JPH08258765A - 組立ラインにおけるワゴン台車の同期移動機構 - Google Patents
組立ラインにおけるワゴン台車の同期移動機構Info
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- JPH08258765A JPH08258765A JP9003095A JP9003095A JPH08258765A JP H08258765 A JPH08258765 A JP H08258765A JP 9003095 A JP9003095 A JP 9003095A JP 9003095 A JP9003095 A JP 9003095A JP H08258765 A JPH08258765 A JP H08258765A
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- JP
- Japan
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- wagon
- carriage
- mounting
- truck
- trolley
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、幅が狭い搭載台車工程においても、
ワゴン台車を搭載台車と同期移動可能にしたワゴン台車
の同期移動機構を提供する。 【構成】ワゴン台車７と搭載台車１との間で搭載台車１
の走行移動ラインと平行に移動可能に配置し、ワゴン台
車７と連結した追従走行台車１３にスプリングの引張に
よって搭載台車１の走行移動方向Ｂに対し直交する軸線
方向で延在位置し、かつ、スプリングの引張力に抗して
搭載台車１の走行移動方向Ｂに旋回傾動する複数個の牽
引ドッグ１５を搭載台車１の走行移動方向Ｂに所定の間
隔で設け、この複数個の牽引ドッグ１５の１つに搭載台
車１の側部に突設した押動ドッグ１０に選択的に当接し
てワゴン台車７を搭載台車１と同期移動及び自由移動す
るようにした構成を特徴とする。
ワゴン台車を搭載台車と同期移動可能にしたワゴン台車
の同期移動機構を提供する。 【構成】ワゴン台車７と搭載台車１との間で搭載台車１
の走行移動ラインと平行に移動可能に配置し、ワゴン台
車７と連結した追従走行台車１３にスプリングの引張に
よって搭載台車１の走行移動方向Ｂに対し直交する軸線
方向で延在位置し、かつ、スプリングの引張力に抗して
搭載台車１の走行移動方向Ｂに旋回傾動する複数個の牽
引ドッグ１５を搭載台車１の走行移動方向Ｂに所定の間
隔で設け、この複数個の牽引ドッグ１５の１つに搭載台
車１の側部に突設した押動ドッグ１０に選択的に当接し
てワゴン台車７を搭載台車１と同期移動及び自由移動す
るようにした構成を特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の組立ライン
におけるワゴン台車の同期移動機構に関するものであ
る。
におけるワゴン台車の同期移動機構に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】自動車の組立ラインにおいては、図５及
び図６で示すように、自動車のボデー２を載置した搭載
台車３０上に作業者が乗り、部品，工具等を載せたワゴ
ン台車３３の左右一方の車輪３４ａを前記搭載台車３０
上に載せ、左右他方の車輪３４ｂはフロア３１上に前記
搭載台車３０の移動方向に沿って設けたレール３２上に
載せて、ワゴン台車３３を搭載台車３０と一緒に移動し
て部品等を組み付けている。
び図６で示すように、自動車のボデー２を載置した搭載
台車３０上に作業者が乗り、部品，工具等を載せたワゴ
ン台車３３の左右一方の車輪３４ａを前記搭載台車３０
上に載せ、左右他方の車輪３４ｂはフロア３１上に前記
搭載台車３０の移動方向に沿って設けたレール３２上に
載せて、ワゴン台車３３を搭載台車３０と一緒に移動し
て部品等を組み付けている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記ワゴン台車方式の
