JPH08259785A - 末端カルボキシル基及びイミド基を含有する飽和ポリエステルを含有する硬化性組成物及び該組成物からなる粉体塗料 - Google Patents

末端カルボキシル基及びイミド基を含有する飽和ポリエステルを含有する硬化性組成物及び該組成物からなる粉体塗料

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JPH08259785A
JPH08259785A JP8052684A JP5268496A JPH08259785A JP H08259785 A JPH08259785 A JP H08259785A JP 8052684 A JP8052684 A JP 8052684A JP 5268496 A JP5268496 A JP 5268496A JP H08259785 A JPH08259785 A JP H08259785A
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Claudio A Gabutti
アレキサンダー ガブッチィ クラウディオ
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Ciba Geigy AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/68Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen
    • C08G63/685Polyesters containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen containing nitrogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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    • C08G59/18Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
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    • C08G59/4246Polycarboxylic acids; Anhydrides, halides or low molecular weight esters thereof polymers with carboxylic terminal groups
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飽和ポリエステル及びエポキシド樹脂からな
る耐熱性及び耐候性を有する硬化性組成物、特にそれか
ら製造する粉体塗料を提供する。 【解決手段】 a)末端カルボキシル基を含有し、かつ
下記式I〔式中、R1 ,R2 :H,C1-4 アルキル、C
原子とシクロヘキサン環等;R3 は線状C2-12アルキレ
ン、C6-12アリーレン、下記式II(TはCH2 、プロピ
リデン基、NH,CO,SO2 ,O, S) 〕のイミド基
を含む側鎖を1分子当り少なくとも1個含有する、平均
分子量Mw 3,000-20,000の間であり、10ないし200 の酸
価をもつ飽和ポリエステルとb)エポキシド樹脂を含有
する組成物であって;成分a)とb)の量をポリエステ
ルのカルボキシル基1個当りのエポキシド樹脂のエポキ
シド基が0.5ないし2となるように選択されることを
特徴とする硬化性組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は末端カルボキシル基
と、1分子当り少なくとも1個の、イミド基を含む側鎖
を含有する飽和ポリエステルから得られる、エポキシド
樹脂を含有する硬化性組成物、並びに該組成物からなる
耐熱性及び耐候性粉体塗料に関する。
【0002】
【従来の技術】イミド基を含有するポリエステルは公知
である。ソ連特許第318227号明細書及び西ドイツ
特許出願公告第1570273号公報は、変性剤として
ジカルボン酸もしくはポリカルボン酸イミドの存在下
で、ジカルボン酸と多価アルコールを縮重合させること
により製造された不飽和ポリエステルを記述している。
これらの変性された不飽和ポリマーは、例えばスチレン
の存在下でブチルペルイソオクトエートとコバルトナフ
テネートにより硬化される。
【0003】西ドイツ公開出願第2856050号公報
は、不飽和オイルを出発物質として使用するイミド基を
