JPH082590Y2 - 円筒光学素子の光点位置検出装置 - Google Patents

円筒光学素子の光点位置検出装置

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JPH082590Y2
JPH082590Y2 JP3673989U JP3673989U JPH082590Y2 JP H082590 Y2 JPH082590 Y2 JP H082590Y2 JP 3673989 U JP3673989 U JP 3673989U JP 3673989 U JP3673989 U JP 3673989U JP H082590 Y2 JPH082590 Y2 JP H082590Y2
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和之 簗
芳則 山崎
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は円筒光学素子の光点位置を検出する装置に関
する。
〔従来の技術〕
円筒光学素子は、第4図に示すように先端にレーザダ
イオード(以下LDと略記する)21を取付けたステム22
と、このステム22の先端部を覆う円筒状のキャップ23と
からなり、キャップ23の中心部にはLD21から出射したレ
ーザビームを平行光に変換するコリメータレンズ24が設
けられている。なお、25はステム22の後端に設けられた
LD21への電源供給用のリードである。
このような円筒光学素子20は、コリメータレンズ24か
らのLD21の出射光の光軸がキャップ23の外径の中心と一
致していなければならない。一般にLD21の位置とコリメ
ータレンズ24の中心とがx,y方向にずれていると、コリ
メータレンズ24を通過した平行光がキャップ23の外径の
中心と一致しないため、LD21とコリメータレンズ24との
光軸合せを行なった後、ステム22をキャップ23に半田付
けしている。したがって、ステム22をキャップ23に半田
付けした後に、平行光がキャップ23の中心に対してどの
くらいずれているかを測定し、そのずれ量が許容範囲内
にあるかどうかを検査する必要がある。
従来、LD21とコリメータレンズ24とのずれ量を検査す
る場合には、第5図に示すような光点位置検出装置が用
いられていた。同図において、31は円筒光学素子20を固
定する固定部であり、この固定部31は円筒光学素子20を
把持するコレットチャック32と、このコレットチャック
32を固定する固定マウント33とから構成され、この固定
マウント33にはコレットチャック32が嵌合する支持孔34
が形成されている。また、35は固定部31に対向して設け
られた検出部としてのTVカメラであり、このTVカメラ35
は前記支持孔34と中心軸を一致させて設けられている。
なお、36は円筒光学素子20のリード25に接続されている
電源供給用のプローブである。
このように構成される従来の光点位置検出装置により
円筒光学素子20のLD21とコリメータレンズ24とのずれ量
を検査する場合は、まず円筒光学素子20をコレットチャ
ック32で把持し、コレットチャック32を固定マウント33
の支持孔34に嵌合させる。そして。この状態で円筒光学
素子20からレーザビームを出射させ、その光点をTVカメ
ラ35で検出する。ここで、TVカメラ35の中心は支持孔34
の中心すなわちコリメータレンズ24の中心と一致してい
るので、LD21の位置がコリメータレンズ24の中心とずれ
ている場合には円筒光学素子20の光点がTVカメラ35の中
心からずれた位置に映るので、そのずれ量を測定でき
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来の光点位置検出装置はコ
レットチャック32を固定マウント33の支持孔34に嵌合さ
せて検査を行なうため、コレットチャック32と支持孔34
との間にガタツキがあると円筒光学素子20がTVカメラ35
に対して傾いてしまい、円筒光学素子20の光点のずれ量
を正確に測定できなくなるという問題があった。また、
従来の光点位置検出装置は円筒光学素子20との電気的接
続をプローブ36を用いていたため、円筒光学素子20のリ
ード25とプローブ36との接続が面倒であるという問題も
あった。
本考案はこのような問題点に着目してなされたもの
で、その目的とするところは円筒光学素子の光点のずれ
