JPH08260889A - トンネル掘削機 - Google Patents

トンネル掘削機

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JPH08260889A
JPH08260889A JP7063114A JP6311495A JPH08260889A JP H08260889 A JPH08260889 A JP H08260889A JP 7063114 A JP7063114 A JP 7063114A JP 6311495 A JP6311495 A JP 6311495A JP H08260889 A JPH08260889 A JP H08260889A
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紳一 寺田
Yoshito Minami
好人 南
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 斜坑トンネルの掘削に際してのグリッパ盛替
時に、メイングリッパのグリッパジャッキに加わる荷重
を極力小さくして安定した盛替を行う。 【構成】 坑壁に沿って延設されるメインビーム4と、
このメインビーム4の前部および後部にそれぞれ設けら
れそのメインビーム4をリーミング坑3の坑壁に対して
支持するノーズグリッパ12およびメイングリッパ13
と、前記メインビーム4に前後摺動可能に支持され前部
にカッタヘッド7が支承されるメインフレーム5と、こ
のメインフレーム5をリーミング坑3の坑壁に対して支
持するホールドグリッパ(ルーフサポート9,サイドサ
ポート10,バーチカルサポート11)と、前記メイン
フレーム5と前記メイングリッパ13のグリッパシュー
17とを連結するスラストジャッキ23と、前記メイン
フレーム5とキャリア15とを連結する保持ジャッキ2
4とを備える構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に斜坑トンネル掘削
用のトンネル掘削機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大口径のトンネルを掘削する場合
に、予めパイロット坑用のトンネル掘削機でパイロット
坑を掘削した後、リーミング坑用のトンネル掘削機でそ
のパイロット坑を拡径掘削する工法が採られている。
【0003】このリーミング坑用のトンネル掘削機とし
て図8に記載のような構成のものが知られている。図示
のトンネル掘削機101においては、パイロット坑10
2とリーミング坑103とに亙って延設されるメインビ
ーム104と、このメインビーム104に前後摺動可能
に支持されて前部にカッタヘッド105を支承するメイ
ンフレーム106とが備えられている。そして、前記メ
インビーム104の前部にはそのメインビーム104を
パイロット坑102の内周面に対して支持するノーズグ
リッパ107が設けられ、このメインビーム104の後
部にはそのメインビーム104をリーミング坑103の
内周面に対して支持するメイングリッパ(リヤグリッ
パ)108が設けられている。また、このメイングリッ
パ108のグリッパシュー113(図9参照)と前記メ
インフレーム106とは複数本のスラストジャッキ10
9により連結されている。さらに、前記メインフレーム
106にはそのメインフレーム106を掘削終了時にリ
ーミング坑103の内周面に支持するためのホールドグ
リッパ110が設けられている。
【0004】このような構成のトンネル掘削機101に
よる掘削作業は、次のようにして行われる。まず、掘進
準備のために、メイングリッパ108を高圧拡張させ、
ホールドグリッパ110を減圧保持させ、ノーズグリッ
パ107を高圧拡張させた後、ホールドグリッパ110
を縮小させる。この状態で、カッタヘッド105を回転
させるとともにスラストジャッキ109を伸張させて掘
進を行う。この後、スラストジャッキ109のストロー
ク分だけメインフレーム106を掘進させると、カッタ
ヘッド105を切羽よりやや後退させるとともにそのカ
ッタヘッド105の回転を停止させて掘進を完了させ
る。次に、グリッパ盛替のために、ホールドグリッパ1
10を高圧拡張させ、ノーズグリッパ107を縮小させ
た後メイングリッパ108を縮小させる。この後、スラ
ストジャッキ盛替のためにそのスラストジャッキ109
を縮小させて一連の工程が終了する。以下、前述と同様
にして掘進準備→掘進開始→掘進完了→グリッパ盛替→
スラストジャッキ盛替の各工程を繰り返して掘削を進め
ていく。
【0005】ところで、図9に示されているように、こ
の種のトンネル掘削機において、メイングリッパ108
は、メインビーム104に支持されるキャリア111
と、このキャリア111に支持されるグリッパジャッキ
112と、このグリッパジャッキ112のロッド先端部
にピン支持されるグリッパシュー113とを備えるもの
とされている。また、前記グリッパジャッキ112およ
びグリッパシュー113を所要の回動範囲内に位置保持
するために、前記グリッパジャッキ112の前方および