含有する不飽和ポリエステルの製造のための方法を記述
している。このように得られたポリエステルは、例えば
ビニル化合物のようなオレフィン系不飽和モノマーとの
コポリマーの製造のために使用される。
【0004】アメリカ特許第4446301号明細書
は、イミドもしくはアミド、ポリエステル形成ポリオー
ル及びポリエステル形成多塩基性カルボン酸もしくはそ
れらの誘導体、並びに適当であればオイルもしくはオイ
ルから誘導された不飽和脂肪酸から反応生成物として得
られたイミドもしくはアミドを含有するポリエステルを
記載している。使用されるイミドもしくはアミドは順番
に特定の枝分れ第一アルカノールアミン及びポリカルボ
ン酸もしくはそれらの誘導体から製造される。イミドも
しくはアミド基はポリエステル主鎖を構成することがで
きるか、または側鎖として存在するとができる。ポリエ
ステルは固体含有量の高い風乾塗料及び更にある種のイ
ンクの製造のために特に適している。
【0005】
【課題を解決するための手段】具体的には本発明は、 a)末端カルボキシル基を含有し、かつ次式I: 〔式中、R1 及びR2 は互いに独立して水素原子もしく
は炭素原子数1ないし4のアルキル基またはそれらが結
合している炭素原子と一緒になってシクロペンタン、シ
クロヘキサンもしくはベンゼン環を表わし、並びにR3
は線状炭素原子数2ないし12のアルキレン基、炭素原
子数6ないし12のアリーレン基もしくは次式II: (式中、Tはメチレン基、プロピリデン基、NH,C
O,SO2 ,OもしくはSを表わす。)で表わされる基
を表わす。〕で表わされるイミド基を含む側鎖を1分子
当り少なくとも1個含有する、飽和ポリエステルであっ
て;ただし式Iで表わされる側鎖は、該ポリエステル主
鎖中に存在する三塩基性もしくは四塩基性芳香族カルボ
ン酸にエステル結合を介して結合され、該ポリエステル
の平均分子量Mw は3,000から20,000の間で
あり、そして該ポリエステルは10ないし200の酸価
を有していることを特徴とする飽和ポリエステルと、 b)エポキシド樹脂を含有する硬化性組成物であって;
成分a)とb)の量が、ポリエステルのカルボキシル基
1個に付きエポキシド樹脂のエポキシド基が0.5ない
し2、好ましくは0.8ないし1.5存在するように選
択された硬化性組成物に関する。
【0006】式Iで表わされる側鎖中のR1 及びR2
炭素原子数1ないし4のアルキル基であるとき、これは
メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基並び
にn−、第二−及び第三ブチル基でありうる。
【0007】本発明に適するポリエステルは、好ましく
は式I中、R1 及びR2 が互いに独立して水素原子もし
くはメチル基またはそれらが結合している炭素原子と一
緒になってベンゼン環を表わす側鎖を含有し、そしてと
りわけR1 及びR2 がそれらが結合している炭素原子と
一緒になってシクロヘキサン環を表わす側鎖を含有する
のが好ましい。
【0008】式Iで表わされる側鎖中のR3 が線状炭素
原子数2ないし12のアルキレン基であるとき、これは
例えばエチレン基、1,3−プロピレン基、1,4−ブ
チレン基、1,5−ペンチレン基もしくは1,6−ヘキ
シレン基でありうる。
【0009】炭素原子数6ないし12のアリーレン基R
3 は、例えばフェニレン基、ビスフェニレン基もしくは
ナフチレン基である。
【0010】式Iで表わされる側鎖中のR3 は好ましく
は線状炭素原子数2ないし4のアルキレン基、例えばエ
チレン基、1,3−プロピレン基もしくは1,4−ブチ
レン基、またはフェニレン基例えば1,2−フェニレン
基、1,3−フェニレン基で、特に1,4−フェニレン
基である。R3 は特に好ましくはエチレン基である。
【0011】本発明に適当なポリエステルのポリエステ
ル主鎖は、1種もしくはそれ以上のポリエステル形成ポ
リオールと1種もしくはそれ以上のポリエステル形成多
塩基性カルボン酸もしくはそれらの誘導体を反応させる
ことにより形成される。ポリエステル形成多塩基性カル
ボン酸の適当な誘導体の例は、無水物、酸ハロゲン化
物、例えば臭化物もしくは特に塩化物、または炭素原子
数1ないし4のアルコールとのエステル、特にメチルエ
ステルである。
【0012】本発明のための好ましいポリエステルは、
ポリエステルを形成する、ポリエステル主鎖中の多塩基
性カルボン酸成分の50ないし80モル%がジカルボン
酸から誘導され、そして残りの50ないし20モル%が
トリカルボン酸もしくはテトラカルボン酸から誘導され
るものである。適当なジカルボン酸は、次式III : HOOC−R4 −COOH (III) 〔式中、R4 は炭素原子数6ないし12のアリーレン