場合、ワゴン台車３３は搭載台車３０上とフロア３１上
とにおいて、手押しにより任意に移動できるため、部品
等を組み付けるボデー２に対し必要位置に自由に変更す
ることができ、作業者がボデー２とワゴン台車３３との
往復回数や歩行数が低減している利点がある。
場合、ワゴン台車３３は搭載台車３０上とフロア３１上
とにおいて、手押しにより任意に移動できるため、部品
等を組み付けるボデー２に対し必要位置に自由に変更す
ることができ、作業者がボデー２とワゴン台車３３との
往復回数や歩行数が低減している利点がある。
【０００４】しかしながら、ワゴン台車３３の左右一方
の車輪３４ａを搭載台車３０上に載せてワゴン台車３３
を搭載台車３０の移動と同期させる必要があるため、こ
の方式では図５で示すように、搭載台車３０は、その幅
Ｄが広い幅広の搭載台車には容易に導入することができ
るが、幅が狭い搭載台車工程では導入することができな
い問題があった。
の車輪３４ａを搭載台車３０上に載せてワゴン台車３３
を搭載台車３０の移動と同期させる必要があるため、こ
の方式では図５で示すように、搭載台車３０は、その幅
Ｄが広い幅広の搭載台車には容易に導入することができ
るが、幅が狭い搭載台車工程では導入することができな
い問題があった。
【０００５】本発明の目的は、上記従来の問題に鑑み、
幅が狭い搭載台車工程においても、ワゴン台車を搭載台
車と同期移動可能にしたワゴン台車の同期移動機構を提
供することである。
幅が狭い搭載台車工程においても、ワゴン台車を搭載台
車と同期移動可能にしたワゴン台車の同期移動機構を提
供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成要旨は、被組立物を載置した搭載台車
が床面を走行移動する組立ラインにおいて、前記搭載台
車の走行移動ラインの側方で、この走行移動ラインと平
行に移動可能に配置した部品，工具等を載せるワゴン台
車と、このワゴン台車と前記搭載台車との間で搭載台車
の走行移動ラインと平行に移動可能に配置し、前記ワゴ
ン台車と連結した追従走行台車とを備え、前記追従走行
台車にスプリングの引張によって前記搭載台車の走行移
動方向に対し直交する軸線方向に延在位置し、かつ、前
記スプリングの引張力に抗して前記搭載台車の走行移動
方向に旋回傾動する複数個の牽引ドッグを搭載台車の走
行移動方向に所定の間隔で設け、前記搭載台車の側部に
は前記複数個の牽引ドッグの１つに選択的に当接する押
動ドックを突設したものである。
めの本発明の構成要旨は、被組立物を載置した搭載台車
が床面を走行移動する組立ラインにおいて、前記搭載台
車の走行移動ラインの側方で、この走行移動ラインと平
行に移動可能に配置した部品，工具等を載せるワゴン台
車と、このワゴン台車と前記搭載台車との間で搭載台車
の走行移動ラインと平行に移動可能に配置し、前記ワゴ
ン台車と連結した追従走行台車とを備え、前記追従走行
台車にスプリングの引張によって前記搭載台車の走行移
動方向に対し直交する軸線方向に延在位置し、かつ、前
記スプリングの引張力に抗して前記搭載台車の走行移動
方向に旋回傾動する複数個の牽引ドッグを搭載台車の走
行移動方向に所定の間隔で設け、前記搭載台車の側部に
は前記複数個の牽引ドッグの１つに選択的に当接する押
動ドックを突設したものである。
【０００７】
【作用】上記の構成により、ワゴン台車を手押しによっ
て搭載台車上の被組立物に対し最初に部品を組み付ける
位置に移動して、複数個の牽引ドッグの１つを搭載台車
の押動ドックに当接させることにより、搭載台車の移動
力と牽引ドッグを引張しているスプリング力とのバラン
スで搭載台車の移動力が押動ドック及び牽引ドッグを介
してワゴン台車に伝達され、ワゴン台車を搭載台車と同
期移動させる。
て搭載台車上の被組立物に対し最初に部品を組み付ける
位置に移動して、複数個の牽引ドッグの１つを搭載台車
の押動ドックに当接させることにより、搭載台車の移動
力と牽引ドッグを引張しているスプリング力とのバラン
スで搭載台車の移動力が押動ドック及び牽引ドッグを介
してワゴン台車に伝達され、ワゴン台車を搭載台車と同
