JPH08260797A - ドアチェックリンク装置及びその組付方法 - Google Patents

ドアチェックリンク装置及びその組付方法

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JPH08260797A
JPH08260797A JP6375495A JP6375495A JPH08260797A JP H08260797 A JPH08260797 A JP H08260797A JP 6375495 A JP6375495 A JP 6375495A JP 6375495 A JP6375495 A JP 6375495A JP H08260797 A JPH08260797 A JP H08260797A
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JP
Japan
Prior art keywords
casing
guides
door check
arm
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP6375495A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Ito
俊彦 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP6375495A priority Critical patent/JPH08260797A/ja
Publication of JPH08260797A publication Critical patent/JPH08260797A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を削減するとともに、ドアの操作フ
ィーリングの悪化や異音が発生する虞れをなくする。 【構成】 ケーシング2に一対のガイド3,3を重ね合
わせて収納してなるドアチェック1を備え、一対のガイ
ド3,3間に押し込んだアーム18の一端をフロントピ
ラー後面24に連係させるドアチェックリンク装置にお
いて、ガイド3の側面11に突起12を設けるととも
に、ケーシング2の側壁5に、その開口縁6からガイド
挿入方向に延びる突起係合溝7を形成し、該突起係合溝
7に、突起12がアーム押し込み時に係合する延出部8
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドアチェックリンク装置
及びその組付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のサイドドアには、狭い場所での
乗降の便を図るため、ドアチェックリンク装置を設置し
て半開き状態に保持できるようにしたものがある。図9
は、同装置で使用するドアチェックの一例を示してい
る。このドアチェック50は、ケーシング51にガイド
52とブッシュ53をそれぞれ一対収納するとともに、
ケーシング51にリッド54を取り付けてある。そし
て、ケーシング51内のガイド52,52の間にアーム
55を押し込み、該アーム55の一端を車体に連係させ
てある。サイドドアの開閉時には、ガイド52,52の
クリック部56,56がアーム55の凹部57,57にそ
れぞれ係合し、サイドドアを半開き状態に保持するとと
もに、サイドドアの開閉操作に節度感を持たせている
(類似構造としては、実開平2−23677号公報に開
示されている)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このドアチェ
ック50は、サイドドアへの組付時にケーシング51内
からガイド52とブッシュ53が脱落するのを防止する
ため、ケーシング51にリッド54を取り付けなければ
ならず、部品点数が増え、コストアップの要因となる。
【0004】さらに、ガイド52がサイドドアの開閉時
に前後に倒れて、操作フィーリングの悪化や異音の発生
を招く虞れもある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑み、部品点
数が削減でき、操作フィーリングの悪化や異音が発生す
る虞れのないドアチェックリンク装置及びその組付方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のドアチェックリンク装置は、ケーシングに一
対のガイドを重ね合わせて収納してなるドアチェックを
備え、上記一対のガイド間に押し込んだアームの一端を
車体に連係させるドアチェックリンク装置において、上
記ガイドの側面に突起を設けるとともに、上記ケーシン
グの側壁に、その開口縁からガイド挿入方向に延びる突
起係合溝を形成し、該突起係合溝に、上記突起がアーム
押し込み時に係合する延出部を設けたとを特徴とする。
【0007】このドアチェックリンク装置を車体に組み
