JPH08258641A - ナンバープレート用フレーム - Google Patents

ナンバープレート用フレーム

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Publication number
JPH08258641A
JPH08258641A JP8214495A JP8214495A JPH08258641A JP H08258641 A JPH08258641 A JP H08258641A JP 8214495 A JP8214495 A JP 8214495A JP 8214495 A JP8214495 A JP 8214495A JP H08258641 A JPH08258641 A JP H08258641A
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JP
Japan
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frame
license plate
piece
hook
vehicle body
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Pending
Application number
JP8214495A
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English (en)
Inventor
Osamu Hattori
修 服部
Shohei Nomura
昌平 野村
Shunichi Hamamoto
俊一 濱本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08258641A publication Critical patent/JPH08258641A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体に固着されたナンバープレートに、これ
を外すことなくフレームを容易に装着できるようにす
る。 【構成】 主体を弾性材により上下枠1a、1bと左右
枠1c1dからなる額縁状に形成する。各枠1a〜1d
には、その内周面が開口する嵌合溝1hを形成する。該
嵌合溝1hにナンバープレートの外周部を嵌合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はナンバープレート用フレ
ームに関するもので、より詳しくは、自動車のナンバー
プレートの装飾用としてナンバープレートの外周に装着
されるフレームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のようなフレームにおいて、
そのフレーム本体の周囲に剛体の枠を形成してこれに単
にナンバープレートをはめ込むようにしたものがある。
このものにおいては自動車の振動によりフレームが振動
する問題がある。
【0003】このような振動を防止するために、従来図
15に示すようなフレームが提案されている(実開平1
−41633号公報)。このフレーム101は、上枠1
02と下枠103の裏面に夫々取付片104、105を
形成するとともに取付片104には内側へ突出するリブ
106を形成し、両側枠107、108の裏面にクッシ
ョン部材109を形成し、ナンバープレート110を側
方より挿入して、そのナンバープレート110の表裏面
を上記リブ106とクッション部材109で弾圧的に支
持し、ナンバープレート110に形成した2個の穴と上
記取付片104に形成した2個の穴111に2本のビス
を挿通して、その2本のビスを車体にねじ止めすること
により、ナンバープレート110とフレーム101を車
体に取り付けるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般にナンバープレー
トのフレームは、パーツとして市販され、自動車のユー
ザーが自動車購入後に取り付ける場合が多い。
【0005】そのため、上記図15に示すように、ナン
バープレートの取付ビスを利用して取付けるフレームに
おいては、ユーザーがフレームを取付ける場合には、2
本の取付ビスを外してナンバープレートを車体から一旦
外し、そのナンバープレートをフレームに差し通し、そ
してこれらを再び2本の取付ビスで車体に取付ける必要
があり、そのフレームの取付作業が面倒である。
【0006】そこで本発明は取付作業が容易でかつ振動
によるガタつきもなく、また、フレームの外れを防止
