JPH08263102A - Cpuの異常監視装置 - Google Patents

Cpuの異常監視装置

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JPH08263102A
JPH08263102A JP6448395A JP6448395A JPH08263102A JP H08263102 A JPH08263102 A JP H08263102A JP 6448395 A JP6448395 A JP 6448395A JP 6448395 A JP6448395 A JP 6448395A JP H08263102 A JPH08263102 A JP H08263102A
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JP
Japan
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signal
pulse signal
output
circuit
cpu
Prior art date
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JP6448395A
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English (en)
Inventor
Kosaku Uemura
耕作 植村
Yasuhiro Yamamoto
康弘 山本
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】二重化されたCPUの異常監視装置において、
メイン系回路1のプログラムは、フェイルセーフ系回路
2にパルス信号を送信し、フェイルセーフ系回路2は、
プログラムによって前記のパルス信号を常時監視し、所
定時間内にパルス信号が受信されないときに、異常信号
を出力する。また、フェイルセーフ系回路2のプログラ
ムは、メイン系回路1にパルス信号を送信し、メイン系
回路1は、プログラムによって前記のパルス信号を常時
監視し、所定時間内にパルス信号が受信されないとき
に、異常信号を出力する。 【効果】ハードウェアである監視手段が故障していて
も、二重化されたCPUのプログラムの異常を検出し、
異常信号を外部に出力することができ、装置の信頼性を
向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラムの異常動作
を監視するCPUの異常監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CPUを用いた回路には、プログラムの
動作を常時監視し、プログラムの暴走や異常停止を検出
する監視回路が備えられる。この監視回路には、プログ
ラムが異常な処理に陥ったことをCPUからのパルス信
号によって検出するウォッチドッグタイマがよく用いら
れる。これによって、監視回路は、例えばCPUをリセ
ットしたり、外部装置に異常通知を出力したりする。
【0003】ウォッチドッグタイマとは、タイマの一種
であって、具体的には、プログラムが正常に処理を行っ
ている場合は、一定時間毎にCPUからの命令によって
リセットされ、もし一定時間を経過してもリセットされ
ない場合には、所定の出力(例えばタイムアップ信号)
を発生する、ハードウェア回路である。ところで、例え
ば受配電設備におけるディジタル保護リレーにおいて
は、系統状況を常時監視し、地絡または短絡故障などが
起これば、直ちにこれを検出して故障区間を特定し、す
みやかに系統から異常の原因を除去するようにしゃ断命
令を送ることは、重要な責務である。
【0004】図5に、このディジタル保護リレーの異常
監視に関するCPU回路のブロック構成図を示す。図5
によると、本回路は、制御の中心となるCPU3a、プ
ログラムを格納するROM5a、しゃ断命令を接点信号
として出力するトリップ信号出力回路4a、CPU3a
の動作監視を行うウォッチドッグタイマ7a、外部へ異
常信号を出力する異常信号出力回路8aなどによって構
成される。
【0005】トリップ信号出力回路4aの出力は、トリ
ップ出力するための補助リレー(図示せず)に接続さ
れ、異常信号出力回路8aの出力は、外部へ警報出力す
るための外部の補助リレー(図示せず)に接続される。
次に、本回路の動作を簡単に説明する。CPU3aで
は、ROM5aに格納されたプログラムにより、系統の
配電状況を常時、監視(例えば、母線につながれた零相
電圧検出器からの電圧値により監視する。)し、系統内
で故障が発生したと認識した場合、トリップ信号出力回
路4aに系統故障信号を送信する。トリップ信号出力回
路4aは、CPU3aからその信号をうけ、瞬時または
