工されたアークシール
ドで、外周面の段部17と対応する位置に溝部20aが
形成されている。21は図3に示すように小径に形成さ
れた一端21aと、大径に形成された他端側の縁部21
bとで構成され、一部が分断された突出部としての筒状
部材である。
【0027】上記のように構成された実施例2における
真空バルブにおいては、筒状部材21を直径方向に若干
拡開して、一端21aをアークシールド20の溝部20
aに嵌合させることにより、弾性によって筒状部材21
をアークシールド20に固定する。そして、他端側の縁
部21bを段部17に係合させることにより、アークシ
ールド20を保持する。
【0028】このように上記実施例2によれば、筒状部
材21を拡開することによって生じる弾性力で、筒状部
材21をアークシールド20に固定させているので、溶
接等による接合の手間が省け取付作業が容易になる。
【0029】実施例3.図4はこの発明の実施例3にお
ける真空バルブの要部の構成を示す部分断面図である。
図において、上記各実施例と同様な部分は同一符号を付
して説明を省略する。22は上記各実施例におけるアー
クシールド18、20と、ほぼ同様に成形加工されたア
ークシールドで、外周面の段部7と対応する位置に、底
面が弧状に形成された溝部22aを有している。23は
一部が分断された断面円形の突出部としての環状部材で
ある。
【0030】上記のように構成された実施例3における
真空バルブにおいては、環状部材23を直径方向に若干
拡開して、内面をアークシールド22の溝部22aに嵌
合させることにより、弾性によって環状部材23をアー
クシールド22に固定する。そして、外面を段部17に
係合させることにより、アークシールド20を保持す
る。
【0031】このように上記実施例3によれば、環状部
材23を拡開することによって生じる弾性力で、環状部
材23をアークシールド22に固定させているので、溶
接等による接合の手間が省け取付作業が容易になること
は勿論のこと、実施例2における筒状部材21と比較
し、環状部材23の形状が簡単になり加工も容易にな
る。
【0032】実施例4.尚、上記実施例2では、アーク
シールド20の外周面に形成される溝部20aを、切削
加工により形成する場合について説明したが、図5に示
すようにアークシールド24の一部を成形加工すること
により溝部24aを形成するようにしても良く、上記実
施例2と同様の効果を発揮し得ることは言うまでもな
い。
【0033】実施例5.図6はこの発明の実施例5にお
ける真空バルブの要部の構成を示す部分断面図である。
図において、上記各実施例と同様な部分は同一符号を付
して説明を省略する。25は円筒状のアークシールド
で、軸方向のほぼ中央部に太鼓状に形成された大径部2
5aを有している。26は一端26aがアークシールド
25の大径部25aと圧入により嵌合され、他端側の縁
部26bは一端26aより径が大で且つ段部17に係合
可能に形成された突出部としての筒状部材である。
【0034】このように上記実施例5によれば、アーク
シールド25の中央部を太鼓状に膨らまして大径部25
aを形成し、この大径部25aに筒状部材26の一端2
6aを圧入により嵌合することにより、筒状部材26を
アークシールド25と一体化するようにしているので、
アークシールド25の外表面に溝部を形成する等の手間
が省ける。
【0035】実施例6.図7はこの発明の実施例6にお
ける真空バルブの要部の構成を示す部分断面図である。
図において、上記各実施例と同様な部分は同一符号を付
して説明を省略する。27、28は軸方向に分割された
アークシールドで、それぞれ両分割端27a、28aは
外方に所定の長さ折曲されて折曲部29を構成し、この
折曲部29が段部17に係合されている。
【0036】このように上記実施例6によれば、両アー
クシールド27、28の両分割端27a、28aを折曲
して構成された折曲部29を、段部17に係合させるこ
とによりアークシールド27、28を保持するようにし
ているので、例えば、上記実施例5における筒状部材2
6等のように別部材を用意する必要がなくなり、部品点
数の縮減が可能になる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、円筒形絶縁容器の両端に第1および第2のフラン
ジを介して端板が気密接合されてなる真空容器内に、接
離可能な一対の可動電極および固定電極と、これら両電
極の外周を取り囲むように円筒形絶縁容器に取り付けら
れたアークシールドとを配置した真空バルブにおいて、
円筒形絶縁容器を軸方向に分割して円筒形絶縁容器の内
径より大きな内径を有す第3のフランジで分割部を連結
することにより段部を形成するとともに、アークシール
ドの段部と対応する位置に段部と係合可能な突出部を設
け、突出部を段部に係合することによりアークシールド
を保持するようにしたので、強度の低下を防止すること
ができるとともに、加工費を低減することが可能な真空
バルブを提供することができる。
【0038】又、この発明の請求項2によれば、突出部
を、一端がアークシールドの外周面に固着され、他端に
段部と係合可能な縁部を有する筒状部材で形成したの
で、強度低下の防止および加工費の低減が可能であるこ
とは勿論のこと、アークシールドの成形加工が容易な真
空バルブを提供することができる。
【0039】又、この発明の請求項3によれば、突出部
を、一箇所で軸方向に分断されるとともに一端がアーク
シールドの外周面に沿って形成された溝部に嵌合し、他
端に段部と係合可能な縁部を有する筒状部材で形成した
ので、強度低下の防止および加工費の低減が可能である
ことは勿論のこと、筒状部材のアークシールドへの取付
が容易な真空バルブを提供することができる。