し、更に安価なフレームを提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためのもので、請求項1記載の発明は、主体を弾
性材により上下枠(1a,1b)と左右枠(1c,1
d)からなる額縁状に形成し、各枠(1a〜1d)に
は、その内周側面が開口する嵌合溝(1h)を形成した
ことを特徴とするものである。
【0008】この発明においては、車体(4)に固着さ
れた状態のナンバープレート(2)の外周部に対して、
フレーム(1)の各枠(1a〜1d)を引き伸ばすとと
もに嵌合溝(1h)により形成される表裏部片(1f)
(1g)の一方又は双方を開いて各枠(1a〜1d)の
嵌合溝(1h)を順次嵌合する。そしてその嵌合後にお
ける各枠(1a〜1d)及び表裏部片(1f、1g)の
復元により、そのフレーム(1)は、ナンバープレート
(2)の外周の全周を被覆するように装着される。した
がって、車体(4)に固着されたナンバープレート
(2)を取り外すことなくフレーム(1)の装着ができ
る。請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の少なく
とも下枠(1b)の表裏方向の幅寸法(L5)を車体
(4)に固設されたフック(3)の内のり寸法より大き
く設定したことを特徴とするものである。
【0009】この発明においては、フレーム(1)の下
枠(1b)が、車体(4)に固着したフック(3)内に
圧入される。そのため、フレーム(1)が弾性材である
ことと相まってこれらの間におけるガタつきがなくな
る。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の各枠(1a〜1d)における嵌合溝(1h)で形成
された表部片(1f)とその裏部片(1g)を、その内
周側に向かって薄肉になるように形成したことを特徴と
するものである。
【0011】この発明においては、表裏部片(1f)
(1g)が先部程薄肉になるため、上記のような開き操
作が容易になり、また、裏部片(1g)をプレート
(2)とフック(3)との隙間に潜らせる場合には、そ
の裏部片(1g)が先細形状であることより、その潜ら
せによる嵌合が容易になる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載の嵌
合溝を形成する表部片(11f)を、その先部(11
j)が、嵌合するナンバープレート(2)に形成された
リブ(2a)の内側に係止するように広幅に形成したこ
とを特徴とするナンバープレート用フレームである。
【0013】この発明においては、各枠(11a)〜
(11d)における表部片(11f)の先部(11j)
が、ナンバープレート(2)におけるリブ(2a)の内
側部(2b)に係止して、各枠(11a)〜(11d)
の外側方への移動に抵抗する。そのため、各枠(11
a)〜(11d)が外れにくくなる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1又は4記
載の上枠と下枠における裏部片(11g)間にベルト
(13)を架設したことを特徴とするナンバープレート
用フレームである。
【0015】本発明においては、ナンバープレート
(2)を車体に取付ける2個の取付ボルト(5)のうち
の一方を取外し、ベルト(13)をナンバープレート
(2)の裏面側に差し通て各枠(11a)〜(11d)
を、上記請求項1の発明のようにナンバープレート
(2)に装着する。これにより、フレーム(11)は、
各枠(11a)〜(11d)のナンバープレート(2)
への嵌合と、ベルト(13)の係合により、そのフレー
ム(11)の外れが防止される.請求項6記載の発明
は、請求項1又は4又は5記載の下枠において、車体に
取付けられたフック(3)が位置する部分の裏部片(1
1g)と外辺部(11e)を欠除したことを特徴とする
ナンバープレート用フレームである。
【0016】この発明においては、車体に設けられたフ
ック(3)の部分においては、下枠(11b)の外辺部
(11e)と裏部片(11g)がフック(3)と干渉し
ない。したがって、フック(3)とナンバープレート
(2)間に、下枠(11b)の外辺部(11e)と裏部
片(11g)を通す隙間のない形状のフックであって
も、フレーム(11)を上記のようにナンバープレート
(2)に装着することが容易に行える。そのため、種々
な形状のフックに対応できる。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項1又は4又
