JPH08258106A - 長尺複合トリム材の製造方法 - Google Patents

長尺複合トリム材の製造方法

Info

Publication number
JPH08258106A
JPH08258106A JP7059126A JP5912695A JPH08258106A JP H08258106 A JPH08258106 A JP H08258106A JP 7059126 A JP7059126 A JP 7059126A JP 5912695 A JP5912695 A JP 5912695A JP H08258106 A JPH08258106 A JP H08258106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastomer
extrusion
resin
extrusion molding
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7059126A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Koizumi
宏明 小泉
Saburo Sodeyama
三郎 袖山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hashimoto Forming Industry Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Forming Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hashimoto Forming Industry Co Ltd filed Critical Hashimoto Forming Industry Co Ltd
Priority to JP7059126A priority Critical patent/JPH08258106A/ja
Publication of JPH08258106A publication Critical patent/JPH08258106A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特性の異なるエラストマーおよび樹脂を用
い、強度、外観等の品質に優れる長尺複合トリム材を押
出成形により容易に製造する。 【構成】 金属ストリップ2にロールコータ3で樹脂用
接着剤を塗布し、ロール成形機8でロール成形したの
ち、プライマー塗布治具11でエラストマー用プライマ
ーを塗布し、接着剤塗布治具15でエラストマー用接着
剤を塗布し、第1の押出成形型17でエラストマー部を
押出成形し、加硫槽22で加硫したのち、第2の押出成
形型25において加硫温度より低い温度で樹脂部の押出
成形を行い、第2の押出成形材28を切断機31で切断
して長尺複合トリム材32を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエラストマー部および樹
脂部を共に有する長尺複合トリム材の製造方法に関し、
特に車両の装飾部品として利用するのに適した長尺複合
トリム材の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、車両の摺動窓に取付けられるベ
ルトモールディングでは、車内側すなわち摺動ガラス側
にシールリップ、車外側に装飾兼緩衝材が一体化した長
尺複合トリム材がある。このようなベルトモールディン
グに形成されるシールリップと装飾兼緩衝材はともに弾
性が要求されるため、かつては弾性を有する同じ軟質材
料、例えば軟質PVC樹脂、ゴム等が用いられ、押出成
形により一体成形されていた。ところが軟質PVC樹脂
は適度の柔軟性と外観に優れるため、車外側の装飾兼緩
衝材としては優れているが、耐へたり性(耐クリープ
性)は最上とはいえず、摺動ガラスをシールするための
シールリップ材としては必ずしも最上のものとは言い切
れない。またゴムは耐へたり性は良好であるが、優れた
外観を得るのが困難である。
【0003】この点を改善するために、装飾兼緩衝材と
しては軟質PVC樹脂のような軟質樹脂を用し、シール
リップにはゴム、EPDMのようなエラストマーを用い
て一体化する方法が提案されている。ところが軟質樹脂
は熱可塑性樹脂を用いることにより押出成形が可能であ
るが、ゴム等のエラストマーは押出成形後に高い温度で
加硫する必要があり、このときの加熱により軟質樹脂部
が好ましくない変形をしたり、劣化するため、一体成形
が困難である。
【0004】このため従来は、それぞれの材料により別
々に成形した軟質樹脂部とエラストマー部を接着剤によ
り芯材に接着する方法(特開平5−269818号)、
