JPH0826134A - 乗用芝刈機 - Google Patents

乗用芝刈機

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Publication number
JPH0826134A
JPH0826134A JP16498794A JP16498794A JPH0826134A JP H0826134 A JPH0826134 A JP H0826134A JP 16498794 A JP16498794 A JP 16498794A JP 16498794 A JP16498794 A JP 16498794A JP H0826134 A JPH0826134 A JP H0826134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat mounting
mounting frame
vehicle body
body frame
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16498794A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuya Harada
選也 原田
Hiroyuki Ogasawara
博之 小笠原
Masaki Hayashi
林  正樹
Hiroki Nagai
宏樹 永井
Akira Minoura
章 箕浦
Nobuyuki Yamashita
信行 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP16498794A priority Critical patent/JPH0826134A/ja
Publication of JPH0826134A publication Critical patent/JPH0826134A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操縦ステップと座席取付部と左右後輪フェン
ダとを一体に構成してなる座席取付けフレームの前端側
を車体フレームに枢支連結するとともに、後端側を左右
一対のサスペンション機構を介して車体フレームに連結
してある乗用芝刈機において、前記座席取付けフレーム
の捩じれを抑制する。 【構成】 座席取付けフレームA又は車体フレーム3の
内の何れか一方に、左右サスペンション機構15,15
の一定以上のストローク差に伴う座席取付けフレームA
の捩じれを車体フレーム3又は座席取付けフレームAと
の接当により規制するストッパー23を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操縦ステップと座席取
付部、並びに、左右後輪フェンダを一体に構成して座席
取付けフレームを形成し、その座席取付けフレームの前
端側を車体フレームに枢支連結するとともに、後端側を
左右一対のサスペンション機構を介して車体フレームに
連結してある乗用芝刈機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記乗用芝刈機として、本出願人は先に
実願平5‐32343号を出願した。
【0003】その構造を本発明の図面の一部を用いて説
明すると、図1に示すように、操縦ステップ12と座席
取付部13、並びに、左右後輪フェンダ14,14を一
体に構成して座席取付けフレームAを形成し、その座席
取付けフレームAの前端側を車体フレーム3に枢支連結
するとともに、後端側を左右一対のサスペンション機構
15,15を介して車体フレーム3に連結してある。
【0004】上記乗用芝刈機は、地面の凹凸に伴う車輪
からの振動を、特開平2‐208132号公報に示され
るように、後輪のサスペンションバネを介して吸収する
構造のものに比して、ゲージ輪を浮上させての刈取り作
業時に、地面の凹凸に拘わらず刈り高さが不揃いになり
難い利点を有する。
【0005】つまり、地面の凹凸に伴う車輪からの振動
を、車輪のサスペンションバネを介して吸収する構造の
ものでは、ゲージ輪を浮上させての刈取り作業時に、サ
スペンションバネのサスペンション作用に伴って車体フ
レームが上下動することとなり、車体フレームに装着の
モーアの対地高さが変化して刈り高さが不揃いになる不
都合が生じる。
【0006】ところが、座席取付けフレームのサスペン
ション機構で振動を吸収するものでは、座席取付けフレ
ームが上下動しても、車体フレームに装着されたモーア
は上下動することが抑制され、ゲージ輪を地面から浮上
させての刈取り作業時におけるモーアの対地高さの変動
が抑制されることとなる。
【0007】従来、上記利点を有する乗用芝刈機は、振
動吸収を良くするために、サスペンション機構のストロ
ークが長いものに設定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】乗降時に座席取付けフ
