JP2009262824A - 車両後部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラゲージドアの閉止時にラゲージドアの下端部とバンパカバーとの間に指が挟み込まれることを防止する。
【解決手段】リヤフロアクロスメンバ30の上部側インナパネル36の上面にはストライカ46が配設されている。ラゲージドア16のインナパネル44の下面には、ストライカ46に係止可能なロック装置48が配設されており、ロック装置48にはストライカ46を検知するセンサ50が設けられている。センサ50によりストライカ46が検知されると、ロック装置48がストライカ46に係止され、ラゲージドア16がロックされる。ラゲージドア16が閉止される際には、ラゲージドア16の下端部16Bが窪み部22の縦壁部22Aにユーザーの指が挟まれない間隔まで近接したときに、センサ50によりストライカ46が検知されるように設定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両後部構造に関し、特に、ラゲージドアの下端部がバンパカバーの上方側に開閉可能に設けられた車両後部構造に関する。
下記特許文献1には、リアバンパの上面前端部をリテーナにより車体に係止した構造が開示されている。この構造では、リテーナの上部にバンパフィニッシャを載置して、バンパフィニッシャとラゲージドアとの上下隙が所定の値になるように設定している。
また、下記特許文献2には、リアバンパの上端部と下端部が車両幅方向に沿って配置されたアウタフレームに止め具で取り付けられている構造が開示されている。この構造では、ラゲージドアの閉止時にラゲージドアの下端部とリアバンパの上面部とが対向するように配置されている。
特開2005−161965号公報 特開昭58−89418号公報
しかしながら、上記特許文献1による場合、ラゲージドアの閉止時にラゲージドアの下端部とその下方側のバンパフィニッシャとが対向するため、ラゲージドアの下端部とバンパフィニッシャとの間に指が挟み込まれる可能性がある。
また、上記特許文献2による場合、ラゲージドアの閉止時にラゲージドアの下端部とリアバンパの上面部とが車両上下方向に対向するため、ラゲージドアの下端部とリアバンパの上面部との間に指が挟み込まれる可能性がある。
本発明は上記事実を考慮し、ラゲージドアの閉止時にラゲージドアの下端部とバンパカバーとの間に指が挟み込まれることを防止することができる車両後部構造を得ることが目的である。
請求項1の発明に係る車両後部構造は、車両本体の後部に配置され、ドア前端部又はドア上端部回りに車両上下方向に開閉されるラゲージドアと、前記ラゲージドアの閉止方向下方側に設けられ、車両幅方向に沿って配置されたバンパカバーと、前記バンパカバーの上面部に設けられ、前記ラゲージドアの閉止位置で前記ラゲージドアの下端部の車両外側面を覆うように車両下方側に窪んだ窪み部と、前記車両本体及び前記ラゲージドアに跨るように設けられ、前記ラゲージドアの下端部が前記窪み部の壁面に近接したときに前記ラゲージドアをロックするロック手段と、を有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の車両後部構造において、前記窪み部は、車両上下方向に沿って配置された壁部を備え、前記ラゲージドアの閉止位置では、前記車両外側面と前記壁部との隙間がユーザーの指が入らない寸法に設定されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の車両後部構造において、前記ロック手段は、前記車両本体及び前記ラゲージドアの一方に設けられたストライカと、前記車両本体及び前記ラゲージドアの他方に設けられ、前記ラゲージドアの閉止位置で前記ストライカを検知するセンサと、前記車両本体及び前記ラゲージドアの他方に設けられ、前記センサが前記ストライカを検知したときに前記センサからの信号に基づき前記ストライカに係止されるロック装置と、を有し、前記センサは、前記下端部と前記壁面又は前記壁部との間隔が所定の間隔以下となったときに、前記ストライカを検知可能に設定されていることを特徴とする。
