JPH08259130A - 群管理エレベーター - Google Patents

群管理エレベーター

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Publication number
JPH08259130A
JPH08259130A JP7060201A JP6020195A JPH08259130A JP H08259130 A JPH08259130 A JP H08259130A JP 7060201 A JP7060201 A JP 7060201A JP 6020195 A JP6020195 A JP 6020195A JP H08259130 A JPH08259130 A JP H08259130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
passenger
sector
group
floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP7060201A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Hattori
万裕 服部
Atsunori Kondo
敦規 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
Priority to JP7060201A priority Critical patent/JPH08259130A/ja
Publication of JPH08259130A publication Critical patent/JPH08259130A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 混雑時になると前記かごの総数より1を引い
た数で全階床を分割してこれをセクターとし、前記複数
台のかごの中から1台のかごを引いた残りのかごを前記
セクターの階床へロビー階から急行させるセクター担当
のかごとし、前記1台のかごをロビー階で待機させる待
機中のかごとし、前記セクター担当のかごがロビー階か
ら出発するとこのセクター担当のかごと待機中のかごと
を順次入れ替えるようにした群管理エレベーターにおい
て、前記待機中のかごに乗客が乗り込んだことを検出す
る光電センサ12およびロードセンサ13と、このセン
サ12,13によって乗客を検出するとこの乗客に乗り
込んだかごが前記待機中のかごであることを知らせるイ
ンターホン14とを設けた。 【効果】 待機中のかごに乗り込んだ乗客はさらにかご
操作盤6の行先階ボタンを押すようなことはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台のエレベーター
を一群として交通需要の変化に応じて効率的に運転管理
を行うエレベーターに関する。
【0002】
【従来の技術】最近のビルにおいては、複数台のエレベ
ーターを効率的に運転するために、これらを1グループ
として管理する群管理エレベーターが設けられている。
この群管理エレベーターは、各エレベーターのかごの情
報を入力してそれぞれのかごの運転を制御する複数のか
ご制御盤と、この複数のかご制御盤からの情報およびホ
ール呼び情報を入力して交通需要の変化に対応しながら
複数のかごをそれぞれ効率的に運行させるグループ制御
盤とを備えている。ホール呼びがある階で発生すると、
グループ制御盤は各かごが前記ホール呼びに応答できる
時間を演算し、最も早く応答できるかごを前記ホール呼
びに割り当てている。
【0003】ところで、グループ制御盤はタイマーを有
しており、出勤時(混雑時)になったと判断すると、前
記通常のモードの群管理ではなく、アップピークチャネ
リングモードの群管理を行う。全かごN台の中から1台
を引いた(N−1)台に、全サービス階(かごがかご呼
びに応答する階)を分担させるものである。例えば、図
3に示すようにこの実施例にあっては5台のかごA,
B,C,D,Eの中から1台のかごEを引いた4台のか
ごA,B,C,Dに15階のサービス階を分担させる。
2階から5階までのサービス階を第1セクターとし、6
階から9階までのサービス階を第2セクターとし、10
階から12階までのサービス階を第3セクターとし、1
3階から15階までのサービス階を第4セクターとして
いる。
【0004】かごAには第1セクター(2F〜5F)の
かご呼びにのみ応答させ、このかごAをロビー階から第
1セクターへ急行させるようにしている。また、かごB
には第2セクター(6F〜9F)のかご呼びにのみ応答
させ、かごCには第3セクター(10F〜12F)のか
ご呼びにのみ応答させ、かごDには第4セクター(13
F〜15F)のかご呼びにのみ応答させ、それぞれのセ
クターへロビー階からかごA,B,C,Dを急行させる
ようにしている。また、かごEはロビー階に待機させる
ようにする。
【0005】ここで、例えばロビー階から7階へ行こう
とすると、かごA,B,C,Dの各かごのホールのイン
ジケーターにはそれぞれ「2F〜5F用」(第1セクタ
ー)、「6F〜9F用」(第2セクター)、「10F〜
12F用」(第3セクター)、「13F〜15F用」
(第4セクター)の表示が出ているので、かごBのホー
ルの前に立ってこのホールボタンを押すと、このかごB
はロビー階から7階へ途中止まることなく急行する。こ
のとき、かごBが出発すると、かごEと入れ替わり、こ
のかごBがロビー階に帰着するとそのまま待機させるよ
うにし、今度はかごEが第2セクターを担当することに
なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かごA,