基、線状もしくは枝分れ鎖炭素原子数2ないし12のア
ルキレン基、炭素原子数6ないし12のシクロアルキレ
ン基または式IIで表わされる基を表わす。)で表わされ
る化合物である。
【0013】好ましい基R4 は炭素原子数2ないし6の
アルキレン基、好ましくはテトラメチレン基で、または
o−、m−もしくはp−フェニレン基である。ポリエス
テル主鎖中に存在するトリカルボン酸もしくはテトラカ
ルボン酸は、次式IV: R5 (COOH)m (IV) (式中、mは3もしくは4を表わし、並びにR5 は3価
もしくは4価の炭素原子数6ないし12の芳香族基また
は式IIで表わされる3価もしくは4価の基を表わす。〕
で表わされる化合物が好ましい。
【0014】以下に適当な多塩基性ポリエステル形成カ
ルボン酸を記載する;アジピン酸、アゼライン酸、1,
2−、1,3−及び1,4−シクロヘキサンジカルボン
酸、1,2−シクロペンタンジカルボン酸、1,3−シ
クロペンタンジカルボン酸、グルタール酸、フタル酸、
イソフタル酸、テレフタル酸、ビフェニル−ジ−、−ト
リ−もしくは−テトラ−カルボン酸、ベンゾフェノン−
ジ−、−トリ−もしくは−テトラ−カルボン酸、ナフタ
レンテトラカルボン酸、4,4′−オキシ−、4,4′
−チオ−もしくは4,4′−メチレン−ジ−フタル酸、
トリメリット酸及びピロメリット酸。
【0015】式IVで表わされる好ましい多塩基性カルボ
ン酸は、トリメリット酸及びピロメリット酸である。
【0016】本発明に適当なポリエステルは、ポリエス
テル主鎖中にジオールのポリエステル形成ポリオール成
分を少なくとも80モル%含有し、残りの0ないし20
モル%はトリオールもしくはテトラオールの成分である
のが好ましい。
【0017】好ましいポリオールは、次式V: R6 (OH)n (式中、nは2,3もしくは4を表わし、並びにR6
2価ないし4価の炭素原子数6ないし12の脂環式基も
しくは炭素原子数6ないし12の芳香族基、式IIで表わ
される2価ないし4価の基または特に2価ないし4価の
線状もしくは枝分れ鎖炭素原子数2ないし12の脂肪族
基を表わす。)で表わされる。
【0018】式Vで表わされる好ましいポリオールは、
2価ないし4価脂肪族ポリオールで、特にエチレングリ
コール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、
1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、グリセロール、1,1,
1−トリス−(ヒドロキシメチル)−プロパン及び2,
2−ビス−(ヒドロキシメチル)−1,3−プロパンジ
オールである。
【0019】式Vで表わされる最も好ましいポリオール
はネオペンチルグリコール及び1,6−ヘキサンジオー
ルである。
【0020】すでに記載したように、本発明に適するポ
リエステル中の式Iで表わされる側鎖は、ポリエステル
主鎖中に存在する三塩基性もしくは四塩基性芳香族カル
ボン酸にエステル結合を介して結合している。それ故ポ
リエステルは、次式: (式中、oは1もしくは2の数を表わし、並びに基
1 ,R2 ,R3 ,R4 及びR5 は上記で定義した意味
を表わす。)で表わされる反復単位を有する。簡単にす
るために、2官能ポリオールもしくはポリカルボン酸基
6 及びR4 のみがポリエステル主鎖の反復単位を説明
するのに使用されている。
【0021】本発明に適当なポリエステルは、ポリエス
テル合成の公知の方法により製造することができる。反
応は、例えば120から250℃の間で、好ましくは1
60から230℃の間の高められた温度で、そして窒素
もしくはアルゴンのような不活性雰囲気中で適当に実施
される。該反応は触媒を使用してまたは使用せずに実施
できる。触媒を使用するとき、触媒量の酸または例えば
アンチモン、チタンもしくは錫の無機もしくは有機化合
物のような遷移金属化合物のようなポリエステルの製造
に慣用している触媒を使用することが可能である。好ま
しい触媒の例は、燐酸、p−トルエンスルホン酸、酸化
錫及び有機チタンもしくは錫化合物、例えばジブチル錫
ジラウレートのようなアルキル錫カルボキシレート並び
にカルボン酸チタン塩である。一般に触媒は、反応体の
総量に対して0.01ないし1重量%の量で使用する。
【0022】該反応は、まず第一にアルカノールアミン
2 N−R3 −OHとイミド形成ジカルボン酸もしくは
それらの誘導体とを反応させて次式VI: で表わされるヒドロキシイミドを得て、その後上記式VI