一定時間後に回路内に設けられた接点出力により補助リ
レー(図示せず)を動作させる。この補助リレーにより
しゃ断器(図示せず)が開かれる。
【0006】また、CPU3aは、ウォッチドッグタイ
マ7aに一定周期のパルス信号を送信する。ウォッチド
ッグタイマ7aは、そのパルス信号を自身のリセット信
号として受け、一定時間内にこのリセット信号が受信さ
れないと、後段の異常信号出力回路8aに異常信号を送
信する。このようにして、CPU3aは、常時その動作
をウォッチドッグタイマ7aによって監視される。CP
U3aから出力される一定周期のパルス信号出力は、C
PU3aのROM5aに格納されたプログラムによっ
て、生成され出力されるものである。上記のパルス信号
出力機能は、ハードウェアの構成要素ではないため、同
図には点線枠で示した。
【0007】いま、プログラムに暴走、停止などがおこ
るとCPU3aからは、ウォッチドッグタイマ7aに対
して一定周期のパルス信号を送ることが不可能になる。
よって、ウォッチドッグタイマ7aは、異常信号出力回
路8aにタイムアップ信号として異常信号を出力する。
異常信号出力回路8aは、その信号をうけると、瞬時に
リレー接点を閉じ、外部の補助リレー(図示せず)を動
作させ、異常の表示または通報を行う。
【0008】ところで、ディジタル保護リレーでは、系
統故障時にしゃ断命令をだすことの他に、本来、正常な
配電系統において回路の誤動作により、誤って電力供給
をしゃ断してしまうことを、未然に防ぐことも必要であ
る。そのため、ディジタル保護リレーの回路構成は、そ
の誤動作を防止するため、図5に示した回路構成と同じ
構成の回路を複数系統備え、いわゆる二重化構造を有し
ている(図6参照)。そして、しゃ断器へのトリップ出
力は、二重化された双方の回路のトリップ信号出力接点
22a及び22bのAND条件により行うことにしてい
る。こうすることにより、たとえ一方の回路が誤動作し
ても、他方の回路動作が正常な限り、トリップ出力はさ
れないことになる。
【0009】また、同図によると、上述のウォッチドッ
グタイマによる監視回路も、二重化されており、二重化
された双方の回路の異常信号出力接点8a及び8bをO
R条件でもつことにより、外部に警報出力することにし
ている。すなわち、双方の回路のうち、どちらか一方の
プログラムに異常が発生したときに、外部に異常の表示
または通報をする。このように、トリップ出力のAND
条件とは違い、OR条件で出力する理由は、回路の異常
をいちはやく使用者に知らせ、故障箇所の保守を迅速に
実施するためである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5のディ
ジタル保護リレーの回路構成において、ウォッチドッグ
タイマ7a自体が故障すると、CPU3aのパルス信号
出力機能6aからパルス信号が出力されてもウォッチド
ッグタイマ7aのタイムアップ信号が出力されないた
め、外部にはこの故障による警報表示などは出力されな
い。したがって、ウォッチドッグタイマ7aが故障した
ことを使用者に認識されずにそのまま運用されることに
なる。
【0011】さらに、故障した系でプログラムの暴走、
停止などの異常がおきた場合、本来、異常出力するはず
であったウォッチドッグタイマ7aが故障しているた
め、外部に警報表示されず、当然プログラムの不具合に
よる異常も出力されないことになる。このような状態
で、配電系統に故障が発生すると、しゃ断器へはトリッ
プ出力信号が送信されなくなる。これでは、いくら回路
構成を二重化にしてもトリップ出力の補助リレーへの接
点出力をAND条件にしているため、系統故障の検出は
不可能である。したがって、しゃ断器が動作しないこと
になり、設備の管理に支障をきたし信頼性の低下につな
がっていた。
【0012】そこで、本発明の目的は、二重化された回
路構成において、プログラムによるウォッチドッグタイ
マ機能を備え、互いに他方の回路が出力した信号によ
り、プログラムの異常を監視し、信頼性を向上させたC
PUの異常監視システムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、プログラムを
記憶する記憶手段と、前記記憶手段によって記憶された
プログラムに基づいて、パルス信号を繰返し作成し出力
する信号作成手段と、前記信号作成手段によって出力さ
れる前記パルス信号を常時監視し、予め設定された一定
時間内に前記パルス信号が出力されないときに外部へ異
常信号を出力する監視手段からなる各手段を二重に備え
たCPUの異常監視装置において、一方のCPUに備え
られ、前記記憶手段によって記憶されたプログラムに基
づいて、パルス信号を作成し出力する信号作成手段によ
ってパルス信号を繰返し作成し、他方のCPUに出力す
る第三信号作成手段と、他方のCPUに備えられ、前記