量を高精度に測定でき、かつ円筒光学素子との電気的接
続が容易な光点位置検出装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、電源供給用のリードを有する円筒光学素子
を固定する固定部と、この固定部に対して設けられ、固
定部に固定された円筒光学素子の光点位置を検出する検
出部とを備えた円筒光学素子の光点位置検出装置に適用
される。
そして、上記課題を解決するために本考案において
は、円筒光学素子を固定する固定部を、リードが差込ま
れることで円筒光学素子を支持するソケットと、ソケッ
トに支持された円筒光学素子が挿入されるV溝が刻設さ
れた固定ブロックと、固定ブロックのV溝が刻設された
面に対して垂直方向に移動し、挿入された円筒光学素子
をV溝内に押圧固定する押えブロックと、ソケットをV
溝の刻設方向に移動自在に支持すると共に、押えブロッ
クの円筒光学素子のV溝に対する押圧固定動作に応動し
て、ソケットをV溝の刻設方向に直交する面内に移動す
るように支持するソケットスライド支持機構とで構成し
ている。
また別の考案においては、上述した考案の円筒光学素
子の光点位置検出装置におけるソケットスライド支持機
構を、固定ブロックの近傍に設けられソケットを支持す
るソケット台と、このソケット台をV溝の溝深さ方向に
直交する面内に移動自在に支持する支持台と、支持台を
V溝の深さ方向に移動自在に支持する弾性材とで構成し
ている。
〔作用〕
本考案においては、円筒光学素子は固定部における固
定ブロックのV溝内に押えブロックで押圧固定された状
態で、この固定部に対向して設けられた検出部にて光点
位置が検出される。したがって、円筒光学素子が検出部
に対して傾斜することはない。
また、リードが差込まれることで円筒光学素子を支持
するソケットは、ソケットスライド支持機構によって、
固定ブロックのV溝の刻設方向に移動自在に支持され、
かつ押えブロックの円筒光学素子のV溝に対する押圧固
定動作に応動してV溝の刻設方向に直交する面内に移動
するように支持される。
したがって、例えば操作員は、ソケットに対して円筒
光学素子のリードを差込み、ソケットを固定ブロック方
向に移動して、円筒光学素子をV溝内に位置させる。そ
の後、押えブロックを下降させると、V溝内に存在する
と円筒光学素子の位置が自動的に修正されて、V溝内の
幅方向の中心位置(V溝内の最も深い位置)に押圧固定
される。その結果、円筒光学素子の光点位置のずれ量の
測定精度を大幅に向上できる。
また、円筒光学素子との電気的接続手段としてソケッ
トを用いているために、円筒光学素子のリードをソケッ
トに差込むのみでよく、円筒光学素子との電気的接続が
容易となる。
また、別の考案においては、ソケットスライド支持機
構を、ソケットを支持するソケット台と、ソケット台を
支持する支持台と、支持台を支持する弾性材とで構成す
ることによって、円筒光学素子の取扱いが容易となる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は光点位置検出装置の構成図である。また、第2図
は第1図のII-II矢視図であり、第3図は第1図のIII-I
II矢視図である。
第1図〜第3図において、1は円筒光学素子20を固定
する固定部であり、この固定部1の固定ブロック2には
V溝3が設けられている。このV溝3の上方には押えブ
ロック4が配置され、この押えブロック4で円筒光学素
子20をV溝3内に押圧固定する構成となっている。ま
た、前記固定ブロック2の近傍には円筒光学素子20のリ
ード25が差し込まれるソケット5を前記固定ブロック2
方向にスライド可能とするソケット台6が設けられてい
る。このソケット台6の下部には、ばね9によりV溝3
の深さ方向にスライド自在に支持された支持台8がベア
リング7を介して設けられ、ソケット台6をV溝3の幅
方向にスライド自在に支持している。したがって、ソケ
ット5を支持するソケット台6と、このソケット台6を
ベアリング7にてV溝3の深さ方向(上下方向)に直交
する面内(水平面内)に移動自在に支持する支持台8
と、この支持台8をV溝3の深さ方向(上下方向)に移
動自在に支持するばね9とはソケットスライド支持機構
を構成している。また、前記ソケット5の後端には円筒
光学素子20のリード25と電気的に接続するピン10が設け
られている。このピン10には図示しない電源と電気的に