後方にはコイルスプリング114を内蔵するジャッキ保
持体115が設けられ、前記グリッパシュー113には
コイルスプリング116を内蔵するシュー保持体117
が設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ようなトンネル掘削機を斜坑トンネルの掘削に用いた場
合、グリッパ盛替時に、次のような問題点がある。
【0007】グリッパ盛替に際してノーズグリッパ1
07を縮小させた後にメイングリッパ108を縮小させ
ると、メインビーム104,キャリア111およびそれ
らに連結されている後続台車等の全荷重Wが、後側のジ
ャッキ保持体115のコイルスプリング114を介して
グリッパジャッキ112に加わることとなる。このた
め、コイルスプリング114として、キャリア111と
グリッパジャッキ112との間に挿入し得る小型で大き
な力を持ったものが必要となり、このコイルスプリング
114を支持するキャリア111にもその力に対抗でき
る強度が必要となる。
【0008】前述のようにグリッパジャッキ112に
加わった荷重Wは、グリッパ盛替後にグリッパジャッキ
112を再拡張させた後も継続して後側のコイルスプリ
ング114に対して圧縮力として作用し、掘削中もその
圧縮力が解放されることがない。したがって、グリッパ
ジャッキ112に常時そのコイルスプリング114のば
ね力が作用してそのグリッパジャッキ112の破損を招
くこととなってしまう。
【0009】前記荷重Wによってグリッパシュー11
3には坑壁側を後方へ向けて回動するモーメントMが作
用し、このモーメントMによってそのグリッパシュー1
13が傾斜し、このグリッパシュー113を安定的に坑
壁に押付けることができない。
【0010】本発明は、前述のような問題点を解消する
ためになされたもので、斜坑トンネルの掘削に際しての
グリッパ盛替時に、メイングリッパのグリッパジャッキ
に加わる荷重を極力小さくして安定した盛替を行うこと
のできるトンネル掘削機を提供することを目的とするも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用・効果】前述の
目的を達成するために、本発明によるトンネル掘削機
は、坑壁に沿って延設されるメインビームと、このメイ
ンビームの前部および後部にそれぞれ設けられそのメイ
ンビームを前記坑壁に対して支持するノーズグリッパお
よびメイングリッパと、前記メインビームに前後摺動可
能に支持され前部にカッタヘッドが支承されるメインフ
レームと、このメインフレームを前記坑壁に対して支持
するホールドグリッパと、前記メインフレームと前記メ
イングリッパのグリッパシューとを連結するスラストジ
ャッキとを備える斜坑トンネル掘削用のトンネル掘削機
において、前記メインフレームと、前記メイングリッパ
を前記メインビームに支持するグリッパ支持体とを保持
ジャッキで連結することを特徴とするものである。
【0012】本発明においては、掘進完了後のグリッパ
盛替に際してメイングリッパを縮小させたとき、メイン
ビームとそのメインビームに連結されている後続台車等
の荷重(自重)は、保持ジャッキを介してメインフレー
ムにて支持される。したがって、この荷重がグリッパ支
持体を介してメイングリッパにかかるのが防がれ、これ
によってメイングリッパの破損もしくはそのメイングリ
ッパのグリッパシューの傾斜等の発生が防がれる。こう
して、グリッパ盛替を安定して行うことが可能となる。
【0013】本発明において、前記保持ジャッキは油圧
式ジャッキとするのが好適である。また、この保持ジャ
ッキは、グリッパ盛替に際して前記メイングリッパを縮
小させる前に前記グリッパ支持体を保持するように作動
されるのが好ましい。
【0014】本発明の目的は、後述される詳細な説明か
ら明らかにされる。しかしながら、詳細な説明および具
体的実施例は最も好ましい実施態様について説明する
が、本発明の精神および範囲内の種々の変更および変形
はその詳細な説明から当業者にとって明らかであること
から、具体例として述べるものである。
【0015】
【実施例】次に、本発明によるトンネル掘削機の具体的
実施例について、図面を参照しつつ説明する。
【0016】図1に、本発明の一実施例に係るトンネル
掘削機の全体斜視図が示されている。本実施例のトンネ
ル掘削機1は、例えば発電所の導水用の斜坑を掘削する
ために使用されるものであって、予め傾斜状のパイロッ
ト坑2をパイロット坑用トンネル掘削機で掘削した後
に、このパイロット坑2の外周側の地山をリーミング坑
3に拡径掘削する斜坑リーミング掘削機である。
【0017】このトンネル掘削機1においては、パイロ
ット坑2とリーミング坑3とに亙って、前部が円筒断面
で後部が角筒断面とされるメインビーム4が延設され、
このメインビーム4に前後摺動可能にメインフレーム5
が支持されている。このメインフレーム5には、カッタ
ヘッドサポート6を介してカッタヘッド7が回転自在に
支承され、このカッタヘッド7の前端部には多数個のロ
ーラカッタ8が装着されている。また、前記カッタヘッ