記憶手段によって記憶されたプログラムに基づいて、パ
ルス信号を繰返し作成し出力する信号作成手段によって
パルス信号を作成し、一方のCPUに出力する第四信号
作成手段と、一方のCPUに備えられ、前記第四信号作
成手段によって出力される、前記パルス信号を入力し、
前記パルス信号を常時監視し、予め設定された一定時間
内に前記パルス信号が出力されないときに外部へ異常信
号を出力する第三監視手段と、他方のCPUに備えら
れ、前記第三信号作成手段によって出力される、前記パ
ルス信号を入力し、前記パルス信号を常時監視し、予め
設定された一定時間内に前記パルス信号が出力されない
ときに外部へ異常信号を出力する第四監視手段と、を備
えたことを特徴とするものである(請求項1)。
【0014】また、前記の二重に構成された各監視手段
によって出力される異常信号と、前記第三監視手段及び
前記第四監視手段によって出力される異常信号との論理
和をとるOR回路を備えてもよい(請求項2)。さら
に、前記第三監視手段及び前記第四監視手段が、それぞ
れソフトウェアによって構成されてもよい(請求項
3)。
【0015】
【作用】前記の構成によれば、二重化されたCPUの異
常監視回路において、一方の回路の記憶手段によって記
憶されたプログラムによって、他方の回路のCPUに一
定周期のパルス信号を送信する。他方の回路のCPU
は、記憶手段によって記憶されたプログラムによって、
前記のパルス信号を常時監視し、予め設定された時間内
にパルス信号が受信されないときには、その外部に異常
信号を出力する。
【0016】また、他方の回路の記憶手段によって記憶
されたプログラムによって、一方の回路のCPUに一定
周期のパルス信号を送信する。一方の回路のCPUは、
記憶手段によって記憶されたプログラムによって、前記
のパルス信号を常時監視し、予め設定された時間内にパ
ルス信号が受信されないときには、その外部に異常信号
を出力する。そして、上記の異常信号を一つのOR回路
に入力し、一つの異常信号として外部に出力する。
【0017】このように、二重化されたCPUの異常監
視回路で互いにプログラムで作成された監視手段によっ
てプログラムの動作を監視することにより、ハードウェ
アで構成された監視手段が故障しても、外部に異常警報
信号を出力することができる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明の実施例を、添付図面を参照
して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例にかか
るディジタル保護リレーの異常監視装置のブロック構成
図である。図1によると、本異常監視回路は、回路構成
が同様であるメイン系回路1及びフェイルセーフ系回路
2で二重化されている。
【0019】メイン系回路1は、制御の中心となるCP
U3a、プログラムを格納するROM5a、しゃ断命令
を出力するためのトリップ信号出力回路4a、CPU3
aからのリセット信号により動作するウォッチドッグタ
イマ7a、外部へ異常信号を送信する異常信号出力回路
8aによって構成される。さらに、本発明の特徴であ
る、ROM5aに格納されたプログラムは、ウォッチド
ッグタイマ7aに一定周期のパルス信号を出力するパル
ス信号出力機能6aの他に、フェイルセーフ系回路2の
CPU3bに出力する一定周期のパルス信号を出力する
パルス信号出力機能9a、ウォッチドッグタイマ機能1
1aをプログラム中に有する(これらの機能は、ハード
ウェアの構成要素でないため、同図のCPU3a内に特
に点線枠で示す。)。
【0020】また、本回路は、パルス信号をフェイルセ
ーフ系回路2のCPU3bに送信するための接点出力回
路10a、フェイルセーフ系回路2のCPU3bからパ
ルス信号を受信するための接点入力回路12aをもつ。
フェイルセーフ系回路2は、メイン系回路1と同様の回
路構成であるため、説明を省略する。
【0021】次に、本回路の動作を説明する。メイン系
回路1のCPU3aでは、ROM5aに格納されたプロ
グラムにより、系統の配電状況を監視(例えば、母線に
つながれた零相電圧検出器からの電圧値を常時、監視す
る。)し、例えば系統内で故障が発生したと認識した場
合、トリップ信号出力回路4aにその系統故障信号を送
信する。トリップ信号出力回路4aは、CPU3aから
の異常信号をうけ、瞬時に接点出力を外部に備えられた
後述する補助リレーに出力する。
【0022】一方、フェイルセーフ系回路2のCPU3
bも、系統内で故障が発生したと認識した場合、メイン
系回路1と同様に外部の補助リレーに接点出力を出力す
る。前述の補助リレーとトリップ信号出力回路4aの、
内部回路構成を図2に示す。補助リレー21は、トリッ
プ信号出力回路4aのトリップ信号出力接点22aと、