期移動させる。
【０００８】ワゴン台車を搭載台車上の被組立物に対し
次に部品を組み付ける位置に対応させるには、ワゴン台
車を手押しによって搭載台車の走行移動方向とは逆方向
に後退移動させる。これにより、ワゴン台車と搭載台車
とは相対移動することになり、スプリングで引張してい
る牽引ドッグはスプリングの引張力に抗して搭載台車の
走行移動方向に旋回傾動し、牽引ドッグは搭載台車の押
動ドッグから外れて牽引を解除し、搭載台車の所望位置
へ自由に移動して再び搭載台車の押動ドックにワゴン台
車の牽引ドッグを当接してワゴン台車を搭載台車と同期
移動させる。
次に部品を組み付ける位置に対応させるには、ワゴン台
車を手押しによって搭載台車の走行移動方向とは逆方向
に後退移動させる。これにより、ワゴン台車と搭載台車
とは相対移動することになり、スプリングで引張してい
る牽引ドッグはスプリングの引張力に抗して搭載台車の
走行移動方向に旋回傾動し、牽引ドッグは搭載台車の押
動ドッグから外れて牽引を解除し、搭載台車の所望位置
へ自由に移動して再び搭載台車の押動ドックにワゴン台
車の牽引ドッグを当接してワゴン台車を搭載台車と同期
移動させる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図１において、１は被組立物である自動車のボデー
２を載置して組立ライン３の床面を矢印Ｂ方向に走行移
動する搭載台車、６は前記組立ライン３に沿って平行に
設置された部品等の組付ステーションの作業台、７は前
記作業台６上を前記搭載台車１と同期移動するワゴン台
車であり、工具や組付部品等が載せられている。
る。図１において、１は被組立物である自動車のボデー
２を載置して組立ライン３の床面を矢印Ｂ方向に走行移
動する搭載台車、６は前記組立ライン３に沿って平行に
設置された部品等の組付ステーションの作業台、７は前
記作業台６上を前記搭載台車１と同期移動するワゴン台
車であり、工具や組付部品等が載せられている。
【００１０】本発明の具体的な構成を図２及び図３で説
明する。前記搭載台車１は床面に敷設されたレール４上
を車輪５を介して組立ライン３の床面を矢印Ｂ方向に走
行移動し、前記ワゴン台車７は作業台６上に敷設された
レール８上を車輪９を介して組立ライン３と平行に走行
移動するようになっている。
明する。前記搭載台車１は床面に敷設されたレール４上
を車輪５を介して組立ライン３の床面を矢印Ｂ方向に走
行移動し、前記ワゴン台車７は作業台６上に敷設された
レール８上を車輪９を介して組立ライン３と平行に走行
移動するようになっている。
【００１１】前記ワゴン台車７と前記搭載台車１との間
には追従走行部１１が配置されている。この追従走行部
１１の構成は、前記ワゴン台車７を走行移動させるレー
ル８と前記搭載台車１を走行移動させるレール４との間
の床面上に追従走行台車１３を移動させるレール１２を
搭載台車１のレール４と平行に敷設し、このレール１２
上に車輪１４を介して追従走行台車１３を走行移動可能
に配置した構成である。
には追従走行部１１が配置されている。この追従走行部
１１の構成は、前記ワゴン台車７を走行移動させるレー
ル８と前記搭載台車１を走行移動させるレール４との間
の床面上に追従走行台車１３を移動させるレール１２を
搭載台車１のレール４と平行に敷設し、このレール１２
上に車輪１４を介して追従走行台車１３を走行移動可能
に配置した構成である。
【００１２】前記追従走行台車１３はワゴン台車７と連
結軸１６を介して結合されており、追従走行台車１３の
搭載台車１側には複数個の牽引ドッグ１５が設けられて
いる。この複数個の牽引ドッグ１５の構成は図３で示す
ように、追従走行台車１３上に固定されているＬ型の支
持部材１４の上面に枢軸１５ａによって平面内で矢印Ｄ
及びＥの搭載台車１の走行移動方向Ｂにおいて前後方向
に旋回可能に枢着され、かつ搭載台車１の走行移動方向
Ｂに所定の間隔で配置されている。そして各牽引ドッグ
１５は、スプリング１７によって矢印Ｄ方向に常に引張
され、前記搭載台車１の走行移動方向Ｂに対し直交する