接続した接触子11が接しており、この接触子11を介して
円筒光学素子20に電源を供給する構成となっている。な
お、12は前記接触子11をピン方向に付勢するばね、13は
接触子昇降用レバー、14は検出部としてのTVカメラであ
る。
このように構成される光点位置検出装置により円筒光
学素子20の光点のずれ量を検査する場合は、まず円筒光
学素子20のリード25をソケット5に差し込み、ソケット
5をソケット台6に載せて固定ブロック2方向へスライ
ドさせる。このとき円筒光学素子20は固定ブロック2の
V溝3内に位置する。そして、この状態で押えブロック
4を下降させ、円筒光学素子20をV溝3内に押圧固定し
た後、固定ブロック2の前方に配置されたTVカメラ14で
円筒光学素子20の光点位置を検査する。
このように本実施例においては、円筒光学素子20をV
溝3内に押圧固定して検査を行なうため、円筒光学素子
20が検出部に対して傾くようなことがなく、円筒光学素
子20の光点のずれ量を高精度に測定することができる。
また、円筒光学素子20との電気的接続手段としてソケッ
ト5を用いているため、円筒光学素子20との電気的接続
を容易に行なうことができる。さらに、ソケット5を固
定ブロック2方向へスライドさせて円筒光学素子20をV
溝3内にセットするため、円筒光学素子20の取扱いが容
易となる。また、押えブロック4を下降させた時、円筒
光学素子20の位置がV溝3の中心になくてもソケット台
6がベアリング7を介して設けられているため、自動的
に位置修正され、V溝3の中心にセットされる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、円筒光学素子の
光点のずれ量を高精度に測定でき、かつ円筒光学素子と
の電気的接続が容易な光点位置検出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもので、第1
図は光点位置検出装置の構成図、第2図は第1図のII-I
I矢視図、第3図は第1図のIII-III矢視図、第4図は円
筒光学素子の構成図、第5図は従来の光点位置検出装置
の構成図である。 1……固定部、2……固定ブロック、3……V溝、4…
…押えブロック、5……ソケット、6……ソケット台、
7……ベアリング、8……支持台、9……ばね、20……
円筒光学素子。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源供給用のリードを有する円筒光学素子
    (20)を固定する固定部(1)と、この固定部に対向し
    て設けられ、この固定部に固定された前記円筒光学素子
    の光点位置を検出する検出部(14)とを備えた円筒光学
    素子の光点位置検出装置において、 前記固定部は、 前記リードが差込まれることで前記円筒光学素子を支持
    するソケット(5)と、 このソケットに支持された前記円筒光学素子が挿入され
    るV溝が刻設された固定ブロック(2)と、 この固定ブロックの前記V溝が刻設された面に対して垂
    直方向に移動し、前記挿入された円筒光学素子を前記V
    溝内に押圧固定する押えブロック(4)と、 前記ソケットを前記V溝の刻設方向に移動自在に支持す
    ると共に、前記押えブロックの前記円筒光学素子の前記
    V溝に対する押圧固定動作に応動して、前記ソケットを
    前記V溝の刻設方向に直交する面内に移動するように支
    持するソケットスライド支持機構と を有することを特徴とする円筒光学素子の光点位置検出
    装置。
  2. 【請求項2】前記ソケットスライド支持機構は、前記固
    定ブロックの近傍に設けられ前記ソケットを支持するソ
    ケット台(6)と、このソケット台を前記V溝の溝深さ
    方向に直交する面内に移動自在に支持する支持台(8)
    と、この支持台を前記V溝の深さ方向に移動自在に支持
    する弾性材(9)とを備えたことを特徴とする請求項1
    記載の円筒光学素子の光点位置検出装置。
JP3673989U 1989-03-30 1989-03-30 円筒光学素子の光点位置検出装置 Expired - Lifetime JPH082590Y2 (ja)

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