あるいは樹脂部は押出成形し、エラストマー部は接着剤
により接着する方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の接着剤により接着する製造方法では、工程が
複雑になるほか、品質が安定しないという問題点があ
る。押出成形後に接着剤による接着を行う場合も同様で
あって、工程が複雑になり、接着強度、外観等の品質が
低下しやすい。
【0006】本発明の目的は、上記の問題点を解決する
ため、特性の異なるエラストマーおよび樹脂を用い、製
造が容易で、接着強度、外観等の品質に優れる長尺複合
トリム材を製造する方法を提案することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は次の長尺複合ト
リム材の製造方法である。 (1) 第1の押出成形型でゴムを主体とするエラスト
マー材料を押出成形して所定横断面形状のエラストマー
部を形成し、第1の押出成形材を得る第1の押出成形工
程と、第1の押出成形材を加硫温度に加熱する加硫工程
と、加硫した第1の押出成形材を第2の押出成形型に供
給し、前記加硫温度より低い温度で樹脂を押出成形して
第1の押出成形材に所定横断面形状の樹脂部を形成し第
2の押出成形材を得る第2の押出成形工程と、第2の押
出成形材を所定の長さに切断する切断工程とを含む長尺
複合トリム材の製造方法。 (2) 第1の押出成形工程は、芯材を第1の押出成形
型に供給し、エラストマー材料を押出成形するようにし
た上記(1)記載の方法。 (3) 第1の押出成形工程は、金属ストリップを折曲
げ成形した金属異形材からなる芯材を第1の押出成形型
に供給し、エラストマー材料を押出成形するようにした
上記(1)または(2)記載の方法。 (4) 加硫温度が180〜250℃である上記(1)
ないし(3)のいずれかに記載の方法。 (5) 芯材が光輝金属板からなり、光輝金属板の一部
がエラストマー部と樹脂部の少なくともいずれかにより
覆われるものである上記(2)ないし(4)のいずれか
に記載の方法。
【0008】本発明において用いるエラストマーはゴム
弾性を有する材料であって、加硫剤として硫黄等を混練
したゴム(EPDMを含む)などがあげられるが、EP
DMを主体とするものが好ましい。以下、これらを総称
してエラストマーという。このようなエラストマーは加
硫温度で加熱処理することにより加硫して用いられる。
加硫温度は材料および重量によって異なるが、例えばE
PDMを用いた一般的なベルトモールディングでは、2
10〜230℃で3〜5分間加熱することにより加硫が
完了する。
【0009】本発明で用いる樹脂としてはPVC、AB
S、PPなど、熱可塑性樹脂が用いられる。これらの樹
脂はトリム材の用途に応じて軟質、硬質など任意の性質
のものを用いることができる。本発明ではこれらの樹脂
として、エラストマー部の加硫温度より低い温度で軟化
して成形可能な樹脂を用いる。これにより加硫されたエ
ラストマー部の性状に影響を与えることなく樹脂部の成
形を行うことが可能になる。
【0010】エラストマーと樹脂の複合トリム材は押出
成形により形成されるが、エラストマー部と樹脂部を直
接固着するときは相容性に優れるものを使用するか、あ
るいは両者間に接着剤を介在させるのが好ましい。芯材
にこれらを複合する場合は、芯材として光輝金属板のよ
うな剛性を有する材料を用い、この芯材に接着剤を介し
て接着することができる。ゴム等のエラストマーの場合
は、プライマーを塗布した上に接着剤を介して接着する
のが好ましい。芯材は目的とするトリム材の形状に対応
する形状に予め折曲げ成形したものを使用して行う。
【0011】
【作用】本発明の長尺複合トリム材の製造方法は、まず
第1の押出成形工程において、第1の押出成形型でエラ
ストマー材料を押出成形して所定横断面形状のエラスト
マー部を形成し、第1の押出成形材を得る。そして加硫
工程において、第1の押出成形材を加硫温度に加熱して
エラストマー部の加硫を行う。第2の押出成形工程で
は、加硫した第1の押出成形材を第2の押出成形型に供
給し、エラストマー部の加硫温度より低い温度で軟化し
て成形可能な樹脂を押出成形して所定横断面形状の樹脂
部を形成し第2の押出成形材を得る。そして切断工程に
おいて、第2の押出成形材を所定の長さに切断して長尺
複合トリム材を製造する。
【0012】芯材を用いる場合は第1の押出成形工程に
おいて、芯材を第1の押出成形型に供給し、これにエラ
ストマー部が一体的に固着するように押出成形を行う。
芯材として金属異形材を用いる場合は、第1の押出成形
工程において、金属ストリップを折曲げ成形した金属異
形材からなる芯材を第1の押出成形型に供給し、エラス
トマー部の押出成形を行うのが好ましいが、折曲げ成形