ドサポート6には、掘削終了時に前記メインフレーム5
をリーミング坑3の内周面に支持するために、ルーフサ
ポート9,サイドサポート10およびバーチカルサポー
ト11よりなるホールドグリッパが設けられている。こ
れらルーフサポート9,サイドサポート10およびバー
チカルサポート11は、リンクを介してカッタヘッドサ
ポート6に支持されるとともに、油圧シリンダで構成さ
れるグリッパジャッキの駆動によってリーミング坑3の
内周面に支持される。
【0018】前記メインビーム4の前部にはそのメイン
ビーム4をパイロット坑2の内周面に対して支持するノ
ーズグリッパ12が設けられ、このメインビーム4の後
部にはそのメインビーム4をリーミング坑3の内周面に
対して支持するメイングリッパ(リヤグリッパ)13が
設けられている。前記ノーズグリッパ12は、円周を略
3等分する位置に設けられる3個のグリッパジャッキ
と、各グリッパジャッキの先端部に取り付けられるグリ
ッパシュー14とを備えるものとされている。また、前
記メイングリッパ13は、メインビーム4に支持される
キャリア15と、このキャリア15の上部および下部に
支持されるグリッパジャッキ16と、これらグリッパジ
ャッキ16のロッド先端部にピン支持されるグリッパシ
ュー17とを備えるものとされている。
【0019】図2に示されているように、前記キャリア
15には、グリッパジャッキ16を前後から挟むように
複数個のジャッキ保持体18が設けられ、これらジャッ
キ保持体18によってそのグリッパジャッキ16が所要
の回動範囲内に位置保持されるようになっている。な
お、このジャッキ保持体18は、図9に示される従来例
とほぼ同様の構成を有するものであって、グリッパジャ
ッキ16が変位したときに内蔵のコイルスプリングを圧
縮させてそのコイルスプリングの復元力によってそのグ
リッパジャッキ16を所定位置に保持させるように構成
されている。また、このグリッパジャッキ16のロッド
16aの先端部にはピン支持部19の内側に受支板20
が設けられるとともに、グリッパシュー17側にはコイ
ルスプリング21を内蔵するシュー保持体22が前後に
設けられ、グリッパシュー17がピン支持部19周りに
回動したときにシュー保持体22のコイルスプリング2
1を圧縮させてそのコイルスプリング21の復元力によ
ってそのグリッパシュー17を所定位置に保持させるよ
うに構成されている。
【0020】また、掘削時におけるカッタヘッド7の推
進力を発生させるために、前記メイングリッパ13と前
記メインフレーム5との間には左右各2本ずつ計4本の
スラストジャッキ23が設けられている。これら4本の
スラストジャッキ23のうち左側の2本のスラストジャ
ッキ23は、前端部(ロッド端部)がメインフレーム5
の左側部にブラケットを介して連結されるとともに、後
端部が左側のグリッパシュー17の前端面にブラケット
を介して連結され、また右側の2本のスラストジャッキ
23は、前端部(ロッド端部)がメインフレーム5の右
側部にブラケットを介して連結されるとともに、後端部
が右側のグリッパシュー17の前端面にブラケットを介
して連結されている。
【0021】さらに、前記メインフレーム5とキャリア
15との間には左右1本ずつ計2本の油圧式の保持ジャ
ッキ24が設けられている。ここで、左側の保持ジャッ
キ24は、前端部(ロッド端部)がメインフレーム5の
左側部にブラケットを介して連結されるとともに、後端
部がキャリア15の左前端面にブラケットを介して連結
され、また右側の保持ジャッキ24は、前端部(ロッド
端部)がメインフレーム5の右側部にブラケットを介し
て連結されるとともに、後端部がキャリア15の右前端
面にブラケットを介して連結されている。なお、図1に
おいて符号25で示されるのは、キャリア15に一体に
連結される後続台車である。
【0022】次に、前述のような構成からなるトンネル
掘削機1による掘削動作について図3〜図7を参照しつ
つ説明する。
【0023】掘進準備(図3) メイングリッパ13を高圧拡張させ、ホールドグリッパ
(ルーフサポート9,サイドサポート10およびバーチ
カルサポート11)を減圧保持させ、ノーズグリッパ1
2を高圧拡張させた後、ホールドグリッパを縮小させ
る。 掘進開始(図4) 掘進準備が完了すると、カッタヘッド7を回転させると
ともにスラストジャッキ23を伸張させて掘進を行う。
なお、このスラストジャッキ23の伸張時に、保持ジャ
ッキ24はそのスラストジャッキ23の動きに追従して
自由に伸張するように油圧回路が設定されている。
【0024】掘進完了(図5) スラストジャッキ23のストローク分だけメインフレー
ム5を掘進させると、カッタヘッド7を切羽よりやや後
退させるとともにそのカッタヘッド7の回転を停止させ
て掘進を完了させる。 グリッパ盛替(図6) 掘進が完了すると、ホールドグリッパを高圧拡張させ、
ノーズグリッパ12を縮小させた後メイングリッパ13
を縮小させる。このとき、保持ジャッキ24にはホール
ドグリッパを高圧拡張させると同時に油圧をかけ始め、
メイングリッパ13の縮小前にその保持ジャッキ24に