は5又は6記載の各枠の裏部片(11g)を表部片(1
1f)より狭い幅に形成し、かつ、裏部片(11g)の
四隅(11m)を他の部分より広い幅に形成したことを
特徴とするナンバープレート用フレームである。
【0018】本発明においては、裏部片(11g)にお
ける四隅(11m)でのナンバープレート(2)に対す
る当接面積が多く、かつナンバープレート(2)の内側
方向への当接距離が長くなり、この部分でフレーム(1
1)が外れにくくなる。そのため、該部分以外の裏部片
(11g)の板幅を短くしてもフレーム(11)は外れ
にくい。
【0019】
【実施例】次に図1乃至図6に示す本発明の第1実施例
について説明する。1はフレームで、図1(a)に示す
ように、上下枠1a、1bと左右枠1c、1dにより額
縁状に形成され、これら各枠は、ゴムや樹脂等の伸縮可
能な弾性材料により一体に形成されている。この使用材
料としてはシリコンゴムが望ましい。
【0020】各枠1a〜1dの横断面形状は図1(b)
に示すように、外辺部1eと表部片1fと裏部片1gと
でコ字状に形成し、その体内に内周側面に開口部1iを
有する嵌合溝1hを形成している。
【0021】また、図4に示すように、対向する上枠1
aと1bの嵌合溝1hの底面間距離L1 は、嵌合するナ
ンバープレート2の上下端間距離と同等あるいは同等以
下に設定されている。また左右枠1cと1dの嵌合溝1
hの底面間距離もナンバープレート2の左右端間距離と
同等あるいは同等以下に設定されている。
【0022】更に上記嵌合溝1hの溝底近くにおける溝
幅は嵌合するナンバープレート2の板厚L2 とほぼ同等
に設定され、溝底近くから開口部1iに向かって溝幅が
縮小し、開口部1iではナンバープレート2の板厚L2
より短い寸法の溝幅L3 となっている。
【0023】更に、上記の外辺部1eと表部片1fと裏
部片1gとで形成する断面の外周形状は図1(b)に示
すように楕円に形成され、表部片1fと裏部片1gの断
面形状が、その内端、すなわち嵌合溝1hの開口部1i
に至る程薄肉になるように先細状に形成されている。
【0024】図3及び図6において、3は車体4に固着
した金属製のフックで、図6に示すように側面形状がU
字状に形成され、上面と両側が開口する嵌合部3aが形
成されている。この嵌合部3aの前後方向の幅寸法(内
のり寸法)L4 と上記フレーム1の表裏方向の幅寸法L
5 との関係は、フレーム1が嵌合部3a内に若干圧入さ
れるように、L5 >L4 に設定されている。尚、上記の
寸法L5 は下枠1bのみに設定してもよく、また各枠1
a〜1dの全部に設定してもよい。5はナンバープレー
トを車体4に取付る取付ビスである。尚、2aはナンバ
ープレート2に形成したリブを示す。
【0025】次にフレーム1の取付作業について説明す
る。図3及び図6に示すようにナンバープレート2の上
部が2本の取付ビス5、5により車体4に取付けられ、
下部が車体4に取付られたフック3に対して、前後面と
下端に隙間を有して嵌合(フレーム1がナンバープレー
ト2に嵌合装着されていない状態)されているナンバー
プレート2において、フレーム1の各枠1a〜1dを手
で長手方向へ引き伸ばすとともに表裏部片1f、1gの
一方または双方を開いて、その嵌合溝1hにナンバープ
レート2の外周端を嵌入する。またフック3部における
裏部片1gはこれを大きく開いて、ナンバープレート2
とフック3との隙間を通じてナンバープレート2の下端
を潜らせる。このとき、裏部片1gが先尖状であるた
め、この裏部片1gの隙間への挿入が容易である。この
ように嵌合した後は、フレーム1の各枠1a〜1dが元
状に縮小し、かつ表部片1fと裏部片1gも復元する。
そのため、図3に示すようにフレーム1がナンバープレ
ート2の外周に沿って全周に嵌合装着され、かつ表裏片
1f、1gがその弾性力により、ナンバープレート2の
表裏面に圧着してガタつきなく保持される。
【0026】また、フック3部においては、上記のよう
にナンバープレート2に嵌合されたフレーム1の外面が
フック3の内面に弾力的に圧着するため、これらとの間
のガタつきもない。従って例えば自動車のトランクを強
く閉めた時の振動によってフレームとフック3間との間
で異音(ビビリ音)が発生しない。
【0027】次に図7乃至図10に示す本発明の第2実
施例について説明する。11はフレームで、上記第1実
施例と同様に、上下枠11a、11bと左右枠11c、
11dにより額縁状に形成され、これら各枠は、ゴムや
樹脂等の伸縮可能な弾性材料により一体に成形されてい
る。この使用材料としてはシリコンゴムが望ましい。