した金属異形材の代りに予め所定長さに切断されたアル
ミニウム合金などの異形材を連続的に順次送り込んでも
よい。
【0013】本発明ではエラストマー部と樹脂部の成形
を別々に行い、しかもエラストマー部の成形と加硫を行
ったのち、加硫温度より低い温度で樹脂の押出成形を行
うことにより、加硫したエラストマー部に影響を与える
ことなく、押出成形によってエラストマーと樹脂の複合
トリム材を製造することができる。このように押出成形
によりエラストマーと樹脂の複合材を製造することによ
り、工程が簡単になり、接着強度、外観等の品質に優れ
た長尺複合トリム材を得ることが可能になる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。この実施例は車両のベルトモールディングの製造に
適用した例を示す。図1は実施例の長尺複合トリム材の
製造方法を示す系統図、図2(a)は図1のA−A断面
図、(b)はB−B断面図、(c)はC−C断面図、図
3(a)は図1のD−D断面図、(b)はE−E断面
図、図4(a)は図1のF−F断面図である。
【0015】図1において、1はアンコイラーであり、
光輝金属板として厚さ0.1mm〜0.8mm程度のス
テンレス鋼等の金属ストリップ2を送り出し、塗布器と
してロールコータ3を通し、樹脂(PVC)用の接着剤
を塗布する。接着剤としては使用する樹脂の種類に応じ
てそれぞれの樹脂用のものが用いられるが、PVC樹脂
の場合、例えばビニル樹脂系の液状接着剤が用いられ
る。このときの金属ストリップの横断面形状は図2
(a)で示されており、金属ストリップ2の樹脂部を形
成する部分に樹脂用の第1の接着剤層4を形成し、部分
的に光輝部5を未塗布のまま残す。なお、第1の接着剤
層4はストリップ2の長手方向に沿って連続して設ける
のが好ましい。接着剤層4を形成した金属ストリップ2
は高周波ヒータ6を通して誘導加熱で芯材を加熱し、こ
の熱を利用して接着剤層4を焼付けた後、冷却水槽7を
通して冷却する。
【0016】冷却した金属ストリップ2はロール成形機
8を通してロール成形し、それぞれのトリム材に対応す
る形状に折曲げ成形する。実施例ではベルトモールディ
ングに対応する形状として、図2(b)に示すように横
断面形状略U字形の金属異形材を形成し、芯材9とす
る。
【0017】芯材9は下側に傾斜した平板状の頂部9a
と、その両端部から立上がる平板状の外側部9bおよび
内側部9cが形成されており、外側部9bの先端部は突
出部9dを介して折曲部9eが形成され、内側部9cの
先端部には段差部9fが形成されている。接着剤層4は
頂部9aと、頂部9aから内側部9cに若干回り込んだ
接着剤の境界部4aまでと、外側部9bおよび折曲部9
eに形成され、突出部9dは最終的には外部から目視可
能な光輝部5となるように形成される。
【0018】折曲げ成形された金属異形材からなる芯材
9はプライマー塗布治具11を通して、内側部9cの片
面、接着剤の境界部4aから段差部9fまでおよび段差
部9fの両面にエラストマー用プライマーを塗布し、図
2(c)に示すようにプライマー層12を形成する。エ
ラストマーがゴムの場合にはプライマーとしては、塩化
ゴム系液状接着剤などのゴム用プライマーが好ましい。
プライマー層12は高周波ヒータ13を通して同様に誘
導加熱で焼付けた後、降温装置14において送風機から
冷風を吹付けて冷却する。
【0019】その後芯材9は接着剤塗布治具15を通し
てプライマー層12上にエラストマー用の接着剤を重ね
て塗布し、図3(a)に示すように第2の接着剤層16
を形成する。接着剤としては、エラストマーの種類に応
じそれに適したものを用いることができるが、EPDM
の場合ポリオレフィン系液状接着剤のようなゴム用接着
剤が好ましい。なお、図2(a)〜(c)および図3
(a)では、理解を助けるために、接着剤層4、16お
よびプライマー層12は、実際の肉厚よりも厚く図示さ
れているが、実際にはいずれもが数十ミクロンメーター
(μm)程度の厚さで充分である。
【0020】接着剤層16を形成した芯材9は、移動中
に接着剤層16を風乾させ、第1の押出成形工程として
第1の押出成形型17に供給し、押出機18から塑性を
有し、加流剤を混練したゴム(EPDMを含む)等のエ
ラストマー材料(実施例ではEPDM)を95〜110
℃の温度まで加熱して押出して、図3(b)に示すよう
に接着剤層16上にエラストマー部20を押出成形し、
第1の押出成形材21を得る。エラストマー部20は、
芯材9の内側部9cおよび段差部9fに形成された接着
剤層16を覆う被覆部20aと、これから突出するシー
ルリップ20b、20cからなる。
【0021】第1の押出成形材21は加硫工程として加
硫槽22に導入し、エラストマー材の加硫温度(210