で表わされる化合物を次式IV: R5 (COOH)m (IV) で表わされる三塩基性もしくは四塩基性カルボン酸また
はそれらの誘導体でエステル化して次式VII: (式中、基R1 ,R2 ,R3 及びR5 並びに更にm及び
oは上記で定義した意味を表わす。)で表わされる化合
物を得るように実施するのが適当である。
【0023】式VI及びVII で表わされる化合物はそれぞ
れ単離することができるが、反応全体をワンポットプロ
セスでひとつずつ反応混合物に適当な反応体を添加し、
それらを一緒に加熱することにより実施するのが好まし
い。アルカノールアミンH2NR3 OHの量は、本発明
に適するポリエステルの合成に使用する全ての反応体の
総重量に対して好ましくは2ないし15重量%、特に3
ないし10重量%である。式VII で表わされるジカルボ
ン酸と更に多塩基性ポリエステル形成カルボン酸もしく
はそれらの誘導体、並びにポリエステル主鎖の中で形成
されるポリオールとの反応は、前述したポリエステル合
成の公知の方法により実施する。
【0024】反応の進行は、反応の経過中に形成される
例えば水のような留出液の量を決定することにより、あ
るいは一定の間隔の時間で反応混合物のサンプルを回収
し、そしてポリマーの特性例えば酸価、分子量もしくは
粘度を決定することにより追跡することができる。
【0025】該反応は溶媒を使用せずに溶融物の形でま
たは例えばトルエンもしくはキシレンのような適当な不
活性溶媒中の溶液で実施することができる。
【0026】本発明に使用する上記ポリエステルは、平
均分子量Mw が3000から20,000の間、好まし
くは3500から10,000の間で、そして酸価は1
0から200、好ましくは30から100である。分子
量は例えばテトラヒドロフランのような適当な溶媒中で
ゲル透過クロマトグラフィーにより決定することができ
る。
【0027】ポリエステルの合成中での個々の成分の量
は、少なくとも2個、好ましくは5ないし10個のイミ
ド基を含有する側鎖がポリエステル1分子に付き存在す
るように選択するのが好ましい。
【0028】本発明に適当なポリエステルは、室温で固
体であるのが好ましく、かつ軟化点が約80ないし15
0℃であるのが好ましい。末端カルボキシル基を有する
ポリエステルを得るために、例えば末端ヒドロキシル基
を有するポリマーをトリカルボン酸もしくはテトラカル
ボン酸またはそれらの無水物とを反応させるのが好まし
い。
【0029】本発明による硬化性組成物は、例えば注型
用樹脂として使用するために、または表面保護に、そし
てとりわけ耐熱性及び耐候性粉体塗料の製造に適してい
る。
【0030】本発明は、また粉体塗料の製造のための本
発明の硬化性組成物の使用にも関する。
【0031】単一物質コンパウンドもしくは異なった化
合物の混合物は、それぞれの場合において本発明による
組成物の成分(a)と(b)として使用することができ
る。
【0032】粉体塗装のために適当である慣用のエポキ
シド樹脂は、成分(b)として使用することができる。
このタイプの化合物は、例えばドイツ特許公開出願第2
838841号公報に記載されている。
【0033】使用される樹脂は、好ましくは1Kg当り
0.5ないし12当量のエポキシド含有量を有する。好ま
しいエポキシド樹脂は室温で固体であり、そして必要あ
れば例えば二価フェノールとの反応により前駆しうる。
【0034】特に好ましいエポキシド樹脂は、平均して
1分子当り1個以上のエポキシド基を有し、そして芳香
族もしくは芳香複素環化合物のポリグリシジル誘導体で
ある。
【0035】特に好ましい樹脂は、2,2−ビス−
(4′−ヒドロキシフェニル)−プロパン(ビスフェノ
ールA)、2,2−ビス−(3′,5′−ジブロモ−
4′−ヒドロキシフェニル)−プロパン(テトラブロモ
ビスフェノールA)、ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−メタン(ビスフェノールF)及びノボラックの所
望により前駆されたポリグリシジルエーテル、並びに
4,4′−ジアミノジフェニルメタン、4,4′−ジア
ミノフェニルスルホン、並びに特に2,4,6−トリヒ
ドロキシ−1,3,5−トリアジン(シアヌル酸)のポ
リグリシジル誘導体例えばトリグリシジルイソシアヌレ
ートである。好ましい樹脂は、更にポリグリシジルエス
テル例えばジグリシジルテレフタレートもしくはトリグ
リシジルトリメスエート(=ベンゼン−1,3,5−ト
リカルボキシレート)である。
【0036】エポキシド樹脂(b)とポリエステル
(a)は、エポキシド当量の合計及びカルボキシル当量
の合計が結合剤(a)+(b)Kg当り0.8ないし2.