トリップ信号出力回路4bのトリップ信号出力接点22
bとの、AND条件でトリップ出力として、しゃ断命令
を出力する。すなわち、上記の構成は、二重化されたメ
イン系回路1及びフェイルセーフ系回路2の誤動作を防
止する役目を担う。
【0023】図1にもどり、CPU3aは、ウォッチド
ッグタイマ7aにパルス信号出力機能6aによって一定
周期のパルス信号を送信する。このCPU3aから出力
される一定周期のパルス信号出力は、CPU3aのRO
M5aに格納されたプログラムによって、生成され出力
されるものである。ウォッチドッグタイマ7aは、その
パルス信号を自身のリセット信号として受け、一定時間
内にこのリセット信号が受信されないと、後段の異常信
号出力回路8aに異常信号を送信する。このようにし
て、CPU3aは、常時その動作をウォッチドッグタイ
マ7aによって監視される。
【0024】また、メイン系回路1のROM5aに格納
されたプログラムによって生成された、一定周期のパル
ス信号を出力するパルス信号出力機能9aにより、無電
圧接点を出力する接点出力回路10aと、フェイルセー
フ系回路2の接点入力回路12bを経由してフェイルセ
ーフ系回路2のウォッチドッグタイマ機能11bにリセ
ット信号が送信される。ウォッチドッグタイマ機能11
aは、タイムアップ信号を異常信号出力回路8aに送信
する。異常信号出力回路8aはこの異常信号をうけ、接
点出力を後述する、外部の補助リレーへ送信する。
【0025】また、同様に、フェイルセーフ系回路2の
プログラムのパルス信号出力機能9bによって、接点出
力回路10bと、メイン系回路1の接点入力回路12a
を経由して、メイン系回路1のウォッチドッグタイマ機
能11aにリセット信号が送信される。ウォッチドッグ
タイマ機能11bは、タイムアップ信号を異常信号出力
回路8bに送信する。異常信号出力回路8bはこの異常
信号をうけ、接点出力を後述する、外部の補助リレーへ
送信する。
【0026】この補助リレーと異常信号出力回路8a
の、内部回路構成を図3に示す。補助リレー31は、メ
イン系回路1の異常信号出力回路8aに設けられたウォ
ッチドッグタイマ7aからの異常信号で動作する異常信
号出力接点32a、ウォッチドッグタイマ機能11aか
らの異常信号で動作する異常信号出力接点33a、フェ
イルセーフ系回路2の異常信号出力回路8bに設けられ
たウォッチドッグタイマ7bからの異常信号で動作する
異常信号出力接点32b、及びウォッチドッグタイマ機
能11bからの異常信号で動作する異常信号出力接点3
3bとの、OR条件で警報出力として外部に出力する。
したがって、これらのウォッチドッグタイマのうち、い
ずれか一つでも、プログラムの異常を検出したときに警
報出力される。
【0027】以上の回路構成において、例えば、メイン
系回路1のプログラムが暴走したとすると、メイン系回
路1のウォッチドッグタイマ7aではその異常の検出
は、明らかに可能であるが、たとえ、このウォッチドッ
グタイマ7aがハードウェア的な故障をしていても、メ
イン系回路1のパルス信号出力機能9aからパルス信号
が出力されないため、フェイルセーフ系回路2のプログ
ラムによるウォッチドッグタイマ機能11bによって、
異常を検出することができる。
【0028】同様に、フェイルセーフ系回路2のウォッ
チドッグタイマ7bが故障したときには、フェイルセー
フ系回路2のプログラムが暴走しても、メイン系回路1
のウォッチドッグタイマ機能11aで異常を検出するこ
とができる。このように、メイン系回路1とフェイルセ
ーフ系回路2のウォッチドッグタイマ機能11a及び1
1bは、お互いに相手側のプログラムで生成されたパル
ス信号出力機能9a及び9bによってリセットされ、い
ずれかのウォッチドッグタイマ機能11a及び11bが
予め設定された一定時間内にリセットされなければ、異
常信号出力回路8a及び8bに異常信号を送信する。
【0029】このような構成にすると、ハードウェアの
ウォッチドッグタイマ7aが故障し、その系のプログラ
ムの暴走、停止がおこっても、その異常は、他方のウォ
ッチドッグタイマ11bにより監視されているため、容
易にその異常を検出でき、異常信号を出力することがで
きる。また、本実施例では、メイン系回路1及びフェイ
ルセーフ系回路2間の接点入力回路12a,12b及び
接点出力回路10a,10b間の信号形態は接点入出力
としたが、図4に示すようにフォトカプラ回路で構成し
ても構わない。この場合は、特に一定周期のパルス信号
であるロジック信号を送信しているので、ノイズ、サー
ジの影響を受けやすいことから、同図に示すフォトカプ
ラ回路が望ましい。
【0030】また、ハードウェアの回路で構成されるウ
ォッチドッグタイマ7a及び7bは、本実施例で示した
ウォッチドッグタイマ機能11a及び11bのように、
