JP6778383B2 - 車両用リッド構造 - Google Patents
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Description
パワースライドドアに隣接して車体に開閉可能に取付けられたリッドと、
上記リッドとは別に上記車体に取付けられ、上記パワースライドドアのドア閉時の介在物の挟み込みを検知するために上記パワースライドドアに設けられている感圧式のタッチセンサに対向して配置され、上記介在物の挟み込み荷重を受ける荷重受け部と、
を備え、
上記リッドは、閉じられた状態で上記タッチセンサに対向して配置される対向部を有し、上記挟み込み荷重に対する剛性について上記対向部が上記荷重受け部を下回るように構成されており、
上記荷重受け部は、上記リッドの上記対向部よりも上記パワースライドドアの閉じ方向の後方側に、この対向部と重なり合うように配置されている、車両用リッド構造、にある。
この場合、介在物の挟み込み荷重に対抗するために、リッドを構成する板材の厚みを増やしたり、車体に対するリッドの固定箇所の数を増やしたりして、リッドの剛性を必要以上に高める必要がない。このため、リッドを構成する板材の板厚を薄くしてリッドの重量を低く抑え、また車体に対するリッドの固定箇所の数を少なく抑えることで、リッド構造の軽量化及びコストダウンを図ることが可能になる。また、リッドの重量を低く抑えることで、リッドの開閉操作性が低下するのを防ぐことができる。
図1に示されるように、実施形態1の車両用リッド構造(以下、単に「リッド構造」という。)10は、車体1の左側面のうち前部ドア3のドア後部3aと後部ドア4のドア前部4aとの間に設けられている。ドア後部3aを前部ドア3の後側の見切りといい、ドア前部4aを後部ドア4の前側の見切りということもできる。
図6示されるように、実施形態2のリッド構造110は、ボックス部材115の構成が実施形態1のボックス部材15の構成と相違している。即ち、ボックス部材115は、実施形態1のボックス部材15に比べて、同様のリブ17を備える一方で、リブ18,19のような部位を備えていない。
その他の構成は、実施形態1と同様である。
その他、実施形態1と同様の作用効果を奏する。
図7示されるように、実施形態3のリッド構造210は、ボックス部材215の構成が実施形態1のボックス部材15の構成と相違している。即ち、ボックス部材215は、実施形態1のボックス部材15に比べて、荷重受け部であるリブ17に相当するリブ217が別部材によって構成されている。このリブ217は、リブ17と同様に、挟み込み荷重を受けたときに撓むことなくタッチセンサ7を作動させることができる剛性を有し、ボックス部材215の後端部に接合されている。この場合、リブ217は、ボックス部材215と同様の樹脂材料によって構成されてもよいし、或いは樹脂材料とは異なる材料(金属材料、ゴム材料など)によって構成されてもよい。
その他の構成は、実施形態1と同様である。
その他、実施形態1と同様の作用効果を奏する。
図8に示されるように、実施形態4のリッド構造310は、ボックス部材315の構成が実施形態1のボックス部材15の構成と相違している。即ち、ボックス部材315において、リブ17は、リッド11の後端部12を間に挟むことなくタッチセンサ7に対向するように配置されている。また、このリブ17は、左右方向についてリッド11の後端部12と面一に並んで延在するように構成されている。
その他の構成は、実施形態3と同様である。
その他、実施形態1と同様の作用効果を奏する。
4 後部ドア(パワースライドドア)
4a ドア前部
5 給油口(燃料供給口)
7 タッチセンサ
10,110,210,310 車両用リッド構造(リッド構造)
11 リッド(フューエルリッド)
12 後端部
15,115,215,315 ボックス部材
16 本体部
17,217 リブ(第1リブ、荷重受け部)
18 リブ(第2リブ)
20 締結部材
B 弾性変形領域
C 介在物
F 挟み込み荷重
Claims (4)
- パワースライドドアに隣接して車体に開閉可能に取付けられたリッドと、
上記リッドとは別に上記車体に取付けられ、上記パワースライドドアのドア閉時の介在物の挟み込みを検知するために上記パワースライドドアに設けられている感圧式のタッチセンサに対向して配置され、上記介在物の挟み込み荷重を受ける荷重受け部と、
を備え、
上記リッドは、閉じられた状態で上記タッチセンサに対向して配置される対向部を有し、上記挟み込み荷重に対する剛性について上記対向部が上記荷重受け部を下回るように構成されており、
上記荷重受け部は、上記リッドの上記対向部よりも上記パワースライドドアの閉じ方向の後方側に、この対向部と重なり合うように配置されている、車両用リッド構造。 - 上記荷重受け部は、上記リッドの上記対向部が上記挟み込み荷重を受けたときに弾性変形可能な弾性変形領域内に配置されている、請求項1に記載の車両用リッド構造。
- パワースライドドアに隣接して車体に開閉可能に取付けられたリッドと、
上記リッドとは別に上記車体に取付けられ、上記パワースライドドアのドア閉時の介在物の挟み込みを検知するために上記パワースライドドアに設けられている感圧式のタッチセンサに対向して配置され、上記介在物の挟み込み荷重を受ける荷重受け部と、
を備え、
上記リッドが燃料供給口に対して設けられたフューエルリッドであり、
上記燃料供給口を取り囲むように上記車体に取付けられた本体部と、上記本体部から上記タッチセンサに対向する位置まで延出したリブと、を有するボックス部材を備え、
上記荷重受け部は、上記ボックス部材の上記リブによって構成されている、車両用リッド構造。 - 上記ボックス部材は、締結部材によって上記車体に締結固定されるように構成され、上記リブを第1リブとしたとき、上記第1リブから前方に延びる第2リブを備える、請求項3に記載の車両用リッド構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017043006A JP6778383B2 (ja) | 2017-03-07 | 2017-03-07 | 車両用リッド構造 |
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JP2017043006A JP6778383B2 (ja) | 2017-03-07 | 2017-03-07 | 車両用リッド構造 |
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JP2018144704A JP2018144704A (ja) | 2018-09-20 |
JP6778383B2 true JP6778383B2 (ja) | 2020-11-04 |
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JP7095755B2 (ja) * | 2019-01-17 | 2022-07-05 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両 |
JP7258934B2 (ja) * | 2021-03-17 | 2023-04-17 | 本田技研工業株式会社 | 車両の開閉体構造 |
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2017
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