JPH08261098A - 燃料圧力脈動減衰装置 - Google Patents

燃料圧力脈動減衰装置

Info

Publication number
JPH08261098A
JPH08261098A JP7066476A JP6647695A JPH08261098A JP H08261098 A JPH08261098 A JP H08261098A JP 7066476 A JP7066476 A JP 7066476A JP 6647695 A JP6647695 A JP 6647695A JP H08261098 A JPH08261098 A JP H08261098A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
pressure pulsation
housing
delivery pipe
damping mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7066476A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kino
等 木野
Terumitsu Oshima
照光 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP7066476A priority Critical patent/JPH08261098A/ja
Publication of JPH08261098A publication Critical patent/JPH08261098A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/04Devices damping pulsations or vibrations in fluids

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】燃料圧力脈動減衰装置において、組付けによる
信頼性の低下を解消し、スペース的な不利を招くのを防
止する。 【構成】燃料デリバリパイプ11のハウジング12の一
端部には接続ポート13を有するニップル14が嵌め込
まれ、熱融着されている。ハウジング12は長手方向に
沿って延びる燃料通路16を有し、ハウジング12内に
おける接続ポート13側には、圧力脈動減衰機構21が
配設固定される。この圧力脈動減衰機構21はケーシン
グ22、摺動プレート23、該摺動プレート23の両端
に設けられたコイルスプリング24,25よりなる。圧
力脈動減衰機構21によってその内部の燃料に伝達され
る圧力脈動が減衰されうる。圧力脈動減衰機構21はハ
ウジング12内に固定されているので、圧力脈動減衰機
構21の燃料デリバリパイプ11との一体化が図られ、
別体組付けによる性能の信頼性低下が解消される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の燃料噴射弁を有
するエンジンに用いられ、燃料を各燃料噴射弁に分配す
るための燃料デリバリパイプに係り、詳しくは、燃料噴
射時等に起こりうる燃料圧力の脈動を減衰させるための
燃料圧力脈動減衰装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多気筒エンジンの燃料供給機構の
一つとして、複数の燃料噴射弁を吸気通路に配置し、各
燃料噴射弁から対応する気筒へ燃料を噴射させるように
したものがある。この機構では、燃料ポンプからの燃料
を各燃料噴射弁に分配するために、通常、燃料デリバリ
パイプが用いられる。例えば、図7に示すように、燃料
デリバリパイプ51のハウジング52には図示しない燃
料通路が貫設されており、その途中の複数箇所には、燃
料噴射弁53を装着するためのソケット部54が形成さ
れている。そして、この燃料デリバリパイプ51が取付
けられたエンジンの作動時には、燃料ポンプからの燃料
は、ハウジング52の一端から燃料通路へ導入され、同
通路を流れる。この通過の過程で燃料が各燃料噴射弁5
3に分配されて、ここからエンジンの各気筒へ噴射され
る。余剰燃料はハウジング52の他端から排出され、リ
ターンパイプ55を介して燃料タンクへ戻される。
【0003】かかる従来技術において、燃料デリバリパ
イプ51の下流側には、燃料圧力をほぼ一定に保持する
ためのプレッシャレギュレータ56が設けられている。
また、燃料デリバリパイプ51の上流側には、燃料の圧
力脈動を減衰させるためのパルセーションダンパ57が
設けられている。すなわち、パルセーションダンパ57
は、図8に示すように、移動体58、ダイヤフラム5
9、スプリング60及びキャップ61等を備えている。
そして、このパルセーションダンパ57は、上記プレッ
シャレギュレータ56によりほぼ一定に保たれている燃