【0040】又、この発明の請求項4によれば、突出部
を、一箇所で分断されるとともに一面がアークシールド
の外周面に沿って形成された溝部に嵌合し、他面が段部
に係合可能な断面が円形の環状部材で形成したので、強
度低下の防止および加工費の低減が可能であることは勿
論のこと、環状部材の加工が容易な真空バルブを提供す
ることができる。
【0041】又、この発明の請求項5によれば、突出部
を、一端がアークシールドの一部に形成された大径部に
嵌合し、他端に段部と係合可能な縁部を有する筒状部材
で形成したので、強度低下の防止および加工費の低減が
可能であることは勿論のこと、アークシールドの加工が
容易な真空バルブを提供することができる。
【0042】又、この発明の請求項6によれば、突出部
を、アークシールドを軸方向に分割するとともに、両分
割端を外方に所定の長さ折曲してなる折曲部で形成した
ので、強度低下の防止および加工費の低減が可能である
ことは勿論のこと、部品点数の縮減が可能な真空バルブ
を提供することができる。
【0043】又、この発明の請求項7によれば、円筒形
絶縁容器と第1、第2および第3のフランジとを、真空
炉中で気密ろう付けにより同時に接合するようにしたの
で、強度低下の防止および加工費の低減が可能であるこ
とは勿論のこと、製造工程の縮減が可能な真空バルブを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1における真空バルブの構
成を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施例2における真空バルブの要
部の構成を示す部分断面図である。
【図3】 図2における筒状部材の外観を示す斜視図で
ある。
【図4】 この発明の実施例3における真空バルブの要
部の構成を示す部分断面図である。
【図5】 この発明の実施例4における真空バルブの要
部の構成を示す部分断面図である。
【図6】 この発明の実施例5における真空バルブの要
部の構成を示す部分断面図である。
【図7】 この発明の実施例6における真空バルブの要
部の構成を示す部分断面図である。
【図8】 従来の真空バルブの構成を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
4 第1のフランジ、5 第2のフランジ、6 第1の
端板、7 第2の端板、9 固定電極、12 可動電
極、14,15 円筒形絶縁容器、16 第3のフラン
ジ、17 段部、18,20,22,24,25,2
7,28 アークシールド、20a,22a,24a
溝部、27a,28a 分割端、19,21,26 筒
状部材、19a,21a,26a 一端、19b,21
b,26b 縁部、23 環状部材、29 折曲部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形絶縁容器の両端に第1および第2
    のフランジを介して端板が気密接合されてなる真空容器
    内に、接離可能な一対の可動電極および固定電極と、こ
    れら両電極の外周を取り囲むように上記円筒形絶縁容器
    に取り付けられたアークシールドとを配置した真空バル
    ブにおいて、上記円筒形絶縁容器を軸方向に分割して上
    記円筒形絶縁容器の内径より大きな内径を有す第3のフ
    ランジで上記分割部を連結することにより段部を形成す
    るとともに、上記アークシールドの上記段部と対応する
    位置に上記段部と係合可能な突出部を設け、上記突出部
    を上記段部に係合することにより上記アークシールドを
    保持するようにしたことを特徴とする真空バルブ。
  2. 【請求項2】 突出部は、一端がアークシールドの外周
    面に固着され、他端に段部と係合可能な縁部を有する筒
    状部材で形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の真空バルブ。
  3. 【請求項3】 突出部は、一箇所で軸方向に分断される
    とともに一端がアークシールドの外周面に沿って形成さ
    れた溝部に嵌合し、他端に段部と係合可能な縁部を有す
    る筒状部材で形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の真空バルブ。
  4. 【請求項4】 突出部は、一箇所で分断されるとともに
    一面がアークシールドの外周面に沿って形成された溝部
    に嵌合し、他面が段部に係合可能な断面が円形の環状部
    材で形成されていることを特徴とする請求項1記載の真
    空バルブ。
  5. 【請求項5】 突出部は、一端がアークシールドの一部
    に形成された大径部に嵌合し、他端に段部と係合可能な
    縁部を有する筒状部材で形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の真空バルブ。
  6. 【請求項6】 突出部は、アークシールドを軸方向に分
    割するとともに、両分割端を外方に所定の長さ折曲して
    なる折曲部で形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の真空バルブ。
  7. 【請求項7】 円筒形絶縁容器と第1、第2および第3
    のフランジとは、真空炉中で気密ろう付けにより同時に
    接合されていることを特徴とする請求項1記載の真空バ
    ルブ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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