5の間になるように選択するのが好ましい。
【0037】所望により、例えば増量剤、光安定剤、艶
消剤、色素、粉砕助剤、促進剤、可塑剤及び特に脱ガス
剤、流れ調整剤及び/または顔料のような塗料工業での
慣用の添加剤を粉体塗料に添加できる。
【0038】流れ調整剤の例は、例えばポリビニルブチ
ラール(登録商標“ Movital”B30H,HOECHST
社製)のようなポリビニルアセタール、ポリエチレング
リコール、ポリビニルピロリドン、グリセロール及び登
録商標“Modaflow”もしくは登録商標“ Acrylon”MF
P,それぞれMONSANTO及びPROTEX社製の
ようなアクリルコポリマーである。
【0039】ベンゾインは脱ガス剤として使用するのが
好ましい。
【0040】本発明による組成物を含有する粉体塗料
は、例えばボールミル中で配合剤を混合するだけで製造
できる。製造の他の可能な方法は、好ましくは例えばBu
ss Kokneter のような増量剤中で溶融し、次いで冷却し
た塊を微粉砕することにより成分を組合せて構成する。
混合物は好ましくは0.015ないし500μm、特に
好ましくは10ないし75μmの範囲内の粒径を有す
る。
【0041】粉体塗料は例えば静電粉末スプレーガンに
よって塗装すべき物体に施用し、そして樹脂を完全に硬
化させるために少なくとも120℃、好ましくは150
ないし250℃に加熱するのが有利である。
【0042】該方法に従って得られた硬化された塗膜
は、熱及び天候に対する優れた耐性により特徴ずけられ
る。熱老化を被ったとき、特に本発明によるポリエステ
ルを使用して製造した硬化した粉体塗料塗膜はいかなる
熱チョーキングをも受けない。
【0043】
【実施例】本発明に適する数種のポリエステル及びそれ
から得られる粉体塗料の製造、並びに耐熱性及び耐候性
塗料としての該塗料の使用を以下の実施例に記載する。
【0044】1.ポリエステルの製造 実施例1・1 ヘキサヒドロフタル酸無水物168重量部及びモノエタ
ノールアミン67重量部を窒素下200℃の温度で反応
させて、イミドを得て、その後トリメリット酸無水物2
11重量部を添加し、そして該混合物を200℃で30
分間保持する。ネオペンチルグリコール468重量部及
びイソフタル酸524重量部をこの溶融体に添加し、最
高温度230℃まででエステル化を実施すると酸価が<
50になる。次いでトリメリット酸無水物95.75重
量部を添加して、そしてエステル化を再び実施すると、
酸価が52になる。DIN51920に規定されている
ような生成物の軟化点は114.3℃で平均分子量Mn
は1166であり、Mw は4186である(Styragel上
のTHFにおけるゲル透過クロマトグラフィー;ポリス
チレンにより較正)。
【0045】実施例1・2 ヘキサヒドロフタル酸無水物168重量部を実施例1と
同様にモノエタノールアミン67重量部と反応させ、次
いで該混合物をトリメリット酸無水物211重量部と反
応させる。ネオペンチルグリコール468重量部、イソ
フタル酸349重量部及びアジピン酸153重量部をこ
の溶融体に添加し、そして最高温度230℃まででエス
テル化を実施すると、酸価<50を得て、その後トリメ
リット酸無水物96重量部を添加してエステル化を実施
すると酸価が57を有する生成物を得る。DIN519
20に規定されているような生成物の軟化点は95.6
℃であり、そして平均分子量Mn は1145で、Mw は
4161である(Styragel上のTHFにおけるゲル透過
クロマトグラフィー;ポリスチレンにより較正)。
【0046】実施例1・3 ヘキサヒドロフタル酸無水物168重量部を実施例1と
同様にモノエタノールアミン67重量部と反応させ、そ
の後該混合物をトリメリット酸無水物211重量部と反
応させる。ネオペンチルグリコール313重量部、1,
6−ヘキサンジオール177重量部及びイソフタル酸5
24重量部をこの溶融体に添加し、続けてトリメリット
酸無水物77重量部を添加する。生成物は酸価52、D
IN51920に規定されているような軟化点107.