料圧力に、燃料噴射弁53からの燃料噴射によって脈動
が生じた場合において、ダイヤフラム59及び移動体5
8が振動することにより、上記脈動を減衰させる役割を
担っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術では、パルセーションダンパ57が燃料デリバリ
パイプ51に対し別体で設けられることによって、圧力
脈動が減衰されるようになっていた。このため、相互の
組付けによる性能の信頼性が必ずしも確実なものではな
かった。
【0005】また、パルセーションダンパ57は燃料デ
リバリパイプ51のハウジング52に対し外方に突出し
た状態で設けざるを得なかったため、スペース上著しい
不利を招いていた。その結果、例えば当該パルセーショ
ンダンパ57の設置場所には別の部材を設置できないと
いう不具合が生じていた。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、燃料圧力脈動を減衰す
るための装置において、燃料デリバリパイプとの一体化
により、組付けによる信頼性の低下を解消し、スペース
的な不利を招くのを防止することのできる燃料圧力脈動
減衰装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、ハウジング内に
燃料を導入し、かつ、同燃料を複数の燃料噴射弁に分配
するための燃料通路を有する燃料デリバリパイプと、前
記燃料デリバリパイプのハウジング内において固定さ
れ、両端に透孔を有するケーシング、該ケーシング内に
摺動可能に配設され、透孔を有する摺動プレート、及び
該摺動プレートを前記ケーシング内において所定位置へ
復帰させるための弾性体を有する圧力脈動減衰機構とを
備えた燃料圧力脈動減衰装置をその要旨としている。
【0008】また、請求項2に記載の発明においては、
請求項2に記載の燃料圧力脈動減衰装置において、前記
摺動プレート及び弾性体のうち少なくとも一方は、複数
個よりなることをその要旨としている。
【0009】
【作用】上記請求項1に記載の発明によれば、燃料デリ
バリパイプのハウジングに燃料噴射弁が取付けられた状
態で燃料通路に燃料が導入され、燃料通路を流れる過程
で各燃料噴射弁に分配される。ここで、燃料噴射弁から
の燃料噴射に伴い、或いは、燃料ポンプ等からの燃料通
路への燃料の導入に伴い、燃料圧力には、脈動が生じう
る。しかし、本発明では、両端に透孔を有するケーシン
グ、該ケーシング内に摺動可能に配設され、透孔を有す
る摺動プレート、及び該摺動プレートを前記ケーシング
内において所定位置へ復帰させるための弾性体を有する
圧力脈動減衰機構によって、その内部の燃料に伝達され
る圧力脈動が減衰されうる。より詳しくは、圧力脈動に
起因する波が各透孔を通過することにより、いわゆるオ
リフィス効果によって減衰されうる。また、ケーシング
内において、当該波が摺動プレートに当たることによ
り、摺動プレートが弾性体の弾性力に抗して移動され、
その後、摺動プレートの振動とともに、その波が減衰さ
れうる。
【0010】また、圧力脈動減衰機構は、燃料デリバリ
パイプのハウジング内に固定されているので、外部にパ
ルセーションダンパを設けなければならなかった従来技
術とは異なり、圧力脈動減衰機構の燃料デリバリパイプ
との一体化が図られうる。さらに、圧力脈動減衰機構
は、燃料デリバリパイプのハウジング外部に突出するこ
ともない。
【0011】さらに、請求項2に記載の発明によれば、
請求項1に記載の発明の作用に加えて、摺動プレート及
び弾性体のうち少なくとも一方は、複数個よりなるた
め、摺動プレートの透孔の数や開口面積、或いは弾性体
の弾性(バネ)定数が適宜に組み合わせられることとな
る。従って、種々の周波数領域を持つ圧力脈動が起こっ
たとしても、その周波数に対応した圧力脈動の減衰が図
られうる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の燃料圧力脈動減衰装置を具体
化した一実施例を図1〜図4に従って説明する。
【0013】図1,2に示すように、本実施例では、主
として燃料デリバリパイプ11によって燃料圧力脈動減
衰装置が構成されている。燃料デリバリパイプ11のハ
ウジング12は、耐熱性に優れ、かつ剛性の高い繊維強
化樹脂(例えば、ポリアミド樹脂とガラス繊維とからな
る複合材料)によって長尺状に形成されている。ハウジ
ング12の一方の端部(図の左端部)には、燃料パイプ
を接続するための接続ポート13を有し、ハウジング1
2と同一素材よりなるニップル14がOリング15を介
して嵌め込まれているととともに、前記ハウジング12
に対し熱融着されている。また、他方の端部(図の右端
部)は単なる壁となっている。すなわち、本実施例にお
ける燃料デリバリパイプ11としては、いわゆるリター