B,C,D,Eは混雑時になってアップピークチャネリ
ングモードに設定されると、ロビー階に移動させられ着
床して乗客が乗り込んでくるのを待つことになるが、か
ごEを除いたかごA,B,C,Dは各セクターを担当し
ているので、乗客がかごA,B,C,Dに乗り込むと、
このかごA,B,C,Dは各セクターの階床へ急行す
る。しかし、かごA,B,C,Dがロビー階から出発す
るまでは、待機中のかごEは担当するセクターが決まっ
ていないので、このかごEに乗り込んでかご操作盤の行
先階ボタンを押してもこのかごEは出発しない。そうす
ると、かごEに乗り込んだ乗客は、行先階ボタンを押し
てもこのかごEが出発しないことから、かごE内に閉じ
込められたと思って一瞬パニック状態となり、乗客に不
安を与えてしまうという問題点があった。
【0007】本発明は、アップピークチャネリングモー
ド設定時に待機中のかごに乗り込んでも、乗客に閉じ込
められたと思わせないようにした群管理エレベーターを
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては、建物に一群として設置さ
れた複数台のエレベーターであって、各エレベーターの
かごの情報を入力してそれぞれのかごの運転を制御する
複数のかご制御盤と、この複数のかご制御盤からの情報
およびホール呼び情報を入力して交通需要の変化に対応
させながら複数のかごをそれぞれ効率的に運行させ、ま
た混雑時を判断するグループ制御盤とを備え、混雑時に
なると前記かごの総数より1を引いた数で全階床を分割
してこれをセクターとし、前記複数台のかごの中から1
台のかごを引いた残りのかごを前記セクターの階床へロ
ビー階から急行させるセクター担当のかごとし、前記1
台のかごをロビー階で待機させる待機中のかごとし、前
記セクター担当のかごがロビー階から出発するとこのセ
クター担当のかごと待機中のかごとを順次入れ替えるよ
うにした群管理エレベーターにおいて、前記待機中のか
ごに乗客が乗り込んだことを検出する乗客検出手段と、
この乗客検出手段によって乗客を検出するとこの乗客に
乗り込んだかごが前記待機中のかごであることを知らせ
る告知手段とを設けた構成としている。
【0009】
【作用】ロビー階で待機中のかごにおける乗客検出手段
から検出信号がグループ制御盤に出力されると、このグ
ループ制御盤は待機中のかごに乗客が乗り込んだと判断
する。次に、グループ制御盤から告知手段へ信号が出力
され、告知手段からかご内の乗客に「今乗り込んだかご
は待機中のかごであり、このかごから出て他のかごへ移
動して下さい」というような内容をアナウンスする。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1および図2は本発明に係る群管理エレベーターの一実
施例を示す図である。
【0011】図1において符号1,2,3,4,5は建
物に設けられた複数のエレベーターにおけるかご制御盤
であり、このかご制御盤1,2,3,4,5はそれぞれ
のかごA,B,C,D,Eの運転を制御するためのもの
である。かご制御盤1には、かごA内に設けられたかご
操作盤6からかご呼びの信号が出力される。また、かご
Aにはメインロープ7を介して釣り合い重り8が取り付
けられ、このメインロープ7は巻上機9の駆動シーブ9
aに掛けられているが、この巻上機9の駆動はインバー
タ10を介してかご制御盤1によって制御される。
【0012】また、かごAにはドア11が開いて乗客が
乗り込むとライトレイが切られる光電センサ12と、こ
の乗客の荷重を検出するロードセンサ13が設けられて
おり、これらのセンサ12,13は全体としてかごAに
乗った乗客を検出する乗客検出手段を構成している。さ
らに、かごAには緊急のときに外部と連絡をとるための
インターホン14(告知手段)が設けられ、このインタ
ーホン14はアップピークチャンネルモード設定時に、
ロビー階で待機中のかごAに誤って乗り込んだ乗客に、
誤って乗り込んだことをアナウンスするような構成にな
っている。かごAに設けられたかご操作盤6は行先階指
示ボタン、ドア開ボタン、ドア閉ボタン等を有してる。
また、かご制御盤2,3,4,5の方も同様に信号が入
力,出力してかごB,C,D,Eを運転し、このかご
B,C,D,Eのインターホン14も前記と同じ構成に
なっている。
【0013】かご制御盤1,2,3,4,5からかご位
置情報やかご呼び情報等がグループ制御盤15へ出力さ
れるが、このグループ制御盤15へは各階に設けられた
各かご用のホールボタン16(図では1つのかご用のみ
を示し、他は省略している)からホール呼びの信号も出
力される。グループ制御盤16は、交通需要に応じた運
行管理を行うために、時々刻々変化するかごの位置や運
転方向、かご呼びとホール呼びの状況、かごの負荷状
況、かごの出発間隔の状況、その他の種々の交通情報を
演算処理し、待ち階に最も適切なかごを割り当てるもの
である。また、かご制御盤1,2,3,4,5はグルー
プ制御盤15からの指令に従って、ドアの開閉やかごの
走行を行っている。
【0014】また、グループ制御盤15はタイマーを有
しており、出勤時(混雑時)になったと判断すると、通
常のモードの群管理ではなく前記したアップピークチャ
ネリングモードの群管理を行う。
【0015】次に、図2に示すフローチャートを参照に
して、この群管理エレベーターの作動を説明する。
【0016】まず、グループ制御盤15のタイマーによ
って出勤時かどうか判断する(ステップS1)。出勤時
になったときには、このグループ制御盤15において、
アップピークチャネリングモードに設定する(ステップ
2)。すなわち、前記したように、例えば5台のかご
A,B,C,D,Eの中から1台のかごEを引いた4台
のかごA,B,C,Dに15階のサービス階を分担させ