請求項1記載の本発明によれば、車両本体の後部にラゲージドアが配置されており、ラゲージドアがドア前端部又はドア上端部回りに車両上下方向に開閉される。ラゲージドアの閉止方向下方側に配置されたバンパカバーの上面部には、車両下方側に窪んだ窪み部が設けられており、ラゲージドアの閉止位置で窪み部がラゲージドアの下端部の車両外側面を覆うように配置されている。さらに、車両本体及びラゲージドアに跨るようにロック手段が設けられており、ラゲージドアを閉止する際に、ラゲージドアの下端部が窪み部の壁面に近接したときにロック手段によってラゲージドアがロックされる。その際、例えば、ラゲージドアの下端部と窪み部の壁面との間がユーザーの指が挟まれない間隔まで近接したときに、ラゲージドアがロックされる構成とすることができる。これにより、ラゲージドアの下端部と窪み部の壁面との間にユーザーの指が挿入されている場合には、ロック手段によりラゲージドアがロックされることが防止される。このため、ラゲージドアの閉止時にラゲージドアの下端部とバンパカバーとの間に指が挟み込まれることを防止することができる。
請求項2記載の本発明によれば、窪み部には車両上下方向に沿って配置された壁部が設けられており、ラゲージドアの閉止位置では、ラゲージドアの車両外側面と壁部との隙間がユーザーの指が入らない寸法となっている。このため、ラゲージドアが閉止位置でロック手段によりロックされる際には、ラゲージドアの下端部の車両外側面と壁部との隙間にユーザーの指が入らない。従って、ラゲージドアの閉止時にラゲージドアの下端部とバンパカバーとの間に指が挟み込まれることをより確実に防止することができる。
請求項3記載の本発明によれば、車両本体及びラゲージドアの一方にストライカが設けられており、ラゲージドアが閉止される際に、車両本体及びラゲージドアの他方に設けられたセンサによってラゲージドアの閉止位置でストライカが検知される。車両本体及びラゲージドアの他方にロック装置が設けられており、センサがストライカを検知したときにセンサからの信号に基づきロック装置がストライカに係止される。センサは、ラゲージドアの下端部と窪み部の壁面又は壁部との間隔が所定の間隔以下となったときに、ストライカを検知可能に設定されており、例えば、ラゲージドアの下端部と窪み部の壁面又は壁部との間がユーザーの指が挟まれない間隔まで近接したとき、センサでストライカが検知されるように設定することができる。これにより、ラゲージドアの下端部と窪み部の壁部との間に指が挿入されている場合等にロック装置によってストライカが係止されることが防止される。このため、ラゲージドアの閉止時にラゲージドアの下端部とバンパカバーとの間に指が挟み込まれることをさらに確実に防止することができる。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係る車両後部構造は、ラゲージドアの閉止時にラゲージドアの下端部とバンパカバーとの間に指が挟み込まれることを防止することができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係る車両後部構造は、ラゲージドアが閉止位置でロック手段によりロックされるときに、ラゲージドアの下端部や車両外側面と壁部との隙間にユーザーの指が入らないという優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明に係る車両後部構造は、ラゲージドアの閉止時にラゲージドアの下端部とバンパカバーとの間に指が挟み込まれることをさらに確実に防止することができるという優れた効果を有する。
〔第1実施形態〕
以下、図1〜図3を用いて、本発明に係る車両後部構造の一実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示している。
図1には、本実施形態に係る車両後部構造が適用された車両の後部が車両左斜め後方から見た斜視図にて示されており、図2には、本実施形態に係る車両後部構造の全体構成が車両左側方から見た側断面図にて示されている。
図1に示されるように、車両10のボデー本体11の後部の下部側には、車両幅方向に沿ってリアバンパ12が配設されている。リアバンパ12の意匠面は樹脂材からなるバンパカバー14で構成されている。車両10の後部のバンパカバー14の上方側には、車両10の後部に設けられたラッゲージルーム15を開閉可能なラゲージドア16が配設されている。ラゲージドア16は、車両側面視にて断面が略L字状に形成されており、ラゲージドア16の前端部16Aが車両10の後部の両サイドに設けられたトルーフ17にダンパステー18等によって支持されている。ラゲージドア16の下端部16Bは、車両10の上方側に開放された開放位置と、バンパカバー14の上面部14Aと対向する閉止位置との間を開閉可能に構成されている。その際、ラゲージドア16の下端部16Bが開放位置から車両下方側の矢印A方向に閉止されるようになっており、ラゲージドア16の下端部16Bの閉止方向下方側にバンパカバー14の上面部14Aが配置されている。