ンレスタイプのものが採用されている。但し、リターン
パイプを別途接続して余剰燃料を燃料ポンプに戻すよう
な構成としても何ら差し支えない。
【0014】ハウジング12は、長手方向に沿って延び
る燃料通路16を有している。燃料通路16の一端(図
1,2の左端)は前記ニップル14の接続ポート13に
開口している。そして、エンジンの作動のための燃料
は、燃料ポンプ、燃料パイプ(いずれも図示せず)及び
接続ポート13を通り燃料通路16内へ流入するように
なっている。
【0015】ハウジング12において、燃料通路16途
中には、エンジンの気筒数と同数(図では4つ)のソケ
ット部17が互いに離間した状態で形成されている。各
ソケット部17は略円筒状をなしており、ここに燃料噴
射弁18が装着される。各燃料噴射弁18は、通電によ
り開弁して燃料を噴射する電磁弁である。
【0016】さて、本実施例では、燃料デリバリパイプ
11のハウジング12内における、接続ポート13側に
は、圧力脈動減衰機構21が配設固定されている。この
圧力脈動減衰機構21は、有底筒状のケーシング22、
該ケーシング22内部において摺動可能に設けられた摺
動プレート23、該摺動プレート23の両端に設けられ
た弾性体としてのコイルスプリング24,25よりなっ
ている。前記ケーシング22及び摺動プレート23は、
例えば、ポリアミド樹脂により形成されている。前記ケ
ーシング22の両端の壁部26,27の中央部には、そ
れぞれ透孔26a,27aが形成されている。また、前
記摺動プレート23は、壁部28及び筒状部29を備え
るとともに、壁部28には、複数の透孔28aが形成さ
れている。
【0017】さらに、本実施例では、前記ケーシング2
2は、ハウジング12内に拡径形成された収容スペース
に収容されており、段差部の存在により、自身の移動が
規制された状態となっている。
【0018】次に、上記のように構成されてなる燃料圧
力脈動装置の作用及び効果について説明する。燃料ポン
プから圧送された燃料は、燃料パイプ及び接続ポート1
3を通り、圧力脈動減衰機構21内を通過して燃料デリ
バリパイプ11の燃料通路16内へ流入される。そし
て、該燃料通路16を流れる過程で各燃料噴射弁18に
分配される。ここで、燃料噴射弁18からの燃料噴射に
伴い、或いは、燃料ポンプ等からの燃料通路16への燃
料の導入に伴い、燃料圧力には、脈動が生じうる。しか
し、本実施例では、圧力脈動減衰機構21によって、そ
の内部の燃料に伝達される圧力脈動が減衰されうる。よ
り詳しく説明すると、圧力脈動に起因する波が各透孔2
6a,27a,28aを通過することにより、オリフィ
ス効果によって減衰されうる。また、ケーシング22内
において、当該波が摺動プレート23の壁部28に当た
ることにより、摺動プレート23がコイルスプリング2
4,25の付勢力に抗して移動され、その後、摺動プレ
ート23の振動とともに、その波が減衰されうる。
【0019】例えば、燃料噴射弁18からの燃料噴射に
伴い、ハウジング12内部の燃料圧力には、脈動が生じ
うる。すると、その脈動に起因する波は、図3に示すよ
うに、図の右側の壁部27の透孔27aからケーシング
22内に伝播される。そして、まず、この透孔27aを
通過する際のいわゆるオリフィス効果によって波が減衰
される。また、ケーシング22内において摺動プレート
23の壁部28が押圧され、図の左側のコイルスプリン
グ24の付勢力に抗して図の左側へ移動し、その後、摺
動プレート23の振動とともに、その波が減衰されう
る。さらに、壁部28の透孔28aや、ケーシング22
の壁部26の透孔26aを通過する際のオリフィス効果
によっても波が減衰される。
【0020】逆に、燃料ポンプ等からの燃料通路16へ
の燃料の導入に伴い、ハウジング12内部の燃料圧力に
脈動が生じた場合には、図4に示すように、図の左側の
壁部26の透孔26aからケーシング22内に伝播され
る。そして、まず、この透孔26aを通過する際のオリ
フィス効果によって波が減衰される。また、ケーシング
22内において摺動プレート23の壁部28が押圧さ
れ、図の右側のコイルスプリング25の付勢力に抗して
図の右側へ移動し、その後、摺動プレート23の振動と
ともに、その波が減衰されうる。さらに、壁部28の透
孔28aや、ケーシング22の壁部27の透孔27aを
通過する際のオリフィス効果によっても波が減衰され
る。そして、圧力の変動がなくなった後には、最終的に
コイルスプリング24,25の付勢力により、摺動プレ
ート23は元の中間位置に保持されうる。
【0021】このように、本実施例では、燃料デリバリ
パイプ11内に設けられた圧力脈動減衰機構21によっ
て、圧力脈動を充分に減衰することができる。その結
果、圧力脈動により燃料噴射量等に変動を来す等の不具
合を回避することができる。また、圧力脈動減衰機構2