〜230℃)に加熱して、エラストマー部20を加硫す
る。加硫によりエラストマー部20の形状は変化せず同
形状を保つが、ゴム弾性が付与される。また芯材が金属
板の場合にはこの程度の加硫温度に加熱されても表面が
変色したり、あるいは形状が変化、物性が劣化したりす
ることはない。その後第1の押出成形材21は降温装置
23を通り、送風機から冷風を吹付けて所定温度まで冷
却される。
【0022】冷却により180〜190℃に降温した第
1の押出成形材21は、第2の押出成形工程として第2
の押出成形型25に供給し、押出機26から前記加硫温
度より低い温度(180〜190℃)に加熱した樹脂
(実施例ではPVC)を押出して、図4(a)に示すよ
うに、接着剤層4上に樹脂部27を押出成形し、第2の
押出成形材28を形成する。樹脂部27の樹脂はエラス
トマー部の加硫温度より低い軟化溶融温度を有する熱可
塑性樹脂を用い、加硫温度より低い温度で押出成形す
る。
【0023】形成された樹脂部27は、芯材9の頂部9
aおよび外側部9bに形成された接着剤層4を覆う被覆
部27aと、折曲部9eに形成された接着剤層4を覆う
緩衝部27bからなり、両者間の突出部9dは光輝部5
として残され、芯材9の地肌が露出している。
【0024】図4(b)は他の実施例を示す図1のF−
F断面図であり、第2の押出成形材28aは中空状のシ
ールリップ20dが形成されている他は図4(a)と同
形状とされている。このような押出成形材28aはシー
ルリップ20dを中空に形成する他は、前記実施例と同
様にして製造することができる。
【0025】上記のように形成された第2の押出成形材
28、28aは、冷却水槽29を通して冷却し、樹脂部
27を硬化させた状態で引取機30で引取り、切断機3
1で所定寸法に切断し、長尺複合トリム材(ベルトモー
ルディング)32を得る。
【0026】上記の方法ではエラストマー部20と樹脂
部27の成形を別々に行い、しかもエラストマー部20
の成形と加硫を行ったのち、加硫温度より低い温度で樹
脂部27の押出成形を行うことにより、加硫したエラス
トマー部20に影響を与えることなく、押出成形によっ
てエラストマーと樹脂の複合トリム材32を製造するこ
とができる。このように押出成形によりエラストマーと
樹脂の複合材を製造することにより、工程が簡単にな
り、接着強度、外観等の品質に優れた長尺複合トリム材
を得ることが可能になる。
【0027】上記の実施例では、高周波ヒータ13およ
び加硫装置22の後に降温装置14、23を設けたの
で、加熱された芯材9および第1の押出成形材21を冷
却して、接着剤塗布装置15および押出成形型17、2
5における塗布および押出温度に合わせることができ、
これらの処理における温度の影響を小さくすることがで
きる。すなわち、降温装置の調節により、次の工程にお
ける好ましい温度を得ることができる。
【0028】プライマー層12は接着剤層16と積層さ
れると全体としての膜厚が厚くなり芯材9の曲げ加工時
に剥離しやすくなるため、好ましい例としてプライマー
塗布装置11および接着剤塗布治具15をロール成形機
8の後に配置したが、場合によっては、例えば芯材9の
横断面形状が比較的単純で加工度合が少ないものではロ
ール成形機8の前に配置してもよい。また上記と逆の場
合にはロールコータ3をロール成形機8の後に配置し
て、接着剤層4をロール成形後に形成してもよい。
【0029】以上の実施例は車両のベルトモールディン
グの製造の例であるが、本発明は他の複合トリム材の製
造にも適用することができる。図5は他の例としてウエ
ザーストリップまたはウエルトに適用する場合の第2の
押出成形材を示す断面図である。この例でも第2の押出
成形材28bは横断面形状略U字状に形成された芯材9
に、エラストマー部20および樹脂部27が形成されて
おり、前記実施例とほぼ同様にして製造することができ
る。33は車体パネルであり、図5は製造されたウエザ
ーストリップまたはウエルトの取付状態を示している。
【0030】さらに他の複合トリム材を製造する場合
は、それぞれのトリム材の形状、構造に合わせて、ロー
ル成形および接着剤層4、16、プライマー層12、エ
ラストマー部20、樹脂部27等の形成方法を決めるこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】本発明の請求項1の長尺複合トリム材の
製造方法によれば、エラストマー部を押出成形して加硫
したのち、その加硫温度より低い温度で軟化して成形可
能な樹脂部を押出成形するようにしたので、特性の異な
るエラストマーおよび樹脂を用い、接着強度、外観等の
品質に優れる長尺複合トリム材を押出成形により容易に
製造することができる。
【0032】本発明の請求項2の製造方法によれば、芯