9℃並びに平均分子量Mn 1329及びMn 6430
(Styragel上のTHFにおけるゲル透過クロマトグラフ
ィー;ポリスチレンで較正)を有する。
【0047】実施例1・4 ヘキサヒドロフタル酸無水物305重量部及びモノエタ
ノールアミン122重量部を窒素下で反応させるとイミ
ドを得て、その後ピロメリット酸二無水物218重量部
を添加し、該混合物を200℃で2時間保持する。1,
6−ヘキサンジオール502重量部及びジメチルテレフ
タレート583重量部をこの溶融体に添加し、そして最
高温度233℃まででエステル化を実施すると酸価<5
0を得て、次いでトリメリット酸無水物48重量部を添
加してエステル化を実施すると、酸価42の生成物を得
る。
【0048】2.エポキシド樹脂 全実施例中で使用したエポキシド化合物は、エポキシド
当量≦108、エポキシド価≧9.3当量/Kg及び溶融
範囲86ないし97℃であるトリグリシジルイソシアヌ
レートである。
【0049】3.粉体塗料 粉体塗料は、粉砕した生成物、ポリエステル、エポキシ
ド樹脂及び流れ調整剤を白色顔料(TiO2 )とgyro-w
heel(Rhonrad) 中で十分に混合し、次いで該混合物を押
出機中40ないし90℃で均質化することにより製造す
る。冷却後、押出した物質を粉砕し、ピンディスクミル
中で粒径が100μmより小さくなるまで粉砕する。こ
のようにして製造した粉末を脱脂したスチールシートに
静電粉末スプレーガンを使用して60KVで塗装し、空
気循環乾燥キャビネット中で乾燥させる。
【0050】実施例3・1 以下の配合の粉体塗料を製造して、記載した操作により
塗装する。 実施例1・1によるポリエステル 900重量部 実施例2によるエポキシド樹脂 100重量部 登録商標Modaflow-Powder II 10重量部 (Monsanto社製流れ調整剤; シリカゲル上に吸着したポリ− (2−ヒドロキシエチル)アクリ レートをベースとする) 白色顔料(TiO2 ) 500重量部 ベンゾイン 2重量部 焼付条件: 200℃,30分間 180℃でのゲル化時間(B−時間): 60秒間 フイルムの厚さ(μm); 60 エリクセン押込み(DIN53156)mm:3.6 アセトン試験* (等級): 2* アセトン試験:アセトン中に浸したコットンウールの詰綿を試験すべきサンプ ルシート上に1分間置いておく。 評価: 等級0=表面に変化なし; 1=軟化はほとんど認められず、爪でひっかくことができない; 2=爪でひっかくことはできるが底まではできない; 3=底までひっかくことができる; 4=フイルムは除去できるか詰綿でこすり取ることができる。 5=実質上完全に溶解する。 耐候性 Atlas Weather-O-Meter、DCM型(カーボンアークラ
ンプ)を使用してアルミニウムシート上で促進耐候試験
により試験する。試験中の毎日のサイクルは以下のよう
にする。;サイクルデイスク No.10に従って20時間
暴露(17分暴露、3分暴露および散水)、水道水中で
1時間貯蔵、−20℃で1時間冷却(氷結)し、そして
室温で2時間貯蔵する。
【0051】実施例3・2 実施例1・2によるポリエステル 892重量部 実施例2によるエポキシド樹脂 108重量部 登録商標Modaflow-Powder II 10重量部 白色顔料(TiO2 ) 500重量部 ベンゾイン 2重量部 焼付条件: 200℃,15分間 180℃でのB−時間: 45秒間 フイルムの厚さ(μm); 60 エリクセン押込み(DIN53156)mm:9.3 アセトン試験* (等級): 3
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 167/02 PLB C09D 167/02 PLB // C08G 59/40 NJX C08G 59/40 NJX C09D 5/46 PNR C09D 5/46 PNR 163/00 PKL 163/00 PKL