1は、燃料デリバリパイプ11のハウジング12内に固
定されているので、外部にパルセーションダンパを設け
なければならなかった従来技術とは異なり、圧力脈動減
衰機構21の燃料デリバリパイプ11との一体化を図る
ことができる。そのため、本実施例では、各部材を別体
で組付けることによる性能の信頼性低下を解消すること
ができる。
【0022】さらに、圧力脈動減衰機構21は、燃料デ
リバリパイプ11のハウジング12外部に突出すること
もないため、スペース的な不利を招くのを防止すること
ができる。つまり、従来パルセーションダンパの設けら
れていた部位における、スペースの有効活用を図ること
ができる。
【0023】併せて、本実施例では、2つのコイルスプ
リング24,25を設けるようにしたので、種々の周波
数領域を持つ圧力脈動が起こったとしても、そのバネ定
数を主ゅたる圧力脈動の持つ周波数に適合させることに
より、その周波数に対応した圧力脈動の減衰を図ること
ができる。その結果、比較的小さいスペースでもって、
より効率的な圧力脈動の減衰を図ることができる。
【0024】尚、本発明は上記実施例に限定されず、例
えば次の如く構成してもよい。 (1)圧力脈動減衰機構21としては、前記実施例のも
のに限定されるものではなく、例えば図5或いは図6に
示す如く構成してもよい。すなわち、図5においては、
圧力脈動減衰機構31のケーシング32内中央部には、
透孔33aを有する隔壁33が設けられており、この隔
壁33によってケーシング32内は、第1室34及び第
2室35に仕切られている。また、各室34,35に
は、それぞれ透孔36a,37aを有する摺動プレート
36,37及びこれらを常には外方へ付勢する弾性体と
してのコイルスプリング38,39が設けられている。
このような構成としても、上記実施例とほぼ同等の作用
効果を奏する。また、この例では、2つの摺動プレート
36,37及び2つのコイルスプリング38,39が設
けられているので、それらの透孔36a,37aの数や
開口面積、或いはコイルスプリング38,39のバネ定
数を適宜周波数に適合させて設定することにより、圧力
脈動の周波数に応じた効率的な脈動低減を図ることがで
きる。
【0025】また、図6においては、圧力脈動減衰機構
41のケーシング42内には、1つの弾性体としてのコ
イルスプリング43により常には外方へ付勢されてな
り、透孔44a,45aを有する2つの摺動プレート4
4,45が設けられている。このような構成としても、
上記実施例とほぼ同等の作用効果を奏する。また、この
例でも、2つの摺動プレート44,45が設けられてい
るので、それらの透孔44a,45aの数や開口面積を
適宜周波数に適合させて設定することにより、圧力脈動
の周波数に応じた効率的な脈動低減を図ることができ
る。
【0026】(2)前記実施例では、ハウジング12、
ニップル14、ケーシング22、摺動プレート23等を
いずれもポリアミド等の樹脂材料により構成したが、そ
の材料は何ら限定されるものではなく、例えばその外の
樹脂材料、或いはアルミニウム合金等の金属材料により
構成するようにしてもよい。
【0027】(3)燃料デリバリパイプとして、いわゆ
るサイドフィードタイプのものを使用してもよい。 (4)前記実施例では、圧力脈動減衰機構21を、燃料
デリバリパイプ11のハウジング12内における接続ポ
ート13側に配設固定するようにしたが、ハウジング1
2内であればいかなる箇所に設けるようにしてもよい。
【0028】(5)前記実施例では、弾性体としてコイ
ルスプリング24,25を用いたが、摺動プレート23
をケーシング22内において所定位置へ復帰させうるも
のであれば、板バネ等の各種バネの外、スポンジ、ゴム
等の各種弾性部材を用いてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の燃料圧力
脈動減衰装置によれば、圧力脈動を効率的に減衰させる
ことができるのは勿論のこと、燃料デリバリパイプとの
一体化により、組付けによる信頼性の低下を解消し、ス
ペース的な不利を招くのを防止することができるという
優れた効果を奏する。
【0030】特に、請求項2に記載の発明によれば、種
々の周波数領域を持つ圧力脈動が起こったとしても、そ
の周波数に対応した圧力脈動の減衰を図ることができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料圧力脈動減衰装置の主要部を示す部分断面
図である。
【図2】燃料デリバリパイプ等を示す断面図である。
【図3】燃料圧力脈動減衰装置の作用を説明する部分断
面図である。
【図4】燃料圧力脈動減衰装置の作用を説明する部分断
面図である。
【図5】別例の燃料圧力脈動減衰装置の主要部を示す部
分断面図である。
【図6】別例の燃料圧力脈動減衰装置の主要部を示す部