付ける場合において、上記一対のガイド間にアームを押
し込んで上記突起を突起係合溝の延出部に係合させてか
ら、上記ケーシングをドアに設置し、次いで、上記アー
ムの一端を車体に連係することを特徴とする。
【0008】上記各ガイドの左右の側面に、その合わせ
面に隣接させて上記突起をそれぞれ前後一対設けるとと
もに、これら突起を前後に揃えて配置し、上記ケーシン
グの左右の側壁に突起係合溝をそれぞれ一条形成し、こ
れら突起係合溝に上記延出部をそれぞれ前後一対設けて
もよい。
【0009】
【作用】請求項1及び請求項3の発明によれば、ケーシ
ングの突起係合溝にガイドの突起を係合させてガイドを
ケーシングに収納する。そして、ケーシング内のガイド
間にアームを押し込むと、ガイドがアームによって押し
退けられ、その突起が突起係合溝の延出部に係合するの
で、ガイドがケーシングから脱落しなくなるとともに、
サイドドアの開閉時に前後に倒れる虞れもなくなる。
【0010】また、請求項2の発明によれば、各ガイド
の左右の側面に設けた前後一対の突起が、突起係合溝の
延出部にそれぞれ係合するので、ガイドの保持がより確
実なものとなるとともに、ケーシングの左右の側面にそ
れぞれ形成される突起係合溝の本数が一条だけになるの
で、ケーシングの剛性低下を押さえることもできる。
【0011】
【実施例】図1ないし図4に本発明のドアチェックリン
ク装置を示す。図3は同装置のドアチェックを分解して
示している。このドアチェック1はケーシング2にガイ
ド3とブッシュ4をそれぞれ一対収納してある。ケーシ
ング2の左右の側壁5,5には、その開口縁6から前後
に延びる突起係合溝7がそれぞれ形成してあり、これら
突起係合溝7,7の後端と中間部に延出部8をそれぞれ
上下方向に設けてある。また、ケーシング2の開口9の
上下縁からフランジ10をそれぞれ延出させてある。
【0012】各ガイド3,3の左右の側面11,11に
は、前後一対の突起12,12をそれぞれ設けてある。
これら突起12,12は、合わせ面13に隣接させ、か
つ他のガイド3の突起12,12と前後方向の位置を揃
えて配置してある。また、ガイド3,3の合わせ面13,
13にクリック部14がそれぞれ形成してあり、ガイド
3,3を重ね合わせると、その前後面側にアーム入口部
15がそれぞれ形成される。なお、ガイド3はポリアセ
タールなどで、ブッシュ4はニトリルゴムなどでそれぞ
れ成形するのが好ましい。
【0013】ドアチェック1の組み立てにあたっては、
まずガイド3,3を重ね合わせ、ガイド3の凹部16に
ブッシュ4の凸部17を嵌合させてガイド3,3をブッ
シュ4,4で挟み込んでから、これをケーシング2に嵌
入させる。
【0014】ドアチェック1の車体への組み付けにあた
っては、アーム18の一端にストッパー19を装着して
ピン20で係止してから、ガイド3,3の間にアーム1
8をアーム入口部15から押し込む。このとき、ブッシ
ュ4,4が縮み、ガイド3,3がアーム18によって押し
退けられ、ガイド3,3の各突起12が突起係合溝7,7
の各延出部8にそれぞれ係合する。
【0015】次いで、図4に示すように、このアッセン
ブリをサイドドア21内に入れ、サイドドアインナーパ
ネル22の前面段部23にケーシング2を固定してか
ら、フロントピラー後面24に設置したブラケット25
に、アーム18の他端をピン26で枢支結合する。サイ
ドドア21の開閉させると、アーム18がピン26を支
点として回動し、ドアチェック1のガイド3,3間を摺
動する。その際、ガイド3,3のクリック部14,14が
アーム18の凹部27,27にそれぞれ係合し、サイド
ドア21を半開き状態に保持する。また、サイドドア2
1を二点鎖線の位置まで開くと、ドアチェック1がスト
ッパー19に当接し、サイドドア21の開成が規制され
る。
【0016】本実施例では、ドアチェック1のガイド
3,3間にアーム18を押し込むと、ガイド3,3の各突
起12が突起係合溝7の各延出部8にそれぞれ係合する
ので、ドアチェック1とアーム18のアッセンブリを車
体に組み付ける際、ガイド3やブッシュ4がケーシング
2から脱落しなくなり、作業性が良くなる。さらに、ガ
イド3,3が突起12のケーシング2への係合によって
保持され、サイドドアの開閉時に前後に倒れなくなるの
で、操作フィーリングの悪化や異音が発生する虞れもな
い。
【0017】なお、本実施例では、ガイド3の左右の側
面に突起12をそれぞれ前後一対設けてあるが、突起1
2の配置、個数については次のような変形が可能であ
る。
【0018】例えば図5に示すように、左右の側面に前
後方向に位置を違えて1個ずつ設けるか、図5、図6に
示すように、片方の側面にのみ2個設けるか、あるいは
図8に示すように、左右の側面に前後方向に位置を揃え
て1個ずつ設けてもよい。
【0019】なお、上記実施例では、サイドドアに適用
した例を挙げたが、これに限らずバックドア等にも適用
できる。
【0020】
【発明の効果】請求項1及び請求項3の発明によれば、
