JPH0825966A - 自動車用サイドドアのドアトリム構造 - Google Patents

自動車用サイドドアのドアトリム構造

Info

Publication number
JPH0825966A
JPH0825966A JP16412694A JP16412694A JPH0825966A JP H0825966 A JPH0825966 A JP H0825966A JP 16412694 A JP16412694 A JP 16412694A JP 16412694 A JP16412694 A JP 16412694A JP H0825966 A JPH0825966 A JP H0825966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door trim
door
upper base
ornament
side door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16412694A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Nagai
明 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
Priority to JP16412694A priority Critical patent/JPH0825966A/ja
Publication of JPH0825966A publication Critical patent/JPH0825966A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組付性を大幅に改善すると共に、高い品質を
確保し得る自動車用サイドドアのドアトリム構造を提供
する。 【構成】 サイドドアパネル3に被着されるドアトリム
本体20の一部にてベルトライン部に対応するオーナメ
ント部22を有し、アッパベース23を介してベルトラ
イン部をサイドドアパネル3の頂部に係合させる。オー
ナメント部22はアッパベース23と一体構成され、ド
アトリム本体20と分離してサイドドアパネル3に取り
付けられる。ドアトリム本体20を2つの主要部に分割
して、別個に位置合わせして取り付けるようにしたこと
により、組付性を大幅に向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車等の車両におけ
るサイドドアのドアトリム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、この種のドアトリムの構成例
を示している。サイドドア1のドア本体2の内側に付設
されるドアトリム本体10は、ドアトリムボード11の
一部にてベルトライン部に対応するオーナメント部12
(図10の斜線部)を有している。また図11に示され
るように、ドアトリムボード11とは別体構成されたア
ッパベース13を有しており、このアッパベース13を
介してベルトライン部をドア本体2側の頂部に係合させ
るようになっている。なお、図10又は図11におい
て、14はアームレスト、15は三角ガーニッシュであ
る。
【0003】各構成部材の結合関係等を示している図1
2〜図15を参照して、更に説明すると、アッパベース
13は、図12に示したように切欠溝13a及び突片1
3bを有している。そして図13に示されるように、切
欠溝13aにて突片13bがドア本体2のインナパネル
3と係合し、これにより幅方向の位置を規制する。ドア
トリムボード11は、基材11a及び表皮11bから成
り、アッパベース13のカシメ部13cがその基材11
aにカシメ付けされるようになっている(図13参
照)。
【0004】このようなドアトリムを組み付ける場合、
アッパベース13をドア本体2のインナパネル3に引っ
掛けながら、ドアトリム本体10側の位置決めピン16
やクリップ17をドア本体2側の対応する孔4等に合わ
せる(図13)。そして、クリップ17を取り付けて、
更にスクリュ18及びスクリュ19によってアームレス
ト14等を締結する(図14参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ドアトリムにおいて、アッパベース13がインナパネル
3に引っ掛かるように、ドアトリム本体10を回転させ
ながらドア本体2に取り付けるため、アッパベース13
が必要以上に捩じられてしまったり、またその際にイン
ナパネル3の頂部をアッパベース13の切欠溝13aに
位置合わせし難く、差し込み難かった。更に、位置決め
ピン16やクリップ17をドア本体2側の孔4に挿入し
ずらく手間がかかり、更に三角ガーニッシュ15の組付
作業を改善するために、その三角ガーニッシュ15とド
アトリム本体10との間に図15に示したような一定の
隙間Gを設けざるを得なかった。
【0006】本発明は上記の点に鑑み、組付性を大幅に
改善すると共に、高い品質を確保し得る自動車用サイド
ドアのドアトリム構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の自動車
用サイドドアのドアトリム構造は、サイドドアパネルに
被着されるドアトリム本体の一部にてベルトライン部に
対応するオーナメント部を有し、アッパベースを介して
前記ベルトライン部を前記サイドドアパネルの頂部に係
合させるようになっているが、特に、前記オーナメント
部は、前記アッパベースと一体構成され、前記ドアトリ
ム本体と分離して前記サイドドアパネルに取り付けられ
るようにしたものである。
【0008】請求項2に記載の自動車用サイドドアのド
アトリム構造では、前記オーナメント部に対応して前記
ドアトリム本体に切欠を設け、前記アッパベースと一体
構成された前記オーナメント部が爪片を介して前記ドア
トリム本体に係合するようにしている。
【0009】
【作用】本発明によれば、オーナメント部は、アッパベ
ースと一体構成され、これらはドアトリム本体と分離し
てサイドドアパネルに取り付けられる。この場合、ドア
トリム本体は、位置決めピンやクリップを位置合わせし
て、ドア本体に取り付けられ、一方、アッパベースはオ
ーナメント部と共に、サイドドアパネルの頂部に係合さ
せることにより取り付けられる。このようにドアトリム
本体を2つの主要部に分割して、別個に位置合わせして
取り付けるようにしたことにより、組付性を大幅に向上
することができる。
【0010】また本発明によれば、アッパベースと一体
構成されたオーナメント部は、爪片を介してドアトリム
本体に係合し、この場合にも容易に且つ的確にドアトリ
ム本体を取り付けることができる。
【0011】
【実施例】以下、図1乃至図6に基づき、従来例と同一
部材には同一符号を用いて、本発明の自動車用サイドド
アのドアトリム構造の第一実施例を説明する。
【0012】図1は、本実施例に係るドアトリム構造の
要部構成を示している。この実施例において、ドアトリ
ム本体20は、ドアトリムボード(トリムボード基材)
21から成り、サイドドア1のドア本体2の内側に付設
される。また、ベルトライン部に対応するオーナメント
部22を有し、そのベルトライン部をドア本体2側の頂
部に係合させるようになっているが、特に、オーナメン
ト部22は、アッパベース23と一体構成されている。
そして、これらは、ドアトリムボード21とは分離して