分断面図である。
【図7】従来技術における燃料デリバリパイプ等を示す
斜視図である。
【図8】従来技術におけるパルセーションダンパを示す
断面図である。
【符号の説明】
11…燃料デリバリパイプ、12…ハウジング、16…
燃料通路、18…燃料噴射弁、21,31,41…圧力
脈動減衰機構、22,32,42…ケーシング、23,
36,37,44,45…摺動プレート、24,25,
38,39,43…弾性体としてのコイルスプリング、
26a,27a…透孔、28a,36a,37a,44
a,45a…透孔。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング(12)内に燃料を導入し、
    かつ、同燃料を複数の燃料噴射弁(18)に分配するた
    めの燃料通路(16)を有する燃料デリバリパイプ(1
    1)と、 前記燃料デリバリパイプ(11)のハウジング(12)
    内において固定され、両端に透孔(26a,27a)を
    有するケーシング(22,32,42)、該ケーシング
    (22,32,42)内に摺動可能に配設され、透孔
    (28a,36a,37a,44a,45a)を有する
    摺動プレート(23,36,37,44,45)、及び
    該摺動プレート(23,36,37,44,45)を前
    記ケーシング(22,32,42)内において所定位置
    へ復帰させるための弾性体(24,25,38,39,
    43)を有する圧力脈動減衰機構(21,31,41)
    とを備えたことを特徴とする燃料圧力脈動減衰装置。
  2. 【請求項2】 前記摺動プレート(23,36,37,
    44,45)及び弾性体(24,25,38,39,4
    3)のうち少なくとも一方は、複数個よりなることを特
    徴とする請求項1に記載の燃料圧力脈動減衰装置。
JP7066476A 1995-03-24 1995-03-24 燃料圧力脈動減衰装置 Pending JPH08261098A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7066476A JPH08261098A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 燃料圧力脈動減衰装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7066476A JPH08261098A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 燃料圧力脈動減衰装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08261098A true JPH08261098A (ja) 1996-10-08

Family

ID=13316880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7066476A Pending JPH08261098A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 燃料圧力脈動減衰装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08261098A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7665484B2 (en) 2004-06-01 2010-02-23 Nissan Motor Co., Ltd. Fluid coupling
JP2010077973A (ja) * 2009-12-25 2010-04-08 Nissan Motor Co Ltd 流体継手
KR101393930B1 (ko) * 2008-04-30 2014-05-12 현대자동차주식회사 엔진의 연료 맥동음 저감장치
CN103912753A (zh) * 2014-04-22 2014-07-09 合肥美的电冰箱有限公司 扩管式消音器
WO2017047941A1 (ko) * 2015-09-14 2017-03-23 황현식 양면 다층 파형 스프링을 이용한 맥동 감소기
CN106764222A (zh) * 2017-02-03 2017-05-31 北京华德创业环保设备有限公司 列管式流体稳流器
US10364783B2 (en) 2015-09-14 2019-07-30 Hyun Sik Hwang Pulsation reducer using double-sided multilayer waveform spring
CN114017225A (zh) * 2021-12-03 2022-02-08 上汽通用五菱汽车股份有限公司 一种基于孔板的降低燃油脉动激振力的降噪结构