材にエラストマー部および樹脂部を形成するようにした
ので、芯材とエラストマーおよび樹脂が複合し、優れた
外観を有する長尺複合トリム材を製造することができ
る。
【0033】本発明の請求項3の製造方法によれば、金
属ストリップを折曲げ成形して芯材を形成するようにし
たので、任意の形状を有する芯材を形成し、外観の優れ
た長尺複合トリム材を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の長尺複合トリム材の製造方法を示す系
統図である。
【図2】(a)は図1のA−A断面図、(b)はB−B
断面図、(c)はC−C断面図である。
【図3】(a)は図1のD−D断面図、(b)はE−E
断面図である。
【図4】(a)は図1のF−F断面図、(b)は他の実
施例における図1のF−F相当断面図である。
【図5】他の実施例における図1のF−F相当断面図で
ある。
【符号の説明】
1 アンコイラー 2 金属ストリップ 3 ロールコータ 4、16 接着剤層 5 光輝部 6、13 高周波ヒータ 7、29 冷却水槽 8 ロール成形機 9 芯材 11 プライマー塗布治具 12 プライマー層 14、23 降温装置 15 接着剤塗布治具 17 第1の押出成形型 18、26 押出機 20 エラストマー部 21 第1の押出成形材 22 加硫槽 25 第2の押出成形型 27 樹脂部 28、28a、28b 第2の押出成形材 30 引取機 31 切断機 32 長尺複合トリム材
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の押出成形型でゴムを主体とするエ
    ラストマー材料を押出成形して所定横断面形状のエラス
    トマー部を形成し、第1の押出成形材を得る第1の押出
    成形工程と、 第1の押出成形材を加硫温度に加熱する加硫工程と、 加硫した第1の押出成形材を第2の押出成形型に供給
    し、前記加硫温度より低い温度で樹脂を押出成形して第
    1の押出成形材に所定横断面形状の樹脂部を形成し第2
    の押出成形材を得る第2の押出成形工程と、 第2の押出成形材を所定の長さに切断する切断工程とを
    含む長尺複合トリム材の製造方法。
  2. 【請求項2】 第1の押出成形工程は、芯材を第1の押
    出成形型に供給し、エラストマー材料を押出成形するよ
    うにした請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 第1の押出成形工程は、金属ストリップ
    を折曲げ成形した金属異形材からなる芯材を第1の押出
    成形型に供給し、エラストマー材料を押出成形するよう
    にした請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 加硫温度が180〜250℃である請求
    項1ないし3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 芯材が光輝金属板からなり、光輝金属板
    の一部がエラストマー部と樹脂部の少なくともいずれか
    により覆われるものである請求項2ないし4のいずれか
    に記載の方法。
JP7059126A 1995-03-17 1995-03-17 長尺複合トリム材の製造方法 Pending JPH08258106A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7059126A JPH08258106A (ja) 1995-03-17 1995-03-17 長尺複合トリム材の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7059126A JPH08258106A (ja) 1995-03-17 1995-03-17 長尺複合トリム材の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08258106A true JPH08258106A (ja) 1996-10-08

Family

ID=13104312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7059126A Pending JPH08258106A (ja) 1995-03-17 1995-03-17 長尺複合トリム材の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08258106A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001347604A (ja) * 2000-06-06 2001-12-18 Denki Kagaku Kogyo Kk 押出成形品及び自動車用モール
