JP3390572B2 - 電子デバイスの搬送コンタクト構造 - Google Patents

電子デバイスの搬送コンタクト構造

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、電子デバイスの電気的
特性を測定するための電子計測機器のXYステージ等か
ら成るハンドラにおいて、被測定対象電子デバイスとな
るLD(LASER DIODE=以下LDと称す)を
所定の位置に搬入、搬出したり測定をしたりするのに用
いる治具の構造に関する。 【0002】 【従来の技術】被測定対象となる電子デバイスが長波長
LDでしかもチップキャリアパッケージ(CHIP C
ARRIER PACKAGE)タイプの温度特性を測
定する場合は、図5に示すような電子計測システム内の
X−Yステージ19等から成るハンドラ21によってハ
ンドラ上のストッカ部22からプリヒート部23へ、そ
して測定ヘッド部25のある測定部24へと各ステージ
への搬入、搬出を行う。また、温度特性の測定が終了す
れば次の測定作業、例えば温度エージング特性等の測定
ステージに移行せねばならない。 【0003】その際には、被測定対象電子デバイスであ
るチップキャリアパッケージタイプの長波長LD1を各
ステージに搬入、搬出し、かつ測定するのに適した治具
を必要とする。しかし被測定対象となる電子デバイスが
LD1である場合、LD1からの発光光を光センサを用
いて受信することで特性を測定し、判定する必要があ
る。その為に上記治具の構造においては、搬送を行うた
めの機能の他にLD1からの発光光を光センサで受信で
きるような開口部も設けねばならないという制約条件が
あった。 【0004】従来技術においては、図4−(A)、
(B)、(C)、(D)及び(E)に示すような構造と
なっていた。図4−(A)に示す断面図は、従来技術に
よる治具の構造を説明するための概念図である。即ち、
治具本体14に被測定対象デバイスであるLD1を配置
する。そしてコンタクト窓27があき押さえネジ28を
有するデバイス押さえ板29があり、押さえネジ28で
LD1の所定部分を押さえて固定する。また測定のため
のプロービング用ニードル26をコンタクト窓27上か
ら差し込んで、LD1上の電極上に適正にコンタクトす
るようセットする。 【0005】従って上記従来技術による治具の構造にお
いては(1)測定時にLD1の電極にコンタクトさせる
のに必要なプロービング用ニードル26をセットする際
のスペースは、デバイス押さえ板29に設けたコンタク
ト窓27の大きさの範囲内に限定されてしまう。その上
僅か2mm平方程度しかないLD1の表面にプロービン
グ用ニードル26が適正に当たるようにし、かつボンデ
ィングされたワイヤーを損傷しないようにそれを行うた
めには顕微鏡を用いて行う程の困難な作業であった。 【0006】(2)またしかも被測定対象となるデバイ
スであるLD1の品種が変わるごとに、プロービング用
ニードル26の位置決め作業をし直してのセット換えが
その都度必要な構造であった。即ち測定ヘッド部25で
被測定対象電子デバイスであるLD1の電極に、コンタ
クトするためのプロービング用ニードル26をセットす
る作業に困難があるのみならず、品種が変わった場合に
はその困難なプロービング用ニードル26のセッティン
グ作業が、その都度繰り返し必要である、という問題点
を有していた。 【0007】 【発明が解決使用とする課題】本発明が解決しようとす
る課題は、電子計測機器を用いて被測定対象電子デバイ
スであるLDの電気的特性を測定するプロセスにおい
て、ハンドラの所定の位置に搬入、搬出したりかつ測定
をしたりするのに一層適する搬送兼測定用の治具を得る
ことである。 【0008】即ち、ハンドラの各ステージに搬入、搬出
しかつ測定するための治具の構造においては、被測定対
象デバイスであるチップキャリアパッケージタイプのL
Dの品種が変わっても、従来技術のようにLDの電極と
のコンタクトを取るためにプロービング用ニードルをそ
の都度位置調整することは不要となるものとして、顕微
鏡作業によらねばならないなどセッティングに困難があ
り、その為に多くの時間を要する構造からも脱却するこ
とである。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明においては治具の