図2に示されるように、車両10の後部の下部側には、リアバンパ12の一部を構成するバンパリインフォースメント19が車両幅方向に沿って延設されている。バンパリインフォースメント19は、図示を省略したリヤントサイドメンバの後端部に固定されている。バンパリインフォースメント19の側断面形状は、略「日」の字状の閉断面構造とされている。バンパカバー14の側断面形状は、開口部を車両前方側に向けた略コ字状の断面とされている。また、バンパカバー14とバンパリインフォースメント19との間には、車両幅方向に沿ってPP発泡ビーズ等からなるエネルギーアブソーバー20が配設されている。エネルギーアブソーバー20の上端部20Aと、バンパカバー14の上面部14Aの下面との間にはバンパカバー14の変形を許容するための隙間が形成されている。また、エネルギーアブソーバー20の下端部20Bは車両後方側に延出しており、下端部20Bとバンパカバー14の縦壁14Bとの間にはバンパカバー14の変形を許容するための隙間が形成されている。
バンパカバー14の上面部14Aにおけるラゲージドア16の下端部16Bと対向する位置には、ラゲージドア16の閉止位置B(図2に示す位置)でラゲージドア16の下端部16Bの車両外側面16Cを覆うように車両下方側に窪んだ窪み部22が設けられている。窪み部22は、車両上下方向に沿って配置された壁部としての縦壁部22Aと、縦壁部22Aの下端部から車両前方側に略水平に延びた低面部22Bと、を備えている。ラゲージドア16の閉止位置Bでは、ラゲージドア16の下端部16Bが低面部22Bと対向しており、下端部16Bと低面部22Bとの間に所定の隙間が設けられている。さらに、ラゲージドア16の閉止位置Bでは、ラゲージドア16の下端部16Bの車両外側面16Cと縦壁部22Aとの隙間がユーザーの指が入らない寸法に設定されている。
窪み部22の低面部22Bの車両前方側には、後述するリテーナ40に係止される係止部24が車両幅方向に沿って設けられている。係止部24は、低面部22Bと、低面部22Bの下面から略L字状に配設された片状壁部24Aとで構成されており、車両前方側に開口された凹状形状となっている。また、低面部22Bと片状壁部24Aとの車両上下方向の間隔は、リテーナ40の板厚より若干大きく設定されている。なお、係止部24は、車両幅方向の複数箇所に部分的に設けられていてもよい。
ボデー本体11の後部に配設されるリアバンパ12の車両前方側には、車両上下方向に沿ってロアバックパネル28が配設されている。ロアバックパネル28の下端部は、車両前後方向に沿ってほぼ水平に配置されたリアフロアパネル38の後端部に接合されている。ロアバックパネル28の上部には、車両本体としてのリヤフロアクロスメンバ30が設けられている。リヤフロアクロスメンバ30は、ロアバックパネル28の上部と連続して構成されると共に車両後方側に配置されたアウタパネル32と、アウタパネル32の下部の車両前方側に配置された下部側インナパネル34と、アウタパネル32の上部の車両前方側に配置された上部側インナパネル36と、を備えている。
アウタパネル32は、下方側のロアバックパネル28よりも車両後方側に配置されており、断面が略ハット状に形成されている。アウタパネル32の下端部には下部側インナパネル34の下端部が溶着されており、アウタパネル32の上端部には上部側インナパネル36の上端部が溶着されている。上部側インナパネル36は、車両側面視にて車両前方側に向かって下り勾配となるように配置されている。なお、図示を省略するが、上部側インナパネル36と下部側インナパネル34とは中間部で連結された構造となっている。
アウタパネル32の中間部の後側面は、車両上下方向に配置されており、この後側面にリテーナ40が接合されている。リテーナ40は、断面が略L字状に形成されており、一端側がアウタパネル32の後側面に接合され、端部(他端側)が車両後方側に略水平に延出されている。リテーナ40の端部に、車両後方側からバンパカバー14の係止部24の凹状部分が挿入されることで、リテーナ40の端部にバンパカバー14の係止部24が係止されている。これによって、バンパカバー14の上面部14Aの前端部がリテーナ40によりリヤフロアクロスメンバ30に留められている。バンパカバー14の係止部24は、車両幅方向の複数箇所でクリップ等の止め具によってリテーナ40に固定されている。