インナパネル3に取り付けられるようになっている。
【0013】図2に示されるように、オーナメント部2
2は、樹脂製のオーナメント基材22a及びその表皮2
2bから成り、ドアトリムボード21に被着される。そ
して図示のように、オーナメント部22の端部にアッパ
ベース23が一体構成されている。アッパベース23に
は、図3に示されるようにリブ24を有する係合片25
が付設されている。インナパネル3の頂部は、図2に示
されるように係合片25の間隙に挿入され、またドアト
リムボード21の端部がリブ24と当接するようになっ
ている。
【0014】ドアトリムを組み付ける場合、図5のよう
にドアトリム本体20(ドアトリムボード21)側の位
置決めピン16やクリップ17をドア本体2側の対応す
る孔4等に合わせながら取り付けて、ドアトリム本体2
0をドア本体2のインナパネル3に取り付ける。一方、
オーナメント部22及びアッパベース23は、ドアトリ
ム本体20とは分離してインナパネル3に取り付けられ
る。つまり、アッパベース23はオーナメント部22と
共に、図2のようにインナパネル3の頂部に係合させる
ことにより取り付けられる。そして、更にスクリュ18
及びスクリュ19によってアームレスト14等を締結す
る(図4参照)。
【0015】このようにドアトリム本体20を2つの主
要部、即ちドアトリムボード21とオーナメント部22
及びアッパベース23とに分割して、別個に位置合わせ
して取り付けるようにしたことにより、組付性を大幅に
向上することができる。また、このように組付性を改善
したことにより、図6に示されるように三角ガーニッシ
ュ15とドアトリム本体20との間の隙間をなくするこ
とができる。
【0016】図7〜図9は、本発明の自動車用サイドド
アのドアトリム構造の第二実施例を示している。この実
施例は、ドアトリムボード31及びアームレスト14が
一体化したドアトリム本体30に適用した場合の例であ
る。第二実施例においても、オーナメント部32とアッ
パベース33は一体構成されるが、ドアトリムボード3
1にてオーナメント部32に対応する切欠34が形成さ
れる。また、オーナメント部32の内側にて、図8及び
図9に示したように爪片35及び爪片36がそれぞれ突
出形成されている。ドアトリムボード31は、これらの
爪片35及び爪片36に対応して、係合孔37,38を
有している。
【0017】第二実施例において、アッパベース33と
一体構成されたオーナメント部32は、爪片35,36
を介してドアトリム本体30に係合し、この場合にも容
易に且つ的確にドアトリム本体30を取り付けることが
できる。
【0018】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、従来サイ
ドドアに対するドアトリム本体の位置決めを一括で行っ
ていたのに対して、ドアトリム本体を2つの主要部に分
割し、別個に位置合わせして取り付けるようにしたこと
により、組付性を大幅に向上することができる。また、
ドアトリム本体をサイドドアに対して横方向から、横付
けすることにより、アッパベース,位置決めピン及びク
リップ等に無理な負荷がかからず、変形等を防止して品
質向上を図ることができる。
【0019】更に、組付けを簡素化,容易化したことに
より、自動組付けし易くなり、これにより生産性向上を
期待することができる。また三角ガーニッシュとドアト
リム本体との間の隙間をなくすることにより、見栄えを
良くすることに加え、ドアトリムボード及びオーナメン
ト部を容易に分離することができるため、廃却等の際に
リサイクル或いはゴミ問題等に有効に対応することがで
きる等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用サイドドアのドアトリム構造
の第一実施例における要部斜視図である。
【図2】本発明の自動車用サイドドアのドアトリム構造
の要部縦断面図である。
【図3】本発明の第一実施例に係るオーナメント部と一
体化したアッパベースの要部斜視図である。
【図4】本発明の第一実施例におけるアームレストまわ
りの縦断面図である。
【図5】本発明の第一実施例におけるドアトリム構造の
縦断面図である。
【図6】本発明の第一実施例における三角ガーニッシュ
まわりの縦断面図である。
【図7】本発明の自動車用サイドドアのドアトリム構造
の第二実施例における斜視図である。
【図8】図7のD−D線に沿う断面図である。
【図9】図7のE−E線に沿う断面図である。
【図10】従来のドアトリム構造の斜視図である。
【図11】従来のドアトリム構造の要部斜視図である。
【図12】従来のドアトリム構造に係るアッパベースの
要部斜視図である。
【図13】図10のA−A線に沿う断面図である。
【図14】図10のB−B線に沿う断面図である。
【図15】図10のC−C線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 サイドドア 2 ドア本体 3 インナパネル 4 孔 14 アームレスト 15 三角ガーニッシュ 16 位置決めピン 17 クリップ 18,19 スクリュ 20 ドアトリム本体 21 ドアトリムボード 22 オーナメント部 23 アッパベース 24 リブ 25 係合片 30 ドアトリム本体 31 ドアトリムボード 32 オーナメント部 33 アッパベース 34 切欠 35,36 爪片 37,38 係合孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイドドアパネルに被着されるドアトリ
    ム本体の一部にてベルトライン部に対応するオーナメン
    ト部を有し、アッパベースを介して前記ベルトライン部
    を前記サイドドアパネルの頂部に係合させるようにした
    自動車用サイドドアのドアトリム構造において、 前記オーナメント部は、前記アッパベースと一体構成さ
    れ、前記ドアトリム本体と分離して前記サイドドアパネ
    ルに取り付けられるようにしたことを特徴とする自動車
    用サイドドアのドアトリム構造。
  2. 【請求項2】 前記オーナメント部に対応して前記ドア
    トリム本体に切欠を設け、前記アッパベースと一体構成
    された前記オーナメント部が爪片を介して前記ドアトリ
    ム本体に係合するようにしたことを特徴とする請求項1
    に記載の自動車用サイドドアのドアトリム構造。
JP16412694A 1994-07-15 1994-07-15 自動車用サイドドアのドアトリム構造 Pending JPH0825966A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16412694A JPH0825966A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 自動車用サイドドアのドアトリム構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16412694A JPH0825966A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 自動車用サイドドアのドアトリム構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0825966A true JPH0825966A (ja) 1996-01-30