よりキャリア15を含む全荷重を受けるようにする。
【0025】スラストジャッキ盛替(図7) 保持ジャッキ24を縮小させることによりメインフレー
ム5に対してキャリア15等を引き寄せる。この保持ジ
ャッキ24の縮小時にはスラストジャッキ23も同時に
引き寄せ、このスラストジャッキ23によりキャリア1
5等の荷重を補助的に受けるようにする。なお、この保
持ジャッキ24の縮小時にスラストジャッキ23がフリ
ー状態になるように油圧回路を設定しても良い。このよ
うにして一連の掘進工程が終了し、以下〜の各工程
を繰り返すことによりリーミング坑3の掘削を進めてい
く。
【0026】本実施例によれば、グリッパ盛替時にジャ
ッキ保持体18に内蔵されているコイルスプリングにか
かる力がグリッパジャッキ16の自重およびグリッパシ
ュー17の自重のみとなって、グリッパシュー17の坑
壁側を後方へ向けて回動するモーメントMも大きくなる
ことがない。したがって、このジャッキ保持体18に内
蔵されているコイルスプリングおよびシュー保持体22
に内蔵されているコイルスプリング21ともに小さいも
ので十分であり、またグリッパ盛替を安定して行うこと
が可能となる。
【0027】本実施例では、保持ジャッキ24を油圧式
ジャッキで構成したものについて説明したが、モータ制
御によりジャッキ作用を行うねじジャッキを用いること
もできる。
【0028】また、本実施例においては、斜坑トンネル
を下方に向けて掘削する場合に適用したものを説明した
が、このような斜坑トンネルを上方へ向けて掘削する場
合にも、本実施例の保持ジャッキを有する構造は有効で
ある。
【0029】前述のように、本発明は、種々に変更可能
なことは明らかである。このような変更は本発明の精神
および範囲に反することなく、また当業者にとって明瞭
な全てのそのような変形、変更は、請求の範囲に含まれ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例に係るトンネル掘削
機の全体斜視図である。
【図2】図2は、本実施例のトンネル掘削機におけるメ
イングリッパの部分平面図である。
【図3】図3は、本実施例のトンネル掘削機における掘
削動作説明図である。
【図4】図4は、本実施例のトンネル掘削機における掘
削動作説明図である。
【図5】図5は、本実施例のトンネル掘削機における掘
削動作説明図である。
【図6】図6は、本実施例のトンネル掘削機における掘
削動作説明図である。
【図7】図7は、本実施例のトンネル掘削機における掘
削動作説明図である。
【図8】図8は、従来のリーミング坑用トンネル掘削機
の縦断面図である。
【図9】図9は、従来のリーミング坑用トンネル掘削機
におけるメイングリッパの部分断面図である。
【符号の説明】
1 トンネル掘削機 4 メインビーム 5 メインフレーム 7 カッタヘッド 9 ルーフサポート 10 サイドサポート 11 バーチカルサポート 12 ノーズグリッパ 13 メイングリッパ 15 キャリア 16 グリッパジャッキ 17 グリッパシュー 18 ジャッキ保持体 21 コイルスプリング 22 シュー保持体 23 スラストジャッキ 24 保持ジャッキ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 勝 大阪府枚方市上野3−1−1 株式会社小 松製作所大阪工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 坑壁に沿って延設されるメインビーム
    と、このメインビームの前部および後部にそれぞれ設け
    られそのメインビームを前記坑壁に対して支持するノー
    ズグリッパおよびメイングリッパと、前記メインビーム
    に前後摺動可能に支持され前部にカッタヘッドが支承さ
    れるメインフレームと、このメインフレームを前記坑壁
    に対して支持するホールドグリッパと、前記メインフレ
    ームと前記メイングリッパのグリッパシューとを連結す
    るスラストジャッキとを備える斜坑トンネル掘削用のト
    ンネル掘削機において、前記メインフレームと、前記メ
    イングリッパを前記メインビームに支持するグリッパ支
    持体とを保持ジャッキで連結することを特徴とするトン
    ネル掘削機。
  2. 【請求項2】 前記保持ジャッキが油圧式ジャッキであ
    ることを特徴とする請求項1に記載のトンネル掘削機。
  3. 【請求項3】 前記保持ジャッキは、グリッパ盛替に際
    して前記メイングリッパを縮小させる前に前記グリッパ
    支持体を保持するように作動されることを特徴とする請
    求項1または2に記載のトンネル掘削機。
JP06311495A 1995-03-22 1995-03-22 トンネル掘削機 Expired - Fee Related JP3483225B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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