レームの一側に操縦者の体重が掛かると、左右サスペン
ション機構のストロークに大きな差が生じて、座席取付
けフレームが前部を支点にして後部が捩じれる不都合が
あり、座席取付けフレームに亀裂が生じたり変形したり
する不都合が生じる。
【0009】そこで、座席取付けフレームの捩じれを抑
制する手段として、サスペンション機構の付勢力を強く
すると振動吸収が悪くなる。
【0010】本発明の目的は、サスペンション機構の振
動吸収効果を減衰させないで、座席取付けフレームの捩
じれを抑制する点にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の特徴構成は、座席取付けフレーム又は
車体フレームの内の何れか一方に、サスペンション機構
の一定以上のストローク差に伴う座席取付けフレームの
捩じれを車体フレーム又は座席取付けフレームとの接当
により規制するストッパーを設けてある。
【0012】上記目的を達成するための本発明の第2の
特徴構成は、前記ストッパーが、座席取付けフレームに
設けられた横長の補強部材である。
【0013】上記目的を達成するための本発明の第3の
特徴構成は、前記横長の補強部材が補強リブである。
【0014】
【作用】上記第1の特徴構成によれば、乗降時に座席取
付けフレームの一側に操縦者の体重が掛かって、左右サ
スペンション機構のストロークに大きな差が生じて、座
席取付けフレームが前部を支点にして後部が捩じれる
と、座席取付けフレームに装着してあるストッパーが車
体フレームに接当して、座席取付けフレームの捩じれが
抑制される。
【0015】上記第2の特徴構成によれば、座席取付け
フレームの捩じれが、補強部材によって、より抑制され
ることとなる。
【0016】上記第3の特徴構成によれば、座席取付け
フレームの軽量化をはかれ乍ら座席取付けフレームの捩
じれを抑制することができる。
【0017】
【発明の効果】上記構成の結果、サスペンション機構の
付勢力を強くしないで、つまり、サスペンション機構の
振動吸収効果を減衰させないで、座席取付けフレームの
捩じれを抑制することができ、これによって、座席取付
けフレームの亀裂、変形を抑制することができる。
【0018】
【実施例】図1に、ミッドマウント型乗用芝刈機を示
し、この乗用芝刈機は、左右一対の操向用前輪1、及
び、左右一対の駆動後輪2を備えた車体フレーム3の前
部にエンジン4を、その後方に、操縦ハンドル5と運転
座席6を配備し、そして、前・後輪1,2の間の車体フ
レーム3の下部に、リンク機構Rを介してモーアMを昇
降自在に装着してある。
【0019】前記リンク機構Rは、機体前後方向に沿っ
た長尺リンク7と、この長尺リンク7の中間部に連結さ
れた天秤アーム8と、天秤アーム8とモーアMとを連結
する縦リンク9とからなり、前記長尺リンク7の後端が
モーア昇降用レバー10によって操作されるリンク機構
11を介して昇降自在に構成されており、そして、天秤
アーム8と縦リンク9の連結孔が長孔9aに形成されて
おり、天秤アーム8で長孔9aの上端を支持してモーア
Mのゲージ輪Maを地面から浮上させた吊下げ作業形態
と、天秤アーム8を長孔9aの中間に位置させてモーア
Mのゲージ輪Maを接地させて刈取り作業を行なうフロ
ーティング作業形態とを選択できるようになっている。
【0020】図3に示すように、操縦ステップ12と座
席取付部13と左右後輪フェンダ14,14とを一枚の
板金から構成して座席取付けフレームAを形成し、その
座席取付けフレームAの前端側を車体フレーム3に係合
連結するとともに、後端側を左右一対のサスペンション
機構15,15を介して車体フレーム3に連結してあ
る。
【0021】前記座席取付けフレームAの車体フレーム
3に対する連結点aは、座席取付けフレームAの上下動
によって操縦ステップ12と変速ペダル16やブレーキ
ペダル17との距離が変化しないようにこれらペダル類
の近傍に設定してある。
【0022】前記座席取付けフレームAは絞り成型によ
って形成されており、裏面に裏板22を溶接固着して剛
性をアップしてあり、その裏板22に、左右サスペンシ
ョン機構15,15の一定以上のストローク差に伴う座
席取付けフレームAの捩じれを車体フレーム3との接当
により規制するストッパーとしての横長補強プレート2
3を溶接固着して設けてある。
【0023】また、座席取付けフレームAの操縦ステッ
プ12には、補強リブ12aが設けられている。
【0024】図5に示すように、前記ブレーキペダル1
7は、その踏込み位置で、ロックペダル24によりロッ
ク可能に構成されており、ブレーキペダル17を、その
踏込み位置でロックすることにより、走行ブレーキをパ
ーキングブレーキとして利用するようになっている。
【0025】そして、前記ロックペダル24のロック爪
24aは、振動などでブレーキペダル17のアーム17