る。かごAには第1セクター(2F〜5F)を担当さ
せ、かごBには第2セクター(6F〜9F)を担当さ
せ、かごCには第3セクター(10F〜12F)を担当
させ、かごDには第4セクター(13F〜15F)を担
当させ、かごEはセクター担当のかごがロビー階から出
発するまでこのロビー階で待機させることとする。
【0017】ロビー階で待機中のカゴEにおける光電セ
ンサ12およびロードセンサ13からの検出信号がグル
ープ制御盤15に出力されると、このグループ制御盤1
5は待機中のかごEに乗客が乗り込んだと判断する(ス
テップS3)。
【0018】グループ制御盤15からインターホン14
へ信号が出力され、このインターホン14からかごE内
の乗客に「今乗り込んだかごは待機中のかごであり、こ
のかごから出て他のかごへ移動して下さい」というよう
な内容をアナウンスする(ステップS4)。このため、
かごEに乗り込んだ乗客はさらにかご操作盤6の行先階
ボタンを押すようなことはなく、ひいては乗客がかごE
内に閉じ込められたと思って一瞬パニックに陥ることも
ない。次に、かごEのドア開ボタンを押してドア11を
開け、他のかごへと移動する。
【0019】なお、前記実施例にあっては、告知手段と
してインターホンを利用したが、これに限らず、かご操
作盤に液晶で表示するインジケーター部を設けてもよ
い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
待機中のかごに乗客が乗り込んだことを検出する乗客検
出手段と、この乗客検出手段によって乗客を検出すると
この乗客に乗り込んだかごが前記待機中のかごであるこ
とを知らせる告知手段とを設けたので、待機中のかごに
乗り込んだ乗客はさらにかご操作盤の行先階ボタンを押
すのようなことはなく、ひいては乗客がかご内に閉じ込
められたと思って一瞬パニックに陥ることもない。その
結果、群管理エレベーターの信頼性が向上することにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る群管理エレベーターの一実施例を
示すブロック図。
【図2】この群管理エレベーターの作動を示すフローチ
ャート。
【図3】従来の群管理エレベーターのセクターを示す
図。
【符号の説明】
1,2,3,4,5…かご制御盤 6…かご操作盤 12…光電センサ 13…ロードセンサ 14…インターホン 15…グループ制御盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 敦規 神奈川県川崎市高津区坂戸3−2−1 日 本オーチス・エレベータ株式会社 オーチ ス技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物に一群として設置された複数台のエ
    レベーターであって、各エレベーターのかごの情報を入
    力してそれぞれのかごの運転を制御する複数のかご制御
    盤と、この複数のかご制御盤からの情報およびホール呼
    び情報を入力して交通需要の変化に対応させながら複数
    のかごをそれぞれ効率的に運行させ、また混雑時を判断
    するグループ制御盤とを備え、混雑時になると前記かご
    の総数より1を引いた数で全階床を分割してこれをセク
    ターとし、前記複数台のかごの中から1台のかごを引い
    た残りのかごを前記セクターの階床へロビー階から急行
    させるセクター担当のかごとし、前記1台のかごをロビ
    ー階で待機させる待機中のかごとし、前記セクター担当
    のかごがロビー階から出発するとこのセクター担当のか
    ごと待機中のかごとを順次入れ替えるようにした群管理
    エレベーターにおいて、前記待機中のかごに乗客が乗り
    込んだことを検出する乗客検出手段と、この乗客検出手
    段によって乗客を検出するとこの乗客に乗り込んだかご
    が前記待機中のかごであることを知らせる告知手段とを
    設けたことを特徴とする群管理エレベーター。
JP7060201A 1995-03-20 1995-03-20 群管理エレベーター Pending JPH08259130A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7060201A JPH08259130A (ja) 1995-03-20 1995-03-20 群管理エレベーター

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JP7060201A JPH08259130A (ja) 1995-03-20 1995-03-20 群管理エレベーター

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JPH08259130A true JPH08259130A (ja) 1996-10-08

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ID=13135313

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JP7060201A Pending JPH08259130A (ja) 1995-03-20 1995-03-20 群管理エレベーター

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Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040921

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050308