軸線方向でストッパ１８によって規制されて延在位置し
た構成である。
結軸１６を介して結合されており、追従走行台車１３の
搭載台車１側には複数個の牽引ドッグ１５が設けられて
いる。この複数個の牽引ドッグ１５の構成は図３で示す
ように、追従走行台車１３上に固定されているＬ型の支
持部材１４の上面に枢軸１５ａによって平面内で矢印Ｄ
及びＥの搭載台車１の走行移動方向Ｂにおいて前後方向
に旋回可能に枢着され、かつ搭載台車１の走行移動方向
Ｂに所定の間隔で配置されている。そして各牽引ドッグ
１５は、スプリング１７によって矢印Ｄ方向に常に引張
され、前記搭載台車１の走行移動方向Ｂに対し直交する
軸線方向でストッパ１８によって規制されて延在位置し
た構成である。
【００１３】前記搭載台車１の前記追従走行台車１３側
の側部には前記追従走行台車１３上の複数個の牽引ドッ
グ１５の１つに選択的に当接する押動ドック１０が突設
されている。（図２を参照）
の側部には前記追従走行台車１３上の複数個の牽引ドッ
グ１５の１つに選択的に当接する押動ドック１０が突設
されている。（図２を参照）
【００１４】上記の構成による本発明の動作について図
４を加えて説明する。図４（イ）は走行移動方向Ｂで移
動してくる先行搭載台車１ａに対し、部品棚１９から部
品を載せたワゴン台車７を先行搭載台車１ａの走行移動
方向Ｂとは反対の後退方向Ｒに作業者が手押しで移動さ
せ、ワゴン台車７が搭載台車１上のボデー２に部品を１
番目に組付作業を行う部位に対応位置するよう複数個の
牽引ドッグ１５中の１つを、例えば、図４（ロ）で示す
ように、最後端に位置する牽引ドッグ１５に搭載台車１
ａの押動ドック１０に当接させる。
４を加えて説明する。図４（イ）は走行移動方向Ｂで移
動してくる先行搭載台車１ａに対し、部品棚１９から部
品を載せたワゴン台車７を先行搭載台車１ａの走行移動
方向Ｂとは反対の後退方向Ｒに作業者が手押しで移動さ
せ、ワゴン台車７が搭載台車１上のボデー２に部品を１
番目に組付作業を行う部位に対応位置するよう複数個の
牽引ドッグ１５中の１つを、例えば、図４（ロ）で示す
ように、最後端に位置する牽引ドッグ１５に搭載台車１
ａの押動ドック１０に当接させる。
【００１５】これにより、搭載台車１の移動力と牽引ド
ッグ１５を引張しているスプリング１７の力とのバラン
スで搭載台車１の移動力が押動ドック１０及び牽引ドッ
グ１５を介して追従走行台車１３を移動し、さらに、連
結軸１６を介してワゴン台車７に伝達され、図４（ロ）
で示すように、ワゴン台車７を搭載台車１と同期移動Ｃ
する。
ッグ１５を引張しているスプリング１７の力とのバラン
スで搭載台車１の移動力が押動ドック１０及び牽引ドッ
グ１５を介して追従走行台車１３を移動し、さらに、連
結軸１６を介してワゴン台車７に伝達され、図４（ロ）
で示すように、ワゴン台車７を搭載台車１と同期移動Ｃ
する。
【００１６】前記１番目の組付作業が完了したらワゴン
台車７を２番目に組付作業を行う部位に手押し移動す
る。この部位間移動は図４（ハ）で示すように、ワゴン
台車７を搭載台車１の走行移動方向とは逆方向に後退方
向Ｒに移動させる。これにより、ワゴン台車７と搭載台
車１とは相対移動することになり、スプリング１７で引
張している牽引ドッグ１５はスプリング１７の引張力に
抗して搭載台車１の走行移動方向（図３において矢印Ｅ
方向）に旋回傾動する。
台車７を２番目に組付作業を行う部位に手押し移動す
る。この部位間移動は図４（ハ）で示すように、ワゴン
台車７を搭載台車１の走行移動方向とは逆方向に後退方
向Ｒに移動させる。これにより、ワゴン台車７と搭載台
車１とは相対移動することになり、スプリング１７で引
張している牽引ドッグ１５はスプリング１７の引張力に
抗して搭載台車１の走行移動方向（図３において矢印Ｅ
方向）に旋回傾動する。
【００１７】前記牽引ドッグ１５が矢印Ｅ方向に旋回傾
動することにより搭載台車１の押動ドッグ１０から外れ
て牽引を解除し、複数個の牽引ドッグ１５を前記矢印Ｅ
方向に順次旋回傾動して搭載台車１の所望位置へ自由に
移動し、例えば、図４（ニ）で示すように、最前端の牽