【0028】各枠11a〜11dの横断面形状(車体に
設けられたフック部が位置する部分を除く)は、図9に
示すように、外辺部11eと表部片11fと裏部片11
gとで異形コ字状に形成され、その体内に、内周側面に
開口部11iを有する嵌合溝11hを形成している。
【0029】表部片11fは、図9に示すように、フレ
ーム11をナンバープレート2に嵌着した場合に、ナン
バープレート2の外周部に形成されたリブ(ナンバープ
レート2自体を表面側に隆起させた突起)2aの外面を
覆うような形状、すなわち、外辺部11eからリブ2a
における表面の内側部2bに達する長さ(幅)L5 に形
成されている。更に、ナンバープレート2に嵌着する前
の先部11jの形状は、図9の実線の如く、嵌着される
ナンバープレート2のリブ2aの表面よりも裏側方向に
位置するようにわん曲状に形成されている。
【0030】外辺部11eは図9に示すように厚肉に形
成され、その内面部において、裏部片11gの内面に位
置して、ナンバープレート2の外周端部2dが嵌合する
溝11kが形成されている。該溝11kの溝幅L7 は、
ナンバープレート2の板厚L2 と同等に形成されてい
る。
【0031】また、対向する上枠11aと11bの溝1
1kの底面間距離は、ナンバープレート2の上下端間距
離と同等あるいは同等以下に設定され、また、左右枠1
1c、11dの溝11kの底面間距離もナンバープレー
ト2の左右端間距離と同等あるいは同等以下に設定され
ている。
【0032】また、裏部片11gの幅L8 は、フレーム
11をナンバープレート2に嵌めやすいように、上記表
部片11fの幅L6 よりも短い長さに形成されている。
図7に示すように、裏部片11gの四隅(角部)11m
は、大径のR形状に形成されており、この四隅11mの
板幅が他の部分よりも長く形成されている。このように
長くするためには、図示のようなR形状ではなく、テー
パ状の直線でもよい。
【0033】図7において、12、12は、上記外辺部
11eと裏部辺11gを欠除した切欠部で、車体に付設
した上記2個のフック3、3が位置する部分に形成され
ている。この切欠部12、12の断面形状を図10に示
す。
【0034】図7において、13はベルトで、フレーム
11の中央部において、上枠11aの裏部片11gと下
枠11bの裏部片11g間に、これらと同一材で一体成
形により設けられており、その長手方向に伸縮性を有す
る。
【0035】次に上記第2実施例のフレームの取付操作
について説明する。前記図3及び図6に示すように、上
部が2個の取付ビス5、5により車体4に取付けられ、
下部が車体4に取付けられた2個のフック3、3に嵌合
されている状態のナンバープレートに対してフレーム1
1を嵌合するには、先ず、2個の取付ビス5、5のうち
一方、例えば図3の右側の取付ビス5を取り外す(左側
の取付ビス5は封印されているものとする)。
【0036】次で、図11に示すように、フレーム11
の左半部をナンバープレート2の右半部の前面側に位置
させながらナンバープレート2の右端2cを、フレーム
11のベルト13と表部片11f間に差し込む。このと
き、下枠11bの左部分は、下方へ引き伸ばして右側の
フック3の下部を通す。
【0037】次で、フレーム11を左方へ移動させ、バ
ンド13部を図12に示すように、右側のフック3の側
部に位置させる。この位置で、図12に示すように、下
枠11bを、ナンバープレート2の表面側で上方へ引っ
張って、バンド13の下部13aをナンバープレート2
の下端を通って表面側まで伸ばす。
【0038】この引き伸ばした状態で、図10に示すよ
うな、フック3の裏片3aとナンバープレート2との隙
間D1 と、表片3bとナンバープレート2との隙間D2
を通じて、バンド13の下部13aを、フック3とナン
バープレート2間に通す。
【0039】この通過後、更にフレーム11を左方へ移
動させ、その切欠部12、12を両フック3、3部に位
置させる。そして、上下枠11a、11b及び左右枠1
1c、11dの各裏部片11gを拡開しながら各枠11
a〜11dの溝11kをナンバープレート2の周端に嵌
合する。
【0040】これにより、上記のバンド13がナンバー
プレート2の中央部裏面に位置してフレーム11がナン
バープレート2の周縁に取付けられる。そして、上記の
取外した右側の取付ビス5をナンバープレート2を通じ
て車体4に取付ける。
【0041】次に上記第2実施例の作用について説明す
る。上記のようにフレーム11を取付けた状態におい
て、裏部片11gにおける四隅11mの板幅を長くした