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)末端カルボキシル基を含有し、かつ
    次式I: 〔式中、 R1 及びR2 は互いに独立して水素原子もしくは炭素原
    子数1ないし4のアルキル基またはそれらが結合してい
    る炭素原子と一緒になってシクロペンタン、シクロヘキ
    サンもしくはベンゼン環を表わし、並びにR3 は線状炭
    素原子数2ないし12のアルキレン基、炭素原子数6な
    いし12のアリーレン基もしくは次式II: (式中、 Tはメチレン基、プロピリデン基、NH,CO,S
    2 ,OもしくはSを表わす。)で表わされる基を表わ
    す。〕で表わされるイミド基を含む側鎖を1分子当り少
    なくとも1個含有する、飽和ポリエステルであって;た
    だし式Iで表わされる側鎖は、該ポリエステル主鎖中に
    存在する三塩基性もしくは四塩基性芳香族カルボン酸に
    エステル結合を介して結合され、該ポリエステルの平均
    分子量Mw は3,000から20,000の間であり、
    そして該ポリエステルは10ないし200の酸価を有し
    ている飽和ポリエステルと、 b)エポキシド樹脂を含有する硬化性組成物であって;
    成分(a)と(b)の量がポリエステルのカルボキシル
    基1個当りのエポキシド樹脂のエポキシド基が0.5な
    いし2となるように選択されることを特徴とする硬化性
    組成物。
  2. 【請求項2】 上記式I中、 R1 及びR2 がそれらが結合している炭素原子と一緒に
    なってシクロヘキサン環を表わす基を含有することを特
    徴とする請求項1記載の硬化性組成物。
  3. 【請求項3】 上記式I中、 R3 が線状炭素原子数2ないし4のアルキレン基もしく
    はフェニレン基を表わす基を含有することを特徴とする
    請求項1記載の硬化性組成物。
  4. 【請求項4】 ポリエステルを形成する、ポリエステル
    主鎖中の多塩基性カルボン酸成分の50ないし80モル
    %がジカルボン酸から誘導され、そして残りの50ない
    し20モル%がトリカルボン酸もしくはテトラカルボン
    酸から誘導されることを特徴とする請求項1記載の硬化
    性組成物。
  5. 【請求項5】 ジカルボン酸が次式III : HOOC−R4 −COOH (III) 〔式中、 R4 は炭素原子数6ないし12のアリーレン基、線状も
    しくは枝分れ鎖炭素原子数2ないし12のアルキレン
    基、炭素原子数6ないし12のシクロアルキレン基また
    は式II(式中、Tは請求項1記載の意味を表わす。)で
    表わされる基を表わす。〕で表わされることを特徴とす
    る請求項4記載の硬化性組成物。
  6. 【請求項6】 トリカルボン酸もしくはテトラカルボン
    酸が次式IV: R5 (COOH)m (IV) 〔式中、 mは3もしくは4を表わし、並びにR5 は3価もしくは
    4価の炭素原子数6ないし12の芳香族基または式II
    (式中、Tは請求項1記載の意味を表わす。)で表わさ
    れる3価もしくは4価の基を表わす。〕で表わされるこ
    とを特徴とする請求項4記載の硬化性組成物。
  7. 【請求項7】 式Iで表わされる側鎖を1分子当り2な
    いし20個、好ましくは5ないし10個含有することを
    特徴とする請求項1記載の硬化性組成物。
  8. 【請求項8】 平均分子量Mw が3,500ないし1
    0,000であり、そして酸価が30ないし100であ
    ることを特徴とする請求項1記載の硬化性組成物。
  9. 【請求項9】 a)末端カルボキシル基を含有し、かつ
    次式I: 〔式中、 R1 及びR2 は互いに独立して水素原子もしくは炭素原