引ドッグ１５に搭載台車１の押動ドック１０を当接して
ワゴン台車７を搭載台車１と同期移動Ｃさせて２番目の
部位で部品の組付作業を行うのである。
動することにより搭載台車１の押動ドッグ１０から外れ
て牽引を解除し、複数個の牽引ドッグ１５を前記矢印Ｅ
方向に順次旋回傾動して搭載台車１の所望位置へ自由に
移動し、例えば、図４（ニ）で示すように、最前端の牽
引ドッグ１５に搭載台車１の押動ドック１０を当接して
ワゴン台車７を搭載台車１と同期移動Ｃさせて２番目の
部位で部品の組付作業を行うのである。
【００１８】従って、複数個の牽引ドッグ１５は搭載台
車１上のボデー２に対する部品の組付部位に最も近接し
た対応関係位置が得られる牽引ドッグ１５を任意選択し
て搭載台車１の押動ドッグ１０と当接させる。
車１上のボデー２に対する部品の組付部位に最も近接し
た対応関係位置が得られる牽引ドッグ１５を任意選択し
て搭載台車１の押動ドッグ１０と当接させる。
【００１９】尚、上記の実施例では搭載台車１上の被組
立物を自動車のボデーで説明したが、自動車のボデーに
限定するものではなく、工作機械やその他の機器の部品
組付にも適用することが可能である。
立物を自動車のボデーで説明したが、自動車のボデーに
限定するものではなく、工作機械やその他の機器の部品
組付にも適用することが可能である。
【００２０】
【発明の効果】以上のように本発明によると、ワゴン台
車と搭載台車との間で搭載台車の走行移動ラインと平行
に移動可能に配置し、ワゴン台車と連結した追従走行台
車にスプリングの引張によって搭載台車の走行移動方向
に対し直交する軸線方向に延在位置し、かつ、スプリン
グの引張力に抗して搭載台車の走行移動方向に旋回傾動
する複数個の牽引ドッグを搭載台車の走行移動方向に所
定の間隔で設け、この複数個の牽引ドッグの１つに搭載
台車の側部に突設した押動ドッグに選択的に当接してワ
ゴン台車を搭載台車と同期移動及び自由移動するように
した構成であるから、ワゴン台車は動力を必要とするこ
となく搭載台車と同期移動させることができ、手押しで
任意の部位への移動も可能であり、１サイクル作業にお
ける部品取り往復回数が少なく、また、作業者の歩行回
数が少なくてすむ利点を有しているワゴン台車方式を幅
広搭載台車以外の幅狭の搭載台車による組付ラインへの
導入を可能とする。
車と搭載台車との間で搭載台車の走行移動ラインと平行
に移動可能に配置し、ワゴン台車と連結した追従走行台
車にスプリングの引張によって搭載台車の走行移動方向
に対し直交する軸線方向に延在位置し、かつ、スプリン
グの引張力に抗して搭載台車の走行移動方向に旋回傾動
する複数個の牽引ドッグを搭載台車の走行移動方向に所
定の間隔で設け、この複数個の牽引ドッグの１つに搭載
台車の側部に突設した押動ドッグに選択的に当接してワ
ゴン台車を搭載台車と同期移動及び自由移動するように
した構成であるから、ワゴン台車は動力を必要とするこ
となく搭載台車と同期移動させることができ、手押しで
任意の部位への移動も可能であり、１サイクル作業にお
ける部品取り往復回数が少なく、また、作業者の歩行回
数が少なくてすむ利点を有しているワゴン台車方式を幅
広搭載台車以外の幅狭の搭載台車による組付ラインへの
導入を可能とする。
【図１】本発明の平面図
【図２】本発明の正面図
【図３】牽引ドッグの斜視図
【図４】本発明の動作説明図
【図５】従来のワゴン台車の同期移動構造を示す斜視図
【図６】図５の一部正面図
１ 搭載台車 ３ 組立ライン ６ 作業台 ７ ワゴン台車 ８ レール １０ 押動ドッグ １１ 追従走行部 １２ レール １３ 追従走行台車 １５ 牽引ドッグ １６ 連結軸 １７ スプリング １８ ストッパ
Claims (1)
- 【請求項１】 被組立物を載置した搭載台車が床面を走
行移動する組立ラインにおいて、 前記搭載台車の走行移動ラインの側方で、この走行移動
ラインと平行に移動可能に配置した部品，工具等を載せ
るワゴン台車と、 このワゴン台車と前記搭載台車との間で搭載台車の走行
移動ラインと平行に移動可能に配置し、前記ワゴン台車