構造として(1)治具本体に、被測定対象電子デバイス
であるチップキャリアパッケージタイプのLDを複数個
収納する収納部と位置決めを行うガイドピンを設け
(2)絶縁性を有する材質で形成したコンタクトプレー
トには、コンタクトピンと位置決め用ブッシュとを圧入
して設け(3)また、取り付けネジでコンタクトプレー
トに固定したプリント配線基板にもコンタクトピンを圧
入してハンダ付けを行い、測定ヘッド部側の測定部コン
タクトピンと接触させるためのコンタクトパッドを設け
た。 【0010】そして、コンタクトプレートのブッシュ部
に、治具本体に設けたガイドピンを通すことで、コンタ
クトピンとLDの電極上の接触ポイントとの位置合わせ
を行う。更にコンタクトピンとLDの電極上の所定位置
との接触との接触が完了したところでコンタクトプレー
トを固定する手段としてロックナットを設けた。 【0011】 【作用】本発明によれば、コンタクトプレート上部のプ
リント配線基板にコンタクトパッドを設けて測定ヘッド
部側のコンタクトピンで接触できるようにし、コンタク
トプレート下方部からはコンタクトプレートに圧入した
コンタクトピンを、予め予定された被測定対象であるL
Dの複数の品種の電極配置に適応するよう突き出してセ
ットしておくことが容易にできるようになったので、顕
微鏡を使用してコンタクトを得るための困難で長時間を
要する位置調整を、品種が変わるごとに行うことを省略
することが可能となった。 【0012】 【実施例】図1−(A)は、本発明の中核であるコンタ
クトプレートの構造を示す概念図である。図1−(B)
は本発明の実施例を示す正面図である。図1−(C)は
同じく平面図であり、(D)は同じく断面図であり、図
2はコンタクトプレート3の断面図である。また図3−
(A)は本発明の他の実施例でCANパッケージタイプ
LD1用治具の平面図であり、(B)はその正面図であ
る。 【0013】(1)図1−(A)に示すのは、本発明に
よる搬送兼測定用治具の中核を構成するコンタクトプレ
ート3の構造概念図である。図示したように、コンタク
トプレート3は絶縁性のある材質で形成され、ポーゴピ
ン等を用いたコンタクトピン2の接触部である先端は下
方部に突出させる。またコンタクトピン2のソケット1
2の部分をコンタクトプレート3に圧入して貫通させ、
更にコンタクトプレート3の上方部に取り付けネジ5で
取り付けたプリント配線基板8にコンタクトピン2のソ
ケット12部の上端部をハンダ付けし、コンタクトパッ
ド6を構成した。 【0014】(2)コンタクトピン2は被測定対象とな
るLD1の電極の所定の接触ポイントに適合する様に配
置される。図示した図1−(A)の例では、コンタクト
ピン2を2本使用する品種の場合であり、かつ3本使用
する品種の場合にも適応できる配置としてある。そして
被測定対象電子デバイスであるLD1が配置された本発
明の治具がハンドラ21によって測定ヘッド部25のあ
るステージに搬入されると測定部コンタクトピン7が上
記コンタクトパッド6にコンタクトすることで測定が行
われる。また図1−(B)に示したようにコンタクトパ
ッド6は、LD1の品種が異なっても同一位置に配置し
たままでよく品種が変わるその都度ごとに変更する必要
はない。 【0015】(3)本発明の構成によれば、図2のコン
タクトプレート3の断面図に示すように、コンタクトピ
ン2を被測定対象となるLD1の電極上の所定の位置に
接触させるための位置決めには、コンタクトプレート3
及びプリント配線基板8の所定位置に孔をあけ、コンタ
クトピンを圧入、貫通させて保持、固定する構造なの
で、容易に精度良く行うことができる。また図1−
(B)に示すように、コンタクトプレート3の両端に設
けた位置決め用のブッシュ9にガイドピン4を挿入する
ことによって、治具本体14の収納部13に配置した被
測定電子デバイスであるLD1の電極面とコンタクトプ
レート3全体との位置合わせも容易に可能である。 【0016】(4)更に図1−(D)に示したのは、本
発明の搬送兼測定用治具の側面からの断面図である。本
発明の構造としたことで、LD1の前方及び後方から発
光する光線は何等の障害もなくILセンサ15及びバッ
ク光センサ16で受信することができるので精度良く温
度特性を測定することが可能となった。 【0017】(5)本発明の搬送兼測定用の治具におい