CN114458501A (zh) * 2022-02-24 2022-05-10 哈尔滨工程大学 一种弹簧活塞-双节流板的压力波动吸收装置
KR20230068795A (ko) * 2021-11-11 2023-05-18 주식회사 현대케피코 밸브 댐퍼
KR20230102531A (ko) * 2021-12-30 2023-07-07 주식회사 현대케피코 퍼지컨트롤 솔레노이드밸브의 구조

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7665484B2 (en) 2004-06-01 2010-02-23 Nissan Motor Co., Ltd. Fluid coupling
EP1602820A3 (en) * 2004-06-01 2011-09-28 Nissan Motor Co., Ltd. Fluid coupling
KR101393930B1 (ko) * 2008-04-30 2014-05-12 현대자동차주식회사 엔진의 연료 맥동음 저감장치
JP2010077973A (ja) * 2009-12-25 2010-04-08 Nissan Motor Co Ltd 流体継手
CN103912753A (zh) * 2014-04-22 2014-07-09 合肥美的电冰箱有限公司 扩管式消音器
WO2017047941A1 (ko) * 2015-09-14 2017-03-23 황현식 양면 다층 파형 스프링을 이용한 맥동 감소기
US10364783B2 (en) 2015-09-14 2019-07-30 Hyun Sik Hwang Pulsation reducer using double-sided multilayer waveform spring
CN106764222A (zh) * 2017-02-03 2017-05-31 北京华德创业环保设备有限公司 列管式流体稳流器
KR20230068795A (ko) * 2021-11-11 2023-05-18 주식회사 현대케피코 밸브 댐퍼
CN114017225A (zh) * 2021-12-03 2022-02-08 上汽通用五菱汽车股份有限公司 一种基于孔板的降低燃油脉动激振力的降噪结构
KR20230102531A (ko) * 2021-12-30 2023-07-07 주식회사 현대케피코 퍼지컨트롤 솔레노이드밸브의 구조
CN114458501A (zh) * 2022-02-24 2022-05-10 哈尔滨工程大学 一种弹簧活塞-双节流板的压力波动吸收装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4641387B2 (ja) 流体継手
JP2703736B2 (ja) 内燃機関用燃料噴射装置
JPH08261098A (ja) 燃料圧力脈動減衰装置
US7607420B2 (en) Fuel-evaporated gas processing system and electromagnetic valve device
JP2986389B2 (ja) 液封防振ゴム装置
JPH10171538A (ja) ダイヤフラム式圧力制御弁装置
WO2003008796A1 (fr) Systeme de suppression de pulsations de pression d'un combustible
JP2007270682A (ja) エンジン側燃料配管およびタンク側燃料配管を備える燃料供給装置
JPH08261097A (ja) 燃料圧力脈動減衰装置
JPH08261099A (ja) 燃料圧力脈動減衰装置
JP2001193599A (ja) 多気筒エンジン用燃料噴射装置における燃料分配装置
JPH05149209A (ja) 燃料噴射装置
JPH08326622A (ja) 燃料圧力脈動減衰装置
US10954902B2 (en) Internal combustion engine
JP5528838B2 (ja) 燃料配管用コネクタ
JP2001207930A (ja) 蓄圧式燃料噴射装置
JP4127216B2 (ja) 燃料供給装置
JPH08261101A (ja) 燃料圧力脈動減衰装置
JPH08261102A (ja) 燃料圧力脈動減衰装置
JPH08261100A (ja) 燃料圧力脈動減衰装置
JPH11294294A (ja) 燃料デリバリパイプ
JPH09112383A (ja) 燃料圧力脈動減衰装置
KR100348349B1 (ko) 자동차 연료공급시스템의 댐퍼장치
JP4148861B2 (ja) フューエルデリバリパイプ
KR102387707B1 (ko) 연료계통의 딜리버리파이프 맥동감쇠 기구