と連結した追従走行台車とを備え、 前記追従走行台車にスプリングの引張によって前記搭載
台車の走行移動方向に対し直交する軸線方向に延在位置
し、かつ、前記スプリングの引張力に抗して前記搭載台
車の走行移動方向に旋回傾動する複数個の牽引ドッグを
搭載台車の走行移動方向に所定の間隔で設け、 前記搭載台車の側部には前記複数個の牽引ドッグの１つ
に選択的に当接する押動ドックを突設したことを特徴と
する組立ラインにおけるワゴン台車の同期移動機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09003095A JP3227555B2 (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 組立ラインにおけるワゴン台車の同期移動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09003095A JP3227555B2 (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 組立ラインにおけるワゴン台車の同期移動機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08258765A true JPH08258765A (ja) | 1996-10-08 |
| JP3227555B2 JP3227555B2 (ja) | 2001-11-12 |
Family
ID=13987279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09003095A Expired - Fee Related JP3227555B2 (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 組立ラインにおけるワゴン台車の同期移動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3227555B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012148357A (ja) * | 2011-01-17 | 2012-08-09 | Honda Motor Co Ltd | 組立ラインにおける部品配膳システム |
| DE102012110816A1 (de) * | 2012-11-12 | 2014-05-15 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Fertigungslinie für eine Fördereinrichtung |
| JP2015140064A (ja) * | 2014-01-28 | 2015-08-03 | トヨタ車体株式会社 | 台車 |
-
1995
- 1995-03-24 JP JP09003095A patent/JP3227555B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012148357A (ja) * | 2011-01-17 | 2012-08-09 | Honda Motor Co Ltd | 組立ラインにおける部品配膳システム |
| DE102012110816A1 (de) * | 2012-11-12 | 2014-05-15 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Fertigungslinie für eine Fördereinrichtung |
| JP2015140064A (ja) * | 2014-01-28 | 2015-08-03 | トヨタ車体株式会社 | 台車 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3227555B2 (ja) | 2001-11-12 |
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