ROM5a及び5bに格納されたプログラムによって作
成してもよい。その他、本発明の要旨を変更しない範囲
で、種々の変更を施すことが可能である。
【0031】
【発明の効果】以上のように、請求項1または2のCP
Uの異常監視装置によれば、二重化された双方の回路に
プログラムによる監視手段機能を備え、互いに他方のC
PUからそのリセット信号を受信することにより、ハー
ドウェアである監視手段が故障していても、相手側のプ
ログラムの異常を検出し、異常信号を外部に出力するこ
とができ、装置の信頼性を向上することができる。
【0032】また、請求項3のCPUの異常監視装置に
よれば、監視手段をソフトウェアで構成することで、ハ
ードウェアが不要となり、構成が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる異常監視装置のブロ
ック構成図である。
【図2】トリップ出力用の補助リレー21と、トリップ
信号出力回路4a及び4bの回路図である。
【図3】警報出力用の補助リレー31と、異常信号出力
回路8a及び8bの回路図である。
【図4】その他の実施例にかかるメイン系回路1、フェ
イルセーフ系回路2間のパルス信号入出力回路図であ
る。
【図5】従来の異常監視装置のブロック構成図である。
【図6】従来の二重化構造を示した異常監視装置のブロ
ック構成図である。
【符号の説明】
1 メイン系回路 2 フェイルセーフ系回路 3a, 3b CPU 5a, 5b ROM 6a, 6b パルス信号出力機能 7a, 7b ウォッチドッグタイマ 9a, 9b パルス信号出力機能 10a,10b 接点出力回路 11a,11b ウォッチドッグタイマ機能 12a,12b 接点入力回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラムを記憶する記憶手段と、前記記
    憶手段によって記憶されたプログラムに基づいて、パル
    ス信号を繰返し作成し出力する信号作成手段と、前記信
    号作成手段によって出力される前記パルス信号を常時監
    視し、予め設定された一定時間内に前記パルス信号が出
    力されないときに外部へ異常信号を出力する監視手段と
    からなる各手段を二重に備えたCPUの異常監視装置に
    おいて、 一方のCPUに備えられ、前記記憶手段によって記憶さ
    れたプログラムに基づいて、パルス信号を繰返し作成し
    出力する信号作成手段によってパルス信号を作成し、他
    方のCPUに出力する第三信号作成手段と、 他方のCPUに備えられ、前記記憶手段によって記憶さ
    れたプログラムに基づいて、パルス信号を繰返し作成し
    出力する信号作成手段によってパルス信号を作成し、一
    方のCPUに出力する第四信号作成手段と、 一方のCPUに備えられ、前記第四信号作成手段によっ
    て出力される、前記パルス信号を入力し、前記パルス信
    号を常時監視し、予め設定された一定時間内に前記パル
    ス信号が出力されないときに外部へ異常信号を出力する
    第三監視手段と、 他方のCPUに備えられ、前記第三信号作成手段によっ
    て出力される、前記パルス信号を入力し、前記パルス信
    号を常時監視し、予め設定された一定時間内に前記パル
    ス信号が出力されないときに外部へ異常信号を出力する
    第四監視手段と、を備えたことを特徴とするCPUの異
    常監視装置。
  2. 【請求項2】前記の二重に構成された各監視手段によっ
    て出力される異常信号と、前記第三監視手段及び前記第
    四監視手段によって出力される異常信号と、の論理和を
    とるOR回路を備えることを特徴とする、請求項1に記
    載のCPUの異常監視装置。
  3. 【請求項3】前記第三監視手段及び前記第四監視手段
    が、それぞれソフトウェアによって構成されることを特
    徴とする、請求項1または2に記載のCPUの異常監視
    装置。
JP6448395A 1995-03-23 1995-03-23 Cpuの異常監視装置 Pending JPH08263102A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011022957A (ja) * 2009-07-21 2011-02-03 Nec Corp 電圧監視システムおよび電圧監視方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011022957A (ja) * 2009-07-21 2011-02-03 Nec Corp 電圧監視システムおよび電圧監視方法

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