ラゲージドア16は、車両後方側に配置されたアウタパネル42と、車両前方側に配置されたインナパネル44と、を備えている。インナパネル44は、車両側面視にて車両前方側に向かって上り勾配となるように配置されている。また、リヤフロアクロスメンバ30を構成する上部側インナパネル36の上面には、車両側面視にて略U字状に形成されたロック手段としてのストライカ46が配設されている。インナパネル44の下面には、ラゲージドア16の閉止位置Bでストライカ46を係止可能なロック手段としてのロック装置48が配設されている。ロック装置48には、ストライカ46を検知するセンサ50が設けられている。ロック装置48は、ラゲージドア16の閉止位置Bでセンサ50によりストライカ46が検知されたときに、ストライカ46に係止されるように構成されている。本実施形態では、ロック装置48には、図示しないクローザーが内装されており、センサ50によりストライカ46が検知されてセンサ50から信号が出力されると、クローザーが作動して係止部(図示省略)がストライカ46を両側から挟むように電気的に制御されている。すなわち、ロック装置48のクローザーが作動して係止部がストライカ46に係止されることで、ラゲージドア16がロックされる。
ラゲージドア16が閉止される際には、ラゲージドア16の下端部16Bと窪み部22の縦壁部22Aの上端部との間が所定の間隔(本実施形態ではユーザーの指が挟まれない間隔)まで近接したときに、センサ50によってストライカ46が検知されるように設定されている。言い換えると、センサ50がストライカ46に所定の距離まで近づくとストライカ46が検知されるが、センサ50がストライカ46を検知する距離は、ストライカ46が検知されたときにラゲージドア16の下端部16Bと窪み部22の縦壁部22Aとの間が、ユーザーの指が挟まれない間隔となっているように設定されている。すなわち、ラゲージドア16の下端部16Bと窪み部22の縦壁部22Aとの間が、ユーザーの指が挟まれない間隔となったときに、センサ50によってストライカ46が検知され、ロック装置48のクローザー(図示省略)が作動するように設定されている。
また、上部側インナパネル36の上端部とアウタパネル32の上端部との接合部には、ゴム製のウエザーストリップ52が固着されている。ラゲージドア16の閉止位置Bでは、ウエザーストリップ52の上部に形成された中空形状の筒状部52Aがラゲージドア16のインナパネル44に接触してラゲージドア16とリヤフロアクロスメンバ30との間をシールするように構成されている。
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1及び図2に示されるように、ラゲージドア16の下端部16Bを車両下方側の矢印A方向に閉止すると、ラゲージドア16の下端部16Bと窪み部22の縦壁部22Aの上端部との間が所定の間隔(ユーザーの指が挟まれない間隔)まで近接したときに、センサ50によってストライカ46が検知される。そして、センサ50からの信号に基づきロック装置48のクローザー(図示省略)が作動して係止部(図示省略)が両側からストライカ46を挟む。これによって、ラゲージドア16が閉止位置Bでロックされる。
その際、ラゲージドア16の下端部16Bと窪み部22の縦壁部22Aの上端部との間が所定の間隔(ユーザーの指が挟まれない間隔)まで近接したときに、センサ50によってストライカ46が検知されるように設定されているので、図3に示されるように、ラゲージドア16の下端部16Bと窪み部22の縦壁部22Aの上端部との間にユーザーの指が挿入されている場合には、センサ50とストライカ46とが離れており、センサ50によってストライカ46が検知されることがない。このため、ロック装置48のクローザー(図示省略)が作動せず、係止部(図示省略)がストライカ46に係止されてラゲージドア16がロックされることが防止される。従って、ラゲージドア16の閉止時にラゲージドア16の下端部16Bとバンパカバー14の上面部14A又は窪み部22との間に指が挟み込まれることを防止することができる。
さらに、ラゲージドア16の閉止位置Bでは、ラゲージドア16の下端部16Bが低面部22Bと対向すると共に、ラゲージドア16の下端部16Bの車両外側面16Cと縦壁部22Aとの隙間がユーザーの指が入らない寸法となっている。このため、ラゲージドア16の閉止位置Bでは、ラゲージドア16の下端部16Bの車両外側面16Cと縦壁部22Aとの隙間にユーザーの指が入ることはない。従って、ラゲージドア16の閉止時にラゲージドア16の下端部16Bとバンパカバー14の上面部14A又は窪み部22との間に指が挟み込まれることをさらに確実に防止することができる。