aとの係合が外れ難いように、後方下方に突出する形状
に形成されている。
【0026】〔別実施例〕上記実施例においては、スト
ッパー23を座席取付けフレームAに設けたものを例示
したが、前記ストッパー23を車体フレーム3に設けも
良い。
【0027】また、上記実施例においては、前記ストッ
パー23を、座席取付けフレームAの裏面に固着した裏
板22に取付けたものを例示したが、裏板を用いること
なく座席取付けフレームAの裏面に直接固着するもので
あっても良い。
【0028】さらに、上記実施例においては、前記スト
ッパー23を、補強プレートから構成したものを例示し
たが、前記ストッパー23を、裏板22を補強する下方
に突出の横長の補強リブ、又は、裏板を用いないもので
あれば、座席取付けフレームAを補強する下方に突出の
横長の補強リブによって形成してもよい。
【0029】さらに、上記実施例においては、前記スト
ッパー23を左右一対の機体フレームに亘る横長のもの
から構成したが、左右一対の単独のストッパーから構成
しても良い。
【0030】さらに、上記実施例においては、座席取付
けフレームAの全体を一枚の板金ものによって形成した
が、操縦ステップ12、座席取付部13、左右後輪フェ
ンダ14,14を、夫々、相互に連結した構造のものか
ら構成しても良い。
【0031】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用芝刈機全体の側面図
【図2】座席取付けフレームの縦断側面図
【図3】同、平面図
【図4】同、背面図
【図5】ブレーキペダルのロック作用状態を示す側面図
【符号の説明】
3 車体フレーム 12 操縦ステップ 13 座席取付部 14 左右後輪フェンダ 15 サスペンション機構 23 ストッパー A 座席取付けフレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 宏樹 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 箕浦 章 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 山下 信行 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操縦ステップ(12)と座席取付部(1
    3)、並びに、左右後輪フェンダ(14),(14)を
    一体に構成して座席取付けフレーム(A)を形成し、そ
    の座席取付けフレーム(A)の前端側を車体フレーム
    (3)に枢支連結するとともに、後端側を左右一対のサ
    スペンション機構(15),(15)を介して車体フレ
    ーム(3)に連結してある乗用芝刈機において、前記座
    席取付けフレーム(A)又は車体フレーム(3)の内の
    何れか一方に、左右サスペンション機構(15),(1
    5)の一定以上のストローク差に伴う座席取付けフレー
    ム(A)の捩じれを車体フレーム(3)又は座席取付け
    フレーム(A)との接当により規制するストッパー(2
    4)を設けてある乗用芝刈機。
  2. 【請求項2】 前記ストッパー(24)が、座席取付け
    フレーム(A)に設けられた横長の補強部材である請求
    項1に記載の乗用芝刈機。
  3. 【請求項3】 前記横長の補強部材(24)が補強リブ
    である請求項1又は請求項2に記載の乗用芝刈機。
JP16498794A 1994-07-18 1994-07-18 乗用芝刈機 Pending JPH0826134A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16498794A JPH0826134A (ja) 1994-07-18 1994-07-18 乗用芝刈機

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JP16498794A JPH0826134A (ja) 1994-07-18 1994-07-18 乗用芝刈機

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JPH0826134A true JPH0826134A (ja) 1996-01-30

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ID=15803688

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JP16498794A Pending JPH0826134A (ja) 1994-07-18 1994-07-18 乗用芝刈機

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