ので、この部分でのナンバープレート2に対する当接面
積が多く、かつナンバープレート2の内側方向への当接
距離が長くなり、ナンバープレート2の隅部からフレー
ム11が表面方向へ外れにくくなる。
【0042】このように、隅部での外れを防止できるこ
とは、各枠11a〜11dにおける裏部片11gの板幅
を短くすることができ、上記の取付けに際する裏部片1
1gの拡開操作が容易になる上に、フレーム11の材料
の使用量を少なくしてフレームを安価に形成できる。
【0043】また、上記バンド13を伸縮材料で形成す
るとともに、上下枠11a、11bをナンバーフレーム
2に嵌合した状態時に該バンド13が伸びるようにその
長さを設定することにより、上下枠11a、11bを常
時ナンバープレート2の方向へ付勢した状態になり、上
下枠11a、11bの外れを防止する。
【0044】更に、仮りにフレーム11がナンバープレ
ート2から外れたとしても、バンド13の存在により、
フレーム11がナンバープレート2の表面方向へ外れ
ず、また、バンド13が両取付ビス5、5間に存在する
ことによってフレーム11がナンバープレート2の左右
方向へ外れない。
【0045】また、フレーム11の取付状態において
は、表部片11fの弾性復元力によりその先部11j
が、ナンバープレート2におけるリブ2aの内側部2b
に、押圧的に当接するため、各枠11a〜11dの外側
方への抜け外れが防止される。
【0046】更に、フック3、3が位置する部分におい
て、下枠11bにおける外辺部11eと裏部片11gを
欠除した切欠部12、12を形成したので、フレーム1
1の取付状態において、ナンバーフレーム2とフック3
間に外辺部1eと裏部片11gを通す必要がない。この
ことは、フック3の形状がナンバープレート2とフック
3間の隙間に外辺部1eと裏部片11gを圧入できない
ものであっても、支障なくフレーム11をナンバープレ
ート2に付設できる。そのため種々なフックの形状に対
応できる。
【0047】尚、ナンバープレート2のリブ2aの断面
形状が図13に示すものであっても、上記の表部片11
fでそのリブ2aを押さえることができる。 以上のよ
うであるから、上記第2実施例においては、フレーム1
1の取付けは、両取付ビス5、5のうちの一方を外せば
よく、従来のように2本の取付ビスを外すものに比べて
フレームの取付け操作が容易である。また、一方の取付
ビスが封印されている場合にもフレームの取付けが可能
である。更に、ナンバープレートに対するフレームの取
付けが、上記第1実施例のものに比べて強固になる。
【0048】図14は、ナンバープレート2とフック3
との間が、上記のベルト13も通らないような状態の場
合を示す。この場合は、上記のベルト13を切断してそ
のフレーム11をナンバープレート2に嵌合して取付け
る。この場合は、ベルト13による上記の作用、効果は
発揮しないが、その他の作用、効果は上記第2実施例と
同様に発揮する。
【0049】
【発明の効果】以上のようであるから、請求項1記載の
発明によれば、車体に取付られたナンバープレートを取
り外すことなく、そのナンバープレートにフレームを容
易に装着できる。また、フレーム全体を安価なゴムや樹
脂で成形でき、かつその構造も簡単であるため、安価に
製造できる。
【0050】請求項2記載の発明によれば、更にフレー
ムを車体に固着したフックにガタつきなく装着できるた
め、例えば自動車のトランクを強く閉じた場合にその振
動によってナンバープレートとフレーム間及びフレーム
とフック間で異音(ビビリ音)が発生することを防止で
きる。
【0051】請求項3記載の発明によれば更にナンバー
プレートに対するフレームの装着作業を一層容易にする
ことができる。請求項4記載の発明によれば、上記請求
項1の発明の効果に加え、ナンバープレートからのフレ
ームの抜け外れを一層防止できる。
【0052】請求項5記載の発明によれば、請求項1の
発明の効果に加え、ベルトによりフレームの抜け外れを
一層防止できる。請求項6記載の発明によれば、請求項
1の発明の効果に加え、種々の形状のフックに対応でき
る。
【0053】請求項7記載の発明によれば、各枠におけ
る裏部片を狭い幅にして、フレームを嵌めやすくすると
ともにフレームの使用材料を少なくしてフレームを安価
に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のフレームを示すもので
(a)はフレームの正面図、(b)は(a)におけるA
−A線拡大断面図。
【図2】同側面図。
【図3】本発明の第1実施例のフレームを車体に取付た