Family

ID=15787246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16412694A Pending JPH0825966A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 自動車用サイドドアのドアトリム構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0825966A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012106694A (ja) * 2010-11-19 2012-06-07 Suzuki Motor Corp ドアトリム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012106694A (ja) * 2010-11-19 2012-06-07 Suzuki Motor Corp ドアトリム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8979166B2 (en) Fender panel mounting structure for vehicle
US7410206B2 (en) Component parts joining structure
US7686386B2 (en) Automotive body and trim assembly with complementary locating and positioning features and method of assembling same
JPH0825966A (ja) 自動車用サイドドアのドアトリム構造
JP3755702B2 (ja) 自動車のテールエンドメンバートリム構造
JP2021041835A (ja) アシストグリップ
JP3690153B2 (ja) 自動車の内装部品の爪嵌合による連結構造
JP3465290B2 (ja) フェンダパネルの取付構造
JPH05238337A (ja) 車両用バンパー端部の車体取付方法
JPH1148856A (ja) 自動車のランプ取付装置
JPH0431899Y2 (ja)
KR200142134Y1 (ko) 자동차 도어 암 레스트 체결 구조
JP3506110B2 (ja) 車両用外装部品の取付け構造
JPH08132986A (ja) 固定式ウィンドウガラスと内装トリムとの合わせ構造
JPS583686Y2 (ja) ドアトリムの取付構造
KR100435892B1 (ko) 차량 테일게이트의 글래스힌지
KR200150786Y1 (ko) 차량의 필러에 파스너를 이용한 필러트림 체결장치
JPH11348693A (ja) 自動車用合成樹脂部材の固定方法
JPH1095281A (ja) 自動車用成形天井及びその取付構造
JPH0333554Y2 (ja)
JP2001163119A (ja) 自動車のセンターコンソール取付構造
KR20200005210A (ko) 패스너 조립체
JPH0752722A (ja) トランクトリムの取付構造
JPH08127240A (ja) 自動車用ドアトリム
JPH04300740A (ja) アシストグリップ