    子数1ないし4のアルキル基またはそれらが結合してい
    る炭素原子と一緒になってシクロペンタン、シクロヘキ
    サンもしくはベンゼン環を表わし、並びにR3 は線状炭
    素原子数2ないし12のアルキレン基、炭素原子数6な
    いし12のアリーレン基もしくは次式II: (式中、 Tはメチレン基、プロピリデン基、NH,CO,S
    2 ,OもしくはSを表わす。)で表わされる基を表わ
    す。〕で表わされるイミド基を含む側鎖を1分子当り少
    なくとも1個含有する、飽和ポリエステルであって;た
    だし式Iで表わされる側鎖は、該ポリエステル主鎖中に
    存在する三塩基性もしくは四塩基性芳香族カルボン酸に
    エステル結合を介して結合され、該ポリエステルの平均
    分子量Mw は3,000から20,000の間であり、
    そして該ポリエステルは10ないし200の酸価を有し
    ている飽和ポリエステルと、 b)エポキシド樹脂を含有する硬化性組成物であって;
    成分(a)と(b)の量がポリエステルのカルボキシル
    基1個当りのエポキシド樹脂のエポキシド基が0.5な
    いし2となるように選択されることを特徴とする硬化性
    組成物からなる粉体塗料。
  10. 【請求項10】 上記式I中、 R1 及びR2 がそれらが結合している炭素原子と一緒に
    なってシクロヘキサン環を表わす基を含有することを特
    徴とする請求項9記載の粉体塗料。
  11. 【請求項11】 上記式I中、 R3 が線状炭素原子数2ないし4のアルキレン基もしく
    はフェニレン基を表わす基を含有することを特徴とする
    請求項9記載の粉体塗料。
  12. 【請求項12】 ポリエステルを形成する、ポリエステ
    ル主鎖中の多塩基性カルボン酸成分の50ないし80モ
    ル%がジカルボン酸から誘導され、そして残りの50な
    いし20モル%がトリカルボン酸もしくはテトラカルボ
    ン酸から誘導されることを特徴とする請求項9記載の粉
    体塗料。
  13. 【請求項13】 ジカルボン酸が次式III : HOOC−R4 −COOH (III) 〔式中、 R4 は炭素原子数6ないし12のアリーレン基、線状も
    しくは枝分れ鎖炭素原子数2ないし12のアルキレン
    基、炭素原子数6ないし12のシクロアルキレン基また
    は式II(式中、Tは請求項9記載の意味を表わす。)で
    表わされる基を表わす。〕で表わされることを特徴とす
    る請求項12記載の粉体塗料。
  14. 【請求項14】 トリカルボン酸もしくはテトラカルボ
    ン酸が次式IV: R5 (COOH)m (IV) 〔式中、 mは3もしくは4を表わし、並びにR5 は3価もしくは
    4価の炭素原子数6ないし12の芳香族基または式II
    (式中、Tは請求項9記載の意味を表わす。)で表わさ
    れる3価もしくは4価の基を表わす。〕で表わされるこ
    とを特徴とする請求項12記載の粉体塗料。
  15. 【請求項15】 式Iで表わされる側鎖を1分子当り2
    ないし20個、好ましくは5ないし10個含有すること
    を特徴とする請求項9記載の粉体塗料。
  16. 【請求項16】 平均分子量Mw が3,500ないし1
    0,000であり、そして酸価が30ないし100であ
    ることを特徴とする請求項9記載の粉体塗料。
JP8052684A 1986-08-19 1996-01-24 末端カルボキシル基及びイミド基を含有する飽和ポリエステルを含有する硬化性組成物及び該組成物からなる粉体塗料 Pending JPH08259785A (ja)

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