ナンバープレートに装着した状態の正面図。
【図4】図3におけるB−B線拡大断面図。
【図5】図3におけるC−C線拡大断面図。
【図6】図3におけるD−D線拡大断面図。
【図7】本発明の第2実施例を示すフレームの正面図。
【図8】図7におけるE−E線断面図。
【図9】図7におけるF−F線拡大断面図。
【図10】図7におけるG−G線拡大断面図でフックと
ナンバープレートも表わしている。
【図11】図7のフレームの取付操作を示す正面図。
【図12】同じく取付操作を示す正面図。
【図13】ナンバープレートの異形リブを示す断面図。
【図14】フックとナンバープレートの異なる関係を示
す断面図。
【図15】従来のフレームを示す斜視図。
【符号の説明】
1、11…フレーム 1a、11a〜1d、11d…
枠 1f、11f、1g、11g…表裏部片 1h、11h…嵌合溝 1i、11i…開口部 1
1k…溝 11m…四隅 2…ナンバープレート 3…フック
4…車体 12…切欠部 13…バンド
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】表部片11fは、図9に示すように、フレ
ーム11をナンバープレート2に嵌着した場合に、ナン
バープレート2の外周部に形成されたリブ(ナンバープ
レート2自体を表面側に隆起させた突起)2aの外面を
覆うような形状、すなわち、外辺部11eからリブ2a
における表面の内側部2bに達する長さ(幅)6 に形
成されている。更に、ナンバープレート2に嵌着する前
の先部11jの形状は、図9の実線の如く、嵌着される
ナンバープレート2のリブ2aの表面よりも裏側方向に
位置するようにわん曲状に形成されている。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主体を弾性材により上下枠と左右枠から
    なる額縁状に形成し、各枠には、その内周側面が開口す
    る嵌合溝を形成したことを特徴とするナンバープレート
    用フレーム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の少なくとも下枠の表裏方
    向の幅寸法を、車体に固設されたフックの内のり寸法よ
    り大きく設定したことを特徴とするナンバープレート用
    フレーム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の各枠における嵌合
    溝で形成された表部片と裏部片を、その内周側に向かっ
    て薄肉になるように形成したことを特徴とするナンバー
    プレート用フレーム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の嵌合溝を形成する表部片
    を、その先部が、嵌合するナンバープレートに形成され
    たリブの内側に係止するように広幅に形成したことを特
    徴とするナンバープレート用フレーム。
  5. 【請求項5】 請求項1又は4記載の上枠と下枠におけ
    る裏部片間にベルトを架設したことを特徴とするナンバ
    ープレート用フレーム。
  6. 【請求項6】 請求項1又は4又は5記載の下枠におい
    て、車体に取付けられたフックが位置する部分の裏部片
    と外辺部を欠除したことを特徴とするナンバープレート
    用フレーム。
  7. 【請求項7】 請求項1又は4又は5又は6記載の各枠
    の裏部片を表部片より狭い幅に形成し、かつ、裏部片の
    四隅を他の部分より広い幅に形成したことを特徴とする
    ナンバープレート用フレーム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995019349A1 (de) * 1994-01-17 1995-07-20 Bayer Aktiengesellschaft Substituierte oxazoline
KR20060017556A (ko) * 2006-02-08 2006-02-23 김정식 자동차 번호판용 반사밴드

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WO1995019349A1 (de) * 1994-01-17 1995-07-20 Bayer Aktiengesellschaft Substituierte oxazoline
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