ケーシング内のガイド間にアームを押し込むと、ガイド
がアームによって押し退けられ、その突起が突起係合溝
の延出部に係合するので、ガイドがケーシングから脱落
しなくなる。よって、ケーシングにリッドを取り付ける
必要がなくなり、部品点数の削減よるコスト低減効果が
期待できる。
【0021】さらに、ガイドがサイドドアの開閉時に前
後に倒れなくなるので、操作フィーリングの悪化や異音
が発生する虞れもなくなる。
【0022】また、請求項2の発明によれば、各ガイド
の左右の側面に設けた前後一対の突起が、突起係合溝の
延出部にそれぞれ係合するので、ガイドの保持がより確
実なものとなるとともに、ケーシングの左右の側面に形
成される突起係合溝の本数が一条だけになるので、ケー
シングの剛性低下を押さえることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアチェックリンク装置を示す斜
視図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】同装置のドアチェックを示す分解斜視図。
【図4】同装置の車体への組付状態を示す平面図。
【図5】ガイドに突起を設ける場合の変形例を示す平面
図。
【図6】ガイドに突起を設ける場合の変形例を示す平面
図。
【図7】ガイドに突起を設ける場合の変形例を示す平面
図。
【図8】ガイドに突起を設ける場合の変形例を示す平面
図。
【図9】従来例の図3に相当する図。
【符号の説明】
1…ドアチェック 2…ケーシング 3…ガイド 5…側壁 6…開口縁 7…突起係合溝 8…延出部 11…側面 12…突起 18…アーム 24…フロントピラー後面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングに一対のガイドを重ね合わせ
    て収納してなるドアチェックを備え、上記一対のガイド
    間に押し込んだアームの一端を車体に連係させるドアチ
    ェックリンク装置において、上記ガイドの側面に突起を
    設けるとともに、上記ケーシングの側壁に、その開口縁
    からガイド挿入方向に延びる突起係合溝を形成し、該突
    起係合溝に、上記突起がアーム押し込み時に係合する延
    出部を設けたことを特徴とするドアチェックリンク装
    置。
  2. 【請求項2】 上記各ガイドの左右の側面に、その合わ
    せ面に隣接させて上記突起をそれぞれ前後一対設けると
    ともに、これら突起を前後に揃えて配置し、上記ケーシ
    ングの左右の側壁に突起係合溝をそれぞれ一条形成し、
    これら突起係合溝に上記延出部をそれぞれ前後一対設け
    たことを特徴とする請求項1に記載のドアチェックリン
    ク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のドアチェックリンク装
    置を車体に組み付ける方法であって、上記一対のガイド
    間にアームを押し込んで上記突起を突起係合溝の延出部
    に係合させてから、上記ケーシングをドアに設置し、次
    いで、上記アームの一端を車体に連係することを特徴と
    するドアチェックリンク装置の組付方法。
JP6375495A 1995-03-23 1995-03-23 ドアチェックリンク装置及びその組付方法 Pending JPH08260797A (ja)

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JP6375495A JPH08260797A (ja) 1995-03-23 1995-03-23 ドアチェックリンク装置及びその組付方法

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JPH08260797A true JPH08260797A (ja) 1996-10-08

Family

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JP (1) JPH08260797A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7908709B2 (en) * 2007-02-01 2011-03-22 GM Global Technology Operations LLC Check link assembly

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7908709B2 (en) * 2007-02-01 2011-03-22 GM Global Technology Operations LLC Check link assembly

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