US6964799B1 (en) 1999-10-06 2005-11-15 Nippon Ply Co., Ltd. Shrinkage control material and elastomeric molding

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6964799B1 (en) 1999-10-06 2005-11-15 Nippon Ply Co., Ltd. Shrinkage control material and elastomeric molding
JP2001347604A (ja) * 2000-06-06 2001-12-18 Denki Kagaku Kogyo Kk 押出成形品及び自動車用モール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0160497B1 (ko) 복합 압출물 및 그 제조방법
US5013379A (en) Cohesive bonding process for forming a laminate of a wear resistant thermoplastic and a weather resistant rubber
US4913976A (en) Cohesive bonding process for forming a laminate of a wear resistant thermoplastic and a weather resistant rubber
US5489461A (en) Rubber layered structure and manufacturing process therefor
US8728367B2 (en) Process for producing linear profiles
JPS59187986A (ja) 窓孔への窓ガラスの取付け方法及びそれを実施するための窓ガラス
JPS61195820A (ja) 弾性ゴム及び弾性ゴム含有のエラストマーからなる充填細片及び類似輪郭素材の製造方法及びその実施のための押出し成形機
JPH0531785A (ja) ウエザーストリツプの製造方法
JPH03157238A (ja) 車両用のモールディング兼ウエザーストリップ
US20020109370A1 (en) Method of applying extruded profile to corners of a window glazing
WO2009103060A1 (en) Extrudable polymer for bonding metal to rubber and thermoplastic polymers
EP1238786B1 (en) Method for producing a plate-like body attached with a resin frame
JPH08258106A (ja) 長尺複合トリム材の製造方法
JP2007296669A (ja) 自動車用シール部材の製造方法
JP3343955B2 (ja) 芯金入りトリムの押出方法
JP2001212865A (ja) ゴム系内装材およびその製造方法
US6964799B1 (en) Shrinkage control material and elastomeric molding
JP3856851B2 (ja) 合成樹脂枠体付き窓体の製造方法
JP2640392B2 (ja) 自動車用ウェザーストリップ及びその製造方法
JPS60180812A (ja) 車両用モ−ルデイングの製造方法
JPH11180226A (ja) 自動車用ウエザストリップの製造方法
JPS63126727A (ja) 樹脂モ−ルの製造方法
JPH04296537A (ja) ウエザーストリップの製造方法
JPS5825945A (ja) 表面発泡層を有するゴム成形品の製造方法
JPS5820432A (ja) 表面発泡層を有するゴム成形品の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041005

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041203

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20051028

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20051028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060613