一方、比較例として、ラゲージドア16の下端部16Bが、車両前後方向に略水平に配置されたバンパカバーの上面部と近接対向する位置でロックされる構成では、ラゲージドア16の下端部16Bと略水平のバンパカバーの上面部とが近接対向しており、ラゲージドア16の下端部16Bとバンパカバーの上面部との間にユーザーの指が挟み込まれる可能性がある。これに対して、本実施形態では、ラゲージドア16の下端部16Bがバンパカバー14の上面部14Aより車両下方側の窪み部22と対向する閉止位置Bでロックされており、ラゲージドア16の下端部16Bと窪み部22との間に指が挟み込まれることを防止することができる。
〔上記実施形態の補足説明〕
(1)ストライカ46とロック装置48の取付位置は、上記実施形態に限定されず、他の構成でもよい。すなわち、ラゲージドア16側にストライカを設け、ボデー本体11側にロック装置48を設ける構成でもよい。
(2)上記実施形態では、ラゲージドア16の車両外側面16Cが車両上下方向に配置され、窪み部22が縦壁部22Aと低面部22Bとを備える構成であったが、これに限定されず、他の構成でもよい。すなわち、バンパカバーの上面部に車両下方側に窪んだ窪み部を設け、ラゲージドア16の下端部16Bが窪み部の下面と対向する位置まで移動したときに、ラゲージドア16がロックされる構成であればよい。
一実施形態に係る車両後部構造が適用された車両の後部を示す斜視図である。 一実施形態に係る車両後部構造の全体構成を示す側断面図である。 ラゲージドアの下端部とバンパカバーの窪み部との間に指が挿入された状態を示す側断面図である。
符号の説明
10 車両
11 ボデー本体
12 リアバンパ
14 バンパカバー
14A 上面部
16 ラゲージドア
16B 下端部
16C 車両外側面
22 窪み部
22A 縦壁部(壁部)
30 リヤフロアクロスメンバ(車両本体)
36 上部側インナパネル(車両本体)
44 インナパネル(ラゲージドア)
46 ストライカ
48 ロック装置
50 センサ

Claims (3)

  1. 車両本体の後部に配置され、ドア前端部又はドア上端部回りに車両上下方向に開閉されるラゲージドアと、
    前記ラゲージドアの閉止方向下方側に設けられ、車両幅方向に沿って配置されたバンパカバーと、
    前記バンパカバーの上面部に設けられ、前記ラゲージドアの閉止位置で前記ラゲージドアの下端部の車両外側面を覆うように車両下方側に窪んだ窪み部と、
    前記車両本体及び前記ラゲージドアに跨るように設けられ、前記ラゲージドアの下端部が前記窪み部の壁面に近接したときに前記ラゲージドアをロックするロック手段と、
    を有することを特徴とする車両後部構造。
  2. 前記窪み部は、車両上下方向に沿って配置された壁部を備え、
    前記ラゲージドアの閉止位置では、前記車両外側面と前記壁部との隙間がユーザーの指が入らない寸法に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の車両後部構造。
  3. 前記ロック手段は、
    前記車両本体及び前記ラゲージドアの一方に設けられたストライカと、
    前記車両本体及び前記ラゲージドアの他方に設けられ、前記ラゲージドアの閉止位置で前記ストライカを検知するセンサと、
    前記車両本体及び前記ラゲージドアの他方に設けられ、前記センサが前記ストライカを検知したときに前記センサからの信号に基づき前記ストライカに係止されるロック装置と、
    を有し、
    前記センサは、前記下端部と前記壁面又は前記壁部との間隔が所定の間隔以下となったときに、前記ストライカを検知可能に設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両後部構造。
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CN102745249A (zh) * 2012-06-06 2012-10-24 奇瑞汽车股份有限公司 一种后围板总成
EP2927101A4 (en) * 2012-11-30 2016-03-23 Toyota Motor Co Ltd LOWER BODY PORTION OF VEHICLE BODY HAVING A SIDE COLLISION SENSOR

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