ては、被測定対象電子デバイスとなるLD1の品種が変
更になってもプリント配線基板8上に設けたコンタクト
パッド6の配置はそのままで良いという特徴を生かすこ
とで、CANパッケージタイプLD18の特性測定に適
用することができる。即ち、本発明のコンタクトプレー
ト3の構造を図3−(A)及び(B)に示したようなも
のとすることで可能とした。つまり、CANパッケージ
タイプLD18の端子に適合するLDソケット17を設
け、LDソケット17は取り付けネジ5によって治具本
体14に取り付けたプリント配線基板8上のコンタクト
パッド6と電気的に接続した。なお、コンタクトパッド
6と測定部コンタクトピン7との位置合わせは位置決め
用ブッシュ9並びにガイドピン4によって行う。 【0018】 【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。 (1)電子デバイスであるLDの電気的特性を測定する
ための電子計測機器のハンドラにおいて、LDを所定の
位置に搬入、搬出しかつ測定するのに用いる治具を本発
明の構造としたことで、例えば被測定対象電子デバイス
となったチップキャリアパッケージタイプのLDの品種
が変わっても、LDの電極とコンタクトするためのコン
タクトパッドと測定部側のコンタクトピンとの位置合わ
せ及びそれに伴う調整作業をその変更の都度行う必要が
なくなった。 (2)また、本発明による搬送兼測定用治具の構造とし
たことで、LDとコンタクトピン並びにコンタクトパッ
ドと測定部側のコンタクトピントとの位置合わせのため
に顕微鏡を用いるような困難性は全くなくなった。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の、実施例の中核であるコンタクトプレ
ートの構造を示す概念図並びに本発明の治具全体を示す
正面図、平面図及び断面図である。 【図2】本発明の、コンタクトプレート3の断面図であ
る。 【図3】本発明の他の実施例であるCANパッケージタ
イプLD用治具の平面図及び正面図を示す。 【図4】従来技術による治具の構造を示す概念図、正面
図、平面図、側面の断面図である。 【図5】電子計測機器に用いるX−Yステージ等で構成
されるハンドラを示す概念図である。 【符号の説明】 1 LD 2 コンタクトピン 3 コンタクトプレート 4 ガイドピン 5 取り付けネジ 6 コンタクトパッド 7 測定部コンタクトピン 8 プリント配線基板 9 ブッシュ 11 ロックナット 12 ソケット 13 収納部 14 治具本体 15 ILセンサ 16 バック光センサ 17 LDソケット 18 CANパッケージタイプLD 19 X−Yステージ 21 ハンドラ 22 ストッカ部 23 プリヒート部 24 測定部 25 測定ヘッド部 26 プロービング用ニードル 27 コンタクト窓 28 押さえネジ 29 デバイス押さえ板

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 被測定対象電子デバイスであるチップキ
    ャリアパッケージタイプのLD(1)あるいはCANパ
    ッケージタイプLD(18)を複数個分収納する収納部
    (13)と位置決め用ガイドピン(4)とを設けた治具
    本体(14)と、 絶縁性を有する材質で形成して、コンタクトピン(2)
    と位置決め用のブッシュ(9)とを圧入したコンタクト
    プレート(3)と、 コンタクトプレート(3)のブッシュ(9)部に、治具
    本体(14)に設けたガイドピン(4)を通すことで、
    コンタクトピン(2)とLD(1)の電極上の接触ポイ
    ントとの位置合わせをし、コンタクトピン(2)とLD
    (1)の電極上の所定位置との接触が完了したところで
    コンタクトプレート(3)を固定するロックナット(1
    1)と、 コンタクトピン(2)を圧入しハンダ付けして測定部コ
    ンタクトピン(7)を接触させるコンタクトパッド
    (6)を設けて、取り付けネジ(5)でコンタクトプレ
    ート(3)上に固定したプリント配線基板(8)と、 を具備することを特徴とする電子デバイスの搬送コンタ
    クト構造。
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